JPS60167625A - 励磁突入電流検出方法 - Google Patents
励磁突入電流検出方法Info
- Publication number
- JPS60167625A JPS60167625A JP1994684A JP1994684A JPS60167625A JP S60167625 A JPS60167625 A JP S60167625A JP 1994684 A JP1994684 A JP 1994684A JP 1994684 A JP1994684 A JP 1994684A JP S60167625 A JPS60167625 A JP S60167625A
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- impedance
- excitation
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は電力用変圧器(以下バンクと略す)の励磁突入
電流検出方式に係シ、特に、保護継電装置の不正動作防
止に好適な励磁突入電流検出方式〔発明の背景〕 従来よシ、電力系統の後備保護装置として、ブスタイに
距離継電装置を設置し、線路の主保護失敗時及び[2や
断器不動作時の後備保護を目的とした保護継電装置があ
る。
電流検出方式に係シ、特に、保護継電装置の不正動作防
止に好適な励磁突入電流検出方式〔発明の背景〕 従来よシ、電力系統の後備保護装置として、ブスタイに
距離継電装置を設置し、線路の主保護失敗時及び[2や
断器不動作時の後備保護を目的とした保護継電装置があ
る。
第1図は変電所の電力系統の例を示す図である。
この変電所は、A及びBの二つの母線により構成され、
それらは、ブスタイしゃ断器CBOによシ接続されてい
る。さらに、母線A、Hにはしゃ断器CBI〜CB6を
介して送電線L1〜L4、バンクB1〜B2が接続され
ている。
それらは、ブスタイしゃ断器CBOによシ接続されてい
る。さらに、母線A、Hにはしゃ断器CBI〜CB6を
介して送電線L1〜L4、バンクB1〜B2が接続され
ている。
今、線路主保護失敗時、及び、しゃ断器不動作時に、事
故側母線と健全側母線を切離し、事故範囲の極限を目的
として、ブスタイしゃ断器CBOをはさみ、変流器CT
A、CTBを介して距離継電装置RYA、几YBが設置
されている。この継電装置は、第2図の四辺形距離リレ
ー44の特性をもつ。
故側母線と健全側母線を切離し、事故範囲の極限を目的
として、ブスタイしゃ断器CBOをはさみ、変流器CT
A、CTBを介して距離継電装置RYA、几YBが設置
されている。この継電装置は、第2図の四辺形距離リレ
ー44の特性をもつ。
この従来の保護装置は、バンクB1.82等の系統並入
時に発生する励磁突入電流によシ、以下に説明するよう
に不正動作する惧れがある。第3図はバンクの等価回路
図であシ、同図(a)は、バンクB1に負荷りが接続さ
れ、系統電源Sが接続きれた状態を示す。第3図中)は
この等価回路で、ノ(ンクー次側等価インピーダンスr
p+jwLp、二次等価インピーダンスrs+jwLs
は励磁インピーダンスjWLoに比して小さいため、さ
らに簡略化すると第3図(C)のように、負荷インピー
ダンスRLとjwLoの並列回路で表現できる。
時に発生する励磁突入電流によシ、以下に説明するよう
に不正動作する惧れがある。第3図はバンクの等価回路
図であシ、同図(a)は、バンクB1に負荷りが接続さ
れ、系統電源Sが接続きれた状態を示す。第3図中)は
この等価回路で、ノ(ンクー次側等価インピーダンスr
p+jwLp、二次等価インピーダンスrs+jwLs
は励磁インピーダンスjWLoに比して小さいため、さ
らに簡略化すると第3図(C)のように、負荷インピー
ダンスRLとjwLoの並列回路で表現できる。
ここでインピーダンスの並列合成は、第4図に示すよう
にしてめることができる。すなわち、負荷インピーダン
ス相当のZl(=RL)を直径とする円と励磁インピ−
ダンス相当のZ2(=jWLO)を直径とする円との交
点を結ぶ直線Z3が並列合成インピーダンスとなる。励
磁インピーダンスは可変であるから、励磁突入電流の軌
跡は円弧C上を矢印の方向に移動する。
にしてめることができる。すなわち、負荷インピーダン
ス相当のZl(=RL)を直径とする円と励磁インピ−
ダンス相当のZ2(=jWLO)を直径とする円との交
点を結ぶ直線Z3が並列合成インピーダンスとなる。励
磁インピーダンスは可変であるから、励磁突入電流の軌
跡は円弧C上を矢印の方向に移動する。
この励磁突入電流の軌跡をブスタイに設置した電力系統
