JPS60158879A - 玉貨機 - Google Patents

玉貨機

Info

Publication number
JPS60158879A
JPS60158879A JP1551384A JP1551384A JPS60158879A JP S60158879 A JPS60158879 A JP S60158879A JP 1551384 A JP1551384 A JP 1551384A JP 1551384 A JP1551384 A JP 1551384A JP S60158879 A JPS60158879 A JP S60158879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
lever
protrusion
star
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1551384A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0425032B2 (ja
Inventor
斉藤 泰雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIYUUKOU DENSHI KK
SHUKO DENSHI KK
Original Assignee
SHIYUUKOU DENSHI KK
SHUKO DENSHI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIYUUKOU DENSHI KK, SHUKO DENSHI KK filed Critical SHIYUUKOU DENSHI KK
Priority to JP1551384A priority Critical patent/JPS60158879A/ja
Publication of JPS60158879A publication Critical patent/JPS60158879A/ja
Publication of JPH0425032B2 publication Critical patent/JPH0425032B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゆる島の合間に配設される薄型の玉貸機に関する。
一般にパチンコ用玉貸機には、パチンコホールに設置さ
れ、電気的手段を併用した大型の玉貸機と、合間に配置
される薄型で電気的手段を使用してない玉貸機がある。
薄型の玉貸機は、電気的手段を採用していないため、コ
ストが安いという利点はあるが、コインの重量で玉貸機
構を作動させなければならない点に難点がある。
すなわち、従来の薄型玉貸機は、玉通路を流下するパチ
ンコ玉に係合して回転するスターホイルに連動して回転
する段付歯車の段部と係合する爪を有するレバーをコイ
ンの落下衝撃力で回動させて′前記係合を解除すること
で所定数のパチンコ玉を貸し出すようになっているので
あるが、スターホイルにはそれより上方にあるパチンコ
玉の重量が作用し、その偶力が段付歯車を介して段部に
伝達されるため段部における偶力はスターホイルの偶力
よりも大きくなり前記係合はなかなか強いものとなる。
このため従来の玉貸機にあっては前記係合がコインの落
下衝撃力でも確実に外れるように、段部と爪の形状を外
れ易い形状としなければならず、特に成型に高度の精度
が要求されるという難点があった。
本発明の目的は、以上のような従来玉12機の難点を解
決し、コインの落下衝撃力で確実に玉貸が行われるよう
にし、かつ成形に際し格別高度な精度を不要とすること
にある。
この目的を達成するため、本発明玉貸機は、パチンコ玉
が流下する玉通路と、コインが落下するコイン通路を具
えた玉貸機において、玉通路に臨んでパチンコ玉と係合
して回転し、かつ側面に係止部を有するスターホイルと
、コイン通路に投入されたコインを受けて揺動するコイ
ン受はレバーと、前記スレーホイルの係止部と係脱する
係止爪を有し前記コイン受はレバーのコインによる揺動
でこの係止爪がスターホイルの係止部から外れるように
コイン受はレバーに連結されたリンクと、前記スターホ
イルと連動してスターホイルが所定数回転する間前記リ
ンクの係止爪がスターホイルの係止部から外れた状態を
保持する保持機構を設けた。
本発明玉貸機は上記の構成としたので、コイン通路にコ
インが投入されると、これがコイン受はレバーを揺動さ
せ、該レバーの揺動によりリンクの係止爪がスターホイ
ルの係止部から外れ、保持機構の作動中スターホイルが
所定数回転し、所定数のパチンコ玉が貸し出される。
そして、本発明玉貸機にあっては、スターホイルの回転
規制を従来のような段付歯車に対してではなく、リンク
を使用して直接スターホイルに対して行うようにしたか
ら、スターボイルより上方薇あるパチンコ玉の重量によ
り生ずる開力のより小さな部位において回転を規制する
