JPS6017704Y2 - 液面警報装置 - Google Patents

液面警報装置

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JPS6017704Y2
JPS6017704Y2 JP16776380U JP16776380U JPS6017704Y2 JP S6017704 Y2 JPS6017704 Y2 JP S6017704Y2 JP 16776380 U JP16776380 U JP 16776380U JP 16776380 U JP16776380 U JP 16776380U JP S6017704 Y2 JPS6017704 Y2 JP S6017704Y2
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float
reed switch
stopper
claw
reservoir
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JP16776380U
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JPS5789932U (ja
Inventor
俊幸 高橋
Original Assignee
株式会社ナブコ
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば自動車に装着されるマスクシリンダ
のリザーバ内の液面が所定位置以下に低下したとき警報
を発する液面警報装置に関する。
従来技術 従来、こういったものの1つとして、作動液を貯えるリ
ザーバ内に上下動可能に配置される筒状のフロートと、
リザーバ内で下方に向って延び前記フロートの孔を貫通
して前記フロートを案内するフロートガイド部と、前記
フロートの孔壁に埋設されるマグネットと、前記フロー
トガイド部の内部に収納され前記フロートが所定位置に
下降したとき前記マグネットの磁力により作動可能なリ
ードスイッチと、前記フロートの所定位置以下への移動
を制限するべく前記フロートと係合可能に前記フロート
ガイド部に設けられるストッパとを備え、前記ストッパ
を前記フロートガイド部とは別体に形威しフロートガイ
ド部の端部に嵌着するようにしたものがある。
(例えば、実公昭55−78ω号公報、実開昭55−3
9254号公報等に開示)こうしたものにおいては、予
めマグネットをフロートに埋設してフロート組立体とし
ておき、それを予めリードスイッチが収納されたフロー
トガイド部に嵌装するといったように、各部品を副組立
体とした上でそれらを組立て、フロート組立体を嵌装し
た後ストッパを組付けることによってフロートの抜止め
がなされ、液面警報装置を1つの組立体として完成する
ようになっている。
そして、装置がリザーバに装着されて使用される際に1
、ま、リザーバ内に貯えられた作動液の減少により液面
とともにフロートが所定位置まで下降すると、マグネッ
トの磁力によりリードスイッチを作動させて警報を発す
るようになっており、その後さらに液面が低下しても、
フロートの下面がストッパに係合してフロートは所定位
置に留まりさらに下方へ移動しないようになっている。
本考案が解決しようとする問題 ところが、かかる従来のものにおいては、ストッパをフ
ロートガイド部の端部に取付けるようになっているため
、次のような問題を生ずる。
すなわち、ストッパの分だけ部品点数が多くなって装置
の構成が複雑化するばかりでなく、ストッパをフロート
ガイド部に嵌着する作業を必要とするので装置の組立作
業が煩しくなるという問題がある。
さらに、ストッパの取付けしろをフロートガイド部の端
部に設ける必要があるため、その分フロートガイド部を
長く形成しなければならず、フロートがストッパに係合
したときにフロートの下面から下方に突出するフロート
ガイド部の長さが大となる。
そのため、液面警報装置をリザーバに装着した際、スト
ッパ係合時のフロート下面とリザーバ底壁との距離をフ
ロートガイド部の突出量に応じて大きく設定しなければ
ならないので、フロートが作動液減少により下降してリ
ードスイッチが作動する位置とリザーバ底壁との距離、
つまり警報を発すべき液面の高さも高くならざるを得な
くなってしまう。
このように、従来形式のものは、液面警報高さを低く設
定する場合には使用できないという問題がある。
本考案は、上記問題に鑑み威されたものであって、スト
ッパを別部品として組付けることを不要にして、装置の
構成を簡素化して組立作業を容易にするとともに、フロ
ートガイド部の突出量をできる限り少なくして、液面警
報高さを低く設定した場合にも使用できる液面警報装置
を得ることを目的とする。
本考案の手段 本考案は、上記目的を達成するために、前記ストッパを
前記リードスイッチの収納位置よりも上方で前記フロー
トガイド部の外周に一体に設けた突起から形成し、上端
に前記突起の上面に保合可能な爪を有する腕を前記フロ
ートの上部から前記フロートガイド部に沿って上方に一
体に設け、前記爪または前記腕を弾性変形可能としたも
のである。
手段の作用 こうすることにより、組立作業において、フロートをフ
ロートガイド部の端部から挿入していくと、爪または腕
の弾性変形によって爪が突起を乗り越えてフロートガイ
ド部の上方に進入して、その後は爪と突起の上面が係合
可能となる。
このようにフロートの嵌装作業と同時にフロートの抜は
止めがなされ、別途ストッパを取付けなくて済むので、
装置の構成が簡素となり、組立作業も容易となる。
