JPH0426537Y2 - - Google Patents

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JPH0426537Y2
JPH0426537Y2 JP1987014727U JP1472787U JPH0426537Y2 JP H0426537 Y2 JPH0426537 Y2 JP H0426537Y2 JP 1987014727 U JP1987014727 U JP 1987014727U JP 1472787 U JP1472787 U JP 1472787U JP H0426537 Y2 JPH0426537 Y2 JP H0426537Y2
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JP
Japan
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protrusion
trap
garbage container
edge
mounting support
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JP1987014727U
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JPS63123502U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、シンクの底部に取付けられ、器具本
体の内部にごみ容器を取出し自在に挿通した排水
器具に関し、詳しくは金属製のものを合成樹脂製
にすることによつて、製作及びコスト面を有利に
なそうとするとともに、このように合成樹脂製に
することにより生じる軽量故の問題、及びごみ容
器を合成樹脂製になす場合の浮き上がり防止阻止
を器具本体側に施す場合にこの器具本体をも合成
樹脂製になすのに、その成型上の技術課題を解消
しようとする技術に関する。
[背景技術] 従来、シンクの底部に取付けられる排水器具に
あつては、実開昭59−35470号公報のように、器
具本体の内部にごみ容器を取出し自在に挿合し
て、その下方部にトラツプを形成するのであり、
このような排水器具においては、そのごみ容器は
ステンレス鋼のような金属製であり、このように
ごみ容器を金属製にするのに、ごみ容器に多数の
水抜き孔を打ち抜くとともにプレスによる絞り加
工を行う等、その製作に工数を要し、コスト高と
なる等の問題があつた。このような問題を解消す
るのに、ごみ容器を合成樹脂製にすることも行な
われているが、ごみ容器を合成樹脂製にする場合
にはこれが軽量となつて、トラツプに内蔵された
水によつて、ごみ容器が浮き上げられるという問
題があつた。
[考案の目的] 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ごみ容器及び
器具本体を合成樹脂製にすることによつて、軽量
化を図りながらかかる場合にごみ容器の浮き上が
り防止することができ、かつごみ容器の浮き上が
り防止措置を器具本体側に施し、そしてこの器具
本体をも合成樹脂製にする場合に、浮き上がり防
止構成を施したが故に生じる成型上の問題も解消
することができる合成樹脂製排水器具を提供する
ことにある。
[考案の開示] 本考案の合成樹脂製排水器具は、合成樹脂製の
筒状の器具本体1の底部の排水口2の周縁部にト
ラツプ筒3を内部上方に立設し、器具本体1内に
取出し自在に挿入される合成樹脂製の有底筒状の
ごみ容器4の周壁5に水抜き孔6を多数形成し、
ごみ容器4の底部から下方にトラツプ筒3よりも
大径のトラツプ外筒7を垂下し、ごみ容器4の上
開口縁外周に外方に突出する突縁8を形成し、器
具本体1の上開口縁部内周に突縁8を載設支持す
る載設支持突起10を内方に突出させ、この載設
支持突起10の上方の器具本体1の内面にごみ容
器4の突縁8の上部に当接してごみ容器4の浮き
上がりを防止する浮き上がり防止突起11を内方
に突出させ、浮き上がり防止突起11に一体に上
記突縁8の周方向の端部に当接する当たり18を
垂下させ、ごみ容器4の突縁8に浮き上がり防止
突起11よりも周方向に広い巾の縦通路12を形
成し、器具本体1の載設支持突起10に浮き上が
り防止突起11及び当たり18の周方向の総和の
長さよりも長い範囲にわたつて切欠き19を形成
し、器具本体1内に挿通されたごみ容器4の突縁
8を載設支持突起10に載設するとともに浮き上
がり防止突起11の下縁に当接し、トラツプ外筒
7の下縁をトラツプ筒3の上縁よりも下方に位置
させてトラツプ筒3とトラツプ外筒7間にトラツ
プ13を形成して成ることを特徴とするものであ
り、このように構成することによつて、上記目的
を達成したものである。つまり、器具本体1及び
これに挿通されるごみ容器4を合成樹脂製にする
ことによつて、ごみ容器4をステンレス鋼のよう
な金属製にすることによる製作上の問題及びコス
ト面の不利を回避し、軽量化及びコストダウンで
き、合成樹脂製のごみ容器4の突縁8を器具本体
