JPS60155246A - 弾性パツキン - Google Patents
弾性パツキンInfo
- Publication number
- JPS60155246A JPS60155246A JP1077584A JP1077584A JPS60155246A JP S60155246 A JPS60155246 A JP S60155246A JP 1077584 A JP1077584 A JP 1077584A JP 1077584 A JP1077584 A JP 1077584A JP S60155246 A JPS60155246 A JP S60155246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl chloride
- chloride resin
- weight
- polymerization
- elastic packing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塩化ビニル系樹脂、部分架橋アクリロニトリ
ループタゾエン共重合体、可塑剤、有機ホスファイト系
化合物、ベンゾトリアゾール系化合物及びフェノール系
化合物からなる組成物で成形した耐熱変形性、耐クリー
プ性、耐候性に優れる弾性パツキンに関する。
ループタゾエン共重合体、可塑剤、有機ホスファイト系
化合物、ベンゾトリアゾール系化合物及びフェノール系
化合物からなる組成物で成形した耐熱変形性、耐クリー
プ性、耐候性に優れる弾性パツキンに関する。
従来より、塩化ビニル系樹脂と可塑剤を主成分とする所
謂軟質塩化ビニル樹脂で成形した弾性パツキンはゴム製
パツキンに比べ、成形加工性に優れ、着色が自在で、耐
候変色性も優れるために、建築、土木、車両、自動車、
船舶、家電、食品用等々、多方面の水密材、気密材とし
て広〈産業界に利用されている。
謂軟質塩化ビニル樹脂で成形した弾性パツキンはゴム製
パツキンに比べ、成形加工性に優れ、着色が自在で、耐
候変色性も優れるために、建築、土木、車両、自動車、
船舶、家電、食品用等々、多方面の水密材、気密材とし
て広〈産業界に利用されている。
しかし、これらの軟質塩化ぎニル樹脂製の弾性パツキン
は、熱可塑性であるために、がム製パツキンに比べ、高
温算囲気下での耐熱変形性と、耐クリープ性が劣る欠点
を有すために、その用途は限られていた。
は、熱可塑性であるために、がム製パツキンに比べ、高
温算囲気下での耐熱変形性と、耐クリープ性が劣る欠点
を有すために、その用途は限られていた。
また、特公昭58−25346号公報では、部分的に架
橋した塩化ビニル系樹脂と可塑剤からなる組成物で成形
したパツキンを提唱しているが、ゴム製パツキンに比べ
ると、耐熱変形性と耐クリープ性は、葦だ不満足で、さ
らに改良を要求されていた。
橋した塩化ビニル系樹脂と可塑剤からなる組成物で成形
したパツキンを提唱しているが、ゴム製パツキンに比べ
ると、耐熱変形性と耐クリープ性は、葦だ不満足で、さ
らに改良を要求されていた。
一方、塩化ビニル系樹脂と可塑剤系に、部分架橋アクリ
ロニトリループタゾエン共東合体を配合した組成物から
なる気密ジヨイントが、「ニトリルプム粉末を配合した
PVC処方物の基本的性質(3)J(ポリマーダイジェ
スト、昭和55年6月号)に紹介されている。しかし、
この処方−による気密ジヨイントは、耐熱変形性と、耐
クリープ性が僅かに改良されるけれども、部分架橋アク
リロニトリル−ブタジェン共重合体中のシタジエン構造
に起因する耐候変色性に問題があり、従来の軟質塩化ビ
ニル系樹脂で成形した弾性パツキンの大きな特徴である
着色自在性を損うという大きな欠点が残されていた。
ロニトリループタゾエン共東合体を配合した組成物から
なる気密ジヨイントが、「ニトリルプム粉末を配合した
PVC処方物の基本的性質(3)J(ポリマーダイジェ
スト、昭和55年6月号)に紹介されている。しかし、
この処方−による気密ジヨイントは、耐熱変形性と、耐
