JPS60178149A - シ−ト材送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はシート材送り装置に関し、特に送り用の穴を有
したシート材を送る７−ト桐送り装置に関する。

〔従来技術〕

この種の７−ト材送り装置の代表的なものとして、両側
縁に涜って送り用の穴が所定間隔で形成されたファンホ
ールド紙を印字用紙に用いる印字装置の紙送り装置が知
られている。

このような紙送り装置の従来の構成としては第１図に示
される構成あるいは第２図に示される構成が知られてい
る。

第１図の構成はビンベルトを用いたもので、符号１で示
すピンベルトは弾性相からなり、外側面上に所定間隔で
略円錐形状の突起２が設けられ、内側面にラック３が形
成されておシ、ピンベルト１はこのラック３に噛合する
２つの歯車４，４に巻回されて両歯車間に張架されてい
る。

また符号５で示すものはファンホールド紙押さえ用のト
ラクタフタ５で、ビンベルト１上に着脱自在に設けられ
、突起２の走行路に対応して長孔５ａが形成されている
。このトラクタフタ５とピンベルト１の間に不図示のフ
ァンホールド紙ヲセノトし、ファンホールド紙の送シ用
の穴に突起２を嵌合させ、歯車４．４の駆動軸６，６を
回転させることによりピンベルト１を駆動させ、突起２
を走行させてファンホールド紙を送っている。

この構成によればピンベルト１の直線部において複数個
の突起によってファンホールド紙を支持し、無理なく送
ることができる。

′　しかしこの構成には、構造が複雑で部品点数も多い
ため高価になるという欠点がある。

一方第２図の構成においては、一本の駆動軸６の両端部
にピンホイール７．７が固定されており、ピンホイール
７の外輪である基台部γａの外周面上には先述と同じ円
錐形の突起２が所定間隔で一列に設けられている。才だ
それぞれのピンホイールγの基台部γａの外周面上には
、ファンホールド紙８を押さえガイドするトラクタフタ
９が着脱自在に装着される。このトラクタフタ９はピン
ホイール７の外周面の形状に対応して円弧状にわん曲し
て形成されており、突起２の走行路に対応する長（Ｌ　
９ａを有している。

この構成では同図に示されるようにピンホイール７．７
上にファンホールド紙８を巻回してセントし、ファンホ
ールド紙８の両側に一列に所定間隔で形成された送り用
の穴８ａにピンホイール７の突起２を嵌合させた上から
トラクタフタ９をセットし、駆動軸６を回転させること
によりピンホイール７を回転させ、突起２を回転走行さ
せることでその押圧力によりファンホールド紙８を送っ
ている。

この構成によれば第１図の構成に比較して構造が簡単で
部品点数も少なく安価に構成できる。しかし、この構成
ではファンホールド紙８の穴８ａにピンホイール７の突
起２を嵌合させるためにファンホールド紙８をピンホイ
ールγに巻回して送っているため、上下に複数枚重なっ
た複写紙のファンホールド紙を送る場合、ピンホイール
γに巻き伺けられる部分の円弧の長さが上の紙と下の紙
では異なり、このため上下の紙の間に送り方向の位置ず
れが生じる。

またこの構成ではファンホールド紙８をピンホイール１
に巻回して送っているため、ファンホールド紙８が厚紙
等の折り曲げることが困難な紙である場合送ることがで
きない。

また上記の二つの構成に共通する重要な欠点として、突
起２をファンホールド紙８の穴８ａに嵌合させて送る構
成であるため、送り用の穴を有さない通常のロール紙や
カット紙等は送れないということがある。

〔目　的〕

本発明は以上のような従来の欠点を解消するためになさ
れたもので、送るべきソート利の種類に拘らずこれを適
正に送ることができ、安価で簡単な構成の７−１１送り
装置の提供を目的とする。

〔実施例〕

以下、図に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。

なおこ′こでは紙送り装置に本発明を適用した例を実施
例としている。寸だ各図中で第１図。

第２図と同一部分には同一符合を伺しである。

（第１実施例〕 本発明の第１の実施例の要部は第３図および第４図に示
すように構成されている。

両図において符号６で示すものは駆動軸で両端部を除き
角柱状に形成され、円柱状に形成された両端部を不図示
の支持部に回転自在に軸承されており、同様に不図示の
駆動機構により両図中矢印Ａ方向またはＢ方向に回転駆
動される。

