JPS601638A - 信号記録装置 - Google Patents

信号記録装置

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JPS601638A
JPS601638A JP58109690A JP10969083A JPS601638A JP S601638 A JPS601638 A JP S601638A JP 58109690 A JP58109690 A JP 58109690A JP 10969083 A JP10969083 A JP 10969083A JP S601638 A JPS601638 A JP S601638A
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reversal
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オーディオ信号やビデオ信号等を往復方向に
記録する信号記録装置に関し、特に、記録時の走行方向
反転位置と再生時の走行方向反転位置とを正確に一致さ
せ得るような信号記録装置に関する。
〔背景技術とその問題点〕
一般のオーディオテープレコーダ等には、テープ走行方
向を自動反転して往復記録、再生を可能とするようない
わゆるオートリバース機が知られている。このようなオ
ートリバース機においては、例えば機械的にテープテン
ション変化を検出したり、光学的にリーダテープを検出
したシして、テープ走行方向の終端部、いわゆるテープ
エンドを検出し、自動的に走行方向反転を行なわせてい
る。
ところが、上記テープエンド検出のタイミングはばらつ
きが生じ易く、例えば記録時と再生時とで上記走行反転
位置が正確に一致しないという欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、このような従来の実情に鑑へ、入力信号を記
録媒体上に往復記録する信号記録装置における記録時の
走行方向反転位置と再生時の走行方向反転位置とを正確
に一致させることができ、信号の欠落等を最小限に抑え
得るような信号記録装置の提供を目的とする。
〔発明の概要〕
すなわち、本発明の信号記録装置の特徴は、記録ヘッド
と記録媒体との少なくとも一方を相対的に第1の方向に
走行させた後に走行方向を反転させて上記第1の方向と
は逆向きの第2の方向に走行させることにより信号を上
記記録媒体上に入力信号を往復記録する信号記録装置に
おいて、上記走行方向反転位置の近傍に反転を示す反転
マーク信号を上記入力信号と共に上記記録媒体上に記録
することである。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る信号記録装置の基本構成を示すブ
ロック回路図である。この第1図において、入力端子1
に供給された入力信号は、混合回路2において反転マー
ク発生器3からの反転マーク信号と混合され、記録アン
プ4を介して記録ヘッド5に送られて、矢印A及びB方
向に自動反転(オートリバース)して往復走行する記録
媒体、例えば磁気テープ6に記録される。
記録媒体であるの気テープ6上の記録パターンは、例え
ば第2図へあるいは第2図Bのようになる。これらの第
2図A、 Bにおいて、上記記録へソド5に対して磁気
テープ6が矢印へ方向に走行するとき(磁気ヘッドは相
対的に矢印Aと逆方向に移動すると見ることができ、こ
れを往路記録時という。)第1の記録トラックγAが記
録形成され、捷た磁気テープ6が矢印B方向に走行する
とき(相対的に磁気ヘッドが矢印Bと逆方向に移動する
ことになり、これを後略記録時という。)第2の記録ト
ランク7Bが記録形成される。そして、磁気テープ6が
矢印Aの往方向から矢印Bの復方向に反転するときのヘ
ッド位置Hの近傍の図中の斜線部に、上記入力信号とと
もに上記反転マーク信号を同時に記録している。
ここで、第1図の反転マーク発生器3は、例えば−テー
プエンド検出信号等に応じた走行反転指令信号に基いて
反転マーク信号を発生するものであり、走行反転動作の
直前又は動作開始時に反転マーク信号を発生する場合に
は、第2図Aに示すように往路トランクIAの終端部に
反転マーク信号が上記入力信号とともに記録され、走行
