JPS60177955A - 自動車用銅系ラジエ−タ−の製造法 - Google Patents
自動車用銅系ラジエ−タ−の製造法Info
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- JPS60177955A JPS60177955A JP3216584A JP3216584A JPS60177955A JP S60177955 A JPS60177955 A JP S60177955A JP 3216584 A JP3216584 A JP 3216584A JP 3216584 A JP3216584 A JP 3216584A JP S60177955 A JPS60177955 A JP S60177955A
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- Japan
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- soldering
- copper
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F21/00—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
- F28F21/08—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials of metal
- F28F21/081—Heat exchange elements made from metals or metal alloys
- F28F21/085—Heat exchange elements made from metals or metal alloys from copper or copper alloys
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F19/00—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
- F28F19/02—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings
- F28F19/06—Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using coatings, e.g. vitreous or enamel coatings of metal
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車用銅系ラジェーターの製造法に関するも
ので、特にフィンの耐食性を改善し、ラジェーターの軽
量化及び高性能化を可能にするものである。
ので、特にフィンの耐食性を改善し、ラジェーターの軽
量化及び高性能化を可能にするものである。
自動車用ラジェーターはエンジンの冷却用熱交換媒体を
空気流により冷却するもので、通常第１図に示すように
多数の偏平チューブ（１）間に放熱面積を飛躍的に拡大
するフィン（２）を設け、冶具等により固定して高温炉
に装入し、ハンダ付けにより接合してコアー（３）を形
成し、該コア−（３）の一端又は両端（図は両端の場合
を示す）に座板（４）、（４′ ）をハンダ付けにより
取付け、これにタンク（５）、（５′ ）を装着したも
のである。一般にチューブには黄銅などの銅合金を用い
、フィンには高伝熱性の銅又はＣｕ −８ｎ 。
空気流により冷却するもので、通常第１図に示すように
多数の偏平チューブ（１）間に放熱面積を飛躍的に拡大
するフィン（２）を設け、冶具等により固定して高温炉
に装入し、ハンダ付けにより接合してコアー（３）を形
成し、該コア−（３）の一端又は両端（図は両端の場合
を示す）に座板（４）、（４′ ）をハンダ付けにより
取付け、これにタンク（５）、（５′ ）を装着したも
のである。一般にチューブには黄銅などの銅合金を用い
、フィンには高伝熱性の銅又はＣｕ −８ｎ 。
Ｃｕ −Ｃｄ 、Ｃｕ −Ｚｒ 、Ｃｕ−Ａ（１等の銅
合金製薄板をコルゲート加工やルーバー加工したものを
用い、座板には黄銅板を用いている。またタンクには黄
銅製を用いてハンダ付けにより装着していたが、近年軽
量化のために樹脂製タンクを用い、機械的かしめにより
装着している。
合金製薄板をコルゲート加工やルーバー加工したものを
用い、座板には黄銅板を用いている。またタンクには黄
銅製を用いてハンダ付けにより装着していたが、近年軽
量化のために樹脂製タンクを用い、機械的かしめにより
装着している。
最近自動車の軽量化、高性能化の強い要請から自動車用
ラジェーターにおいても、軽量化と高性能化が検討され
