JPS6016617B2 - 電子写真乾式トナ−用キヤリア - Google Patents

電子写真乾式トナ−用キヤリア

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Publication number
JPS6016617B2
JPS6016617B2 JP52011305A JP1130577A JPS6016617B2 JP S6016617 B2 JPS6016617 B2 JP S6016617B2 JP 52011305 A JP52011305 A JP 52011305A JP 1130577 A JP1130577 A JP 1130577A JP S6016617 B2 JPS6016617 B2 JP S6016617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier
resin
carbon atoms
dry toner
core material
Prior art date
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Expired
Application number
JP52011305A
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English (en)
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JPS5397435A (en
Inventor
芳弘 野村
三夫 青木
進 根本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5397435A publication Critical patent/JPS5397435A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真乾式トナーに使用するためのキャリア
であって、芯物質表面を樹脂で被覆したキャリアに関す
る。
電子写真乾式トナー用のキャリアとして、一般に鉄粉、
酸化処理鉄粉、その他の磁性体、ガラスビーズ等が使用
されている。
一方これらのキャリアと混合使用されるトナーは一般に
正極性の強いポリアミド樹脂、スチレンージェチルアミ
ノェチルメタクリレート共重合体などの樹脂や負極性の
強いフェノール樹脂などの樹脂が使用されている。しか
しキャリアとして鉄粉等の磁性体を用いた場合、その低
電気抵抗のため、電子写真感光体上に形成された静電槽
像の電荷をIJークさせ、鮮明な画像を形成することが
できない。
そこでこの種のキャリアを高抵抗にするため、樹脂を被
覆したキャリアも提案されている。例えばボリ塩化ピニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ臭化ビニル、ポリ臭化ビ
ニリデン、アクリル酸ェステル又はメタアクリル酸ェス
テル〜スチレン共重合体等の絶縁性樹脂を芯物質に贋霧
乾燥法等の方法で被覆したキャリアが知られている。し
かしこれらの樹脂はいずれも鉄粉等の芯物質との接着力
が弱く、蝿拝、現像中に皮膜が剥離、摩滅するため、安
定した電荷のトナーを供給することができない。又ポリ
塩化ビニル等のホモポリマーの場合には樹脂被覆キャリ
アの製造時に使用される溶媒がテトラヒドロフラン等の
吸湿性のものであるため残存する溶媒により樹脂被覆キ
ャリアが吸湿してその帯電性に好ましくない影響を与え
るし、樹脂粘度の制御が困難である。一方これらの問題
を解消するために芯物質にヱポキシ樹脂の中間層を設け
、更にその上に弗化ピニリデン等の被覆層を設けたキャ
リアも提案されている。しかしこの場合は中間層を設け
る必要があり、又層間接着性も十分でなく更に溶媒選択
上も制限を受ける。本発明は芯物質に被覆させる樹脂自
体の強度が大きい上に芯物質との接着性も良好であり、
従って安定した正電荷をもつトナーを供給することがで
き、しかも樹脂被覆キャリアの製造時において溶媒選択
の制限を緩和しうるキャリアを提供するものである。
すなわち本発明は芯物質表面を特定されたハロゲン原子
を有する単量体を少なくとも1個重合単位とする重合体
で被覆してなる電子写真乾式トナー用キャリアである。
ここにハロゲン原子を有する単量体は下記のごとき一般
式{1}、■又は(3}で表わされる。〔但しR,は水
素又はメチル基であり、R3は炭素数3〜21のパーフ
ルオロアルキル基で、nは1〜10の整数である。〕〔
但し、R,及びnは上記と同じであり、R4は炭素数3
〜21のパーフルオロアルケニル基である。
〕〔但しR,、R3及びnは上記と同じであり、R5は
水素又は炭素数1〜10のアルキル基である。〕本発明
において重合体とは少くとも前述のようなハロゲン原子
を有する単量体を少くとも1個重合単位とするものであ
ればよい。したがって一般式‘1}〜(3}で示した単
量体自体のホモポリマ−でよく、更に該単量体と他の単
量体とのコポリマー、あるいはターボリマーであっても
よい。コポリマーあるいはターボリマーを構成する他の
単量体にはアクリル酸及びメタクリル酸又はこれらのメ
チル、エチル、ブチル、イソブチル、プロピル、2ーエ
チルヘキシル、ヘキシル、デシル、ラウリル、ステアリ
ル、Bーヒドロキシエチル、グリシジルなどの各ェステ
ル類、酢酸、プロピオン酸、カプリル酸、ラウリル酸、
ステアリン酸などの脂肪族のビニルェステル類、スチレ
ン、Q−メチルスチレン、P−メチルスチレン、4ープ
ロムスチレン、4−クロルー3−フルオロスチレン、2
−クロルスチレン、2・5−ジクロルスチレン、2・5
−フルオロスチレン、2・4ージメチルスチレン、4ー
ェチルスチレンなどのスチレン等化合物、弗化ビニル、
塩化ビニル、臭化ビニル、弗化ビニリデン、塩化ビニリ
デンなどのハロゲン化ビニル又はビニリデン化合物類、
ヘプタン酸アリル、カプリル酸アリル、カプロン酸アリ
ルなどの脂肪族のアリルェステル類、ビニルメチルケト
ン、ビニルエチルケトンなどのビニルアルキルケトン類
、ブタジェン、2・3ージクロロー1・3ープタジェン
、ィソプレンなどのジェン類、その他アクリロニトリル
、酢酸ビニル、ビニルピリジン、ビニルカルバゾール、
マレィン酸、フマル酸などを挙げることができる。本発
明において芯物質を被覆する層は上記ホモポリマー、コ
ポリマー、ターボリマー同志のブレンドでもよく、又上
記ホモポリマー、コポリマ−、ターボリマーを主成分と
した他の重合体とのブレンドでもよい。
