JPS60171907A - 無端ベルト駆動装置 - Google Patents

無端ベルト駆動装置

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JPS60171907A
JPS60171907A JP2614384A JP2614384A JPS60171907A JP S60171907 A JPS60171907 A JP S60171907A JP 2614384 A JP2614384 A JP 2614384A JP 2614384 A JP2614384 A JP 2614384A JP S60171907 A JPS60171907 A JP S60171907A
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JP
Japan
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deflection
speed
belt
meandering
roller
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Application number
JP2614384A
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English (en)
Inventor
Tadafumi Oguro
大黒 忠文
Kimiyasu Ishii
君育 石井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2614384A priority Critical patent/JPS60171907A/ja
Publication of JPS60171907A publication Critical patent/JPS60171907A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G39/00Rollers, e.g. drive rollers, or arrangements thereof incorporated in roller-ways or other types of mechanical conveyors 
    • B65G39/10Arrangements of rollers
    • B65G39/12Arrangements of rollers mounted on framework
    • B65G39/16Arrangements of rollers mounted on framework for aligning belts or chains
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00135Handling of parts of the apparatus
    • G03G2215/00139Belt
    • G03G2215/00143Meandering prevention
    • G03G2215/0016Meandering prevention by mark detection, e.g. optical

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は無端状に形成されたベルトを、蛇行を修正しな
がらエンドレスに駆動する装置に関する。
[従来技術] 一般に、シート状の物(板材1紙など)を運搬する場合
等、搬送する物を平面上に保持する必要があるとき、搬
送手段として無端状に形成したベルト(以下、無端ベル
トという)を利用した搬送装置を用いることが多い。
このような搬送装置では、物体を載置(支持)する部材
となる無端ベルト自体が平面を構成しているので、物体
を平面で保持することが、比較的簡単にできる。
第1図は、いわゆるベルト感光体をセンサとして用いた
静電写真複写機等に用いる、ベルト感光体の駆動ユニッ
トを示している。
この駆動ユニットでは、駆動ローラR1および従動ロー
982〜84間にベルト感光体OBを張架し、矢印方向
にベルト感光体OBを駆動している。
この装置は、転写紙をベルト感光体OBに密着させてベ
ルト感光体上に形成したトナー像を転写紙に転写し、そ
の後定着部まで転写紙を搬送する。
ところで、周知のようにこのような無端ベルト駆動装置
しこおいては、無端ベルトがその幅方向にずれるいわゆ
る蛇行現像を必ず生じる。
その主な理由としては、例えば第1図に示した装置にお
いては、ベルト感光体OB(すなわち無端ベル1−)の
それぞれの側端の長さく周長)が異なることおよび各ロ
ーラR1〜R4が完全には平行になっていないことが挙
げられている。
そこで従来、例えばローラR2に蛇行修正ローラの機能
を持たせて、ベルト感光体OBの蛇行を修正していた。
すなわち、ベル1−感光体OBが蛇行したことを検出す
る蛇行検出手段を設け、蛇行が発生した場合はローラR
2の軸を偏向させて蛇行方向と反対方向しこベルト感光
