JPS601742Y2 - 芳香剤容器 - Google Patents

芳香剤容器

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Publication number
JPS601742Y2
JPS601742Y2 JP13982283U JP13982283U JPS601742Y2 JP S601742 Y2 JPS601742 Y2 JP S601742Y2 JP 13982283 U JP13982283 U JP 13982283U JP 13982283 U JP13982283 U JP 13982283U JP S601742 Y2 JPS601742 Y2 JP S601742Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
annular groove
side wall
flange
container
fitted
Prior art date
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Expired
Application number
JP13982283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5985233U (ja
Inventor
義一 菅原
康幸 森
晴夫 西村
典之 松本
Original Assignee
ダスキンフランチヤイズ株式会社
株式会社サンパツク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダスキンフランチヤイズ株式会社, 株式会社サンパツク filed Critical ダスキンフランチヤイズ株式会社
Priority to JP13982283U priority Critical patent/JPS601742Y2/ja
Publication of JPS5985233U publication Critical patent/JPS5985233U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS601742Y2 publication Critical patent/JPS601742Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は芳香剤容器に係り、さらに詳細には乗用車等の
室内に置くに適した芳香剤容器に関するものである。
乗用車の車室内にはガソリン、プロパンガス等の燃料の
臭気を始め、内装品、たばこの煙等種々の臭気がこもり
がちであるが、特に夏期のクーラー使用時、及び冬期の
ヒーター使用時には窓を閉め切ってしまうことから車室
内が密閉状態となり、一段と臭気が強く、乗車している
人に不快感を与え、衛生上からいっても有害である。
このために、従来より車室内に置いてこれらの臭気を消
すための種々の消臭剤、芳香剤が使用されている。
本出願人は先に、コイルばねを利用した芳香剤容器を提
案し、従前の芳香剤容器が車室内に置くだけで芳香剤を
含んだ空気の放散を自然の対流のみに頼っていたのに対
して、強制的に芳香剤の放電が行われることを可能にし
たが、前記考案に係る芳香剤容器には、芳香剤の交換の
際に手間がかかり、かつ不注意な取り扱いによって損傷
を来しやすい等の点で、改良の余地があった。
本考案は、上述のような欠点を解消し、芳香を強制的に
車室内に行きわたらせることが可能であるとともに、芳
香剤の交換に手間がかからず、かつ長期にわたる使用に
も耐え得るような構造の芳香剤容器を提供するものであ
る。
以下、図面に示す実施例とともに本考案の詳細を説明す
る。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を説明するもので
、図において全体を符号1で示す芳香剤容器は下部筐体
2を基準として組み立てられている。
下部筺体2はその底板3の上方に向って大口径となる周
縁の側壁3aの上端部に外側に向って水平に広がるフラ
ンジ3bを有しており、このフランジ3bの上面にはこ
れと一体的に等角度間隔で4本の支柱5が突設されてい
る。
支柱5の外側縁は垂直であるが、内側縁は前記下部筐体
2の側壁3aの内側面と面一となる傾斜縁となっている
符号6で示すものは内部に芳香剤6aを収容した容器で
、上端が開口された逆円錐台形状のカップ状に形成され
ている。
この容器6は第2図に示す如く支柱5の内側縁で囲まれ
た空間内に嵌入され、その底面は下部筺体2の内底面上
に接している。
また、容器6の上端は第2図に示す如く支柱5の上端と
面一になるように構成されている。
符号7で示すものは蓋体で全体として円盤状に形成され
ており、その内径は下部筐体2のフランジ3bの外径よ
りひと回り小さい。
蓋体7には第2図に示す如くその中央部に下方に向う偏
平な円錐状の突出部7aが形成されており、この突出部
7aの上部は円板7bによって閉塞されている。
したがって、突出部7aと円板7bとによって円錐形の
空間を形成している。
蓋体7の周縁部には全周にわたって環状の側壁7cが下
方向けに形成され、この側壁7cの下端縁には環状溝8
が全周にわたって形成されている。
この環状溝8にはコイルばね9の上端が嵌合固定され、
コイルばね9の下端は後述する支持環10の上端面に形
成した環状溝11中に嵌合固定されている。
符号10で示すものは支持環であり、全体として環状に
形成されている。
この支持環10の直径は蓋体7の直径と同一であり、か
つ、その上端縁には全周にわたって環状溝11が形成さ
れており、前述せる如くこの環状溝11中に前記コイル
ばね9の下端が嵌合固定される。
支持環10にはたとえば第3図に示す如く2カ所対向し
た位置に、左右に切込み10b、10bを入れることに
より係止片12が形成されており、この係止片12の自
由端は外力が加わると弾性変形することができるように
なっている。
また、この係止片12の外側面には水平方向に全幅にわ
たって突条12aが突設されている。
又、下部筐体2はその底面3の周縁の側壁3aの上端部
に外側に向って水平に広がるフランジ3bの外周縁に上
方に向かう環状の側壁3eが所定幅で連続して形成され
