JPS60163895A - グリチルレチン酸の製造法 - Google Patents
グリチルレチン酸の製造法Info
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- JPS60163895A JPS60163895A JP1828584A JP1828584A JPS60163895A JP S60163895 A JPS60163895 A JP S60163895A JP 1828584 A JP1828584 A JP 1828584A JP 1828584 A JP1828584 A JP 1828584A JP S60163895 A JPS60163895 A JP S60163895A
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- diglucuronidase
- glycyrrhizin
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- glycyrrhetinic acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、グリチルリチン(グリチルリチン酸またはそ
の塩)を原料としてグリチルレチン酸を製造する方法に
関するものである。
の塩)を原料としてグリチルレチン酸を製造する方法に
関するものである。
グリチルリチン酸は、下記のようにグルクロン酸の2量
本であるジグルクロン酸を糖成分とし、グリチルレチン
酸をアグリコン成分とする配糖体である。
本であるジグルクロン酸を糖成分とし、グリチルレチン
酸をアグリコン成分とする配糖体である。
したかって、グリチルリチンを加水分解してアグリコン
部分と糖部分との結合を切断すれば、グリチルレチン酸
が得られる。このようなりリチルリチンの加水分解によ
ってグリチルレチン酸を製造する方法としては、従来、
グリチルリチンを酸加水分解する方法が代表的なもので
ある。しh化なが呟この製法は純度の高いクリチルリチ
ンを原料にしないと収率が悪く、また副反応生成物が多
いため精製に手間がかかるという欠点があった。更に、
シ゛グルクロン酸部分は、加水分解された後フルフラー
ルに変化するため、有効に利用することができなかった
。また特開昭56−137898号公報には、グリチル
リチン、窒素源、リン酸を原、およびカリ源を含有する
水溶液にA ero+nonas属バクテリアを接種し
て培養し、その産生する酵素にクリチルリチンを加水分
解させるグリチルレチン酸の製造法が記載されているか
、この製法は発酵法であるため反応に長時間を要するば
かりか反応条件の制御か容易でなく、更に、反応後期に
おいて、生成したグリチルレチン酸が分解してしまうこ
ともある。また、この方法においてもジグルクロン酸部
分はグルクロン酸単位で加水分解されてグルクロン酸を
生しるが、グルクロン酸は回収しても経済的に利益がな
いのでやはり廃棄するしかない。
部分と糖部分との結合を切断すれば、グリチルレチン酸
が得られる。このようなりリチルリチンの加水分解によ
ってグリチルレチン酸を製造する方法としては、従来、
グリチルリチンを酸加水分解する方法が代表的なもので
ある。しh化なが呟この製法は純度の高いクリチルリチ
ンを原料にしないと収率が悪く、また副反応生成物が多
いため精製に手間がかかるという欠点があった。更に、
シ゛グルクロン酸部分は、加水分解された後フルフラー
ルに変化するため、有効に利用することができなかった
。また特開昭56−137898号公報には、グリチル
リチン、窒素源、リン酸を原、およびカリ源を含有する
水溶液にA ero+nonas属バクテリアを接種し
て培養し、その産生する酵素にクリチルリチンを加水分
解させるグリチルレチン酸の製造法が記載されているか
、この製法は発酵法であるため反応に長時間を要するば
かりか反応条件の制御か容易でなく、更に、反応後期に
