JPS6016542A - コーヒークリーム - Google Patents

コーヒークリーム

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JPS6016542A
JPS6016542A JP58122396A JP12239683A JPS6016542A JP S6016542 A JPS6016542 A JP S6016542A JP 58122396 A JP58122396 A JP 58122396A JP 12239683 A JP12239683 A JP 12239683A JP S6016542 A JPS6016542 A JP S6016542A
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JP
Japan
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oil
water
emulsion
fat
acid ester
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JP58122396A
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Yasuyuki Takahashi
康之 高橋
Toshiro Yoshida
吉田 利郎
Takeshi Takahashi
毅 高橋
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Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコーヒークリームとその製造法で関するもので
ある。
従来、コーヒー添加用クリームは0/W型エマルジヨン
からなるもので、脂肪含量はほぼ決っており、通常脂肪
率20〜40%程度とされているものである。
しかしながら、最近になって、低カロリー食品を指向す
る消費者の好みから、コーヒー添加用クリーム(以下、
コーヒークリームという)から脂肪含量を低下させる試
みがなされるようになったのである。
しかし、コーヒークリームの脂肪含量をただ単に20%
以下にしたシすると、粘度が低くなって、濃厚感がなく
なり、更には、コーヒーに入れてもまろやかな感じが薄
れるなどの多くの欠点がみられる。
そこで、脂肪含量を低くした際、ガム類、ナトリウムカ
ゼイン等を添加して粘度をあげることが試みられたので
あるが、乳化状態の安定性が悪くなったシ、味覚が悪く
なったりするなどの欠点がみられたのである。
そこで、本発明者らは、従来のコーヒークリ−ムの品質
を維持しつつ、脂肪含量を低減させるために鋭意研究し
た結果、コーヒークリームのエマルジョンをW10/W
型にすることによって解決することができたのである。
本発明の第1は、W10/W型エマルジョンからなるコ
ーヒークリームに関するものである。
コーヒークリームをw10/w型エマルジョンにするこ
とによって、真の脂肪率は15%であっても、見掛けの
脂肪率は30%までとなシ、実際には脂肪は15%であ
るが、脂肪30%の状態で、コーヒークリームを製造す
ることができるようになるのである。換言すれば、従来
の脂肪率60%のコーヒークリームの品質を本発明では
脂肪率15%で達成できるのである。しかも、本発明に
おいては、W10/W型のうち最初の水相が油脂中に水
滴となって安定化されていて、外の水相と一緒になるこ
とがないので、油脂の量は最初の水相を含めた量と同じ
となり、濃厚窓は維持され、まろやかな味も低くなるこ
とはない。
次に、本発明はW10/W型複合エマルジョンからなる
コーヒークリームの製造法を包含する力ζここに示す製
造法に限定されるものではない。
本発明のコーヒークリームの製造法の第1は、水又は水
相と親油性ポリグリセリン脂肪酸エステルを添加した油
脂を混合し、得られたW10型エマルジョンを、水又は
乳化作用及び/又は乳化安定作用を有する水相と混合す
ることを特徴とするコーヒークリームの製造法である。
本発明のコーヒークリームの製造法の第2は、親油性ポ
リグリセリン脂肪酸エステルを添加した油脂と、水又は
乳化作用及び/又は、乳化安定作用を有する物質を含む
水相を混合し、直接W10/W型複合エマルジョンとす
ることを特徴とするコーヒークリームの製造法である。
両方法によって得られるエマルジョンはきわめて微細で
、かつ、安定性に秀れた複合乳化型油脂組成物である。
従来、W10/W型エマルジョンの調製には、最初の一
次乳化において、ソルビタンモノオレート等のスパン系
乳化剤を対油10%以上用いて乳化し、次いで二次乳化
することが行なわれていた。
(特公昭55−23087 ) しかしながら、対油10%以上もの乳化剤を使用した場
合、乳化剤の味が強く感じられるようになって、好まし
くなく、特に食品用としては一般に使用できるものでは
なかったのである。
従来、コーヒークリームとしてW10/W型エマルジョ
ンが製造されたことはない。
本発明においては、乳化剤として、親油性ポリグリセリ
ン脂肪酸エステルを使用することによって多くの問題を
解決することができたのである。
本発明に使用する親油性ポリグリセリン脂肪酸エステル
はグリセリンの重合物と脂肪酸もしくは脂肪酸の重合物
とのエステル結合物で、その数はきわめて多く、その性
質も親水性のものから親油性のものまで多岐にわたって
いる。
ポリグリセリン脂肪酸エステルとそのHLBを例示すれ
ば次の通りである。
〃 トリステアレート 4 〃 ペンタステアレート 2 〃 モノオート 8 〃 ペンタオレート 2 〃 モノラウレート 10 〃 縮合リシルイン酸エステル − ヘキサグリセリンモノステアレート11〃 セスキステ
アレート 10 I トリステアレート 7 〃 ペンタステアレート 4 〃 モノオレート 11 〃 ペンタオレート 4 〃 モノラウレート 16 〃縮合リシノルイン酸エステル − デカグリセリンモノステアレート13 I モノオレート 13 〃 デカオレート 6 〃 モノラウレート 15 本発明で油脂に添加されるのは、親油性のポリグリセリ
ン脂肪酸エステルから選択した1種もしくはそれ以上で
ある。
本発明においては、まず、油脂に親油性ポリグリセリン
脂肪酸エステルが対油0.1〜5%、好ましくは07〜
2.5%、更に好ましくは1.0〜2.5%添加、混合
