JPS6015681Y2 - デイスクホイ−ル - Google Patents
デイスクホイ−ルInfo
- Publication number
- JPS6015681Y2 JPS6015681Y2 JP257079U JP257079U JPS6015681Y2 JP S6015681 Y2 JPS6015681 Y2 JP S6015681Y2 JP 257079 U JP257079 U JP 257079U JP 257079 U JP257079 U JP 257079U JP S6015681 Y2 JPS6015681 Y2 JP S6015681Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- disk
- cylindrical
- fitting
- disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、リムとディスクを組合せることによって形成
されるその内側の空所にディスクブレーキを設ける特に
軽合金製のディスクホイールに関するものである。
されるその内側の空所にディスクブレーキを設ける特に
軽合金製のディスクホイールに関するものである。
この種のディスクホイールは第１図に示すように、リム
１は板材をロールフォーミング等のプレス加工をして、
リム１の外周の中央部に円周方向凹溝を設け、ディスク
２は鋳造等によってその裏面に円筒状嵌合部２１を一体
に形成する。
１は板材をロールフォーミング等のプレス加工をして、
リム１の外周の中央部に円周方向凹溝を設け、ディスク
２は鋳造等によってその裏面に円筒状嵌合部２１を一体
に形成する。
そして上記リム１の円周方向凹溝の底面によってリム１
の内周に形成された円筒状ディスク嵌合穴Ｈの片端に、
ディスク裏面の円筒状嵌合部２□を外方からはめ合せる
と共に、上記円周方向凹溝の側壁によって形成されたリ
ム１の側面部１１に、ディスク裏面の周縁部２□を当て
てリム１とディスク２を溶接することによりディスクホ
イールを組立てている。
の内周に形成された円筒状ディスク嵌合穴Ｈの片端に、
ディスク裏面の円筒状嵌合部２□を外方からはめ合せる
と共に、上記円周方向凹溝の側壁によって形成されたリ
ム１の側面部１１に、ディスク裏面の周縁部２□を当て
てリム１とディスク２を溶接することによりディスクホ
イールを組立てている。
上記リム１０円筒状ディスク嵌合穴Ｈとディスク２の円
筒状嵌合部２□とのはめ合せに当り、一定のはめ合い長
さ１を必要とするが、従来のディスクホイールのリム１
の側面部１□と円筒状ディスク嵌合穴Ｈの内周面３が接
する曲り部Ｒの外側及び内側は曲率中心Ｐ１が同位置の
円弧に形成され、その外側の曲げ半径ｒ□と内側の曲げ
半径ｒ２はｒ１≧ｒ２＋ｔ（ｔはリム１の板厚）の関係
にあるため、ディスク２の裏面の円筒状嵌合部２□は穴
Ｈの中にかなり深くはまっている。
筒状嵌合部２□とのはめ合せに当り、一定のはめ合い長
さ１を必要とするが、従来のディスクホイールのリム１
の側面部１□と円筒状ディスク嵌合穴Ｈの内周面３が接
する曲り部Ｒの外側及び内側は曲率中心Ｐ１が同位置の
円弧に形成され、その外側の曲げ半径ｒ□と内側の曲げ
半径ｒ２はｒ１≧ｒ２＋ｔ（ｔはリム１の板厚）の関係
にあるため、ディスク２の裏面の円筒状嵌合部２□は穴
Ｈの中にかなり深くはまっている。
そしてリム１とディスク２の溶接は、その溶接部が外か
ら見えないように、円筒状ディスク嵌合穴Ｈの中で行っ
ている。
ら見えないように、円筒状ディスク嵌合穴Ｈの中で行っ
ている。
すなわちディスク裏面の円筒状嵌合部２□の内端をリム
１の円筒状ディスク嵌合穴Ｈの内周面３に溶接している
。
１の円筒状ディスク嵌合穴Ｈの内周面３に溶接している
。
従って円筒状嵌合部２１ ・溶接ビードＷと・ディス
クブレーキのキャリパ４が接近し、互いに干渉するおそ