ことができ、このためスターホイルの係止部とリンクの
係止爪との係合力は、従来に比べて小さく、したがって
スターホイルの係止部及びリンクの係止爪を成形するに
際し格別高度な精度が要求されることなく、コインの落
下衝撃力によって確実に両者の係合を外すことができる
という効果を奏する−0 以下図示の実施例について説明する。
第1図は本発明玉貸機のカバーを取り外した状態の正面
図である。
(1)は機枠であって、その両側には玉通路(2)とコ
イン通路(3)が形成されている。
(4)は、その外周が玉通路(2)に臨んだスターホイ
ルであって、これは玉通路(2)を流下するパチンコ玉
と係合し、回転するようになっている。スタ−ホイル(
4)には、2つの係止段部(4a) (4b)のある係
止部(4c)が一体的に形成されている。また、スター
ホイル(4)には、歯車(5)が一体的に形成されてお
り、この歯車(5)が、中間歯車(6)を介して段付歯
車(7)と噛合しているため、段付歯車(7)は、スタ
ーホイル(4)の回転に応じて回転するようになってい
る。
段付歯車(7)の表面には段部体(8)が一体的に設け
られており、裏面には突起(9)が一体的に設けられて
いる。したがって段部体(8)及び突起(9)は歯車(
7)と−緒に回転する。
段部体(8)は、第1.2の段部(1o)(II)を有
し、第1と第2の段部(1o)(11)間において一方
には中径部(14)が、他方においては小径部(13)
と大径部(15)が形成され、更にこの小径部(13)
と大径部(15)の間には角部(16)が形成されてい
る。
(17)はコイン受レバーであって、このコイン受レバ
ー(17)には段部体(8)が入る開口部(18)が形
成されている。開口部(18)には段部体(8)の方向
に突出した相対向する2つの突出部に19) (20>
が形成されている。この段部体(8)と開口部(18)
は後に詳しく説明するように保持機構を構成する。
また、このコイン受レバー(17)には、前記コイン通
路(3)に突出するコイン受部(21)が形成され更に
裏面にはビン(26)が形成されている。
コイン受レバー(17)は、枢軸 (22)を中心とし
て揺動可能であるが、前記突出部(19)(20)が段
部体(8)に当接することによって、その揺動が規制さ
れるようになっている。
したがって、コイン通路(3)に突出したコイン受部(
21)の揺動も規制されるようになっている。
このコイン受部(21)に対応するコイン通路(3)の
壁面(3a)には、凹部(3b)が形成されて、この凹
部(3b)がコインの迂回路となっている。
(70)は、コイン受レバー(17)に連結されたリン
クであって、その上部に前記スターホイル(4)の係止
部(4C)の係止段部(4a)又は(4b)と係脱する
係止爪(71)が形成されてむ)る。
リンク(70)は、コイン受レバー(17)に設けた軸
(50)で連結されており、コイン受レノ〈−(17)
がコインを受けて第1図上反時計方向に揺動した際上方
に移動して係止爪(71)がスターホイルの係止段部(
4a)から外れるようになっている。
なお、軸(50)はコイン受レバー(17)を時計方向
に附勢する錘の役割をも果たしている。
(72)は、機枠(1)に一体的に形成したリンク(7
0)のガイド片である。
以上が、本実施例の基本的構成である玉貸機構であるが
、本実施例は更にコイン切機構及び不正防止機構を具え
ている。
そこで先ずコイン切機構について説明すると、コイン切
機構は、二枚以上のコインが連続投入された場合に、コ
インを一枚づつコイン受レバー (17)のコイン受部
(21)上に落下せしめるためのものであって、コイン
切レバー(23)と、これと連動するカム(60)と、
前記保持機構(8) (18)と、前記コイン受レバー
(17)の裏面に突設したビン(26)からなる。ただ
、この機構の主目的はコイン切りにあるが、後述する所
定不正行為に対する不正防止機能をも有している。
コイン切レバー(23)は、枢軸(24)によって揺動
可能に取付けである。
コイン切レバー(23)は、コイン1fflR(3)に
おけるコイン受レバー(17)のコイン受部(21)が
突出している箇所より上方において、少なくとも何れか
一方がコイン通路に突出する上下の突出部(25)(2
7)を具え、更に横方に延設した端部にビン(23a 
)が突設されている。
カム(60)は、軸(61)で枢支され、前記コイン切
レバーのピン(23a )と係合するスリット(62)
が形成され、この係合によって前記コイン切レバー(2
3)と連動するようになっている。
このカム(60)には、非揺動時にコイン受はレバー(
17)のピン(26)と当接して該レバーの揺動を規制
する横方向の周縁(63)と、揺動後において揺動した
前記コイン受レバー(17)のビン(26)と当接する
縦方向の周縁(64)を有している。
次ぎに不正防止機構は、所定の不正行為を防止するため
