JPS60159087A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JPS60159087A
JPS60159087A JP59014848A JP1484884A JPS60159087A JP S60159087 A JPS60159087 A JP S60159087A JP 59014848 A JP59014848 A JP 59014848A JP 1484884 A JP1484884 A JP 1484884A JP S60159087 A JPS60159087 A JP S60159087A
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used

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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明は、光記録媒体、特にヒートモードの光記録媒体
の記録方法に関する。
先行技術 光記録媒体は、媒体と書き込みないし読み出しヘンドが
非接触であるので、記録媒体が摩耗劣化しないという特
徴をもち、このため、種々の光記録媒体の開発研究が行
われている。
このような光記録媒体のうち、暗室による現像処理が不
要である等の点で、ヒートモード光記録媒体の開発が活
発になっている。
このヒートモードの光記録媒体は、記録光を熱として利
用する光記録媒体であり、その1例として、レーザー等
の記録光で媒体の一部を融解、除去等して、ピットと称
される小穴を形成して書き込みを行い、このピットによ
り情報を記録し、このピットを読み出し光で検出して読
み出しを行うピッI・形成タイプのものがある。
このようなピッI・形成タイプの媒体、特にそのうち、
装置を小型化できる半導体レーザーを光源とするものに
おいては、これまで、Teを主体とする材料を記録層と
するものが大半をしめている。
しかし、近年、Te系材料が有害であること、そしてよ
り高感度化する必要があること、より製造コストを安価
にする必要があることから、Te系にかえ、色素を主と
した有機材料系の記録層を用いる媒体についての提案や
報告か増加している。
例えば、He−Neレーザー用としては、スクワリリウ
ム色素〔特開昭5f3−48221号 V。
B、 Jipson and C,R,Jones、J
、Vac、Sci。
Technol、、 18 (1) 105 (+98
1) )や、金属フタロシアニン色素(特開昭57−8
2094号、同57−82085号)などを用いるもの
がある。
また、金属フタロシアニン色素を半導体レーザー用とし
て使用した例(特開昭517−H795号)もある。
これらは、いずれも色素を蒸着により記録層薄1模とし
たものであり、媒体製造上、Te系と大差はない。
しかし、色素蒸着nりのレーザーに対する反射率は一般
に小さく、反射光量のピットにょる′変化(減少)によ
って読み出し信号をうる、現在行われている通常の方式
では、大きなS/N比をうろことができない。
また、記録層を担持した透明基体を、記録層が対向する
ようにして一体化した、いわゆるエアーサン!・インチ
構造の媒体とし、基体をとおして潟き込みおよび読み出
しを行うと、書き込み感度を下げずに記録層の保護かで
き、かつ記録雀度も大きくなる点で有利であるが、この
ような記録再生方式も、色素蒸着膜では不可能である。
これは、通常の透明樹脂製基体では、屈折率がある程度
の値をもち(ポリメチルメタクリレートで1 、5) 
、 また、表面反射率がある程度大きく(同 4%)、
記録層の基体をとおしての反射率が、例えばポリメチル
メタクリレートでは60%程度以下になるため、低い反
射率しか示さない記録層では検出できないからである。
色素蒸着膜からなる記録層の、読み出しのS/N比を向
上させるためには、通常、基体と記録層との間に、A文
等の蒸着反射膜を介在させている。
この場合、蒸着反射膜は、反射率を上げてS/N比を向
」ニさせるためのものであり、ピット形成により反射膜
が露出して反射率が増大したり、あるいは場合によって
は、反射膜を除去して反射率を減少させるものであるが
、当然のことながら、基体をとおしての記録再生はでき
ない。
同様に、特開昭55−161880号には、IR−13
2色素(コダンク社製)とポリ酢酸ビニルとからなる記
録層、また、特開昭57−74845号には、1、ヒー
ジェチル−2,2”−トリ力ルポシアニンイオダイドと
ニトロセルロースとからなる記録層、゛さらにはに、Y
、Law、 et al、、 Appl、 Phys。
Lett、 313 (9) 718 (1981)に
は、3,3′−ジエチル−12−アセチルチアテトラカ
ルボシアニンとポリ酢酸ビニルとからなる記録層など、
色素と樹脂とからなる記録層を塗布法によって設層した
媒体が開示されている。
しかし、これらの場合にも、基体と記録層との間に反射
膜を必要としており、基体裏面側からの記録再生ができ
ない点で、色素蒸着膜の場合と同様の欠点をもつ。
このように、基体をとおしての記録再生が可能であり、
Te系材料からなる記録層をもつ媒体との互換性を有す
る、有機材料系の記録層をもつ媒体を実現するには、有
機材料自身が大きな反射率を示す必要がある。
しかし、従来、反射層を積層せずに、有機材料の単層に
て高い反射率を示す例はきわめて少ない。
わずかに、バナジルフタロシアニンの蒸着膜が高反射率
を示す旨が報告(P、Kivits、etal、、Ap
pl、 Phys、 Part A 2B (2) 1
01 (1981)、特開昭55−97033号〕され
ているが、おそらく昇華温度が高いためであろうと思わ
れるが、書き込み感度が低い。
また、チアゾール系やキノリン系等のシアニン色素やメ
ロシアニン色素でも、高反射率が示される旨が報告〔山
木他、第27回 応用物理学会予稿集 1p−P−9(
1980) )さレテオリ、これにもとづく提案が特開
昭58−112790号になされているが、これら色素
は、特に塗膜として設層したときに、溶剤に対する溶解
度が小さく、また結晶化しやすく、さらには読み出し光
に対してきわめて不安定でただちに脱色してしまい、実
用に供しえない。
このような実状に鑑み、本発明者らは、先に、溶剤に対
する溶解度が高く、結晶化も少なく、かつ熱的に安定で
あって、塗膜の反射率が高いインドレニン系のシアニン
色素を単層膜として用いる旨を提案し“ている(特願昭
57−134397号、同 57134170号)。
また、インドレニン系、あるいはチアゾール系、キノリ
ン系、セレナゾール系等の他のシアニン色素においても
、長鎖アルキル基を分子中に導入して、溶解性の改善と
結晶化の防止がはかられることを提案している(特願昭
57−182588号、同 57−177776号等)
さらに、光安定性をまし、特に読み出し光による脱色(
再生劣化)を防止するために、シアニン色素にクエンチ
