JPS60178866A - 新規な3−カルバモイルオキシメチル−2−フエニルキノリン誘導体 - Google Patents

新規な3−カルバモイルオキシメチル−2−フエニルキノリン誘導体

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JPS60178866A
JPS60178866A JP3252484A JP3252484A JPS60178866A JP S60178866 A JPS60178866 A JP S60178866A JP 3252484 A JP3252484 A JP 3252484A JP 3252484 A JP3252484 A JP 3252484A JP S60178866 A JPS60178866 A JP S60178866A
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JP
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compound
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Pending
Application number
JP3252484A
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English (en)
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Masayuki Ishikawa
正幸 石川
Akiko Sugimoto
杉本 昭子
Shigeru Ito
茂 伊藤
Hiroshi Azuma
洋 東
Soyao Moriguchi
森口 征矢生
Hisashi Ebisawa
海老沢 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 (式中R1及びR3は低級アルキル基、R2は直鎖状も
しくは分岐状のアルコキシカルボニル基を意味し、そし
てR,、F(、及びR3はこの順序でそれぞれ5位、6
位及び7位あるいは6位、7位及び8位に結合しており
、山は水素原子又は〕・ロゲン原子、R6は直鎖状もし
くは分岐状のアルキル基を意味する)で表わされる6−
カルパモイルオキシメテルー2−フェニルキノリン誘導
体、その製法及び用途に関する。
さきに本発明者らは2−カルバモイルオキシメf#−3
−フェニル−4−キナゾロン誘導体が強い降圧作用を有
し、血流改善剤又は血圧降下剤として有用であることを
見出した(特開昭57−118570号及び特開昭58
−23678号各明細書参照)。
本発明者らはさらに研究を重ねた結果、一般式Iで表わ
される新規化合物を創製し、このものが、前記の明細書
に記載の化合物と同等ないしそれ以上に強い血圧降下作
用を有し、かつまた予想外にも、強い血小板凝集抑制作
用を併せもつことを見出した。
式■の化合物は、一般式 (式中式、R7、R3及び瓜は前記の意味を有する)で
表わされる6−ヒドロキシメチル−2−フエ法としては
、次式 %式%( で表わされるイソシフート又は次式 I RsNH−C−CL (■) (式中R,は前記の意味を有する)で表わされるカルバ
ミン酸誘導体を所望により脱塩酸剤の存在下に作用させ
るか、あるいは次式 %式%() (式中又はハロゲン原子、低級アルコキシ基又は置換基
を有していてもよいアリールオキシ基を示ず)で表わさ
れる化合物を脱塩酸剤の存在下に作用させ、次いで又は
同時に次式 %式%(1 (式中R6は前記の意味を有する)で表わされるアミン
を作用させることができる。反応は次式により示される
R。
(n)(ff) (vl) 出発物質として用いられる式■の化合物は、例えば下記
の方法により得られる。5−アルコキシカルボニル−2
−ホルミル−4,6−シメチルアニリン誘導体に塩基の
存在下にベンゾイル酢酸エチル誘導体を縮合させ、得ら
れる7−アルコキジカルボニル−6−エトキシカルボニ
ルー6.8−ジメチル−2−フェニルキノリン誘導体を
水酸化カリウムで加水分解して、7−アルコキジカルボ
ニル−6−カルポキシー6.8−ジメチル−2−フェニ
ルキノリン誘導体を製造す(2) る(昭和59年2月17日付特許出へ明細書参照)。次
いでこのカルボキシ体ニトリエチルアミンの存在下にク
ロルギ酸エチルを作用させ、得られる生成物を金属水素
化硼素で還元する(昭和59年2月20日付特許出願明
細書参照)。