おいて、生成したグリチルレチン酸が分解してしまうこ
ともある。また、この方法においてもジグルクロン酸部
分はグルクロン酸単位で加水分解されてグルクロン酸を
生しるが、グルクロン酸は回収しても経済的に利益がな
いのでやはり廃棄するしかない。
なお糖成分かングルクロン酸である配糖体を加水分解す
る酵素としては、動植物起源のβ−グルクロニダーゼが
知られているか、この酵素も、クリチルリチンに作用さ
せた場合はングルクロン酸単位を端から1個ずつ切離し
、最終的に、グルクロン酸′2分子とグリチルレチン酸
1分子を生成させるものである。アグリフン部とジグル
クロン酸部分との結合部位で加水分解しン゛グルクロン
酸を生しさせる酵素は知られていなかった。
る酵素としては、動植物起源のβ−グルクロニダーゼが
知られているか、この酵素も、クリチルリチンに作用さ
せた場合はングルクロン酸単位を端から1個ずつ切離し
、最終的に、グルクロン酸′2分子とグリチルレチン酸
1分子を生成させるものである。アグリフン部とジグル
クロン酸部分との結合部位で加水分解しン゛グルクロン
酸を生しさせる酵素は知られていなかった。
本発明者らは、従来のグリチルレチン酸の製造法力弓―
述のような欠点を持つものであったことに鑑み、グリチ
ルリチンのジグルクロン酸部分も有効に利用可能でしか
もグリチルレチン酸の収率もよいグリチルレチン酸の製
造法をめて研究を重ねtこ結果、この目的に適合する新
規な加水分解酵素を発見し、本発明を完成するに至った
。
述のような欠点を持つものであったことに鑑み、グリチ
ルリチンのジグルクロン酸部分も有効に利用可能でしか
もグリチルレチン酸の収率もよいグリチルレチン酸の製
造法をめて研究を重ねtこ結果、この目的に適合する新
規な加水分解酵素を発見し、本発明を完成するに至った
。
すなわち本発明は、糖成分としてノグルクロン酸を有す
る配糖体をそのアグリフン部とジグルクロン酸部分との
結合部位のみで加水分解する基質特異性を有する加水分
解酵素・ジグルクロニグーゼを用いてグリチルリチンを
加水分解することを特徴とするものである。
る配糖体をそのアグリフン部とジグルクロン酸部分との
結合部位のみで加水分解する基質特異性を有する加水分
解酵素・ジグルクロニグーゼを用いてグリチルリチンを
加水分解することを特徴とするものである。
ノグルクロニグーセはアスペルギルス・ニガーかその菌
体外に生産する酵素の中から本発明者らが初めて見いだ
して命名した酵素であって、次のような特性を有するも
のである。
体外に生産する酵素の中から本発明者らが初めて見いだ
して命名した酵素であって、次のような特性を有するも
のである。
■ グリチルリチンに作用させるとグリチルレチン酸を
生成するか、クルクロン酸は生成しない。本酵素処理物
を更に加水分解酵素・β−グルクロニダーゼで処理する
と初めて3− グルクロン酸か生成する。
生成するか、クルクロン酸は生成しない。本酵素処理物
を更に加水分解酵素・β−グルクロニダーゼで処理する
と初めて3− グルクロン酸か生成する。
■β−グルクロニダーゼの基質である1〕−二Fロフェ
ニルーβ−D−グルクロニドに作用させても加水分解は
起こらない。
ニルーβ−D−グルクロニドに作用させても加水分解は
起こらない。
■ 至適p+4 : 4. 、 O〜4.5安定なpi
((加熱40°C×1時間):4〜7(pH] (1、
f’、lで失活する)(1)至適温度:約、45°C 安定な温度(I+ I−15、(’、l 、加熱0.5
時間):約47°C以下(約58°C以上で失活する) ■ 分子量(Sept+adex G−200を用いた
ゲル濾過法による)象り] 5 0 、(l OO ■ 等電点:約5.7 この酵素は、有機炭素源および有機窒素源を含有する培
地でアスペルギルス・ニガーを培養すると、培養物中に
蓄積されるから、これを適当な精製手段により採取する
こと1こより製造することかできる。培養に用いるアス
ペルギルス・ニガーはなんて゛もよいか、その具体例を