反転動作の直後又は動作終了時に反転マーク信号を発生
する場合には、第2図BK示すように復路トランク7B
の始端部に反転マーク信号が上記入力信号とともに記録
される。また、反転動作の直前及び直後にそれぞれ反転
マーク信号を発生して、往路トランク7Aの終端部と復
路トランク7Bの始端部の両方に反転マーク信号を記録
するようにしてもよい。
次に、混合回路2にネ・ける入力信号と反転マーク信号
との混合については、例えば入力信号の周波数帯から外
れた周波数に反転マーク信号を設定して周波数多重化を
行なえげよぐ、この他、時間軸」二に入力信号データ部
と反転マーク部分とを分離して配置する時分割多重化方
式を用いたり、入力信号記録トランクとは別の例えばコ
ン−トロールトランク等に反転マーク信号を記録するよ
うにしてもよい。
このような第2図A又はBの記録パターンの記録がなさ
れた記録媒体である磁気テープ6を再生する場合には、
往路再生時に反転マーク検出を行ない、再生信号中に反
転マーク信号が検出されたとき、走行反転動作を行なわ
せればよい。ここで第2図Bのパターンの場合には、往
路再生時に復路の反転マーク検出を常に行なうことが必
要である。
以上のような信号記録によれば、記録時の走行反転位置
と再生時の走行反転位置とを正確に一致させることがで
きるわけであるが、走行反転動作中には信号の記録や再
生が行なえず、信号の欠落が生ずる。そこで、オートリ
バー・ス記録やオートリバース再生を信号の欠落なく行
なうために、次のような信号記録再生技術を本発明とと
もに用いることが好捷しい。
すなわち、第3図は本発明の基本技術とともに用いて好
適な信号記録技術を説明するためのブロック回路図であ
る。この第3図において、入力端子1には、オーディオ
信号、ビデオ信号あるいは一般データ信号等が例えばデ
ィジタル信号形態で入力されている。この入力信号は切
換スイッチ8の第1の被選択端子aに供給され、また上
記入力信号はシフトレジスタ又はRAMCランダムアク
セスメモリ)等のメモリを用いて成る遅延素子9を介し
て切換スイッチ8の第2の被選択端子すに供給される。
切換スイッチ8からの出力は上記混合回路2や記録アン
プ4等を介して記録ヘッド5に送られ、記録媒体である
例えば磁気テープ6に記録される。切換スイッチ8は、
磁気テープ6が上記矢印入方向(第1の方向)への走行
時に第1の被選択端子aに切換接続され、矢印B方向(
第2の方向)走行時に第2の被選択端子すに切換接続さ
れる。ここで、上記遅延素子9は、上記テープ6を上記
第1の走行方向から第2の走行方向に走行反転するのに
要する時間(走行反転時間)TRよりも長い遅延時間T
Dを有しており、この走行反転直後に記録ヘッドS t
fc現われる信号は、上記走行反転直前の入力信号より
も時間的に前の信号となっている。なお、入力信号がア
ナログ信号の場合には、上記遅延素子9としてBBDC
パケットブリゲート素子)やCCDC電荷結合素子)等
のアナログ遅延素子を用いればよい。
このような走行反転動作を伴った記録が行なわれるとき
の磁気テープ6上の記録パターンは、例えば第4図のよ
うになる。この第4図において、磁気テープ6上のテー
プは、上記第2図と同様に、上記往路記録時、復路記録
時の各記録トランクをγへ及び7Bとしておシ、各記録
トランク7A。
7Bに記された数字は、入力信号を時間に溢って順次ブ
ロックに区分したときの各ブロックの番号(あるいは番
地、アドレス)を示す。各トラック7A、7Bの図中左
端部は、反転動作中のテープ走行の減速や加速動作によ
る無効記録部分を示している。また、上記反転マーク信
号は、例えば往路トラック7Aの第9ブロツクから第1
5ブロツクまでの7ブロノクに上記入力信号とともに記
録されている。第4図中では、これらの反転マーク信号
の記録されたブロックのアドレスを示す数字の肩に丸印
を付している。
ここで、上記時間軸上で区分された1つのブロックの時
間(ブロック周期)をTBとし、上記走行反転動作に要
する時間TRが例えば4ブロノク分の時間4TBに等し
く、上記遅延素子9の信号遅延時間TDが例えば8ブロ
ノク分の時間8TB(て等しい場合について説明する。
この場合に、第3図の切換スイッチ8の端子aには、入
力端子1に供給された入力信号がそのまま(遅延時間0