の保睦をディジタル信号に基づいて行なう計算機式保護
継電装置(以下計算機式リレーという)による四辺形距
離リレー、リレー44の特性(第5図中)・ツチング部
分が動作域)と重ねたものを第5図に示す。励磁突入電
流はインピーダンス軌跡Cをたどることになるが、点O
から点Sにたどシつく間は、そのインピーダンス軌跡C
がリレー44の動作域に入る。このため、事故でないに
もかかわらずリレー44が動作して、ブスタイCBに引
外し指令が出力されるという不正動作を生じる。
の保睦をディジタル信号に基づいて行なう計算機式保護
継電装置(以下計算機式リレーという)による四辺形距
離リレー、リレー44の特性(第5図中)・ツチング部
分が動作域)と重ねたものを第5図に示す。励磁突入電
流はインピーダンス軌跡Cをたどることになるが、点O
から点Sにたどシつく間は、そのインピーダンス軌跡C
がリレー44の動作域に入る。このため、事故でないに
もかかわらずリレー44が動作して、ブスタイCBに引
外し指令が出力されるという不正動作を生じる。
本発明の目的は、励磁突入電流による後備保護装置の不
正動作を防止できるような励磁突入電流検出方法を提供
するにある。
正動作を防止できるような励磁突入電流検出方法を提供
するにある。
本発明は、励磁突入電流が時間と共にインピーダンス軌
跡Cをたどって変化することを検出して励磁突入電流の
発生を検出するようにしたことを特徴とする。
跡Cをたどって変化することを検出して励磁突入電流の
発生を検出するようにしたことを特徴とする。
以下、本発明の詳細を実施例によシ説明する。
第6図は本発明の一実施例を示す図で、前述した計算機
式リレーによる四辺形距離リレーにおいて、今バンクが
投入されると、そのインピーダンス軌跡はCのようにな
り、0点→S点→T点→と移動するので、リレー44の
動作域の中のaイ→aロ→aハ→a二→bホ→bへ→b
ト→Cト→Cチ→dチ→d IJ→eす→eヌ→fヌ→
fル→gル→hルを通過しさらにリレー44の動作域外
のiオ→jオ→にオ→1オと通過する。このように44
動作域を通過した後に第6図の・ミンチング部分を動作
域とする計算機式リレー、リレー44Cを設置して、こ
のリレー44Cの動作によって、励磁突入電流が検出で
きる。
式リレーによる四辺形距離リレーにおいて、今バンクが
投入されると、そのインピーダンス軌跡はCのようにな
り、0点→S点→T点→と移動するので、リレー44の
動作域の中のaイ→aロ→aハ→a二→bホ→bへ→b
ト→Cト→Cチ→dチ→d IJ→eす→eヌ→fヌ→
fル→gル→hルを通過しさらにリレー44の動作域外
のiオ→jオ→にオ→1オと通過する。このように44
動作域を通過した後に第6図の・ミンチング部分を動作
域とする計算機式リレー、リレー44Cを設置して、こ
のリレー44Cの動作によって、励磁突入電流が検出で
きる。
力お、第6図の検出方式が、従来例で述べたような、保
護動作に用いられた時には、第7図に示すように、バン
ク投入後の平常時はインピーダンス値はP点にあシ、実
際の事故発生時にはF点に移動する・その後、F点から
移動してリレー44の動作域外に出ることがないため、
本発明の検出回路は動作することはない。
護動作に用いられた時には、第7図に示すように、バン
ク投入後の平常時はインピーダンス値はP点にあシ、実
際の事故発生時にはF点に移動する・その後、F点から
移動してリレー44の動作域外に出ることがないため、
本発明の検出回路は動作することはない。
第8図は第6図の実施例を後備保護装置に適用した具体
例を示し−これらの動作を第9図(a)、Φ)を参照し
て説明する。
例を示し−これらの動作を第9図(a)、Φ)を参照し
て説明する。
第9図(a)は、インピーダンス軌跡(第6図と同じ)
を領域I、1.IIlに分けて示し7たもので、第9図
(b)は領域に対応する動作タイムチャートであるOま
ず、領域Iに入ったことでリレー44が動作し、後備タ
イムトリップ用タイマー44Tを起動させる。
を領域I、1.IIlに分けて示し7たもので、第9図
(b)は領域に対応する動作タイムチャートであるOま
ず、領域Iに入ったことでリレー44が動作し、後備タ
イムトリップ用タイマー44Tを起動させる。
この状態からリレー44の動作域を通過し領域■に入る
とリレー44Cが動作して、ロック用補助リレーL K
Xが動作し、トリップ指令TRをロックし、リレー4
4が復帰してタイマー44Tはタイムアツプ前に復帰す
る。さらに、リレー44Cの動作域を通過し領域■に入
る′とリレー44Cが復帰してタイマーtの時限後にロ
ック用補助リレーLKXが復帰し、ロックを解除するこ
ととなり、一連の動作が終了する。従ってノくンク並人
