JPS60156697A - フラクトース‐1,6‐ジホスフエート酸溶液の製法 - Google Patents

フラクトース‐1,6‐ジホスフエート酸溶液の製法

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Publication number
JPS60156697A
JPS60156697A JP59271634A JP27163484A JPS60156697A JP S60156697 A JPS60156697 A JP S60156697A JP 59271634 A JP59271634 A JP 59271634A JP 27163484 A JP27163484 A JP 27163484A JP S60156697 A JPS60156697 A JP S60156697A
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JP
Japan
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solution
chromatography
fructose
resin
strong
Prior art date
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Pending
Application number
JP59271634A
Other languages
English (en)
Inventor
マツシモ・デイアナ
ググリエルモ・マリオ・ビツソオ
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Biomedica Foscama Industria Chimico Farmaceutica SpA
Original Assignee
Biomedica Foscama Industria Chimico Farmaceutica SpA
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Publication date
Application filed by Biomedica Foscama Industria Chimico Farmaceutica SpA filed Critical Biomedica Foscama Industria Chimico Farmaceutica SpA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H11/00Compounds containing saccharide radicals esterified by inorganic acids; Metal salts thereof
    • C07H11/04Phosphates; Phosphites; Polyphosphates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ′ [産業上の利用分野コ 本発明□はプラクドース−1,6−ジホスフェート酸溶
液の製法、特にフラクトース−1,6−ジホスフェート
’(F D P )およびその異性体を製造するために
有用な試剤であるフラクトース−1,6−ジ永スフエー
ト酸(FDPH4)を工業的規模で製造する方法に関す
る。
[従来の技術] フラクトース−1,6−ジポスフエー、ト(FDP)は
医薬の分野で広く用いられている、高い糖代謝作用を有
する物質であする。特に、その2種類の異□性体、すな
わちフラクトース−2,6−ジホスフェートF2,6P
2およびフラクトース−1,2−サイクリックホスフェ
ート−6−ホスフェート(FII)PC)は好んで使用
される。
これら2種類の異性体を工業的規模で生産するには、基
本的試剤であるフラクトース−1,6−ジホスフェート
酸(FDPH,)の極めて純度の高い、濃厚溶液を必要
とする。
[発明が解決しようとする問題点] 従って、本発明が解決せんとする課題は、凍結乾燥粉末
としてFDP塩およびその異性体を製造するのに適した
溶液を得るのに役立つFDPH。
の極めて純粋な溶液を得る点にある。
FDPおよびその塩を」−集的に生産するために現在採
用されている方法は、 a)酵母を使用した生物学的発酵液を酸で停止させた後
、FDPを不溶性塩として沈澱けじめ、b)イオレ交換
クロマトグラフィー、次いでアルカリ中和により沈澱物
を塩に変換させることから成る。
しかしながら、ここに得られた溶液は多くの不純物を含
んでいるため、他の精製工程を必要とするが、かかる精
製工程は塩沈澱法(大量の溶媒を使用し、強く水和され
た塩類を分離しなければならない不便さがある。)や凍
結乾燥法によって実施され、他方、不純物含量の高いr
;”′Dp塩が生産“される。
特に、FDPの工業的生産のために現在採用されている
系では、i;”Dp cやF2,6P2生産の基礎的試
