JPS6126411A

JPS6126411A - ガス絶縁開閉装置

Info

Publication number: JPS6126411A
Application number: JP14327084A
Authority: JP
Inventors: 土田　弘明
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1984-07-12
Filing date: 1984-07-12
Publication date: 1986-02-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、Ｓ　Ｆ６ガス等の絶縁性ガスを使用したガス
絶縁開閉装置に関づ−るものであって、特にしゃ断器の
口出し部及びその設置方向に改良を施すことによって、
装置の配置構成をより小型・縮小化したものに係る。

［発明の技術的背景］ガス絶縁開閉装置は、Ｓ　Ｆ６ガス等の絶縁性ガスの封
入された容器内に装置不休が収納された電気機器で、絶
縁性能及び小型化の点で長所を有する為、特に、用地の
入手難や塩害等の対応策を要求される大都市や臨海地区
の変電所、開閉所等の構成機器として採用されている。

この種のガス絶縁開閉装置は、従来、より一層の小型化
と信頼性向上並びに保守の簡素化の要求に応じて、しゃ
断器及び断路器その他の所用機器を立体的に配置するこ
とにより、敷地面積の縮小化が図られている。

ところで、変電所、開閉所等においては、送電系統の安
定化を図る為に、母線を２系統としたいわゆる二重母線
方式が採用されており、この様な二重母線から架空電線
に対して送電系統を引出す為に、その容量に応じた適当
数のしゃ断器や断路器を用いたガス絶縁開閉装置が使用
されている。

この種のガス絶縁開閉装置として、第６図の単線結線図
に示す様な、２系統の主母線間に３台の断路器を設け、
これらの断路器の間からライン側とバンク側の回線を引
出したものが知られている。

同図において、２系統の主母線ＢＬＩＳＩ、５ｕＳ２の
間に３台の断路器ＤＳＩ、ＤＳ２．ＤＳ３が配設されて
いる。まず、ライン回線側は、断路器ＤＳ１と断路器Ｄ
Ｓ２の中間部より引出され、変流器ＣＴＩを介してしゃ
断器ＣＢ１に接続され、このしゃ断器ＣＢ１より更に変
流器ＣＴ２、断路器ＤＳ４を介し、ガスブッシングＢＧ
及び避雷器ＬＡに接続されている。そして、このガスブ
ッシングＢＧと断路器ＤＳ４との間には、ガスブッシン
グＢＧと避雷器ＬＡ間を分岐して、ライン側接地装＠Ｅ
ＳＩと計器用変流器ＰＴが接続されている。一方、バン
ク回線側は、断路器ＤＳ２と断路器ＤＳ３の中間部より
引出され、変流器ＣＴ３を介して、しゃ断器ＣＢ２に接
続され、更に、変流器ＣＴ４を介して接地装置ＥＳ２、
ケーブルヘッドＣＨに接続されている。

［背景技術の問題点］ところで、この様なガス絶縁開閉装置における各機器の
一般的な配置構成としては、第７図に示す様なものが知
られている。

即ち、据付面に固定された主母線５ＵＳ１と主母線ＢＵ
Ｓ’２との間には、これらの主母線と同じ水平面上に、
３台の断路器ＤＳ１〜ＤＳ３が一直線に並べて固定され
ており、また、主母線ＢＵＳ１とＢＵＳ２の外側の断路
器の延長線上には、しゃ断器ＣＢ１及びしゃ断器ＣＢ２
が、同様に水平方向に配置され、このしゃ断器ＣＢ１．
ＣＢ２には、夫々２箇所の口出し部２１〜２４が、上方
に向けて設けられている。

しかしながら、この様な構成では、横置型で安定性があ
り、耐震性には優れているものの、余りにも平面的な配
置であり、機器の据付面積が膨大なものになってしまう
上、断路器としゃ断器との各接続箇所には、接続用の母
線２５が必要であり、そのスペースもかなりの大きさと
なる為、装置全体の設置スペースが大幅に拡大してしま
う欠点があった。

