JPS60157724A - 重層磁気記録テ−プ - Google Patents

重層磁気記録テ−プ

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JPS60157724A
JPS60157724A JP59012558A JP1255884A JPS60157724A JP S60157724 A JPS60157724 A JP S60157724A JP 59012558 A JP59012558 A JP 59012558A JP 1255884 A JP1255884 A JP 1255884A JP S60157724 A JPS60157724 A JP S60157724A
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JP
Japan
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tape
magnetic
layer
magnetic layer
layers
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Pending
Application number
JP59012558A
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English (en)
Inventor
Akira Miyake
明 三宅
Mikio Kishimoto
岸本 幹夫
Fumitada Hayama
端山 文忠
Akira Kato
昭 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)技術分野 本発明は、磁気記録テープ特Cニビデオテーブの音声記
録特性の改良に係り、信号−雑音比l二優れ、ハイファ
イビデオシステムζ二おけるFM変調音声信号の記録に
最適の新規な重層磁気記録テープを提供することを目的
とする。
(2)背景技術 近年ビテオテーブは、磁気記録素子、ベースフィルム等
の改善によりますます高性能化され、非常C:鮮明なカ
ラー面像が記録再生できるものが出現してきた。
しかしながら、一方J二おいて音声信号の記録再生l二
は、従来のテープレコーダと同様の固定ヘッドを使用し
たバイアス録音方式が採用されているために、長時間記
録化の要請によるテープ走行速度の低下に伴ない、その
音質が劣化するという問題がクローズアップされてきた
。そこで最近ではビテ万システム独特の高速回転ヘッド
による音声信号のFM変調記録が提案され、ハイファイ
ビデオシステムとして、ビデオデツキの開発がなされ製
品化が進められている状況にある。
即ち、従来よりビデオシステムでは高密度記録を達成す
べくテープとヘッドとの適度の相対速度を得るために、
ビデオ信号の記録を固定ヘッドではなく、円筒状のガイ
ド内に収容された高速回転へノドにより、テープの長手
方向に対し約6°傾斜した方向C二短則状に記録すへく
、ガイドC二らせん状にテープを半回させて走行させる
いわゆるヘリカルスキアン方式を採用しており、この高
速回転ヘッドは、回転シリンダ上の相互C二対向する位
置に一対のビデオヘッドの他に一対のオーディオへノド
A、Bを配置したもので、走行する磁気テープl二約6
″の傾斜をもった短冊状にオーディオヘッドによる信号
記録済の領域に重ねてビデオヘッドによる映像信号が上
秒間隔毎に重層記録される。
0 この−合に、オーディオ記録信号は1〜2MHzのFM
変調波で記録されてゆくこととなるが、このシステムに
おいては■オーディオ信号記録済の領域に重ねてビデオ
信号が記録される結果、磁性層表層部ではオーディオ信
号がかき消され、深層部のみにオーディオ信号が残され
ることにより見かけ上のスペーシング損失を生起するた
め、全体のオーディオ出力が低下すること、■隣接する
短冊トラック間のオーディオ信号の、クロストークを防
止するため交互に記録する一対のオーディオヘッドA及
びBを、そのヘッドギャップがテープ長手方向に対し約
6°傾斜した中心線に対し、さらにそれぞれ±30°づ
つ傾斜させたいわゆるアジマス記録をしている関係上、
いわゆる長手方向に磁化容易軸を有するよう長手配向を
させた通常のテープを用いた場合、例えばオーディオヘ
ッドAは磁化容易軸(二対し+36人オーディオヘッド
Bは−24゜傾いた状態で記録再生されることとなり、
A、13両ヘッドの再生出力において明らかなレベル差
を生じ、これが原因で1760秒毎交互に出力レベルが
上下変動する矩形型の出力となって再生される。
この場合に、出力の低い側、即ち磁化容易軸に対し+3
6°傾斜したオーディオヘッドAよりの出力に、その出
力以上のレベルのドロップアウトが含まれていた場合に
、信号が欠落し、かかるFM信号をアナログオーディオ
信号に復元した場合にノイズとなって表われる。という
2つの問題点が存する。
(3)発明の目的 本発明者らは、かかる問題点を可及的に解決すべく、オ