示すと、アスペルギルス・二〃−Gl<M3(微工研菌
寄第7301号)、同IF0.10 、’l 3、同I
FO4(’)66、同IF04067などがある。培地
にはコーン人ティープリカー、大豆粕抽出物、牛肉4− エキス、フスマ、ポリペプトン、デンプン、シタ糖、ブ
ドウ糖、ミカン果皮、棟花、−け草抽出物なとの有機炭
素源および有機窒素源、その他、補助的な無機成分とし
て硝酸ナトリウム、炭酸カルシウムなどを添加しておく
ことか望ましい。培地1〕IIは5.0〜8.0が適当
である。上記の培地を用いて行うアスペルギルス・ニガ
ーの培養は、この菌の培養の常法に準じて行えばよい。
((加熱40°C×1時間):4〜7(pH] (1、
f’、lで失活する)(1)至適温度:約、45°C 安定な温度(I+ I−15、(’、l 、加熱0.5
時間):約47°C以下(約58°C以上で失活する) ■ 分子量(Sept+adex G−200を用いた
ゲル濾過法による)象り] 5 0 、(l OO ■ 等電点:約5.7 この酵素は、有機炭素源および有機窒素源を含有する培
地でアスペルギルス・ニガーを培養すると、培養物中に
蓄積されるから、これを適当な精製手段により採取する
こと1こより製造することかできる。培養に用いるアス
ペルギルス・ニガーはなんて゛もよいか、その具体例を
示すと、アスペルギルス・二〃−Gl<M3(微工研菌
寄第7301号)、同IF0.10 、’l 3、同I
FO4(’)66、同IF04067などがある。培地
にはコーン人ティープリカー、大豆粕抽出物、牛肉4− エキス、フスマ、ポリペプトン、デンプン、シタ糖、ブ
ドウ糖、ミカン果皮、棟花、−け草抽出物なとの有機炭
素源および有機窒素源、その他、補助的な無機成分とし
て硝酸ナトリウム、炭酸カルシウムなどを添加しておく
ことか望ましい。培地1〕IIは5.0〜8.0が適当
である。上記の培地を用いて行うアスペルギルス・ニガ
ーの培養は、この菌の培養の常法に準じて行えばよい。
目的とする酵素の生産は菌の増殖の定常期に起こるので
、通常は定常期に達したあと適当な時期に培養を打切る
。培養を終わった後は直ちに遠心分離して菌体を分離す
る。菌体を分離しただけの培養物でも、前述のようなジ
グルクロニグーゼとしての活性を示し、本発明の製法に
使用することかできるが、これを任意の手段により精製
すれば、より活性の強い酵素を得ることかできる。精製
手段としては酵素精製にしばしば採用される塩析、ゲル
濾過、限外濾過、イオン交換樹脂処理などが有効である
。
、通常は定常期に達したあと適当な時期に培養を打切る
。培養を終わった後は直ちに遠心分離して菌体を分離す
る。菌体を分離しただけの培養物でも、前述のようなジ
グルクロニグーゼとしての活性を示し、本発明の製法に
使用することかできるが、これを任意の手段により精製
すれば、より活性の強い酵素を得ることかできる。精製
手段としては酵素精製にしばしば採用される塩析、ゲル
濾過、限外濾過、イオン交換樹脂処理などが有効である
。
ジグルクロニグーゼは、冷蔵庫で保存した場合、数十日
IiI]安定であり、冷凍庫では更に長期間保存するこ
とができる。
IiI]安定であり、冷凍庫では更に長期間保存するこ
とができる。
ングルクロニダーゼによる加水分解に用いるグリチルリ
チンとしては、グリチルリチン酸のほか、そのアンモニ
ウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩などの水溶性塩か適
当である。原料のグリチルリチンは、濃度約20%以下
の水溶液または懸濁液にし、液のp l七ま約4.0〜
7.C)に調整しておく。
チンとしては、グリチルリチン酸のほか、そのアンモニ
ウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩などの水溶性塩か適
当である。原料のグリチルリチンは、濃度約20%以下
の水溶液または懸濁液にし、液のp l七ま約4.0〜
