JPS60155366A - ダイヤモンドペレットを用いた両面研削機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は両面研削機の上定盤の自重を減じて、研削荷重
を負荷させる方式の上定盤の吊位置を、円周を等分割し
た扇形部分の重心に一致させた上定盤を構成するダイヤ
モンドペレット用両面研削機に係わるものである。

一般に、ダイヤモンドペレットを固定砥粒として貼付け
る定盤は凡用のラッピング装置の定盤をそのまま流用さ
れていたため、定盤を等分割した支持点が、等分割した
部分の重心から外れた位置で吊シ上げる構造となってい
る。このような構造でも前記ラッピング装置での加工で
は十分な加工精度が実現可能であったが、前記ペレット
を用いる両面仙削加工では適用しがたい。すなわち凡用
のラッピング装置の定盤に前記ペレットを貼って研削用
定盤として用いた場合、吊シ上げた時に外周部が自重に
よって大きなたわみを生〔るという欠陥を有している。

この現象は定盤をエアーシリンダーで加圧して研削荷重
を峨節する方式の両面研削機では、前記定盤の変形は問
題とならないが、特に定盤の自重を最大負荷として、エ
アーシリンダーで前記定盤の自重を減じて研削荷重を調
節する両面研削機では、定盤を通常エアーシリンダーで
吊シ上げた状態で研削加工するため、加工中は定盤中心
部に向かって微少量弾性変形し浮き上がったようになる
。このため、上下盤の間に自転ないし公転するキャリヤ
内にワークを固定挾持して加工する両面研削機ではワー
クがキャリヤーの自転によシ定盤の内周部に位置したと
きには荷重が弱く、研削量が不足し、逆に外周部にワー
クが位置したときは荷重が大きく研削量が過大となるた
め著しくワークの平行度を害する。さらに定盤に貼った
前記被レットにも同様に、内周部と外周部でワークに作
用する研削荷重が異なるため、前記ペレットカロエ面の
精度を損うこととなる゛。

本発明は以上の点Ｋｆｆｉみ、上定盤の加工中の弾性変
形が極小となるよう、定盤の吊位置をその吊シケ所と同
数に均等分割した扇形部分の重心に一致せしめるような
吊シ方を有する上定盤より構成された両面研削機を枡供
するものでおる。

この発明は第１図に示すように、上定盤１を等分割した
扇形部ＯＡＢの重心Ｇに支持棒２を一致固定し、該支褐
棒２で上定盤１とサブプレート３を一体化せしめエアー
シリンダー４で上定盤の自重を最大負荷とした研削荷重
を調節する機構を有する両面研削機である。

さらに加工中の上盤の変形の状態を模式的に示すと、第
２図は従来のラッピング定盤での加工中の状態で内側中
心部が弾性変形によ如浮き上がったところを示し、第３
図は本発明による定盤での加工中の状態で定盤の弾性変
形を極小化したものである。

本発明によシ、前記硬レットを用いた両面研削加工が安
定し、加工精度および前記ペレット加工面の精度維持に
多大の効果があった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の研削機を示す斜視図である。 第２図は従来例を示す断面図、第３図は本発明を示す断
面図である。 １・・・上定盤、２・・・支持棒、３・・・サブプレー
ト、４・・・エアーシリンダー、５・・・ロータリジヨ
イント、Ｇ・・・扇形ＯＡＢの重心、６・・・下定盤、
７・・・ワーク。 第１図 １ 第２図 第　３　図 手続補正書 昭和６０年　４月２５日 特許庁長官　志　賀　学　殿 １　事件の表示 特願昭５９−１１１０３号 ２　発明の名称 ダイヤモンドペレット用両面研削機 ３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 名称　（６１８）三井金属鉱業株式会社名称　株式会社
　八千代商会 ４　代理人 明細書の発明の詳細な説明の欄 ６　補正の内容 （１）明細書節１頁下１行目及び第２頁６行目の「凡用
」を「汎用」と訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ダイヤモンドペレットを貼付した定盤を上下に配置し、
   該上下の定盤を反対方向に回転せしめてワークを研削す
   る両面研削機であっそ、上定盤が、複数の支持棒を介し
   て上方に吊ら゛・れている構造の両面研削機において、
   該支持棒の−と同数に円周を等分割した仮想扇形部分の
   重心を該支持棒の支持点としたことを特徴とするダイヤ
   モンドペレット用両面研削機。