体08を移動させ、これによってベルト感光体OBの蛇
行を修正している。
ところで、上述のように主な蛇行原因が2つあ蛇行量が
大きくなることがあり、したがって、ベルト感光体OB
の蛇行を修正するために急激に大きくローラR2を偏向
することがある。
ベルト感光体013の周囲には各複写プロセスステーシ
ョンが近接して設けられているため、」二連のようにロ
ーラR2が急激に大きく偏向された場合はベルト感光体
OBの幅方向への移動速度が大きくなり、その表面や側
端がステーシコンを形成する装置のケーシングや側板等
に接触し、その結果ベル1〜感光体に傷がつくことがあ
る。
また、作像中の幅方向のベルト変位量が大きくなること
から、複写画像が乱れたり現像器が故障するおそれもあ
る。
なお、近年ベルト感光体を用いて150(枚/分)程度
の複写速度をもつ高速複写機が実用されつつある。この
ような高速複写機ではプロセス速度も大きいためベルト
感光体を高速で駆動する必要があり、したがって、上述
した不都合が顕著に現われてくる。
また、このような不都合は上述した複写機のみならず、
無端ベルト駆動装置を応用した他の装置であっても同様
に生じている。
[目的] 本発明は、上述した不都合を解消するためになされたも
のであり、ベルト感光体の左右の寄り速度に基づいて蛇
行修正ローラの偏向量を算出するとともに、この偏向量
を、左右の寄り速度の差に基づいて補正することで無端
ベル1〜の蛇行速度を徐々に小さくすることのできる無
端ベルト駆動装置を提供することを目的とする。
[構成] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第2図は、本発明の一実施例を示している。この実施例
では、ベルト感光体を用いる複写機のベル1ヘユニツl
−に、本発明を適用している。
同図において、無端状に形成されたベルト感光体1は、
駆動ローラ11.蛇行修正ローラ12.従動ローラ13
および従動ローラ14に張架され、駆動される。
これらの各ローラ11,12,13.14は後述する側
板SBIおよびSB2間に担持されて、その位置関係が
保持される。
また、1.5,16.17および18は、クリーニング
、帯電、露光および現像の図示しない各プロセスステー
ションにおいて、ベルト感光体1の平面性を維持するた
めの平面維持板である。
21はベルト感光体1が蛇行したことおよび複写プロセ
スを開始するタイミングを検出するセンザ部である。
35は蛇行修正ローラ12の基準位置を設定するための
基準センサ、36は蛇行修正ローラ】2の偏向位置を制
御するためのステップモータである。
37は蛇行修正ローラ12を矢印CおよびD方向に偏向
するための偏向板、38は蛇行修正ローラ12を支持す
るローラ支持板、39は蛇行修正印−ラ12をテンショ
ンローラとして機能させるためのバネである。
40はリリースレバーであり、リンク40aを介してロ
ーラ支持板38に接続されている。したがって。
リリースレバー40を矢印方向に回動するとローラ支持
板38が矢印方向へ移動し、蛇行修正ローラ12がベル
ト感光体1に与えていた張力が解除される。
これにより、ベル1へ感光体1をベルトユニットから外
すことができる。
第3図、第4図および第5図は、センサ部21付近の構
成を示している。
図示のように、センサ部21は反射形のフォトセンサ3
1〜S4が配置された基板22、この基板22を支持す
る支持板23およびこの支持板23をガイドするセンサ
ガイド24からなる。
また、基板22の一端にはフォトセンサ31〜s4の出
力信号の端子が付設されており、この端子は側板SB2
に付設されたコネクタCNに挿入される。さらに、セン
サガイド24には押えバネ25が付設されていて、これ
によって支持板23がセンサガイド24内で固定される
ベルト感光体1の両側部には、接地のために黒色の導電
帯BEが付され、この導電帯BHの適宜な箇所にプロセ
ススタートタイミングを発生するための反射マークMK
が設けられている。また、通常従動ローラ14としては
金属ローラが用いられているため、その表面はよく光を
反射する。
したがって、ベルト感光体1が回転して反射マークMK
がフォトセンサS3.S4で検出されると、図示しない
本体制御部にこの検出信号が加えられて複写プロセスが
開始される。
また、ペル1〜感光体1が蛇行をせずに正常な走行をし
ているときはフォトセンサSL、S2がともに従動ロー
ラ14を検出するために、後述する制御部にオン信号が
出力されるが、ベルト感光体1がいづれかに蛇行すると
黒色の導電帯BEをフォトセンサSl、S2のいずれか
が検出してその出力が反転し、これによって制御部はベ
ルト感光体1が蛇行したこととその方向を知ることがで
きる。
なお、第3図でSBIはベル1〜ユニツトの前側板、S
B2はベルトユニットの後側板およびMSは複写機本体
の前側板である。
第6図は蛇行修正ローラ12の駆動部を示している。
同図において、 41.42は段付ネジ、43.44は
段付スタッド、37は偏向板、38.45はローラ支持
板、38a、’15aはローラ支持板38.45に固設