クリープ性が僅かに改良されるけれども、部分架橋アク
リロニトリル−ブタジェン共重合体中のシタジエン構造
に起因する耐候変色性に問題があり、従来の軟質塩化ビ
ニル系樹脂で成形した弾性パツキンの大きな特徴である
着色自在性を損うという大きな欠点が残されていた。
これらの問題を解消するために、本発明者らは、耐熱変
形性圧縮永久歪、耐候性の全ての特性を兼ね備えた材料
について鋭意検討した結果、従来の平均重合度、例えば
800〜1600より、はるかに高い特定の平均重合度
の塩化ビニル系樹脂と部分架橋アクリロニトリルブタジ
ェン共重合体からなる高分子を体に安定剤として、有機
ホスファイト系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物及
びフェノール系化合物を配合してなる組成物で成形した
弾性パツキンが耐熱変形性、圧縮永久歪、耐候性の特性
に高度にバフンスされていることを見出し、本発明に到
達した。
形性圧縮永久歪、耐候性の全ての特性を兼ね備えた材料
について鋭意検討した結果、従来の平均重合度、例えば
800〜1600より、はるかに高い特定の平均重合度
の塩化ビニル系樹脂と部分架橋アクリロニトリルブタジ
ェン共重合体からなる高分子を体に安定剤として、有機
ホスファイト系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物及
びフェノール系化合物を配合してなる組成物で成形した
弾性パツキンが耐熱変形性、圧縮永久歪、耐候性の特性
に高度にバフンスされていることを見出し、本発明に到
達した。
すなわち、本発明は、平均重合度2000以上の塩化ビ
ニル系樹脂30〜80重f%と、部分架橋アクリロニト
リル−ブタジェン共重合体70〜20重葉%からなる高
分子量体100重量部、可塑剤20〜200重量部、有
機ホスファイト系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物
及びフェノール系化合物からなる組成物で成形した弾性
パツキンである。
ニル系樹脂30〜80重f%と、部分架橋アクリロニト
リル−ブタジェン共重合体70〜20重葉%からなる高
分子量体100重量部、可塑剤20〜200重量部、有
機ホスファイト系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物
及びフェノール系化合物からなる組成物で成形した弾性
パツキンである。
本発明で使用される塩化ビニル系樹脂の平均重合度は2
000以上であることを必須とする。平均重合度が20
00未満では他に配合する部分架橋アクリロニトリル−
シタジエン共重合体や可塑剤などがいかなる組合せにお
いても、本発明の目的とする耐熱変形性と圧縮永久歪に
優れる弾性パツキンが得られないばかりか、機械的強度
が近いので好ましくない。また、平均重合度2000以
上の塩化ビニル系樹脂の単量体組成については、塩化ビ
ニル単独、あるいは塩化ビニルと小値の共重合可能な1
種、才たは、それ以上の単量体から構成されるものでか
まわない。塩化ビニルと共重合可能な単量体としては、
エチレン、プロピレンなどのα−オレフィン類、酢酸ビ
ニル、ステアリン酸ビニルなどのビニルエステル類、メ
チル−ニルエーテル、ラウリルビニルエーテルなどのビ
ニルエーテル類、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ノ?などのアクリル酸およびメタクリル酸のエステル類
、メタクリルアミド、アクリロニトリルなどのアミド、
ニトリル類、スチレン、α−メチルスチレンなどのスチ
レン類、およびシアリルフタレート、エチレングリコー
ルジメタクリレートなどの多官能性単量体を含むもので
ある。また、これらの塩化ビニル系樹脂の製造方法は、
塊状重合、懸濁重合、乳化重合、溶液重合など、いずれ
の製造方法を採用してもか談わない。
000以上であることを必須とする。平均重合度が20