剤である尻り純度と一度、を待ったFDPH4溶液を直
、接に得ることが出来ない。現在まで、これらの物質は
、FDPH,溶液製造のために、FDPナトリウム塩結
晶を2回蒸留した水に溶解させ、次いでこの溶液をカチ
オン交換樹脂で処□理 −し、その後この樹脂を遠心分
離すると言う複雑かつ高価な方法を使用して実験質的規
模でのみ製造されて来た。
[問題点を解決するための手段] 本発明者は鋭意研究を進めた結果、高純度かつ2愕濃度
でF D P 1−ILを工業的に生産する方法を確J
するに至った。この方法は生物学的発酵法により製造さ
れたFDPを不溶性塩の形で沈澱させる必要もなく、F
、、1)PH,またはその塩をそれらの溶液にn機溶媒
を加えることによって結晶として沈澱させる精製手段を
適用6−る必要もない。
1−作用と効果] 以下に本発明方法の典型的な実施態様の一例を説明する
が、これによって本発明の技術的範囲が限定4゛るもの
と理解されてはならない。
酵母を使用する生物学的発酵法によって得られたグルコ
ースの溶液に無機リン酸塩を加えたものを出発原料とし
た。発酵液は85℃において2分間殺、菌し、次いでろ
過することにより酵母細胞および熱にj;って変性した
不溶性蛋白質を除去し、脱蛋白した。殺菌の代わりに塩
酸処理により脱蛋白を行ってもよい。
得られた溶液に次の操作を施した: a)該溶液を強力チオン性樹脂を使用するクロマトグラ
フィーに付して叶II以下とし、b)ここに得られた酸
性溶液を強アニオン性樹脂を使用するクロマトグラフィ
ーにイτ1してFDPH4および他のリン酸アニオンを
固定し、クロマト塔を水で洗って非固定物質を除去し、
C)イオン強度を上昇させた2種の溶出溶媒を使用して
3段階で溶出を行い、一部のホスホリル化炭水化物(第
1の溶出溶媒を使用した第1層)と残りのホスホリル化
炭水化物(第2の溶出溶媒25%を使用した第2層)か
ら成る無機ホスフェートを除去する一方、FD1〕H4
(第2の溶出溶媒の残部を使用した第3層)を集め、 d)ここに集めノこFDPH,を含む溶出液をNaOH
で部分中和してpH3とし、 e)これを分子ろ過してNaCQと水の一部を除去し、 f)これを強力チオン性樹脂を使用するクロマトゲラフ
イーに付してpH1以下に至らしめる。
ここに得られた溶液は高純度、高濃度の1” D Pl
、を含んでいる(20%まで)。
上記の溶液を適当に中和して凍結乾燥に付し、得られた
塩を分析したところ、次表の結果が得られた。ただし、
この表の結果は−・例に過ぎないものであり、No、l
は本発明の実施例、No、IIは従来法による比較例を
示す。
1 F D IンH4% 6 2.4 7 5.2 5+3
04−一% 5,15 0.18 、F6f” −% 
0.86 0.87 G 6 P−一% 0.91 −、− 010% 7.7”l 7.88 Na・ % 14.53 N 5.31従って、本発明
方法は分子ろ過にカチオン性クロマI・グラフィーとア
ニオン性クロマトグラフィー処理を結合さゼたものであ
る。
[実施例] 以下に本発明方法を実施例によって説明する。
実施例 発酵液2Qを85℃で2分間殺菌し、ろ過土適量を加え
、ガラスシートを使用してろ過し、不溶性残渣を除去す
る。ここに得られた澄明ろ成約1゜5pを強力チオン性
樹脂の塔を通過させ、次いで強アニオン性樹脂の塔を通
過させた。この際の処理条件は以下の通りである: 強力チオン性樹脂:200z(7アンバーライトIRG
120H−型またはシュオライドc264H−型;カラ
ム、ベッド高さ500ytx、内径25R屑;供給速度
、5屑Q/分。
強アニオン性樹脂:350zρシュオライド374 C
’l−型:カラム、ベッド高さ57oIR1内径25x
i;溶出速度20d7分。
前記ろ液全量をカチオン塔に供給し、流下液をアニオン
塔に通ず。両塔を蒸留水4001(!で洗う。
次いで両塔の接合を切り放し、アニオン塔のみの溶出を
行う。供給液およびアニオン塔溶出液のFDr’H,濃
度は予め次のように決定された:供給液中のF1月]1
1い65g、アニオン塔溶出液中のFl) I) II
い28g(洗浄水を含む)。溶出を3段階で行う・第1
段階ではNH,C121,4gを含む溶液2.5(Ll
−Nll、25%/(12x(lを流4゛、第2および
第3段階では212の溶出溶媒13(NaCσ0.2N
−11Cl2O、05N)を通過uしめる。250a+
+22回、5001ρ残りの5フラクシヨンを集める。
モノホスフェート炭水化物および無機ホスフェート(第
2段階)を含んでいるので、第1段階および必要とあれ
ば第2段階の溶出液を除去する。他の溶出液は合して1
500〜1750の容量とし、F D P H、濃度は
約225〜2.5%である(第3段階)、、この溶出液
を中和してpH4、3とし、逆浸透にかけて有機アニオ
ンおよび存在する場合には金属塩を除去し、高純度のF
DP溶液を得る。
操作条件 操作圧力;24気圧 分子ふるいろ過膜:セルローズアセテート製00 ろ過膜+mq1.5 NaOHで適宜に中和された溶液を凍結乾燥して、先の