駆動軸６の両端部近傍には先述のピンホイール７．７が
取りイ」けられている。先述のようにピンホイール７の
外輪部である基台部７ａの外周面」二には円錐形の突起
２が所定間隔で一列に形成されている。またピンホイー
ルγはそのボスγｂの中心に形成された略正方形の軸承
孔１ｃに駆動軸を挿通されることにより駆動軸６上に支
持されており、回転方向には固定的に、軸方向には移動
可能に支持されている。

また本実施例においては両側のピンホイール７゜１間の
同じ駆動！ｉｌ＋　６上に符号１０で示すローラが等間
隔で３個数９付けられている。すなわち、ローラ１０の
ボス１０ｂの中心に形成された略正方形の軸承孔１０ｃ
に駆動軸６が挿通されており、ローラ１０は回転方向に
も軸方向にも固定的に支持されている。

ローラ１０はピンホイールＹの基台部１ａと同じ外径を
有しておシ、その外輪部１０ａの外周面全体には多数の
細かい凹凸が形成されている。この凹凸は例えば断面が
山形状の突条を軸方向に平行に多数形成干ることによっ
て構成してもよいし、先端の尖った形状の小さな突起を
多数形成することによって構成してもよい。

寸だそれぞれのローラ１０上には少なくとも外周部がゴ
ム等の弾性相から形成されたピンチローラ１１が板ハネ
１２を介してローラ１０に回転自在に圧接するように設
けられている。すなわち板バネ１２にｉｌ″１１．３対
のアーム部１２ａが形成されており、アーム部１２ａ先
端にわん曲して形成された軸受部１２ｂの対ごとにそれ
ぞれのピンチローラ１１の各軸１１ａが松・ 回軸自在に軸承され、各ピンチローラ１１はアーム部１
２ａを含む板バネ１２の弾性力によりローラ１０に圧接
されている。

板ハネ１２に一第３図に示すようにビス穴が形成されて
おり、板バネ１２は第４図に示すように紙送り装置の平
坦な一１＝地板１３（第３図には図示せず）上にワソン
ヤ１４を介してビス１５によって固定されている。

上地板１３とこれに平行に設けられた平坦な一１地板１
４（第３図には図示せず）との間の隙間は、先述のファ
ンホールド紙８や他の印字用紙が走行させられる走行路
となっている。前記走行路はピンホィール７０基台部７
ａの外周面とローラ１０の外周面の最上部に接する接線
に沿って形成されており、その最上部に臨む上地板１３
、下地板１６の部分にはそれぞれ開口部１３ａ　、１６
ａが形成されている。

以上の構成においてファンホールド紙８を送る場合、ま
ずファンホールド紙８の紙幅に対応した送り用の穴の位
置にあわせて両側のピンホイール７を軸方向に移動させ
、次にファンホールド紙８の先端を一ヒ地板１３、下地
板１６問およびローラ１０、ピンチローラ１１間に挿入
し、ファンホールド紙８の穴８ａをピンホイール７の最
−Ｆ部に臨む突起２に嵌合させ、駆動軸６を図中Ａ方向
またはＢ方向に回転駆動させる。

これによりピンホイール７およびローラ１０カＡ方向寸
たはＢ方向に回転され、ピンチローラ１１は反対方向に
回転される。ピンチローラ１１によってローラ１０の外
周面に圧接されたファンボールド紙８に対し７てこの外
周面の凹凸の凸部が喰い込んでおり、この外周面の回転
移動による引張力によってファンホールト紙８に第４図
中右方向寸たは左方向に送られる。この場合ファンホー
ルド紙８に嵌合したピンホイール７の突起７ａが回転移
動するが突起７ａとファンホールド紙８との嵌合箇所は
最」一部の一箇所のみなので、この嵌合はファンボール
ド紙８を送るよりもむしろファンボールド紙８の送り方
向の位置決めを行ない、送り方向の位置ずれを防止する
役割をはだす。