される。油脂としてはいかなるものでもよいが、硬化油
を用いる場合は、加温して溶融して使用される。
乳化剤としては、その他にグリセリンモノ脂肪酸エステ
ル、グリセリンジ脂肪酸エステル等の一般的な乳化剤を
混合使用することもできる。
油脂としてはいかなるものでもよいが、硬化油を用いる
場合は、加温して溶融して使用される。
本発明の第1の方法においては、水を用意するが、水に
は各種添加物、添加料等を混合して水相としておいても
よく、また加温しておいてもよい。
水又は水相と親油性ポリグリセリン脂肪酸エステルを添
加した油脂は逐次添加混合される。また、油脂と水の量
は目的に応じて適宜の量でよいが、油脂:水=6=1〜
1:6程度がよい。
ここで、得られた混合物は、W2O型になっていなけれ
ば、ホモミキサーによって十分撹拌することによってW
2O型に転相する。この撹拌によってきわめて微細でな
めらか々乳化物を得ることができ、油中の水相に各種添
加物を封じ込むことができるものである。この際の撹拌
は、ホモミキサーで例えば6000〜8000rpm程
度の強力なものが好ましい。また、ホモジナイザー等の
乳化機、ボテター等の撹拌装置でもよい。また、このW
10型油脂組成物は後の乳化を良くするために50〜8
0℃に加温しておくとよい。
別に、水又は乳化作用及び/又は安定作用を有する水相
を用意する。
本発明において使用される乳化作用及び/又は乳化安定
作用を有する物質としては、従来知られているものであ
って、シュガーエステル、レシチン、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、親水性のポリグリセリン
脂肪酸エステルなどの親水性乳化剤、脱脂乳、ナトリウ
ムカゼイネート、カゼイン分解物、大豆だんば〈質、大
豆たんばく質の分解物、ゼラーン、糖たんばく質などの
たんばく質まだは複合たんばく質、澱粉、デキストリン
、ガム質などの高分子多糖類、などがある。
また、その他、目的に応じて、着色料、呈味料等が添加
される。この水相は乳化が良好に行なわれるように、5
0〜80℃程度に加温されているのがよい。
との水相と上記W / O型油脂組成物を混合し、撹拌
機で例えば250〜5DOrpm5〜10分撹拌混合し
、次いでホモジナイザー処理する。
ここに得られるエマルジョンはきわめて微細な水滴を有
し、かつ安定したW10/W型複合エマルジョンで、コ
ーヒークリームとして最適のものである。
本発明の第2の方法では、親油性ポリグリセリン脂肪酸
エステルを添加した油脂と水又は水相から直接W10/
W型複合エマルジョンが形成される。
ここにおいては、上述した親油性ポリグリセリン脂肪酸
エステルを添加した油脂と同様に上述した水又は水相が
混合される。油脂と水(又は水相)の量は目的に応じて
適宜の量でよいが、油脂:水=1 =6〜1 :10程
度がよい。
添加順序としては油脂に水又は水相を逐次添加してもよ
く、また、水又は水相に油脂を逐次添加してもよく、更
には同時に大量混合してもよい。
撹拌は、ホモミキサーで例えば3000〜8000rp
 m程度の強力なものが好ましい。また、ホモジナイザ
ー等の乳化機、ボテター等の撹拌装置でもよい。
また、この場合乳化を良くするために50〜80℃に加
温しておいてもよい。
ここに得られるエマルジョンを顕微鏡下600倍程度で
観察すると、水相中の油滴の中に1〜6個の水滴がみら
れ、また水相中の油滴の中に大きな水滴があり、更にそ
の中に1〜7個の油滴がみられるなどかなシ複雑なエマ
ルジョンを形成しているのがわかる。
ここに得られるエマルジョンは安定したW10/W型複
合エマルジョンで、コーヒークリームとして最適のもの
である。
次に本発明の試験例及び実施例を示す。
試験例1 50℃の大豆硬化油300 iに乳化剤としてテトラグ
リセリン縮合リシルイン酸エステル又はソルビタンモノ
オレート(スパン80 ) 全対油0.5〜10%(変
量)添加し、混合した。
コレラ、50℃の水200 gと混合し、ホモミキサー
テロ00Orpmで撹拌し、wZo系エマルジョンを得
た。
次いで、ナトリウムカゼイネート5%添加した水500
gを70℃にし、これに70℃にした前記W10系エマ
ルジョンを添加し、撹拌機で25Orpmで5分撹拌し
、更にホモゾナイザーで100kg/CI/lで処理し
、5℃に冷却した。
得られた各W10/W型複合エマルジョンについて、W
10/W型生成率をみた。その結果は第1図に示される
。ここでAはテトラグリセリン縮合リシルイン酸エステ
ルを用いた場合、Bはスパン80を用いた場合を示して
いる。
第1図から明らかなように1w10/w型複合エマルジ
ョンを得るのに、テトラグリセリン縮合リシルイン酸エ
ステルが著しるしくすぐれているのが分る。
なお、W10/W型の生成率の測定は油化学26(10
)655(1977)に記載されている松本らの方法に
従った。
試験例2 試験例1の方法と同様の処理において、テトラグリセリ
ン縮合リシルイン酸エステルを他の各種乳化剤にかえ、
すべて対油2%の添加で、それぞれW10/w型複合エ
マルジョンを製造し、それぞれの平均水滴径、W10/
W型の生成率、5℃で1ケ月保存後のW / O/ W
型の生成率をみた。
その結果は、次の表1に示される。
なお、W10/W型の生成率の測定は試験例1の方法に
よった。
表1 実施例1 大豆硬化油1000 gを70℃に加温し、テトラグリ
セリン縮合リシルイン酸エステル20gを添力瓜混合し
た。
得られた大豆硬化油混合物に、ホモミキサーで1100
0Qrpの撹拌下に、70℃に加温した水200Qj9
を20009/分の速度で注入、混合し、W10型組成
物3000 gを得た。
別に、水6500g、脱脂粉乳400g、ソルビタンモ
ノステアレー)100gを混合し、70℃に加温し、こ
れに、上記W10型組成物3ooo gを50Orpm
の撹拌下100097分の速度で注入し、10分間撹拌
し、更にホモゾナイザーで200に9/atで処理し、
W10/W型エマルジョンヲ得り。
得られたW10/W型エマルジョンは、常温で保存して
も、きわめて長期間安定して、コーヒークリームとして
好適であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、試験例1で各乳化剤を濃度をかえて、W10
/W型油脂組成物の生成率を示す図である。 A・・・テトラグリセリン縮合リシルイン酸B・・・ス
パン80 代理人 弁理士 戸 1)親 男

