JPS5933264Y2 - 胚芽油入りキヤンデイ - Google Patents

胚芽油入りキヤンデイ

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Publication number
JPS5933264Y2
JPS5933264Y2 JP12045479U JP12045479U JPS5933264Y2 JP S5933264 Y2 JPS5933264 Y2 JP S5933264Y2 JP 12045479 U JP12045479 U JP 12045479U JP 12045479 U JP12045479 U JP 12045479U JP S5933264 Y2 JPS5933264 Y2 JP S5933264Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
germ oil
candy
oil
core
sugar coating
Prior art date
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Expired
Application number
JP12045479U
Other languages
English (en)
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JPS5639982U (ja
Inventor
順正 斉藤
Original Assignee
味覚糖株式会社
日本ヘルスフ−ド株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 味覚糖株式会社, 日本ヘルスフ−ド株式会社 filed Critical 味覚糖株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、チョコレートと胚芽油とを併用することによ
り無理なく食用に供することのできを胚芽油入りキャン
ディに関するものである。
胚芽油は植物種子の胚芽を搾油することにより得られる
油脂であるが、その中に含まれているビタミン類が除去
又は破壊されぬよう極く粗くしか精製されていない。
従って、独特のくせのある青味と刺激臭が残存しており
、そのままでは列置食用に供することができない。
そして、この上うな味と臭のため、胚芽油は肝油等の医
薬品へのビタミン補強剤としての用途した見出されてい
ないのが現状である。
しかしながら、胚芽油はビタミンE()コフェロール)
をはじめ、ビタミンB1 ・ビタミンB2等のビタミン
類が高濃度に含まれている天然物であるから、味や臭の
点が解決できれば、ビタミン補強剤として、そのまま或
いは各種食品の中に含めて手軽るに摂取する道が拓け、
健康増進上好ましいこととなる。
本考案者は、胚芽油を手軽るに摂取する方法を開発せん
と種々研究の結果、チョコレートが胚芽油のくせのある
味と臭を和らげる作用があるとの知見に至り、さらに研
究の結果、本考案を完成したものである。
すなわち、本考案は、胚芽油をビタミン補強剤として用
いても無理なく食用に供することのできる胚芽油入りキ
ャンディを提供することを目的とするものであり、本考
案の胚芽油入リキャンデイは、チョコレートと胚芽油と
の混線物からなる芯体と、該芯体を被覆した糖衣とから
なることを特徴とするものである。
本考案において、チョコレートとは、カカオペーストに
必要に応じ砂糖などの糖類、バター、マーガリン等の動
植物性油脂、乳化剤、ミルクなどを加配し、常法に従い
微粒化して得られるカカオ生地のことをいい、常温で固
形状であっても、半流動状のものであってもよい。
また、胚芽油とは、小麦、米、とうもろこしなどの植物
種子の胚芽を原料として、これを常法に従い搾油して得
た油脂のことをいい、搾油した油脂をそのまま原料とし
てもよいが、保存性を向上させるために粗く脱酸や脱色
等の精製を行ったものを用いるのが好ましい。
また、胚芽油のくせのある味と臭を和らげるためには、
カカオ生地への糖類の添加は可及的に少な目であること
が望ましい。
以下、図面を参照し、本考案の実施例を説明すると・1
は芯体2を糖衣3で被覆した本考案の胚芽人りキャンデ
ィである。
芯体2は、チョコレートと胚芽油とを適宜量づつ配合し
、これを混練して得た半流動状乃至固形状の混線物によ
って形成されている。
原料に用いるチョコレートが半流動状であったり、或い
は胚芽油の配合割合が高いときは、混線物は半流動状と
なる傾向がある。
上記混線物中における胚芽油の配合割合は、胚芽油の種
類によって適値を異にするが、小麦胚芽油を用いる場合
、混線物に対して2〜20重量咎とするのが好筐しい。
これは、小麦胚芽油の配合が2重量多未満であると、折
角胚芽油を加えたにも拘らず、ビタミン増強効果が望め
