JPS6016684A - 逆転防止用メカニカルブレ−キ - Google Patents

逆転防止用メカニカルブレ−キ

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JPS6016684A
JPS6016684A JP12376283A JP12376283A JPS6016684A JP S6016684 A JPS6016684 A JP S6016684A JP 12376283 A JP12376283 A JP 12376283A JP 12376283 A JP12376283 A JP 12376283A JP S6016684 A JPS6016684 A JP S6016684A
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JP
Japan
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spring
input shaft
annular flange
pinion
brake
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JP12376283A
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宮下 憲男
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は正規の操作以外の操作による逆転勤を防止する
ようにした逆転防止用メカ二がルブレーキの改良に関す
るものである。
車両のウィンドレギュレータ機構によるウィンドのセッ
トやシートのリクライニング機構、昇降機構によるセッ
トにおけるポジションの保持として、正規の操作荷重以
外の荷重が働いた場合、その逆転を防止するメカニカル
ブレーキが実用に供されている。
かかるメカニカルブレーキとして、例えば実願昭54−
92408号を本出願人は提案しているが、これは入力
軸の一部に欠円部を有する環状部を設げ、これとブレー
キドラムとの間にコイルバネ全介装し、環状部の入部両
端に該バネの両端を遊合係止し、一方、入力軸に嵌合す
る出力用ピニオンのベースに前記バネ両端間に臨み、環
状部の入部に遊合する係止片を設ける。
以上の構成において、入力軸端を例えばウィンドレギュ
レータハンドルに連結し、出力用ピニオンをウィンドガ
ラス昇降用リンクのラックに噛合し、・・ンドルの操作
に起因する入力軸の回転で前記バネの一端を引っかけて
強制的に該バネを縮径し、ブレーキドラムとの間の摩擦
係合全解除し、又入力軸の回転でビニオンを駆動し、ラ
ックにこれを伝えてウィンドガラスをリンクを介して昇
降動せしめる。一方、ウィンドガラス側から荷重が働い
た場合、かかる荷重はピニオンに伝えられ、これのベー
スに設けた係止片がバネのいずれか一端に当ってこれを
押圧し、この結果バネが拡径してドラム内周との摩擦が
増大し、ビニオンに繋がる入力軸の回転を阻止し、即ち
逆転を阻止するメカニカルブレーキとして作用すること
となる。
以上の従来技術では、入力軸、ブレーキドラム間のブレ
ーキ素子としてコイルバネが専ら用いられ、コイルバネ
は線径が細く、ブレーキドラムとの間での摩擦制動用面
積を稼ぐため複数巻、例えば4巻乃至6巻としたものが
用いられている。かかるコイルバネを用いた場合、これ
の縮径、即ち制動解除動の場合には、入力軸の回転によ
ってバネ一端に解除動が作用してからバネの一端をこれ
の径が縮小する方向に移動させ、複数の巻径f:J@次
縮径していく必要があり、ためにバネの係止部とピニオ
ン側の被動部との間に前記バネの複数春分の隙間が必要
となり、これによりガタが発生する。
本発明はコイルバネを用いた従来の逆転防止用メカニカ
ルブレーキの以上を改善すべくなされたもので、その目
的とする処は、構成、機能を従来のままとし、ブレーキ
素子による遊び、ガタを大幅に小さくし、作動の迅速、
円滑と不正規な操作時の動きの防止を一層確実化し、以
上を従来の構造を変更することなく簡素な構成で企図す
るようにした逆転防止用メカニカルブレーキを提供する
にある。
以上の目的を達成するため本発明は、前記ブレーキ素子
をバネ性を備え、軸方向長さを欠円弧状の部材で構成し
たことをその要旨とする。
次に本発明の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1図は車両のウィンドレギュレータ機構に本発明を用
いた実施例の説明図で、50は例えばフロントドアで、
ドア50にはウィンドガラス51が昇降動自在に内装さ
れ、ガラス51の下端部は前後に離間して長孔52,5
2に設けたリフトガイド53で支持され、長孔52.5
2には叉点をビン54で枢着したX型リンクプレート5
5.56の上端全係合支持せしめ、リンクプレートの一
方° 55の下端部全ドア50に設けたホルダガイド5
7の長孔58に係合支持せしめ、リンクプレートの他方
56の下端部に弧状のラック59を設け、これを後述す
る出力用ピニオン2に噛合する。
以上において、車室内側から不図示の・・ンドル・を介
してビニオン2を駆動し、これと噛合するラック59を
揺動させ、リンクプレート55.56をピン54を支点
として開閉動させ、ガラス5114’z昇降動させる。
かかる昇降駆動用ピニオン2の駆動操作系に逆転防止用
