JPS60162334A - デ−タ伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はデータ伝送装置に関し、特に接続相手通知機能
を持つ交換網を介してデータ伝送を行うところの、複数
のデータ伝送制御手順選択機能を有するデータ伝送装置
に関する。

〔発明の背景〕

第１図は、従来の公衆電話網を利用したデータ伝送シス
テムの全体構成を示すブロック図である。

データ伝送システムは、電子計算機システム１１、通信
制御装置１２、電話交換網１３、相手データ伝送装Ｗ１
４〜Ｉ６で構成されている。上記構成のデータ伝送シス
テムにおいて、相手データ伝送装置１４〜１６は、それ
ぞれデータ伝送制御手順が異なる機種の場合がある。こ
の場合、電子計算機システム１１より相手データ伝送装
置１４〜１６のいずれかにダイヤルをして電子計算機シ
ステム１１と相手データ伝送装置１４〜１６のいずれか
と接続し、データ伝送を行う場合、一般に電子計算機シ
ステム１１は相手データ伝送装置がどのようなデータ伝
送制御手順をサポートしているかがわかるようになって
いるため、それに合ったデータ伝送制御手順でデータを
伝送してやれば良いから問題はない。しかし、相手デー
タ伝送装置１４〜１６からダイヤルされて接続される場
合は、接続完了後にしか接続相手方を確定することがで
きない。そのため、機種の異なる相手データ伝送装置１
４〜１６と電子計算システム１１との間でデータの送受
をするためには、相手データ伝送装置１４〜１６のデー
タ伝送制御手順に対応した回線設備１７〜１８と、着信
用のダイヤル番号区分手段が必要であった。

上記のように、従来のデータ伝送システムにおいては、
電子計算機システム１１が複数のデータ伝送制御手順を
サポートできるようになるためには、複数の回線設備お
よび複数の着信用のダイヤル番号を区別する手段を設け
る必要があり、システムが高価となるという欠点があっ
た。

〔発明の目的〕

本発明は上述の点にかんがみてなされたもので、接続相
手通知機能を持った交換網において、１つの回線設備で
機種の異なる相手データ伝送装置とデータ伝送が可能な
データ伝送装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明の要点は、１つの回線設備でデータ伝送制御手順
の異なる相手データ伝送装置とデータの送受が可能とす
るため、相手データ伝送装置と接続されたとき、交換網
より通知される相手識別データにより、相手データ伝送
装置との間であらかじめ決められたデータ伝送制御手順
を選択してデータ伝送ができるようにした点にある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図は本発明の一実施例をなす接続相手通知機能を持
つ交換網を介してデータ伝送を行うデータ伝送装置と相
手データ伝送装置とからなるデータ伝送システムの構成
を示すブロック図である。

同図において、１０１は電子計算機システムであり、該
電子計算機システム１０１は、ダイヤル接続機構１０２
、データ送受信機構１ｏ３．相手識別・手順機構選択機
構１０４、伝送制御手順機構１０５とから構成される。

１０６は網制御装置、１０７は相手通知機能を持つ交換
網、１０８は相手データ伝送装置である。

第３図は交換網１０７から発せられる相手識別情報を示
すフォーマットであり、図中ｎは０〜９の数字（ダイヤ
ル番号）を示す。

第４図は、相手識別・手順機構選択機構が有する変換テ
ーブルであり、相手データ伝送装置のダイヤル番号に対
応して、データの伝送制御手順が記憶されている。

次に上記データ伝送システムの動作を第５図のフローチ
ャートに基づいて説明する。

電子計算機システム１０１は、相手データ伝送装置１０
８よりダイヤルされると、ダイヤル接続機構１０２を介
して接続完了直後（ステップ２０１）、接続された相手
データ伝送装置１０８の通知機能を持つ交換網１０７よ
り、第３図に示す相手先識別情報の通知を受ける（ステ
ップ２０２）。電子計算機システム１０１で受信された
相手識別情報を持つデータは、データ送受信機構１０３
を介して、まず相手識別・手順機構選択機構１０４に渡
される。相手識別・手順機構選択機構１０４は、第４図
に示すあらがしめ定義された変換テーブルを参照して、
当該接続された相手データ伝送装置１０８に最適なデー
タ伝送制御手順を検出し、該データ伝送制御手順を実行
する伝送制御手順機構１０５を選択する（ステップ２０
３）。選択された伝送制御手順機構１０５は、以降その
機構が持っているデータ伝送制御手順に従ってデータ送
受信機構１０３、網制御装置１０６、交換網１０７を介
して接続中の相手データ伝送装置１０８とデータ伝送を
実行する（ステップ２０４）。データ伝送が完了したと
き、網との接続を断ち、次のダイヤル要求が生じるのを
電子計算機システム１０１は待つ。

上記実施例によれば、ダイヤル接続完了直後に、相手デ
ータ伝送装置１０８の識別情報を交換網１０７から電子
計算機システム１０１に通知することにより、相手識別
・手順機構選択機構１．０４が複数の伝送制御手順機構
１０５の内、当該接続相手データ伝送装置のデータ伝送
制御手順を有する機構を選択しデータ伝送を実行するの
で、たとえば、　Ｊ　ＣＡ　（Ｊａｐａｎ　Ｃｈａｉｎ
−ｓｒ−ｏｒｅ　Ａｓ５ｃｃｉａｊｉｏｎ）手順＋ＤＥ
Ｓ　（Ｄａｔａ　Ｅｎｔｒｙ　Ｓｙｓｔｅｍ）計算機関
手順のように異なる伝送制御手順を持つデータ伝送装置
との接続を１つの回線設備で実現することが可能となる
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、従来の電子計算
機システム等に相手識別・手順機構選択機構を設けるこ
とにより、１つの回線設備で複数の伝送制御手順を持つ
複数のデータ伝送装置が接続可能となり、回線設備の費
用を減らすという優れた効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の公衆電話網を利用したデータ伝送システ
ムのブロック図、第２図は本発明による公衆電話網を利
用したデータ転送システムのブロック図、第３図は相手
識別情報のフォーマットを示す図、第４図は変換テーブ
ルを示す図、第５図は電子計算機システムの動作を示す
フロー図である。 １０１・・・電子計算機システム、１０２・・・ダイヤ
ル接続機構、１０３・・・データ送受信機構、１０４・
・・相手識別・手順機構選択機構、１０５・・・伝送制
御手順機構、１０６・・・網制御装置、１０７・・・交
換網、１０８・・・相手データ伝送装置。 言 １０日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ダイヤル接続機構とデータ送受信機構と複数の伝送制御
   手順機構を有するデータ伝送装置において、複数の相手
   データ伝送装置に対応するデータ伝送制御手順を記憶す
   る記憶手段を有し、相手データ伝送装置によりダイヤル
   接続完了後、交換網から通知される相手識別データより
   前記記憶手段を参照して当該接続相手データ伝送装置の
   データ伝送制御手順を検知し、前記複数の伝送制御手順
   機構の内、該検知したデータ伝送制御手順でデータを伝
   送する伝送制御手順機構を選択することを特徴とするデ
   ータ伝送装置。