JPS5886810A - ガス絶緑開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発、明の技術分野 本発明は、ガス絶縁開閉装置に関するものであって、特
に二重母線の問からラインフィーダやバンクフィーダ等
の回線を引出す為のガス絶縁開閉装置に係る。

発明の技術的背影 最近の様に超高圧送電が実施されると、各電気所設備に
おける大容量化及び高度の信頼性が要求されることにな
る。その為、母線構成としては二重母線方式が採用され
、これによって片側母線が故障の際は他方の母線に切換
えて受送電したり、片側母線を点検補修する時無停電で
負荷を切換えて受送電できる様にして、母線系統の信頼
性を向上させる様にしている。また、二重母線の間から
ラインフィーダやバンクフィーダ等の回線を取出す場合
には、開閉設備としてＳ２ガス等の絶縁ガスを使用した
ガス絶縁開閉装置を使用することによって、開閉機器の
充電部の絶縁耐力を向上させ２− 開閉機器の大容量化及び小型縮小化を図る様にしている
。

ところで、この様な二重母線から各回線を引出す場合に
は、引出し部分に設けるしゃ断器（ＣＢ’）の数によっ
て、２ＣＢ回線或いは１ＣＢ回線が使用される。その−
例を第１図乃至第４図に示す従来型によって説明する。

この従来型は左側回線を２ＣＢ回線、右側回線を１ＣＢ
回線としｑものであ゛つて、主母線１ａ。

１ｂは３相一括母線であり、これに接続される他の機器
は単相機器で構成されている。

２ＣＢ回線は、主母線１ａ、ｌｂ上に断路器２ａ、２ｂ
が配置され、この断路器２ａ、２ｂの横目出し部に貫通
形変流器３ａ、３ｂを介して縦形しゃ断器４ａ、４ｂの
下口出し部が接続されている。縦形しゃ断器４ａ、４ｂ
の上口出し部は貫通形変流器５ａ、５、ｂを介して継ぎ
母線６に接続され、ここで主母線１ａ側と主母線１ｂ側
とが一体に接続され、更に断路器７及び継ぎ母線８を介
して引出し用のブッシング９に接続されている。

−３− 一方、１ＣＢ回線は、主母線ｌａ、１ｂの上に断路器１
０ａ、１０ｂが配置され、これら断路器１０ａ、１０ｂ
とが横目出し部部分で接続されると共に、断路器１０ｂ
の反対側の横目出し部に貫通形変流器１１を介して縦形
しゃ断器１２の下口出し部が接続されている。そして、
縦形しゃ断器１２の上口出し部には、貫通形変流器１３
、継ぎ母線１４、断路器１５及び継ぎ母線１６を介して
ブッシング１７が接続されている。

背影技術の問題点 ところで、この様にして二重母線から回線を引出した場
合に、各回線のブッシング９．１７は、それぞむこれに
接続する架空線相互間の必要距離を確保する為に一定の
間隔を保って設ける必要がある。その為、前記従来型技
術の様に２０肖回線と１０８回線とをそれぞれ別個に主
母線１ａ、１ｂから引出す様にすると、どうしても装置
全体の設置面積が広くなる欠点があった。また、各相の
ブッシングの間隔を確保する為には、これと主母線とを
接続する継ぎ母線の長さが長くなり、また−　　４　− その屈曲が多くなって全体の配置が複雑化する欠点もあ
った。

更に、従来型に使用されている縦形しゃ断器は上下の口
出し部が同じ側に設けられている為、しゃ断器とブッシ
ングとは母線を挾んで配置しなければならず、しゃ断器
とブッシングを結ぶ継ぎ母線の長さも大きくなるもので
あった。その上、縦形しゃ断器の様に重量も多く高さの
あるものを狭い基礎上に配置すると、耐震性が劣るとい
う不都合もあった。

発明の目的 本発明の目的は、全体の設備面積が少なく、しかも継ぎ
母線の短縮並びに直線化を図ることにより構造の単純化
を達成する様にしたガス絶縁開閉装置を提供することに
ある。

発明の概要 本発明のガス絶縁開閉装置は、左右の主母線に対し直交
する様に継ぎ母線を配置し、この継ぎ母線の両端に左右
の回線用の横形しゃ断器を配置して、左右の回線を一体
化する様にしたものである。

−５− 発明の実施例 以下、本発明の実施例を第５図、第６図により具体的に
説明する。

この実施例は、左側回線を２ＣＢ回線、右側回線を１Ｃ
Ｂ回線としたものであって、左右の主母線１ａ、１ｂに
はそれぞれ直交する様に継ぎ母線２０ａ　、２０ｂが接
続されている。

この継ぎ母線２０ａ　、２０ｂの２ＣＢ回線側の端部に
は断路器２ａ、２ｂが接続されており、この新路器２ａ
、２ｂは貫通形変流器３ａ、３ｂを介して横形しゃ断器
２１ａ、２１ｂの主母線側口出し部に接続されている。