れがあるため、キャリパ４の取付は位置の決定に難儀す
る。
クブレーキのキャリパ４が接近し、互いに干渉するおそ
れがあるため、キャリパ４の取付は位置の決定に難儀す
る。
この不具合を除くためブレーキディスクの径を小さくす
ることが考えられるがブレーキ容量が減少する。
ることが考えられるがブレーキ容量が減少する。
本考案は上記の問題点を解決するもので、第２図に示す
ようにリム１の側面部１１ と円筒状ディスク嵌合穴Ｈ
の内周面３が接する曲り部Ｒの外側の曲率中心Ｐ３を、
内側の曲率中心Ｐ２よりも外方に置いて、外側の曲げ半
径ｒ３を内側の曲げ半径ｒ２よりも小径に成形し、ディ
スク裏面の円筒状嵌合部２１を所要のはめ合い長さ１を
持ってリム１の円筒状ディスク嵌合穴Ｈにはめ合せ、上
記円筒状嵌合部２１の内端をリム１の円筒状ディスク嵌
合穴Ｈの内周面３に溶接Ｗしたことを要旨とする。
ようにリム１の側面部１１ と円筒状ディスク嵌合穴Ｈ
の内周面３が接する曲り部Ｒの外側の曲率中心Ｐ３を、
内側の曲率中心Ｐ２よりも外方に置いて、外側の曲げ半
径ｒ３を内側の曲げ半径ｒ２よりも小径に成形し、ディ
スク裏面の円筒状嵌合部２１を所要のはめ合い長さ１を
持ってリム１の円筒状ディスク嵌合穴Ｈにはめ合せ、上
記円筒状嵌合部２１の内端をリム１の円筒状ディスク嵌
合穴Ｈの内周面３に溶接Ｗしたことを要旨とする。
曲り部Ｒの外側を内側より小径で曲げる手段の一例につ
いて説明すると、リム１の素材として厚肉のパイプを扁
平につぶしたものを用い、これをロールフォーミングす
ると、曲り部の内外の曲げ半径を互いに独立した任意の
大きさに成形することができる。
いて説明すると、リム１の素材として厚肉のパイプを扁
平につぶしたものを用い、これをロールフォーミングす
ると、曲り部の内外の曲げ半径を互いに独立した任意の
大きさに成形することができる。
本考案は、リム１の側面部１１ と円筒状ディスク嵌合
穴Ｈの内周面３が接する曲り部Ｒの外側の曲率中心Ｐ３
を、内側の曲率中心Ｐ２よりも外方に置き、ディスク裏
面の円筒状嵌合部２１を所要のはめ合い長さ１を持って
リム１の円筒状ディスク嵌合穴Ｈにはめ合せ、ディスク
裏面の円筒状嵌合部２１の内端をリム１の円筒状ディス
ク嵌合穴Ｈの内周面３に溶接したから、ディスク嵌合穴
Ｈのストレート部Ｓが従来のストレー１３’［１図示）
よりも延長され、所要のはめ合い長さ１を十分採っても
ディスク裏面の円筒状嵌合部２１は従来のものに比べて
浅くなる。
穴Ｈの内周面３が接する曲り部Ｒの外側の曲率中心Ｐ３
を、内側の曲率中心Ｐ２よりも外方に置き、ディスク裏
面の円筒状嵌合部２１を所要のはめ合い長さ１を持って
リム１の円筒状ディスク嵌合穴Ｈにはめ合せ、ディスク
裏面の円筒状嵌合部２１の内端をリム１の円筒状ディス
ク嵌合穴Ｈの内周面３に溶接したから、ディスク嵌合穴
Ｈのストレート部Ｓが従来のストレー１３’［１図示）
よりも延長され、所要のはめ合い長さ１を十分採っても
ディスク裏面の円筒状嵌合部２１は従来のものに比べて
浅くなる。
従ってディスク２の裏面の円筒状嵌合部２１溶接ビード
Ｗとディスクブレーキのキャリパ４との干渉を防止でき
、容量の大きいディスクブレーキを組込むことができる
。
Ｗとディスクブレーキのキャリパ４との干渉を防止でき
、容量の大きいディスクブレーキを組込むことができる
。
またディスク２の裏面の円筒状嵌合部２１が浅いため、
その分デイスクホイールの重量が減り、自動車に取付け
た場合、ばね下重量を軽減できて自動車の性能向上に効
果がある。
その分デイスクホイールの重量が減り、自動車に取付け
た場合、ばね下重量を軽減できて自動車の性能向上に効
果がある。
さらにリム１の円筒状ディスク嵌合穴Ｈのストレート部
Ｓの延長により、リム１とハブ（キャリパ４を含む）を
組付ける際の位置決めを高精度で且つ容易に行うことが
できる。
Ｓの延長により、リム１とハブ（キャリパ４を含む）を
