JPS60164701A - ホログラム回折格子の製造方法 - Google Patents

ホログラム回折格子の製造方法

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Publication number
JPS60164701A
JPS60164701A JP1967384A JP1967384A JPS60164701A JP S60164701 A JPS60164701 A JP S60164701A JP 1967384 A JP1967384 A JP 1967384A JP 1967384 A JP1967384 A JP 1967384A JP S60164701 A JPS60164701 A JP S60164701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffraction grating
photoresist
hologram
grating
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1967384A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ujiie
氏家 孝二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1967384A priority Critical patent/JPS60164701A/ja
Publication of JPS60164701A publication Critical patent/JPS60164701A/ja
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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はホログラム記録を利用した回折格子の製造方法
に関し、特に、レーザープリンター用ホログラムスキャ
ナー、 pos用ノ々−コードリーダーなどに用いられ
るホログラム回折格子の製造方法に関する。
従来技術 レーザープリンター、PO8用ノ々−:) pリーダー
などの光走査手段としてホログラムスキャナーが提案さ
れている(特開昭55−161211号公報、特開昭5
8−12[)211号公報など)。ホログラムスキャナ
ーは、ガラスディスク上にフォトレジストを塗布し、ホ
ログラムを記録し、ついで現像して所望のパターンの回
折格子を形成することにより製造することができる(特
開昭58−120211号公報)。しかしながら、この
ようにして形成される回折格子は環境下に経時において
クラックか発生しやすいという問題がある。フォトレジ
ストは感度か高く、微細加工が可能であるなどの優れた
特性を有するものの、本来、最終工程では基板を損なう
ことなく溶解されるものであり1.!Jl境下における
安定性や経時での劣化はあ抜り顧りみられていなかった
のか現状である。
目 的 本発明は、フォトレジストを用いホログラム記録により
回折格子を製造する方法を提供することを目的とする。
構成 本発明のホログラム回折格子の製造方法は、基板上にフ
ォトレジストを塗布し、ホログラムを記録し、ついで現
像する工程を含む製造方法において、基板をヘキサメチ
ルジシラザンで処理したのちフォトレジストを塗布する
ことを特徴とする。
以下、本発明についてさらに詐細に説明する。
本発明で用いられるヘキサメチルジシラザン(HMD8
)は式 で表わされる化合物であり、そのま該又は溶媒に溶かし
てガラス基板上に塗布したりあるいはへキサメチルジシ
ラザンの蒸気中にガラス基板を露すことにより処理を行
なうことかできる。この処理はヘキサメチルジシラザン
がIOX以下の薄層を形成するように行なうのが適当で
あり、野猿しくは単分子膜を形成するように行なう。
なお、基板としてはガラス以外の他の支持体も使用でき
る。
ついで、ヘキサメチルジシラザン処理されたガラス基板
表面にフォトレジストが塗布される。フォトレジストの
塗布厚は形成すべき回折格子の深さなどに応じて適宜決
定されるが、通常、0.1〜10pm程度であり、LO
〜20μm程度が適当である。フォトレジストとしては
従来のものかいずれをも使用可能であり、ポジ型、ネガ
型のいずれでもよいが、解像力の点でポジ型が望ましい
。このようなフォトレジストとしではナフトキノンジア
ジド系のものが代表的であり、たとえば2−ジアゾ−1
−ナフタレノン紡導体とフェノールノ0PPR−80口
などの01?PRシリーズ〔東京応化■製〕、シツゾレ
ー認シリーズE 5hiplay社製〕、コダックマイ
クロレジスト(Kodak 社製〕、メルクセレクテイ
ブレジスト(Merk社製〕などとして入手しつる。フ
ォトレジスト層は必要によりプリベークしてもよい。
このようにフォトレジストを塗布したのち、必要により
基板裏面に反射防止膜を塗布し、フォトレジストにホロ
グラム記録を施す。ホログラム記録は常法により行なう
ことができ、たとえば第1図に示すように行なうことが
できる。レーザー光源11からのレーザー光はビームス
プリッタ−13により分割され、分割されたそれぞれの
光束がミラー15 、 l 5’−tiて対物レンズ1
7,1τにより集束され、ピンホール19.19’を通
過し、コリメートレンズ21.21’で平行光束となり
、ホトレジストを塗布して記録層22を形成したガラス
基板23上に重ね合わせるように照射されて、2光束の
干渉縞がホトレジストに記録される。ついで、この記録
N22と現像することにより所望の格子間隔と格子深さ
とを有す 5− る回折格子が形成される。ホトレジストとしてポジタイ
プのものを用いれば、露光部が可溶性となって現像によ
り除去され、一方、ネガタイプのものを用いれば露光部
が不溶化されて非露光部か現像により除去され、正弦波
上のレリーフが形成される。
第2図はこのようにして形成される回折格子についての
概略断面図であり、ガラス基板31上にヘキサメチルジ
シラザン層33を介して回折格子(フォトレジストレリ
ーフ)35が形成されている。格子間隔りはホトレジス
ト上で干渉させられる2光束の相互の角度や光束の波長
により制御することができ、格子深さhはプリベーク条
件、露光時間や現像時間、現像液一度などを制御するこ
とにより制御できる。才た、レーザー光源としてはHe
 −Cd レーザー(441,6nm )やArレーザ
ー(457,9nm 、 488.Onm )などが用
いられる。
ついで、水洗、乾燥、ポストベーキングなどの必要な後
処理を施すことにより本発明の 6− 回折格子が得られる。第3図は、このようにして得られ
たホログラムスキャナーに用いられるホログラムディス
ク36について示す概略平面図であり、ディスク状のガ
ラス基板37上に回折格子パターン39が形成されてい
る。
なお、41は取付用穴である。
本発明はフォトレジストを用いてホログラムを製造する
ものであり、ホロゲラフィー一般、特にホログラム回折
格子の製造に好適であり、レーザープリンター用ホログ
ラムスキャナー、PO8用ノ々−コードリーダーなどの
製造に応用することかできる。
効 果 本発明によれば、フォトレジストを用いてホログラムを