さらに、フロートガイド部のリードスイッチ収納位置よ
りも上方で、フロートが所定位置以下に移動することを
制限されるため、爪が突起上面と係合したときにフロー
トの下面から突出するフロートガイド部の長さを小さく
することができる。
従って、リザーバ装着時に、リザーバ底壁とフロートの
最下位置との距離を小さくして、液面警報高さを低く設
定することがなし得るようになる。
本考案の効果 本考案は、上記手段を採ることによって、目的を達成で
きるのみならず、次の如き効果を奏する。
すなわち、従来フロートより下側に取付けていたストッ
パの分の体積が減少され、フロートが所定位置に低下し
たときフロートの下方に突出するフロートガイド部端部
の体積が減じられるため、液面警報装置のフロートから
下側部分の体積がリザーバ容積に対して占める割合が小
さくなる。
従って、作動液が貯えられる空間を大きく確保すること
ができ、液面警報高さを低く設定した場合にも作動液の
液量を多く確保できる。
実施例 以下、本考案を自動車用ブレーキ装置に用いられるマス
クシリンダのリザーバ実施した実施例について図面を参
照して詳しく説明する。
第1図は本考案の一実施例の断面を示す断面図であり、
第2図はそのフロートの上面図である。
第1図において、全体を1で示すリザーバは、リザーバ
本体2の底部に形成したニップル部3を介して図示して
いないマスクシリンダ本体に接続されており、リザーバ
本体2の開口部4には液面警報装置5が装着されている 液面警報装置5は、リザーバ本体2の開口部4の密封部
材6を介して嵌合する蓋部材7及び上部が密封部材6の
中央部に設けた孔8に嵌入して密封部材6に支持されて
いる合成樹脂製の筒部材9を備えている。
筒部材9には、その略下半分にフロートガイド部10が
形成されており、このフロートガイド部10の外周面に
は、後述するリードスイッチ21の収納位置よりも上方
に位置し、上方に向って増径する斜面11を有する突起
12が一体に形成されている。
フロートガイド部10には、合成樹脂製で略円筒状のフ
ロート14が上下動可能に嵌合されており、フロートガ
イド部10が貫通するフロート14の孔の壁面には、マ
グネット13が埋設されている。
フロート14にはその基部15から軸方向上向きに伸び
る腕16が形成されており、さらに腕16の上端部には
半径方向内向きに伸びる爪17が形成されている。
第2図に示すように、腕16は間隔を置いて4本設けら
れており、これにより腕16がフロート14の半径方向
に弾性変形しやすくなっている。
爪17の内端上部には突起12の斜面11と略同傾斜の
斜面18が設けられており、爪17が突起12の斜面1
1上を容易にすべるようにしている。
爪17は、第1図に示すように突起12の上面19と係
合可能であり、これによりフロート14はフロートガイ
ド部10から抜は落ちるのが防止されている。
フロートガイド部10の内孔20には、リードスイッチ
21が内装されており、このリードスイッチ21は所定
の長さに切断したその引き出し線22の下端を内孔20
の底面23に当接させることにより、フロート14の爪
17が突起12の上面19に当接したとき接点が閉じる
ように位置決めされている。
24はリード線、25は蓋部材7がリザーバ本体2から
はずれるの防止する金具、26は波よけ板である。
次に、本実施例の組立について説明する。
まず筒部材9をその上部を密封部材6の孔8に嵌入して
密封部材6に支持させる。
次にフロート14の爪17の斜面18をフロートガイド
部10の突起12の斜面11に合わせてフロート14を
上方に押圧し、突起12に対して爪17が上方に越える
ことによりフロート14をフロートガイド部10に組付
ける。
このとき、フロート14に形成した腕16はフロートの
半径方向に弾性変形して、第2図に示す爪17の内端径
Aを増大し、爪17が突起12を超えると元の内端径に
復帰する。
フロートガイド部10にフロート14を一度組付けると
、爪17が突起12の上面19に係合可能であるため、
フロート14がフロートガイド部10の内孔20にリー
ドスイッチ21を配置・固定した後に密封部材6を蓋部
材7に取付け、最後に金具25を蓋部材7に取付ける。
なお、液面警報装置5のリザーバ本体2に対する取付け
については、従来のものと同様に行われるので説明は略
す。
液面警報装置5の作動について簡単に説明する。
作動液がリードスイッチ本体2内に充分な量貯えられて
いるときには、フロート14は図示の状態から上方に移
動しており、マグネット13がリードスイッチ21から
遠ざかっているので、リードスイッチ21の接点は開い
たままで警報は発せられない。
液漏れ等によりリードスイッチ2内の作動液が減少する
と、液面の低下とともにフロート14が下方に移動する
そして爪17が突起12の上面19に係合する図示の位
置までフロート14が下がると、マグネット13の磁力
によりリードスイッチ21の接点が閉じ警報が発せられ
る。
この後、さらに作動液が減少して液面が低下しても、フ
ロート14は爪17と突起21との係合より下方へは移
動せず、従って、マグネット13の磁力によりリードス
イッチ21の接点は閉状態を維持され警報は発し続けら
れる。
以上に述べたように、フロート14のフロートガイド部
10への組付は作業において、爪17の斜面18が突起
112の斜面11に沿ってすべるようにするとともに、
腕16のそれぞれが弾性変形して爪17の内端径Aを変
化するようにしているため、フロート14を比較的弱い
力で押圧することにより爪17は突起12の上方に超え
ることができ、その組付は作業が容易となっている。
