JPS60177933A - 無偏析鋼塊の製造方法 - Google Patents
無偏析鋼塊の製造方法Info
- Publication number
- JPS60177933A JPS60177933A JP59034378A JP3437884A JPS60177933A JP S60177933 A JPS60177933 A JP S60177933A JP 59034378 A JP59034378 A JP 59034378A JP 3437884 A JP3437884 A JP 3437884A JP S60177933 A JPS60177933 A JP S60177933A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- partition plate
- steel ingot
- casting mold
- obtd
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D7/00—Casting ingots, e.g. from ferrous metals
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D9/00—Machines or plants for casting ingots
- B22D9/006—Machines or plants for casting ingots for bottom casting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、無偏析鋼塊の製造方法に関するものである
。
。
厚板を製造する方法の１つに、鋼塊を圧延捷たは鍛造す
ることによって得た鋳片を、圧延して製−］− 造する方法がある。
ることによって得た鋳片を、圧延して製−］− 造する方法がある。
前記鋳片内には種々の欠陥が存在する。この欠陥の中で
、第１図に示されるように、鋼塊段階で生じた中心偏析
］や逆Ｖ偏析２等の内部偏析は、鋳片の凝固過程で生じ
るものであり、鋳片を厚板に圧延する捷でに、長時間加
熱等の処理を施しても、前記内部偏析を完全に消滅させ
ることは困難である。従って、厚板に圧延された後、水
素誘起割れやラミネーション等の欠陥となって現われる
。
、第１図に示されるように、鋼塊段階で生じた中心偏析
］や逆Ｖ偏析２等の内部偏析は、鋳片の凝固過程で生じ
るものであり、鋳片を厚板に圧延する捷でに、長時間加
熱等の処理を施しても、前記内部偏析を完全に消滅させ
ることは困難である。従って、厚板に圧延された後、水
素誘起割れやラミネーション等の欠陥となって現われる
。
前記内部偏析は、次のようにして生じる。即ち、鋳型内
に注入された溶鋼は、残溶鋼を濃化させつつ表面から徐
々に凝固する。この結果、最終的に鋳片中心付近に前記
内部偏析が生じる。
に注入された溶鋼は、残溶鋼を濃化させつつ表面から徐
々に凝固する。この結果、最終的に鋳片中心付近に前記
内部偏析が生じる。
大型鋼塊においては凝固終了捷でに長時間装するので、
鋼塊表面から約２００鮎より内側の領域に逆■偏析と呼
ばれる内部偏析が生じる。
鋼塊表面から約２００鮎より内側の領域に逆■偏析と呼
ばれる内部偏析が生じる。
前記内部偏析の発生を防ＩＦする方法として、鋳型に注
入した溶鋼を、その底部から上方に向って凝固させる、
所謂、一方向凝固法がある。この方法によれば、溶鋼の
最終凝固位置が鋳片の上層と２− 々るので、内部偏析は前記上層部分にのみ生じる。
入した溶鋼を、その底部から上方に向って凝固させる、
所謂、一方向凝固法がある。この方法によれば、溶鋼の
最終凝固位置が鋳片の上層と２− 々るので、内部偏析は前記上層部分にのみ生じる。
従って、前記上層部分を除去すれば、内部偏析の存在し
ガい品質の良い鋼塊を製造することができる。
ガい品質の良い鋼塊を製造することができる。
しかし、前記一方向凝固法によって製造した鋼塊は、２
面凝固法、即ち、溶鋼を鋳型の両側面から凝固させる方
法によって得た通常の鋼塊と比較して、鋼塊の上表面積
が広いので、介在物が発生し易く、まだハンドリング性
が悪い。さらに、凝固時間が通常の２面凝固法と比較し
て長いのできわめて生産性が悪い。
面凝固法、即ち、溶鋼を鋳型の両側面から凝固させる方
法によって得た通常の鋼塊と比較して、鋼塊の上表面積
が広いので、介在物が発生し易く、まだハンドリング性
