JPS60180406A

JPS60180406A - ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number: JPS60180406A
Application number: JP59035491A
Authority: JP
Inventors: 藤原　治雄
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-02-27
Filing date: 1984-02-27
Publication date: 1985-09-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は母線区分用ガス絶縁開閉装置において、特にガ
スしゃ断器の構成を改良したガス絶縁開閉装置に関する
。

［発明の技術的背明コの緊急時や系統上の対応のため、一つの主母線を分離す
る母線区分用ガス絶縁開閉装置が設けられている。

第１図はその回路図を示しており、分離された主母線１
．２間に母線区分用開閉装置３が接続されている。この
開閉装置３はしゃ断器ＣＢとこのしゃ断器ＣＢの両側に
接続される断路器ＤＳＩ。

ＤＳ２から構成されている。

第２図及び第３図と第４図及び第５図は第１図の回路図
を満足すべくそれぞれ構成された従来の異なる母線区分
用ガス絶縁開閉装置を示している。

第２図および第３図はしゃ断器容器の中心軸を付設面に
対して垂直に配置されたガスしゃ断器を用いた構成例で
第２図は平面図、第３図は側面図である。第２図及び第
３図に示すように分離された生母ｍ１，２は互いにその
容器の中心軸が平行になるように適宜の間隔を存し、か
つ各々の端部が一側方から見て重なるように付設面上に
配置されている。ガスしゃ断器ＣＢは主ｆｆｌ線２の端
部近梓Ｔ−士丹ｍ１とはＥ対価の伶習に垂直に配置され
ている。このガスしゃ断器ＣＢには容器周面の主母線２
側の上、下部にそれぞれ分岐部４．５が設けられており
、その上部の分岐部４には主母線２の上方をこの主母線
２と直交する方向に配設された接続母線６の一端部が接
続され、その他端部を垂直方向に配設された断路器ＤＳ
’１．接続母線７を介して主母線１の端部に接続し、ま
た、ガスしゃ断器ＣＢの下部の分岐部５は断路器ＤＳ２
を介して主母線２の端部に接続されている。

また第４図および第５図はしゃ断器容器の中心軸を付設
面に対して水平に配置されたガスしゃ断器を用いた構成
例で第４図はその平面図、第５図は側面図である。第４
図及び第５図に示すように、生母１＠１，２はそれぞれ
の容器の中心軸が同一線上になるように且つ、対向する
主母線１，２の端部間がし１５断器ＣＢの容器中心軸方
向長さ以上離間させて付設面上に配置されている。ガス
しゃ断器ＣＢはこの主母線１．２の端部間にしゃ断器容
器の中心軸を主母線１．２の容器中心軸と平行になる様
に配置されている。このガスしゃ断器ＣＢにはその両端
部近傍の容器周面に上向きにした分岐部４．５が設けら
れており、これら両分峡部４゜５はそれぞれ断路器ＤＳ
１゜ＤＳ２および垂直方向に配設された接続回線６，７
を介して主母線１および主母線２に接続されている。

［背景技術の問題点］しかしながら、このような構成を有する従来の母線区分
用ガス絶縁開閉装置では、次のような欠点がある。

第２図および第３図で示した構成例ではガスしゃ断器Ｃ
Ｂと主母線１の間に主母線２が存在するため、ガスしゃ
断器ＣＢの上部分岐部４と断路器ＤＳ１の間に接続母線
６が必要となる。またしゃ断器の高電圧化によりガスし
ゃ断器ＣＢの軸長が増加すると、接続母Ｉ！１ｌ１７の
軸長も増加し経済的に不利になる。さらに、しゃ断路Ｃ
Ｂの上部、下部分岐部４．５がガスしゃ断器ＣＢの容器
周面に同一垂直線上で同一方向に向けて設けられている
ため、ガスしゃ断器ＣＢの高さＨｌが高くなり、地震な
どの際に受ける応答加速度及び変位が非常に大きくなる
。そこで、従来ではこの欠点を補なうため、剛性の大き
い支持架橋を設【ブて、地震時の応答加速度および変位
が最小限に抑えられるように全体を強固なものとしてい
た。このため、支持架構としては大型で重量の大きなも
のが要求され、カス絶縁間開装置全体の大型化や設備の
複雑化を招き、経済的にも多大な費用を要していた。

また、第４図および第５図で示した構成例では、主ｆｆ
ｉ線１．２の対向づる端部間の距離Ｌ１がガスしゃ断器
ＣＢの容器の中心軸長以上離なす必要が有るため変電所
全体の据付面積が大きくなり、近年需要の増加している
都市部等に設置される変電所等で）は用地面積か限られ
ているため、変電所全体の構成上から見て不利である。

［発明の目的１本発明は上記の様な欠点を解消するためになされたもの
で、その目的は、大型の支持架構を使用せずに優れた１
！ｉ１４震性を確保でき、また据付面積の小さい経済的
に有利なガス絶縁開閉装置を提供す［発明の概要］本発明によるガス絶縁開閉装置は、かかる目的を達成す
るためガスしゃ断器に設けられる第１および第２の分岐
部をしゃ断器容器の中心軸線と直交するほぼ同一水平面
上に配設し、かつ、その２つの分岐部の中心軸線がしゃ
断器容器の中心軸線に対して直交する仮想線の片側の範
囲内に予定の角度を存して拡がるように形成することに
より、しゃ断器高さが低くなるようにしたものである。

［発明の実施例］以下、本発明の一実施例を第６図〜第９図に基づいて説
明する。第６図および第７図は本発明によるカス絶縁開
閉装置の構成例を示すもので、第６図はその平面図、第
７図は側面図である。

