JPH11208939A - シート搬送装置並びにこれを備えた画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置並びにこれを備えた画像読取装置および画像形成装置

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JPH11208939A
JPH11208939A JP907398A JP907398A JPH11208939A JP H11208939 A JPH11208939 A JP H11208939A JP 907398 A JP907398 A JP 907398A JP 907398 A JP907398 A JP 907398A JP H11208939 A JPH11208939 A JP H11208939A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジストローラ対と第2原稿搬送ローラ対と
の間でシートの引っ張り合いやループの発生をなくし、
斜行補正を精度よく行えるようにする。 【解決手段】 原稿Sの搬送方向に直交する方向に所定
の間隔離して配設される通過検知センサ4a,4bが検
知した原稿Sの先端の通過に基づいて演算回路が斜行量
を算出し、この斜行量に基づいて制御装置が2組のレジ
ストローラ対1の回転速度を制御する。この場合、レジ
ストローラ1a,1bの上流側の2組の駆動ローラ2
a,3aをワンウェイクラッチを介して軸支しているた
めに、駆動ローラ2a,3aとレジストローラ1a,1
bとの間にシート搬送速度に差があっても、これらのロ
ーラ間で原稿Sにループが発生したり、引っ張り合いが
生じたりしない。よって、レジストローラ1a,1bに
よって原稿Sを停止させることなく、それぞれ独立した
搬送速度で原稿Sを搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ、プリン
タを有する複写機などの画像形成装置および画像読取装
置に係り、詳しくは画像形成部もしくは画像読取り部に
搬送されるシートの斜行補正をシートの搬送を停止させ
ることなく行うようにしたシート搬送装置並びにこれを
備えた画像読取装置および画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、スキャナなどの画像形
成および画像読取りを行う装置では、画像形成部や画像
読取り部の直前にシートの姿勢および位置を合わせるた
めに、いわゆるシートの斜行補正を行う斜行補正手段で
あるレジストレーション手段が設けられたものがある。
【0003】このレジストレーション手段にはいろいろ
な方式が存在する。例えば、停止しているローラ対のニ
ップにシートの先端を突き当てて撓みを作り、シートの
弾性によって先端をローラ対のニップに沿わせて突き当
てることにより斜行を補正する、いわゆるループレジス
トレーションという方式がある。
【0004】その他の方式には、シートの先端を停止さ
せるシャッタ部材をシート搬送路中に進退可能に設け、
シートの先端をシャッタ部材に突き当てて斜行を補正し
た後、このシャッタ部材をシート搬送路から退避させる
シャッターレジストレーションという方式がある。
【0005】ところで、近年、画像形成装置、画像読取
装置がデジタル化されるに従い、転写紙であるシートと
シートとの間隔(紙間)を詰め、短い時間の中で多くの
シートを処理することによって、例えば画像形成の場合
のプロセス速度を上げずに実質的な画像形成速度の向上
が図れるようになってきている。
【0006】従来のアナログ式の画像形成装置、例えば
1枚のシート(原稿)を読取った後、連続して複写をす
る複写機においては、原稿を露光するための光学装置を
複写枚数分往復しなければならず、そのために紙間が必
然的に決まっていた。
【0007】しかし、原稿の読取りおよびその画像形成
がデジタル化されることにより、原稿を1度読取った
後、その画像情報は電気的に符号化され、メモリに貯え
ることができるようになっている。そして、画像形成時
は、メモリ内の情報を読み出して、レーザ光、LEDア
レイなどの露光装置によって感光体上に原稿の画像情報
に対応する画像を形成するため、複数枚の複写において
も光学装置などのメカニカルな動きが不要となる。
【0008】そこで、紙間を決定する1つの大きな要因
である先に述べたレジストレーションのための時間を縮
めるための方式として、転写紙であるシートを一旦停止
させずに搬送しながら斜行を補正するアクティブレジス
トレーション方式が提案されている。
【0009】このアクティブレジストレーション方式
は、シート搬送路中にシートの搬送方向にほぼ直交する
方向に2個のセンサを所定間隔を有して配置し、シート
の先端がそれぞれのセンサを横切ったことを示す信号に
基づいてシートの先端の斜行(傾き)を検出し、シート