された段付スタッド、46はローラ支持板4oに固設さ
れた軸、47は軸46のための軸受、49および5oは
ローラ支持板38および偏向板37に固設されて蛇行修
正ローラ12の軸48を受けるボス、51は前側板SB
Iと後側板SB2を連結する軸である。
また、偏向板37に配置されているピン52は、後述す
るようにステップモータ36の動力を偏向板37に伝達
する動力伝達系の一部をなしている。
第7図に示すように、軸48は自動調心軸受55.56
を介してボス49.50に接続され、かつ、軸受55に
はスライド部材57が挿入されていて軸48が軸受55
内で長手方向に摺動自在に支持される。
また1段付スタッド38aと43間にバネ39が、段付
スタッド44と45a間にバネ58がそれぞれ張設され
ており、したがって、バネ39の作用でローラ支持板3
8が段付スタッド43に向ってスライドするとともに、
バネ58の作用でローラ支持板45と偏向板37が一体
になって段付スタッド44に向ってスライドし、その結
果蛇行修正ローラ12によってベルト感光体1に張力が
与えられている。
なお、第7図はリリースレバー40を解除位置に作動さ
せた状態を示している。また、59はリリースレバー4
0の前側板側のリンク40aと後側板側のリンク40b
を連結する軸である。
第8図は、ステップモータ36から蛇行修正ローラ12
への動力伝達系を示している。
後側板SB2に配設された台座BSにステップモータ3
6が固定され、ステップモータ36の軸にはマイク歯車
60が付設されている。このマイク歯車6oと対をなす
マイク歯車61にはリードネジ62が同軸に接続されて
おり、このリードネジ62には指部を持つスライダ63
が螺合されている。
スライダ63は、その指部で偏向板37に取付けられた
ピン52を支持しており、また、スライダ63の一側面
が偏向板37の面に接している。
なお、リードネジ62は、後側板SB2の一部を切り起
して形成した支持板B旧と8112間に支持されている
いま、リートネジ62が右ネジに形成されているとすれ
ば、ステップモータ36が(J(時別回り)方向に作動
した場合、スライダ63が図の下方に移動し、これによ
り、蛇行修正ローラ12は第2図の矢印C方向に偏向す
る。その結果、ベルト感光体1は前側板SB]方向に斜
行する。
また、ステップモータ36がCCV(反時計回り)方向
に作動した場合、スライダ63が第9図の上方に移動し
、これによって蛇行修正ローラ12が第3図の矢印方向
に偏向する。その結果、ベル1−感光体1は後側板SB
2方向に斜行する。
ところで、偏向板37を回動すると、軸48はボス49
の自動調心軸受55を支点にして回動しようとする。し
かしながら、軸48を受けているボス50の運° 動方
向が前後側板によって規制されているために軸48は円
運動することができない。そこで、この機構では第9図
に示したように矢印C,D方向に移動するさい、スライ
ド部材57によって自動調心軸受55内を軸48が摺動
して蛇行修正ローラ12の軸長の変動を吸収している。
なお、同図で矢印C1Dは第2図と同じ方向を示してい
る。また、距離L1は偏向されていないときの蛇行修正
ローラ12の軸長を、距離1,2は限界点まで偏向した
ときの蛇行修正ローラ12の軸長をそれぞれ示しており
、距離しは矢印C,D方向に軸48が偏向される限界点
までの距離を示す。当然のことながら、距離L2はI、
1よりも大きく、その差分だけ軸48が自動調心軸受5
5内で摺動する。
第10図は、制御部の一例を示している。
同図、こおいて、70はマイクロコンピュータ等で構成
され、図示しない複写機の本体各部71を所定の方法で
制御する本体制御部であり、この本体制御部70は、駆
動ローラ11を作動するメインモータ74をドライバ7
2を介して制御するとともにドライバ73を介してステ
ップモータ36を駆動する。
75はメインモータ74に付設されたパルスエンコーダ
であり、このパルスエンコーダ75の出力するパルス信
号BPは本体制御部70に加えられて、プロセス管理用
の基準クロック信号として用いられる。
また、フォトセンサSL、S2の出力信号も本体制御部
70に加えられている。
次に、蛇行修正の制御方法の概要について説明する。
まず初期制御として、ベルトユニットを駆動してから最
初にフォトセンサがオンすると、蛇行修正ローラ12を
所定量だけ修正方向に偏向させる。
この後反対側のフォトセンサがオンすると、蛇行修正ロ
ーラ12を上記所定量の2倍だけ修正方向に偏向させる
そして、1回目の偏向でのベルト感光体1の幅方向への
移動速度(以下寄り速度という)と2回目の偏向での寄
り速度をそれぞれ測定し、これらの速度差からベルト感
光体1の蛇行傾向を知って、この蛇行傾向を打ぢ消すよ
うな蛇行修正ローラ12の偏向量および偏向位置の概略
的な初期設定を行なう。
この初期制御の後は、フォトセンサがオンする毎に蛇行
修正ローラ12の偏向量を漸次小さくするとともに、左
右の寄り速度が等しくなるようにこの偏向量を修正する
ことでベルト感光体1の寄り速度を徐々にrOJに近づ
ける。
なお、この実施例ではフォトセンサSl、S2がベル1