製造するに際して、プレコート層としてヘキサメチルジ
シラザン層を設けることにより、フォトレジストからな
る回折格子パターンの耐湿性を改善することができる。
よって、高温高湿、結露の発生などの環境条件下におい
ても回折格子ノぞターンのクラックの発生を有効に防止
することができ、回折効率などの所期特性の劣化を抑制
することができる。
実施例1 100m0X1.7+w+’ のガラス板に、ヘキサメ
チルジシラザン(東京応化、 OAP ) i回転スピ
ナーにより塗布した。
ついで、このHMD S処理したガラス基板上にポジ型
フォトレジスト(東京応化製、 O,PPR−soo)
を回転スピナーで膜厚x、spmに塗布、乾燥して記録
層を形成した。
ついで、得られた記録層にHe−Cdレーザー(441
,6nm)%用いた2光束干渉法により空間周波数22
35本/、、のホログラフィック回折格子を記録し、現
像液(東京応化、 0FPR用現像液DB−3)で現像
し、水洗、乾燥した。
このようにして得られた透過型ホログラフィック回折格
子の回折効率はHe−Neレーザー(632,8nm)
P4生、45°入射で75%であった0 比較例! I(MD8処理を施すことなくフォトレジストを塗布す
る以外は、実施例1と同様にして空間周波数2235本
/簡、回折効率75%のホログラフィック回折格子を作
成した。
実施例2 外径1005wφ、穴径30sam≠、厚さ3■のフロ
ートガラスからなるガラスディスク基板を80℃のHM
D 8蒸気中に放置してHMD8処理を施した。
以下、実施例1と同様にして80φの円周上に回折効率
70%の10個のホログラフィック回折格子を作成した
実施例3 外径100m+φ、穴径30m−9厚さamのフロート
ガラスからなるガラスディスク基板上にHMD8 (シ
ツゾレー社、マイクロ?ジットゾライマー010)を回
転スピナーで塗布した。
ついで、このHMD 8処理したガラス基板上−〇 − にポジ型フォトレジスト(シラプレーAZ−1350)
を回転スピナーで膜厚1.21mに塗布、乾燥して記録
層を形成した。
ついで、得られた記録層にHe−Cdレーザーを用いた
2光束千渉法により空間周波数1800本/mのホログ
ラフィック回折格子を記録し、現像液(シラプレー社、
AZ−現像液)で現像し、80φの円周上に10個のホ
ログラフィック回折格子を作成した。この回折格子の回
折効率は半導体レーザー(790si+)再生、450
入射で60チであった。
比較例2 ガラス基板として100mロXL7■tのガラス板を用
い、HMDS処理を施すことなくフォトレジストを塗布
する以外は実施例3と同様にして回折効率65チの回折
格子を作成した。
実施例4 50mOXL7mm’のガラス基板f HMDS (シ
ツプレー〇マイクロポジットプライマー100チ)の8
0℃の蒸気中に10分間放置して10− HMD 8処理を施した。
以下、実施例3と同様にして回折効率65チのホログラ
フィック回折格子を作成した。
耐湿性試験 以上のようにして比較例1および2、ならびに実施例1
〜4で作製したホログラフィック回折格子840℃−9
01RHの環境下に放置し、回折効率の変化を測定し、
第1表に示した。なお、表中、Iひび割れlとあるのは
、ホログラム面にひび割れが発生し、ビームが発散して
しまったものである。
(以下余白) 第1表(回折効率;係)
【図面の簡単な説明】
第1図はホログラムの記録方法を示す説明図である。 第2図は本発明で得られる回折格子を示す棚。 略断面図である。 第3図はホログラムスキャナーを示す概略平面図である
。 11・・・レーザー光源 13甲ビームスシリツタ−1
7,17’・・・対物レンズ 21.21’・・・コリ
メートレンズ22・・・記録層 23,31,37・・
・ガラス基板33・・・ヘキサメチルジシラザン層35
・・・回折格子36・・・ホログラムスキャナー 39
・・・回折格子パターン13− 焔1凹 躬3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板上にフォトレジストを塗布し、ホロクラムを記
    録し、ついで現像する工程を含むホログラム回折格子の
    製造方法において、基板上をヘキサメチルジシラザンで
    処理したのちフォトレジストを塗布することを特徴とす
    るホログラム回折格子の製造方法。
JP1967384A 1984-02-06 1984-02-06 ホログラム回折格子の製造方法 Pending JPS60164701A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1967384A JPS60164701A (ja) 1984-02-06 1984-02-06 ホログラム回折格子の製造方法

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JPS60164701A true JPS60164701A (ja) 1985-08-27

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ID=12005752

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JP1967384A Pending JPS60164701A (ja) 1984-02-06 1984-02-06 ホログラム回折格子の製造方法

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JP (1) JPS60164701A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6033810A (en) * 1992-11-10 2000-03-07 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Molded articles using glass as substrate, such as holographic optical element, optical reflector and encoder, and method of producing these articles
US6709790B1 (en) * 1992-08-26 2004-03-23 Goodrich Corporation Method and apparatus for generating periodic structures in substrates by synthetic wavelength holograph exposure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6709790B1 (en) * 1992-08-26 2004-03-23 Goodrich Corporation Method and apparatus for generating periodic structures in substrates by synthetic wavelength holograph exposure
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