搬送方向にほぼ直角にかつ同軸上に所定間隔を有して配
置され、それぞれ独立した駆動を与えられたレジストロ
ーラ対のシート搬送スピードを制御してシートの斜行を
補正しようとするものである。このようにシートの搬送
を一旦停止させることなく斜行補正を行うことにより、
紙間を他の方式に比べ小さくすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のシート搬送装置において、サイズが一定で
ないシートを搬送しながら斜行補正する場合、特に長い
サイズのシートを斜行補正する場合には、シートの後端
を上流側のシート搬送ローラ対に挟持した状態でレジス
トローラ対が斜行補正を行うため、斜行補正動作中に上
流側のシート搬送ローラ対とレジストローラ対とでシー
ト搬送に速度差が生じてしまい、精度のよい斜行補正を
行うことができないという問題点があった。
【0011】すなわち、斜行状態にあるシートの先端の
搬送が遅れている側を、シートの搬送が先行している側
に対して先行させるように斜行補正を行う場合は、搬送
が遅れている側のレジストローラ対による搬送速度が上
流側のシート搬送ローラ対の搬送速度よりも相対的に速
くなり、上流側のシート搬送ローラ対とレジストローラ
対との間でシートの引っ張り合いが生じてしまう。
【0012】また、斜行状態にあるシートの先端の搬送
が先行している側を、シートの搬送が遅れている側に対
して遅くさせるように斜行補正を行う場合は、搬送が遅
れている側のレジストローラ対による搬送速度が上流側
のシート搬送ローラ対の搬送速度よりも相対的に遅くな
り、上流側のシート搬送ローラ対とレジストローラ対と
の間でループが発生してしまう。
【0013】このようにいずれの場合においても、レジ
ストローラ対の搬送負荷となり、レジストローラ対のニ
ップにおいて滑りが生じ、良好な斜行補正精度が得られ
ないという問題点があった。
【0014】また、アクティブレジストレーション方式
では、斜行補正動作中はシートを斜行補正するためのシ
ートが平面状態のまま、回動可能である必要があるが、
シートの後端がシート搬送ローラ対に挟まれた状態で
は、シートを必要な量だけ平面的に回動させることが難
しく、精度のよい斜行補正ができないという問題点があ
った。
【0015】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、斜行補正手段とシートの搬送手
段との間においてシートの引っ張り合いやシートにルー
プが発生しないようにし、シートの斜行補正を精度よく
行えるようにしたシート搬送装置並びにこれを備えた画
像読取装置および画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明に係るシート搬送装置は、シ
ートの搬送方向にほぼ直交する同軸上に配設され、該シ
ートをそれぞれ独立した搬送速度で搬送駆動して斜行補
正する2組の斜行補正ローラ対を備え、該斜行補正ロー
ラ対によって前記シートの斜行補正を行うようにしたも
のであって、前記斜行補正ローラ対の上流側に配設さ
れ、シートを搬送する搬送手段と、前記シートの搬送方
向にほぼ直交する方向に所定の間隔を有して配設され、
該シートの所定間隔離れた先端の通過を検知するシート
検知手段と、該シート検知手段が検知した前記シートの
先端の通過に基づいて該シートの斜行量を算出する演算
手段と、該演算手段が算出した斜行量に基づいて前記2
組の斜行補正ローラ対の相対回転速度を制御する制御手
段と、該制御手段によって回転制御される前記斜行補正
手段と前記搬送手段との間に横架される前記シートの引
っ張りを吸収する一方向クラッチと、を備えたことを特
徴とする。
【0017】請求項2記載の発明は、前記制御手段は、
前記搬送手段を軸方向に移動させる移動手段を制御する
とともに、軸を中心に回転させる駆動手段を回転制御す
るものである。
【0018】請求項3記載の発明によれば、前記制御手
段は、前記演算手段が算出した斜行量に基づいて前記2
組の搬送手段を軸方向に移動させる移動手段およびいず
れか一方の前記搬送手段を回転させる駆動手段の回転速
度を制御するものである。
【0019】請求項4記載の発明に係る画像読取装置
は、請求項1ないし3のいずれか1記載のシート搬送装
置を画像読取り部のシート搬送方向上流側に設けたもの
である。
【0020】請求項5記載の発明に係る画像形成装置
は、請求項1ないし3のいずれか1記載のシート搬送装
置を画像形成部のシート搬送方向上流側に設けたもので
ある。
【0021】請求項6記載の発明は、シートを斜行補正
しながら搬送する斜行補正手段と、前記斜行補正手段の
搬送方向上流側に配置され、シートを搬送する搬送手段
と、前記搬送手段を駆動する駆動手段と、前記搬送手段
に前記駆動手段の駆動を伝達し、前記搬送手段によって
搬送されているシートが、前記駆動手段の駆動による前