［発明の目的］本発明は、上述の如き従来のガス絶縁開閉装置の欠点を
解消する為に提案されたもので、その目的は、特に２系
統の主母線の間に３台の断路器を設けたガス絶縁開閉装
置において、配置構成に改良を施し、接続母線を減少し
てスペースのより立体的な有効利用を可能とすることに
より、設置スペースを大幅に縮小したガス絶縁開閉装置
を提供することである。

［発明の概要コ本発明のガス絶縁開閉装置は、ライン回線側とバンク回
線側の２台のしゃ断器を、その据付面に対して垂直に配
置し、この２台のしゃ断器には、夫々３箇所の接続用の
口出し部を水平方向に設けることにより、接続母線を減
少させ、機器の立体的な配”置構成を可能としたもので
ある。

そして、この２台のしゃ断器の口出し部のうち、特に最
上部の口出し部については、これらを同軸上に対向させ
て設けた上で、この間を１台の断路器を介して接続する
ことにより、これらの機器を強度に優れた門形に形成し
た為、耐震性も充分に保持されている。

［発明の実旅例コ以下、本発明の一実施例を第１図を参照して、具体的に
説明する。

第１図において、２系統の主母線ＢＵＳ１．ＢＵＳ２の
外側には、ライン回線側及びバンク回線側のしゃ断器Ｃ
Ｂ１．ＣＢ２が、夫々垂直方向に設置されている。この
しゃ断器ＣＢ１．ＣＢ２には、内側上部、内側中央部（
主母線高さ）、及び外側下部の計３箇所に夫々口出し部
１〜６が設けられている。内側上部の冬目出し部１，４
は、主母線より一段上の同軸上に対向して設けられ、こ
の間に断路器ＤＳ２が、接続母線７を介して接続されて
いる。そして、この接続により、これらのしゃ断器ＣＢ
１．、ＣＢ２、及び断路器ＤＳ２とにより、門形が形成
きれている。また、内側中央部の各日出し部２，５は、
夫々断路器ＤＳ１．ＤＳ３と一括収納された主母線ＢＵ
Ｓ１．ＢＵＳ２に接続されている。従って、断路器ＤＳ
２を中心とした列と、この主母線ＢＵＳ１．ＢＵＳ２と
が上下に立体的に配置されている。一方、外側下部の口
出し部３，６は、夫々ライン回線側及びバンク回線側の
変流器ＣＴ２．ＣＴ４に接続されている。

ライン回線側の変流器ＣＴ２には、上下に分岐した計器
用変圧器ＰＴと接地装置ＥＳ１が、断路器ＤＳ４を介し
て接続され、更にその延長線上に、ガスブッシングＢＧ
と、避雷器ＬＡが上下に接続されている。このガスブッ
シングＢＧは、図示しない架空線に接続され、避雷器Ｌ
Ａにてサージ抑制が行なわれる様になっている。また、
バンク回線側の変流器ＣＴ４には、接地装置ＥＳ２及び
ケーブルヘッドＣＨが接続されている。

ところで、しヤ断器ＣＢ１．ＣＢ２と主母線ＢＵＳ１．
ＢＵＳ２との間に設置される変流器ＣＴ１、ＣＴ３は、
第２図に示す様に、しゃ断器ＣＢ１、ＣＢ２内に収納さ
れている。

即ち、しゃ断器ＣＢ１のタンク１１内には、支持絶縁物
１２を介して固定された導体１３が、上下方向に配設さ
れており、導体１３の下部には、しゃ断部１４が設けら
れ、その上部に変流器ＣＴ１が設置されている。この導
体１３は、更に変流器ＣＴ１の上部にて主母線側に曲が
った後、上下に分岐しており、夫々の口出し部１．２よ
りスペーサ１５を介して、他のタンク内の導体１３′と
接続されている。