ャ−を添加する旨の提案を行っている(特願昭57−1
8f1832号、同57−188048号等)。
さらに、スチリル系、インドリル系、ピリリウJ・、チ
アピリリウム、セレナピリリウムないしテルロピリリウ
ム系、ポリメチン系等の色素にクエンチャ−を添加して
、再生劣化が減少する旨の提案も行っている(特願昭5
8−181367号、同5B−181368号、同58
−181389号、同58−183454号、同 58
−183455号、同 5B−183458号〕。
ところで、これら色素等は、通常ClO4−等のアニオ
ンと結合している。 また、通常の遷移金属キレート化
合物クエンチャ−は、アンモニウムイオン等のカチオン
と結合している。
このため、これら不要な対アニオンおよび対カチオンが
記録層中に存在し、加水分解によって酪、アルカリ等を
生じやすく、耐湿性の点で問題がある。
また、不要な部分だけ分子量が大きくなり、中位重量当
りの吸光度および反射率が小さくなるため、高感度化の
点で不利となる。
II 発明の目的 本発明は、このような実状に鑑みなされたものであって
、その主たる目的は、再生劣化がきわめて少なく、耐湿
性が良好な色素を含む記録層を有する光記録媒体を提供
することにある。
このような目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち本発明は、 色素カチオンとクエンチャ−アニオンとの結合体を含む
記録層を基体上に形成してなることを特徴とする光記録
媒体である。
■ 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明の光記録媒体の記録層は、色素カチオンとクエン
チャ−アニオンとの結合体を含む。
この場合、色素カチオンとクエンチャ−アニオンとのイ
オン価数については制限はなく、種/?の組合せが可能
であるが、通常は、両者は1価である。
すなわち、色素カチオンをD+、クエンチャ−アニオン
をQ−とすると、通常、結合体は、D十拳Q− のちのである。
本発明におけるイオン結合体を構成する色素のカチオン
には特に制限はなく、種々のものを用いることができる
ただ、このような各種色素のカチオンとして、記録層中
に含有させたとき、書き込み感度が高く、読み出しのS
/N比が高いものは、正電荷をもつヘテロ原子を含むヘ
テロ環を有する色素のカチオンか、あるいは正電荷をも
つメチン鎖を有する色素のカチオンである。
このような場合、正電荷をもつヘテロ原子を含むヘテロ
環を有する色素のカチオンとしては、特に下記一般式〔
■〕〜〔■〕で示されるものが好ましい。
一般式CI) Y〕 −C’(CH−CH)=’N”−R14」二足一般式C
I)において、 Zは、縮合ベンゼン環またはナフタレン環を形成するの
に必要な原子群を表わし、 R11は、置換または非置換のアルキル基、アリール基
またはアルケニル基を表わし、RI2は、置換または非
置換のアリール基を表し、 LlおよびL2は、それぞれ、置換または非16換のメ
チン基を表わし、 交1は、■または2であり、 Ylは、含窒素へテロ環を形成するのに必榊な原子群を
表わし、 mは、0または1であり、 RI4は、置換または非置換のアルキル基、アリール基
またはアルケニル基を表わす。
上記一般式CI)において、両端の含窒素環のH原子に
結合するR11およびR14は、互いに同一でも異なっ
ていてもよく、それぞれ、置換または非置換のアルキル
基、アリール基またはアルケニル基を表わす。
この場合、これらの基の炭素原子数には特に制′限はな
い。 また、アルキル基としては、鎖状であっても環状
であってもよい。
そして、これらの基が置換体である場合、置換基として
は、スルホ基、カルボキシ基、ヒドロキシ基、アルキル
カルボニルオキシ基、アルキルオキシカルボニル基、ア
ルキルアミド基、アルキルスルホンアミド基、アルキル
オキシ基、アルキルアミノ基、アルキルカル/ヘモイル
基、アルキルスルファモイル基、アリールカルボニルオ
キシ基、アリールオキシカルボニル基、アリールアミド
基、アリールスルポンアミド基、アリールオキシ基、ア
リールアミノ基。
アリールカルバモイル基、アリールスルファモイル基、
ハロゲン原子等、あるいはこれらの1つ以」−が他を置
換したものなどがある。
また、一般式CI)の左端のインドール環またはベンズ
インドール環の2位に結合するR、12は、置換または
非置換のアリール基(特にフェニル基)である。
この場合、置換基としては、ハロゲン原子、アルキル基
、アリール基、アルコキシ基等が挙Jヂられる。
一方、2は、縮合ベンゼン環またはナフタレン環を形成
するのに必要な原子群を表わし、これによりメチン鎖の
左端には、インドールまたはベンズインドール環(α−
またはβ−のいずれの異性体でもよい)が結合するもの
である。
そして、これら環中の所定の位置には、さらに他の置換
基が結合していてもよい。
このような置換基としては、ハロゲン原子、アルキル基
、アリール基、複素環残基、アルコキシ基、アリーロキ
シ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルカル
ボニル基、アリールカルボニル基、アルキルオキシカル
ボニル基、アリーロキシカルボニル基、アルキルカルボ
ニルオキシ基、アリールカルボニルオキシ基、アルキル
アミド基、アリールアミド基、アルキルカル/ヘモイル
基、アリールカルバモイル基、アルキルアミノ基、アリ
ールアミノ基、カルボン酸基、スルホン酸基、アルキル
スルホニル基、アリールスルホニル基、アルキルスルホ
ンアミド基、アリールスルホンアミド基、アルキルスル
ファモイル基、アリールスルファモイル基、シアン基、
ニトロ基、ヒドロキシ基等、あるいはこれらの1種以上
がこれらのうちの他の基をさらに置換したものなど、種
々の置換基であってよい。
さらに、メチン鎖の右端には、Ylによって完成される
含窒素へテロ環が結合する。 ただし、メチン鎖とN原
子とは、m=oにてメチン鎖に結合する炭素原子のとな
りに位置するが、m=1にて、ヘテロ環中、メチン鎖に
結合する炭素原子とジメチンを介して位置する。
このような場合、Ylを含む右端の環としては、シアニ
ン色素における公知の種々の含窒素へテロ環いずれであ
ってもよい。
例えば、チアゾール環、ベンズチアゾール環、ナフトチ
アゾール環(αおよびβ)、チアジアゾール環、オキサ
ゾール環、ベンズオキサゾール環、ナツトオキサゾール
環、セレナゾール環、ベンズセレナゾール環、ナフトセ
レナゾール環、キノリン環、ピリミジン環、キノキサリ
ン環、キナゾリン環、フタラジン環、キノリン環、ベン
ズイミダゾール環、インドール環(特に、3.3−ジア
ルキル−2−インドレニル等)、ナフチリジン環、チア
ゾロピリジン環、チアゾロキノリン環、オキサゾロキノ
リン環、ピロロピリジン環等である。
そして、これら環には、上記左端のインドール環または
ベンズインドール環と同様の置換基が結合してもよい。
さらに、LlおよびL2は、置換基を有してもよいメチ
ン基であるが、通常はCHである。