記搬送手段の搬送速度より速く下流方向に移動するのを
許容するように前記駆動手段と前記搬送手段とを連結す
る一方向クラッチとを有することを特徴とする。
【0022】請求項7記載の発明によれば、前記斜行補
正手段は、シートの搬送方向に交わる方向に並べて配置
され、独立した速度で駆動可能な複数の斜行補正回転体
を有する。
【0023】請求項8記載の発明によれば、前記搬送手
段は、シートの搬送方向に交わる方向に並べて配置され
た複数の搬送回転体を有し、前記一方向クラッチは前記
各搬送回転体毎に独立して複数設けられている。
【0024】請求項9記載の発明は、前記斜行補正手段
が斜行を補正するとき、前記搬送手段を搬送方向に交わ
る方向に移動させる移動手段を有する。
【0025】請求項10記載の発明によれば、前記移動
手段は、搬送手段をシートの斜行を補正する方向に移動
させるものである。
【0026】請求項11記載の発明は、シートの斜行量
を検知する斜行量検知手段と、前記斜行量検知手段の検
知に基づいて斜行を補正するように前記斜行補正手段を
制御する制御手段とを有する。
【0027】請求項12記載の発明によれば、前記制御
手段は、前記斜行量検知手段の検知に基づいて前記搬送
手段を搬送方向に交わる方向に移動させるように前記移
動手段を制御するものである。
【0028】請求項13記載の発明によれば、前記駆動
手段は、前記斜行補正手段が斜行を補正している時前記
搬送手段をシートの移動速度より低速に駆動する。
【0029】請求項14記載の発明は、請求項6ないし
13のいずれか1記載のシート搬送装置を画像読取り部
のシート搬送方向上流側に設けたものである。
【0030】請求項15記載の発明は、請求項6ないし
13のいずれか1記載のシート搬送装置を画像形成部の
シート搬送方向上流側に設けたものである。
【0031】[作用]以上の構成に基づいて、シートの
搬送方向に直交する方向に所定の間隔を有して配設され
るシート検知手段が検知した前記シートの先端の通過に
基づいて演算手段が斜行量を算出し、この斜行量に基づ
いて制御手段が2組の斜行補正手段の回転速度を制御す
る。この場合、前記斜行補正手段の上流側の2組の搬送
手段を一方向クラッチを介して軸支しているために、該
搬送手段と前記斜行補正手段との間にシート搬送速度に
差が生じても、これらのローラ間でシートにループが発
生したり、引っ張り合いが生じたりすることはない。し
たがって、前記2組の斜行補正手段によって前記シート
を停止させることなくそれぞれ独立した搬送速度で搬送
駆動して良好に斜行補正する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。 〈第1の実施の形態〉図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るシート搬送装置を用いた画像読取装置を示す断
面図である。
【0033】同図において、50は、給紙部で、シート
としての原稿Sは画像面を上にしてセットされている。
3Sおよび3Lは原稿Sの搬送方向の長さLs1、Ls2を
検知するためのシートサイズ検出手段である原稿長検知
センサであり、反射型の光電センサを用いて原稿Sがセ
ットされたときに搬送方向の長さを検知する。なお、こ
の原稿長検知センサ3S,3Lからの検知信号は、図5
に示すように制御手段としての制御装置70に入力され
るようになっている。
【0034】給紙部50上の原稿Sはピックアップロー
ラ9より給送される。このピックアップローラ9は比較
的摩擦係数の高いゴムなどで被覆されていて、図示省略
のモータの駆動によって回転駆動を与えられる。
【0035】ピックアップローラ9より給送された原稿
Sは、分離給送ローラ対10によって1枚ずつ分離され
て給送される。11は分離給送ローラ10より下流側に
配置され、接離可能に構成された上流側の搬送手段であ
る第1原稿搬送ローラ対であり、詳細を後述するが、通
常はローラが圧接状態にある。
【0036】また、2,3はシートの搬送手段である第
2原稿搬送ローラ対であり、詳細を後述するように2組
設けられている。なお、この第2原稿搬送ローラ対2,
3の近傍の下流側には、原稿検知センサ8が配設され、
この位置での原稿Sの有無を検出して図5に示すように
制御装置70に検出信号を出力するように構成されてい
る。この原稿検知センサ8のさらに下流側には斜行補正
手段または斜行補正ローラ対としてのレジストローラ対
1が配設されている。分離給送ローラ対10、第1原稿
搬送ローラ対11、第2原稿搬送ローラ対2,3および
一対の搬送ガイド54によって形成された原稿搬送路5
5によって原稿搬送部51が構成されている。また、L
1 ,L2 ,L3 は、レジストローラ対1から第2原稿搬
送ローラ対2,3まで、第1原稿搬送ローラ対11ま
で、および分離給送ローラ対10までのそれぞれの距離