また以上の構成においてファンホールド紙８でない印字
用紙を送る場合、まず印字用紙にピンホイール７の突起
２が当らないように両側のピンホイール７を印字用紙の
外側に移動させ、次に先と同様に印字用紙の先端を−ｊ
二地板１３、下地板１６問およびローラ１０、ピンチロ
ーラ１１間に挿入し、駆動軸６を回転駆動させる。先述
と同様にピンチローラ１１を介してローラ１０の回転に
ょる引張力にょっ以上の構成の本実施例によれば第２図
の従来例と異なり、ピンホイール７にファンホールド紙
８を巻回して送冬構成でｄ、なくファンホールド紙８の
送られる送行路は一直線状であるので従来例のようにフ
ァンホールド紙８が複数枚の複写紙である場合にも上下
の紙の送り方向の位置ずれは生じない。寸だ、ローラ１
０の押圧力によって送るので送り用の穴を有さない通常
のロール紙やカット紙も送ることができる。

丑だ、上記したように印字用紙を送る走行路は一直線状
であるので、折り曲げの困難な厚紙も送ることができる
。

なお、以上の構成においてローラ１ｏの数は実施例の３
個に限るものではなくまたローラ１ｏをピンホイール１
と一体に形成してもよく、そのように構成した他の実施
例を以下に説明する。

〔第２実施例〕 第５図は本発明の第２の実施例によるピンホイール１７
の構造を示すもので、同図に示されるよう実施例にあっ
てはその外輪部である基台部１７ａの外周面の幅マｊｆ
ｊＥ：、が先の実施例より太きく形成されている。外周
面上の外側部分（図中左側部分）にｔ」、先述と同じ突
起２が所定間隔で一列に設けられており、寸だ外周面」
二の内側には、多数の突条１８が形成されている。突条
１８は断面が三角の山形をなし、ピンホイール１７の軸
方向に平行に一直線状に形成され、全外周面にわたって
形成されている。

この突条１８の形成部分に対して先述と同様の不図示の
ピンチローラが圧接される。

このような構成によればピンホイール１７の内Ｂ１１１
部分は先述のり−ラ１０と同じ機能を果たし、先述と同
様の作用効果が得られる他に、ピンホイール１７がロー
ラ１０の役割を兼ねるので部品点数が減少し、より安価
に構成できる。

壕だファンホールド紙８の送り時にピンホイール１７の
こぐ近傍で送りの引張力が働らくので突起２とファンホ
ールド紙８の穴８ａとの嵌合にかかる力がより少なくな
り、嵌合が確実になる。

なお以−ヒの構成においてローラ１０をピンホイール７
の外側に設けてもよく、またローラ１ｏヲピンホイール
と一体に形成する場合に、ピンホイールの外周面°上で
突起２より外側に凹凸部分を形成しても良い。

またピンチローラ１１をローラ１０上に回転自在に支持
する手段は実施例の板バネに限らず他の手段を用いても
よい。

また以上の本発明の構成は印字装置の紙送り装置に限ら
ず他のシート材を送るソート材送り装置のすべてに適用
できる。

〔効　果〕

以上の説明から明らかなように、本発明のノーＨ１送り
装置によれば、外周面に凹凸が形成されかづピンホイー
ルと同軸で回転させられるローラと、このローラに圧接
されるピンチローラを設け、両ローラを介してシート材
を送るようにしたので、安価で簡単な構成により送り用
の穴の有無や厚み等のシート材の種類に拘らずンー）ｔ
Ｊを適正に送ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図に１、従来の紙送り装置の要部構造を示す斜視１
ン１、第２図は他の従来例の要部構造を示す斜視１ン１
、第３図は本発明の第Ｊ実施例による紙送り装置の装部
構造を示す斜視図、第１１図は同実施例の装部構造の側
面図、第５図は本発明の第２実施例によるピンホイール
の斜視図である。 ２　突　起、　６　駆動軸、 ７．１７・・・ピンホイール、７ａ、１７ａ・・基台部
、１１・　ピンチローラ、　１２・・板バネ、１０・　
ローラ、　１３−に地板、 １６・・・下地板、　１８・・突　条。 特許出願人　キャノン電子株式会社 代理人　弁理士　加　藤　卓

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基台部−にに突起を有したビンホイールを回転させるこ
   とにより、前記突起が嵌合する送り用の穴を准した／−
   ト材を送るノート月送り装置において、外周面に凹凸が
   形成されかつ前記ビンホイールと同ｉｔｌ＋で回転させ
   られるローラと、前記ローラに圧接されるピンチローラ
   を設け、前記の両ローラを介して／−１・利を送るよう
   にしたことを特徴とするソート拐送り装置。