JPS60160915A - 薄型狭部空間利用スライド式三面鏡 - Google Patents

薄型狭部空間利用スライド式三面鏡

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JPS60160915A
JPS60160915A JP1503084A JP1503084A JPS60160915A JP S60160915 A JPS60160915 A JP S60160915A JP 1503084 A JP1503084 A JP 1503084A JP 1503084 A JP1503084 A JP 1503084A JP S60160915 A JPS60160915 A JP S60160915A
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JP
Japan
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frame
mirror
adjustment
sided mirror
rail
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Pending
Application number
JP1503084A
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Inventor
石原 則末
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、家屋内における薄型狭部空間を利用したス
ライド式の三面鏡に関するものである。
一般に家屋内におけるドアや戸、障子等が位置する部分
は人が出入りするので有効に活用されている。また各室
内の絨鍛や畳或いは床板等が敷かれている部分も用途別
に合わせて有効に活用されている。しかし上記以外の室
内の周囲で例えば押入の襖と内部中段床部との間や和タ
ンス、洋服タンス等による家具や建具の裏側にあたる空
間は未使用のままに放置されている。この空間は、上記
の出入部署や床部を構成するために設置された上部横材
と下部横材間にあたる未使用の薄型狭部空間である。
上記中の特に襖と押入の内部中段床部との空間は、家屋
建築における標準様式によって施工されているため、従
来から止むをえない空間として放置されていた。
しかし日本建築は部屋の構成が単純化されていて、同一
室内を多目的に活用することが可能なように構成されて
いる。従って三面鏡のような大型家具を室内に露出状に
配置した場合は、部屋を有効に活用できないという問題
点があった。
この発明は上記の間鮪点を解決するためになされたもの
であり、その目的とするところは、従来から未使用のま
まに放置されていた押入の襖と内部中段床部との間また
は家具と壁或いは家具とパネル等との間にあたる空域帯
を積極的に活用することにより、この空域帯に出没可能
に配置できて、生活の機能を高めるとともに、日本間の
伝統美が堅持され、かつ空域帯の活用による家屋使用の
経済効率を大幅に向上できる薄型狭部空間利用スライド
式三面鏡を提供することにある。
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図から第5図までに示すように、天井から少し下に
配置されている鴨居等による上部横材Aと、この上部横
材Aに対応するように配置されている法例の敷居等によ
る図示しない下部横材との間で、その前部には図示しな
い襖が開閉可能に配置され、また後部には同様に図示し
ない内部中段部が位置する押入の内側空域帯には次に示
す薄型狭部空間利用によるスライド式の三面鏡が配置さ
れている。上記による三面鏡は次のように構成されてい
る。すなわち押入の鴨居と同じ長さに形成された帯状金
属板で、その縦断面は下端を起立したほぼコ字形に屈曲
され、この下端起立によるコ字形の前端側角部は後記す
る調整上枠3の上端面が通過可能となる細長の開口部に
形成されたレール1が、レール大部位置に対するL字形
取付金具7の当接と、この金具7位置からの取付木ネジ
18による蝙挿をもって、鴨居等による上部横材Aの襖
が収嵌される溝位置の後部天面に、長手方向に平行する
様態をもって固着されている。そしてこのレール1の前
部側には上記レール1に近い長さに形成された横長の帯
状板による前面カバー9が、前記の取付金具7に対する
取付皿ネジ20の幌挿をもって一体的に固着されている
。また上記前面カバー9の左右端内側位置には、この前
面カバー9と上下幅が同じの帯状板による短尺に形成さ
れた同形2体の関節カバー10が、取付皿ネジ20の位
置における長孔の嵌合をもって左右の移動可能により収
嵌されている。なおこの各調節カバー10は、レール1
を上部横材Aに固着した場合、この位置の押入の左右部
に配置されている図示しない柱に対してその側の端末部