で)現われており、また端子すには、上記入力信号を8
プロ゛ツク分の時間8TBだけ遅らせた信号が現われて
いる。磁気テープ6が上記第1の方向へに走行するどき
(往路時)には、切換スイッチ8は端子a側に切換接続
されており、上記入力信号がその捷ま記録ヘッド5に送
られ、磁気テープ6の第1の記録トランク7Aに順次記
録される。そして、例えばテープエンドに近づいた時点
でエンドセンサ等よシ検出信号が出力され、反転マーク
発生器3にこのテープエンド検出信号が送られることに
よって、反転マーク信号が出力される。また、上記テー
プエンド検出信号は、システムコントロール回路等に送
られて走行反転制御が行なわれるが、上記テープエンド
検出から実際の機械的なテープ走行反転動作が行なわれ
るまでの間に例えば7ブロノク分程度テープが走行し、
第4図に示すように第9ブロツクから第15ブロツクま
でに反転マーク信号が記録される。すなわち、第9ブロ
ック記録時に上記テープエンド検出が行なわれ、第15
ブロツクを記録し終えた時点で現実のテープ走行反転動
作が開始されるわけである。そして、上記反転所要時間
TRC−4T11)の間に自動走行反転動作が行なわれ
、磁気テープ6が上記第2の方向Bに走行開始されると
き(復路時)には、切換スイッチ8は端子す側に切換接
続されておシ、上記入力信号を上記遅延時間TD(=8
Tn)だけ遅延した信号が記録ヘッド5に送られて、磁
気テープ6の第2の記録トランク7Bに順次記録される
。この走行反転直後に入力端子1に供給される入力信号
は、上記走行反転直前の第15ブロツクより4TB だ
け経過した第20ブロツクの信号であるが、遅延素子9
からの出力信号はその8ブロツク前C3TB前)の第1
2ブロツクの信号となっており、磁気テープ6上の第2
の記録トランク7Bには第12ブロツクから順次記録さ
れることになる。従って、上記走行反転勤r「のiYi
■後においては、第12番目から第15番目−までの4
つのブロックが重複して記録され、記録内容の欠落は防
止される。なお、遅延素子9の遅延時間TDを、上記走
行反転動作所要時間TRに等しく(Tr)=Tg)設定
しても、信号欠落は防止できるが、反転動作は機械的に
行なわれるため所要時間にばらつきが生じ易いことを考
慮して、Tr)〉TIlとし、Tr)−TRの差の時間
ヲマーシンとして確保しておくことが望ましい。
ここで、上記第3図の例においては、復路記録時のみに
信号遅延を行なっているが、往路記録時にも入力信号を
遅延して記録を行なうようにしてもよく、例えば往路記
録時の信号遅延時間をTDA。
復路記録時の信号遅延時間をTDBとするとき、伴ねら
の遅延時間の差TDI3−TDA の時間TDが、上記
走行反転所要時間TRよりも太きくCTp−TDB −
TDA > T n ) ;’xるように各遅延時間T
DA、TDBを設定すれば、入力信号の欠落無く記録が
行なえる。
また、往路と復路とで信号遅延時間を切換える場合に、
ハードウェア的に2本の信号遅延素子を切換える必要は
無く、例えばRAMCランダムアクセスメモリ)等の遅
延素子を1個設けて書き込みアドレスと読み出しアドレ
スとのアドレスの差を往路と往路とで互いに異ならせる
ことにより、゛上記RAM等への書き込み、読み出し間
の信号遅延時間を異ならせることができる。
また一般に、オーディオ信号やビデオ信号の各サンプリ
ング値をPCM化して得られたディジタル信号等を記録
する場合には、ワードインターリーブやエラー訂正符号
化等の信号処理のためにメモリ等の遅延素子が用いられ
ており、このような信号処理(たとえばエンコード)用
のメモリ等を上記反転動作に伴なう信号遅延素子9とし
て兼用することが現実的である。この場合には、エンコ
ーダ等の信号処理回路内に上記遅延素子9が含まれるこ
とになるが、エンコーダ等の前方又は後方に遅延素子9
を配置しでもよいことは勿論である。
次に第5図は、上述した記録側の基本回路のよ仄具体的
な回路構成例を示すブロック回路図であり、上記遅延素
子としてRAM(ランダムアクセスメモリ)10を用い
、ブロック化されたディジタル信号を磁気テープ上に順
次記録する例を示している。
この第5図において、入力端子1には例えばオーディオ
信号をPCM化したディジタル信号が時間の順序に従っ
てブロック化されて供給されており、この入力信号はデ
