JPS6035409Y2 - キヤンデイ - Google Patents

キヤンデイ

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Publication number
JPS6035409Y2
JPS6035409Y2 JP1722080U JP1722080U JPS6035409Y2 JP S6035409 Y2 JPS6035409 Y2 JP S6035409Y2 JP 1722080 U JP1722080 U JP 1722080U JP 1722080 U JP1722080 U JP 1722080U JP S6035409 Y2 JPS6035409 Y2 JP S6035409Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
natural vitamin
vitamin
concentrated
candy
Prior art date
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Expired
Application number
JP1722080U
Other languages
English (en)
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JPS56120093U (ja
Inventor
順正 斉藤
Original Assignee
味覚糖株式会社
日本ヘルスフ−ド株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 味覚糖株式会社, 日本ヘルスフ−ド株式会社 filed Critical 味覚糖株式会社
Priority to JP1722080U priority Critical patent/JPS6035409Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、チョコレートと天然ビタミンE濃縮油とを併
用するなどにより無理なく食用に供することのできる天
然ビタミンE濃縮油入りのキャンディに関するものであ
る。
ビタミンEは、いわゆる脂溶性ビタミンであり、抗酸化
作用を有するところから、人体に有効な特有の生理作用
があるものとして知られている。
ビタミンEは、トコフェロールとも称され、その同族体
としては、α−トコフェロール、β−トコフェロール、
γ−トコフェロール、δ−トコフェロールがあり、大豆
油、落花生油、バイ芽油、綿実油、トウモロコシ油など
の植物油に広く、かつ多量に存在している。
而して現在市販されている天然ビタミンEとしては、大
豆油滓を精製濃縮した天然ビタミンE濃縮油が知られて
いる。
この大豆油滓を精製濃縮した天然ビタミンE濃縮油は、
トコフェロール同族体としては、α、γ、δ−トコフェ
ロールを含み、一般的にはその組成はγ体が51%、δ
体が36%、α体が13%であるとされている。
しかしながら、これ等天然ビタミンE濃縮油は独特のく
せのある青味と刺激臭が残存している為、そのままでは
側底食用に供する事ができない欠点を有している。
そして、このような、味と臭のため天然ビタミンE濃縮
油は肝油等の医薬品へのビタミン補強剤や、食品に抗酸
化剤として添加する等の用途しか見出されていないのが
現状である。
しかしながら、天然ビタミンE濃縮油は、その味や臭の
点が解決できれば、そのまま或いは各種食品の中に含め
て手軽るに摂取する道が拓け、且つ又ビタミンEが不妊
症、貧血、リューマチ、その他に効果があると文献等で
報告されているので、健康維持上も極めて好ましい結果
を得ることができる。
本考案者は、天然ビタミンEを手軽るに摂取する方法を
開発せんと種々研究の結果、チョコレートが天然ビタミ
ンE濃縮油のくせのある味と臭を和らげる作用があると
の知見に至り、さらに研究の結果、本考案を完成したも
のである。
すなわち、本考案は、天然ビタミンE濃縮油を健康維持
剤として用いても無理なく食用に供することのできる天
然ビタミンE濃縮油入りのキャンディを提供することを
目的とするものであり、本考案の天然ビタミンE濃縮油
入りのキャンディは、チョコレートと天然ビタミンE濃
縮油との混練物からなる芯体と該芯体を被覆した糖衣と
からなることを特徴とするものである。
本考案において、チョコレートとは、カカオペーストに
必要に応じ砂糖などの糖類、バター、マーガリン等の動
植物性油脂、乳化剤、ミルクなどを加配し、常法に従い
微粒化して得られるカカオ生地のことをいい、常温で固
形状であっても、半流動状のものであってもよい。
又、天然ビタミンE濃縮油とは、ビタミンEを含有して
いる植物油から、精製濃縮等によって、ビタミンEの含
有量を高めた油脂をいうが、例えば最も一般的に市販さ
れているものとして、大豆油滓を原料とし、これを常法
に従い有機溶剤で精製濃縮して得た油脂等がある。
また天然ビタミンE濃縮油のくせのある味と臭を和らげ
るためには、後でも記載するが、カカオ生地への糖類の
添加は、可及的に少な目であることが望ましい。
以下、図面を参照し、本考案の実施例を説明すると、1
は、芯体2を糖衣3で被覆した本考案のキャンディであ
る。
芯体2は、チョコレートと天然ビタミンE濃縮油とを適
宜量づつ配合し、これを混練して得た半流動状乃至固形
状の混練物によって形成されている。
原料に用いるチョコレートが半流動状であったり、或い
は天然ビタミンE濃縮油の配合割合が高いときは、混練
物は半流動状となる傾向がある。
上記混練物中における天然ビタミンE濃縮油の配合割合
は、天然ビタミンE濃縮油の種類によって適値を異にす
るが、大豆油滓から常法に従い精製濃縮した天然ビタミ
ンE濃縮油の場合、混練物に対して2〜2唾量%とする
のが好ましい。