7.C)に調整しておく。
ジグルクロニグー七による加水分解反応の温度は25〜
50°Cか適当であり、特に好ましいのは、40〜50
’Cである。
50°Cか適当であり、特に好ましいのは、40〜50
’Cである。
反応終了後、反応液を酢酸エチル、クロロホルム、ジク
ロルメタン等の有機溶媒で抽出処理すると、有機溶媒層
にグリチルレチン酸を、水層にジグルクロン酸を、それ
ぞれ得ることか゛でとる。
ロルメタン等の有機溶媒で抽出処理すると、有機溶媒層
にグリチルレチン酸を、水層にジグルクロン酸を、それ
ぞれ得ることか゛でとる。
ジグルクロニダーゼによるグリチルリチンの加水分解は
、上述のような溶液状態で行うほか、酵素をガラスピー
ズ、K−カラギーナン、アルギン酸、SP−セファデン
クスC−50等に固定したものを充填したカラムを用意
し、ここにグリチルリチン溶液を流して連続的にイ〒う
こともで外る。
、上述のような溶液状態で行うほか、酵素をガラスピー
ズ、K−カラギーナン、アルギン酸、SP−セファデン
クスC−50等に固定したものを充填したカラムを用意
し、ここにグリチルリチン溶液を流して連続的にイ〒う
こともで外る。
以−1−のような本発明によるグリチルレチン酸の製造
法は、」]草油抽出に簡単な精製を施しただけの柑グリ
チルリチンを原料としでも高収率をあげることかでき、
また副反応を生ヒないから、製品の精製か容易である。
法は、」]草油抽出に簡単な精製を施しただけの柑グリ
チルリチンを原料としでも高収率をあげることかでき、
また副反応を生ヒないから、製品の精製か容易である。
しかも、グリチルレチン酸とともに2グルクロン酸をも
取得することかでと、ノグルクロン酸は医薬品原料、甘
味配糖体原料、健康食品原料等の用途か期待されるので
、グリチルリチンかむだなく利用されるという長所かあ
る。まtこ古くから食品製造に利用されていて安全性の
点で心配のないアスペルギルス・ニガーの生産する酵素
を使用する製法であることも、医薬品、食品等の原料と
なるグリチルレチン酸およびノグルクロン酸の製造法と
してはきわめて有利な点である。
取得することかでと、ノグルクロン酸は医薬品原料、甘
味配糖体原料、健康食品原料等の用途か期待されるので
、グリチルリチンかむだなく利用されるという長所かあ
る。まtこ古くから食品製造に利用されていて安全性の
点で心配のないアスペルギルス・ニガーの生産する酵素
を使用する製法であることも、医薬品、食品等の原料と
なるグリチルレチン酸およびノグルクロン酸の製造法と
してはきわめて有利な点である。
以下実施例を示して本発明を説明するか、各側において
、パ%″は重量%を意味し、また酵素活性の測定は次の
方法により行なった。
、パ%″は重量%を意味し、また酵素活性の測定は次の
方法により行なった。
屏氷盾外0赳定広
適当に希釈した試料液1011と5mM−グリチルリチ
ン酸モノアンモニウム溶液(+) l−15、t)の酢
酸緩衝液に溶解したもの)1011とを混合し、/If
l’Cで1時間反応させたのも反応液2(1/J lを
とり、高速液体クロマトグラフィーによりグリチルレチ
ン酸生成量をめる。上記条件で1分間に1μモルのグリ
チルリチン酸塩を変化させる酵素量を1単位とする。
ン酸モノアンモニウム溶液(+) l−15、t)の酢
酸緩衝液に溶解したもの)1011とを混合し、/If
l’Cで1時間反応させたのも反応液2(1/J lを
とり、高速液体クロマトグラフィーによりグリチルレチ
ン酸生成量をめる。上記条件で1分間に1μモルのグリ
チルリチン酸塩を変化させる酵素量を1単位とする。
実施例 1
コーンステイープリカー2.5%、大豆粕アルカリ抽出
物2.5%、塊花粉末1.0%、炭酸カルシウム0.5
%、残部蒸留水からなる培地(pl45 、8 )を7
0m1ずっ50 (,1111l坂ロフラスフ140本
に分注し、12 (1℃で15分間加熱して滅菌する。
物2.5%、塊花粉末1.0%、炭酸カルシウム0.5
%、残部蒸留水からなる培地(pl45 、8 )を7