また、これらで形成されるメチン鎖は、その途中に環を
含んでいてもよい。
また、交1は、1または2である。
次に、上記一般式CI)で示される色素カチオンの具体
例を挙げる。
なお、下記において、Φは左端のZを含む環であり、こ
のうちiがインドール環、biがベンズインドール環を
表わす。
また、平は、Yを含む環である。
−−++ −一、+ +1 − − −一一一一 −cVJe’) 寸 −〇 工 工 工 工 工 エ IJ L) ○ ○ υ O OU Oυ OO OL) u o o υ N a:I ■ 0 8 へ q ロ ロ ロ ロ ロ 0: エ エ エ ≠ υ υ Q υ Q N〜00− 〇 〇 〇 〇 υ ロ ロ ロ ロ ロ = 一 −−−−〜 o (J L) Oυ A−II 、0 、、Q ρ ロ ロ ロ ロ ロ ロ 〜 C’J l’) ” ” A A A A 、、Q ロ ロ ロ ロ ロ ーl QJ cQ N 〜 1−−e−・−1 口 Q l−1−− これら色素の酸アニオン、例えば、C1”’ 。
B r−、I−、ClO4−、CH3<> 503−。
0文<> SO3−、BF4−等との結合体は、文=1
または2の場合、米国特許第3815610号、同第3
3147!118号、同第3505070号、特公昭4
7−20727号、同5B−49343号、同58−1
4111号、同5B−17flB号等に従い合成される
また、文=2および3の場合は、J、Chemical
Society、 1268 (1961)、Beri
chte、 94.838(1880)、Bullet
in pr the Chemical 5ociet
yof Japan、 43.1586 (1970)
に準じて、メチン鎖を延長し、α、β−不飽和アルデヒ
ドとした後、■−記記法法従い合成される。
一般式(II ) 上記一般式(II )において、 Y2は、縮合環を有してもよいインドレニル基を完成さ
せるために必要な原゛子群を表わす。
R21は、置換または非置換のアルキル基、アリール基
またはアルケニル基を表わし、L】およびR2は、それ
ぞれ、置換または非置換のメチン基を表わし、 交2は、1.2または3の整数である。
R22は、1価の基を表わす。
kは、0または1〜5の整数である。 ただし、kが2
以」二のとき、複数のR22は互いに異なっていても同
一であってもよい。
」二記一般式(II )において、Y2で完成される環
は、下記のものであることが好ましい。
青21 (R25) q 上記一般式[: II )において、R21は、置換ま
たは非置換のアルキル基(例えばメチル、エチル、ブチ
ル、オクチルなど)、アリール基(例えばフェニルなど
)、またはアルケニル基(例えばアリル、メタアリルな
ど)である。
R21の炭素原子数には特に制限はない。
また、これらが置換されたものである場合、置換基とし
ては、アルキルカルボニルオキシ基、アルキルアミド基
、アルキルスルホンアミド基、アルコキシカルボニル基
、アルキルアミノ基、アルキルカルバモイル基、アルキ
ルスルファモイル基、アリールカルボニルオキシ基、ア
リールアミド基、アリールスルホンアミド基、アリーロ
キシカルボニル基、アリールアミノ基、アリールカルバ
モイル基、アリールスルファモイル基、水酸基、カルボ
キシ基、スルホン酸基、ハロゲン原子等いずれであって
もよい。
さらに、式〔ΦI〕〜〔Φ■〕において、その3位には
、2つの置換基R23,R24が結合することが好まし
い。 この場合、3位に結合する2つの置換基R23,
R24としては、アルキル基またはアリール基であるこ
とが好ましい。
そして、これらのうちでは、炭素原子数1ままたは2、
特にIの非置換アルキル基であることが好ましい。
また、これら環中の所定の位置には、さらに他の置換基
R25が結合していてもよい。
このような置換基としては、ハロゲン原子、アルキル基
、アリール基、複素環残基、アルコキシ基、アリーロキ
シ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルカル
ボニル基、アリールカルボニル基、アルキルオキシカル
ボニル基、アリーロキシカルボニル基、アルキルカルボ
ニルオキシ 基、アルキルアミド基、アリールアミド基、アルキルカ
ルバモイル基、アリールカルバモイル基、アルキルアミ
7基、アリールアミノ基、カルボン酸基、スルホン酸基
、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基、アル
キルスルホンアミド基、アリールスルホンアミド基、ア
ルキルスルファモイル基、アリールスルファモイル基、
シアノ基、ニトロ基、ヒドロキシ基等、種々の置換基で
あってよい。
そして、これらの置換基の数(p.q,r)は、通常、
0または1〜4程度とされる。
なお、p,q,rが2以上であるとき、複数のR25は
、互いに異なるものであってよい。
L,、L2は、前記と同じく、置換されていてもよいメ
チン基であるが、通常はC’ Hである。
そして、これらで形成されるメチン鎖は,その途中に環
を含んでいてもよい。
文2は、1,2または3のいずれであってもよい。
R22は、1価の基を表わし、k=0.1。
2、3;4または5である。 この場合、k≧2のとき
は、複数のR22は互いに同一でも異なるものであって
もよい。
なお、kは1以上、特に1または2であり、そのうちの
1つはp−位に結合し、また他の1つはm−位に結合し
、p−位に結合するR22は、置換または非置換のジア
ルキルアミノ基またはアルキルオキシ基であると好適で
ある。
この場合の置換体の置換基としては、スルホン酸基、シ
アノ基、l\ロゲン原子、カルボン酸基などがある。
次に、一般式CII )で示される色素カチオンの具体
例を挙げる。
ll:lI ミ 圓 = に ======ロ ロ ロ
 ρ ロ ロ ロ ロ ρ ロ ロこのような色素カチ
オンの酸アニオンとの結合体は、u=1または2の場合
、特公昭31−5820号、米国特許$ 184540
4号、同第3652283号、同第3384487号、
特公昭57−46058号等に従い合成される。
また、父=2および3の場合は、J、Ghemical
Society、1286 (1981)、 Beri
chte、E14. 838(IHI)、Bullet
in of the Chemical 5ociet
yof Japan、 43.1588 (1970)
に準じて、メチン鎖を延長し、α、β−不飽和アルデヒ
ドとした後、上記方法に従い合成される。
上記一般式Cm)において、 R31およびR32は、それぞれ、アルキル基、アリー
ル基、または付加インドリジン基もしくはインドリジニ
ウム基、もしくはこれらの組み合せを有するポリスチリ
ル基を表わす。
R33は、インドリジノン核と共に有機発色団を構成す
る、特開昭58−17184号に記載されているような
1価の基を表わす。
R34は、水素、アルキル基、シアノ基、アシル基、カ
ルボアルコキシ基、アミ7カルボニル基、アシルオキシ