横形しゃ断器２１ａ。

２１ｂの反対側の口出し部には、貫通形変流器５ａ、５
ｂを介して継ぎ母線２２が接続され、この継ぎ母線によ
って土丹１１ａ側と１ｂ側とが一体に接続された後、更
に新路器７を介してブッシング９に接続されている。

一方、前記継ぎ母線２０ａ　、２０ｂの１０８回線側の
端部には、それぞれ断路器１０ａ、１０ｂが接続され、
更にとの断路器１０ａ、１０ｂに接−６− 続された継ぎ母線２３により主母線１ａ側と１ｂ側とが
一体化された状態で、貫通形変流器１１を介して横形し
ゃ断器２４の主母線側口出し部に接続されている。横形
しゃ断器２４の反対側の口出し部には、貢通形変流器１
３を介して新路器１５が接続され、この断路器１５に継
ぎ母線２５を介してブッシング１７が接続されている。

本実施例は、主母線１ａ、１ｂに対し直交する様に継ぎ
母線２０ａ、２・ｏｂを設け、この継ぎ母線の両端にそ
れぞれ横形しゃ断器を介して回線を引出す様にしたもの
である。従って、この継ぎ母線２０ａ、２０ｂの存在に
より、左右の回線を主母線１ａ、１ｂを挾んで対称形に
配置することが可能となり、その結果、主母線と各ブッ
シング９．１７との間に設ける継ぎ母線を直線状の短い
ものとすることができる。また、継ぎ母線２０８．２０
ｂの両端に接続するしゃ断器として、横形しゃ断器を使
用し且つこの横形しゃ断器を継ぎ母線２０ａ、２０ｂと
同じ方向（母線１ａ、１ｂと直角方向）に配置したので
、第６図側面図に示す様に−７− 継ぎ母線２０ａ　、２０ｂや断路器等の各機器をすべて
同じ＾さにしかも水平に配置することが可能となり、装
置全体の構成の単純化が達成できる。

更にまた、しゃ断器として横形しゃ断器を用いた為、従
来型の縦形しゃ断器に比較してその重心が低くなり、基
礎も広く取れるので耐震性が向上する。

本発明は、第５図、第６図の実施例に限定されるもので
はなく、母線を挾んで配置する左側回線と右側回線を第
７図、第８図の如く双方共２ＣＢ回線とすることも可能
である。また、双方の回線を共に１０８回線としても良
い。更に、図示の実施例はいずれも主母線を３相−話形
とし、これに接続する機器を単相形としたが、主母線に
接続する回線側の機器をも３相−話形することも可能で
ある。

発明の効果 以上の通り本発明は、主母線と直交して継ぎ母線を設け
ると共に、その両端に横形しゃ断器をそれぞれ配置した
ものであるから、主母線の両側に−８− 右側回線と左側回線とを一体的に配置することが可能と
なる。その結果、各機器を接続する継ぎ母線の本数や長
さが低減され、装置全体の構成の単純化且つ小型化が可
能となる。

【図面の簡単な説明】 第１図は従来型ガス絶縁開閉装置の一例を示す単線結線
図、第２図は同上平面図、第３図は第２図Ａ−Ａ線の矢
−溶固、第４図は第２図Ｂ−Ｂ線の矢視図、第５図は本
発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を示す平面図、第６
図は同上側面図、第７図は本発明の他の実施例を示す平
面図、第８′図は同上側面図である。 １ａ、１ｂ・・・主母線、２ａ、２ｂ、１０ａ、１０ｂ
、１５・・・断路器、３ａ、３ｂ、５ａ、５ｂ。 １１．１３・・・貫通形変流器、４ａ、４ｂ、１２・・
・縦形しゃ断器、６．８．１４．１６．２０ａ　。 ２０ｂ　２２．２３．２５・・・継ぎ母線、９．１７・
・・ブッシング、２１ａ　、２１ｂ　、２４・・・横形
しゃ断器。 −９− 第１図 第２図 Ｂ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　８第３図 第４図 Ｑ−Ｇ 第５図 第６図 第７図 第８図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）　二重母線より右側回線と左側回線とを断路器及
   びしゃ断器を介して引出す様にしたガス絶縁開閉装置に
   おいて、各主母線に対し直交方向に継ぎ母線が接続され
   、この継ぎ母線の右側端部に新路器を介して横形しゃ断
   器が接続されていると共に、前記継ぎ母線の左側端部に
   は同じく新路器を介して横形しゃ断器が接続されて、右
   側回線と左側回線とが一体化されていることを特徴とす
   るガス絶縁開閉装置。
2. （２）　右側回線または左側回線の少なくとも一方が２
   基のしゃ断器を介して二重母線から回線が引出されてい
   る特許請求の範囲第１１ｉ記載のガス絶縁開閉装置。
3. （３）　右側回線と左側回線の少な（とも一方が１基の
   しゃ断器を介して二重母線から回線が引出されている特
   許請求の範囲第１項記載のガス絶縁−１− 開閉装置。