を当接し、これによって前面カバー9と左右調節カバー
10が上記柱間の全域に位置するように配置されている
前記態様によるレール1の内部には縦断面がほぼ6字形
で、その上面部には支軸リベット8のカシメにより戸車
2を間隔的に配置した調整上枠3が、上端部を前記した
レール1の前面側下端開口部からこのレール1内に摺動
可能に収嵌され、上記戸車2の走行により左右の移動が
可能のように懸垂されている。この調整上梓30下身部
は底部と後部面の一端を開放した内部中空体に形成され
ている。そしてこの中空内部位置には上身部が一連のU
字形となり、また上身部は三面鏡の中央鏡が位置するこ
とになる中間帯が逆U字形で、その左右下身部は後部に
受け板4bを垂設する態様により一体化した形状の調整
下枠4が、正位U字形上身部による高さ調整部4aの挿
嵌と、この調整部4a内へ収嵌する後記の高さ調節装置
Bをもってする上下方向への寸法調整とにより組着され
て、一体左右移動が可能のように配置されている。なお
高さ関節装置Bの上部および下部は取付ネジ19により
調整上枠3および調整下枠4にそれぞれ取付けられてい
る。
上記の調整下枠4内に収嵌する高さ調節装置Bは次のよ
うに形成されている。すなわち第1図および第2図に示
すように、この高さ調節装置Bは、同形2体のガイド枠
12.13.はぼ同形のスライド中子14.15および
調節ネジ16とにより一括体に組成されている。まずガ
イド枠12,13は、共に金属板を上記調整下枠4の高
さ調整部4a内に収嵌可能な幅のU字形に屈曲されて、
側面視的にはほぼ二等辺三角形の山形状に形成されてい
る。このガイド枠12,13内にはネジ孔を有する中子
12a、13aが嵌入されている。そして双方ともに斜
辺面の縁部近くには・前記スライド中子14.15の各
凸部の挿入が可能となるガイド孔(いずれも図示せず)
が、への字形に貫設されている。また双方の各縦面には
共に同心状となる2体宛の図示しない取付孔が設けられ
ている。
上記のガイド枠12.13は、上下の対向状に配置され
たのち、双方の各一方側内には台形の中心部に調節ネジ
16の挿通が可能となる図示しない孔部を貫設したスラ
イド中子14が、この側の斜片に沿って左右の摺動が可
能なように挿入されている。また各他方側内には同様の
台形で、その中心部には調節ネジ16の螺挿が可能とな
る図示しないネジ孔を設けたスライド中子15が、この
側の斜片に沿って左右の摺動が可能となるように挿入さ
れている。そしてこの態様によるスライド中子14.1
5の各中心部に設けられた図示しない孔部からネジ孔に
かけては長尺な調節ネジ16が、スライド中子14の孔
部に対しては抜は止めをもって貫通し、またスライド中
子15のネジ孔に対してはネジ部の蚊合により挿通され
ている。
上記により調節ネジ16を螺進方向に旅回した場合は、
両中子14.15がその側毎の図示しないガイド孔に沿
って対向状に前進し、第1図および第2図に示す最低高
さ状態から図示しない最高高さ状態に至る間の任意の高
さ調整が可能なように構成されている。
上記による高さ調節装置Bは、前記した調整上枠3と調
整下枠4の左右端に近い内部に上下面から取付ネジ19
が螺挿されて、上下方向に対する伸縮により高さ調整が
可能となる態様に形成されている。そしてこの同形2体
による高さ調節装置Bは上記位置に左右対称状に収嵌配
置されている。
なお上記による調整下枠4の左右端に近い外部底面位置
には第1図、第2図および第5図に示すように、小片金
属板を2段の平行面に屈曲して、その下段面の中央帯に
は断面がV字形の係止部17aを形出したストンバー1
7が、前記の取付ネジ19による締付けをもって固着さ
れている。
次に前記態様による調整下枠4の逆位U字形による下寿
部内には三面鏡を構成する上下枠位置に正面部は固定態
となり、また左右部は屈折が可能となる横枠5aを配置
し、三面鏡の左右端には上記横枠5aと同幅の縦枠5b
を、角部における密接と上下方向からのタフピングネジ
22による頓挿をもって組着するとともに、上記三面鏡
の正面部と左右部の背面位置には三面鏡の境界部分に同
形2体宛の縦型帯状板を配置し、かっこの帯状板の内側
上下位置には蝶番11を各取付皿ネジ24とこのネジ2
4に対する外部からのナンド25による締付けおよび裏
面側からの取付ネジ23の螺挿とにより縦枠兼用裏板5
cを裏打ち状に固着してなる一括体の三面鏡枠5が、正
面部が接触する受け板4bの中央裏面から挿入された取
付ネジ21の締付けをもって一体的に懸垂されている。
この場合三面鏡枠5の左右部は、上記蝶番11を支点と
して第6図のように前後の揺動が可能となるように構成
されている。また上記の左右部が閣整下経4の受け板4
bに当接した際、上記枠5の頭部に形成された係合溝5
d内には前記したストッパー17の係止部17aが弾性
的に嵌入するように構成されている。上記による三面鏡
枠5の内部には正面鏡と左右部との3枚1組による三面
鏡用の鏡板6が、その部署毎の上記枠5内に区分的に収