、フィンの薄肉化と高密度化が有効な手段とされており
、フィンには上記高伝熱性の銅合金薄板（厚さ０．０２
〜０．０５ｍ）が多量に使用されている。銅や銅合金は
本来耐食性が優れたものであるが、近年融雪剤として塩
化物が多量に使用されるようになり、ラジェーターでは
塩害による腐食損耗が大きな問題となっている。即ち多
量に散布される融雪剤がラジェーターに付着し、フィン
を異常な速度で腐食して有効な放熱面積を減少し、ラジ
ェーターの性能を短期間で大巾に低下する。
ラジェーターにおいても、軽量化と高性能化が検討され
、フィンの薄肉化と高密度化が有効な手段とされており
、フィンには上記高伝熱性の銅合金薄板（厚さ０．０２
〜０．０５ｍ）が多量に使用されている。銅や銅合金は
本来耐食性が優れたものであるが、近年融雪剤として塩
化物が多量に使用されるようになり、ラジェーターでは
塩害による腐食損耗が大きな問題となっている。即ち多
量に散布される融雪剤がラジェーターに付着し、フィン
を異常な速度で腐食して有効な放熱面積を減少し、ラジ
ェーターの性能を短期間で大巾に低下する。
これを防止するため種々の方法か検討されているが、何
れも不十分なものであった。例えば塗装によって防食す
るためには厚さ０ 、０１ ｍｍ以上の塗膜が必要とな
り、その結果重量増大やコストアップをまねくところか
ら実用性に劣るものである。またフィンをより一層耐食
化するため、耐食性銅合金として知られている。Ｃ１１
−１０％Ｎｉ合金でフィンを形成す・ると、同じ板厚で
は放熱性が著しく低下する。即ちヴイーデマンーフラン
ツの法則（Ｗ ｉｅｄｅｍａｎｎ −Ｆｒａｎｚ−ｓ
ｌｏｗ ＞として知られている熱伝導率と比例する導電
率によって比較すると、通常のフィン材は９０〜８０％
ｌＡＣ３であるのに対し、Ｃｕ−１０％Ｎ１合金では１
０％ｌＡＣ３以下どなる。
れも不十分なものであった。例えば塗装によって防食す
るためには厚さ０ 、０１ ｍｍ以上の塗膜が必要とな
り、その結果重量増大やコストアップをまねくところか
ら実用性に劣るものである。またフィンをより一層耐食
化するため、耐食性銅合金として知られている。Ｃ１１
−１０％Ｎｉ合金でフィンを形成す・ると、同じ板厚で
は放熱性が著しく低下する。即ちヴイーデマンーフラン
ツの法則（Ｗ ｉｅｄｅｍａｎｎ −Ｆｒａｎｚ−ｓ
ｌｏｗ ＞として知られている熱伝導率と比例する導電
率によって比較すると、通常のフィン材は９０〜８０％
ｌＡＣ３であるのに対し、Ｃｕ−１０％Ｎ１合金では１
０％ｌＡＣ３以下どなる。
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、塩害損耗に耐えて
高い性能を保持し、軽量化の要請に応じることができる
経済的な自動車用銅系ラジェーターの製造法を開発した
ものである。
高い性能を保持し、軽量化の要請に応じることができる
経済的な自動車用銅系ラジェーターの製造法を開発した
ものである。
即ち本発明製造法の一つは、ハンダ接合により熱交換媒
体を流す複数のチューブ外側にフィンを取付けて銅製コ
アーを形成し、該コアーの一端又は両端にハンダ付けに
より座板を取付けてタンクを装着するラジェーターの組
立てにおいて、コアー形成のハンダ接合を非酸化性雰囲
気中で行なうか、又は／及びコアー形成のハンダ接合後
、ラジェーターを組立てる間にコアーを還元性雰囲気中
で加熱還元処理し、ラジェーター組立て後のフィン表面
の酸化皮膜の厚さを１２００Å以下とすることを特徴と
するものである。
体を流す複数のチューブ外側にフィンを取付けて銅製コ
アーを形成し、該コアーの一端又は両端にハンダ付けに
より座板を取付けてタンクを装着するラジェーターの組
立てにおいて、コアー形成のハンダ接合を非酸化性雰囲
気中で行なうか、又は／及びコアー形成のハンダ接合後
、ラジェーターを組立てる間にコアーを還元性雰囲気中
で加熱還元処理し、ラジェーター組立て後のフィン表面
の酸化皮膜の厚さを１２００Å以下とすることを特徴と
するものである。
また本発明製造法の他の一つは、上記工程においてコア
ー形成のハンダ接合を非酸化性雰囲気中で行なうか、又
は／及びコアー形成のハンダ接合後、ラジェーターを組
立てる間にコアーを還元性雰囲気中で加熱還元処理した
あと、フィン表面に防錆インヒビターを吸着又は付着処
理し、ラジェーター組立て後のフィン表面の酸化皮膜の
厚さを５− １２００Å以下とすることを特徴とするものである。
ー形成のハンダ接合を非酸化性雰囲気中で行なうか、又
は／及びコアー形成のハンダ接合後、ラジェーターを組
立てる間にコアーを還元性雰囲気中で加熱還元処理した
あと、フィン表面に防錆インヒビターを吸着又は付着処
理し、ラジェーター組立て後のフィン表面の酸化皮膜の
厚さを５− １２００Å以下とすることを特徴とするものである。