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)w10/w型エマルジョンからなるコーヒークリ
    ーム。
  2. (2)水又は水相と、親油性ポリグリセリン脂肪酸エス
    テルを添加した油脂を混合し、得られたW10型エマル
    ジョンを、水又は乳化作用及び/又は乳化安定作用を有
    する水相と混合撹拌することを特徴とするコーヒークリ
    ームの製造法。
  3. (3) 親油性ポリグリセリン脂肪酸エステルを添加し
    た油脂と、水又は乳化作用及び/又は、乳化安定作用を
    有する物質を含む水相を混合し、W10/W型複合エマ
    ルジョンとすることを特徴とするコーヒークリームの製
    造法。
JP58122396A 1983-07-07 1983-07-07 コーヒークリーム Granted JPS6016542A (ja)

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JP58122396A JPS6016542A (ja) 1983-07-07 1983-07-07 コーヒークリーム

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JP58122396A JPS6016542A (ja) 1983-07-07 1983-07-07 コーヒークリーム

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JPS6329974B2 JPS6329974B2 (ja) 1988-06-16

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JP58122396A Granted JPS6016542A (ja) 1983-07-07 1983-07-07 コーヒークリーム

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JPS6359840A (ja) * 1986-09-01 1988-03-15 Fuji Oil Co Ltd 複合エマルジヨン及びその製造法
KR100354487B1 (ko) * 2000-07-10 2002-09-30 지성규 액상의 스폰지케이크 개량제 제조방법

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JPS5523087A (en) * 1978-08-02 1980-02-19 Pennzoil Co Method of producing monocalcium phosphate and phosphoric acid

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