基またはハロゲンを表わす。
R35は、水素、ハロゲンまたはアルキル基をわす。
このような色素カチオンの酸アニオンとの結体は、特開
昭58−17184号の記載に従い容易に成される。
以下に、これら色素カチオンの代表例を挙げなお、以下
において、φはフェニル基を表わD”ml D+lll2 H3CCH3 D・■3 \/ D”m4 D”m5 φ V D+11116 <> N (CH3) 2 CH3o
−ei−D” ■+7 0・N (CH3)2 t−C
4H90上記一般式(IV)において、 R41,R43およびR45は、それぞれ、水素原子、
ハロゲン原子、直接もしくは2価の連結基を介して結合
する置換もしくは非置換のアルキル基、アリール基もし
くはヘテロ環残基、またはモノもしくはポリメチン鎖を
有する基を表わし、 R42およびR44は、それぞれ、水素原子、または置
換もしくは非置換のアルキル基もしくはアリール基を表
わし、 R42とR43、またはR44とR45は、互いに結合
して縮合環が形成されていてもよく、又は、O,S、S
eまたはTeを表わす。
すなわち、一般式(IV)で示されるものは、ピリリウ
ム、チアピリリウム、セレナピリリウムないしテルロピ
リリウム系の色素カチオンを包含する。
上記一般式(1’V)において、R41,R43および
R45は、同一でも異なっていてもよく、それぞれ、水
素原子;ハロゲン原子;直接もしくは2価の連結基(−
0−、−NH−、−NHR”−ただしR′はアルキル基
、アリール基等)を介して結合する置換もしくは非置換
のアルキル基、−アリール基もしくはヘテロ環残基;ま
たはモノもしくはポリメチン鎖を有する基を表わす。
このような基のうち、特に好適なものは下記のものであ
る。
l)水素原子 2)ハロゲン原子 3)それぞれ置換または非置換のアルキル基、アリール
基、アルキルアリール基、アルコキシ基、アリーロキシ
基、ヘテロ環残基、またはモノもしくはジアルキルアミ
ノ8i等。
特に、置換または非置換のアルキル基(メチル、エチル
、p−アジニルなど)、置換または非置換のアリール基
(フェニル、p−N 、N−ジメチルアミノフェニルな
ど)、アルコキシ基(エトキシ、エトキシなと)、アリ
ーロキシ基(フェノキシなど)等。
4)下記のモノまたはポリメチン鎖を有する基i ) 
+CR′=CR″+−rlCH=AI(ここに、A1は
、単環または多環のへテロ環2価残基、例えばオキサゾ
リリデン、チアゾリリデン、セレナゾリリデン、イミダ
ゾリリデン、ビラニリデン、チアゾリリデン、セレナピ
リリウム、テルロピリリウム、オキザインドラジニリデ
ン、ベンゾオキサゾリリデン、ベンゾチアゾリリデン、
ペンゾピラニリテン、ベンゾチアゾリリデン、ペンゾセ
レナピラニリデン、ペンゾテルロビラニリデンなどを表
わし、 R′ 、R″は、水素原子、ハロゲン、または置換もし
くは非置換のアルキル基もしくはアリール基であり、 nはO〜3の整数である。) ii) (−CR”=CH”Th’A2〔ここに、A2
は、水素原子、アルキル基(メチル、エチルなど)、ア
ルコキシ基(メトキシ、エトキシなど)、アリール基(
フェニル、ナフチルなど)、置換もしくは非置換のアミ
ノ基(ジメチルアミノなど)、ジアルキルアミノアリー
ル基(ジメチルアミノフェニルなど)、単環または多環
のへテロ環残基(オキサシリル、9−ジュロリジル、チ
アゾリル、セレナゾリル、イミダゾリル、ピリリウム系
、チアピリリウミル、セレナピリリウム、テルロピリリ
ウム、ピリジニル、フラニル、チオフェニル、セレノフ
ェニル、テルロフェニル、オキサインドラジニル、ベン
ゾキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾセレナゾリル
、ペンゾピリリウミル、ペンゾチアピリリウミル、ペン
ゾセレナピリリウミル、ペンゾテルロピリリウミルなど
)を表わし、R′およびR”は、前記に同じであり、n
はO〜2の整数である。〕 さらに、R42およびR44は、同一でも異なっていて
もよく、それぞれ水素原子;または前記R41,R43
,R45におけるときと同様に置換されるか、あるいは
非置換のアルキル基もしくはアリール基を表わす。
このような場合、R42とR43、あるいはR44とR
45は、互いに結合して、炭素原子約5〜20程度の単
環ないし多環の縮合炭素環を形成してもよい。
縮合炭素環としては、特に、置換ないし非置換ノベンゼ
ン環が好適である。
さらにXは、O,S、SeまたはTeであり、それぞれ
の原子に応し、ピリリウム系、チアピリリウム系、セレ
ナピリリウム系またはテルロピリリウム系の色素となる
ものである。
このような色素の酸アニオン結合体は、特開昭58−3
2876号 およびJ、 Org、 Chem、 47
 275235〜5239 (1982)等に従い合成
される。
次に、上記一般式(rV)で示される色素の具体例を挙
げる。
なお、下記においてp’hは、フェニル基を表わす。
ヒ ヒ と ≧ ヒ ロ ロ ロ ロ ロ ■ −の の リ の 0: 工 工 工 エ エ 。
工 工 0: JO: エ エ 工 工 工 0: エ エ エ 工 H← F−1日 ← F−F− ■ h co ■ 0 − ml: ′J 2: ヒ ≧ ヒ ≧ ヒ ≧ エ エ エ 工 = エ エ エ エ エ 0 − − ″ − エ エ エ エ エ 1 ■ωωωの F−Il+F−LH[−1 ヒ ヒ ヒ ヒ ≧ ロ ロ ロ ロ ロ 工 工 0: 工 工 工 工 0: 工 工 工 0: エ エ = h g l+Ovr ≧ ≧ ≧ ≧ ≧ ロ ロ ロ ロ ロ 工 工 0:0: 工 υ Oυ ○ Q 工 工 エ エ = υ υ υ υ Q エ エ 工 工 工 1 請求 ψ V) の η f 北 。 、J 0 。
l?、 ヒ ヒ Il!: ヒ ロ ロ ロ ロ ロ エ エ 工 エ エ ○ OOυ ○ 工 i 工 工 工 工 = = 工 工 O○ υ ○ O :I: エ エ エ エ 1 1 請求 η VI A φ カ ヒ ヒ ヒ ヒ ≧ ロ ロ ロ ロ ロ 工 工 エ 工 ヱ = 1−I LJ Q ロ ロ ロ ′:c エ エ エ 工 エ ロ ロ ロ ロ ロ ρ Oυ O○ O o: 工 工 工 工 昨 ゆ ■ 0 ω ■ ω F−[−+ ← ← [F] ω k O) の 寸 寸 寸 +f +f ≧ ≧ ヒ ヒ ≧ ロ ロ ロ ロ ロ エ エ エ :I: ニ ー 〇 ■ ω の o 。
← [−[−F−F− ロ ロ ロ ロ ロ −E− ≧ ヒ ≧ ≧ ヒ ≧ ロ ロ ロ ロ ロ ロ 工 工 工 エ ヒ ヒ ≧ ロ ロ ロ さらに、正電荷を有するメチン鎖を有する色素カチオン
としては、下記一般式(V)で示されるものが好ましい
一般式(V) 上記一般式(V)において、 R51は、水素原子、アルコキシ基または置換もしくは
非置換のアミノ基を表わし、 A、BおよびCは、それぞれ置換または非置換のフェニ
ル基またはアルキル基を表わすが、A、BおよびCのう
ちの少なくとも1つはQR51である。
LlおよびLlは、置換または非置換のメチン基を表わ