本発明においてラジェーター組立て後のフィン表面の酸
化皮膜の厚さを１２００Å以下としたのは、前記塩害腐
食の実態とこれに関与する各種要因を綜合的に鋭意実験
解析した結果、フィン表面に形成される酸化皮膜が腐食
促進の大きな要因となっていることを知見し、更に実験
解析の結果、フィン表面の酸化皮膜の厚さが１２００人
を越えると塩害腐食を加速し、その度合は膜厚の増加と
共に増進することが判明したためである。
化皮膜の厚さを１２００Å以下としたのは、前記塩害腐
食の実態とこれに関与する各種要因を綜合的に鋭意実験
解析した結果、フィン表面に形成される酸化皮膜が腐食
促進の大きな要因となっていることを知見し、更に実験
解析の結果、フィン表面の酸化皮膜の厚さが１２００人
を越えると塩害腐食を加速し、その度合は膜厚の増加と
共に増進することが判明したためである。
また上記製造工程においてコアー形成のハンダ接合を非
酸化性雰囲気中で行なうか、又は／及びコアー形成のハ
ンダ接合後ラジェーターを組立てる間にコアーを還元性
雰囲気中で加熱還元処理するのは、ラジェーター組立て
後のフィン表面の酸化皮膜の厚さを１２００Å以下とす
るためである。即ち製造工程においてコアー形成のハン
ダ接合を行なう高温炉は３００〜４００℃であり、フィ
ン表面には厚さ２０００〜１ｏｏｏｏ人の酸化皮膜を発
生する。この炉はフラックスの蒸気などで若干希薄され
るも、６− 実質的には大気雰囲気であるため、フィンは容易に酸化
する。また座板とコアーのハンダ接合は通常局部的加熱
にとどまる場合が多いが、若干の酸化は不可避である。
酸化性雰囲気中で行なうか、又は／及びコアー形成のハ
ンダ接合後ラジェーターを組立てる間にコアーを還元性
雰囲気中で加熱還元処理するのは、ラジェーター組立て
後のフィン表面の酸化皮膜の厚さを１２００Å以下とす
るためである。即ち製造工程においてコアー形成のハン
ダ接合を行なう高温炉は３００〜４００℃であり、フィ
ン表面には厚さ２０００〜１ｏｏｏｏ人の酸化皮膜を発
生する。この炉はフラックスの蒸気などで若干希薄され
るも、６− 実質的には大気雰囲気であるため、フィンは容易に酸化
する。また座板とコアーのハンダ接合は通常局部的加熱
にとどまる場合が多いが、若干の酸化は不可避である。
更に最終工程で一般に黒色の防眩用塗装を行なうため、
１００〜２００℃の乾燥炉を通過させるところから銅酸
化物が（ｑ加されることになる。これをコアー形成のハ
ンダ接合を非酸化性雰囲気中で行なうことによりフィン
の酸化を防止するか、又は／及びコアー形成のハンダ接
合後、ラジェーターを組立てる間にコアーを還元性雰囲
気中で加熱還元処理することによりフィン表面の酸化皮
膜を還元するものである。非酸化性雰囲気としては、Ｎ
２ 、Ｈｚ 、ＣＯ，ＣＯｚ 、Ｎ２０又はこれ等の混
合ガスを用いる。還元性雰囲気としてはＮ２ 、ＧＯ又
はこれ等を有効成分とするガスを用い、１５０°Ｃ以上
に加熱して還元する。
１００〜２００℃の乾燥炉を通過させるところから銅酸
化物が（ｑ加されることになる。これをコアー形成のハ
ンダ接合を非酸化性雰囲気中で行なうことによりフィン
の酸化を防止するか、又は／及びコアー形成のハンダ接
合後、ラジェーターを組立てる間にコアーを還元性雰囲
気中で加熱還元処理することによりフィン表面の酸化皮
膜を還元するものである。非酸化性雰囲気としては、Ｎ
２ 、Ｈｚ 、ＣＯ，ＣＯｚ 、Ｎ２０又はこれ等の混
合ガスを用いる。還元性雰囲気としてはＮ２ 、ＧＯ又
はこれ等を有効成分とするガスを用い、１５０°Ｃ以上
に加熱して還元する。
更に本発明は上記非酸化性雰囲気中でのハンダ接合又は
／及び加熱還元処理後にフィン表面に防錆用インヒビタ
ーを吸着又は付着処理することにより、自動車の実使用
まで又は使用中のフィン表面の酸化皮膜の生成を抑止す
ることができるので一層効果的にフィンの塩害腐食を防
止することができる。このようなインヒビターとしては
、ベンゾトリアゾール（ＢＴＡｌ）、トリルトリアゾー
ル（ＴＴＡ）、エチルベンゾトリアゾールやこれらとア
ミン、カルボン酸などの高級アミン、メルカプトベンゾ
チアゾール又は石ケンなどの高級脂肪酸塩であり、市販
品として各種調合させた薬剤が入手できる。これ等は水
溶液又は有機溶剤として使用する。
／及び加熱還元処理後にフィン表面に防錆用インヒビタ
ーを吸着又は付着処理することにより、自動車の実使用
まで又は使用中のフィン表面の酸化皮膜の生成を抑止す
ることができるので一層効果的にフィンの塩害腐食を防
止することができる。このようなインヒビターとしては
、ベンゾトリアゾール（ＢＴＡｌ）、トリルトリアゾー
ル（ＴＴＡ）、エチルベンゾトリアゾールやこれらとア
ミン、カルボン酸などの高級アミン、メルカプトベンゾ
チアゾール又は石ケンなどの高級脂肪酸塩であり、市販