メカニカルブレーキを設ける。
第2図乃至第5図はメカニカルブレーキを含む駆動操作
系を示し、第2図は分解斜視図、第4図は組立状態の縦
断側面図、第5図は第4図5−5線断面図である。
1は不図示の・・ンドルで回転駆動されろ入力軸で、軸
1の軸部101の基端部にはスプライン等の保合部10
2が形成され1.これに・・ンドルのボス部を係合する
。軸部101の中間部にはディスク部103の外周に軸
方向前方に突出せる環状のフランジ部104を備えたイ
ンナケース105ヲ固設し、7ラック部104には所定
角度に亘ジ切欠106ヲ設け、実施例ではディスク部1
03の切欠106を形成した部分の周辺部をも切次し、
ディスク部103の中心部には軸部101に比して小径
の支軸部107が軸方向に突設され、支軸部107は軸
部101と一体に形成され、インナケース105はプレ
ス成形等で別体に成形し、支軸部107に嵌合してこれ
の基部と軸部との境界段部に接合した。
かかる入力軸1の支軸部107にピニオン2をこれの内
端面のボス部201に設けた支持穴202ヲ介して嵌合
し、ピニオン2のギヤ部203の外端面には軸部204
ヲ突設し、ギヤ部203の内端面にはディスク部205
ヲボス部201に嵌合する如くして接合し、ディスク部
2050円周上の一部には軸方向内端方向に接合突出し
た係止片206を設け、係止片206は前記フランジ部
104の切欠106よジも幅が小さく、且つディスク部
205はフランジ部104よジ小径でこれの内径内に遊
合し、又係止片206は切欠106に遊合する。
3はブレーキ素子をなすバネで−、バネ3は正面(背面
)欠円弧状をなし、軸方向に長さを有し、実施例ではバ
ネ3をバネ鋼板で成形し、所定幅の鋼板を第3図の如く
波形に成形して複数、例えば5個の山部301・・・を
成形してこれを欠円弧状に曲げ成形し、入内部302の
対向する両端を各内径方向にL型に折曲して係止部30
3,304−を形成する。
かかるバネ3の内径は入力軸1のインナーケース105
のフランジ部104外径よりも大きく、バネ3をフラン
ジ部104外周に臨ませ、これの係止部303、304
の内側を7ラック部104の切欠106の両端106−
1.106−2に当接係止する。
4はブレーキドラムをなすアウタケースで、ケース4は
ディスク部401とこれの外周から軸方向に延出された
筒状のドラム部402とからなり、ドラム部402の内
径部にはローレット等による粗面全形成し、ディスク部
401の中央部には孔403を備える。
以上において、既述の入力軸1の軸部101ヲアウタケ
ース4のディスク部401 K設り゛た孔403に通し
、ドラム部402の内径部にバネ3を縮径嵌装し、バネ
3の係止部303.304を既述の如く軸部101の中
間部に設けたインナケース105の切欠106の両端部
106−1. 106−2に遊合係止し、且つピニオン
2の係止片206全バネ3の係止部303゜304間に
臨ませて遊合し、バネ3の係止部303゜304の一方
に係止片206の一側縁が当接した状態で係止片206
の他側縁と係止部の他方との間に第5図の如くクリアラ
ンスaが形成される。以上によシメカニカルブレーキを
構成し、例えばアウタケース4をドラム部402端面に
形成した取付フランジ部404を介してドアパネル5に
取り付け、パネル5に設けた膨出支持片501との間の
空間にピニオンのギヤ部203ヲ臨ませるとともに、支
持片501に設けた支持孔502にピニオン2の軸部2
04を嵌合支持せしめ、ピニオンのギヤ部203に既述
のランク59を噛合せしめる。
次にその作用、効果を詳述すると、入力軸1は係合部1
02に係合装着せる不図示のハンドルで回動され、入力
軸10回動でこれと一体のインナケース105は回動し
、切欠106の端縁106−1 、106−2の回動進
行側のものがバネ3の係止部303.304の一方に係
合し、これを押圧してバネ3を縮径し、バネ3はドラム
部402内径で自由にスリップしつつインナケース10
5と一体的に回動する。一方、バネ3の係止部303 
、304間にピニオン2の係止片206が臨み、回動方
向にある側のバネ係止部が係止片206の一側縁に当り
、インナケース105の回動、従ってバネ3の回動で係
止片206は回動せしめられ、係止片206と一体のピ
ニオン2のギヤ部−203は回動し、これと噛合するラ
ック59を回動せしめることとなp、実施例に従えばリ
ンクプレー)55.56を開閉動させ、ガラス51を昇
降動せしめる。
一方、ガラス51をこの側から昇降動させようとした場
合、これの力はリンクプレート55.56を介してラッ
ク59に伝えられ、ピニオン2のギヤ部203を回動さ
せようとする。ギヤ部203への回動力でこれと一体の
係止片206は回動しようとするが、バネ3の係合部3
03.304の一方に係止片206の駆動側の側縁が当
り、係合部303.304への荷重はバネ3が拡径側で
あるためこれの外周の山部301・・・がドラム部40
2の内径に摩擦係合し、アウタケース4が固定側である
ことから係止片206の回動は阻止され、即ちピニオン
の逆転動は阻止されることとなる。かくしてメカニカル
ブレーキによる逆転動が防止されることとなる。
ところでバネ3は従来の如くコイルバネの複数巻のもの
でなく、バネ3は実施例では断面波形で摩擦面積をある
程度稼ぐようにした一枚の板材をへ円弧状に成形したも
のであるため、インナケース105の回動で切欠106
の端縁106−1.106−2の一方が係止部303.