を示している。それぞれの距離L1 ,L2 ,L3 は原稿
の長さLs1,Ls2に対して L1 <Ls1、 L2 <Ls2<L3 となっている。
【0037】また、それぞれの距離L1 ,L2 ,L3 に
レジストローラ対1から通過検知センサ4までの距離L
s を加えた長さは原稿の長さLs1、Ls2に対して L1 +Ls <Ls1<L2 +Ls <Ls2<L3 となっている。
【0038】画像読取り部53の直前には、原稿Sの姿
勢および位置を合わせる、いわゆる斜行補正(レジスト
レーション)を行うためのレジストローラ対1が設けら
れている。このレジストローラ対1の下流側には原稿S
の先端の通過を検知するシート検知手段である光透過型
の通過検知センサ4a,4bが設けられている。これら
レジストローラ対1および通過検知センサ4a,4bの
構成は図3によって後述する。
【0039】5は、原稿Sの画像を読み取るための読取
りガラス、6は排紙ローラ、7は排紙トレイ、12は、
原稿S上の画像を読み込むためのスキャナ部、13は照
明ランプであり、読取りガラス5上の原稿Sの画像面を
照明する。14はミラー、15はレンズ、16はCCD
などの画像読取り素子で、通過検知センサ4、読取りガ
ラス5、スキャナ部12、照明ランプ13、ミラー1
4、レンズ15および画像読取り素子16などによって
画像読取り部53を構成している。この画像読取り部5
3によって読み取った画像情報は電気的に符号化されて
メモリに蓄えられる。
【0040】図2は、第1原稿搬送ローラ対11の圧接
離間機構を示す構成図である。
【0041】同図において、17は回動軸17cを支点
として回動するL字状のレバーで、第1アーム部材17
aと第2アーム部材17bとを備えている。第1アーム
部材17aの先端には、第1原稿搬送ローラ対11の一
方の原稿搬送ローラ11aが中心軸11cによって軸支
されている。また、第2アーム部材17bの先端には長
孔17dが形成されており、この長孔17dにはソレノ
イド19のアクチュエータ19aが連結されている。こ
こで、アクチュエータ19aは、ソレノイド19がオフ
のときに戻しバネ18のバネ力によって図2の右方に位
置し、ソレノイド19がオンのときに電磁吸引力によっ
て図2の左方に位置している。
【0042】このように構成された第1原稿搬送ローラ
対11の圧接離間機構は、ソレノイド19がオフのとき
は、戻しバネ18のバネ力によってレバー17が回動軸
17cを中心に反時計回りの方向に回転して一方の原稿
搬送ローラ11aが他方の原稿搬送ローラ11bに圧接
される(図2の実線参照)。また、ソレノイド19がオ
ンのときは、アクチュエータ19aが戻しバネ18のバ
ネ力に抗して図2の左方の位置となってレバー17が時
計回りの方向に回動することにより、一方の原稿搬送ロ
ーラ11aが他方の原稿搬送ローラ11bから離間させ
る(図2の点線参照)。
【0043】ソレノイド19のオン/オフによる第1原
稿搬送ローラ対11の圧接および離間の切替は、原稿S
の長さに応じて接離制御手段である制御装置70にて行
われる。すなわち、原稿Sの長さが短いサイズLs1の場
合には、後述する斜行補正動作中は、原稿Sの後端が第
1原稿搬送ローラ対11のニップを通過した後であるた
め、原稿Sの斜行補正を阻止することはないから、第1
原稿搬送ローラ対11を圧接させたままの状態とする。
また、原稿Sの長さが長いサイズLs2の場合には、原稿
Sの後端が第1原稿搬送ローラ対11のニップを通過中
であるため、原稿Sの斜行補正の動きを阻止することが
ないように第1原稿搬送ローラ対11を離間状態とす
る。
【0044】図3は、原稿搬送部、レジストレーション
部および画像読取り部を示す平面図である。同図におい
て、レジストローラ対1は、矢印Xで示す原稿Sの搬送
方向に対してほぼ直角に所定間隔を有して斜行補正回転
体としてのレジストローラ1aおよび1bを配置した構
成である。そして、それぞれのレジストローラ1a,1
bは第1および第2駆動モータM1 ,M2 によって独立
して駆動されるようになっている。また、第1および第
2駆動モータM1 ,M2 は図5に示すように制御装置7
0によってそれぞれ独立して駆動制御されるようになっ
ている。
【0045】また、通過検知センサ4a,4bは原稿搬
送路55に沿って搬送される原稿Sの先端をそれぞれ検
知するように原稿搬送方向に対してほぼ直角に所定間隔
を有して配置され、これによって通過検知センサ4a,
4bは原稿Sの斜行量を検知する。なお、この2つの通
過検知センサ4a,4bは、原稿Sの先端を検知したそ
れぞれの検知信号を制御装置70に入力している。そし
て、制御装置70は、これらの斜行情報である検知信号
に基づいて原稿Sの斜行量を判断するようにしている。
【0046】第2原稿搬送ローラ対2,3は、図4に示
すように搬送回転体としての駆動ローラ2a,3aと従
動ローラ2b,3bから構成され、レジストローラ対1