第６図および第７図に示すように分離された主母線１．
２はそれぞれの容器の中心軸が同一軸線上になるように
且つ対向する主母線１，２の端部、Ｆ間が据付片に必要とする距離を隔てて付設面上に配置さ
れている。またこれら主母線１．２の端部５を設（）た
カスしゃ断器ＣＢが付設面上に対（）て容器の中心軸が
垂直になるように配置されている。

さらに主母線１．２の咽部近傍の上部にはそれぞれ断路
器ＤＳ１．ＤＳ２が配設され、さらに計器用変流器ＣＴ
１．、ＣＴ２および接続母線８．９を介して前述したノ
Ｊスしゃ断器ＣＢの二つの分岐部４．５に接続されてい
る。

このしゃ断器ＣＢ　Ｉｃ設けられた２つの分岐部４゜５
は、第６図の平面図の如く、しゃ断器容器の中心軸線に
対して直交するほぼ嘴一平面上に設けられ、且つ、これ
ら分岐部４，５と主母線１，２とを接続する接続母線８
，９が同一方向になる様に、しゃ断器ＣＢの容器より分
岐部４．５の先端が広がった適当な角度をもって形成さ
れている。即ち、しゃ断器ＣＢに設けられた２つの分岐
部４．５は、第８図の如く、しゃ断器容器の中心軸１０
に対してこの中心軸１０に直交する仮想線の片側の範囲
内に位置して必要な角度だけずらして配設されている。

次に、上記の様なガス絶縁開閉装置に用いられるガスし
ゃ断器ＣＢの具体的構成の一例を第９図及び第１０図に
示す。

主母線１に接続されている分岐導体１１ａは、分岐部４
に設けられた絶縁スペーサ１２により支持されて、しゃ
断器ＣＢ内に導入されている。この分岐導体１１ａは、
しゃ断器ＣＢ内にその軸方向に沿って配置した筒形導体
１１ｂに接続されている。この筒形導体１１１〕の内側
には、支持絶縁筒１３によってしゃ断器容器に固定され
た固定電極１４が配設され、前記分岐導体１１ａは筒形
導体１１ｂを介してこの固定電極１４に接続されている
。

この固定電極１４との接続をしい断する可動電極１５は
、可動側導体部１６に対し）囲動自在に組合わされ、こ
の可動側導体部１６は絶縁筒１７によて操作機構ケース
１８に絶縁状態で固定されている。この操作機構ケース
１８内には操作シリンダ１９が配設されており、この操
作シリンダ１９が絶縁Ｏラド２０を介して可動電極１５
と連結されている。更に、可動側導体部１６には、主ｍ
線２に接続づる分岐導体２１が接続されており、こ・　
の分岐導体２１は、第２の分岐部５に設けられた絶縁ス
ペーナ２２により支持されている。

この様な構成の本発明の母線区分用ガス絶縁開閉装置に
おいては、しゃ断器に設けられる２つの分岐部がしゃ断
器容器の中心軸線に対して直交するほぼ同一水平面上に
配設し、かつしゃ断器容器の中心軸線に対し予定角度広
がるように形成しであるのでじゃ皿型の高さＨ２を非常
に低く設定できる。従って、従来用いられていた大型の
支持架溝を用いることなく地震などの際に生ずる応答加
速度及び変位を最小限に抑えることができる。また、分
離された二つの主母線間にし１５断器を配置されないた
め、主母線端部間の距離Ｌ２を短かくすることができ、
変電所全体の据付面積を小さくできる。

［発明の効果］以上述べたように本発明によれば、しゃ断器高さの低い
小型で耐震性に優れた構成になし得るとともに据付面積
を小さくできる経済的に優れたガス絶縁開閉装置を提供
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一般変電所における母線区分用カス絶縁開閉装
置の単一線結線図、第２図〜第５図は第１図の単線結線
図に相当する従来の異なる母線区分用カス絶縁開閉装置
の構成例をそれぞれ示し、第２図、第４図は平面図、第
３図、第５図は側面図、第６図および第７図は本発明の
母線区分用ガス絶縁開閉装置の一実施例を示す平面図お
よび側面図、第８図は第７図をＡ矢視方向より見た側面
図、第９図は同実施例におけるしゃ断器の横断面図、第
１０図は第９図にお【プるＢ−（、−Ｄ線の縦断面図で
ある。ＣＢ・・・しゃ断器、ＤＳｌ、ＤＳ２・・・断路器、Ｃ
Ｔ１．ＣＴ２・・・計器用変流器、１，２・・・主母線
、３・・・母線区分用間ｒ１′Ｉ装置、４，５・・・分
岐部、６〜９・・・接続母線、１０・・・しゃ断器容器
の中心軸、１１ａ・・・分岐導体、１１ｂ・・・筒形導
体、１２・・・絶縁スペーサ、１３・・・支持絶縁筒、
１４・・・固定電極、１５・・・可動電極、１６・・・
可動側導体、１７・・・絶縁筒、１８・・・操作機構ケ
ース、１つ・・・操作シリンダ２０・・・絶縁ロンド、
２１・・・分岐導体、２２・・・絶縁スペーサ、Ｈｌ、
Ｈ２・・・し中断器の高さ、Ｌｌ。Ｌ２・・・主母線の端部間距離。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦第１図第４図第５図第６図第８図

Claims

【特許請求の範囲】

ガスしゃ断器にその容器に設けられた第１および第２の
分岐部を介して他のガス絶縁機器を接続して成るガス絶
縁開閉装置において、前記第１および第２の分岐部をし
ゃ断器容器の中心軸線方向と直交するほぼ同一水平面上
に配設し且つこれら第１および第２の分岐部をその中心
軸線がしゃ断器容器の中心軸線に対して直交する仮想線
の片側の範囲内に予定の角度をもって拡がるように形成
したことを特徴°とするガス絶縁開閉装置。