し、 nは1または2である。
上記一般式〔■〕において、R5+は、水素原子、アル
コキシ基、置換または非置換のアミン基を表わす。
この場合、アルコキシ基としては、エトキシ、エトキシ
等の低級アルコキシ基が好適である。
また、アミン基としては、非置換体、モノ置換体であっ
てもよいが、ジ置換体であることか好ましい。 そして
、特に、メチル、エチル、置換(ハロゲン等)もしくは
非置換のベンジル基を有するジ置換アミノ基が好ましい
これらのうち、R51としては、アミン基であることが
好ましい。
さらに、LlおよびLlは、前記に同じく、置換または
非置換のメチン基を表わすが、これらで形成されるメチ
ン鎖中には、炭素環が形成されていてもよい。
一方、A、BおよびCは、それぞれ、置換または非置換
のフェニル基またはアルキル基を表わす。
アルキル基としては、メチル、エチルが好適である。
また、フェニル基としては、上記Q−R51の他、非置
換フェニル基やハロゲン等で置換されたフェニル基であ
ってよい。
ただし、A、BおよびCのうちの1〜3個は、−Q−E
 51でなければならない。
さらに、nは1または2である。
次に、上記一般式(V)で示されるポリメチン色素カチ
オンの具体例を挙げる。
D”VI D”V5 D”V6 D+ V12 4 V13 D+V14 1)” VI7 D+V18 D”VI9 D” V2O 1)” V21 D÷ V23 D” V2O D” V2O D” V31 D’ V32 D” V33 このような色素カチオンの酸アニオンとの結合体は、J
、 Am、 CheIIl、 Sac、 803772
−3777(1958)や、Hen u、 Ghim、
 Acta 24369E、特開昭56−8149号、
同58−181690号等に従い合成される。
これら各色素カチオンは、通常、単量体の形をとるが、
必要に応じ、重合体の形であってもよい。
この場合、重合体は、色素カチオンの2分子以上を有す
るものであって、これら色素カチオンの縮合物であって
もよい。
例えば、−〇H,−COOH,−5O3H等の官能基の
1種以上を、1個または2個以」二有する上記色素カチ
オンの単独ないし共縮合物、あるいはこれらと、ジアル
コール、ジカルボン酸ないしその塩化物、ジアミン、ジ
ないしトリインシアナート、ジェポキシ化合物、酸無水
物、ジヒドラジド、ジイミノカルボナート等の共縮合成
分や他の色素との共縮合物がある。
あるいは、上記の官能基を有する色素カチオンを単独で
、あるいはスペーサー成分や一他の色素とともに、金属
系架橋剤で架橋したものであってもよい。
この場合、金属系架橋剤としては。
チタン、ジルコン、アルミニウム等のアルコキシド、 チタン、ジルコン、アルミニウム等のキレート(例えば
、β−ジケ]・ン、ケI・エステル、ヒドロキシカルホ
ン酸ないしそのエステル、ケトアルコール、アミノアル
コール、エノール性活性水素化合物等を配位子とするも
の)、 チタン、ジルコン、アルミニウム等のシアレートなとが
ある。
さらには、−OH基、−0COR基、および−COOR
基(ここに、Rは、置換ないし非置換のアルキル基ない
しアリール基である)のうちの少なくとも1つを有する
色素カチオンの1種または2種以上、あるいはこれと、
他のスペーサー成分ないし他の色素とをエステル交換反
応によって、−COO−基によって結合したもものも使
用可能である。
この場合、エステル交換反応は、チタン、ジルコン、ア
ルミニウム等のアルコキシドを触媒とすることが好まし
い。
加えて、上記の色素カチオンは、樹脂と結合したもので
あってもよい。
このような場合には、所定の基を有する樹脂を用い、上
記の重合体の場合に砧じ、樹脂の側鎖に、縮合反応やエ
ステル交換反応によったり、架橋によったりして、必要
に応しスペーサー成分イを介し、色素カチオンを連結す
る。
他方、結合体を構成するクエンチャ−アニオンとしては
、種々のクエンチャ−のアニオン体を用いることかでき
るか、特に、再生劣化が減少すること、そして色素結合
樹脂との相溶性が良好であることなどから、遷移金属キ
レート化合物のアニオンであることか好ましい。 この
場合、中心金属としては、Ni、Co、Cu。
Mn、Pd、Pt等が好ましく、特に、下記の化合物が
好適である。
l) 下記式で示されるビスフェニルジチオール系 ここに、R1ないしR4は、水素またはメチル基、エチ
ル基などのアルキル基、C1などのハロゲン原子、ある
いはジメチルアミン基、ジエチルアミノ基などのアミ7
基を表わし、Mは、Ni 、Co、Cu、Pd、Pt等
の遷移金属原子を表わす。
また、Mの上下には、さらに他の配位子が結合していて
もよい。
このようなものとしては下記のものがある。
RRR34 12RM Q−1−1HHHHN1 Q−1−2HCH3HHN1 Q−13’HCI C文 HN1 Q−14CH3HHCH3N1 Q−1−5CH30H3G)13 C)13 N1Q−
18HC交 HHN1 Q−17C文 C文 CU C文 N1Q−1−8HC
M C父 C父 N1 Q−19HH’ HHC。
Q−1−10H(、N3 CH3HC。
Q−1−11H(J+3 OH3HN1Q−1−12H
C交 C父 HN1 Q−1−13HN(CO3)2HHNiQ”’ 1−1
4 HN(CH) N(CH3)2HN i2 Q−1−15HN(CH3)201(3HN rQ−1
−16HN(CH3)2C文 HNiQ −1−17H
、N(C2H5) 2 HHN i2) 下記式で示さ
れるビスジチオ−α−ジケここに、R5ないしR8は、
置換ないし非置換のアルキル基またはアリール基を表わ
し、Mは、Ni、Co、Cu、Pd、PL等の遷移金属
原子を表わす。
なお、以下の記載において、phは、フェニルノル、φ
は、1.4−フェニレン基、φ′は、1,2−フェニレ
ン基、benzは、環」二にてとなりあう基がWいに結
合して縮合ベンゼン環を形成することを表わすものであ
る。
R” R6R7R8M Q−2−1φN(C;H) ph φN((:N3)2
ph N i2 Q−2−2ph ph ph ph N1Q−2−3φ
N (C,−Hう)Z ph φN (CH3)2 p
 h N i3) 下記式で示されるもの ここに、Mは、遷移金属原子を表わし、Qlは、 を表わす。
性−灸− Q−3−I N1QI2 Q−3−2NIQ12 Q”’3−3 Co Q12 Q−3−4Cu Q12 Q−3−5rdQ12 4) 下記式で示されるもの ここに、 Mは遷移金原子を表わし。
R1! Aはs、c< tたはC、Q2を表わし、 12 I RオヨヒR12ハ、それぞれcN、coR1?14 1
5 1f( COOR、C0NR、RtたはsO2R17を表わし、 317 HないしRは、それぞれ水素原子または置換もしくは非
置換のアルキル基もしくはアリール基を表わし、 Q2は、5員丈たは6員環を形成するのに必要な原子群
を表わす。