のものであって、不正防止用レバー(29)と、コイン
検知レバー(40)と、段付歯車(7)の裏面の突起(
9)と、コイン受レバー (17)の裏面の突起(26
)と、保持機構(8)(18)とからなる。
不正防止用レバー(29)は、水平部(30)及び垂直
部(31)からなる全体としてほぼL字形であり、前記
の枢軸(24)で揺動可能に取付けられている。水平部
(30)の先端(32)は、前記段付歯車(7)の裏面
にある突起(9)の回転軌道中に位置しており、また垂
直部(31)には、前記コイン受レバー(17)のピン
(26)と係脱する凹部(33)が形成され、更にこの
凹部(33)の下方に鉤部(34)が形成されている。
(40)は、コインの検知レバーであって、この検知レ
バー(40)は枢軸(41)で揺動可能に取付けられて
いる。
検知レバー(40)は、コイン通路(3)に、おける前
記コイン受レバー(17)のコイン受部(21)が突出
している箇所より下方において突出回能な先端部(42
)を具えており、また前記不正防止用レバー(29)の
鉤部(34)に対向する箇所に、この鉤部(34)と当
接及び係脱可能、な2つの突出部(43) (44)を
具えている。
なお、レバー(29) (40)は各々取付けられたウ
ェイト(51) (52)の作用によって時計方向に附
勢され、コイン切レバー(23)は、その自重及びカム
(60)の自重によって下突出部(27)がコイン通路
に突出する方向に附勢されるようになっている。
その他、(53)はスターホイルとパチンコ玉の係合を
確実ならしめるための規制部材、(54)は、放出され
るパチンコ玉を一時的に貯留するためのタンク、(55
)は、検知レバー(40)が−回揺動する毎に、これを
検知するためのリミットスイッチであって、このリミッ
トスイッチ(55)には、検知レバー(40)の適所に
当接する図示しない感知針がある。ただしこのリミット
スイッチは取付けないこともある。
以上、実施例の構成について説明したが次ぎに作用につ
いて説明する。
本玉貸機の基本作用は、投入されたコインでコイン受レ
バー(17)を揺動させ、リンク(70)を作動せしめ
てその係止爪(71)をスターホイルの係止部(4c)
から外し、所定数のパチンコ玉を貸し出すことにあるが
、コイン切機構及び不正防止機構の作用を合わせて以下
順を追って説明する。
先ず不正行為がない場合について説明する。
(i) 第1図に示すようにコインが投入される前にお
いては、コイン受レバー(17)はウェイト(50)の
作用でその突出部(19)が段付歯車の段部体(8)の
小径部(13)に当接している。リンク(7o)もその
自重及びコイン受レバー(17)の作用で下降した位置
にあり、その係止爪(71)はスターホイル(4)の係
止段部(4a)と係合している。
したがってスターホイル(4)は回転不能の状態にあり
、パチンコ玉(図示せず)は流下しない。
この状態において、コイン切レノ(−(23)は、下突
出部(27)のみがコイン通路(3)に突出し、カム(
60)の横周縁(63)にビン(26)が当接すること
でコイン受レバー(17)の揺動も規制されている。
また不正防止レバー(29)は、その垂直部(31)が
コイン通路(3)を形成するリブ(3c)と当接し、水
平部(30)の先端(32)は段付歯車(7)の裏側に
入り込んでいる。検知レバー(40)は、その突出部(
43)上縁が不正防止レバー(29)の鉤部(34)の
下縁と当接して時計方向への回動が不能となっており、
その先端部(42)はコイン通路(3)に突出していな
い。
(ii ) コイン(a)が投入されると、コイン(a
)はコイン切レバー(23)の上の突出部(25)を通
過して下の突出部(27)に付き当たり、第2図の如く
コイン切レバー(23)を反時計方向に揺動せしめ、こ
れに応じてカム(60)が揺動することにより、ビン(
26)に対する横周縁(63)の規制が解かれることに
なる。これによってコイン受レバー(17)は揺動可能
となり前記コイン(a)がコイン受部(21)に付き当
たってこれを押し下げる。
また、コイン切レバー(23)が反時計方向に揺動した
時点において、上の突出部(25)がコイン通路(3)
に突出しており、コインが連続して投入されている場合
には次のコイン(a″)が、この上の突出部(25)に
当接してその落下が規制される。
このとき、コイン切レバー(23)とカム(60)は、
先に説明したようにその自重により、コイン切レバー(
23)の下突出部−(25)がコイン通路(3)から後
退する方向に附勢されているが、カム(60)の縦縁(
64)が、揺動したコイン受レバー(17)のビン(2
6)に当接することでその回動が規制され、したがって
コイン切レバー (23)も揺動せず、確実に次位のコイン(ao)が係
止される。
なお、カム(60)の横周縁(63)は軸(61)を中
心とする円弧状、縦周縁(64)は、コイン受レバーの
軸(22)を中心とする円弧状に形成されているので上