より上流側に設けられるとともに、スラスト位置が制御
可能に構成されている。
【0047】駆動ローラ2a,3aはそれぞれ駆動軸2
Aが図1の矢印C方向に回転したときに回転力が伝達さ
れるようにワンウェイクラッチ32a,32bを介して
軸支されている。従動ローラ2b,3bは従動軸2Bに
回転自在に軸支されている。そして、駆動軸2Aの端部
には、入力ギヤ31が固定され、入力ギヤ31と噛合す
るような位置に駆動手段としての第4駆動モータM4
出力ギヤ30が配置され、第4駆動モータM4 によって
駆動軸2Aおよび駆動ローラ2a,3aを回転させるよ
うに構成されている。
【0048】また、駆動ローラ2a,3aは、図示を省
略したフレームに対して回転自在にかつスラスト方向
(図示矢印B方向)に移動自在に軸支され、従動ローラ
2b,3bは図示を省略した付勢手段により駆動ローラ
2a,3aにそれぞれ当接している。
【0049】駆動軸2Aと従動軸2Bは、軸受20,2
2に回転自在に軸支され、スラスト規制部材23,2
4,25,26によりスラスト方向が規制されている。
これにより、駆動ローラ2a,3aと従動ローラ2b,
3bとは軸受20,22と一体となってスラスト方向に
移動することができるようになっている。
【0050】そして、一方の軸受20には第2原稿搬送
ローラ2,3を移動させる移動手段である第3駆動モー
タM3 に設けられたピニオンギア21と噛合するラック
ギア20aが設けられている。そして、第3駆動モータ
3 の回転量に応じて第2原稿搬送ローラ対2,3がス
ラスト方向(図示矢印B方向)へ移動制御されるように
なっている。第3駆動モータM3 は、図5に示すように
制御手段70によって駆動制御されるようになってい
る。
【0051】すなわち、一方の軸受20の一端には、突
起20bが突設され、またその対向位置にはマイクロス
イッチ27が設けられている。そして、突起20bおよ
びマイクロスイッチ27によって軸受20および第2原
稿搬送ローラ対2,3のスラスト方向のホームポジショ
ンを検知することができる。軸受20および第2原稿搬
送ローラ対2,3がホームポジションに移動すると、マ
イクロスイッチ27がオンとなり、このオン信号が図5
に示すように制御装置70に入力されるようになってい
る。なお、制御装置70には、通過検知センサ4a,4
b、原稿長検知センサ3S,3L、原稿検知センサ8お
よびマイクロスイッチ27からの信号が入力された結
果、原稿Sの先端が斜行していることを求める演算手段
としての演算回路71が備えられている。
【0052】このように構成された画像読取装置の斜行
補正動作について説明する。
【0053】まず、原稿Sが給紙部50にセットされる
と、原稿長検知センサ3S,3Lにより原稿サイズ(原
稿長さ)が検出され、その検知信号が制御装置70に入
力される。そして、制御装置70は、セットされた原稿
Sが長いサイズであれば、ソレノイド19をオン状態に
して第1原稿搬送ローラ対11を離間状態にする。
【0054】次に、図示を省略したスタートボタンが押
されると、ピックアップローラ9は図示省略の駆動機構
によって回転し、最上部の原稿Sを分離給送ローラ対1
0に向かって送り出す。分離給送ローラ対10は、送り
込まれた原稿Sが1枚ならば、そのまま下流側に向けて
原稿Sを搬送させるが、2枚以上の原稿Sが1度に送り
込まれた場合には、すなわち第1原稿搬送ローラ11に
よって複数の原稿Sが連れ搬送された場合には、下側の
ローラを搬送方向と逆に回転させることによって最上部
の原稿Sのみを下流側に向けて分離搬送する。
【0055】その後、原稿Sは、第1原稿搬送ローラ対
11および第2原稿搬送ローラ対2,3(原稿サイズが
Ls2の場合は、第2搬送ローラ対2,3のみ)によって
原稿搬送路55に沿ってレジストローラ対1に向けて搬
送される。レジストローラ対1は2組の原稿搬送ローラ
対2,3,11の原稿搬送速度と同じ速度で回転してお
り、レジストローラ対1に挟持された原稿Sは、通過検
知センサ4a,4bを通過して画像読取り部53へ搬送
される。
【0056】そして、レジストローラ対1を通過した原
稿Sの先端が通過検知センサ4a,4bを通過すると、
通過検知センサ4a,4bは、原稿Sの先端の通過を検
知した信号をそれぞれ出力する。制御装置70では通過
検知センサ4a,4bよりの検知信号が入力され、この
検知信号に基づいて演算回路71によって原稿Sの先端
の傾きを演算する。演算により求められた原稿Sの先端
の傾きに基づいてレジストローラ1a,1bを駆動する
第1駆動モータM1 または第2駆動モータM2の回転速
度を制御する。すなわち、原稿Sの先端に傾きがある場
合、例えば先行している側のレジストローラ1bを遅ら
せて(第1駆動モータM1 の回転速度を遅くして)斜行
補正を行うようにする。なお、斜行量検知手段は通過検