これは、天然ビタミンE濃縮油の配合が2重量%未満で
あると、折角天然ビタミンE濃縮油を加えたにも拘らず
、ビタミンEの増強効果が望めず、2唾量%を超えると
天然ビタミンE濃縮油のくせのある青味や刺激臭を和ら
げることができないからである。
このように、本考案ではチョコレートと天然ビタミンE
濃縮油とを併用することによりチョコレートの成分であ
るカカオの苦味が天然ビタミンE濃縮油の青味を打ち消
し、またカカオオの香ばしい臭いが天然ビタミンE濃縮
油の刺激臭を抑え、これにより天然ビタミンE濃縮油の
独特のくせのある味と臭みを和らげることができる。
そして、このような作用を起こさせるには、混練物中の
糖の配合割合を可及的に低く(糖度50重量%以下)す
ることが好ましい。
しかし、このようにして得た混練物は、多量に摂取する
場合、単独では食用としては尚、不味なものであり、後
に述べる糖衣で被覆することにより、はじめて食用に供
し得るようになるものである。
尚、混練物中には、第2図に示すように、クルミ、ビー
ナツツ、ココナツツなどからなる固形物の小片4,4・
・・を混在させてもよい。
糖衣3は、砂糖、水飴等の糖類を常法により煮詰めてキ
ャンディ状とし、これを芯体2にスプレィ又は塗布して
芯体2を被覆したものである。
糖溶液は冷却すると固化する性質を有するので、糖衣3
は常温では固形状である。
従って、芯体2の混練物が半流動状の場合、キャンディ
1に保形性を与える役目をすることもできる。
尚、糖衣3は必ずしも硬いものである必要はなく、前記
糖溶液にペクチン・寒天・ガムなどの高粘度物質を加配
することにより、軟らかな糖衣に仕上げることもできる
このようにして、芯体2を糖衣3で被覆することにより
、甘さの比較的低い混練物に適度の甘味を付与すること
ができ、従って、キャンディ1全体としては程よい甘味
のものに仕上げることができ、これにより本考案のキャ
ンディ1は無理なく食用に供することができるようにな
るのである。
その上、芯体2の混練物は、糖衣3により、被覆されて
いるので、混練物中に含まれているビタミンEは空気と
接触することがなく、従って長期間保存してもキャンデ
ィ1中のビタミンEが破壊されるのを防止することがで
きる。
本考案のキャンディは、断面円形(第1図イ、断面楕円
形(第1図口)など随意の形状に加工できるものである
が、特に美味に仕上げるにはその大きさを通常のアメ玉
の大きさ程度とし、芯体の直径を2〜6m、/rrL、
糖衣の厚さを2〜5肌/九とするのがよい。
以上のように本考案は、天然ビタミンE濃縮油を甘味料
のビタミンE補強剤に適用することに成功したものであ
り、本考案のキャンディは無理なく食用に供することが
できるばかりでなく、保存性もすこぶる良好である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図イ9口は本考案に
係る天然ビタミンE濃縮油入りのキャンディの断面図、
第2図は別の実施例の断面図を示す。 1・・・・・・キャンディ、2・・・・・・芯体、3・
・・・・・糖衣。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 チョコレートと天然ビタミンE濃縮油との混練物か
    らなる芯体と、該芯体を被覆した糖衣とからなることを
    特徴とするキャンディ。 2 天然ビタミンE濃縮油が大豆油滓から精製濃縮した
    油であり、芯体を形成する混練物中の天然ビタミンE濃
    縮油の割合を2〜2唾量%とした実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のキャンディ。 3 芯体の糖度を5唾量%以下とした実用新案登録請求
    の範囲第1項乃至第2項記載のキャンディ。 4 芯体の直径を2〜6m/mとし糖衣の厚さを2〜5
    m/mとした実用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項
    のいずれかに記載のキャンディ。
JP1722080U 1980-02-15 1980-02-15 キヤンデイ Expired JPS6035409Y2 (ja)

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JP1722080U JPS6035409Y2 (ja) 1980-02-15 1980-02-15 キヤンデイ

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JP1722080U JPS6035409Y2 (ja) 1980-02-15 1980-02-15 キヤンデイ

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JPS56120093U JPS56120093U (ja) 1981-09-12
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JPS5917949A (ja) * 1982-07-20 1984-01-30 Asahi Denka Kogyo Kk 高度不飽和脂肪酸含有食品
JP3794416B2 (ja) * 2004-03-08 2006-07-05 ユーハ味覚糖株式会社 ソフトキャンディ
JP4600471B2 (ja) * 2006-12-22 2010-12-15 ユーハ味覚糖株式会社 液状油脂をセンターとして有するソフトキャンディ

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JPS56120093U (ja) 1981-09-12

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