JPS6017290Y2 - ベニヤレ−スのチャッキング装置 - Google Patents
ベニヤレ−スのチャッキング装置Info
- Publication number
- JPS6017290Y2 JPS6017290Y2 JP3474979U JP3474979U JPS6017290Y2 JP S6017290 Y2 JPS6017290 Y2 JP S6017290Y2 JP 3474979 U JP3474979 U JP 3474979U JP 3474979 U JP3474979 U JP 3474979U JP S6017290 Y2 JPS6017290 Y2 JP S6017290Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chucking device
- veneer lace
- chuck
- veneer
- deformable member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はベニヤレースのチャッキング装置に関するもの
である。
である。
従来のベニヤレースのチャッキング装置は、ベニヤレー
スに備えられたスピンドルにチャックを固定的に備えて
構成したものであるから、木口面が回転中心軸に対して
直角でない原木、あるいは木口面に段差が有る原木等を
押圧支持する場合に、原木の木口面を均一に押圧する事
が出来ず、単板切削中に原木が破壊して歩留りが低下し
たり、あるいはスピンドルが異常に撓んで、スピンドル
受部が異常に摩耗したり、切削する単板の厚さが不揃に
なる欠点を有するものであった。
スに備えられたスピンドルにチャックを固定的に備えて
構成したものであるから、木口面が回転中心軸に対して
直角でない原木、あるいは木口面に段差が有る原木等を
押圧支持する場合に、原木の木口面を均一に押圧する事
が出来ず、単板切削中に原木が破壊して歩留りが低下し
たり、あるいはスピンドルが異常に撓んで、スピンドル
受部が異常に摩耗したり、切削する単板の厚さが不揃に
なる欠点を有するものであった。
しかも、例えば中空の原木を切削する場合の如く、用い
るチャックの外径が大きくなるほど前記の欠点が表われ
るものであった。
るチャックの外径が大きくなるほど前記の欠点が表われ
るものであった。
本考案は前記従来装置の欠点を払底すべく開発したベニ
ヤレースのチャッキング装置であって、本考案を図面に
例示した実施−例に基づいて説明すれば次の通りである
。
ヤレースのチャッキング装置であって、本考案を図面に
例示した実施−例に基づいて説明すれば次の通りである
。
第1図に例示するのは本考案に係る装置の断面図であっ
て、1はベニヤレースに備えられたスピンドル、2は変
形部材、3はチャック、4は原木である。
て、1はベニヤレースに備えられたスピンドル、2は変
形部材、3はチャック、4は原木である。
本考案は第1図に例示する如く、ベニヤレースに備えら
れたスピンドル1と、原木4に押圧されるチャック3と
の間に、変形部材2を介在せしめて構成するものである
。
れたスピンドル1と、原木4に押圧されるチャック3と
の間に、変形部材2を介在せしめて構成するものである
。
変形部材2はスピンドル1の押圧力によって変形すると
共にチャック3を原木4に押圧し、又必要に応じては回
転力を伝達するものであるから、少くとも原木の塑弾性
強度と略同等の塑弾性強度を有する、木材あるいは鉛等
の塑弾性体、若しくは、少くとも原木の塑弾性強度と略
同等の塑弾性強度を有する、硬質ゴム等の弾性体が望ま
しい。
共にチャック3を原木4に押圧し、又必要に応じては回
転力を伝達するものであるから、少くとも原木の塑弾性
強度と略同等の塑弾性強度を有する、木材あるいは鉛等
の塑弾性体、若しくは、少くとも原木の塑弾性強度と略
同等の塑弾性強度を有する、硬質ゴム等の弾性体が望ま
しい。
又チャック3と実質的に一体化させて、変形部材を介在
せしめるのが取扱い上至便であるので好ましく、一体化
する手段としては、第1図に例示する如くチャック3に
嵌込む手段、あるいは図示は省略したが、接着剤を用い
て接着する手段、更にはネジ等を用いて締着する手段等
が挙げられる。
せしめるのが取扱い上至便であるので好ましく、一体化
する手段としては、第1図に例示する如くチャック3に
嵌込む手段、あるいは図示は省略したが、接着剤を用い
て接着する手段、更にはネジ等を用いて締着する手段等
が挙げられる。
本考案は以上の如く構成するものであるから、第2図の
押圧説明図に例示する如く、例えば、木口面が回転中心
軸に対し直角でない原木4を押圧支持しても、変形部材
2がスピンドル1の押圧にともなって変形することによ
り、チャック3は原木4の木口面に沿うように押圧され
る。
押圧説明図に例示する如く、例えば、木口面が回転中心
軸に対し直角でない原木4を押圧支持しても、変形部材
2がスピンドル1の押圧にともなって変形することによ
り、チャック3は原木4の木口面に沿うように押圧され
る。
即ち、換言すれば、原木4の木口面をチャック3によっ
て略均−に押圧する事が出来るのである。
て略均−に押圧する事が出来るのである。