ており、この側壁3eの内側面には全周にわたって前記
突条12aと同一断面を有する環状溝13が形成されて
おり、前記支持環10の突条12aをこの環状溝13中
に無理嵌めすれば支持環10と下部筐体2とは合体され
るようになっている。
本考案は上記のように構成されているため、下部筐体2
と支持環10とをそれぞれ手に持って、相対的に引っ張
れば、無理嵌めによって結合されていた両者を容易に分
離することができ、また下部筐体2と支持環10とを合
わせて押込めば突条12aが環状溝13中に嵌合し両者
は再び無理嵌めによって結合されるので芳香剤入り容器
の交換は極めて簡単、かつ容易に行なうことができる。
次に、以上のように構成された芳香剤容器の機能につい
て説明する。
まず、この容器を自動車の室内のダツシュボードの上等
に両面接着テープ等を使用して固定する。
自動車を運行させると車体の振動に伴ってコイルばね9
が伸縮して蓋体7が上下に振動するが、この場合、蓋体
7が上方に移動したとき、蓋体7の下方の周囲、すなわ
ちコイルばね9の間を通って吸引された空気が芳香剤6
aと接触し、芳香を含むようになり、又蓋体7が下方に
移動すると、この芳香を含んだ空気が蓋体7によって圧
縮され、蓋体下部の円錐状の突出部7aの外周面と直角
方向に押され、芳香を含んだ空気はコイルばね9の間を
通って容器の外側へと強制的に放散され、車室内全体に
芳香がただようようになる。
以上の説明から明らかなように、本考案の容器は、下部
筐体側に芳香剤を収納した容器を着脱自在に収容し、こ
の下部筐体に対してコイルばねを介して連結された蓋体
を設け、この蓋体の下面には円錐状の突出部を形成した
構成としているため、自動車等の振動に伴って蓋体が上
下するにつれ、蓋体下面の円錐状斜面に沿って芳香を含
んだ空気を強制的に容器外に放散させることができ、車
室内を芳香で満たすことができる。
また、自動車が停まっているときは、容器も振動しない
から、蓋体の上下振動も起こらず、従って芳香剤の発散
もないので芳香剤の浪費を防止し得るという効果がある
尚、芳香剤が蒸発してしまった場合には、下部筐体を支
持環との係合部で分離すれば、芳香剤の入った容器だけ
を取り出し交換することができ、経済的である。
さらに、本考案によれば支持環と下部筐体とを着脱する
際に、操作に特別の注意を払わなくても、コイルばねに
影響を及ぼすことのない構造になっているため、簡単に
芳香剤の交換ができるとともに、長期間の使用に十分耐
え得るという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を説明するもので、
第1図は外観斜視図、第2図は第1図のA−A線断面図
、第3図は要部の斜視図である。 1・・・・・・芳香剤容器、2・・・下部筐体、3・・
・・・・底板、3a・・・・・・側壁、3b・・・・・
・フランジ、4・・・・・・開口部、5・・・・・・支
柱、6・・・・・・容器、6a・・・・・・芳香剤、7
・・・・・・蓋体、9・・・・・・コイルばね、10・
・・・・・支持環、12・・・・・・係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芳香剤を収容せる筒状コツプ型の容器6を周面に側壁3
    aを有し、この側壁3aに連続するフランジ3b上には
    上方に向って複数本の支柱5を等角度間隔で植設した下
    部筐体2の前記支柱5て囲まれた空間内に収容し、その
    上方に円板状に形成され、かつその中央部に下方に向っ
    て偏平な円錐状の突出部7aを有し、その周囲には全周
    にわたって、下端縁に環状溝8が形成された側壁7cを
    有する蓋体7を、前記環状溝8中にその上端部を嵌合固
    定したコイルばね6により上下に振動し得るように形成
    した芳香剤容器において、前記下部筐体2のフランジ3
    bの外周縁には上方に向って連続して形成した所定幅の
    環状の側壁3eを設け、かつ、この側壁3eの内側面に
    は全周にわたって環状溝13を形成すると共に、前記下
    部筐体2の支柱5の外側には上端縁に前記コイルばね9
    の下端部を嵌合固定し得るようにした環状溝11を有し
    、かつその下端面には前記フランジ3bの内側の環状溝
    13と係合する位置に左右に切込10b、10bを入れ
    た係止片12を形成した支持環10を嵌合させ、これら
    支持環10と下部筐体2とを着脱自在に構成したことを
    特徴とする芳香剤容器。
JP13982283U 1983-09-09 1983-09-09 芳香剤容器 Expired JPS601742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13982283U JPS601742Y2 (ja) 1983-09-09 1983-09-09 芳香剤容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13982283U JPS601742Y2 (ja) 1983-09-09 1983-09-09 芳香剤容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5985233U JPS5985233U (ja) 1984-06-08
JPS601742Y2 true JPS601742Y2 (ja) 1985-01-18

Family

ID=30313267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13982283U Expired JPS601742Y2 (ja) 1983-09-09 1983-09-09 芳香剤容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5627167B2 (ja) * 2007-10-29 2014-11-19 小林製薬株式会社 揮散器

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JPS5985233U (ja) 1984-06-08

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