JPH0536782Y2 - - Google Patents

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JPH0536782Y2
JPH0536782Y2 JP1988166185U JP16618588U JPH0536782Y2 JP H0536782 Y2 JPH0536782 Y2 JP H0536782Y2 JP 1988166185 U JP1988166185 U JP 1988166185U JP 16618588 U JP16618588 U JP 16618588U JP H0536782 Y2 JPH0536782 Y2 JP H0536782Y2
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動二輪車等車両のブレーキやクラ
ツチを液圧で作動させる液圧マスタシリンダの作
動液を貯溜するリザーバに関するものである。
〔従来の技術〕
筒状のリザーバ本体の上方開口部にダイヤフラ
ムを取付けるとともにキヤツプを被冠し、かつリ
ザーバ本体の底壁内面に、液面減少警報装置のリ
ードスイツチを開閉するマグネツトを埋設したフ
ロートを遊装するガイドリブを立設した液圧マス
タシリンダ用リザーバは、例えば実開昭57−
31264号公報に開示されている。またさらに、作
動液に混入する不純物を取除くために、リザーバ
本体内にフイルタを収容したものが実開昭58−
47556号公報に示されており、このフイルタは内
部に周面がろ過材から成る円柱状のろ過部が立設
されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、作動液の減少に伴つてダイヤフラム
が降下すると、前者にあつてはガイドリブの上端
が、後者にあつてはフイルタのろ過部の頂面が前
記ダイヤフラムに接触してその降下を妨げるとい
う問題がある。
そこで、本考案は作動液が減少した際に、ダイ
ヤフラムの降下を妨げることが無く、正常な作動
を維持することが可能な液圧マスタシリンダ用リ
ザーバを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、上方開口部
にダイヤフラムを取付けるとともにキヤツプを被
冠するリザーバ本体内にフイルタを収容し、かつ
リザーバ本体の底壁下面に一側外周から内方へ向
けて液面減少警報装置のリードスイツチを配設
し、さらに前記底壁内面に、液面減少警報装置の
フロートを遊装するガイドリブを立設した液圧マ
スタシリンダ用リザーバにおいて、前記フイルタ
を、側面にろ過部を有する有底籠形状に形成し、
該フイルタの底部を、フイルタ内部を下降するダ
イヤフラムの底部の下限位置より下方に配設し、
前記ガイドリブに、上端に前記フイルタの底部を
支承する受け部を有する複数のガイド片を備え、
該ガイド片に、受け部から内方向に突出する爪部
を形成したことを特徴としている。
〔作用〕
これにより、ダイヤフラムは作動液の減少に伴
つて、フイルタ内に下降して収納される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
液圧マスタシリンダ1のリザーバ2は、縦円筒
形のリザーバ本体3の内壁に形成した環状の底壁
4の下部に連結筒部5を突設し、該連結筒部5を
シリンダボデイ6の上部に突設した取付けボス部
7の外周に嵌装してクランプ8により緊締する。
そして、リザーバ本体3の上方開口部9にはダイ
ヤフラム10が取付けられるとともにキヤツプ1
1が被冠されている。
また、リザーバ本体3の底壁4の内面4aに
は、液面減少警報装置12のフロート13が遊装
されるガイドリブ14が立設されている。このガ
イドリブ14は、リザーバ本体3と同心状に適宜
間隔で立設した複数のガイド片14a,14bで
構成され、ガイド片14aは、上端に籠形のフイ
ルタ15の底部15aを支承する受け部14cを
有するとともに上端内側に内方へ突出する爪部1
4dが形成され、該爪部14dはガイドリブ14
に遊装された前記フロート13の浮上を規制して
いる。
尚、ガイドリブ14は可撓性を有する例えば硬
質合成樹脂等により形成され、ガイドリブ14の
内部にフロート13を嵌め込む場合は、ガイド片
14aの上端を外側に撓ませて押し込むことによ
り行なう。
更に、フイルタ15は、降下した際のダイヤフ
ラム10を収納可能な籠形であつて、側面にメツ
シユ状のろ過部15bを有するとともに底部15
aが例えば硬質合成樹脂などにより平板状に形成
されており、前記底部15aを、フイルタ15内
部を下降するダイヤフラム10の底部の下限位置
より下方に配設している。そして、フイルタ15
は、平板状の底部15aにより、ガイドリブ14
の受け部14cに安定して支承され、しかもこの
底部15aの内側はろ過された作動液中の不純物
を残溜堆積させるゴミ溜の役割も果たすことがで
きる。
更にまた、リザーバ本体3の底壁4の下面には
一側外周から内方へ向けて細筒状のスイツチケー
ス16が形成され、該スイツチケース16内に液
面減少警報装置12のリードスイツチ17が挿入