0m1ずっ50 (,1111l坂ロフラスフ140本
に分注し、12 (1℃で15分間加熱して滅菌する。
冷却後、アスペルギルス・ニガーGRM3(@工研菌寄
第73(11号)を1白金耳ずつ植菌し、27°Cで4
日間、毎分120回の往復振どう培養を行う。培養終了
後、培養液を集め、10 、 f) OOXσで20分
間遠心分離を行い菌体な除去する。得られた」二清に硫
酸アンモニウムを60%飽和になるまで添加し、生した
沈殿を濾集して0 、2 M−酢酸緩衝液(p II
/l 、 5 fi )に溶解し、0.2M−酢酸緩衝
液(pH4,50)で透析を行う。透析後、S P −
S el)l+adex C−5(lのカラム(直径3
0口110、高さ660 vn)に吸着させ、次いで0
〜0.6M−NaC1の濃度、−う配を持つ0.02M
−酢酸緩衝液(pH4,5(+)で傾斜溶離する。溶離
液について前記酵素活性の測定法に準してジグルクロニ
ダーゼ活性の有無を調べ、活性か認められる7ラクシヨ
ンを集めて限外濾過濃縮を行い、次いで透析を行い、更
にS ephadex G −20(lのカラム(直径
2 (1ml+1、高さ980111111)を用いて
ゲル濾過(0,02M−酢酸緩衝液; pi−14、5
0)を行う。ゲル濾過後、濃縮透析を行い、次いで・p
l−13、(1〜10.0のキャリヤーアンホラインを
用いてjLα電気泳動を行う。
第73(11号)を1白金耳ずつ植菌し、27°Cで4
日間、毎分120回の往復振どう培養を行う。培養終了
後、培養液を集め、10 、 f) OOXσで20分
間遠心分離を行い菌体な除去する。得られた」二清に硫
酸アンモニウムを60%飽和になるまで添加し、生した
沈殿を濾集して0 、2 M−酢酸緩衝液(p II
/l 、 5 fi )に溶解し、0.2M−酢酸緩衝
液(pH4,50)で透析を行う。透析後、S P −
S el)l+adex C−5(lのカラム(直径3
0口110、高さ660 vn)に吸着させ、次いで0
〜0.6M−NaC1の濃度、−う配を持つ0.02M
−酢酸緩衝液(pH4,5(+)で傾斜溶離する。溶離
液について前記酵素活性の測定法に準してジグルクロニ
ダーゼ活性の有無を調べ、活性か認められる7ラクシヨ
ンを集めて限外濾過濃縮を行い、次いで透析を行い、更
にS ephadex G −20(lのカラム(直径
2 (1ml+1、高さ980111111)を用いて
ゲル濾過(0,02M−酢酸緩衝液; pi−14、5
0)を行う。ゲル濾過後、濃縮透析を行い、次いで・p
l−13、(1〜10.0のキャリヤーアンホラインを
用いてjLα電気泳動を行う。
12月−の方法でジグルクロニグーゼの製造と精製を行
い、ディスク電気泳動上単一の精製酵素液(38,7単
位/ III + ) 2 m 18− を得た。
い、ディスク電気泳動上単一の精製酵素液(38,7単
位/ III + ) 2 m 18− を得た。
次に、」−記と同様の精製を限外濾過濃縮まで行なった
中間精製品を用いて、グリチルリチン酸モノアンモニウ
ム(純度98 、 (:1%)の加水分解を行なった。
中間精製品を用いて、グリチルリチン酸モノアンモニウ
ム(純度98 、 (:1%)の加水分解を行なった。
グリチルリチン酸塩はpH4,8の(1,5%溶液とし
、その3000mlに、上記ジグルクa ニグーゼ4
Ofit位を添加して45°Cに保った。24時間後に
反応を打切り、高速液体クロマトグラフィーによりグリ
チルレチン酸の生成量をめたところ、理論量の98.2
%であった。反応液をクロロホルム3 (’l (l
mlで3回抽出し、クロロホルム層を集めて:威圧濃縮
し、得られた固形物をメチルアルコールで再結晶精製し
てグリチルレチン酸7.3gを得た。このグリチルレチ
ン酸は、薄層クロマトグラフィーにおいて単一のスボン
トを与え、高速液体クロマトグラフィーによる分析で9
9.4%の純度を示し、旋光度[αli、’ = 16
1、f)(文献値163.11)であった。