00未満では他に配合する部分架橋アクリロニトリル−
シタジエン共重合体や可塑剤などがいかなる組合せにお
いても、本発明の目的とする耐熱変形性と圧縮永久歪に
優れる弾性パツキンが得られないばかりか、機械的強度
が近いので好ましくない。また、平均重合度2000以
上の塩化ビニル系樹脂の単量体組成については、塩化ビ
ニル単独、あるいは塩化ビニルと小値の共重合可能な1
種、才たは、それ以上の単量体から構成されるものでか
まわない。塩化ビニルと共重合可能な単量体としては、
エチレン、プロピレンなどのα−オレフィン類、酢酸ビ
ニル、ステアリン酸ビニルなどのビニルエステル類、メ
チル−ニルエーテル、ラウリルビニルエーテルなどのビ
ニルエーテル類、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ノ?などのアクリル酸およびメタクリル酸のエステル類
、メタクリルアミド、アクリロニトリルなどのアミド、
ニトリル類、スチレン、α−メチルスチレンなどのスチ
レン類、およびシアリルフタレート、エチレングリコー
ルジメタクリレートなどの多官能性単量体を含むもので
ある。また、これらの塩化ビニル系樹脂の製造方法は、
塊状重合、懸濁重合、乳化重合、溶液重合など、いずれ
の製造方法を採用してもか談わない。
本発明に用いられる部分架橋アクリロニトリル−シタジ
エン共重合体は、メチルエチルケトンに不溶な架橋アク
リロニトリループタゾエン共賞合体を含むものであれば
、その製法を制限するものではなく、ジビニルペンせン
や、エチレングリコールジメタクリレートなどの多官能
性単量体との共重合で得る方法、または、メチルエチル
ケトンに不溶な架橋アクリロニトリル−ブタジェン共重
合体が生成するまで反応率を高める方法、または、少量
の架橋剤を使用して、未加硫アクリロニトリル−シタジ
エン共重合体を架橋させて得る方法などいずれの製法で
も差し支えない。一般に、入手できる部分架橋アクリロ
ニトリル−シタジエン共重合体としては、ケミがムN8
BIA2(グツドイヤー社製商品)1.T8RN 20
1’ (日本合成プム社製商品)、Hycar 142
2 (B、JP、グツドリッチ社製商品)などが挙げら
れる。
エン共重合体は、メチルエチルケトンに不溶な架橋アク
リロニトリループタゾエン共賞合体を含むものであれば
、その製法を制限するものではなく、ジビニルペンせン
や、エチレングリコールジメタクリレートなどの多官能
性単量体との共重合で得る方法、または、メチルエチル
ケトンに不溶な架橋アクリロニトリル−ブタジェン共重
合体が生成するまで反応率を高める方法、または、少量
の架橋剤を使用して、未加硫アクリロニトリル−シタジ
エン共重合体を架橋させて得る方法などいずれの製法で
も差し支えない。一般に、入手できる部分架橋アクリロ
ニトリル−シタジエン共重合体としては、ケミがムN8
BIA2(グツドイヤー社製商品)1.T8RN 20
1’ (日本合成プム社製商品)、Hycar 142
2 (B、JP、グツドリッチ社製商品)などが挙げら
れる。
本発明の要点は、平均重合度2000以上の塩化ビニル
系樹脂と上記部分架橋アクリロニトリルブタジェン共重
合体からなる高分子量体の比率にある。すなわち、平均
重合度2000以上の塩化ビニル系樹脂30〜80重f
%と、部分架橋アクリロニトリルーブタジェン共重合体
70〜2o重t%の混合比率である。該塩化ビニル系樹
脂が80重量%を越え、部分架橋アクリロニトリル−ブ
タジェン共重合体が20重量%未満では得られる弾性パ
ツキンの耐熱変形性と圧縮永久歪の改良効果がほとんど
認められず、逆に、該塩化ビニル系樹脂が30重量%未
満で、部分架橋アクリロニトリルーゾタゾエン共重合体
が70重址%を越えると弾性パツキンの機械的強度や伸
びが小さく、本発明゛の目的を達しない。好ましくは、
該塩化ビニル系樹脂60〜40重量%と、部分架橋アク
リロニドIJループタゾエン共重合体40〜60重量%
の範囲である。
系樹脂と上記部分架橋アクリロニトリルブタジェン共重