時には、リレ−44動作開始(0点)後、後備タイム)
+7ツプ用のタイマー44Tが動作して、補助リレー
44TXを介してトリップ指令TRを出すまでの間にイ
ンピーダンス軌跡Cが領域■に入って、補助リレーLK
Xが動作するように44Tを設定しておけは、励磁突入
電流による後備保護装置の不正動作を確実に防止できる
。
とリレー44Cが動作して、ロック用補助リレーL K
Xが動作し、トリップ指令TRをロックし、リレー4
4が復帰してタイマー44Tはタイムアツプ前に復帰す
る。さらに、リレー44Cの動作域を通過し領域■に入
る′とリレー44Cが復帰してタイマーtの時限後にロ
ック用補助リレーLKXが復帰し、ロックを解除するこ
ととなり、一連の動作が終了する。従ってノくンク並人
時には、リレ−44動作開始(0点)後、後備タイム)
+7ツプ用のタイマー44Tが動作して、補助リレー
44TXを介してトリップ指令TRを出すまでの間にイ
ンピーダンス軌跡Cが領域■に入って、補助リレーLK
Xが動作するように44Tを設定しておけは、励磁突入
電流による後備保護装置の不正動作を確実に防止できる
。
本発明によれば、励磁突入電流の検出が可能となり、そ
の励磁突入電流による不正動作を防止できる。
の励磁突入電流による不正動作を防止できる。
第1図は変電所の系統例を示す図、第2図は四辺形距離
リレーの特性図、第3図は電力用変圧器の等価回路図、
第4図はそのインピーダンス軌跡の説明図、第5図は計
算機式リレーによる四辺形距離リレーの特性図、第6図
は本発明の一実施例のリレー特性図、第7図は第6図の
動作説明図、第8図は本発明を後備保護装置に適用した
回路図、第9図は第8図の回路の動作説明図である。 44C・・・インピーダンス軌跡C検出リレー。 代理人 弁理士 高橋明夫 第12 82図 $3 図 (a) (6) (C) )64 図 X ZI=にL 第5図 8 b 図 峯7図 も8図 (句 4’r ”
リレーの特性図、第3図は電力用変圧器の等価回路図、
第4図はそのインピーダンス軌跡の説明図、第5図は計
算機式リレーによる四辺形距離リレーの特性図、第6図
は本発明の一実施例のリレー特性図、第7図は第6図の
動作説明図、第8図は本発明を後備保護装置に適用した
回路図、第9図は第8図の回路の動作説明図である。 44C・・・インピーダンス軌跡C検出リレー。 代理人 弁理士 高橋明夫 第12 82図 $3 図 (a) (6) (C) )64 図 X ZI=にL 第5図 8 b 図 峯7図 も8図 (句 4’r ”
Claims (1)
- 1、電力用変圧器の系統並入時に発生する励磁突入電流
の変化により励磁インピーダンスと負荷インピーダンス
の合成インピーダンスが変化することを検出して励磁突
入電流を検出する方法において、電力系統の電流、電圧
の系統情報のサンプリング値をディジタル量に変換した
情報をもとに前記合成インピーダンスが変化する軌跡を
検出することにより励磁突入電流の発生を検出すること
を特徴とする励磁突入電流検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994684A JPS60167625A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 励磁突入電流検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994684A JPS60167625A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 励磁突入電流検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60167625A true JPS60167625A (ja) | 1985-08-31 |
Family
ID=12013368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994684A Pending JPS60167625A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 励磁突入電流検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60167625A (ja) |
-
1984
- 1984-02-08 JP JP1994684A patent/JPS60167625A/ja active Pending
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