へ感光体1に対して固定的な位置に配設されているので
、1つのフォトセンサが(有効し;)オフしてから他の
フォトセンサが(有効に)オンするまでの間に得られる
パルス信号EPの数によって、寄り速度を判別している
。すなわち、その間[こ得られたパルス信号EPの数が
多いときは寄り速度が小さく、パルス信号EPの数が少
ないときは寄り速度が大きい。
第11図は、本実施例において本体制御部70が実行す
る蛇行修正制御の具体例を示す。この制御は、複写機に
電源が投入されると直ちに実行される。
まず、本体制御部70は、パルス信号BPの計数値を保
持するためのカウンタCP、ステップモータ36の駆動
パルス数をあられすコントロールデータCD、異方向の
前回偏向量を記憶するための変数CA、この制御の実行
回数を保持するためのカウンタCC、コントロールデー
タCDの補正値CDb、異方向の寄リ速度を記憶するた
めの変数RA 、 RB、変数RA、RBの差が記憶さ
れる変数R5、および、その他制御に必要なワークエリ
アをリセットしたり、予設定されている初期データを所
定の変数領域にプリセットする処理等からなる初期化処
理を実施するとともに、複写プロセスを開始する(処理
101)。
ついで、フォトセンサSl、S2がそれぞれオンした状
態を保持するフラグFSI、FS2、少なくともステッ
プモータ36を1回以上コントロールしている制御状態
であることを保持するフラグFMCD、および、その他
制御に必要なフラグをリセットする(処理102)。
したがって、メインモータ74が作動してペル1〜感光
体1が駆動された制御開始直後の状態では、フカ1−セ
ンサS1..S2がともにオフ、かつ、フラグFMCD
がリセットされている状態なので、判断103゜104
および105が全て結果NOとなる。
この状態では、そのときのベル1へユニットの初期状態
によって、ベルト感光体1がいずれかの端に向って徐々
に蛇行し始める。例えば、前側板SB1方向にベルト感
光体1が蛇行してフォトセンサS1がオンしたとすると
、フラグFSIがセットされるとともに判断103の結
果がNOとなる。
このときは、フラグFMCDがリセット状態なので判断
106の結果がNOとなり、本体制御部70はコントロ
ールデータCDおよび変数CAに初期データをセットす
る(処理107)。
また、フラグFSIがセット状態なので、ステップモー
タ36をCCC力方向回転させる方向指示信号とともに
コントロールデータCDをドライバ73に出力して、ス
テップモータ36を駆動する(処理108)。
これにより、蛇行修正ローラ12は方向りに、初期デー
タに対応した量だけ偏向され、ベルト感光体1が後側板
SB2方向に寄り方向を変えて蛇行し始める。
このように、ステップモ゛−夕36を1回制御したので
1本体制御部70はフラグFMCDをセラ1−するとと
もにカウンタCCをインクリメントする(処理109)
ベルト感光体1が反対方向(すなわち後側板SB2方向
)に蛇行開始して、フォトセンサS1がオフするとフラ
グFSIがリセットされ、フォトセンサSL。
S2がともにオフ状態になるので判断103,104の
結果がともにNO,また、フラグFMCDはセット状態
なので判断105の結果がYESとなる。
したがって1本体制御部70はこの状態が持続する間、
パルス信号EPの計数値をカウンタCPにセットする(
処理110)とともに次に出力するコントロールデータ
CDを算出する(処理111)。
このコントロールデータCDを算出するための式%式% () だだし、CDaは修正方向の実効的偏向量であり、次式
(II)であられされる。
CDa=−a−RA+cD+nax ・・・・・・(I
I)ここで、aはパルス信号IEPの計数値をステップ
モータ36のコントロール量に変換するための係数であ
り、1より小さい正の実数。CDmaxは、予め設定さ
れた蛇行修正ローラ12の偏向量の最大値に対応した値
であり、この最大値が上記したコントロールデータCD
の初期データとして設定されている。
なお、この最大値CDmaxは、ベルト感光体1に引き
つれや波釘現象を生じない程度の基準位置からの偏向量
に対応して設定される。
この場合、変数RAの値はOなので、次に出力するコン
トロールデータCDの値は、最大値CD m a xの
2倍となる。
ところで、上式(I)は蛇行修正ローラ12をいったん
元の位置に戻してから、反射側へ偏向させることを意味
している。
すなわち、本発明ではベルト感光体1を左右に交互に蛇
行運動させながら、その寄り速度を徐々に小さくしてい
るため、まず、蛇行修正ローラ12の異方向への前回偏
向量(CA)だけは少なくとも戻し、そして、蛇行修正
ローラ12の同方向への前回偏向量よりも少ない偏向量
(CDa)だけ蛇行修正ローラ12を修正方向に偏向さ
せている。
さて、ベルト感光体1の蛇行が進んでフォトセンサS2
がオンするとフラグFS2がセットされ、判断104の
結果がYESとなる。このときはフラグFMCDガセッ
トされているので判断106の結果がYESとなり、本
体制御部70は処理112を実行する。
この処理112では、変数RAの値を変数RBに代入し