合体からなる高分子量体の比率にある。すなわち、平均
重合度2000以上の塩化ビニル系樹脂30〜80重f
%と、部分架橋アクリロニトリルーブタジェン共重合体
70〜2o重t%の混合比率である。該塩化ビニル系樹
脂が80重量%を越え、部分架橋アクリロニトリル−ブ
タジェン共重合体が20重量%未満では得られる弾性パ
ツキンの耐熱変形性と圧縮永久歪の改良効果がほとんど
認められず、逆に、該塩化ビニル系樹脂が30重量%未
満で、部分架橋アクリロニトリルーゾタゾエン共重合体
が70重址%を越えると弾性パツキンの機械的強度や伸
びが小さく、本発明゛の目的を達しない。好ましくは、
該塩化ビニル系樹脂60〜40重量%と、部分架橋アク
リロニドIJループタゾエン共重合体40〜60重量%
の範囲である。
次いで、本発明で重要なのは、上記の高分子蓋体100
重量部に対する可塑剤量である。すなわち、平均重合度
が2000以上の塩化ビニル系樹脂80〜30重量%と
、部分架橋アクIJ Qニトリルーゾタゾエン共重合体
20〜70重量%からなる高分子量体100重量部に対
して、可塑剤は20〜200重量部であることを必須と
する。可塑剤が20重量部未満では、成形してなる弾性
パツキンの柔軟性と耐クリープ性が劣り、200重量部
を越えると、弾性パ゛)キンの機械的強度が著しく低く
、好ましくない。なお、ここで可塑剤とは、従来の一般
の軟質塩化ビニル系樹脂で使用されるもので、具体的に
は、シー2−エチルへキシルフタレート、ゾゾチルフタ
レートなどのフタル酸エステル類、シー2−エチルヘキ
シルアジペートなどのアジピン酸エステル類、ジブチル
セパケートなどのセバシン酸エステル類、トリー2−エ
チルヘキシルトリメリテートなどのトリメリット酸エス
テル類、エポキシ化大豆油などのエポキシ系化合物、ポ
リエステル系可塑剤などが挙げられるO さらに、本発明では、上記高分子量体と可塑剤に、有機
ホスファイト系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物及
びフェノール系化合物の6種全ての安定剤を併用するこ
とを特徴とする。これら6種の化合物のなかで、1種で
も欠いた組成物で成形した弾性パツキンは、耐熱変形性
、耐クリープ性には優れているが、耐候性、特に耐候変
色性が劣る。
重量部に対する可塑剤量である。すなわち、平均重合度
が2000以上の塩化ビニル系樹脂80〜30重量%と
、部分架橋アクIJ Qニトリルーゾタゾエン共重合体
20〜70重量%からなる高分子量体100重量部に対
して、可塑剤は20〜200重量部であることを必須と
する。可塑剤が20重量部未満では、成形してなる弾性
パツキンの柔軟性と耐クリープ性が劣り、200重量部
を越えると、弾性パ゛)キンの機械的強度が著しく低く
、好ましくない。なお、ここで可塑剤とは、従来の一般
の軟質塩化ビニル系樹脂で使用されるもので、具体的に
は、シー2−エチルへキシルフタレート、ゾゾチルフタ
レートなどのフタル酸エステル類、シー2−エチルヘキ
シルアジペートなどのアジピン酸エステル類、ジブチル
セパケートなどのセバシン酸エステル類、トリー2−エ
チルヘキシルトリメリテートなどのトリメリット酸エス
テル類、エポキシ化大豆油などのエポキシ系化合物、ポ
リエステル系可塑剤などが挙げられるO さらに、本発明では、上記高分子量体と可塑剤に、有機
ホスファイト系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物及
びフェノール系化合物の6種全ての安定剤を併用するこ
とを特徴とする。これら6種の化合物のなかで、1種で
も欠いた組成物で成形した弾性パツキンは、耐熱変形性
、耐クリープ性には優れているが、耐候性、特に耐候変
色性が劣る。
本発明で使用する有機ホスファイト系化合物としては、
例えば、トリフェニルホスファイト、ジフェニルデシル
ホスファイト、トリデシルホスファイト、ジデシルフェ
ニルホスファイト、トリオクチルホスファイト、トリデ