組付ける際の位置決めを高精度で且つ容易に行うことが
できる。
リム１を上記の構造にすると、従来構造のものに比べて
溶接ビードＷが中心Ｃより外側にオフセットされるため
、溶接ビードＷとキャリパ４とのクリアランスが大きく
なる。
溶接ビードＷが中心Ｃより外側にオフセットされるため
、溶接ビードＷとキャリパ４とのクリアランスが大きく
なる。
従ってリム１の板厚選定の自由度が与えられ、その分厚
くすることも可能で、ホイールの強度を向上させる効果
がある。
くすることも可能で、ホイールの強度を向上させる効果
がある。
第１図は従来のリムとディスクの接合部の拡大横断面図
、第２図は本考案のリムとディスクの接合部の拡大横断
面図。 １はリム、１□は側面図、２はディスク、２□は円筒状
嵌合部、２□は周縁部、３はディスク嵌合穴の内周面、
４はキャリパ、Ｈはディスク嵌合穴、Ｐｌ、Ｐ２．Ｐ３
は曲率中心、Ｒは曲り部、Ｗは溶接ビード。
、第２図は本考案のリムとディスクの接合部の拡大横断
面図。 １はリム、１□は側面図、２はディスク、２□は円筒状
嵌合部、２□は周縁部、３はディスク嵌合穴の内周面、
４はキャリパ、Ｈはディスク嵌合穴、Ｐｌ、Ｐ２．Ｐ３
は曲率中心、Ｒは曲り部、Ｗは溶接ビード。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 リムの外周の中央部に円周方向凹溝を設け、その円周方
向凹溝の底面によってリムの内周に形成された円筒状デ
ィスク嵌合穴の片端に、ディスクの裏面に設けた円筒状
嵌合部を外方からはめ合わせると共に、上記円周方向凹
溝の側壁によって形成されたリムの側面部にディスクの
裏面の周縁部を当ててリムとディスクを溶接したディス
クホイールにおいて、 上記リムの側面部と円筒状ディスク嵌合穴の内周面が接
する曲り部の外側の曲率中心を、内側の曲率中心よりも
外方に置き、ディスク裏面の円筒状嵌合部を所要のはめ
合い長さを持ってリムの円筒状ディスク嵌合穴にはめ合
せ、ディスク裏面の円筒状嵌合部の内端をリムの円筒状
ディスク嵌合穴の内周面に溶接したディスクホイール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP257079U JPS6015681Y2 (ja) | 1979-01-13 | 1979-01-13 | デイスクホイ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP257079U JPS6015681Y2 (ja) | 1979-01-13 | 1979-01-13 | デイスクホイ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55104130U JPS55104130U (ja) | 1980-07-21 |
| JPS6015681Y2 true JPS6015681Y2 (ja) | 1985-05-17 |
Family
ID=28805758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP257079U Expired JPS6015681Y2 (ja) | 1979-01-13 | 1979-01-13 | デイスクホイ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015681Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-13 JP JP257079U patent/JPS6015681Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55104130U (ja) | 1980-07-21 |
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