そこで、単板切削中に原木4が破壊する事が無くなり、
歩留りが大幅に向上する。
歩留りが大幅に向上する。
又スピンドル1に曲げ力が働かないので、異常に撓む事
が無くなり、スピンドル受部が異常に摩耗したり、切削
する単板の厚さが不揃になったりする事が無くなる。
が無くなり、スピンドル受部が異常に摩耗したり、切削
する単板の厚さが不揃になったりする事が無くなる。
又ベニヤレースに中空の原木をセットする場合、あらか
めチャックを原木に仮止めして用いる事が出来るので、
回転中心軸を定め合せる事が容易になり、作業性が従来
に比べて大幅に向上する。
めチャックを原木に仮止めして用いる事が出来るので、
回転中心軸を定め合せる事が容易になり、作業性が従来
に比べて大幅に向上する。
更に、スピンドルが異常に撓む事が無くなるので、スピ
ンドルの太さを従来に比べて細くする事が可能になり、
中実の原木を一層細くまで切削して歩留りの向上を計る
事が可能になる。
ンドルの太さを従来に比べて細くする事が可能になり、
中実の原木を一層細くまで切削して歩留りの向上を計る
事が可能になる。
尚、本考案で称する、スピンドルとは、図面に例示する
如く、押圧端に突刺体を形成したものは勿論、本考案で
称するチャックよりも小径のチャックを押圧端に固定的
に嵌装したものも指す。
如く、押圧端に突刺体を形成したものは勿論、本考案で
称するチャックよりも小径のチャックを押圧端に固定的
に嵌装したものも指す。
本考案は以上の如く前述従来装置の諸欠点を合理的に解
決し、更に一層チャツキング作業の合理化を計ることが
出来るもので、合板産業に於ける利用価値は極めて多大
である。
決し、更に一層チャツキング作業の合理化を計ることが
出来るもので、合板産業に於ける利用価値は極めて多大
である。
図面は本考案の実施の一例を示すものであって、第1図
は本考案に係る装置の断面図、第2図は押圧状態を示す
押圧説明図である。 1・・・・・・スピンドル、2・・・・・・変形部材、
3・・・・・・チャック、4・・・・・・原木。
は本考案に係る装置の断面図、第2図は押圧状態を示す
押圧説明図である。 1・・・・・・スピンドル、2・・・・・・変形部材、
3・・・・・・チャック、4・・・・・・原木。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 原木の木口面を略均−に押圧するようにしたベニヤ
レースのチャッキング装置であって、ベニヤレースに備
えられたスピンドルと、原木に押圧されるチャックとの
間に、変形部材を介在せしめて構成した事を特徴とする
ベニヤレースのチャッキング装置。 2 変形部材が、少くとも原木の塑弾性強度と略同等の
塑弾性強度を有する、木材あるいは鉛等の塑弾性体で成
る実用新案登録請求の範囲第1項に記載するベニヤレー
スのチャッキング装置。 3 変形部材が、少くとも原木の塑弾性強度と略同等の
塑弾性強度を有する、硬質ゴム等の弾性体で戒る実用新
案登録請求の範囲第1項に記載スルベニヤレースのチャ
ッキング装置。 4 チャックと実質的に一体化させて、変形部材を介在
せしめて成る実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項
又は第3項に記載するベニヤレースのチャッキング装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3474979U JPS6017290Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | ベニヤレ−スのチャッキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3474979U JPS6017290Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | ベニヤレ−スのチャッキング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55134206U JPS55134206U (ja) | 1980-09-24 |
JPS6017290Y2 true JPS6017290Y2 (ja) | 1985-05-28 |
Family
ID=28892710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3474979U Expired JPS6017290Y2 (ja) | 1979-03-16 | 1979-03-16 | ベニヤレ−スのチャッキング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017290Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-16 JP JP3474979U patent/JPS6017290Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55134206U (ja) | 1980-09-24 |
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