、その3000mlに、上記ジグルクa ニグーゼ4
Ofit位を添加して45°Cに保った。24時間後に
反応を打切り、高速液体クロマトグラフィーによりグリ
チルレチン酸の生成量をめたところ、理論量の98.2
%であった。反応液をクロロホルム3 (’l (l
mlで3回抽出し、クロロホルム層を集めて:威圧濃縮
し、得られた固形物をメチルアルコールで再結晶精製し
てグリチルレチン酸7.3gを得た。このグリチルレチ
ン酸は、薄層クロマトグラフィーにおいて単一のスボン
トを与え、高速液体クロマトグラフィーによる分析で9
9.4%の純度を示し、旋光度[αli、’ = 16
1、f)(文献値163.11)であった。
また、水層側を水酸化す) IJウムで用1和後、凍結
乾燥し、ジグルクロン酸6.2gを得た。なお反応生成
物からグルクロン酸は検出されなかった。
乾燥し、ジグルクロン酸6.2gを得た。なお反応生成
物からグルクロン酸は検出されなかった。
実施例 2
コーンステイープリカー3.5%、脱脂大豆粉末2.0
%、棟花粉末1 、0%、炭酸カルシウム1.0%、残
部蒸留水からなる培地(+)l−15、8) 7 (l
mlを500II11坂口7ラスフにとり、120℃
で15分iI加熱して滅菌する。冷却後、アスペルギル
ス・ニガーを1白金耳稙菌し、27℃で3日間、毎分1
1()回の往復振どう培養を行う。
%、棟花粉末1 、0%、炭酸カルシウム1.0%、残
部蒸留水からなる培地(+)l−15、8) 7 (l
mlを500II11坂口7ラスフにとり、120℃
で15分iI加熱して滅菌する。冷却後、アスペルギル
ス・ニガーを1白金耳稙菌し、27℃で3日間、毎分1
1()回の往復振どう培養を行う。
培養終了後、培養液を10,0OOX(Jで20分間遠
心分離することにより菌体を除去し、粗酵素液を得る。
心分離することにより菌体を除去し、粗酵素液を得る。
得られた訂1酵素液1mlをとり、これに5mM−グリ
チルリチン酸モノアンモニウム溶液(pH5,(1の酢
酸緩衝液に溶解したもの)imlを加え、40℃で1時
間反応させたのち生成したグリチルレチン酸を定量する
。
チルリチン酸モノアンモニウム溶液(pH5,(1の酢
酸緩衝液に溶解したもの)imlを加え、40℃で1時
間反応させたのち生成したグリチルレチン酸を定量する
。
」1記のジグルクロニグーゼ製造試験において、培養に
用いるアスペルギルス・二〃−としてGRM3(実施例
1で用いたもの)その池1(〕種類の標準株を用いて得
られた結果を第1表に示す。
用いるアスペルギルス・二〃−としてGRM3(実施例
1で用いたもの)その池1(〕種類の標準株を用いて得
られた結果を第1表に示す。
第 1 表
GRM3 0,94
1(−) 4043 1.54
IFQ =1066 1 .80
Tf二”040671,63
]FO40680,96
IFO4,0910,90
IFO4,3431,00
IFO63420,66
HINT 2(1541,00
1(LIT 2o55 Llll
HUT 2078 1.(’)1
実施例 3
11草根3 +) o gを粉砕し、温水3000+1
11で2回抽出して得られた抽出液を3 t) (l
mlまで減圧濃縮し、DHを5.5に調整した。この濃
縮液(グリチルリチン酸含有量12g)に、実施例1で
用いjこのと同しジ゛グルクロニダーゼ150単位を加
え、45°Cに保った。24時間後に反応を打切り、高
速液11一 体クロマトグラフィーによりグリチルレチン酸の生成量
をめたところ、理論量の98.0%であった。反応液を
クロロホルム]00m1で3回抽出し、クロロホルム層
を集めて減圧濃縮し、得られた固形物をメチルアルコー
ルで再結晶精製して、グリチルレチン酸6.1gを得た
。このグリチルレチン酸は、高速液体クロマトグラフィ
ーによる分析で98.0%の純度を示し、旋光度[α)
9°=159.3であった。
11で2回抽出して得られた抽出液を3 t) (l
mlまで減圧濃縮し、DHを5.5に調整した。この濃