たのちカウンタCPの値を変数RAに代入し、そして、
カウンタCPをリセットする。
したがって、変数RAにはこのときのベルト感光体1の
寄り速度に対応する値が記憶され、変数RBにはその1
つ前の反対方向へのベルト感光体1の寄り速度に対応す
る値が記憶される。
ただし、この場合は初期状態にあるので処理112を実
行する前の時点では変数RAの値は0であり、したがっ
て変数Rr3の値はOとなる。
処理112の後の判断113は、カウンタCCの値が1
なのでその結果がNoとなり、この時点でのコントロー
ルデータCDが処理lO8でそのままドライバ73に出
力される。ただし、この場合はフラグFS2がセット状
態なのでステップモータ36をCv力方向回転する方向
指示信号が出力される。
その後、処理109が実行されてカウンタCCがインク
リメントされる。
偏向量だけ方向Cに偏向される。これは、蛇行修正ロー
ラ12を1度も偏向していない位置から方向Cに前回と
同じ量だけ偏向したことに等しい。
その結果、ベルト感光体1は前側板5r31方向に蛇行
を始める。
そして、フォトセンサS2がオフするとフラグFS2が
リセットされ、判断1.03,104の結果がNOlま
た、上述と同様に判断105の結果がYESなので、次
にフカ1−センサS1がオンするまでの間、処理110
゜111がくり返し実行される。
ここまでの部分が、前述した初期制御に相当する。
さて1次にフカ1−センサS1がオンすると、判断10
3 、106および処理112が順次実行され、このと
きカウンタCCの値が2なので判断113の結果がYE
Sとなり1本体制御部70は処理114を実行する。
この処理114では、まず変数RAとRBの差R5をめ
、この差R3からコントロールデータの補正値CDbを
次式(III)に従って算出する。
CDb=b −R3・・・・・・(III)ただし、b
は定敬。
上述のように、この場合は変数RAにはフォトセンサS
2がオフしてからSlがオンするまでの間に発生したパ
ルス信号EPの数が、変数RBにはその前にフォトセン
サS1がオフしてからS2がオンするまでの間に発生し
たパルス信号EPの数がそれぞれ記憶されている。
したがってこの差R3は、同じ量だけ初期位置から蛇行
修正ローラ12を方向C,Dに偏向したときの、前側板
SBIへの寄り速度と後側板SB2への寄り速度の差、
すなわち、ベルト感光体1の蛇行の傾向に対応している
したがって、判断115でどちらかの寄り速度が大きい
かを判別し、判断115の結果が’/ESのときは次に
蛇行させる方向の寄り速度が小さいのでコントロールデ
ータCDに補正値CDbを加えて偏向量を大きくさせ(
処理116)、判断115の結果がNOのときは次に蛇
行させる方向の寄り速度が大きいのでコントロールデー
タCDから補正値CDbを引いて偏向量を小さくする(
処理117)。
これにより、主としてベルト感光体1の周長差に基づく
蛇行傾向を抑制する方向に、蛇行修正ローラ12がより
大きく偏向されることになり、偏向位置の基準がほぼ設
定されて、それぞれの端方向への寄り速度がほぼ同じ大
きさになる。
この後は、以上述べた処理のうち初期制御以後の処理が
くり返し実行される。したがって、処理111でコント
ロールデータCDが順次小さく設定されるとともに、処
理1142判断115.処理116,117によってベ
ルト感光体1の左右の寄り速度が等しくなるようにコン
トロールデータCDが補正される。
その結果、徐々にベルト感光体1の寄り速度が小さくな
り、蛇行現象による複写画像の乱れが抑えられる。
なお、以上の説明では蛇行修正ローラの軸の一端を支持
して、他端をステップモータ等により偏向しているが、
偏向手段はこれに限らない。蛇行修正ローラを2方向に
偏向でき、その偏向量を制御できる機能を備えたもので
あればよい。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば初期制御時に蛇行
修正ローラの偏向量が最大となり、それ以後は漸次偏向
量が減少するので、無端ベルトの幅方向の振れ速度を小
さく抑えることができるという利点を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は無端ベルl−駆動装置の一例を示した斜視図、
第2図は本発明の一実施例を示す正面図、第3図はセン
サ部の周辺構成を示した部分図、第4図センサ部の数句
状態を示した部分斜視図、第5図はセンサとベルト感光
体との位置関係を示した部分斜視図、第6図は蛇行修正
ローラの駆動部を示した斜視図、第7図は蛇行修正ロー
ラの駆動部を示した断面図、第8図は偏向機構を示した
斜視図、第9図は蛇行修正ローラの偏向態様を示した正
面図、第10図は制御系を示したブロック図、第11図
は制御手段を示したフローチャートである。 l・・・ベルト感光体、12・・・蛇行修正ローラ、1
3.14・・・従動ローラ、24・・・センサ部、36
・・・ステップローラ、37・・・偏向板、38.45
・・・ ローラ支持板、46 ・・軸、47・・・軸受
、49 、50・・・ボス、52・・・ ピン、55.