ーディオ信号記録の傾斜角とFM信号出力との関係を追
求した結果、オーディオヘッドA及びBの磁化容易軸と
の傾斜角かできるだけ少なく、かつできる限り同一(二
そろえることが上記■の問題点を直接点に解決し、かつ
■の問題を希薄化し実用上の影響をなくすることができ
ることに気づき本発明をなしたものである。
(4)発明の概要 即ち、本発明においては、従来ハイファイビデオにおい
て使用を前提とされてきた長手方向に磁化容易軸を配向
させた一層よりなる磁性層を有する磁気テープの代わり
に、上層と下層の2以上の磁性層を有する重層磁気テー
プを用いることとし、特に下層磁性層の少なくとも1層
の磁化容易軸の方向がテープ面上でかつテープの長手方
向に対し3°以上10°未満特に4°以上8°以下傾斜
した傾斜磁性層としたことを特徴とするものである。
かかる磁気テープは、多層の磁性層を有する従来の磁気
テープの公知の何れの製法によっても磁性層を多層化す
ることができ、また下層の磁性層の磁化容易軸を傾斜さ
せる公知の何れの方法によっても傾斜配向させつるが、
とくに製造工程上の便宜の鑑点からすれば、二層の磁性
層とするのが簡便である。
即ち、かかる磁気テープを製造するには、基本上(二傾
斜した下層磁性層を設け、その上面に上層磁性層を設け
ることによりなし得る。とくに下層磁性層は例えば、強
磁性金属を基本上(二蒸着・スパッタ等により被着せし
めた薄膜によっても構成しうるが、酸化鉄・金属鉄を主
体とする強磁性粉末を有機高分子結合剤中に分散させた
塗膜によっても構成される。この場合には、下層磁性層
の塗膜を施してから、一旦スーパーカレンダー装置等に
より下層表面粗さを0.030/Lm以下とずへく表面
平滑化処理を施こすのが好ましい。
また上層磁性層も下層磁性層と同様、金属薄膜あるいは
塗膜【二よって構成されつるか、塗膜により構成する場
合には、有機高分子結合剤中に強磁性粉末たけでなく、
磁気特性を損なわない限りにおいて、例えば公知のモー
ス硬度6以上の微粉末無機顔料を適は存在せしめること
により、表面の耐磨耗性をイ」与することが望ましい。
本発明において専らビテオ信号を記録することとなる上
層磁性層は、厚み05〜5.0 )l Tn、保磁力5
000e〜16000e、飽和磁速密度1000〜40
00Gaussの範囲内で設d(するのが好ましく、特
(二」−記の塗膜による場合は、磁性粒子としてγ−F
e2Q:+、 Fe3O4あるいは両者の中間酸化物金
属鉄、あるいは、これらにCo原子、N1w、f等を固
溶又は表面被着したもの等がいづれも用いられ、その形
状は、長軸径を005〜04InI軸比を2〜15とし
、その特性は飽和磁化を65〜150emv′り、保磁
力を500〜17000eとして用いることが望ましい
これらの磁性粒子を結合する有機高分子結合剤としては
、上層、下層ともに塩化ヒニル崩脂、酢酸ビニル樹脂、
ビニルアルコール樹脂あるいはこれらの共重合体、塩化
ビニリチン樹脂、アクリル酸エステル樹脂、アクリロニ
トリル樹脂、メタクリル酸エステル、ポリウレタン樹脂
、セルロース系樹脂、ビニルブチラール樹脂、エポキシ
(耐層あるいはこれらの混合物等従来公知のものが使用
でき・これらに硬化剤として、ポリイソシアイ・−ト等
が併用できるか、特に上層と下層との間て相溶しないも
のを用いるのがより望ましい。
傾斜磁性1・ニゲを主体とする下j・ご磁性層は厚み1
0〜50/Im保磁力400〜14000e1飽和磁束
’ltt”=t1.000〜4000 Gauss が
好ましく磁性粉末、結合剤は上記述べたものから採択し
うる、。
なお、上層下層ともに、他の有機添加剤等を必要に応じ
添加してさしつがえない。
また上下両磁性層の厚みは、前掲の範囲内Cおいて、そ
の比率を、上層の磁性層厚対下層の磁性層厚の比にして
1対1〜1対9の範囲内にするのが好ましく、下層の磁
性層厚(二比して上層の磁性層厚が厚ずぎると音響信号
における出力が低下するおそれがあり、反対に簿すぎる
とノイズが大きくなるとともに、映像信号における出力
が低下するおそれがある。
(5)実施例 次に本発明を実施例f二より詳述する。以下の実施例で
は上下層ともに塗膜型磁性層(二より形成したが、本発
明は特にこの型のものに限定されるものではない。
本発明の効果を最も明確に示すため、特に磁性塗料の塗
布条件その他を一定に保ち、下層磁性層の磁fヒ容易軸
を有する下層のみのテープを製造し、その後同−条件に
て上層を塗布したサンプルを作成することにした。
1、下層用磁性塗料の調製 Co含有T−Fe203粉末(保磁力100重尾部60
00e、粒子径0.35μm軸比10)エスレノクA−
5(積水化学工 91重量部業株製、塩化ビニル−酢酸
ビニ ルービニルアルコール共重合体) DPHA(日本化薬■製、ジペン 17.0重量部クエ
リスリトールへキサアクリ レートドジペンタエリスリトー ルペンタアクリレ−1・の一対一 の混合物) シクロへキサノン 95 重fa W トルエン 95車量きIS これらの組成物をボールミル中で約48時間九合分赦し
て下層用磁性塗料を調製した。