縮液(グリチルリチン酸含有量12g)に、実施例1で
用いjこのと同しジ゛グルクロニダーゼ150単位を加
え、45°Cに保った。24時間後に反応を打切り、高
速液11一 体クロマトグラフィーによりグリチルレチン酸の生成量
をめたところ、理論量の98.0%であった。反応液を
クロロホルム]00m1で3回抽出し、クロロホルム層
を集めて減圧濃縮し、得られた固形物をメチルアルコー
ルで再結晶精製して、グリチルレチン酸6.1gを得た
。このグリチルレチン酸は、高速液体クロマトグラフィ
ーによる分析で98.0%の純度を示し、旋光度[α)
9°=159.3であった。
代理人 弁理士 板弁−朧
12−
Claims (3)
- (1)糖成分としてジグルクロン酸を有する配糖体をそ
のアグリコン部とングルクロン酸部分との結合部位のみ
で加水分解する基質特異性を有する加水分解酵素・ジグ
ルクロニダーゼを用いてグリチルリチンを加水分解する
ことを特徴とするグリチルレチン酸の製造法。 - (2)ジグルクロニダーゼがアスペルギルス・ニガーの
培養物から採取されたものである特許請求の範囲第1項
記載の製造法。 - (3)ジグルクロニダーゼによる加水分解をpH4,0
〜7.()で行う特許請求の範囲第1項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1828584A JPS60163895A (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | グリチルレチン酸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1828584A JPS60163895A (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | グリチルレチン酸の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60163895A true JPS60163895A (ja) | 1985-08-26 |
Family
ID=11967355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1828584A Pending JPS60163895A (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | グリチルレチン酸の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60163895A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2616800A1 (fr) * | 1987-06-16 | 1988-12-23 | Pernod Ricard | Production d'une enzyme du type bglucuronidase, hydrolyse de la glycyrrhizine et production d'acide 18 b-glycyrrhetinique |
-
1984
- 1984-02-06 JP JP1828584A patent/JPS60163895A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2616800A1 (fr) * | 1987-06-16 | 1988-12-23 | Pernod Ricard | Production d'une enzyme du type bglucuronidase, hydrolyse de la glycyrrhizine et production d'acide 18 b-glycyrrhetinique |
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