が悪い。さらに、凝固時間が通常の２面凝固法と比較し
て長いのできわめて生産性が悪い。
この発明は、上述したような観点から、生産性が良く且
つ内部偏析がない鋼塊の製造方法を提供するものであっ
て、 鋳型の中央部に仕切板を垂直に挿入し、このようにして
２つに仕切られた前記鋳型内に溶鋼を注入し、前記溶鋼
を前記鋳型の前記仕切板と平行な側面側から凝固させ、
この後、前記鋳型から鋼塊を型抜きし、前記鋼塊を前記
仕切板を中心として２分割することに特徴を有する。
つ内部偏析がない鋼塊の製造方法を提供するものであっ
て、 鋳型の中央部に仕切板を垂直に挿入し、このようにして
２つに仕切られた前記鋳型内に溶鋼を注入し、前記溶鋼
を前記鋳型の前記仕切板と平行な側面側から凝固させ、
この後、前記鋳型から鋼塊を型抜きし、前記鋼塊を前記
仕切板を中心として２分割することに特徴を有する。
３−
この発明の一実施態様を図面を参照しながら説明する。
第２図は、この発明の一実施態様の概略断面図、第３図
は、第２図のへ方向視図である。第２図および第３図に
示されるように、鋳型３は下注定盤４上に載置されてい
る。鋳型３の形状は、長辺幅をＷ、短辺幅を辺、高さを
Ｈとした場合、ｗ ＜ Ｗ。
は、第２図のへ方向視図である。第２図および第３図に
示されるように、鋳型３は下注定盤４上に載置されてい
る。鋳型３の形状は、長辺幅をＷ、短辺幅を辺、高さを
Ｈとした場合、ｗ ＜ Ｗ。
〜（Ｈを満足する。鋳型３の短辺幅一方向中央部には断
熱性の仕切板５が垂直に挿入されている。
熱性の仕切板５が垂直に挿入されている。
仕切板５の材質として有機物質や金属単体は好捷しく々
く、無機物質である金属酸化物寸たはこれと金層との組
み合せからなるものが好捷しい。また、鋳型３の長辺面
からの凝固を仕切板５がらの凝固に対して優先させるだ
めに、仕切板５の材質として、熱伝導率が低く且つ熱容
量が小さいものが好せしい。さらに、溶鋼注入初期に仕
切板５による凝固が生じないようにするために、仕切板
５として溶鋼注入時に自己発熱したり、内部に発熱体を
設けたものを用いても良い。
く、無機物質である金属酸化物寸たはこれと金層との組
み合せからなるものが好捷しい。また、鋳型３の長辺面
からの凝固を仕切板５がらの凝固に対して優先させるだ
めに、仕切板５の材質として、熱伝導率が低く且つ熱容
量が小さいものが好せしい。さらに、溶鋼注入初期に仕
切板５による凝固が生じないようにするために、仕切板
５として溶鋼注入時に自己発熱したり、内部に発熱体を
設けたものを用いても良い。
仕切板５は鋳型３の長辺幅中央部に垂直に挿入４−
しても良い。この場合には、長辺面に断熱材８を貼り付
けて、短片側からの凝固を長辺側からの凝固に対して優
先させる。
けて、短片側からの凝固を長辺側からの凝固に対して優
先させる。
鋳型３内に注入された溶鋼は、鋳型３の長辺面側から優
先して凝固する。このようにして完全に凝固した鋼塊を
鋳型３から型抜きし、仕切板５を中心として２分割する
。このようにして製造された鋼塊には、一方向凝固法に
よシ鋼塊を製造した場合と同様に内部偏析が存在しない
。
先して凝固する。このようにして完全に凝固した鋼塊を
鋳型３から型抜きし、仕切板５を中心として２分割する
。このようにして製造された鋼塊には、一方向凝固法に
よシ鋼塊を製造した場合と同様に内部偏析が存在しない
。
次に、この発明の方法の実施例について説明する。
長辺幅Ｗ−２０００＋７ａ ｓ短辺幅−＝５５０Ｒｍ、
高さＨ＝ ３０００ 勲の鋳型の短辺幅方向中央部に、
ＡＱ２０．を主成分とする厚さ５０鰭の仕切板を垂直に
挿入し、下注法によって鋳型内に約２０）ンの溶鋼を注
入し、約３．５時間静置した後鋼塊を型抜きし、仕切板
を中心として鋼塊を２分割した。このようにして製造し
た、Ｘ６５クラスのＡＰ、−８ｉギルド鋼塊を圧延して
板厚２５關および１ｏｏＵの厚板を製造した。次に、こ
のようにして製造した厚５− 板について、耐水素誘起割れ試験を行って偏析の程度を
調べた。この結果を、仕切板を用いない従来法により製
造した場合の結果と合せて第１表に示す。
高さＨ＝ ３０００ 勲の鋳型の短辺幅方向中央部に、
ＡＱ２０．を主成分とする厚さ５０鰭の仕切板を垂直に
挿入し、下注法によって鋳型内に約２０）ンの溶鋼を注
入し、約３．５時間静置した後鋼塊を型抜きし、仕切板
を中心として鋼塊を２分割した。このようにして製造し
た、Ｘ６５クラスのＡＰ、−８ｉギルド鋼塊を圧延して
板厚２５關および１ｏｏＵの厚板を製造した。次に、こ