1の浮き上がり防止突起11の下縁に当接させる
ことによつて、軽量化を図つたごみ容器4の浮き
上がりを防止し、また、浮き上がり防止措置を施
す器具本体1側の成型上の問題を解消したもので
ある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
排水器具Aは筒状の器具本体1と、この器具本
体1内に取出し自在に挿入されるごみ容器4とか
ら構成されている。器具本体1の上部には鍔15
が形成され、シンク16の受段部に載設支持させ
ることができるようにしてある。器具本体1の底
部には排水口2が形成され、この排水口2の下方
にはホース接続口14を形成して、排水ホース
(図示せず)を接続して排水を行うようにしてあ
る。排水口2の周縁部にトラツプ筒3を内部上方
に立設してある。又、器具本体1の側壁に側部流
入口17を形成してあり、この側部流入口17に
排水ホースを介して、上記シンク16の横に形成
された小シンクからの排水を流入させて排水を行
うことができるようにしてある。
器具本体1内に取出し自在に挿入される有底筒
状のごみ容器4の周壁5に水抜き孔6を多数形成
してある。ごみ容器4の底部9は水抜き孔6がな
く、小さいごみも排水に混じつて排出することが
ないようにしてある。ごみ容器4の底部9から下
方にトラツプ筒3よりも大径のトラツプ外筒7を
垂下してある。ごみ容器4の上開口縁外周に外方
に突出する突縁8を形成してある。そして器具本
体1の上開口縁部内周に突縁8を載設支持する載
設支持突起10を内方に突出させてある。この載
設支持突起10の上方の器具本体1の内面にごみ
容器4の突縁8の上部に当接してごみ容器4の浮
き上がりを防止する浮き上がり防止突起11を内
方に突出させてある。そしてごみ容器4の突縁8
に浮き上がり防止突起11よりも周方向に広い巾
の縦通路12を形成してあり、しかして器具本体
1内に挿通されたご容器4の突縁8の縦通路12
を浮き上がり防止突起11に通し、突縁8を載設
支持突起10に載設させて、ごみ容器4を器具本
体1の内部において吊下げ状態で支持し、そして
ごみ容器4を左右に回転させて、浮き上がり防止
突起11の下縁に突縁8の上縁を当接させ、ごみ
容器4の浮上がりを防止した状態でごみ容器4の
器具本体1への装着を終える。かかる場合、トラ
ツプ筒3の外側にトラツプ外筒7が位置し、トラ
ツプ外筒7の下縁がトラツプ筒3の上縁よりも下
方に位置してトラツプ筒3とトラツプ外筒7間に
トラツプ13を形成している。
そして器具本体1及びごみ容器4は合成樹脂製
の成型品であり、ごみ容器4をステンレス鋼のよ
うな金属製にすることによる製作上の問題及びコ
スト面の不利を回避し、軽量化及びコストダウン
してある。又、浮き上がり防止突起11にはこれ
と一体となつた当たり18を突縁8の上下高さ程
度下方に垂下してあり、ごみ容器4を器具本体1
に対して回転させたとき、突縁8の縦通路12の
一端縁が当たり18に当接することで、ごみ容器
4の回転位置を決めることができるようにしてあ
る。そして器具本体1に形成した載設支持突起1
0において、器具本体1に形成されている浮き上
がり防止突起11及び当たり18の下方にこれら
の周方向の総和の長さよりも長い範囲にわたつて
切欠き19を形成してあり、このように切欠き1
9を形成することによつて、器具本体1を成型す
る金型の上型及び下型(図示せず)の金型分離
(抜き)を容易にできるようにしてあり、器具本
体1を合成樹脂製にすることによる成型上の問題
も軽減することができるようにしてある。このよ
うな載設支持突起10、浮き上がり防止突起11
及び当たり18を形成したごみ容器4に対する位
置決め部材23はその外周部に形成された雄ねじ
25を本体部材24の上部の雌ねじ26に螺合し
て一体化するものであり、このように器具本体1
を本体部材24と位置決め部材23とに分離する
ことでも、成型の容易性を高めてある。
ごみ容器4には取つ手22を起立回倒すること
ができるように設けて、取つ手22を持つてごみ
容器4を器具本体1から取出すことができるよう
にしてある。又、シンク16に装着された排水器
具Aの上部開口部には目皿27を取外し自在に装
着してある。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、器具本体及びこれに挿
通されるごみ容器を合成樹脂製にしてあるから、
ごみ容器をステンレス鋼のような金属製にするこ
とによる製作上の問題及びコスト面の不利を回避
し、軽量化及びコストダウンでき、加えて器具本
体の底部の排水口の周縁部にトラツプ筒を内部上
方に立設し、ごみ容器の底部から下方にトラツプ
筒よりも大径のトラツプ外筒を垂下し、トラツプ
外筒の下縁をトラツプ筒の上縁よりも下方に位置
させてトラツプ筒とトラツプ外筒間にトラツプを
形成して、トラツプを容易に構成することがで
き、しかもこのようにトラツプを構成しながら、
ごみ容器の上開口縁外周に外方に突出する突縁を
形成し、器具本体の上開口縁部内周に突縁を載設
支持する載設支持突起を内方に突出させ、この載
設支持突起の上方の器具本体の内面にごみ容器の