M A Q−4−] Ni 5 Q−4−2Ni 5 q−4−4Ni 、 C(CN)2 Q −4−5N i C(CN)2 Q−4−8N ic<CONH2 N 5) 下記式で示されるもの Q”’5−I Ni この他、特願昭58−+27075号に記載したもの。
6) 下記式で示されるチオカテコールキレート系 ここに、Mは、Ni 、Co、Cu、Pd。
Pt等の2移金属原子を表わす。
また、ベンゼン環は置換、!、(を右していてもよい。
Q−6−I Ni 7) ド記式で示されるもの ここに、R18は、14曲の基を表わし、父(寸、O〜
6であり、 Mは、邸移金属原子を表わす。
Q−7−I Ni H0 Q−7−2Ni CH31 8) 下記式でパされるチオビスフェル=I・ここに、
Mは11」記と回しであり、R85およびR66は、ア
ルキル基を表わす。
65 66 RRM Q−8−1t−C3H17N i Q−8−2t−C3H,7CO なお、」−記のクエンチャ−アニオンの中では、−」二
足1)のフェニルビスジチオール系のものが最も好まし
い。 これは、読み出し光による再生劣化かより一層少
なくなり、耐光性かきわめて高くなるからである。
次に、本発明で用いる結合体の具体例を挙げる。
Di D”II Q 8−I D2 D”I2 Q6−I D3 D” I3. Q5− 2 D4 D”I7 Q7−I D5 D ÷ III Ql −8 D6 D+ II2 Q7− I D7 D”I13 Ql−3 D8 I)”114 Ql−3 D9 D”II5 Ql−8 DIOD + IIEi Q l−12DIl D” 
II7 Ql−8 D I2 D” I18 Ql−12 D13 D” I21 Ql−8 D14 D” I22 Q l−12 D15 D” I25 Ql”’ 12DIG D” 
I213 Ql−12 D I7 D” I27 Ql−8 DI8 D” I30 Ql−8 DIe D” I31 Ql−8 D20 D” II 2 Q8−1 D21 D”l13 Q5−2 D22 D”115 Ql−3 D23 D”II6 Ql−12 D24 D + l17 Ql−12 D25 D + II9 Ql−8 D2f(D” 1110 Ql−8 D27 D” l1ll Ql−12 D28 D 十 ml Q8−I I)29 D”ll13 Q6−I D30 D”、1lI26 Ql−8 D31 D” ll115 Ql−8 D32 D” 11118 Ql−+2D33 D” 
[19Ql−+2 D34 D” m24 Ql−8 D35 D” 11125 Ql−3 D36D”llI26Ql−12 D37 D” IV2 Q6− I D38 D”lV3 Ql−8 D39 D”IV5 Ql−12 D40 D”IV9 Ql−8 D41 D” ■ lOQ l−8 D42 D”1VII Q ド 8 D43 D” IV15 Ql−12 D44 D” IV]9 Ql−3 D45 D” IV24 Ql−8 D46 D” IV29 Q 1 ”8D47 D +
 IV57 Ql−3 D48 D” IV59 Ql−12 D49 D + IV61 Ql−12D50 D +
 V I Q 1− 12D51 D”V4 Ql−3 D52 D + Vll Ql−8 D53 D” V13 Ql−+2 D54 D + V15 Ql +2 D55 D+VI9 Ql−12 D 56 D ”″ V2OQl−8 D57 D”V29 Ql 8 D58 D” V31 Ql−8 D69 D” V34 Ql−3 D80 D” V3’5 Ql−3 このような本発明における結合体は、例えば以下のよう
にして製造される。
まず、アニオンと結合したカチオン型の色素を用意する
この場合のアニオン(An”’)としては、I−、Br
、C文04−、B F 4−、CH3<> SO3−1
C父−CF SO3−等であればよい。
このような色素は、公知のものであり、前記したような
常法に従い合成される。
他方、カチオンと結合したアニオン型のクエンチャ−を
用意する。
この場合のカチオン(Cat” )としては、特にN”
 (CH3) 4 、N” CC4H9) t+等のテ
トラアルキルアンモニウムが好適である。
なお、これらクエンチャ−は公知のものであり、常法に
従い合成される。 この場合、特に前記1)のものは、
特願昭57−166832号、特願昭58−18308
0号等に従い合成される。
次いで、これら色素とクエンチャ−の等モルを、極性有
機溶媒に溶解する。
用いる極性有機溶媒としては、N、N−ジメチルホルム
アミド等か好適である。
また、その濃度は、0.01モル/文程度とすればよい
この後、これに水系溶媒、特に水を加え、複分解を生起
させ、沈澱をうる。 加える水の量は、10倍以上の大
過剰とすればよい。
なお、反応温度は、室温〜90°C程度がよい。
次いで、両液相を分離し、濾過乾燥を行い、必要に応じ
てこれを2〜3回繰り返したのち、DMF−エタノール
等で再結晶を行えば、本発明の結合体かえられる。
なお、以りの方法の他、クエンチャ−カチオンの中間体
である中性のものを、塩化メチレン等に溶解し、これに
色素を等モル添加しa縮し、再結晶を行ってもよい。
または、特願昭57−168832号に従って空気を吹
き込みながら、ニッケルを酸化しアニオン型として塩を
形成してもよい。
次に、本発明の結合体の合成例を挙げる。
合成例1(Dl3の合成) D+ I2+のバークロレート (0,5ミリモル、o
、31g)および ビス(3,4,6−ドリクロロー1
.2−ジチオフェルレート)ニンヶル(IT )テトラ
−n−ブチルアンモニウム〔三井東圧社製 PA−10
08Q−1−847)7 トラブチルアンモニウム塩)
(0,5ミリモル、0.39g)を、 N、N ′−ジ
メチルポルムアミド20mMに溶解し、70 ’Cに3
時間保った後、冷水中に注ぎ、沈澱を濾過、水洗いして
減圧乾燥してDlを0.50gを得た。
(収率94%) これを再びDMF10m文に加熱溶解し、熱エタノール
−水(1: 2)30m文を加えて放置し、再結晶させ
た。
原子吸光法により含有Niを定量し、次の結果をえた。
Ni含有率(%) 計算値 5.48 測定値 5.31 色素安定剤l:1 程合物としての計算値 4.15 合成例2(D2Bの合成) D”lll0のバークロレート(0,5ミリモル、0 
、31 g) および F A −1006(−二二一
一−−,Q −1−8 のテトラブチルアンモニウム塩0.5ミリモル、o、3
9g)を合成例1と同様に複分解して、光安定化色素D
2を得た。
収量 0.51g (収率 96%) DMF−エタノールから再結晶させた。
Ni含有率(%) 計算値 5.48 測定値 5.35 混合物としての計算値 4.15 合成例3(D3Bの合成) D+l1126のトリフルオロアセチルスルホネート(
0,5ミリモル、0.37g)およびQ−1−12のテ
トラブチルアンモニウム塩(0,5ミリモル、0.34
g)(帝国化学産業社製 NIRC−2)を合成例1と
同様に用いて、光安定化色素D3を得た。
収率 96% Ni含有率(%) 計算値 5.75 測定値 582 合成例4(D39の合成) D+IV5のバークロレート (0,5ミリモル、0.