記動作はスムーズに行われる。
コイン(a)がコイン受レバー(17)のコイン受部(
21)を押し下げることにより、コイン受レバー(17
)は反時計方向に揺動し、その開口部(18)の突出部
(20)が段部体(8)の中径部(14)に当接するこ
とにより揺動が規制されるので、コイン (a)は、コイン受レバーのコイン受部(21)とコイ
ン通路(3)の角部(3d)で支持されて停止すること
になる。そして、コイン受レバー(17)の反時計方向
への揺動によってリンク(70)は上昇し、その係止爪
(71)とスターホイルの係止部(4a)の保合は解か
れ、スターホイル(4)が回転可能となってパチンコ玉
がスターボイル(4)と係合し、回転させながら玉通路
(2)を流下することとなる。また、スターホイル(4
)の回転と連動して段付歯車(7)も回転を開始する。
(iii ) パチンコ玉が流下してスターホイル(4
)が回転することにより、段付歯車(7)も時計方向に
回転し、その裏面にある突起(9)が不正防止レバー(
29)の水平部の先端(32)に達すると、これに当接
して水平部(30)を押し上げる。
(!V) 第3図に示す如く水平部(30)が押し上げ
られると不正防止レバー(29)は反時計方向に揺動し
、これによって不正防止レバー(29)の鉤部(34)
と検知レバー(40)の突出部(43)の当接が解かれ
ると共に鉤部(34)が検知レバーの他の突出部(44
)を押すため(第2図参照)検知レバー (40)が時
計方向に揺動し、その先端部(42)がコイン通路(3
)に突出すると共に、不正防止レバー(29)の凹部(
33)ががコイン受レバー(17)のピン(26)ヲ包
囲する。
(v) 第4図に示す如く更に段付歯車(7)が回転し
、その裏面にある突起(9)と不正防止レバー水平部(
30)の先端部(32)の当接が解かれると、不正防止
レバー (29)は時計方向に揺動して元位置に復帰しようとす
るが、このとき不正防止レバー(29)の鉤部(34)
が検知レバー(40)の突出部(43)と係合し、不正
防止レバー(29)の揺動が規制される。
(vi ) 第5図に示す如く更に段付歯車(7)が回
転し、コイン受レバー(17)の突出部(20)が段部
体(8)の中径部(14)から小径部(13)に落ち込
むと、その分だけコイン(、a )の重量でコイン受レ
バー(17)は反時計方向に揺動し、これによって今ま
でコイン受部(21)と角部(3d)で支持されていた
コイン(a)は迂回路(3b)を通って落下し、検知レ
バー(40)の先端(42)を押し下げた後、排出口(
3e) (第1図)から機外に排出される。
コイン(a)が検知レバー(40)の51部(42)を
押し下げることにより、検知レバー(40)は反時計方
向に揺動し、これによって検知レバーの突出部(43)
と不正防止レバーの鉤部(34)との係合が解かれるの
で不正防止レバー(29)は時計方向に回動し、元位置
に復帰する。これによってコイン受レバー(17)のビ
ン(26)に対する不正防止レバーの凹部(33)の包
囲が解かれ、コイン受レバー(17)は時計方向に揺動
し得る状態になる。また検知レバー (40)は、その突出部(43)が不正防止レバー(2
9)の鉤部(34)と当接し、原位置と同じ状態になる
(vi ) コイン(a )を開放したコイン受レバー
 (17)はウェイト (50)及びリンク(70)の
重量により時計方向に揺動しようとするが、第6図に示
すように、その突出部(19)が段部体(8)の大径部
(15)に当接し、その揺動が規制される。したがって
リンク(70)の下降も規制されることとなり、これに
よってリンク係止爪(71)のスターボイル係止部(4
C)に対する開放状態が保持されることとなる。その後
段付歯車(7)の回転によりコイン受レバーの突出部(
19)は段部体の中径部(14)に当接することとなる
が、その場合においてもなおリンク爪(71)の開放状
態は保持される。
(viii) 更に段付歯車(7)が回転し、ちょうど
1回転した状態となり、コイン受レバー(17)の突出
部(19)が段部体の小径部(13)に落ちこみその置
時計方向に揺動するとリンク(70)が下降し、その係
止爪(71)がスターホイルの係止部(4C)と係合し
パチンコ玉の流下が停止される。
ただ、一般にパチンコ玉の貸し出しは25個単位で行う
ようになっているので、スターホイル(4)は2.5回
転し、このため25個の貸し出し終了時においてはリン
クの係止爪(71)はスターホイルの係止部(4c)の
係止段部(4b)の方と係合することとなる。
なお、本実施例にあっては、スターホイルの係止部(4
c)に2つの係止段部(4a)(4b)を形成したから
、中間歯車(6)及び段付歯車(7)の歯数を変えるこ
とにより、パチンコ玉の貸し出し数を5個単位で増減す
ることができる。したがって例えば貸出数を20個とす
れば、リンクの爪(71)には再び係止段部(4a)の
方が係合することとなる。