突縁の上部に当接してごみ容器の浮き上がりを防
止する浮き上がり防止突起を内方に突出させ、ご
み容器の突縁に浮き上がり防止突起よりも周方向
に広い巾の縦通路を形成し、合成樹脂製のごみ容
器の突縁を器具本体の浮き上がり防止突起の下縁
に当接させるから、軽量化を図つたごみ容器の浮
き上がりを防止することができ、かつ、浮き上が
り防止突起に一体に上記突縁の周方向の端部に当
接する当たりを垂下させ、器具本体の載設支持突
起に浮き上がり防止突起及び当たりの周方向の総
和の長さよりも長い範囲にわたつて切欠きを形成
してあるから、器具本体の内面に載設支持突起と
浮き上がり防止突起及び当たりを形成するのに、
切欠きを形成することで、器具本体を成型する金
型の上型及び下型の金型分離を容易におこなえ、
器具本体を合成樹脂製にすることによる成型上の
問題を解消することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
同上の半断面図、第3図は同上の位置決め部材の
斜視図、第4図は同上の本体部材の斜視図、第5
図は同上のごみ容器の斜視図、第6図は同上の突
縁、載設支持突起、浮き上がり防止突起及び当た
りの関係を示す説明図、第7図は同上のごみ容器
の平面図であり、1は器具本体、2は排水口、3
はトラツプ筒、4はごみ容器、5は周壁、6は水
抜き孔、7はトラツプ外筒、8は突縁、10は載
設支持突起、11は浮き上がり防止突起、12は
縦通路、13はトラツプ、18は当たり、19は
切欠きである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の筒状の器具本体の底部の排水口の
    周縁部にトラツプ筒を内部上方に立設し、器具本
    体内に取出し自在に挿入された有底筒状の合成樹
    脂製のごみ容器の周壁に水抜き孔を多数形成し、
    ごみ容器の底部から下方にトラツプ筒よりも大径
    のトラツプ外筒を垂下し、ごみ容器の上開口縁周
    縁に外方に突出する突縁を形成し、器具本体の上
    開口縁部内周に突縁を載設支持する載設支持突起
    を内方に突出させ、この載設支持突起の上方の器
    具本体の内面にごみ容器の突縁の上部に当接して
    ごみ容器の浮き上がりを防止する浮き上がり防止
    突起を内方に突出させ、浮き上がり防止突起に一
    体に上記突縁の周方向の端部に当接する当たりを
    垂下させ、ごみ容器の突縁に浮き上がり防止突起
    よりも周方向に広い巾の縦通路を形成し、器具本
    体の載設支持突起に浮き上がりを防止突起及び当
    たりの周方向の総和の長さよりも長い範囲にわた
    つて切欠きを形成し、器具本体内に挿通されたご
    み容器の突縁を載設支持突起に載設するとともに
    浮き上がり防止突起の下縁に当接し、トラツプ外
    筒の下縁をトラツプ筒の上縁よりも下方に位置さ
    せてトラツプ筒とトラツプ外筒間にトラツプを形
    成して成る合成樹脂製排水器具。
JP1987014727U 1987-02-03 1987-02-03 Expired JPH0426537Y2 (ja)

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JP1987014727U JPH0426537Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

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JP1987014727U JPH0426537Y2 (ja) 1987-02-03 1987-02-03

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JPS63123502U JPS63123502U (ja) 1988-08-11
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935470B2 (ja) * 1977-03-08 1984-08-29 日本電信電話株式会社 図形修正方式

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935470U (ja) * 1982-08-25 1984-03-05 杉山 昭二 流し台等の排水部
JPH0332606Y2 (ja) * 1985-06-08 1991-07-10

Patent Citations (1)

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JPS5935470B2 (ja) * 1977-03-08 1984-08-29 日本電信電話株式会社 図形修正方式

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JPS63123502U (ja) 1988-08-11

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