されており、このリードスイツチ17はフロート
13に埋設されたマグネツト13aにより作動す
る。
以上の実施例によれば、作動液が減少すると第
1図に示す如くダイヤフラム10は、ガイドリブ
14やフイルタ15により降下が妨げられること
なくフイルタ15の内部に収納される。
また、フロート13はガイド片14a,14b
に案内されてガイドリブ14内を昇降し、ガイド
片14aの上端の爪部14dによりガイドリブ1
4からの逸脱浮上が防止され、フロート13とフ
イルタ15との干渉も回避されるが、万一フロー
ト13がガイドリブ14の爪部14dから外れて
も、上方に位置するフイルタ15の底部15aに
より上昇が制限されるため、フロート13がダイ
ヤフラム10と干渉することはなく、ダイヤフラ
ム10の降下を妨げず、液圧マスタシリンダ1の
正常な動作を維持することができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、側面にろ過部を有する
有底籠形状に形成したフイルタの底部を、フイル
タ内部を下降するダイヤフラムの底部の下限位置
より下方に配設して、該フイルタの底部を、リザ
ーバ本体の底壁内面に立設した、液面検出装置の
フロートを遊装するガイドリブの複数のガイド片
の上端に支承させた構成であるので、作動液が減
少してダイヤフラムが降下しても、ダイヤフラム
がガイドリブやフイルタと干渉すること無く、液
圧マスタシリンダの正常な作動が維持される。
また、前記ガイド片に、受け部から内方向に突
出する爪を形成したので、該ガイド片を変形させ
てフロートをガイドリブ内に挿入でき、フロート
の組付け性が向上し、しかも、内方向に突出する
爪部により、フロートの浮上を確実に規制し、フ
ロートがフイルタ底部に張り付くことを確実に防
止する。
さらに、フイルタの底部の内側は、ろ過された
作動液中の不純物を残溜堆積させるゴミ溜の役割
も果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は液圧マスタシリンダの縦断面図、
第2図はリザーバの斜視図である。 1……液圧マスタシリンダ、2……リザーバ、
3……リザーバ本体、4……底壁、9……開口
部、10……ダイヤフラム、11……キヤツプ、
12……液面減少警報装置、13……フロート、
14……ガイドリブ、14a,14b……ガイド
片、14c……受け部、14d……爪部、15…
…フイルタ、15a……底部、15b……ろ過
部、16……スイツチケース、17……リードス
イツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方開口部にダイヤフラムを取付けるとともに
    キヤツプを被冠するリザーバ本体内にフイルタを
    収容し、かつリザーバ本体の底壁下面に一側外周
    から内方へ向けて液面減少警報装置のリードスイ
    ツチを配設し、さらに前記底壁内面に、液面減少
    警報装置のフロートを遊装するガイドリブを立設
    した液圧マスタシリンダ用リザーバにおいて、前
    記フイルタを、側面にろ過部を有する有底籠形状
    に形成し、該フイルタの底部を、フイルタ内部を
    下降するダイヤフラムの底部の下限位置より下方
    に配設し、前記ガイドリブに、上端に前記フイル
    タの底部を支承する受け部を有する複数のガイド
    片を備え、該ガイド片に、受け部から内方向に突
    出する爪部を形成したことを特徴とする液圧マス
    タシリンダ用リザーバ。
JP1988166185U 1988-12-21 1988-12-21 Expired - Lifetime JPH0536782Y2 (ja)

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JPH0285662U JPH0285662U (ja) 1990-07-05
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JP4576915B2 (ja) * 2004-07-22 2010-11-10 株式会社アドヴィックス 車両ブレーキシステム用リザーバタンク

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JPS6159475B2 (ja) * 1979-08-24 1986-12-16 Hitachi Ltd
JPS6215081U (ja) * 1985-07-12 1987-01-29

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JPS57159853U (ja) * 1981-04-02 1982-10-07
JPS6159475U (ja) * 1984-09-26 1986-04-22
JPS62163463U (ja) * 1986-04-08 1987-10-17

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