JPS6016693A

JPS6016693A - ドリルジヤンボ

Info

Publication number: JPS6016693A
Application number: JP12231983A
Authority: JP
Inventors: 三枝　俊治
Original assignee: Tobishima Corp
Current assignee: Tobishima Corp
Priority date: 1983-07-07
Filing date: 1983-07-07
Publication date: 1985-01-28
Also published as: JPS6343554B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はトンネル掘削断面に適応する複数台のさく岩槻
をガントリの前面に装備したドリルジャンボに関する。

従来、アーチ形ガントリの前面にさく岩機を装備したド
リルジャンボは、そのアーチ形ガントリの大きさ、すな
わち幅員と高さがトンネルの内空断面に適合する所定の
寸法に固定的に設計され、したがりて大断面のトンネル
用のものを小断面のトンネルで使用することはできない
とともに、反対に小断面のトンネル用のものを大断面の
トンネルで使用するにはさく岩機の数や装備位置がその
大きな掘削断面に適合しないものであった。

本発明ドリルジャンボは、かかる欠点を解消することを
目的とし、ガントリをその幅員及び高さの円盤自在な構
造とすることにより、大断面のトンネルでも、また小断
面のトンネルでも自由に使用できるようにしたものであ
る。

以下これを図示の実施例について詳述する。

ａ、＆′はガントリＡを構成する左右枠構体、１、　１
’、２．　２’は左右枠構体ａ、ａ／の角形鋼管製の前
後支柱で、これらの支柱１と２．１′と２′の間に側枠
板３．３′を架設している。４は各支柱１、　１’、２
．　２’にその下側より挿入した角形鋼管製の支持脚で
、各支柱に内装した油圧シリンダ５のロッド５′の先端
を連結している。

ｂ、ｂ’はへ字形に成形した角形鋼管製の左右アーム６
゜６′、７．７′で構成した伸縮自在な前後上梁で、こ
れらは、上記側枠板３．３′の上面前後に設立され、左
アーム６．７の水平部分を右アーム６／、７／の水平部
分にそれぞれ挿入し、かつこれらのアーム６と６′、７
と７′の各間に油圧シリンダ８を内装している。すなわ
ち、油圧シリンダ８はその基端を右アーム６′、７′内
に、またロッド８′の先端を左アーム６．７内に連結し
ている。

ｃ、ｃ’は嵐角形鋼管製の外筒１０，１０’と、その両
側に挿入した同じく角形鋼管製の内筒１１□１１いｌｉ
ｊ、１１７とからなる前後下梁で、外筒１０．１０’に
それぞれ２台内装した油圧シリンダ１２０ロツド１２′
の先端を上記の内筒１１．。

１１い１１１，１１７に連結している。

前下梁Ｃは内筒１１□によシ側枠板３′の下面前端部で
あって支柱１′に近接するところに、また後下梁Ｃ′は
内筒１１１によシ憫枠板３の下面端部であって支柱２に
近接するところにそれぞれ水平回動自在に取シ付けられ
ている。すなわち、前下梁Ｃは側枠板３′の下面に沿い
それに平行する収納位置（第１．３口実Ｓ）と、側枠板
３の下面前端部であ、って支柱１に近接するところに内
筒１１．を置き、側枠板３．３′に直交する跨架位置（
第１，３図鎖線、第４図）との間において水平回動自在
であり、また後下梁Ｃ′は、側枠板３の下面に沿いそれ
に平行する収納位置（第１゜３図実線）と、側枠板３′
の下面後端部でおって支柱２′に近接するところに内筒
１１／を誼さ、側枠板３．３′に直交する跨架位置との
間において水平回動自在であり、かつ、これら前後下梁
Ｃ１Ｃ′を上記収納位置及び跨架位置に係脱自在にする
ために、側枠板３．３’６るいは支柱１．２′の所定位
置に、前後下梁ｏ、ａ’の内筒１１□１１７を受入して
これを係止し、またその係止を解除して離脱させる適宜
の係脱手段（図示していない）を装備しておる。

１３は前後下梁０．ｅ’の下面、さらに正確には外筒１
０，１０’の下面に軸支した車輪、１４は前後上梁す、
ｂ’間に跨架した連結杆であるＯＢ、Ｂ／は左右枠構体
ａ、ａ’の前面すなわち支柱１．１′の前面に突設した
ステー１５．ｌダに対し上下、左右回動自在に取シ付け
たさく岩槻である。

上記構成の本発明ドリルジャンボを、大断面のトンネル
Ｌにおいて使用するには、第１〜３図のように、油圧シ
リンダ８のロッド８′の伸張によシ、その前後上梁す、
ｂ’の左右のアーム６゜６′、７．７′が伸張している
によシ左右枠構体ａ。

ａ′の間隔が広くなっている状態、すなわちガントリＡ
が拡幅状態であって、かつ、ロツドダの伸張によシ、支
柱１．　１’、２．　２’の各支持脚４が伸張している
状態、すなわち該ガントリＡを背高の状態にした、大断
面のトンネルＬの内空断面に適合した使用状態とする。