品として各種調合させた薬剤が入手できる。これ等は水
溶液又は有機溶剤として使用する。
以上の本発明製造法により組立てたラジェーターは、従
来のラジェーターに比べて塩害による腐食を２０〜５０
％程度抑制することができる。銅酸化物は通常大気酸化
や硫化腐食に対し、保護性を有することが知られている
が、塩害腐食では逆に促進の原因となっており、その理
由は未だ解明されていないが、銅酸化物はクラックや細
孔を有しており、これが電気化学的に銅素地に対してカ
ソードとして作用するものと考えられ、本発明製造法で
は組立てたラジェーターのフィン表面の酸化皮膜の厚さ
を１２００Å以下とすることにより塩害腐食を有効に防
止したものである。
来のラジェーターに比べて塩害による腐食を２０〜５０
％程度抑制することができる。銅酸化物は通常大気酸化
や硫化腐食に対し、保護性を有することが知られている
が、塩害腐食では逆に促進の原因となっており、その理
由は未だ解明されていないが、銅酸化物はクラックや細
孔を有しており、これが電気化学的に銅素地に対してカ
ソードとして作用するものと考えられ、本発明製造法で
は組立てたラジェーターのフィン表面の酸化皮膜の厚さ
を１２００Å以下とすることにより塩害腐食を有効に防
止したものである。
以下本発明を実施例について詳細に説明する。
実施例（１）
ハンダ被覆した黄銅製偏平チューブ（肉厚０．１２ｍｍ
、巾１０、厚さ３ ｍ ＞と、ＣＵ −０，１５％３ｎ
−０，０１％Ｐ合金薄板（厚さ０．０４ｍ、巾８．５
ｍｍ）をコルゲートフィンしたフィンとを重ね合わせ、
鉄枠で固定してＮ２−１％Ｎ２からなる非酸化性雰囲気
中で３１０℃に１０分間保持してハンダ接合した後、同
雰囲気中の１２０℃の冷温部に１５分間保持してから大
気中に取り出し、］コアを形成した。
、巾１０、厚さ３ ｍ ＞と、ＣＵ −０，１５％３ｎ
−０，０１％Ｐ合金薄板（厚さ０．０４ｍ、巾８．５
ｍｍ）をコルゲートフィンしたフィンとを重ね合わせ、
鉄枠で固定してＮ２−１％Ｎ２からなる非酸化性雰囲気
中で３１０℃に１０分間保持してハンダ接合した後、同
雰囲気中の１２０℃の冷温部に１５分間保持してから大
気中に取り出し、］コアを形成した。
実施例（２）
実施例（１）においてＮ ｚ １９６ Ｈｚに代えて１
００％ＮＺの非酸化性雰囲気を用いた。
００％ＮＺの非酸化性雰囲気を用いた。
実施例（３）
実施例（１）により形成した］アーをＢＴＡｏ、２５％
水溶液に１分間浸漬した後、乾燥した。
水溶液に１分間浸漬した後、乾燥した。
実施例（４）
実施例（１）により形成した］アーをメルカプ９−
１〜ベンゾチアゾールの０．５％アルコール溶液に１分
間浸漬した後、乾燥した。
間浸漬した後、乾燥した。
実施例（５）
実轡例（１）と同様にして黄銅製偏平チューブとコルゲ
ートフィンを重ね合わせ、鉄枠で固定して大気中でハン
ダ接合してコアーを形成した後、該コアーをＮ２−５０
％ＣＯからなる還元性雰囲気中で１８０℃に５分間保持
し、同雰囲気中の１２０℃の冷温部に１０分間保持して
から大気中に取出し、コアーを還元処理した。
ートフィンを重ね合わせ、鉄枠で固定して大気中でハン
ダ接合してコアーを形成した後、該コアーをＮ２−５０
％ＣＯからなる還元性雰囲気中で１８０℃に５分間保持
し、同雰囲気中の１２０℃の冷温部に１０分間保持して
から大気中に取出し、コアーを還元処理した。
実施例（６）
実施例（５）により形成したコアーをＢＴＡｏ、２５％
水溶液に１分間浸漬した後、乾燥した。
水溶液に１分間浸漬した後、乾燥した。
従来法
実施例（１）においてＮｚ−１％Ｎ２からなる非酸化性
雰囲気に代えて、大気中でハンダ接合し１こ 。
雰囲気に代えて、大気中でハンダ接合し１こ 。
このようにして製造した各ファーについて、フィン表面
の酸化皮膜の厚さを測定した後、ＪＩＳＺ −２３７１
に基づく５％塩水噴霧試験を０．５時間と、−１〇− 温度６０℃、湿度９５％の加湿試験を２３．５時間とを
４０回繰返してから、フィンの一部を切り出し、腐食量
を測定した。これ等の結果を第１表に示す。尚フィン表
面の酸化皮膜の厚さはカソード還元法により測定し、腐
食量は５％ＨｚＳＯ÷水溶液に超音波をかけながら１分
間浸漬し、その前後の重量より算出した。
の酸化皮膜の厚さを測定した後、ＪＩＳＺ −２３７１
に基づく５％塩水噴霧試験を０．５時間と、−１〇− 温度６０℃、湿度９５％の加湿試験を２３．５時間とを
４０回繰返してから、フィンの一部を切り出し、腐食量
を測定した。これ等の結果を第１表に示す。尚フィン表
面の酸化皮膜の厚さはカソード還元法により測定し、腐
食量は５％ＨｚＳＯ÷水溶液に超音波をかけながら１分
間浸漬し、その前後の重量より算出した。
第 １ 表
次に実施例（１）により製造したコアーを３５０°Ｃの
エアーバス中に３分乃至３０分間酸化処理し、同様′に