シルホスファイト、トリオクタデシルホスファイト、ト
リノニルホスファイト、トリノニルフェニルホスファイ
トなどが挙げられる。
例えば、トリフェニルホスファイト、ジフェニルデシル
ホスファイト、トリデシルホスファイト、ジデシルフェ
ニルホスファイト、トリオクチルホスファイト、トリデ
シルホスファイト、トリオクタデシルホスファイト、ト
リノニルホスファイト、トリノニルフェニルホスファイ
トなどが挙げられる。
本発明で使用するベンゾトリアゾール系化合物としては
、例えば、2−(2’−ヒrロキシー5′−メチルーフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(クーヒrロキシー
3/ 、 s/−シタ−シャリ−ブチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3′−ター
シャリ−ジチル−5′−メチル−フェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2− (2’−ヒドロキシ−3
’、5’−ジターシャリ−ジチルフェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2− (2’−ヒドロキシ−4
′−n−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾールなど
が挙げられる。
、例えば、2−(2’−ヒrロキシー5′−メチルーフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(クーヒrロキシー
3/ 、 s/−シタ−シャリ−ブチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3′−ター
シャリ−ジチル−5′−メチル−フェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2− (2’−ヒドロキシ−3
’、5’−ジターシャリ−ジチルフェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2− (2’−ヒドロキシ−4
′−n−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾールなど
が挙げられる。
本発明で使用するフェノール系化合物としては、例えば
、2,6−ジターシャリ−ジチル−4−メチルフェノー
ル、2.4−ジメチル−6−ターシャリープチルフェノ
ール、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−ター
シャリ−ブチルフェノール)、スチレン化フェノール、
2,5−シタ−シャリ−ブチルハイVロキノン、n−オ
クタデシル−3−(4’−ヒドロキシ−37−5/−シ
タ−シャリ−ブチルフェニル)プロピオネート、テトラ
キス−〔メチレン−3−(3、5’−ターシャリ−ジチ
ル−4′−ヒドロキシフエニル)プロピオネ−1メタン
などが挙げられる。
、2,6−ジターシャリ−ジチル−4−メチルフェノー
ル、2.4−ジメチル−6−ターシャリープチルフェノ
ール、2,2′−メチレンビス(4−メチル−6−ター
シャリ−ブチルフェノール)、スチレン化フェノール、
2,5−シタ−シャリ−ブチルハイVロキノン、n−オ
クタデシル−3−(4’−ヒドロキシ−37−5/−シ
タ−シャリ−ブチルフェニル)プロピオネート、テトラ
キス−〔メチレン−3−(3、5’−ターシャリ−ジチ
ル−4′−ヒドロキシフエニル)プロピオネ−1メタン
などが挙げられる。
これらの有機ホスファイト系化合物、ベンゾトリアゾー
ル系化合物、フェノール系化合物の添加量については、
特に限定するものではないが、平均重合度が2000以
上の塩化ビニル系樹脂30〜80重1に%と、部分架橋
アクリロニトリルーゾタゾエン共重合体7o〜2o重量
%からなる高分子量100重量部に対し、それぞれ0.