ブレンドされる他の重合体にはポリビニルアルコール、
フェノール樹脂、クロロプレンゴム、ブチラール樹脂、
ホルマール樹脂、ポリエステル樹脂、ケトン樹脂、キシ
レン樹脂、シリコン樹脂などを挙げることができる。芯
物質としては鉄粉、酸化処理鉄粉、フェライト、ニッケ
ル等の磁性体の他、ガラスビーズ、シリカ粒子、塩化ナ
トリウム、塩化アンモニウム、oッシェル塩等を使用す
ることができる。芯物質の粒径は50〜loo0ム、好
ましくは50〜300ム程度が適当である。本発明のキ
ャリアを製造するには芯物質の粒子を50〜60午0の
雰囲気中に浮遊せしめ、これに前記重合体の希釈溶液(
好ましくは2.5%)もスプレードライヤーで噴射乾燥
するか、或いは前記重合体の溶液中に芯物質の粒子を浮
遊せしめ、これを前記温度の雰囲気中に噴射乾燥し、必
要ならば冷却すればよい。
重合体の溶媒は、トルェン、アセトン、キシレン、メチ
ルエチルケトン、パークロルエチレン、トリクロルエチ
レン、グリコールヱーテル、グリコ一ルエーテルアセテ
ート、シクロヘキサノン、ニトロメタン、塩化メチレン
などが使用でき選択範囲が広い。なお芯物質と重合体と
の重量比は1/1000〜1/100程度が適当である
。なお本発明のキャリアには必要に応じて従来現像剤粉
末に含有させる公知の有機顔料、有機染料、可塑剤等の
添加物を適宜選択し含有させることができる。
このようにして形成されるキャリアは外表面を覆ってい
る皮膜の強度が大きく、芯物質との接着性が良好である
ため、縄拝、現像中に皮膜の剥離、摩滅が生じにくく、
摩擦帯電における安定度を図ることが可能となり、安定
した正電荷をもつトナーを供給しうる結果、地肌汚れの
ない良好な画像を得ることができる。
実施例 1 を重合単位とするポリマーを1・1・2ートリフルオロ
ー1・2・2−トリクロルェタン2.5%溶液とし雰囲
気温度20qoで浮遊している粒径200仏の鉄粉にス
プレーし乾燥、キャリアとした。
このキャリア99重量部とIJコー製PPC−900ト
ナー1重量部を混合鷹拝し現像剤とした。静電荷像を有
する有機半導体(カルバゾール、テトラニトロフルオレ
ノン系)をカスケード現像をしたところ良好な画像が得
られ、トナーの帯電量は十20山q/夕(ブローオフ法
による)であった。実施例 2 を重合単位とするポリマーを1・1・2−トリフルオロ
−1・2・2−トリクロルェタン2.5%溶液とし実施
例1と同様の方法でキャリアとし、現像剤を作成した。
トナーの帯電量は十22仏q/夕であった。又、同様の
操作で画像を作成したところ、良好な画像が得られた。
実施例 3を重合単位とするポリマーを用いる他は実施
例1と同機にしてキャリアを製造し、実施例1と同様に
してカスケード現像したところ良好な画像が得られ、ト
ナーの帯電量は十15rq/夕であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 芯物質表面を下記の一般式(1)(2)又は(3)
    で示されるハロゲン原子を有する単量体を少くとも1個
    重合単位とする重合体で被覆してなる電子写真乾式トナ
    ー用キヤリア。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_1は水素又はメチル基であり、R_3は炭
    素数3〜21のパーフルオロアルキル基で、nは1〜1
    0の整数である。 〕▲数式、化学式、表等があります▼ 〔但し、R_1及びnは上記と同じであり、R_4は炭
    素数3〜21のパーフルオロアルケニル基である。 〕▲数式、化学式、表等があります▼〔但し、R_1、
    R_3及びnは上記と同じであり、R_5は炭素数1〜
    10のアルキル基である。 〕
JP52011305A 1977-02-04 1977-02-04 電子写真乾式トナ−用キヤリア Expired JPS6016617B2 (ja)

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JP52011305A JPS6016617B2 (ja) 1977-02-04 1977-02-04 電子写真乾式トナ−用キヤリア

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JP52011305A JPS6016617B2 (ja) 1977-02-04 1977-02-04 電子写真乾式トナ−用キヤリア

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Publication Number Publication Date
JPS5397435A JPS5397435A (en) 1978-08-25
JPS6016617B2 true JPS6016617B2 (ja) 1985-04-26

Family

ID=11774283

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JP52011305A Expired JPS6016617B2 (ja) 1977-02-04 1977-02-04 電子写真乾式トナ−用キヤリア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5859456A (ja) * 1981-10-06 1983-04-08 Fujitsu Ltd 電子写真現像剤用キヤリア
JPS6161172A (ja) * 1984-08-31 1986-03-28 Kao Corp 電子写真現像剤用キヤリア
JPS61120170A (ja) * 1984-11-16 1986-06-07 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電像現像用負帯電性キャリア
JPS61120169A (ja) * 1984-11-16 1986-06-07 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 静電像現像用負帯電性キャリア
JP5479193B2 (ja) * 2010-04-09 2014-04-23 キヤノン株式会社 磁性キャリア及び二成分系現像剤

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JPS5397435A (en) 1978-08-25

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