して酸化皮膜の厚さと腐食間を測定し、酸化皮膜と腐食
量との関係を調べた。その結果を第２表に示す。
エアーバス中に３分乃至３０分間酸化処理し、同様′に
して酸化皮膜の厚さと腐食間を測定し、酸化皮膜と腐食
量との関係を調べた。その結果を第２表に示す。
第 ２ 表
更に実施例（１）、（３）、（４）及び従来法により製
造した］アーを温度６０℃、湿度９５％の加湿状態に３
００時間保持した後、同様にして酸化皮膜の厚さを測定
し、しかる後上記塩水噴霧試験と加熱試験を４０回繰返
してから腐食量を測定した。
造した］アーを温度６０℃、湿度９５％の加湿状態に３
００時間保持した後、同様にして酸化皮膜の厚さを測定
し、しかる後上記塩水噴霧試験と加熱試験を４０回繰返
してから腐食量を測定した。
その結果を第３表に示す。
第 ３ 表
第１表から明らかなように、従来法では腐食量が１２．
５％であるの対し、本発明の実施例（１）〜（６）では
何れも７％前後と小さくなっていることが判る。また第
２表からフィンの腐食量はフィンの酸化皮膜の厚さと共
に増大し、特に酸化皮膜の厚さが１４００Å以上で顕著
に増加することが判る。
５％であるの対し、本発明の実施例（１）〜（６）では
何れも７％前後と小さくなっていることが判る。また第
２表からフィンの腐食量はフィンの酸化皮膜の厚さと共
に増大し、特に酸化皮膜の厚さが１４００Å以上で顕著
に増加することが判る。
更に第３表から明らかなように本発明製造法においてハ
ンダ接合を非酸化性雰囲気中で行なうか、又はハンダ接
合後に還元性雰囲気中で加熱還元処理するだけよりも、
更に防錆インヒビターを吸着又は付着処理したものは酸
化し難く、腐食量も少なくなっており、ラジェーターが
出荷されてから実使用迄の間及び実使用中にお【プる環
境において表面変質を抑制し得ることが判る。
ンダ接合を非酸化性雰囲気中で行なうか、又はハンダ接
合後に還元性雰囲気中で加熱還元処理するだけよりも、
更に防錆インヒビターを吸着又は付着処理したものは酸
化し難く、腐食量も少なくなっており、ラジェーターが
出荷されてから実使用迄の間及び実使用中にお【プる環
境において表面変質を抑制し得ることが判る。
このように本発明は従来通常の大気環境において全く問
題視されず、むしろ保護的作用を有するものと考えられ
ていた製造工程におる酸化皮膜の生成を抑制することに
より、塩害腐食を有効に防止したもので、自動車の軽量
化に答え得る高性能ラジェーターを経済的に製造するこ
とができるも１３− ので、■乗上顕著な効果を秦するものである。
題視されず、むしろ保護的作用を有するものと考えられ
ていた製造工程におる酸化皮膜の生成を抑制することに
より、塩害腐食を有効に防止したもので、自動車の軽量
化に答え得る高性能ラジェーターを経済的に製造するこ
とができるも１３− ので、■乗上顕著な効果を秦するものである。
第１図は自動車用ラジェーターの一例を示す正面図であ
る。 １ ・・・・・・・・・・・・ チューブ２ ・・・・
・・・・・・・・ フィン３ ・・・・・・・・・・・
・ ］］７−４４′ ・・・ 座 板 ５．５′ ・・・ タンク １４−
る。 １ ・・・・・・・・・・・・ チューブ２ ・・・・
・・・・・・・・ フィン３ ・・・・・・・・・・・
・ ］］７−４４′ ・・・ 座 板 ５．５′ ・・・ タンク １４−
Claims (2)
- （１）ハンダ接合により熱交換媒体を流す複数のチュー
ブ外側にフィンを取付けて銅製コアーを形成し、該コア
ーの一端又は両端にハンダ接合により座板を取付けてタ
ンクを装着するラジェーターの組立てにおいて、コアー
形成のハンダ接合を非酸化性雰囲気中で行なうか、又は
／及びコアー形成のハンダ接合後、ラジェーターを組立
てる間にコアーを還元性雰囲気中で加熱還元処理し、ラ
ジェーター組立て後のフィン表面の酸化皮膜の厚さを１
２００Å以下とすることを特徴とする自動車用銅系ラジ
ェーターの製造法。 - （２）ハンダ接合により熱交換媒体を流す複数のチュー
ブ外側にフィンを取付けて銅製コアーを形成し、該コア
ーの一端又は両端にハンダ接合により座板を取付けてタ
ンクを装着するラジェーターの組立てにおいて、コアー
形成のハンダ接合を非酸化性雰囲気中で行なうか、又は
／及びファー形成のハンダ接合後、ラジェーターを組立
てる間に］アーを還元性雰囲気中で加熱還元処理し、し
かる後フィン表面に防錆インヒビターを吸着又はイ」管
処理し、ラジェーター組立て後のフィン表面の酸化皮膜
の厚さを１２００Å以下とすることを特徴とする自動車
用銅系ラジェーターの製造法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216584A JPS60177955A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 自動車用銅系ラジエ−タ−の製造法 |