また、コイン受レバー(17)の突出部(19)が段部
体の小径部(13)に落ち込み時計方向に揺動すること
で、ピン(26)とカム(60)の縦周縁(64)との
当接が解かれてカム(60)及びコイン切レバー(23
)は揺動し、元位置に復帰する。そして次のコイン(a
”)がある場合には、コイン切レバー(23)の復帰に
よって、上の突出部(25)とコイン(a”)の当接が
解かれ、コイン(a”)が落下してこのコイン (a”)により以上で説明した作用をくり返すことにな
る。
以上(1)〜(vii )で説明したように、本玉貸機
は、コインが投入されると、スターホイル(4)が2.
5回転し、段付歯車(7)が一回転し、それに相応する
一定数のパチンコ玉が自動的に貸し出されるものであり
、コインが連続して投入された場合でも、これが一枚ず
つ確実にコイン受レバー(17)へ供給され、投入した
枚数骨のパチンコ玉が貸し出される。そしてコインが実
際に投入されない場合においては、コイン受レバー(1
7)の揺動がカム(60)により規制されるから、誤作
動を起こさない。
次ぎに、不正行為があった場合の作用について説明する
と′、 不正行為として、コインを投入せずに針金等を使用し、
コイン切レバー(23)を反時計方向に揺動させ、かつ
コイン受レバー(17)のコイン受部(21)を押し下
げた場合は、 (i) 不正行為がない場合同様リンク(7o)が上昇
し、段付歯車(7)が回転し、ある程度のパチンコ玉が
流出する。
(ii) Lかし、段付歯車(7)が回転し、不正防止
レバー(29)が反時計方向に揺動して第4図の如く不
正防止レバー(29)の鉤部(3り)が検知レバー(4
0)の突出部(43)と係合すると、実際にコインが投
入されていないために、この係合が解除されず、コイン
受レバーのピン(26)に対する不正防止レバーの凹部
(33)の包囲が解かれないため、段部体(8)の大径
部(15)にある角部(16)がコイン受レバー(17
)の突出部(20)に達し、第7図に示す如くこの突出
部(20)に当接してコイン受レバー(17)を時計方
向に揺動せしめようとしても、コイン受レバー(17)
のピン(26)が不正防止レバー(29)の凹部(33
)と係合するためにコイン受レバー(17)は揺動せず
、したがって段付歯車(7)の回転が突出部(20)に
より停止され、これによってスターホイル(4)の回転
も停止することになるのでパチンコ玉の流下は停止され
る。
(iii ) なお、針金等によって先のようにコイン
切レバー(23)とコイン受レバー(17)を操作し、
更にその後検知レバー(40)を操作しようとしても、
この検知レバー (40)の操作は、その突出部(44)と不正防止レバ
ー(29)の鉤部(34)の当接が終了した時点から、
段部体(8)の角部 (16)がコイン受レバー(17)の突出部(20)に
達する間に行わなければならず、その時間が極めて短い
ことを考えれば事実上不可能である。
(iv ) また、一旦コイン受レバー(17)のピン
(26)が、不正防止レバー(29)の凹部(33)と
係合してしまうと、スターホイル(4)には多数のパチ
ンコ玉の重量がかかづているため、この係合はなかなか
強く、検知レバー(40)の先端(42)を押し下げる
ことによっては解除不可能となる。更にコイン受レバー
(17)が時計方向に揺動しようとしたときに、そのピ
ン(26)が不正防止レバー(29)を反時計方向に回
動せしめ、ピン(26)が凹部(33)の奥部(33’
 )と係合するようにすれば、その保合は一層確実にな
る。
したがって、前述のような不正行為が行われた場合は、
その玉貸機はパチンコホールの係員による所定の処置が
なされるまで使用中止となる。
次に、不正行為として、予め検知レバー(40)を針金
又は任意の手段で固定し、その先端(42)がコイン通
路(3)に突出しない状態にしておいて、先と同様の不
正行為を行った場合は、 (’i) 不正行為がない場合同様スターホイルが回転
し、段付歯車(7)が回転して、ある程度のパチンコ玉
が流出する。
(ii) t、かし、段付歯車(7)が回転し、第3図
に示す如くその突起(9)が不正防止レバー(29)の
水平部先端(32)に達し、これを押し上げようとする
と、検知レバー(40)が回動不能となっているため、
不正防止レバー(29)の反時計方向への揺動は、その
鉤部(34)が第2図仮想線の如く検知レバー(40)
の突出部(44)に当接することにより規制されること
になる。
(iii ) このため、段付歯車(7)の回転は、そ
の突起(9)が不正防止レバーの水平部先端(32)と
当接していることにより停止され、これによって、スタ
ーホイル(4)の回転も停止されるのでパチンコ玉の流
下は停止される。
(iv ) また、その後、検知レバー(4o)の固定
を解除したとしても、そのときは、不正防止レバーの鉤
部(34)と検知レバー(40)の突出部(43)が係