このとき、前後下梁ｅ、！’は側枠板３．３′の下面に
沿いそれに平行な収納位置に係止しておくもので、これ
により、ずシ運搬車等を、前後下梁ｃ、ｃ’に邪魔され
ることなくレール１６．１６上に自由に走行させ所定の
作業を実施できる。

この使用状態のドリルジャンボを、トンネルＬ内で移動
するには、上記収納位置の前後下梁ｏ、ｃ’を側枠板３
．３′に直交する跨架位置に回動しく第３図鎖線）、各
支持脚４を短縮して車輪１３．１３をレール１６．１６
に載せるとともに、左右枠構体＆、＆’の間隔を縮めて
、ガントリＡを縮幅、背低状態にしく第４図）、この状
態で、所望の位置に前進あるいは後退させればよい。し
たがって、このドリルジャンボのトンネルＬ内での移動
はそのトンネルＬＩＤ幅員、高さ等を気にすることなく
簡単にでき、特にトンネルＬが１部において小さい内空
断面を有しているときにも、その移動が可能なものであ
る。

この縮幅、背低状態のドリルジャンボを拡幅、背高の使
用状態にするには、まず、左右枠構体ａ、ａ’の間隔を
、前後上梁す、ｂ’及び前後下梁ａ、ｃ’を伸張するこ
とにより拡げるとともに、各支持脚４を油圧シリンタ”
５により降下接地させ、引き続きその油圧シリンダ５に
よルガントリＡ全体を持ち上げ、かつ、これによル前後
下梁ｃ、ｅ’とともに車輪１３．１３をレール１６゜１
６から離隔浮上させ、前後下梁ｅ、ｅ’を前記直交跨架
位置から平行収納位置に回動しそこに係止すればよい（
第１〜３図）。

また、本発明ドリルジャンボを、小断面のトンネルＳに
おいて使用するには、第４図の縮幅、背低状態で必りて
、かつ前後下梁ｃ、ｃ’を直交跨架位置とし車輪１３．
１３をレール１６．１６に載せている状態において、各
支持脚４を油圧シリンダ５によシ降下接地させたのち、
その油圧シリンター５でガントリ全体を、車輪１３．１
３かレール１６．１６から離隔浮上する状態に持ち上げ
、前後下梁ｃ、ａ’を側枠板３．３′に平行な収納位置
に係止すればよく、これによシ、レール１６．１６上に
ずル運搬車等を自由に走行さゼて所定の作業を実施でき
る・上記において、前後下梁ｅ、Ｏ’は、水平回動自在とし
、特に収納位置を側枠板３．３′の下面に沿う位置とし
たが、これを起伏回動自在として、収納位置を側枠板３
，３′に沿って起立する位置としてもよい。また、上下
梁す、ｂ′、ｃ。

Ｃ′の伸縮及び支持脚４の伸縮には油圧シリンダに限ら
ず空気圧シリンダめるいはその他適宜の機械的伸縮手段
を採用することができる。

以上詳述したところから明らかなように、本発明ドリル
ジャンボは、そのガントリの幅員を伸縮目在な前後上梁
と前後下梁とによって自由に拡縮できるとともに、その
高さも伸縮目在な支持脚によって自由に伸縮し、トンネ
ル断面の大小に適合する大きさに調整して使用できる。

特に１前後下梁は嘱これらを左右枠構体に沿う収納位置
に回動変位しておくことができるので、ずシ運搬車等の
通過に支障を来たすようなことがない。また、前後下梁
は跨架状態時下向に車輪を軸支しているので、ジャンボ
全体の前進、彼退に便利であるのにくわえ、その車輪は
、ガントリの特に高さ調整時すなわち支持脚の伸縮時に
、そのガントリ全体を一時的に支持するのに役立つもの
である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明ドリルジャンボの実施例を示すもので、第
１図は側面図、第２図は平面図、第３．４図はガントリ
の正面図である。Ｂ、Ｂ’・・・さく岩槻、Ａ・・・ガントリ、＆　＆’
・・・枠構体、ｂ、ｂ′・・・前後上梁、Ｏｅ’・・・
前後下梁、１３・・・車輪、１゜１’、２．　２’・・
・支柱、４・・・支持脚Ｏ特許出願人　飛島建設株式会
社代理人　弁理士　原　１）　信　市；１１７３図第４図、Ｉｊ　７５　７７；；１０　７７７７６７３（−一ン
ーー）

Claims

【特許請求の範囲】

１、（ｌ数台のさく岩槻をガントリの前面に装備してな
るドリルジャンボにおいて、左右枠構体間に伸縮自在な
前後上梁を跨架するとともに、同左右枠構体の一方に基
端を枢支した伸縮自在な前後下梁を、その左右枠構体に
沿う収納位置と該左右枠構体間に跨架する跨架位置との
間において回動自在にして設け、かつその前後下梁の跨
架状態時下面に車輪を軸支し、さらに、上記左右枠構体
の前後各支柱に支持脚を伸縮自在に装架して、上記ガン
トリを構成したことを特徴とするドリルジャンボ。