ィジタル信号遅延用のRAM10に送られて所定番地(
ライトアドレス)に摺き込まれる。また、遅延用RAM
l0の所定番地(リードアドレス)から読み出づれたデ
ィジタル信号データは、エンコーダ11や記録アンプ4
等を介して記録用の磁気ヘッド5に送られ、記録媒体で
ある磁気テープ6に記録される。
次に、第5図のタイミングジェネレータ12からは、上
記1ブロック入力間にRAM10のリード(読み出し)
及びライト(@き込み)を開側1するためのり一ド/ラ
イト制御信号R/Wが出力されており、この制御信号R
/Wは遅延用RAM10、及びマルチプレクサ13の切
換制御端子にそれぞれ供給されている。マルチプレクサ
13は、ライトアドレス入力WAとリードアドレス人力
RAとを、上記制御信号R/Wに応じて切換選択して、
RAM’IOのアドレス入力端子に送るものである。上
記ライトアドレスWAはライトアドレスカウンタ14よ
シ、また上記リードアドレスRAはリードアドレスカウ
ンタ15よシ、それぞれ出力されており、これらのカウ
ンタ14,15のクロンク入力端子CKには、タイミン
グジェネレータ12からの上記ブロック周期のクロック
ツくルスが供給されている。さらにリードアドレスカウ
ンタ15は、例えばシステムコントロール回路16から
のロード命令に応じてアドレス計算回路17からの入力
アドレスデータをそのt−i出力する機能を有している
。そして、前記反転動作の指令信号、例えばエンドセン
ザ18からのテープエンド検出信号等がシステムコント
ロール回路16に入力されることに応じて、このシステ
ムコントロール回路16がテープ走行方向の反転制御を
行ない、−またリードアドレスカウンタ15のロード制
御嬬子LD及びアドレス計算回路17の制御端子にノく
ルスを送って、反転前後でのリードアドレスを変更し、
遅延用RAM10の入出力間の遅延時間を変更させる。
アドレス計算回路17には、反転後のリードアドレスを
計算するために、ライトアドレスカウンタ14からのラ
イトアドレスが供給されている。さらに、システムコン
トロール回路16は、上記テープエンド検出信号の入力
に応じて反転マーク発生器19を動作させ、この反転マ
ーク発生器19からの反転マーク信号は例えばエンコー
ダ11に送られる。
ここで、上記エンドセンサ18には種々の構成が知られ
ており、たとえば、テープエンドに近づいたときのテン
ノヨン変化を検出したり、テープの張角度を光学的に検
出するものがある。また、テープ端部のリーダテープを
検出する方式として、透明リーダを光学的に検出するも
の、反射型リーグを光学的に検出するもの、金属リーグ
をイングクタンス変化によシ検出するもの、金属リーグ
を電極端子で検出するもの等が知られている。さらに、
テープに穿設した孔を光学的に検出するものもある。
そして、例えばこのようなエンドセンサ18によるテー
プエンド検出時点から機械的なテープ走行反転動作の開
始時点までの時間だけ上記反転マーク発生器19からの
反転マーク信号が出力され、エンコーダ11に送られる
ことにより、入力信号とともに上記反転マーク信号が記
録媒体である磁気テープ6の上記往路トランク7Aの終
端部に記録される。例えば前記第4図の丸印を付した第
9ブロツクから第15ブロツクまでの7ブロツクにわた
って反転マーク信号と入力信号とが記録される。なお、
この反転マーク信号が記録される時間やタイミングは、
システムコントロール回路16により制御することがで
き、例えば反転動作終了後に一定時間(数ブロツク周期
程度)だけ反転マーク信号を発生させ、復路トランク7
Bの始端部(第4図中の第12ブロツクから左方へ数ブ
ロックの部分)に反転マーク信号を記録するようにして
もよい。
以上のような第5図の回路構成において、信号遅延用R
AM10は、ライトアドレスWAの指示に応じて入力信
号の上記1ブロツク分が当該アドレスに省き込捷れ、リ
ードアドレスRAの指示に応じてそのアドレスに書き込
まれている1ブロツク分の入力信号が読み出される。丑
だ、記録信号の1ブロツクは、例えば第6図のようなフ
ォーマットで構成されており、先頭位置から順に、ブロ
ック同期信号部分BS、各種状態フラグ部分FLG1 
ブロックアドレス部分BA、入力信号データ部分D A
 T A、及びパリティデータ部分Pやエラー訂正デー