合することとなるので、先に述べた不正の場合と同様に
作用することとなる。
更に、不正行為として、コインに糸を付け、コインを途
中まで落下させた後、これを引きもどそうとしても、そ
の場合は、コイン切レバー(23)の下突出部(27)
又はコイン受レバーのコイン受部−(21)の下面が、
コインの上面と当接してストッパーの役割をするので、
当然このような不正も防止される。
以上、本発明の一実施例について説明したが、第8.9
図に示すように、カム(6o)の代わりにレバー(80
)を使用し、これにピン(81)を突設する一方、コイ
ン受レバー(17)には軸(61)を中心とする横溝と
軸(22)を中心とする縦溝からなるL形溝(83)を
形成し、該溝(83)と前記ピン(81)との係合によ
り、先に説明したカム(6o)とピン(26)の作用と
同様の作用を得ることができる。
また、玉貸機の材質としては汎用プラスチソクスを使用
するが、使用が長期間に亙るとコインによってコイン通
路(3)の壁面が削られて機能が劣化したり、誤作動を
起こす心配がある。
したがって、コイン通路については鋼、ファインセラミ
ックス、耐摩耗性プラスチックス等の耐摩耗性部材とす
るのが好ましい。特に通路の角部(3d)はコインが当
接して一旦停止する箇所であるから、前述の実施例にお
いては、鋼製のビン(90)をはめ込んである。
次ぎに、各歯車、レバー等の支持手段としては、第10
〜13図に示すように蓋体を有効に利用するのがよい。
すなわち、第10図は、本玉貸機の蓋体(100)を取
付けた状態を示す正面図であって、蓋体(100)はそ
の適所(C) ・・をネジで機枠(1)に取付けるもの
であるが、更に背面適所には突起(101)〜(106
)が形成されている。
突起(101’) (102) (106)は筒状突起
であり、(103) (104) (105)は柱状突
起である。
この蓋体(100)を機枠(1)にセットすると、筒状
突起(102)は自動的に第11図に示す如くその下端
でレバー(17)を支持する状態となって抜けを防止し
、柱状突起(103)〜(105)は第12.13図に
示す如く、その下端が歯車(6)の支持プレー) (1
10)の上面を押さえる状態となって、その抜けを防止
する。
更にこの実施例にあっては、機枠(1)の突状リブ(1
11)(第1図)をリンクのガイド(72)と同じ高さ
とし、プレート(110)の下面まで伸張せしめ、その
上面にプレート(110)の下面を当接させることでプ
レー) (110)の安定性を向上させている。
突起(102)と同様に突起(101)はレバー(53
)を、突起(106)はカム(60)を支持するもので
あり、その他、レバーを支持するために同様の突起を必
要に応じて形成することができる。
また(107 )はコイン(a)が通路(3)に詰まっ
たときのためのスリットであり、(108)は不正行為
によるレバー(29)の凹部(33)とレバー(17)
のピン(26)の係合をドライバー等で強制的に解除す
るときの差込穴である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明玉貸機のカバーを取外した状態の正面図 第2〜7図は同上作用説明図 第8.9図は異なる実施例の部分説明図第10図は蓋体
を取付けた状態の正面図第11〜13図は蓋体の作用説
明図である。 (2)・・・・玉通路 (3)・・・・コイン通路 (4)・・・・スターホイル (4c)・・・・係止部 (8) (1B) ・保持機構 (17)・・・・コイン受レバー (70)・・・・リンク (71)・・・・係止爪 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8囚 第10:図 第11囚 第12図 第13図 入

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パチンコ玉が流下する玉通路と、コインが落下するコイ
    ン通路を具えた玉貸機において、玉通路に臨んでパチン
    コ玉と係合して回転し、かつ側面に係止部を有するスタ
    ーボイルと、コイン通路に投入されたコインを受けて揺
    動するコイン受はレバーと、前記スターホイルの係止部
    と係脱する係止爪を有し前記コイン受はレバーのコイン
    による揺動でこの係止爪がスターホイルの係止部から外
    れるようにコイン受はレバーに連結されたリンクと、前
    記スターホイルと連動してスターホイルが所定数回転す
    る間前記リンクの係止爪がスターホイルの係止部から外
    れた状態を保持する保持機構を設けた玉貸機。