以上の様な構成を有する本発明の作用は次の通りである
。

即ち、しゃ断器ＣＢ１．ＣＢ２をその据付面に対して垂
直に配置し、夫々３箇所の接続用の口出し部１〜６を水
平方向に設けたことにより、断路器等の機器を上下に接
続できる為、スペースを有効に活用できる。従って、装
置全体の小型化が可能であり、設置スペースを大幅に縮
小できる。また、最上部の口出し部１．４を同軸上に対
向させて設け、この間を１台の断路器を介して接続して
門形を形成することにより、小型化に加えて耐震的にも
優れた強度が得られる。

なお、本発明は　第１図の実施例に限定されるものでな
く、例えば、第３図に示す様にバンク回線側をライン回
線側と同様にブッシング引込み式で構成しても良い。ま
た、第４図に示す様にライン回線側、バンク回線側共に
ケーブルヘッドで引込む構成も可能であり、この場合、
同図に示す様にケーブルの引込みをしゃ断器ＣＢＩ、Ｃ
Ｂ２の内側で一箇所にまとめて構成Ｊれば、より一層の
小型化が可能である。更に、第５図の様に、一方のしゃ
断器ＣＢ１の中央部の口出し部２の位置を外側にして、
断路器ＤＳ１と主母線Ｂｕｓ１をし１ｂ断器ＣＢ１の外
側に接続すれば、しゃ断器ＣＢ１、ＣＢ２間が短縮でき
、更に装置全長を小型化できる上、接続母線７が不要に
なり、より簡略で無駄のない配置構成ができる。

ところで、前記実施例では、いずれもしゃ断器の内部に
変流器を収納しているが、本発明はこれに限らず、変流
器を独立して設けても、同様な作用効果が得られるもの
である。

［発明の効果］以上述べた通り、本発明によれば、特にし１５断器に着
目した構成の改良により、立体的な配置構成によるスペ
ースのイｉ効活用が可能となり、ガス絶縁開閉装置全体
を小型・簡略化して、設置スペースを縮小でき、しかも
、しゃ断器同士を門形に接続しに構成により、耐震性に
も優れｌ〔ガス絶縁開閉装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は、夫々木発明によるガス絶縁開閉装
置の実施例を示す図で、第１図は一実施例を示す正面図
、第２図は、本発明に使用されるしゃ断器の一実施例を
示す断面図、第３図乃至第５図は、夫々異なる実施例を
示づ正面図であり、第６図はガス絶縁開閉装置の配置構
成の一例を示す単線結線図、第７図は第６図に示した配
置構成を有する従来のガス絶縁開閉装置の一例を示す正
面図である。１〜６，２１〜２４・・・口出し部、７．２５・・・接
続母線、１１・・・しゃ断器タンク、１２・・・支持絶
縁物、１３．１３−・・・導体、１４・・・しゃ断部、
１５・・・絶縁スペーサ、ＢＵＳｌ、”ＢＵＳ２・・・
主母線、ＤＳＩ〜ＤＳ４・・・断路器、ＣＢ１．ＣＢ２
・・・しゃ断器、０丁１〜ＣＴ４・・・変流器、ＰＴ・
・・計器用変圧器、ＥＳＩ、ＥＳ２・・・接地装置、Ｂ
Ｇ・・・ガスブッシング、ＬＡ・・・避雷器、ＣＨ・・
・ケーブルヘッド。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）２系統の主母線の間に３台の断路器を配置し、こ
れらの断路器の間にライン回線側とバンク回線側の２台
のしゃ断器を接続して夫々の回線を引き出したガス絶縁
開閉装置であって、２台のしゃ断器をその据付面に対して垂直に配置し、こ
の２台のしゃ断器には夫々３箇所の接続用の口出し部を
水平方向に設け、これら３箇所の口出し部の内最上部の
口出し部は同軸上に対向させて配置し、この間を１台の
断路器を介して接続したことを特徴とするガス絶縁開閉
装置。
（２）しゃ断器が、そのタンク内部に変流器を内蔵した
ものである特許請求の範囲第１項記載のガス絶縁開閉装
置。