タ;513分CRCC→を含んでいる。RAMTOは、
このブロックフォーマットのうちの少なくとも入力信号
データ部分DATAを1つの指示アドレスに対応して記
憶可能であり、他の部分については、例えばエンコーダ
11等において付加するようにしてもよいが、現実には
エンコード等の信号処理中に信刊遅延動作も含寸れてい
るため、エンコーダ内のRAM等を信号遅延用RAM1
0として兼用する構成が好ましい。
また、上記反転マーク信号の記録については、例えば各
種状態フラグ部分FLGの1ビツトを反転マークビット
として用いて、常時C反転位置以外のとき)においては
この反転マークビットを11011とし反転位置を指示
するときには反転マークピントをII I IIとする
ようなビット操作により実現できる。さらに、反転マー
クビットを2ビツトツ上準備して、現実の(機械的な)
反転位置に近づくに従って2進数値をインクリメントあ
るいはデクリメントするようにしてもよい。例えば、反
転マークピントを3ビツトとる場合に、テープエンド検
出がなされた時点のブロックの反転マーク信号を「1」
とし、以下順次1ずつ増加して、「7」となるブロック
で機械的な反転動作を開始させるように、システムコン
トロール回路16による制御を行なわせればよい。
ところで、上記リードアドレスRAやライトアドレスW
八は、一般に何ビットかの(例えば8ビツトの)2進数
値で表わされるものであり、このような2進数表示され
たアドレスをノくイ之リカウンタ等により順次アクセス
する場合には、全ピントがII I IIのアドレスの
次に全ピントがII □ IIのアドレスがアクセスさ
れることより、第7図ないし第9図に示す円周上に全ア
ドレスが順次配されたものと見ることができる。例えば
8ピントアドレスの場合には、0番地から255番地ま
でを順次配列し、255番地の次に上記0番地を連結す
るようにして、エンドレスループが形成される。
ここで第7図は、上記磁気テープ6が上記第1の方向へ
に走行する往路の記録時におけるリードアドレスRA及
びライトアドレスWAの変化状態を示しており、これら
のアドレスRA、WAは、上記アドレスカウンタ14.
15のカウント動作に応じて、上記RAMl0のアドレ
ス空間を示す円周上を矢印C方向にそれぞれ互いに等速
度で移動している。このとき、ライトアドレスWAから
リードアドレスRAtでの間に配されるアドレスの個数
によシ、上記往路記録時の遅延時間TDAが決定される
。すなわち、’RAMI Oの1個のアドレスは、上記
記録信号の1ブロツクを指示するものであり、1ブロツ
ク周期TB毎にアドレス値が1ずつ増加するから、WA
からRAtでの差のアドレス数(WA−RA)が例えば
nAのとき、遅延時間TDAはnATBとなる。
この往路記録時において、例えばテープエンド検出等に
応じてシステムコントロール回路16から反転命令信号
がテープ走行系等に送られるときの状態、すなわち上記
反転動作直前の状態を第8図に示す。この第8図のライ
トアドレスWAが指示するRAMアドレス空間上の位置
をRAとし、リードアドレスRAが指示するRAMアド
レス空間上の位置をQAとするとき、これらのアドレス
PA、QA間の差のアドレス数は上記nAで、遅延時間
は上記TDA (、=nATn )となっている。そし
て、反転動作期間中は、ライトアドレスWAが上記矢印
C方向に等しい速度で移動し続けて、入力信号が上記ブ
ロックの順序に従ってRAM10に順次書き込まれるの
に対し、リードアドレスRAについては何らの制限もな
く、例えば上記QAに停止させておいてもよい。
次に、上記反転動作終了時点においては、第9図に示す
ように、ライトアドレスWAの指示点がPBとなり、こ
の点PBは上記点PAより反転動作所要時間T R分だ
け進んだアドレスに対応している。寸た、リードアドレ
スRAの指示点QBは、上記点QAよりも前のアドレス
位置となっている。
そして、これらのリードアドレスRA及びライトアドレ
スWAは、矢印C方向に反転前と等しい速度で移動し、
書き込みから読み出しまでの遅延時間TDBはWAから
RAまでの差のアドレス数nBとブロック周期TBとの
積(ToB=nnTn) となる。この反転動作後の上
記復路記録時の遅延時間TDBと上記往路記録時の遅延
