JPS6017492B2 - 桜アイスクリ−ム - Google Patents

桜アイスクリ−ム

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Publication number
JPS6017492B2
JPS6017492B2 JP58086780A JP8678083A JPS6017492B2 JP S6017492 B2 JPS6017492 B2 JP S6017492B2 JP 58086780 A JP58086780 A JP 58086780A JP 8678083 A JP8678083 A JP 8678083A JP S6017492 B2 JPS6017492 B2 JP S6017492B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ice cream
cherry
flavor
leaves
taste
Prior art date
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Expired
Application number
JP58086780A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59213363A (ja
Inventor
博信 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKO FUUZU JUGEN
Original Assignee
SANKO FUUZU JUGEN
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なアイスクリームに関し、従来存在しなか
った様なすぐれた味覚および風味を有するアイスクリー
ムの提供を目的とする。
近年、アイスクリームは大衆食品になるとともに、高級
化および多様化が進み、種々のアイスクリ−ムが開発さ
れているが、これらのアイスクリームは一般的には濃厚
な味のものが多く、我国特有の風味やさっぱりした味覚
のアイスクリームの開発が要望されている。
本発明者は子供や若者のみならず、各年代にわたって好
まれるアイスクリームを関発すべ〈種々研究の結果、我
国古来から広く賞味されている桜餅の葉の風味に着目し
、該桜餅の風味を有する新規なアイスクリームを開発し
た。
すなわち、本発明は、みじん切りした食用桜葉をアイス
クリームミックスに添加混合してなる味覚および風味に
すぐれた桜アイスクリームである。
本発明を更に詳細に説明すると、本発明の桜アイスクリ
ームの製造に使用する桜ソースとは、桜餅の製造に従来
から使用されている食用の桜葉(例えばオオシマザクラ
の葉)を、桜の葉の約10〜2の重量%の塩を用い、1
0〜lyoの冷脂所で2週間以上塩漬けしたものを細か
くみじん切りしたもの(みじん切りした桜葉を同様に塩
漬けしたものでもよい。
)、あるいは市販されている塩漬け桜葉をみじん切りし
たものを、湯せんしたブランデーおよびキリュシュワツ
サーと混合することによって調製したものである。上記
において塩漬けした桜葉は塩抜きせずにそのまま使用す
るのが良く、傷せんしたブランデーとは、ブランデーを
加溢してアルコール分を蒸発させたものであり、キリュ
シユワツサーとはサクランボのリキュールである。これ
らの材料は、塩漬けした桜葉8の重量部あたり、傷せん
したブランデーが15〜25cc、キリュシュワツサー
が2〜4ccの割合で使用するのがよい。このようにし
て調製した桜ソースを使用することによって、桜葉の味
覚と風味がアイスクリーム中で保持され、且つアイスク
リームの味覚と風味と相和して、これまでは味わえなか
ったすぐれた味覚と風味を与えるものである。本発明に
おいて上記桜ソースを添加するアイスクリームミックス
とは、脂肪分、無脂乳固形分、糖分、安定剤、乳化剤お
よび水分からなるものであって、フレーバーを含有して
いない従来公知のものでよい。
本発明の桜アイスクリームは、アイスクリームの製造工
程、すなわち、ミックスの調製→櫨過→均質化→殺菌→
冷却→エージング→フリージング(オーバーラン)→充
填→硬化→貯蔵の工程において均質化から充填に至るま
でのいずれかの工程で添加混合することによって調製さ
れる。
好ましい添加時期は、‘1}オーバーランする前のアイ
スクリームミックス(ノンフレーバー)に添加してから
オーバーランする方法および‘2}アイスクリームミッ
クス(ノンフレーバー)をオーバーランした後に添加し
て軽く混合する方法である。このような方法においては
、桜ソースの添加量は、アイスクリームlk9あたり桜
ソースが約10〜40桝こなる割合であり、またオーバ
ーランは約80%前後が好適である。その後常法に従っ
て本発明の桜アイスクリームが得られる。以上の如くし
て得られた本発明の桜アイスクリームは桜ソースの味覚
および風味とアイスクリームの味覚および風味とが薄然
一体となって、適度の塩味、桜葉の風味とアイスクリー
ムのなめらかさを同時に有するすぐれた食味感を有し、
子供から年配者にわたって広く好まれるものである。次
に実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例 1〜3 食用の桜の葉をよく洗浄し、桜の葉の約1亀重量%の塩
を加え、10〜1500の冷膳所で約2週間塩漬けを行
った後塩抜きせずにみじん切りしたもの80夕、傷せん
してアルコール分を除去したブランデー20ccおよび
キリュシュワッサー3cc−を十分に混合して桜ソース
を調製した。
次に、フレーバーを含有しないアイスクリームミックス
を約80%位にオーバーランしたものの中に上記の桜ソ
ースを、アイスクリームミックスlk9(1.75〜1
.85そ)中に、各々20多(実施例1)、30夕(実
施例2)および40夕(実施例3)を添加し、再度軽く
混合して桜ソースを均一に配合し、以下常法に従って3
種の本発明の桜アイスクリームを調製した。
実施例 4 フレーバーを含有しないアイスクリームミックスlk9
に実施例1で調製した桜ソース20夕を添加した後オー
バーランして容積を約1.75〜1.85夕とし、以下
常法に従って本発明の桜アイスクリームを調製した。
風味および味覚テスト 上記で得られた本発明の桜アイスクリームを熟成時間ご
とにいろいろの年代のA〜○の15人の人に試食させ、
それぞれの風味および味覚を評価して下記第1表の結果
を得た。
下記第1表の結果から明らかな通り、本発明の桜アイス
クリームは、風味および味覚のいずれにおいてもすぐれ
たものであった。なお、第1表中の評価数値は下記の意
義を有している。
風味テスト 1・・・・・・香味が申し分なし。2…・
・・香味は普通である。
3……香味にやや難点が感じられ る。
味覚テスト 1……アイスクリームミックスと桜ソース
とがよくなじんでおり、申し分なし。
2……アイスクリームミックスと桜 ソースとがなじみかけてい る。
3……アイスクリームミックスと桜 ソースとのなじみが不十分で ある。
第1表 第 1 表(続き )

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 みじん切りした食用桜葉をアイスクリームミツクス
    に添加混合してなる味覚および風味にすぐれた桜アイス
    クリーム。 2 前記みじん切りした食桜葉はみじん切り塩漬け食用
    桜葉、湯せんしたブランデーおよびキリユシユワツサー
    を混合してなる桜ソースである特許請求の範囲第1項に
    記載の桜アイスクリーム。
JP58086780A 1983-05-18 1983-05-18 桜アイスクリ−ム Expired JPS6017492B2 (ja)

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JP58086780A JPS6017492B2 (ja) 1983-05-18 1983-05-18 桜アイスクリ−ム

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JPS59213363A JPS59213363A (ja) 1984-12-03
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ID=13896264

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2563050B2 (ja) * 1992-10-22 1996-12-11 有限会社ローマンホリディ 桜の花入アイスクリ−ムの製法
JP6224955B2 (ja) * 2013-08-26 2017-11-01 小川香料株式会社 香味改善剤

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JPS59213363A (ja) 1984-12-03

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