嵌組着されている。この態様による鏡板6付の三面鏡枠
5は、その横幅が前記したレール1の半分の長さ、すな
わち襖1枚分に近い幅に形成されていて、戸車2の転勤
により、不使用時には他方側の襖の裏側へ上下枠3,4
と一体的に収納しておき、また使用時にはその他方側の
襖の裏側から三面鏡の使用のために開いた一方側襖の開
口部位置へ移動が可能となるように配置されている。
次に作用を説明する。
上記の構成により、通常三面鏡は押入の頻繁に開閉しな
い側にあたる襖の裏側空域帯内に収納しているため、従
来放置されていた上記空間を有効に活用することができ
る。また前記の三面鏡枠5に手を掛けてこれを襖を開い
た側の押入の開放部分に引き出すことにより、スペース
を要することなく、通常の鏡台形による三面鏡と同様に
、全身の正面および左右部の写しが可能な三面鏡として
使用することができる。さらに調整下枠4内には高さ調
節装置Bが収納され、かつ前面カバー9の左右端内には
横幅伸縮操作が可能な調節カバー10が収嵌されている
ため、どのサイズによる押入内の前記位置に設置しても
、その位置毎の柱間の空域帯内に合致する三面鏡として
上記の薄型狭部空間を最も有効に活用することができる
なお上記の実施例においては、三面鏡を押入内の襖と内
部中段床部間の空域帯に設置するようにしたが、この発
明は上記の実施例に限定することなく、例えば和タンス
、洋服タンス等による家具や建具の裏側にあたる空間に
設置することより、この種の未使用域空間を有効に活用
できるものである。また前記の実施例では三面鏡枠5内
に鏡板6を区分的に装入して三面鏡として使用するよう
にしたが、この発明は上記の実施例に限定されることな
く、例えば三面鏡枠5内に鏡板6の代わりに黒板等を収
納することにより、これを家族間の日常必要な生活情報
の伝達板として活用することができる等の広範囲な利用
価値がある。
以上に説明したようにこの発明は、全体を薄型枠体に形
成したことにより、三面鏡や情報伝達板として押入の襖
の背後空間や家屋或いは建具等の背部横木間空域帯に容
易確実に設置できて未使用のままに放置されていたこれ
らの空間を有効に活用することができるので、生活の機
能を高めることができるとともに、三面鏡や情報伝達板
として使用するとき以外は、押入の襖や家具或いは建具
等の内側に位置して外部からは見えないため、部屋の構
成が単純化された日本間の伝統美が堅持され、かつ上記
空域帯の活用により、家屋使用の経済効率を大幅に向上
できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による薄型狭部空間利用スライド式三
面鏡の一部正面を含む上身部右側を示す正面図、第2図
は第1図を含む同三面鏡の上身部を示す縦断側面図、第
3図は同三面鏡の一部正面を含む下寿部右側を示す正面
図、第4図は第3図の縦断側面図、第5図は第2図の下
端部と第4図1・・・ レール 2・・・ 戸車 3・・・ 調整上枠 4・・・ 調整下枠5・・・ 三
面鏡枠 6・・・ 鏡板 12.13・・・ ガイド枠 14.15・・・ スライド中子 16・・・ 6周節ネジ 17・・・ ストッパー第1
m 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上部に前面カバー付のレールを配置し、該レールの直下
    位置には調整上枠と調整下枠とを双方の嵌合内部に高さ
    調節装置を収嵌した組着様態をもって左右移動可能に懸
    垂するとともに、上記調整下枠の下端部には正面部枠の
    左右に配置した蝶番を支点として該蝶番の外方左右部枠
    が前方への揺動可能となる三面鏡枠を、上記正面部枠位
    置における固着をもって一体移動可面に懸垂組着し、か
    つ上記三面鏡枠内には正面部と左右部とが別体の鏡板を
    区分的な配置により収装してなることを特徴とする薄型
    狭部空間利用スライド式三面鏡。
JP1503084A 1984-02-01 1984-02-01 薄型狭部空間利用スライド式三面鏡 Pending JPS60160915A (ja)

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JPS60160915A true JPS60160915A (ja) 1985-08-22

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ID=11877432

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JP1503084A Pending JPS60160915A (ja) 1984-02-01 1984-02-01 薄型狭部空間利用スライド式三面鏡

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