表に示した分析特性を有4°る塩を得る。
ただし、上記操作に対し必要に応し多少の変更が行なわ
れてもよい。たとえば溶出液を中和するためピリジンを
使用することが出来るが、これは次のF段階(強力チオ
ン性樹脂によるクロマトグラフィー)を除くことを可能
にするしのであり、2種の前記異性体を製造リーるのに
直接使用することが出来るFDPピリジン塩を得る。
また、B段階の中和のためにK OHを使用してもよく
、これによって常にF段階を除くことが可能であり、更
にK O1,1で中和するときはF D Pカリウム塩
の調製に使用されうるか、凍結乾燥粉末の形で使用され
うるカリウム塩を得ることが出来る。
これに反し、E段階の終わりで発明方法を中止すること
jこより得られた溶液は、NaOHて予め中和すること
により、F D I)塩を溶液または凍結乾燥粉末の形
で得るために使用することが出来る。
すなわち、本発明の方法はフラクトース−1,6−シボ
スフエートを従来法では決して達成されないような優れ
た収率と純度でもって工業的に製造することか出来るも
のである。
以」−1本発明方法を説明したが、本発明の技術的精神
を逸脱しない範囲において、種々の改変が当業者にとっ
て可能であることは言うまでもない。
特許出願人 ビオメゾイカ・フォスカマ・インドコスリ
ア・キミコーファルマチェウティ 力・エッセ・ピ・ア 代理人弁理士 青 山 葆 はか1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ フラクトース−1,6−ジホスフェート溶液精製の
    ため、重複クロマトグラフィー(カチオン性およびアニ
    オン性)および分子ろ過を適用することを特徴とするフ
    ラクトース−1,6−ジホスフエート酸溶液の製法。 2、酵母を使用する生物学的発酵法によって得られたグ
    ルコース含有溶液に無機ホスフェートを添加して調製さ
    れた溶液を下記の操作に付することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の製法: 1 a)前記溶液を強力チオン性樹脂を使用するクロマトグ
    ラフィーに付すこと、 b)この溶液を強アニオン性樹脂を使用するクロマトグ
    ラフィーに付し、クロマト塔を水で洗うこと、 C)こ、の塔の溶出を行うこと、 d)この溶出液を部分中和してpH3とすること、e)
    これを分子ろ過すること、 f)これを強力チオン性樹脂を使用するクロマトグラフ
    ィーに付して1)H1以下に至らしめること。 ′ 3.0における溶出がイオン強度を増大させた2種の溶
    出溶媒を使用して3段階で行なわれる特許請求の範囲第
    2項に記載の製法。 4、d)における中和がピリジンの使用で行なわれる特
    許請求の範囲第2項に記載の製法。 5、d)における中和がK OHの使用で行なわれる特
    許請求の範囲第2項に記載の製法。
JP59271634A 1983-12-23 1984-12-22 フラクトース‐1,6‐ジホスフエート酸溶液の製法 Pending JPS60156697A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT24355A/83 1983-12-23
IT24355/83A IT1175309B (it) 1983-12-23 1983-12-23 Procedimento per la preparazione di acido fruttosio 1,6 difosfato

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DE (1) DE3446927C2 (ja)
ES (1) ES8605282A1 (ja)
FR (1) FR2557113B1 (ja)
GB (1) GB2152056B (ja)
IT (1) IT1175309B (ja)

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GB8432116D0 (en) 1985-01-30
DE3446927C2 (de) 1993-11-11
US4575549A (en) 1986-03-11
DE3446927A1 (de) 1985-07-04
GB2152056A (en) 1985-07-31
ES539007A0 (es) 1986-03-16
IT1175309B (it) 1987-07-01
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IT8324355A0 (it) 1983-12-23
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FR2557113A1 (fr) 1985-06-28

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