304の一方に当接すれば全体が直ちに縮径し、コイル
バネの如く複数巻のコイルルーズ部が順次たわんで縮径
する如き縮径方向のストロークが必要なく、一巻分以下
の巻きバネの縮径に必要なりリアランスで足り、従って
既述のクリアランスaは一巻分以下の縮径に必要な最小
で足りることとなる。かくしてピニオン2側からの逆転
励時の遊びaが少くなり、ガタつきゃ微少な逆転方向へ
の動きをなくし、又正規の入力軸側からの駆動も遊びa
が少ないことから迅速に反応してガラスの昇降動がなさ
れることとなる。
以上実施例では板バネの波形成形したものを用いたが、
第6図の如くバネ130ヲ欠円弧状で係止部を有する如
く線バネ131・・・で形成し、これを複数溶接一体化
して成形しても良く、又第7図の如くフラットな板バネ
230を前記形状に成形し、外表面に摩擦部231 f
:形成しても良い。
尚実施例ではウィンドガラスのレギュレータ機構に用い
たが、車両用シートのリクライニング機構、昇降機構そ
の他に用いることができ、実施の対象は任意である。
以上詳述せる如く本発明に従えば、バネを前記の如くし
たため、バネの縮伍解除用の隙間、ガタが従来に比し一
巻分以下の縮径のために画期的に小さくなり、不正規な
逆転解除励時のガタつきが可及的に防止でさ、逆転解除
動方向の動きを極少とし、正確な逆転防止機能が得られ
、機能的に優れるとともに、正規の回動操作時にもガタ
が少ないため敏感に反応し、迅速、円滑な操作をなし得
る他、以上をバネを変更するのみの簡素な構成で企図す
ることができる等多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はウィンドレギュレータ機構の説明図、第2図は
メカニカルブレーキの分解斜視図、第3図は第2図3−
3線断面図、第4図は組立状態の縦断面図、第5図は第
4図5−5線断面図、第6図はバネの変更実′施例の断
面図、第7図は更なる変更実施例の斜視図である。 尚図面中1は入力軸、104は猿状部、106は太部、
106−1. 106−2はこれの両端部、2はビニオ
ン、206は係止片、3はバネ、303.304は係止
 ・部、4はブレーキドラムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 a、一部に入部を有する環状フランジ部を設けた入力軸
    、 b、 前記環状フランジ部周に遊合し、入力軸を通す固
    定側のブレーキドラム、 c、TjJ状フランジ部周とブレーキドラム内周間に介
    装され、入力軸の軸方向に長さを有し、欠円弧状で、入
    部両端に前記環状フランジ部の入部両端と係合する内径
    方向に折曲した保合部を備え、環状フランジ部全周を囲
    み、ブレーキドラム内周面に密着するバネ、 d、 前記入力軸端に嵌合し、付設した係止片を前記バ
    ネの保合部間に遊合する出力用ピニオン、以上の構成か
    らなる逆転防止用メカニカルブレーキ。
JP12376283A 1983-07-06 1983-07-06 逆転防止用メカニカルブレ−キ Granted JPS6016684A (ja)

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JP12376283A JPS6016684A (ja) 1983-07-06 1983-07-06 逆転防止用メカニカルブレ−キ

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JPS6016684A true JPS6016684A (ja) 1985-01-28
JPH0358034B2 JPH0358034B2 (ja) 1991-09-04

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ID=14868647

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JP12376283A Granted JPS6016684A (ja) 1983-07-06 1983-07-06 逆転防止用メカニカルブレ−キ

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JP (1) JPS6016684A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0581542U (ja) * 1992-04-03 1993-11-05 加藤発条株式会社 摩擦式ダンパー
US7954679B2 (en) 2004-07-20 2011-06-07 Honda Motor Company, Ltd. Retention system for a spare tire

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0581542U (ja) * 1992-04-03 1993-11-05 加藤発条株式会社 摩擦式ダンパー
US7954679B2 (en) 2004-07-20 2011-06-07 Honda Motor Company, Ltd. Retention system for a spare tire

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