56・・・自動調心軸受、60.61・・・マイタ歯車
、62・・・ リードネジ、63・・・ スライダ、7
0・・・本体制御部、73・・ ドライバ。 74・・・メインモータ、75・・・パルスエンコーダ
、Sl、S2・・・ フォトセンサ。 第 5 図 第 7 図 第8図 第9図 第 10 図 手続ネ市正書(自発) 昭和59年4月9日 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第26143号 2、発明の名称 無端ベル1〜駆動装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都大田区中馬込1丁目3番6号名称(674
)株式会社 リコー 代表者 浜 1) 広 4、代理人 〒105 住所 東京都港区西新橋1丁目18番11号明細書の特
許請求の範囲の欄1発明の詳細な説明の欄および図面 6、補正の内容 (1)本願明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正す
る。 (2) 同書第14頁第20行の「異方向の」を削除す
る。 (3) 同書第16頁第3行の[判断103の結果がN
OJを[判断103の結果がYESJに訂正する。 (4) 図面の第11図を添付図面の通り訂正する。 以上 別紙 特許請求の範囲 [無端ベルトを張架支持して駆動する複数のローラの少
なくとも一つが、無端ベルトの蛇行を修正する蛇行修正
ローラとして作用する無端ベルト駆動装置において、蛇
行修正ローラの軸を偏向する偏向手段と、この偏向手段
の′偏向方向および偏向量を制御する制御手段と、無端
ベルトの幅方向への寄り速度を検出する速度検出手段と
、上記寄り速度に基づいて偏向量を算出し、この偏向爪
を上記制御手段に与える偏向量算出手段を備え、上記偏
向量算出手段は、前回の異方向偏向量と前回の当該方向
寄り速度と基準の偏向爪に基づいて当該方向の偏向量を
算出するとともに、前回の異方向寄り速度と前回の当該
方向寄り速度との差に基づいて偏向量あ補正値を算出し
、この補正値によって上記偏向量を修正することを特徴
とした無端ベル1〜駆動装置。」

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無端ベルトを張架支持して駆動する複数のローラの少な
    くとも1つが、無端ベルトの蛇行を修正する蛇行修正ロ
    ーラとして作用する無端ベルト駆動装置において、蛇行
    修正ローラの軸を偏向する偏向手段と、この偏向手段の
    偏向方向および偏向量を制御する制御手段と、無端ベル
    トの幅方向への寄り速度を検出する速度検出手段と、上
    記寄り速度に基づいて偏向量を算出し、この偏向量を上
    記制御手段に与える偏向量算出手段を備え、上記偏向量
    算出手段は、前回の異方向寄り速度と前回の偏向量と基
    準の偏向量に基づいて当該方向の偏向量を算出するとと
    もに、前回の異方向寄り速度と前回の当該方向寄り速度
    との差に基づいて偏向量の補正値を算出し、この補正値
    によって上記偏向量を修正することを特徴とした無端ベ
    ルト駆動装置。
JP2614384A 1984-02-16 1984-02-16 無端ベルト駆動装置 Pending JPS60171907A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087454A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 株式会社リコー 無端ベルトの張架姿勢を制御する制御装置と画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087454A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 株式会社リコー 無端ベルトの張架姿勢を制御する制御装置と画像形成装置

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