また、爪17が突起12を超えてしまうと爪17が突起
12の上面19に係合するのでフロート14がフロート
ガイド部10から抜は落ちることが確実に防止される。
さらにまた、フロート14の爪17とフロートガイド部
10の突起12との係合により、フロート14の上部で
抜は止めがなされるので、フロートガイド部10の下端
部にフロートストッパを取付ける必要はない。
従って、部品点数を少なくできるばかりでなく、フロー
ト14が図に示すように最も下方に位置するとき、フロ
ート14の下端と同一の平面から下方に突出するフロー
トガイド部10の下端部をできる限り短くすることが可
能となる。
これによって、フロート14の移動域の下限をリザーバ
2の底壁に近づけることができるので、低い液面高さに
おいてリードスイッチ21の接点を閉じ警報を発するよ
うにすることができ、フロート14が最下位置にあると
きに、その下方に突出し作動液中に没する部分の体積が
減少されるので、作動液を貯える空間を大きくとって、
充分な作動液の液量を確保することができる。
以上、図示した実施例について説明したが、本考案はこ
れに限定されることなく、例えば、フロートガイド部1
0の外周面にその全周にわたって連続する突起12を形
成することに代えて、フロートガイド部の外周面上に突
起を複数に分割して形成し、フロートの内周側に連続す
る爪を形成してもよく、突起と爪とをそれぞれ複数に分
割して形威してもよい。
また、腕16を弾性変形可能にすることに代えて、爪を
弾性変形可能に形威してもよい。
要するに、フロートをフロートガイド部に組付けた後に
、突起と爪とが係合可能になるように、突起及び爪が形
威されておればよい。
以上の説明からも明らかなように、本考案によれば、リ
ードスイッチの収納位置よりも上方でフロートガイド部
の外周に一体に突起を設け、フロートの上方にフロート
ガイド部に沿って延びる腕とこの腕の上端に突起と係合
可能な爪を一体に形威し、腕また爪を弾性変形可能とし
たことにより、組立作業が容易で低い液面高さでの警報
発信を可能とした液面警報装置を得ることができるのみ
ならず、作動液を貯える空間をより大きく確保すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は第1図の
フロート14の上面図である。 1・・・・・・リザーバ、2・・・・・・リザーバ本体
、5・・・・・・液面警報装置、7・・・・・・蓋部材
、9・・・・・・筒部材、10・・・・・・フロートガ
イド部、11.18・・・・・・斜面、12・・・・・
・突起、13・・・・・・マグネット、14・・・・・
・フロート、16・・・・・・腕、17・・・・・・爪
、19・・・・・・上面、21・・・・・・リードスイ
ッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作動液を貯えるリザーバ内に上下動可能に配置される筒
    状のフロートと、リザーバ内で下方に向って延び前記フ
    ロートの孔を貫通して前記フロートを案内するフロート
    ガイド部と、前記フロートの孔壁に埋設されるマグネッ
    トと、前記フロートガイド部の内部に収納され前記フロ
    ートが所定位置に下降したとき前記マグネットの磁力に
    より作動可能なリードスイッチと、前記フロートの所定
    位置以下へ移動を制限するべく前記フロートと係合可能
    に前記フロートガイド部に設けられるストッパとを備え
    た液面警報装置において、前記ストッパを前記リードス
    イッチの収納位置よりも上方で前記フロートガイド部の
    外周一体に設けた突起から形威し、上端に前記突起の上
    面に係合可能な爪を有する腕を前記フロートの上部から
    前記フロートガイド部に沿って上方に一体に設け、前記
    爪または前記腕を弾性変形可能とした液面警報装置。
JP16776380U 1980-11-21 1980-11-21 液面警報装置 Expired JPS6017704Y2 (ja)

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JP16776380U JPS6017704Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 液面警報装置

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Publication Number Publication Date
JPS5789932U JPS5789932U (ja) 1982-06-03
JPS6017704Y2 true JPS6017704Y2 (ja) 1985-05-30

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JP16776380U Expired JPS6017704Y2 (ja) 1980-11-21 1980-11-21 液面警報装置

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JPH0316039Y2 (ja) * 1985-04-11 1991-04-08

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JPS5789932U (ja) 1982-06-03

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