JPS6157572A - 新規α−ベンジリデン−γ−ブチロラクトン誘導体 - Google Patents
新規α−ベンジリデン−γ−ブチロラクトン誘導体Info
- Publication number
- JPS6157572A JPS6157572A JP17881884A JP17881884A JPS6157572A JP S6157572 A JPS6157572 A JP S6157572A JP 17881884 A JP17881884 A JP 17881884A JP 17881884 A JP17881884 A JP 17881884A JP S6157572 A JPS6157572 A JP S6157572A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- benzylidene
- gamma
- butyrolactone
- butyrolactone derivative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Furan Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、新規なα−ベンジリデン−r−ブチロラクト
ン誘導体及びその塩に関するものである。
ン誘導体及びその塩に関するものである。
更に詳しくは、本発明は、一般式(1)(式中、R1は
水素またはハロゲン原子を表わす)で表わされる新規な
α−ベンジリデン−γ−ブチロラクトン誘心体及びその
塩に関するものである。
水素またはハロゲン原子を表わす)で表わされる新規な
α−ベンジリデン−γ−ブチロラクトン誘心体及びその
塩に関するものである。
上記一般式CI)で表わされる本発明の化合物及びその
塩は紫外線吸収作用を有し、紫外線吸収剤として有用で
あり、また血小板凝集阻害作用を有すをので血小板凝集
阻害剤として有用である。
塩は紫外線吸収作用を有し、紫外線吸収剤として有用で
あり、また血小板凝集阻害作用を有すをので血小板凝集
阻害剤として有用である。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明者らはα−ベンジリデン−r−ブチロラクトン誘
導体の吸収スペクトルを測定した結果、一般式(I)で
表わされる化合物およびその塩には強い紫外線吸収作用
があることを見出した。また、一般式(I)で表わされ
る化合物およびその塩の薬理作用を広(試験した結果、
強い血小板凝集阻害作用を有することを見出し、本発明
に到達した。
導体の吸収スペクトルを測定した結果、一般式(I)で
表わされる化合物およびその塩には強い紫外線吸収作用
があることを見出した。また、一般式(I)で表わされ
る化合物およびその塩の薬理作用を広(試験した結果、
強い血小板凝集阻害作用を有することを見出し、本発明
に到達した。
(問題点を解決するための手段及び作用効果)本発明に
よる化合物は、一般式(I) (式中、几lは前記に同じ)で表わされる。
よる化合物は、一般式(I) (式中、几lは前記に同じ)で表わされる。
本発明による一般式CI)で表わされる化合物は、塩基
と塩を形成することが可能である。塩基としては化合物
CI)と造塩可能な任意のものを選ぶことが出来る。具
体的塩の例としては、例えば、(1)金属塩、特にアル
カリ金属、アルカリ土類金属、アルミニウムとの塩、(
2)アンモニウム塩、(3)アミン塩、特にメチルアミ
ン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン
、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、ヘキサメチレ
ンイミン、アニリン、ピリジン等との塩がある。
と塩を形成することが可能である。塩基としては化合物
CI)と造塩可能な任意のものを選ぶことが出来る。具
体的塩の例としては、例えば、(1)金属塩、特にアル
カリ金属、アルカリ土類金属、アルミニウムとの塩、(
2)アンモニウム塩、(3)アミン塩、特にメチルアミ
ン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン
、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、ヘキサメチレ
ンイミン、アニリン、ピリジン等との塩がある。
本発明による一般式(I)で表わされる化合物を表1に
例示する。以下の化合物番号は婁1の化合物番号に対応
するものである。
例示する。以下の化合物番号は婁1の化合物番号に対応
するものである。
表1
□筈
□
本発明による化合物の合成は次の採番こして行なうこと
が出来る。
が出来る。
(11G、人、Howieらの方法〔ジャーナル・オフ
・メデイシナル・ケミストリー(J 、 Med 、
Chem、 )17.840(1974)) に従っ
て、一般式前記に同じ)で表わされる8−ターシャリ−
ブチル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド類と一般式ラ
ニリアン)−r−ブチロラクトン類とを反応させること
により合成することが出来る。この方法は、いわゆるウ
ィツテイヒ反応を用いるものであるが、上記ベンズアル
デヒド類と反応させるイリドとしては、上記の化合物以
外にトリアルキルホスフィン イリドも同様に用いることが出来る。
・メデイシナル・ケミストリー(J 、 Med 、
Chem、 )17.840(1974)) に従っ
て、一般式前記に同じ)で表わされる8−ターシャリ−
ブチル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド類と一般式ラ
ニリアン)−r−ブチロラクトン類とを反応させること
により合成することが出来る。この方法は、いわゆるウ
ィツテイヒ反応を用いるものであるが、上記ベンズアル
デヒド類と反応させるイリドとしては、上記の化合物以