知センサ4a,4bおよび演算回路71などから構成さ
れている。
【0057】同時に、制御装置70は、第2原稿搬送ロ
ーラ対2,3を回転させる第4駆動モータM4 の回転速
度を、回転速度を遅らせた第1駆動モータM1 または第
2駆動モータM2 の速度と同期させるように制御する。
すなわち、制御装置4は、図3に示すように第1駆動モ
ータM1 の回転速度と同期するように第4駆動モータM
4 の回転速度を制御させ、斜行補正動作中に駆動軸Aに
よる駆動ローラ2a,3aの搬送速度とレジストローラ
1bによる搬送速度が等速となるように第4駆動モータ
4 の回転を制御する。これによりレジストローラ1a
と駆動ローラ2aとの間で原稿Sにループが発生するこ
とはない。
【0058】また、レジストローラ1bによる原稿搬送
速度が第2原稿搬送ローラ対2,3よりも相対的に速く
なるが、駆動ローラ3aと駆動軸2Aとの間に介在させ
たワンウエイクラッチ32bの作用によりレジストロー
ラ1bと駆動ローラ3aとの間で原稿Sの引っ張り合い
が生じることはなく、精度よく斜行補正を行うことがで
きる。
【0059】さらに、制御装置70は、原稿Sが斜行し
た結果の先端の傾きに基づき、演算回路71によって駆
動軸2Aおよび従動軸2Bの移動制御量を算出し、第3
駆動モータM3 を必要量だけ回転させて、第2原稿搬送
ローラ対2,3のスラスト位置を移動させるよう制御す
る。
【0060】すなわち、例えば図3に示すように、駆動
軸2Aおよび従動軸2Bを図中B1方向に移動させ、第
2原稿搬送ローラ対2,3をシート搬送方向に対してほ
ぼ直角方向に△l1 だけ移動させるようにする。これに
より、第2原稿搬送ローラ対2,3は、原稿Sの幅方向
に△l1 だけずれた位置を挟持して斜行補正時のシート
の回転方向の動きを補助するので、原稿Sがシート搬送
方向に対してほぼ直角方向に移動するようになり、精度
よく斜行補正を行うことができる。
【0061】なお、原稿Sが短いサイズの場合には、第
2原稿搬送ローラ2,3の移動動作中、すでに原稿Sの
後端が第1原稿搬送ローラ対11のニップを通過してい
るため、斜行補正動作時の原稿Sの動きを阻止すること
はない。また、原稿Sが長いサイズの場合であっても、
予め第1原稿搬送ローラ対11は離間状態にあるため同
様に斜行補正動作時の原稿Sの動きを阻止することはな
い。
【0062】ところで、第2原稿搬送ローラ対2、3の
移動量△l1 は、原稿Sの先端の傾きを△l、レジスト
ローラ1a,1bから第2原稿搬送ローラ対2,3まで
の距離をL1 、原稿Sの幅をLw とすると、近似的に△
1 =L1 /Lw ×△lとなる。
【0063】このようにして第2原稿搬送ローラ対2,
3をスラスト方向に移動して斜行補正することにより、
原稿Sは、読取りガラス5へ到達し、画像が読取られ
る。
【0064】その後、原稿Sの後端が第2原稿搬送ロー
ラ対2,3を通過したと判断すると、制御装置70は第
3駆動モータM3 を逆回転させる。
【0065】第3駆動モータM3 の逆回転により、第2
原稿搬送ローラ対2,3が矢印B2方向に移動するとと
もに、軸受20に設けられた突起20bがホームポジシ
ョンに移動してマイクロスイッチ27がオンとなり、こ
のマイクロスイッチ27のオン信号により制御装置70
は第3駆動モータM3 の駆動を停止し、次の原稿の斜行
補正に備える。
【0066】このように、レジストローラ1a,1bに
よって斜行補正を行う際に、第2原稿搬送ローラ対2,
3の回転速度を制御するとともに、第2原稿搬送ローラ
対2,3の駆動ローラ2a,3aと駆動軸2Aとの間に
ワンウェイクラッチ32a,32bを介在させることに
より、斜行補正動作中にレジストローラ対1と第2原稿
搬送ローラ対2,3との間で原稿Sにループが発生した
り、原稿Sの引っ張り合いが生じることはなく、精度よ
く斜行補正を行うことができる。さらに、斜行補正動作
中に第2原稿搬送ローラ対2,3のスラスト位置を制御
することにより、全体の斜行補正方向である回転方向の
動きを補助し、かつその動きを阻止しないようにするこ
とにより精度よく斜行補正を行うことが可能になった。
【0067】なお、本実施の形態では斜行原稿Sの先行
している側のレジストローラ1aまたは1bを遅らせて
斜行補正する場合について説明したが、斜行原稿Sの遅
れている側のレジストローラ1bまたは1aを速くして
斜行補正するようにしてもよい。
【0068】このような場合には、そもそもレジストロ
ーラ対1と、第2原稿搬送ローラ対2,3との間でルー
プが発生することはなく、両者の間で原稿Sの引っ張り
合いが生じるだけであるため、第2原稿搬送ローラ対
2,3の駆動ローラ2a,3aと駆動軸2Aとの間にそ
れぞれワンウェイクラッチ32a,32bを設けるだけ
でよく、第4駆動モータM4 による回転制御の必要はな
く、第4駆動モータM4を設ける代わりに、第1原稿搬