05〜10重蓋部が好薗しい。少なすぎると効果が不十
分で、また、多すぎても効果がそれ以上発現せず、経済
的にも不利なため、特に好菫しい範囲は、有機ホスファ
イト系化合物1〜8重量物、ベンゾトリアゾール系化合
物0.5〜4重址部、フェノール系化合物0.5〜4重
量部である。
ル系化合物、フェノール系化合物の添加量については、
特に限定するものではないが、平均重合度が2000以
上の塩化ビニル系樹脂30〜80重1に%と、部分架橋
アクリロニトリルーゾタゾエン共重合体7o〜2o重量
%からなる高分子量100重量部に対し、それぞれ0.
05〜10重蓋部が好薗しい。少なすぎると効果が不十
分で、また、多すぎても効果がそれ以上発現せず、経済
的にも不利なため、特に好菫しい範囲は、有機ホスファ
イト系化合物1〜8重量物、ベンゾトリアゾール系化合
物0.5〜4重址部、フェノール系化合物0.5〜4重
量部である。
才た、他の高分子系助剤、例えば、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、アクリル系樹脂、塩素化ポリエチレン、ポ
リウレタン、クロロスルホン化ポリエチレンなどを添加
しても差し支えない。熱女定剤、充填剤、滑剤、発泡剤
、難燃剤、顔料なども一必要に応じて配合して差し支え
ない。
ル共重合体、アクリル系樹脂、塩素化ポリエチレン、ポ
リウレタン、クロロスルホン化ポリエチレンなどを添加
しても差し支えない。熱女定剤、充填剤、滑剤、発泡剤
、難燃剤、顔料なども一必要に応じて配合して差し支え
ない。
本発明の弾性パツキンに使用される組成物は、従来の軟
質塩化ビニル系樹脂組成物と同様の工程で成形加工でき
る。例えば、ヘンシェルミキサー、リボンゾレンダーな
どでトライブレンドし、このドライプレンr粉末を、直
接、押出成形するか、あるいは、造粒ペレット化した後
に押出成形や射出成形すれば良い。才た、特殊な形状の
弾性パツキンについては、圧縮成形やプロー成形などが
可能である。
質塩化ビニル系樹脂組成物と同様の工程で成形加工でき
る。例えば、ヘンシェルミキサー、リボンゾレンダーな
どでトライブレンドし、このドライプレンr粉末を、直
接、押出成形するか、あるいは、造粒ペレット化した後
に押出成形や射出成形すれば良い。才た、特殊な形状の
弾性パツキンについては、圧縮成形やプロー成形などが
可能である。
本発明の理解をさらに容易にするために、以下、実施例
及び比較例をあげて具体的に説明するが、これらによっ
て本発明は限定されるものではない。
及び比較例をあげて具体的に説明するが、これらによっ
て本発明は限定されるものではない。
実施例1〜6、比較例1〜4
ヘンシェルスーパーミキサーに、表に記す所定量の平均
重合度2500の塩化ビニル樹脂(デンカビニール8H
−250%+−気化学工業社製)と、Ba −Zn脂肪
酸塩複合系安定剤(B Z −100J%勝日田化工社
製、エポキシ化大豆油(アブカサイブ−0−130F、
アデカアーがス化学社製)、炭酸カルシウム(ホヮイト
ンSSB、白石工業社製)、トリ(ノニルフェニルノホ
スファイト(ツクラック’I’NP、大内新興社製)、
2− (2’−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール(チヌビンP1テバがイヤー社製)、
オクタデシル−3−(3,5−ジターシャリ−ブチル−
4−ヒP口キシフェニル)プロピオネート(イルがノッ
クス1076、チバガイヤー社製)を所定址象加し、内
容物の温度が60″01こなる才で高速かくはん混合す
る。次いで、所定量のDOP (シー2−エチルへキシ
ルフタレート)を臨加する。
重合度2500の塩化ビニル樹脂(デンカビニール8H
−250%+−気化学工業社製)と、Ba −Zn脂肪
酸塩複合系安定剤(B Z −100J%勝日田化工社
製、エポキシ化大豆油(アブカサイブ−0−130F、
アデカアーがス化学社製)、炭酸カルシウム(ホヮイト