37g)およびQ−1−12のテトラブチルアンモニウ
ム塩〔帝国化学産業社製NIRC−2) (0,5ミ 
リ モル 、0 、 34g)を合成例1と同様に用い
て、光安定化色素D4 0.49gを得た。
収率 93% Ni 含 イ〕 率 (% ) 計 η イ直 5 、
 56測定偵 5.48 合成例5(D47の合J&) D”lV7+のバークロレート (o、5ミリモル、0
.30g)およびQ−1−3のテトラブチルアンモニウ
ム塩〔玉井東圧社製 PA−1005)を合成例1と同
様に用いて、光安定化色素 D5 0.44gを得た。
収率 90% Ni含有率(%) 計算値 6.04 測定値 5.93 合成例6(D50の合I&) D+VIのバークロレート(0,5ミリモル、0.27
g)およびQ−1−12のテトラブチルアンモニウムI
(0,5ミリモル、0.34g)を合成例1と同様に用
いて、光安定化色素D6 0.46gを得た。
収+ 96% Ni含有率(%)51算植 6.o6 測定値 5.91 合成例7(D57の合成) D”V2Oのバークロレート (05ミリモル、0.3
8g)およびQ−1−8のテトラブチルアンモニウムI
M (0、5ミリモル、0.39g)を合成例1と同様
に用いて、光安定化色素D7 0.55gを得た。
収率 92% Ni含有率(%) 計算値 4.89 測定値 4.77 このような結合体は、本発明の効果をそこなわない範囲
で、他の色素と組み合わせて記録層を形成してもよい。
記録層中には、必要に応し、樹脂が含まれていてもよい
用いる樹脂としては、自己酸化性、解重合性ないし熱O
f塑性樹脂が好適である。
これらのうち、特に好適に用いることができる熱可塑性
樹脂には、以下のようなものかある。
1)ポリオレフィン ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ4−メチルペンテ
ン−1など。
11)ポリオレフィン共重合体 例えば、エチレン−酢耐ビニル共重合体、エチレン−ア
クリル酪エステル共重合体、エチレン−アクリル酸共重
合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテ
ン−1共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体、
エチレンプロピレンターポリマー(EPT)など。
この場合、コモ/マーの重合比は任意のものとすること
ができる。
111)塩化ビニル共重合体 例えば、酢酩ビニルー塩化ヒニル共重合体、塩化ヒニル
ー塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−無水マレイン
酸共重合体、アクリル醇エステルないしメタアクリル酸
エステルと塩化ビニルとの共重合体、アクリロニトリル
−塩化ビニル共重合体、塩化ビニルエーテル共重合体、
エチレンないしプロピレン−塩化ビニル共重合体、エチ
レン−酢耐ビニル共重合体に塩化ビニルをグラフト重合
したものなど。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
iv)塩化ビニリデン共重合体 塩化ヒニリデンー塩化ビニル共重合体、塩化ヒニリデン
ー塩化ビニルーアクリロニトリル共重合体、塩化ビニリ
デン−ブタジェン−ハロゲン化ビニル共重合体など。
この場合、共重合比は、任意のものとすることができる
V)ポリスチレン vi)スチレン共重合体 例えば、スチレン−アクリロニトリル共重合体(As樹
脂)、スチレン−アクリロニトリル−ブタジェン共重合
体(ABS樹脂)、スチレン−無水マレイン酎共重合体
(SMAmllTh)、 スチレン−アクリル酪エステ
ルーアクリルアミド共重合体、スチレン−ブタジェン共
重合体(SBR,)、 スチレン−Jg化ビニリデン共
重合体、スチレン−メチルメタアクリレ−1・共重合体
など。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
V百)スチレン型重合体 例えば、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、2
,5−ジクロルスチレン、α。
β−ビニルナフタレン、α−ヒニルビリシン、アセナフ
テン、ビニルアントラセンなど、あるいはこれらの共重
合体、例えば、α−メチルスチレンとメタクリル酎エス
テルとの共重合体。
viii)クマロン−インデン樹脂 クマロン−インテン−スチレンの共重合体。
ix)テルペン樹脂ないレピコライト 例えば、α−ピネンから得られるリモネンの重合体であ
るテルペン樹脂や、β−ピネンかも得られるピコライ(
・。
X)アクリル樹脂 特に下記式で示される原子団を含むものが好ましい。
C−0R20 11 」―記式において、R10は、水素原子またはアルキル
基を表わし、R,は、置換または非置換のアルキル基を
表わす。 この場合、−■1記式において、RInは、
水素原子または炭素原子数1〜4の低級アルキル基、特
に水素原子またはメチル基であることが好ましい。
また、R20は、置換、非置換いずれのアルキル基であ
ってもよいか、アルキル基の炭素原子数は1〜8である
ことがUましく、また、Roが置換アルキル基であると
きには、アルキル基を置換する置換基は、水酸基、/\
ロゲン原子またはアミノ基(特に、ジアルキルアミノ基
)であることが好ましい。
このような上記式で示される原子団は、他のくりかえし
原子団とともに、」(重合体を形成して各種アクリル樹
脂を構成してもよいか、通阜は、」1記式で示される原
子団の1種または2種以」−をくりかえし単位とする単
独重合体または共重合体を形成してアクリル樹脂を構成
することになる。
xi)ポリアクリロニトリル xii)アクリロニI・リルへ重合体 例えば、アクリロニトリル−酢酸ビニル共重合体、アク
リロニトリル−塩化ビニル共重合体、アクリロニトリル
−スチレン共重合体、アクリロニトリル−塩化ビニリデ
ン共重合体、アクリロニトリル−ビニルピリジン共重合
体、アクリロニトリル−、メタクリル酩メチル共重合体
、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、アクリロニ
トリル−アクリル酸ブチル共重合体など。
この場合、共重合比は任意のものとすることができ・る
xiii)タイアセトンアクリルアミドポリマーアクリ
ロニトリルにアセトンを作用させたダイア七トンアクリ
ルアミドポリマー。
xiv)ポリ酢酸ビニル zv)酢酸ビニル共重合体 例えば、アクリル酸エステル、ビニルエーテJl/、エ
チレン、塩化ビニル等との共重合体など。
共重合比は任意のものであってよい。
xvi)ポリビニルエーテル 例えは、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルエチル
エーテル、ポリビニルメチルエーテルなど。
xvii)ポリアミド この場合、ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン
6−6、ナイロン6−10、ナイロン6−12、ナイロ
ン9、ナイロンエl、ナイロン12、ナイロン13等の
通常のホモナイロンの他、ナイロン6/6−6/6−i
o、ナイロン5/6−6/12、ナイロン6/6−67
11等の重合体や、場合によっては変性ナイロンであっ
てもよい。
xviii)ポリエステル 例えば、シュウ酸、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸
、セパステン酸等の脂肪族二塩基酸、あるいはイソフタ
ル酸、テレフタル酩なとの芳香族二塩基酸などの各種二
塩基酸と、エチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール等のグリコール類との
縮合物や、共縮合物が好適である。
そして、これらのうちでは、特に脂肪族二塩基酸とグリ
コール類との縮合物や、グリコール類と脂肪族二塩基酸
との共縮合物は、特に好適である・ さらに、例えば、無水フタル酪とグリセリンとの縮合物
であるグリブタル樹脂を、脂肪酸、天然樹脂等でエステ
ル化変性した変性グリブタル樹脂等も好適に使用される
XIX)ポリビニルアセタール系樹脂 ポリビニルアルコールを、アセタール化して得られるポ
リビニルホルマール、ポリビニルアセクール系樹脂はい
ずれも好適に使用される。
この場合、ポリビニルアセクール系樹脂のアセタール化
度は任意のものとすることができる。
ΣX)ポリウレタン樹脂 ウレタン結合をもつ熱可塑性ポリウレタン樹脂。
特に、グリコール類とジイソシアナ−1・類との縮合に
よって得られるポリウレタン樹脂、とりわけ、アルキレ
ングリコールとアルキレンジイソシアナートとの縮合に
よって得られるポリウレタン樹脂が好適である。
xxi)ポリエーテル スチレンホルマリン樹脂、環状アセタールの開環重合物
、ポリエチレンオキサイドおよびグリコール、ポリプロ
ピレンオキサイドおよびグリコ−ル、プロピレンオキサ
イド−エチレンオキサイド共重合体、ポリフェニレンオ
キサイドなど。
xxii)セルロース誘導体 例えば、ニトロセルロース、アセチルセルロース、エチ
ルセルロース、アセチルブチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メ
チルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースな
ど、セルロースの各種エステル、エーテルないしこれら
の混合体。
xziii)ポリカーボネート 例えば、ポリジオキシジフェニルメタンカーボネート、
ジオキシジフェニルプロバンカーポネート等の各種ポリ
カーボネート。