| US06/903,948 US4775004A (en) | 1984-02-22 | 1986-09-05 | Copper radiator for motor cars excellent in corrosion resistance and method of manufacturing |
| US07/177,066 US4898318A (en) | 1984-02-22 | 1988-04-04 | Copper radiator for motor cars excellent in corrosion resistance and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216584A JPS60177955A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 自動車用銅系ラジエ−タ−の製造法 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16865591A Division JPH0678880B2 (ja) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | 自動車用銅系ラジエータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60177955A true JPS60177955A (ja) | 1985-09-11 |
| JPH0472160B2 JPH0472160B2 (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=12351325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3216584A Granted JPS60177955A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | 自動車用銅系ラジエ−タ−の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60177955A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62230473A (ja) * | 1986-04-01 | 1987-10-09 | Nippon Denso Co Ltd | 熱交換器の製造方法 |
| US4775004A (en) * | 1984-02-22 | 1988-10-04 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Copper radiator for motor cars excellent in corrosion resistance and method of manufacturing |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4929148A (ja) * | 1972-07-10 | 1974-03-15 | ||
| JPS50108563A (ja) * | 1974-02-01 | 1975-08-27 | ||
| JPS51107207A (en) * | 1975-03-19 | 1976-09-22 | Furukawa Electric Co Ltd | Kinzokukanno kanetsushorihoho |
| JPS5210838A (en) * | 1975-07-15 | 1977-01-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Method of fabrication heat pipe |
-
1984
- 1984-02-22 JP JP3216584A patent/JPS60177955A/ja active Granted
Patent Citations (4)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS62230473A (ja) * | 1986-04-01 | 1987-10-09 | Nippon Denso Co Ltd | 熱交換器の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0472160B2 (ja) | 1992-11-17 |
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