ず、20重重量上越えると胚芽油のくせのある青味や刺
激臭を和らげることができないからである。
このように、本考案ではチョコレートと胚芽油とを併用
することにより、チョコレートの成分であるカカオの苦
味が胚芽油の苦味を打ち消し、またカカオの香ばしい臭
いが胚芽油の刺激臭を抑え、これにより胚芽油の独特の
くせのある味と臭みを和らげることができる。
そして、このような作用を起こさせるには、混線物中の
糖の配合割合を可及的に低く(50重重量板下)するこ
とが好ましい。
しかし、このようにして得た混線物は、単独では食用と
しては尚不味なものであり、後に述べる糖衣で被覆する
ことにより、はじめて食用に供し得るようになるもので
ある。
尚、混練物中には、第2図に示すように、クルミ、ビー
ナツツ、ココナツツなどからなる固形物の小片4,4を
混在させることもできる。
糖衣3は、砂糖、水飴等の糖衣を常法により煮詰めてキ
ャンデー状とし、これを芯体2にスプレィ又は塗布して
芯体2を被覆したものである。
糖溶液は冷却すると固化する性質を有するので、糖衣3
は常温では固形状である。
従って、芯体2の混線物が半流動状の場合、キャンティ
1に保形性を与える役目をすることもできる。
尚、糖衣3は必ずしも硬いものである必要はなく、前記
糖溶液にペクチン・寒天・ガムなどの高粘度物質を加配
することにより、軟らかな糖衣に仕上げることもできる
この上5にして、芯体2を糖衣3で被覆することにより
、甘さの比較的低い混線物に適度の甘味を付与すること
ができ、従って、キャンディ1全体としては程よい甘味
のものに仕上げることができ、これにより本考案の胚麦
油入りキャンディ1は無理なく食用に供することができ
るようになるのである。
その上、芯体2の混練物は糖衣3により、被覆されてい
るので、混線物中に含まれているビタミン類は空気と接
触することがなく、従って長期間保存してもキャンディ
1中のビタミン類が破壊するのを防止することができる
本考案の胚芽油入りキャンディは、断面円形(第1図イ
)、断面楕円形(第1図口)など随意の形状に加工でき
るものであるが、特に美味に仕上げるにはその大きさを
通常のアメ玉の大きさ程度とし、芯体の直径を2〜6
rnlm、z糖衣の厚さを2〜5m1mとするのがよい
以上−のように本考案は、胚芽油を甘味料のビタミン補
強剤に適用することに成功したものであり、本考案の胚
芽油入りキャンディは無理なく食用に供することができ
るばかりでなく、保存性もすこぶる良好である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図イ、口は本発明に
係る胚芽油入りキャンデーの断面図、第2図は別の実施
例の断面図を示す。 1・・・胚芽油入りキャンディ、2・・・芯体、3・・
・糖衣。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.チョコレートと胚芽油との混練物からなる芯体と、
    該芯体を被覆した糖衣とからなることを特徴とする胚芽
    油入リキャンディ。 2、胚芽油が小麦胚芽油であり、芯体を形成する混練物
    中の胚芽油の割合を2〜20重量俤とした実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の胚芽油入りキャンディ。 3、芯体の直径を2〜6m1mとし糖衣の厚さを2〜5
    m1mとした実用新案登録請求の範囲第1項乃至第2項
    記載の胚芽油入りキャンディ。
JP12045479U 1979-09-03 1979-09-03 胚芽油入りキヤンデイ Expired JPS5933264Y2 (ja)

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JP12045479U JPS5933264Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03 胚芽油入りキヤンデイ

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JP12045479U JPS5933264Y2 (ja) 1979-09-03 1979-09-03 胚芽油入りキヤンデイ

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JPS5639982U JPS5639982U (ja) 1981-04-14
JPS5933264Y2 true JPS5933264Y2 (ja) 1984-09-17

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JPS5639982U (ja) 1981-04-14

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