式Hの化合物としては、例えば下記のもσ刀tアケられ
る。7−エトキシカルボニル−6−ヒドロキシメチル−
6,8−ジメチル−2−フェニルキノリン、6−ヒトロ
キシメチルー7−メトキシカルボニルー6.8−ジメチ
ル−2−フェニルキノリン、3−ヒドロキシメチル−6
,8−ジメチル−7−ブロボキシカルボニルー2−フェ
ニルキノリン、6−ヒトロキシメチルー7−イングロポ
キシカルボニルー6.8−ジメチル−2−フェニルキノ
リン、7−ブトキシカルボニル−6−ヒドロキシメチル
−6,8−ジメチル−2−フェニルキノリン、6−ヒト
ロキシメチルー7−インブトキシカルボニルー6.8−
ジメチル−2−フェニルキノリン、2−(2−16−又
ハ4− クロロフェニル)−6−ヒトロキシメチルー7
−エトキシカルボニルー6.8−ジメチルキノリン、2
− (2−16−又は4−クロロフェニル)−6−ヒト
ロキシメチルー7−メトキシカルボニルー6.8−ジメ
チルキノリン、2−(2−16−又は4−クロロフェニ
ル)−6−ヒトロキシメチルー7−プロボキシカルボニ
ルー6.8−ジメチルキノリン、2−(2−16−又は
4−クロロフェニル)−6−ヒトロキシメチルー7−イ
ソプロボキシカルボニルー6.8−ジメチルキノリン、
7−プトキシカルボニルー2−(2−16−又は4−ク
ロロフェニル)−6−ヒトロキシメチルー6.8−ジメ
チルキノリン、2−(2−16−又は4−クロロフェニ
ル)−6−ヒトロキシメチルー7−インブトキシカルボ
ニルー6.8−ジメチルキノリン及び2−(2−13−
又は4−ブロモフェニル)−7−エトキシカルボニル−
6−ヒドロキシメチル−6,8−ジメチルキノリンなど
アネート、イソプロビルイソシアネート、ブチルイソシ
アネート及びインブチルインシアネートなどがあげられ
る。
式■のカルバミン酸誘導体としては、例えばN−メチル
カルバモイルク口IJ)”、N−エチルカルバモイルク
ロリド、N−プロピルカルバモイルクロリド、N−イン
プロビルカルバモイルク凸リド、1寸−ブチルカルバモ
イルクロリド、N−イソブチルカルバモイルクロリド及
びN−メチルカルバモイルブロミドなどがあげられる。
式■の化合物に弐Iのインシアネ−1−,4≠゛ 又は
式IVのカルバミン酸誘導体 を作用させるに際しては、式1の化合物1モルに対し、
式■又は■の化合物を1〜5モル、好ましくは12〜2
モルの割合で用い、溶剤又は希釈剤中で反応させること
が好ましい。
溶剤又は希釈剤としては、普通の不活性有機溶媒、例;
z−ハヘンゼン、トルエン、n−ヘキサン、シクロヘキ
サン、クロロホルム、クロロベンゼン、ジオキサン、エ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、ピリ
ジン、アセトニトリルなど並びにこれらの混合物が用い
られる。
反応時間は室温ないし200℃、好ましくは60〜15
0℃である。反応時間は反応温度により異なるが、室温
では5〜24時間、溶剤の沸点f=j近の温度では1〜
5時間で反応は終了する。
本反応は触媒又は脱塩酸剤の存在下で行うことが好まし
い。触媒又は脱塩酸剤としては6級アミン、例えばジメ
チルアニリ/、ジエチルアニリン、11−アルキルピペ
リジン、ピリジン、トリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、4−ジメチルアミノピリジンなどが用いられる。反
応生成物は常法により単離精製することができる。
本発明の化合物(11を式Vllの中間体を経て製造す
るに際しては、常法により式■の化合物に式■の化合物
を脱塩酸剤の存在下に作用させて式■の中間体を製造す
る。式■の化合物としてはホスゲン、クロロ炭酸エステ
ル例エバクロロ炭酸メチル、クロロ炭酸エチルなどのア
ルキルエステル、クロロ炭酸p−クロロフェニル、クロ
ロ炭酸p−)リルなどの置換アリールエステル、クロロ
炭酸フェニルなどが用いられる。
次いで式■の中間体に式■のアミンを作用させる。式■
の中間体は単離精製せずにそのまま用いることもできる
。式■のアミンとしては、例えばメチルアミン、エチル
アミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、ブチル
アミン及びインブチルアミンがあげられる。
式■の中間体と式■の化合物との反応は、溶剤の不在下
に式■の化合物を大過剰に用いて行ってもよいが、通常
は溶剤又は希釈剤中で行われる。この際式■の化合物の
使用量は式■の中間体1モルに対し1〜5モルである。