時間TDAとの差時間TI)C−TDB ’TDA )
が、上記反転動作所要時間TRよりも大きくなるように
(TD>TR)、RAM10の記憶容量や反転直後のリ
ードアドレスRAを設定することが必要でちる。すなわ
ち、RAMアドレス空間に対応する第9図の円周上にお
いて、上記反転動作終了時点におけるリードアドレスR
Aの位置QBは、反転動作開始時点のリードアドレスR
Aの位置QAよシも矢印Cとは逆方向に進んだ時間的に
前のアドレス位置となっており、かつライトアドレスW
Aの位置PBに対しては矢印C方向に沿って前方に配さ
れるように、それぞれ設定することが必要である。そし
て、反転動作の前後では、上記点QBからQAまでのア
ドレスに書き込捷れた入力信号データが重複して読み出
され、上記磁気テープ6の往路トラック7Aと復路トラ
ック7Bとに重複して記録されることになる。
次に第10図は、前記纂5図とともに説明した信号記録
方法により記録された媒体である磁気テープを、自動走
行反転(オートリバース)動作を行なわせながら再生す
るための具体的な回路構成例を示すブロック回路図であ
る。
この第10図において、磁気テープ6には前記第5図の
構成の記録装置により例えば第4図に示すような記録パ
ターンの往復記録がなされている。
この磁気テープ6に記録された信号を、再生ヘッド21
によシ再生し、再生アンプ22により増幅し、反転マー
ク・アドレス分離回路23を介して遅延用RAM30に
送っており、RAM30から読み出された信号はデコー
ダ24を介し出力端子25より取り出される。
ここで、再生ヘッド21によって再生される信号の1ブ
ロツクは、例えば前記第6図のようなブロックフォーマ
ントを有しており、ブロック同期部分BSに基いてブロ
ック単位を検出することにより、反転マーク・アドレス
分離回路23において、再生信号中の各ブロックの例え
ば各種状態フラグli’ L G中の反転マーク部分1
、及びブロックアドレス部分BAを順次取り出すことが
できる。このブロックアドレス出力は、マルチプレクサ
31にライトアドレスWAとして送られている。マルチ
プレクサ31には、リードアドレスカウンタ32からの
リードアドレスRへも入力されており、タイミングジェ
ネレータ33からのリード/う1ト制御信号R/Wに応
じて上記リードアドレスRAとライトアドレスWAとの
いずれがか選択されて、RAM30のアドレス入力端子
に送られる。
リードアドレスカウンタ32には、タイミングジェネレ
ータ33からの一定のブロック単位のクロックパルスが
供給されており、リードアドレスRAは上記一定ブロッ
ク周期で順次カウントアンプされた1直として現われる
。このリードアドレスカウンタ32からのリードアドレ
スRAは、減尊−回路34の正入力端子に、また反転マ
ーク・アドレス分離回路23からのライトアドレスWA
は減算回路34の負入力(減算入力)端子に、それぞれ
送られており、この減算回路34からは上記各アドレス
の差RA−WAの出力が得られる。この減算出力は、オ
フセット付加回路35を介し、サーボアンプ36を介し
てテープ走行駆動用モータ37に送られる。さらに、反
転マーク・アドレス分離回路23からの反転マーク検出
信号は、システムコントロール回路38に送られておシ
、この反転マーク検出に応じてシステムコントロール回
路38はテープ走行方向を自動反転開側jする。
以上のような再生側の回路構成によるオートリバース動
作を伴な?た再生動作について第11図ないし第13図
を参−照しながら説明する。ここで、記録媒体である山
気テープ6上の記録パターンが第4図のように形成され
ているとき、磁気テープ6が第1の方向へに走行駆動さ
れる往路再生時に、例えば第9ブロツクから第15ブロ
ツク1でを再生している間に上記反転マーク信号の検出
が行なわれ、さらに走行方向反転動作が行なわれて、所
定時間TR後に第2の方向Bに走行駆動されて復路再生
が開始されるものとする。寸た、第11図ないし第13
図は、前述した第7図ないし第9図と同様に、信号遅延
用RAM30のアドレス空間を円周で示したものである
先ず、上記往路再生中のリードアドレスRA及びライト
アドレスWAは、例えば第11図に示すように1.RA
Mアドレス空間に対応する円周上をそノ1ぞれ矢印C方