外にトリアルキルホスフィン イリドも同様に用いることが出来る。
(21 H 、 Z imne rらの方法〔ジャー
ナル・オフ・オルカニ”tり− )r ! :x. )
IJ − (J,Org,Chem) 。
ナル・オフ・オルカニ”tり− )r ! :x. )
IJ − (J,Org,Chem) 。
24.28(1959)) に従って、一般式記に同
じ)で表わされる8−ターシャリ−ブチル−4−ヒドロ
キシベンズアルデヒド類とr−ブチロラクトンとを、塩
基または酸を触媒として縮合させることにより合成され
る。触媒として用いることが出来る塩基としては、ナト
リウムメチラート、ナトリウムエチラート等のアルカリ
金属アルコラード;水素化ナトリウム、水素化カリウム
等のアルカリ金属水素化物;ピペリジン、モルホリン、
エタノールアミン等のアミン頌;水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物;リチウムジイ
ソプロピルアミド等のアルカリ金属アミド;酢酸ナトリ
ウム、酢酸カリウム等の有機酸アルカリ塩が挙げられる
。また、触媒として用いることが出来る酸としては三弗
化ホウ素、四塩化チタン、p−)ルエンスルホン酸、ベ
ンゼンスルホン酸等が挙げられる。
じ)で表わされる8−ターシャリ−ブチル−4−ヒドロ
キシベンズアルデヒド類とr−ブチロラクトンとを、塩
基または酸を触媒として縮合させることにより合成され
る。触媒として用いることが出来る塩基としては、ナト
リウムメチラート、ナトリウムエチラート等のアルカリ
金属アルコラード;水素化ナトリウム、水素化カリウム
等のアルカリ金属水素化物;ピペリジン、モルホリン、
エタノールアミン等のアミン頌;水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物;リチウムジイ
ソプロピルアミド等のアルカリ金属アミド;酢酸ナトリ
ウム、酢酸カリウム等の有機酸アルカリ塩が挙げられる
。また、触媒として用いることが出来る酸としては三弗
化ホウ素、四塩化チタン、p−)ルエンスルホン酸、ベ
ンゼンスルホン酸等が挙げられる。
(318,Tsuboi ラfJ方法(ケtX)IJ−
−L’夕−ズ(Chem、Letters) 、 18
25(197,8):l にR1は前記に同じ)で表
わされる8−ターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシベン
ズアルデヒド類とα−アセチル−γ−ブチロラクトンと
を炭酸カリウム等の塩基舶媒で反応させることにより合
成される。
−L’夕−ズ(Chem、Letters) 、 18
25(197,8):l にR1は前記に同じ)で表
わされる8−ターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシベン
ズアルデヒド類とα−アセチル−γ−ブチロラクトンと
を炭酸カリウム等の塩基舶媒で反応させることにより合
成される。
R1は前記に同じ)で表わされる8−ターシャリ−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド類と下記に示す化
合物との反応により合成することが出来る。
ル−4−ヒドロキシベンズアルデヒド類と下記に示す化
合物との反応により合成することが出来る。
(R” l Ba l R41R6G!フルーt−#i
ミラワス)血小板凝集阻害作用二以下に示す方法により
血小板凝集阻害作用を試験した。
ミラワス)血小板凝集阻害作用二以下に示す方法により
血小板凝集阻害作用を試験した。
(1)多血小板血漿(PH2液)の開裂日本色色種雄性
ウサギの頚動脈から血液(血液9容二8.8%クエン酸
ナトリウム溶#、1容)を採取し、11000rp、1
0分間遠心分N#を行ない、その上清をPH2液として
用いた。
ウサギの頚動脈から血液(血液9容二8.8%クエン酸
ナトリウム溶#、1容)を採取し、11000rp、1
0分間遠心分N#を行ない、その上清をPH2液として
用いた。
(2) アラキドン酸液の調製
アラキドン酸ナトリウムを生理食塩水に溶解し、アラキ
ドン酸2ml/m!溶液を調製した。
ドン酸2ml/m!溶液を調製した。
(3)測定
血小板凝集針のキュベツトにPRP液0.94m1!と
被検化合物のエタノール溶液o、oimzとを入れ、8
7℃で1分間インキュベートした後、血小板凝集惹起剤
であるアラキドン酸0.05m/を添加した。血小板凝
集に伴う透過度の変化を追跡し、被検化合物の血小板凝
集阻害能を測定した。
被検化合物のエタノール溶液o、oimzとを入れ、8
7℃で1分間インキュベートした後、血小板凝集惹起剤
であるアラキドン酸0.05m/を添加した。血小板凝
集に伴う透過度の変化を追跡し、被検化合物の血小板凝
集阻害能を測定した。
その結果、表2に示したように本発明による化合物はい
ずれも強い血小板凝集阻害作用を有することが分った。
ずれも強い血小板凝集阻害作用を有することが分った。
表2
(実施例)
次に本発明化合物の製造例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、これらの実施例は本発明を制限するものでは
ない。
明するが、これらの実施例は本発明を制限するものでは
ない。
実施例1 化合物Iの合成
8−ターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシベンズアルデ
ヒド4.OIとα−トリフェニルホスホラニリデン−r
−ブチロラクトン8.7Iとをアセトニトリル80m1
!中に入れ、80℃で撹拌しながら7時間反応させた。
ヒド4.OIとα−トリフェニルホスホラニリデン−r
−ブチロラクトン8.7Iとをアセトニトリル80m1
!中に入れ、80℃で撹拌しながら7時間反応させた。
反応終了後、アセトニトリルを減圧下に留去し、残渣に
エタノールを加え晶析を行ない、更に同溶媒から再結晶
を行ない、目的とする化合物工を4.OI得た(収率7
2%)。
エタノールを加え晶析を行ない、更に同溶媒から再結晶