溶剤又は希釈剤としては、水、アルコール類例エバメタ
ノール、エタノール、グロバノールのほか、各種の有機
溶剤を用いることができる。
反応温度は室温ないし200℃であり、10o’cH近
の温度で反応させると数時間で反応が終了する。
副生するアルコール又はフェノール誘導体は常圧又は減
圧下で蒸留、水蒸気蒸留又は抽出などの操作で除去する
ことができる。反応生成物は常法により容易に単離精製
することができる。
式lの化合物は新規物質であって、強い降圧作用を有し
、高血圧症に対する治療剤として有用である。さらに式
Iの化合物は、血小板凝集抑制作用を有することから血
栓症、脳硬塞又は硬 心筋、塞に対する予防又は治療剤として有用である。
従って本発明の対象はさらに、式lの化合物を有効成分
とする血圧1ヰ下剤又は血小板凝集抑制剤である。
本発明の医薬は1種又は数種の式■の化合物をそのまま
用いてもよいが、一般に普通の賦形剤及び補助剤と共に
錠剤、顆粒剤、粉剤、注射剤、リンゲル液その他の製剤
の形で用いられる。
これらの製剤は常法により製造できる。
実施例1 7−ニドキシカルボニル−6−ヒドロキシメチル−6,
8−ジメチル−2−フェニルキノリン1oomgのピリ
ジン2ml中の溶液に、メチルイネ ソシアへ)1.5m6を加えて室温で一夜放置する。
減圧下に溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカム ラ、クロマトグラフィーにより分離精製する。エチルエ
ーテル−ヘキサン(容積比1:1)混合液で溶出する分
画を集めて溶媒を留去し、残留物ヲエチルエーテルーヘ
キサンから再結晶すると、融点82〜84°Gの7−エ
トキシカルボニルー3−(N−メチルカルバモイルオキ
シメチル) 6r8−ジメチル−2−フェニルキノリン
74■(収率ニア1%)が得られる。
マススペクトル: m/ e、 392 (M+)、6
66(ベースイオンピーク)、647 NIARスペクトル:δ(ppm、 CDCl3中で測
定)1.43(3H,t、J=7Hz)、2.48(3
H1S)、2.79(3H,s)、2.80 (3H,
d、J=5Hz。
D20の添加により単一ピークになる)、4.46(2
H1q、J=7Hz)、4.46(1H,ブロード、D
、Oの添加により消失する)、5.27 (2H,s 
)、7.35〜8.85 (6H,m )、8.16(
IH,s)実施例2 2−(2−クロロフェニル)−7−エトキシカルボニル
ー3−ヒドロキシメチル−6,8−ジメチルキノリン1
qomgの酢酸エチル10m11’中の溶液に、メチル
インシアネート80m9を加え、次いでトリエチルアミ
ン数滴を添加したのち室温で一夜放置する。溶媒を減圧
下に留去し、残M物をエチルエーテル−ヘキサンから再
結晶すると、融点100〜102℃の2−(2−クロロ
フェニル)−7−ニドキシカルボニル%−3゜−(N−
メチルカルバモイルオキシメチル)−6,8−ジメチル
キノリン179m9(収率は理論量の82%)が得られ
る。
マススペクトル: m/e1428 (M+)、426
゜699(ベースイオンピーク)、697.686.6
1 NMRスペクトル:δ(ppm、 CDCl3中で測定
)1.42 (3H,t、 J=7 Hz )、2.4
8 (3H,s )、2.74(3H,s)、2.75
 (3Hld、、 J =51z。
D20の添加により単一ピークになる)、4.45(2
H1q、J=7Hz)、4.45(IH,ブロード、D
2oの添加により消失する)、5.09(2H,s)、
7.29〜7.61 (5H,m )、8.12(IH
,s)試験例 1)血小板凝集抑制効果の測定: 家兎(体重2.5〜6kg)をエチルエーテルで麻酔し
たのち、頚動脈に挿入したカニユーレから採血した。採
血後直ちに、3.8%クエン酸ナトリウム水溶液を、添
加後の血液の容積に対し1/10容となるように血液に
加えた。次いで血液を室温下に1509で15分間遠心
分離し、上澄液として血小板浮遊血漿が得られた。
こうして得られた血小板浮遊血漿0.435m/!を、
温度67℃及び攪拌速度120 D rpmに調整した
アブリボメーターのセルに入れ、次いで試M 化合物の
ジメチルスルホキシド2.5 tJ 中の溶液を、試験
化合物の最終濃度が目的の濃度(μモル/l)となるよ
うに添加し、6分間攪拌した。これに血小板凝集剤の水
溶液を加え、攪拌下に10分間吸光度変化を測定した。
血小板凝集剤としては、アラキドン酸を用いた。アラキ
ドン酸は最終濃度が167μモル/lとなるように水溶
液として添加した。