xxiマ)アイオノマー メタクリル酸、アクリル酎などのNa。
Li、Zn、Mg塩など。
XX?)ケトン樹脂 例エバ、シクロヘキサノンやアセトフェノン等の環状ケ
トンとホルムアルデヒドとの縮合物。
xzvi)キシレン樹脂 例えば、m−キシレンまたはメシチレンとホルマリンと
の縮合物、あるいはその変性体。
xxii1)石油樹脂 C5系、C9系、C5−cg共重合系、ジシクロペンタ
ジェン系、あるいは、これらの共重合体ないし変性体な
ど。
zxviii)J−記i) 〜xxvii)の2神具」
二のブレンド体、またはその他の熱可塑性樹脂とのブレ
ンド体。
なお、樹脂の分子量等は、種々のものであってよい。
このような樹脂と、前記の色素とは、通常、重量比で1
対O11〜100の広範な量比にて設層される。
なお、このような記録層中には、別途他のクエンチャ−
1例えば特願昭58−181368号等に記載したもの
が含有されてもよい。
このような記録層を設層するには、一般に常法に従い塗
設すればよい。
そして、記録層の厚さは、通常、0.03〜10弘m程
度とされる。
なお、このような記録層には、この他、他の色素や、他
のポリマーないしオリゴマー、各種可塑剤、界面活性剤
、帯電防止剤、滑剤、難燃剤、安定剤、分散剤、酸化防
止剤、そして架橋剤等が含有されていてもよい。
このような記録層を設層するには、基体上に、所定の溶
媒を用いて塗布、乾燥すればよい。
なお、塗布に用いる溶媒としては、例えばメチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロへキサメン等
のケトン系、酢酸ブチル、酢酸エチル、カルピトールア
セテート、ブチルカルピトールアセテート等のエステル
系、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等のエーテル
系、ないしトルエン、ギシレン等の芳香族系、ジクロロ
エタン等のハロゲン化アルキル系、アルコール系などを
用いればよい。
このような記録層を設層する基体の材質としては、書き
込み光および読み出し光に対し実質的に透明なものであ
れば、特に制限はなく、各種樹脂、カラス等いずれであ
ってもよい。
また、その形状は使用用途に応じ、テープ、ドラム、ベ
ルト等いずれであってもよい。
なお、基体は、通常、トラッキング用の溝を有する。
また、基体用の樹脂材質としては、ポリメチルメタクリ
レート、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリエーテルサルフォン
、メチルペンテンポリマー等の、みぞ付きないしみそな
し基体が好適である。
これらの基体には、耐溶剤性1、ぬれ性1表面張力、熱
伝導度等を改善するために、基体上に下地層を形成する
ことが好ましい。 下地層の材質としては、Si、Ti
、AJlj、Zr、In、Ni、Ta等の有機錯化合物
や有機多官能性化合物を塗布、加熱乾燥して形成された
酸化物であることが好ましい。
この他、各種感光性樹脂等下地層としてを用いることも
できる。
また、記録層」二には、必要に応じ、各種最上層保護層
、ハーフミラ一層などを設けることもできる。 ただし
、記録層は単層膜とし、反射層を記録層の上または下に
積層しないことが好ましい。
本発明の媒体は、このような基体の一面上に上記の記録
層を有するものであってもよく、その両面に記録層を有
するものであってもよい。
また、基体の一面」−に記録層を塗設したものを2つ用
い、それらを記録層が向かいあうようにして、所定の間
隙をもって対向させ、それを密閉したりして、ホコリや
キズがつかないようにすることもできる。
■ 発明の具体的作用 本発明の媒体は、走行ないし回転下において記録光をパ
ルス状に照射する。 このとき記録層中の色素の発熱に
より、色素が融解し、ピントが形成される。
このように形成されたピットは、やはり媒体の走行ない
し回転下、読み出し光の反射光ないし透過光、特に反射
光を検出することにより読み出される。
この場合、記録および読み出しは、基体側から基体をと
おして行う。
そして、一旦記録層に形成したピットを光な・いし熱で
消去し、再書き込みを行うこともできる。
なお、記録ないし読み出し光としては、半導体レーザー
、He−Neレーザー、Ar1z−ザー、He−Cdレ
ーザー等を用いることができる。
■ 発明の具体的効果 本発明によれば、読み出し光による再生劣化がきわめて
小さくなる。
そして、耐光性も向」二し、明室保存による特性劣化が
少ない。
そして、消去および再書き込みを行うようなときにも特
性の劣化が少ない。さらには、保存性も向−ヒする。
る。
この場合、本発明では、色素カチオンとクエンチャ−ア
ニオンとがイオン結合しているので、色素とクエンチャ
−とを混合して用いるときと比較して、これらの効果は
より一層大きいものとなる。
また、反射層を積層しなくても、基体をとおして書き込
のと読み出しを良好に行うことができる。
そして、溶解性が良好で、結晶化も少ない。
■ 発明の具体的実施例 以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明をさらに詳
細に説明する。
実施例1 下記表1に示される色素りを用い、表1に示される割合
にて所定の溶媒中に溶解し、チタンキレート化合物(T
−50(日本 社製)〕を塗布、加水分解して下地層(
o、olpL)”を設けた直径30cmのアクリルディ
スク基板1−に、0.06用りの厚さに塗布設層して、
各種々某体をえた。
この場合、表1において、NCは、窒素含量11.5〜
12.2%、JIS K 6703にもとづく粘度80
秒のニトロセルロースであり、その含ノ 有峡は10賛t%である。
これとは別に比較のため、D”I21のバークロレート
(DI21)、およびQ−1−8のテトラブチルアンモ
ニウムm(Q18)を混合して含む媒体を作成した。
なお、用いた色素は上記にて例示した闇、のちのを用い
た。
このようにして作製した各媒体を、900 rpmにて
回転させながら、半導体レーザー(830nm)または
He−Ne1z−ザーを用いて、基板裏面側から書き込
みを行った。 この場合、来光部出力は10mW、周波
数は2 MHzである。
次いで、半導体レーザー(830nm、集光部出力は1
 mW)または、He−Neレーザーを読み出し光とし
、基板をとおしての反射光を検出してヒユーレットパン
カート社製のスペクトラムアナライザーにて、ハンド巾
30 KHzでCZN比を測定した。
また、1mWのレーザー読み出し光をIgsec+l、
3 Kl(zのパルスとして、静止状態で5分間照射し
た後および40℃、88%RHにて1500時間保存し
た後の、基体裏面側からの反射率の変化(%)を測定し
た。
これらの結果を表1に示す。
表1の結果から、本発明の効果があきらかである。
出願人 ティーディーケイ株式会社 代理人 弁理士 石 井 陽 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 色素カチオンとクエンチャーアニオ゛/との結合
    体を含む記録層を基体上に形成してなることを特徴とす
    る光記録媒体。 2、 色素カチオンが、正電荷をもつヘテロ原子を含む
    ペテロ環を有する色素のカチオン、または正電荷をもつ
    メチン鎖を有する色素のカチオンである特許請求の範囲
    第1項に記載の光記録媒体。 3、 クエンチャ−アニオンが、遷移金属のキレート化
    物のアニオンである特許請求の範囲第1項または第2項
    に記載の光記録媒体。 4、 記録層が、樹脂を含む特許請求の範囲第1項ない
    し第3項のいずれかに記載の光記録媒体。 5、 色素カチオンが、単量体であるか、重合体である
    か、樹脂に結合したものであるかのいずれかである特許
    請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の光記
    録媒体。 6、 基体が、記録層担持面に下地層を有する特許請求
    の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の光記録媒
    体。 7、 結合体に加え、色素が含有されている特許請求の
    範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の光記録媒体
    。 8、 基体側から書き込み・読み出しを行う特許請求の
    範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の光記録媒体
    。 9、 記録層に反射層が積層されていない特許請求の範
    囲第1項ないし第8項のいずれかに記載の光記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5154958A (en) * 1991-05-10 1992-10-13 Tdk Corporation Optical recording medium
US5399451A (en) * 1991-03-14 1995-03-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical recording medium and method for using the same
JP2007152829A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Adeka Corp 光学記録材料

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