JP1551384A 1984-01-31 1984-01-31 玉貨機 Granted JPS60158879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1551384A JPS60158879A (ja) 1984-01-31 1984-01-31 玉貨機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1551384A JPS60158879A (ja) 1984-01-31 1984-01-31 玉貨機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60158879A true JPS60158879A (ja) 1985-08-20
JPH0425032B2 JPH0425032B2 (ja) 1992-04-28

Family

ID=11890892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1551384A Granted JPS60158879A (ja) 1984-01-31 1984-01-31 玉貨機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60158879A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120574A (ja) * 1984-07-06 1986-01-29 秀工電子株式会社 玉貸機
JPH02239884A (ja) * 1989-03-14 1990-09-21 Sayama Seimitsu Kogyo Kk パチンコ玉貸機のレート変換機構

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50105896U (ja) * 1974-02-08 1975-08-30
JPS5829116A (ja) * 1981-08-14 1983-02-21 Hitachi Ltd 磁気電気信号変換装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50105896U (ja) * 1974-02-08 1975-08-30
JPS5829116A (ja) * 1981-08-14 1983-02-21 Hitachi Ltd 磁気電気信号変換装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6120574A (ja) * 1984-07-06 1986-01-29 秀工電子株式会社 玉貸機
JPH0425031B2 (ja) * 1984-07-06 1992-04-28 Shuko Denshi Kk
JPH02239884A (ja) * 1989-03-14 1990-09-21 Sayama Seimitsu Kogyo Kk パチンコ玉貸機のレート変換機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0425032B2 (ja) 1992-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4918957A (en) Lock with locking function released by insertion of a coded card
CA1225249A (en) Portable container for valuable articles
US4655391A (en) Container having tamper-indicating means
JPS60158879A (ja) 玉貨機
US4730715A (en) Exchangeable coin collection box for coin-operated automat
JPS6120574A (ja) 玉貸機
US2652916A (en) Vending machine
EP0137013B1 (en) Portable container for valuable articles
US4318649A (en) Locking mechanism for B deck of auto-rack railway car
JPH0243435Y2 (ja)
JPH0416702Y2 (ja)
JPH0243436Y2 (ja)
JPH0416703Y2 (ja)
JPH0315091Y2 (ja)
JPS594363Y2 (ja) 硬貨収納装置における糸吊り防止構造
JPS5892096A (ja) コインロツカ−用錠装置
JPH0317913Y2 (ja)
JPH0423594Y2 (ja)
JPH08296356A (ja) 傘のロック装置
JPH0425033B2 (ja)
JPH022373Y2 (ja)
JPH0539734Y2 (ja)
JPH0446795Y2 (ja)
JPS588303Y2 (ja) パチンコ用自動玉貸機における不正作動防止装置
US1624980A (en) Check-controlled lock