送ローラ対11や分離給送ローラ対10などの駆動源か
らギア列やベルトなどを介して第2原稿搬送ローラ対
2,3を駆動してもよいことはいうまでもない。 〈第2の実施の形態〉次に、第2の実施の形態を図6に
基づいて説明する。
【0069】上述の第1の実施の形態では、シート搬送
の斜行補正を原稿画像読取装置に適用した場合について
例示したが、図6に示すように画像読取り部53によっ
て読み取られた画像情報を画像形成装置本体40の画像
形成部41によって画像形成する場合のシート搬送時の
斜行補正について適用してもよいものである。
【0070】すなわち、画像形成部41は、シートであ
る転写紙の搬送方向の斜行補正手段としてのレジストロ
ーラ対47より下流側に設けられ、画像読取り部53に
よって読み取った画像情報を蓄えるメモリから画像形成
時に画像情報を読み出して、一次帯電器42によって一
次帯電されたドラム型の電子写真感光体(以下、「感光
ドラム」という)43上にLEDアレイなどの露光装置
44からレーザ光を照射して、原稿の画像情報に対応す
る静電潜像を形成し、現像器45によってトナーを付着
して感光ドラム43にトナー画像を形成するものであ
る。
【0071】そして、画像形成部41の転写部位へは、
第1の実施の形態と同様のワンウェイクラッチを有する
2組の搬送手段としての搬送ローラ対46および転写紙
の搬送方向に対してほぼ直角に所定の間隔を有して配設
され、それぞれが独立して駆動されるレジストローラ対
47によって転写紙が搬送され、この転写紙に感光ドラ
ム43上に形成されたトナー画像が転写される。
【0072】なお、図6において図1と同一構成部分に
は同一符号を付して重複説明を省略する。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、シートの搬送方向に直交する方向に所定の間
隔を有して配設されるシート検知手段が検知した斜行に
基づいて演算手段が斜行量を算出し、この斜行量に基づ
いて制御手段が2組の斜行補正手段の回転速度を制御
し、かつ前記斜行補正手段の上流側の2組の搬送ローラ
対を一方向クラッチを介して軸支しているために、該搬
送ローラ対と前記斜行補正手段との間にシート搬送速度
に差が生じても、これらのローラ間でシートにループが
発生したり、引っ張り合いが生じたりすることはない。
したがって、前記2組の斜行補正手段によって前記シー
トを停止させることなくそれぞれ独立した搬送速度で搬
送駆動して良好に斜行補正する。
【0074】さらに、このシート搬送装置を原稿の画像
読取装置や、画像形成装置に適用することによって、同
一の搬送速度の装置であれば、単位時間内の処理枚数を
増やすことができ、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装
置を用いた画像読取装置を示す断面図である。
【図2】同上の第1原稿搬送ローラ対の圧接離間機構を
示す構成図である。
【図3】同上の原稿搬送部、レジストレーション部およ
び画像読取り部を示す平面図である。
【図4】同上のシート搬送装置の第2原稿搬送ローラ対
を示す側面図である。
【図5】同上の画像読取装置の制御装置を示す制御ブロ
ック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るシート搬送装
置を用いた画像形成装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 斜行補正手段(レジストローラ対) 1a 斜行補正回転体(レジストローラ) 1b 斜行補正回転体(レジストローラ) 2 搬送手段(第2原稿搬送ローラ対) 2a 搬送回転体(駆動ローラ) 3 搬送手段(第2原稿搬送ローラ対) 3a 搬送回転体(駆動ローラ) 4a シート検知手段(通過検知センサ) 4b シート検知手段(通過検知センサ) 32a 一方向クラッチ(ワンウェイクラッチ) 32b 一方向クラッチ(ワンウェイクラッチ) 43 画像形成部 46 斜行補正手段(レジストローラ対) 47 搬送手段(搬送ローラ対) 51 原稿搬送部 53 画像読取り部 70 制御手段(制御装置) 71 演算装置(演算回路) M3 移動手段(第3駆動モータ) M4 駆動手段(第4駆動モータ) S シート(原稿)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの搬送方向にほぼ直交する同軸上
    に配設され、該シートをそれぞれ独立した搬送速度で搬
    送駆動して斜行補正する2組の斜行補正ローラ対を備
    え、該斜行補正ローラ対によって前記シートの斜行補正
    を行うようにしたシート搬送装置において、 前記斜行補正ローラ対の上流側に配設され、シートを搬
    送する搬送手段と、 前記シートの搬送方向にほぼ直交する方向に所定の間隔
    を有して配設され、該シートの所定間隔離れた先端の通
