JPS6017313Y2 - チップ配列用振動傾斜板 - Google Patents

チップ配列用振動傾斜板

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Publication number
JPS6017313Y2
JPS6017313Y2 JP6557578U JP6557578U JPS6017313Y2 JP S6017313 Y2 JPS6017313 Y2 JP S6017313Y2 JP 6557578 U JP6557578 U JP 6557578U JP 6557578 U JP6557578 U JP 6557578U JP S6017313 Y2 JPS6017313 Y2 JP S6017313Y2
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JP
Japan
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chips
inclined plate
inclined surface
base material
chip
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Expired
Application number
JP6557578U
Other languages
English (en)
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JPS54167159U (ja
Inventor
数之 出雲
Original Assignee
アロン化成株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はチップを使用したモザイク調合戒樹脂シートの
製造装置において、チップを基材上に移送配列し、重な
りのない敷設層を形成するためのチップ配列用振動傾斜
板に関するものである。
従来、チップを使用したモザイク調合威樹脂シートの製
造法においては、コンベヤー、あるいはシュータ−など
を用いてチップを基材上に散布し、その後振動装置にて
基材を振動させ基材上のチップに振動を与えてチップを
配列していた。
しかしながら、これらの方法では振動が小さければチッ
プどうしの重なりをなくすることができず。
又振動を大きくするとチップ間に大きな隙間が生じるた
め、チップどうしが重なることなく、しかもチップ間の
隙間を均一に狭くして配列することは困難であり、製品
不良が発生するという欠点があった。
本考案は、以上の欠点を解消し、チップどうしが重なる
ことなく、しかもチップ間の隙間を均一に狭くして基材
上に移送配列し得ることができるチップ配列用振動傾斜
板を提供するものである。
以下、本考案を一実施例を示す図面に基いて説明する。
第1図は、チップを使用したモザイク調合戒樹脂シート
の製造工程を示す概略断面図の一部であり、第2図は、
第1図における振動傾斜板の拡大断面図である。
第3図は、振動傾斜板の先端の部分拡大断面図である。
図中1は基材、2はホッパー、3は計量ロール4はチッ
プ、5は傾斜板であり傾斜板5は上部傾斜面A、中央部
傾斜面B、および下部傾斜面Cからなるものであり、中
央部傾斜面Bの傾斜角βは上部傾斜面Aおよび下部傾斜
面Cの傾斜角α。
α′よりも大なる傾斜角を有するものである。
(αくβ、α′〈β)即ち、傾斜角は傾斜板およびチッ
プの材質により異なるが、傾斜板の材質をステンレス鋼
、チップの材質をポリ塩化ビニールとした場合は傾斜角
を20度以下にすることが望ましく、傾斜角α、α′を
略10度、傾斜角βを略18度にすることが好ましい。
又、傾斜板5はコイルバネあるいはゴムマウント(図示
しない)でフレームに連結されており、絶えず振動して
なるものであるが、必要に応じて傾斜板5に傾斜角を調
整するための装置(図示しない)を設けてもよい。
6は補強用の溝形鋼であり、傾斜板5に溶接接合してな
るものである。
7は、電動機型あるいは電磁式の振動機で溝形鋼6にボ
ルトで固定されており、傾斜板5に振動を与えるもので
ある。
振動機の振幅はチップの厚さ以下とすることが望ましい
8は傾斜板5の先端に設けてなるゴムあるいは弾性を有
する熱可塑性脅威樹脂製の案内片である。
以下、本考案を一実施例に基いて詳述すると、第1図、
第2図に示す如くあらかじめ熱可塑性合成樹脂、充填材
および顔料などよりなる組成物をカレンダー底形あるい
は押出成形でシート状に加工し、ダイシングマシン等で
切断してなるチップ4をホッパー2の中に貯えておき、
計量ロール3により傾斜板5の上部傾斜面A上に定量的
に落下せしめる。
落下したチップ4は上部傾斜面A上において、落下直後
はチップどうしが重なっていたり、チップ間に大きな隙
間を生じているが、チップ4は傾斜板5により振動が与
えられ、振動しながら序々に重なりをなくし下方へ移動
する。
次に上部傾斜面Aから中央部傾斜面Bに入ると、傾斜角
が大きく(α〈β)なるので、チップは滑りを起し移動
速度を速める。
従って、チップ間の距離が離れチップはバラバラに分離
される。
更に中央部傾斜面Bで分離されたチップは下部傾斜面C
へ移動していく。
下部傾斜面Cは上部傾斜面Aと略同−の傾斜角(α÷α
′)を有しており、下部傾斜面Cへ移動したチップは、
傾斜角が小さく(β〉α′)なるので速度が弱まり、チ
ップは端面と端面て接触しながら、重なり合うことなく
、しかもチップ間の隙間を均一に狭くして整然と配列さ
れる。
このようにしてチップは整然と配列されるが、必要に応
じて、上記手段を繰り返し行い更に整然と配列してもよ
い。
その後、傾斜板5上で配列を終えたチップは、チップの
移動速度つまり、傾斜板5上から基材1上へのチップの
供給速度と基材1の移動速度を同調させることにより容
易に基材1上へ配列することができる。
尚チップの供給速度は、振動機の振幅の大きさあるいは
、傾斜板の角度を変えることにより容易に調整できる。
又、傾斜板の端部と基材面との間に段差がある場合には
再び重なりを起すことがあるので、第3図に示す如く、
ゴムあるいは弾性を有する熱可塑性合成樹脂で作製した
案内片を傾斜板の先端部に設け、傾斜面の端部と基材面
との段差をなくしチップを円滑に基材上へ移動させるこ
とが好ましい。
以上、詳述した如く、本考案は簡単な装置を用いて、チ
ップどうしが重なることなく、しかもチップ間の隙間を
均一に狭くして配列し得ることを可能ならしめ製品不良
を少なくし、生産性を高めたものであり、工業的価値大
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はチップを使用したモザイク調合戒樹脂シートの
製造工程を示す概略断面図の一部であり第2図は、第1
図における振動傾斜板の拡大断面図である。 第3図は、第2図における振動傾斜板の先端の部分拡大
断面図である。 1・・・・・・基材、2・・・・・・ホッパー、3・・
・・・・計量ロール、4・・・・・・チップ、5・・・
・・・傾斜板、6・・・・・・補強用溝形鋼、7・・・
・・・振動機、8・・・・・・案内片、A・・・・・・
上部傾斜面、B・・・・・・中央部傾斜面、C・・・・
・・下部傾斜面、α・・・・・・上部傾斜面の傾斜角、
α・・・・・・下部傾斜面の傾斜角、β・・・・・・中
央部傾斜面の傾斜角。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チップを使用した合成樹脂製シートの製造装置における
    チップを基材上に移送配列するための傾斜板において、
    傾斜板の中間部に他の傾斜面より傾斜角の大なる傾斜面
    を設けたことを特徴とする振動傾斜板。
JP6557578U 1978-05-15 1978-05-15 チップ配列用振動傾斜板 Expired JPS6017313Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6557578U JPS6017313Y2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 チップ配列用振動傾斜板

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JP6557578U JPS6017313Y2 (ja) 1978-05-15 1978-05-15 チップ配列用振動傾斜板

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Publication Number Publication Date
JPS54167159U JPS54167159U (ja) 1979-11-24
JPS6017313Y2 true JPS6017313Y2 (ja) 1985-05-28

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6294313A (ja) * 1985-10-19 1987-04-30 Takiron Co Ltd チップ柄模様付き床材の製造方法

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Publication number Publication date
JPS54167159U (ja) 1979-11-24

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