を行ない、目的とする化合物工を4.OI得た(収率7
2%)。
実施例2〜4 化合物■〜■の合成
実施例1の8−ターシャリ−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒドに代え、表8に示すベンズアルデヒドを
用い、同様条件下で反応を行ない化合物■〜■を得た。
ンズアルデヒドに代え、表8に示すベンズアルデヒドを
用い、同様条件下で反応を行ない化合物■〜■を得た。
表8
Claims (5)
- (1)下記の一般式( I )で表わされるα−ベンジリ
デン−γ−ブチロラクトン誘導体及びその塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は水素またはハロゲン原子を表わす) - (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる特許請求の範囲第1項記載のα−ベンジリ
デン−γ−ブチロラクトン誘導体及びその塩。 - (3)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる特許請求の範囲第1項記載のα−ベンジリ
デン−γ−ブチロラクトン誘導体及びその塩。 - (4)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる特許請求範囲第1項記載のα−ベンジリデ
ン−γ−ブチロラクトン誘導体及びその塩。 - (5)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる特許請求範囲第1項記載のα−ベンジリデ
ン−γ−ブチロラクトン誘導体及びその塩。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17881884A JPS6157572A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 新規α−ベンジリデン−γ−ブチロラクトン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17881884A JPS6157572A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 新規α−ベンジリデン−γ−ブチロラクトン誘導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6157572A true JPS6157572A (ja) | 1986-03-24 |
Family
ID=16055193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17881884A Pending JPS6157572A (ja) | 1984-08-28 | 1984-08-28 | 新規α−ベンジリデン−γ−ブチロラクトン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6157572A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5416224A (en) * | 1989-02-24 | 1995-05-16 | Henkel Corporation | Process for converting α-acyl-substituted lactones to α-alkylidene-substituted lactones |
WO2000071517A1 (fr) * | 1999-05-24 | 2000-11-30 | Mitsubishi Pharma Corporation | Compose de phenoxypropylamine |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58121214A (ja) * | 1982-01-09 | 1983-07-19 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 血小板凝集阻害剤 |
-
1984
- 1984-08-28 JP JP17881884A patent/JPS6157572A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58121214A (ja) * | 1982-01-09 | 1983-07-19 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 血小板凝集阻害剤 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5416224A (en) * | 1989-02-24 | 1995-05-16 | Henkel Corporation | Process for converting α-acyl-substituted lactones to α-alkylidene-substituted lactones |
WO2000071517A1 (fr) * | 1999-05-24 | 2000-11-30 | Mitsubishi Pharma Corporation | Compose de phenoxypropylamine |
US6720320B2 (en) | 1999-05-24 | 2004-04-13 | Mitsubishi Pharma Corporation | Phenoxypropylamine compounds |
US7196199B2 (en) | 1999-05-24 | 2007-03-27 | Mitsubishi Pharma Corporation | Phenoxypropylamine compounds |
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