のようにして製造した厚５− 板について、耐水素誘起割れ試験を行って偏析の程度を
調べた。この結果を、仕切板を用いない従来法により製
造した場合の結果と合せて第１表に示す。
第１表
第１表から明らかなように、本発明法により製造した鋼
塊を圧延した厚板は、割れが発生しないことが明らかで
ある。
塊を圧延した厚板は、割れが発生しないことが明らかで
ある。
以上説明したように、この発明によれば、内部偏析のな
い鋼塊を生産性良く製造することができるといったきわ
めて有用々効果がもたらされる。
い鋼塊を生産性良く製造することができるといったきわ
めて有用々効果がもたらされる。
６一
第１図は、鋼塊内に生じた内部偏析の説明図、第２図は
、この発明の一実施態様の概略断面図、第３図は、第２
図のＡ方向視図、第４図は、仕切板の別の挿入態様を示
す平面図である。図面において、 ］・・中心偏析 ２・・・逆Ｖ偏析 ３・・鋳型 ４・・・下注定盤 ５・・・仕切板 ６・・・取鍋 ７・・・注入管 ８・・・断熱材 出願人 日本鋼管株式会社 代理人 潮谷 奈津夫（他２名） ７− 第１図 学２図
、この発明の一実施態様の概略断面図、第３図は、第２
図のＡ方向視図、第４図は、仕切板の別の挿入態様を示
す平面図である。図面において、 ］・・中心偏析 ２・・・逆Ｖ偏析 ３・・鋳型 ４・・・下注定盤 ５・・・仕切板 ６・・・取鍋 ７・・・注入管 ８・・・断熱材 出願人 日本鋼管株式会社 代理人 潮谷 奈津夫（他２名） ７− 第１図 学２図
Claims (1)
- 鋳型の中央部に仕切板を垂直に挿入し、このようにして
２つに仕切られた前記鋳型内に溶鋼を注入し、前記溶鋼
を前記鋳型の前記仕切板と平行な側面側から凝固させ、
この後、前記鋳型から鋼塊を型抜きし、前記鋼塊を前記
仕切板を中心として２分割することを特徴とする無偏析
鋼塊の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59034378A JPS60177933A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 無偏析鋼塊の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59034378A JPS60177933A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 無偏析鋼塊の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60177933A true JPS60177933A (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=12412505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59034378A Pending JPS60177933A (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 | 無偏析鋼塊の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60177933A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012040987A1 (zh) * | 2010-09-30 | 2012-04-05 | 西峡龙成特种材料有限公司 | 非电渣重熔式洁净金属锭模 |
-
1984
- 1984-02-27 JP JP59034378A patent/JPS60177933A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012040987A1 (zh) * | 2010-09-30 | 2012-04-05 | 西峡龙成特种材料有限公司 | 非电渣重熔式洁净金属锭模 |
| US9010403B2 (en) | 2010-09-30 | 2015-04-21 | Nanyang Xingzhi Patent Technology Service Co., Ltd. | Non-electroslag remelting type clean metal ingot mold |
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