向に移動している。このときのリードアドレスRAの移
動速度(アドレス歩進速度)(41第10図のタイミン
グジェネレータ33からリードアドレスカウンタ32に
供給されるクロックにより一定に保たれているのに対し
、ライトアドレスWAは、再生信号中の各ブロックのア
ドレス部分をそのまま用いていることにより、テープ走
行速度の微少変動の影響に応じて、移動速度(アドレス
歩進速度)が変動している。ただし、ライトアドレスR
Aに対するリードアドレスW、Aの位置は、減算回路3
4及びオフセント付加回路35を含むテープ走行駆動サ
ーボ系により、一定間隔T OFFが保たれるように自
動的に制御される。
このアドレス間隔TOFFは、オフセント側扉回路35
のオフセット量により決定される。
次に、反転マーク検出等に応じて上記走行反転動作が開
始された時点においては、第12図に示すように、リー
ドアドレスRへは」=記一定の速度で移動し続けるのに
対し、ライトアドレスWAは例えば移動が停止し、書き
込みが行なわれなくなる。これは、走行反転動作中はテ
ープが略静止状態となり、再生信号が得られなくなるか
らである。
この反転開始時点のRAMアドレス空間上のライトアド
レスVJAの位置をUA、リードアドレスRAの位置を
VAとする。
そして、走行反転動作が終了した時点においては、上記
磁気テープ6が上記第2の方向Bに走行開始され、上記
復路の第2の記録トラック7Bの記録内容が再生開始さ
れるため、第13図に示すように、ライトアドレスWA
も矢印C方向に移動し始める。この反転終了時点のライ
トアドレスWAの位置UBは、復路再生時に最初に得ら
れるブロックアドレスにより決定され、上記反転開始時
点の位Ft U Aと同位置か矢印Cと逆方向にずれた
位置となる。また、反転終了時点のリードアドレスRA
の位置vBは、上記反転量、始時点の位置VAより反転
所要時間TRだけ矢印C方向に進んだ位置となっており
、遅延用RAM30の容量としては、反転終了時点にお
ける位置vBが上記位置UBを越えることのないように
設定しておくことが必要である。
次に、上記反転動作終了後に復路再生が進行すると、減
算回路34やオフセント付加回路35を含むテープ走行
サーボ系により、例えばテープ走行速度が速められてラ
イトアドレスWAの矢印C方向の移動が速くなってリー
ドアドレスRAに近づいてゆく。そして、定常的には例
えば第11図に示すように、リードアドレスRAとライ
トアドレスWAとの間が上記一定のオフセント分子OF
Fに保たれるようにサーボ制御された状態で略安定し、
各アドレスRA 、WAは略等しい速度で矢印C方向に
移動し続ける。
したがって、上記反転動作の前後において、遅延用RA
M30に書き込まれる信号の欠落はなく、またリードア
ドレスRAは常時一定速度で矢印C方向に移動して、時
間的に連続した信号が読み出される。また、第11図に
示すような往路あるいは復路再生時の定常状態にあって
は、ライトアドレスWAの前後それぞれTOFF分の区
間が、テープ走行の変動分を補償するためのいわゆるジ
ッターマージンであり、残りのTM分の区間が走行反転
動作による変動分を補償すムための反転マージとなる。
以上の実施例においては、固定ヘッドタイプのオートリ
バーステープレコーダに本発明を適用した例を説明した
が、回転ヘッドタイプのオートリバーステープレコーダ
の場合にも容易に本発明を適用できる。例えば第14図
は、回転記録ヘッドによる磁気テープ6上への往復走行
記録パターンを示し、テープ走行方向が矢印入方向の往
路記録時には複数本の斜めの記録トランク7Aが矢印へ
とは逆方向に順次記録形成され、テープ走行が矢印B方
向の復路記録時には複数本の記録トランク7Bが順次記
録形成される。この場合に、1本の斜めの記録トランク
7には複数個、例えば数百個程度のブロックが1フレー
ムとして記録され、これらのブロックのうちの1個をコ
ントロールブロックC’r Lとし、このコントロール
ブロックニ上記反転マーク情報を含捷せるようにすれば
よい。
走行反転前に上記反転マークを記録する場合には、第1
4図の斜線に示すコントロールブロックCTLに反転マ
ーク信号が記録される。
このような回転ヘッドタイプのオートリバース機の場合
には、記録トランクγの傾斜角をθとするとき、幅方向