試験化合物の血小板凝集抑制効果は次式により算出した
△C:対照実験の吸光度変化 ΔS:試験化合物を添加したときの吸光度変化なお対照
実験におし・では、試験化合物の代わりにジメチルスル
ホキシド2.5μeを添加した。
得られた結果を第1表に示す。表に示す結果は6例の平
均値である。
第1表 3−(2−クロロフェニル) −6−エトキシカルボニルー 5.7−シメチルー2− (N − メチルカルバモイルオキシメ 100 0チル)−4(
3H)−キナゾ ロン(特開昭57−1185 70号) 実施例1の化合物 50 1 (It(1100100 実施例2の化合物 50 0 100 100 2)血圧低下作用の測定: 家兎(体重2.5〜6kg)をナトリウムペントル バへビタール(35mg/kg)の注射液(ネンフリー
ル■注射液)を静注することにより麻酔した。
これを前位に固定したのち頚部を剪毛して正中切開する
。左の総頚動脈を露出し、左側総頚動脈の心臓側に動脈
クレンメをかけて血流を一時遮断し、動脈を小切開して
、ヘパリン含有生理食塩水を充満したポリエチレンチュ
ーブの一端圧力用増幅器を介して血圧(平均動脈圧)を
レコーダー上に記録した。
予め頚静脈に挿入したポリエチレンチューブを介して注
入した。溶媒として用いた50%エタノールは、使用し
た投与容量では血圧に対してほとんど影響はなかった。
こうして得られた血圧低下作用を第■表に示す。いずれ
の実測値も少なくとも3羽の異なる家兎を用いた結果の
平均値を示す。
第■表 試験化合物 投与量 血圧低下作用 (μg//kg)(朋Hg) 30 46.0 100 54.0 実施例2の化合物 0.3 5.[1 1t4.6 3 33.6 10 52.7 ・ 実施例1の化合物 10 35.0 10 110 30 21.0 100 39.3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 (式中R,及び1(3は低級アルキル基、R2は直鎖状
    モしくは分岐状のアルコキシカルボニル基を意味し、そ
    してR,、R,及びR3はこの順序でそれぞれ5位、6
    位及び7位あるいは6位、7位及び8位に結合しており
    、R1は水素原子又はハロゲン原子、R5は直鎖状もし
    くは分岐状のアルキル基を意味する)で表わされる6−
    カルパモイルオキシメチルー2−フェニルキノリン誘導
    体。 2、一般式 (式中R,、R2、R3及び曳は後記の意味を有する)
    で表わされる化合物の。I]基を、R5NHCO−基に
    よ1 リアシル化することを特徴とする、一般式(式中R1及
    びR3は低級アルキル基、R2は直鎖状もしくは分岐状
    のアルコキシカルボニル基を意味し、そしてR1、R2
    及びR3はこの順序でそれぞれ5位、6位及び7位ある
    いは6位、7位及び8位に結合しており、瓜は水素原子
    又はハロゲン原子、R5は直鎖状もしくは分岐状のアル
    キル基を意味する)で表わされる6−カルノくモイルオ
    キシメチル−2−フェニルキノリン誘導体の製法。 3、R,NHCO−基を結合するために、次式%式% (式中R6は前記の意味を有する)で表わされる化合物
    を所望により脱塩酸剤の存在下に作用させることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項に記載の方法。 1 4、R51iHCO−基を結合するために、次式%式% (式中χは)・ロゲン原子、低級アルコキシ基又は置換
    基を有してもよいアリールオキシ基を示す)で表わされ
    る化合物を脱塩酸剤の存在下に作用させ、次いで又は同
    時に次式 (式中R6は前記の意味を有する)で表わされるアミン
    を作用させることを特徴とする特許請求の範囲第2項に
    記載の方法。 5、一般式 (式中R1及びR3は低級アルキル基、R2は直鎖状も
    しくは分岐状のアルコキシカルボニル基を意味し、そし
    てRいR1及びR3はこの順序でそれぞれ5位、6位及
    び7位あるいは6位、7位及び8位に結合しており、瓜
    は水素原子又はハロゲン原子、R3は直鎖状もしくは分
    岐状のアルキル基を意味する)で表わされる6−カルパ
    モイルオキシメチルー2−フェニルキノリン誘導体を有
    効成分とする、血圧降下剤又は血小板凝集抑制剤。
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