この下層用磁性塗料を幅500111J+厚さ1.2f
i’nのポリエステルフィルム 厚み3.5/”I’li二固定して塗布し、この際磁場
強度20000eのN−N配向磁場をポリエステルフィ
ルムの長手方向に対して角度を変えて配置し、配向直後
の未乾燥塗膜に酸素濃度sooppm加速隈圧175K
V、照射線量8Mradで電子線を照射し、テープ長手
方向に対し、傾斜した角度に磁性粒子を配向させたまま
の状態で磁性層を固化し、この後スーパーカレンダー処
理を施して表1の下層用磁気シートを得た。
※、※※) ビデオテープの記録パターンは、上述の如く、テープ長
手方向に対して約6°傾いており、さらにFM変調方式
による音声専用ヘッド(二は±30°のアジマス角がも
たせであるので、これに記録されるFM変調音声信号は
、テープ長手方向に対して各々+36°、−24’傾い
ていることとなる。これはそれぞれ前記のオーディオへ
/ドA及びBに対応する。このため傾斜させて配向した
下層用磁気シートの出力特性全予測すべく長手方向(二
対して、各々+36°、−24°傾けた方向の飽和磁束
密度と保磁力を測定してさらにその差を併記した。
■、上層用磁性塗料の調製 Co含有T−Fe203100重@部 ()呆磁力8000e、粒子径 020μm1軸比8) ニトロセルロース(1(1/2) 10゜31(置部(
旭化成工業fA)製) バンデノクスT〜5250 9.1重量部(犬日本イン
キ化学工業 ■製つレタン樹脂) コロネー) L 3.4重量部 (日本ポリウレタン工業 ■製ポリイソシアネート 化合物) べんがら(粒径0.60μm) 5.2重量部Cr 2
03粉(粒径0.30 pm)4.8重量部A(42Q
:i粉(粒径0.30 p rn) 2.0重量部カー
ボンブラック 45重量部 ステアリン酸n−ブチル 1.2ft、を部ステアリン
酸亜鉛 0.5重量部 ミリスチン酸 3.0重紙部 ンクロヘキサノン 100重量部 トルエン 100重量部 これらの組成物をボールミル中で約481侍間混合分散
して上層用磁゛詫塗料を調製した。
これを前記により得られた下層用磁気シートに厚み15
ノtmに固定してグラビアロールによす塗布し、この際
磁場強度30000eのN−N配向磁場を、磁石長手方
向をシートの幅方向に合わせて、テープ長手方向C二磁
場配向を行なって乾燥し1この後スーパーカレンダー処
理を施して、二層の磁性層を有する磁気テープを得た。
これにっき出力レベル、ドロップアウト個数をそれぞれ
測定した結果を表2に示す。
出力レベルの測定は、ヒューレノトバノヵード社製スペ
クトルアナライザーにより、ドロップアウト個数は日本
ビクター株製ドロンプアウトカウンターl二より測定し
た。
表 2 [ ) (6)発明の効果 このように本発明における磁気記録媒体(サンプルCD
E)は、他のもの1=比し、高い出力レベルを保持しな
がら、1.7MHzにおけるドロノブアウト数も極度に
減少していることがゎがる。これは本発明における磁気
記録媒体が磁化容易軸においてテープ長手方向に力1し
て適度の傾斜角をもつ磁性層を有しているためである。
出願人 日立マクセル株式会社 代表者 永 井 厚 手続補正書(方式) %式% 1事件の表示 特願昭59−12558号 2発明の名称 重層磁気記録テープ 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府=’> m ’JJ= 費−丁目1査8
8号昭和59年4月24日 7、添付書類の目録 (1)訂正明細書 1通

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基本上に少なくとも1層以上の下層磁性層と、該
    下層磁性層上にさらに重層形成された1層の上層磁性層
    とを有する重層磁気記録テープにおいて該下層磁性層の
    少なくとも1層の磁化容易軸の方向がテープ面上でかつ
    テープ長手方向に対し3層以上10°未満傾斜した傾斜
    値″注層であることを特徴とする重層磁気記録テープ。
  2. (2)該上層記録層が専らビデオ信号を、該傾斜磁性層
    が専らFM変調音声信号をそれぞれ記録することを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の重層磁気記録テ
    ープ。
  3. (3)少なくとも該傾斜磁性層が、結合剤中C二値性粉
    末を分散させてなる塗膜により構成されることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)および(2ン項記載の重層
    磁気記録テープ。
  4. (4)該傾斜磁性層の磁化容易軸方向が4層以上8°以
    下傾斜していることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )から(3)項記載の重層磁気記録テープ。
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