    過を検知するシート検知手段と、 該シート検知手段が検知した前記シートの先端の通過に
    基づいて該シートの斜行量を算出する演算手段と、 該演算手段が算出した斜行量に基づいて前記2組の斜行
    補正ローラ対の相対回転速度を制御する制御手段と、 該制御手段によって回転制御される前記斜行補正手段と
    前記搬送手段との間に横架される前記シートの引っ張り
    を吸収する一方向クラッチと、を備えた、 ことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記搬送手段を軸方向
    に移動させる移動手段を制御するとともに、軸を中心に
    回転させる駆動手段を回転制御する、 ことを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記演算手段が算出し
    た斜行量に基づいて前記搬送手段を移動させる前記移動
    手段および前記搬送手段を回転させる前記駆動手段の回
    転速度を制御するものである、 ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のシート
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1記載のシ
    ート搬送装置を画像読取り部のシート搬送方向上流側に
    設けた、 ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか1記載のシ
    ート搬送装置を画像形成部のシート搬送方向上流側に設
    けた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 シートを斜行補正しながら搬送する斜行
    補正手段と、 前記斜行補正手段の搬送方向上流側に配置され、シート
    を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段を駆動する駆動手段と、 前記搬送手段に前記駆動手段の駆動を伝達し、前記搬送
    手段によって搬送されているシートが、前記駆動手段の
    駆動による前記搬送手段の搬送速度より速く下流方向に
    移動するのを許容するように前記駆動手段と前記搬送手
    段とを連結する一方向クラッチと、を有する、 ことを特徴とするシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 前記斜行補正手段は、シートの搬送方向
    に交わる方向に並べて配置され、独立した速度で駆動可
    能な複数の斜行補正回転体を有する、 ことを特徴とする請求項6記載のシート搬送装置。
  8. 【請求項8】 前記搬送手段は、シートの搬送方向に交
    わる方向に並べて配置された複数の搬送回転体を有し、
    前記一方向クラッチは前記各搬送回転体毎に独立して複
    数設けられている、 ことを特徴とする請求項6または請求項7記載のシート
    搬送装置。
  9. 【請求項9】 前記斜行補正手段が斜行を補正すると
    き、前記搬送手段を搬送方向に交わる方向に移動させる
    移動手段を有する、 請求項6または請求項8記載のシート搬送装置。
  10. 【請求項10】 前記移動手段は搬送手段をシートの斜
    行を補正する方向に移動させる、 請求項9記載のシート搬送装置。
  11. 【請求項11】 シートの斜行量を検知する斜行量検知
    手段と、前記斜行量検知手段の検知に基づいて斜行を補
    正するように前記斜行補正手段を制御する制御手段とを
    有する、 請求項6ないし10のいずれか1記載のシート搬送装
    置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記斜行量検知手段
    の検知に基づいて前記搬送手段を搬送方向に交わる方向
    に移動させるように前記移動手段を制御する、 請求項11記載のシート搬送装置。
  13. 【請求項13】 前記駆動手段は、前記斜行補正手段が
    斜行を補正しているとき前記搬送手段をシートの移動速
    度より低速に駆動する、 請求項6ないし12のいずれか1記載のシート搬送装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項6ないし13のいずれか1記載
    のシート搬送装置を画像読取り部のシート搬送方向上流
    側に設けた、 ことを特徴とする画像読取装置。
  15. 【請求項15】 請求項6ないし13のいずれか1記載
    のシート搬送装置を画像形成部のシート搬送方向上流側
    に設けた、 ことを特徴とする画像形成装置。
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