の誤差分がcotθ倍されて大きな走行方向誤差分とな
るから、走行反転位置を高精度に決定することが極めて
重要となる。したがって、この回転ヘッドタイプに本発
明を適用するこロンク化して1ブロツク内に反転マーク
やアドレス情報等を含ませる場合に、時間軸上、に信号
1〜2部分と反転マークやアドレス情報等とを配置する
時分割方式の他に、周波数分割方式や、それぞれ独立の
信号データトランクとコントロールトランクとを設ける
方式等を採用することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明に係る信号記録装置によれば、記録時に反転位置
を指示する反転マーク信号を記録媒体上に入力信号とと
もに記録しているため、再生時に極めて高精度に一定位
置で走行反転動作を行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の信号記録装置の動作原理を説明するた
めのブロック回路図、第2図A、 Bはそれぞれ磁気テ
ープ上の記録パターン例を示す平面図、第3図は本発明
の一実施例の基本構成例を示すブロック回路図、第4図
は磁気テニプ上の記録パターンを示す平面図、第5図は
本発明のより具体的な実施例を説明するためのブロック
回路図、詔6図は記録される信号のブロックフォーマン
トの一例を示す図、第7図ないし第9図は第5図の信号
遅延用RAMのアドレスの変化状態を説明するための図
、第10図は第5図の実施例の装置により記録された磁
気テープを再生するための再生回路構成の一例を説明す
るためのブロック回路図、第11図ないし第13図は第
10図の信号遅延用RAMのアドレスの変化状態を説明
するための図、第14図は本発明の他の実施例による磁
気テープ上の記録パターンの一例を示す平面図である。 1・・・入力端子 2・・・混合回路 3.19・・・反転マーク発生器 5・・・記録ヘッド 6・・・磁気テープ10.30・
・・信号遅延用RAM 11・・・エンコーダ 13.31・・・マルチプレクサ 14・・・ライトアドレスカウンタ 15.32・・・リートアドレスカウンタ16 、38
・・・システムコントロール回路24・・・テコーダ 
25・・・出力端子特許出願人 ソニー株式会社 代理人 弁理士 小 池 晃 同 1) 村 榮 − 区 区 −へ 。 ト ■ 派 濠 ヱ 0 0 櫟

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 記録ヘッドと記録媒体との少なくとも一方を相対的に第
    1の方向からこの第1の方向と逆向きの第2の方向に走
    行方向を反転させて上記記録媒体上に信号を往復記録す
    る信号記録装置において、上記走行方向反転位置の近傍
    に反転を示す反転マーク信号を上記記録媒体上に記録す
    るととを特徴とする信号記録装置。
JP58109690A 1983-06-18 1983-06-18 信号記録装置 Granted JPS601638A (ja)

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JP58109690A JPS601638A (ja) 1983-06-18 1983-06-18 信号記録装置

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JPS601638A true JPS601638A (ja) 1985-01-07
JPH0546022B2 JPH0546022B2 (ja) 1993-07-12

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51102610A (ja) * 1975-03-06 1976-09-10 Onken Kikaku Kk Teepurekoodaanojidohantensochi
JPS54163913U (ja) * 1978-05-09 1979-11-16
JPS5954012A (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイジタル信号記録再生装置

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