ンSSB、白石工業社製)、トリ(ノニルフェニルノホ
スファイト(ツクラック’I’NP、大内新興社製)、
2− (2’−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール(チヌビンP1テバがイヤー社製)、
オクタデシル−3−(3,5−ジターシャリ−ブチル−
4−ヒP口キシフェニル)プロピオネート(イルがノッ
クス1076、チバガイヤー社製)を所定址象加し、内
容物の温度が60″01こなる才で高速かくはん混合す
る。次いで、所定量のDOP (シー2−エチルへキシ
ルフタレート)を臨加する。
内容物がサラサラになったところで、冷却を開始し、所
定量の部分架橋アクリロlニトリルーゾタゾエン共重合
体(ケミガムN8B−IA2、アクリロニトリル36%
、グツドイヤー社製、)を添加し、約5分間かくはん後
、取出した。
定量の部分架橋アクリロlニトリルーゾタゾエン共重合
体(ケミガムN8B−IA2、アクリロニトリル36%
、グツドイヤー社製、)を添加し、約5分間かくはん後
、取出した。
各々、取出した組成物を、表面温度170’Oのオープ
ンロールで混練し、ペレットとした。このペレットを、
90mmφの押出成形機に供給し、JI8A−5756
、建築用がスヶット、3.1に記載々同形状のダレイジ
ングがスヶット(弾性パツキン)を成形した。
ンロールで混練し、ペレットとした。このペレットを、
90mmφの押出成形機に供給し、JI8A−5756
、建築用がスヶット、3.1に記載々同形状のダレイジ
ングがスヶット(弾性パツキン)を成形した。
この弾性パツキンの硬さ、引張強さ、伸び、耐熱変形性
、圧縮永久歪、耐候変色性の緒特性を試験評価し、表に
まとめた。
、圧縮永久歪、耐候変色性の緒特性を試験評価し、表に
まとめた。
比較例5
平均重合度1700の塩化♂ニル樹脂(デンカビニール
8B−1108s電気化学工業社製)を使用したほかは
上記の実施例、比較例と同様に試験評価した。結果を表
に記す。
8B−1108s電気化学工業社製)を使用したほかは
上記の実施例、比較例と同様に試験評価した。結果を表
に記す。
比較例6
トリ(ノニルフェニル、)ホスファイト、2−(2’−
ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、オクタデシル−3−(3,5−ジターシャリ−ジチ
ル−4−ヒドロキシフェニルプロピオネートを添加しな
かったほかは実施例2と同様に試験評価した。
ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、オクタデシル−3−(3,5−ジターシャリ−ジチ
ル−4−ヒドロキシフェニルプロピオネートを添加しな
かったほかは実施例2と同様に試験評価した。
表中の試験方法、評価方法は次によった。
(1) 硬さ
成形した弾性パツキンより、縦10m、横1011m厚
み1mの正方形状の細片を切取り、2枚重ねて、IRH
D硬さ試験機を使用し、A8TM。
み1mの正方形状の細片を切取り、2枚重ねて、IRH
D硬さ試験機を使用し、A8TM。
D1415−68に準じて測定(25℃)した。
(2)引張強さ、伸び
成形した弾性パツキンより、標線間隔10關のミクロダ
ンベル状試験片を打抜き、引張速度200罰/分で測定
(25℃)した。
ンベル状試験片を打抜き、引張速度200罰/分で測定
(25℃)した。
(3)耐熱変形性
成形した弾性パツキンを、長さ2Dysytzに切断し
た試料を、180℃、200℃、220℃、240℃の
それぞれの一定温度に保ったイア−オープン中に放置し
、30分後の試料の変形状態を次の基準で評価した。
た試料を、180℃、200℃、220℃、240℃の
それぞれの一定温度に保ったイア−オープン中に放置し
、30分後の試料の変形状態を次の基準で評価した。
成形した弾性パツキンを、再度、表面温度170℃のオ
ープンロールで混練し、シートをプレス成形して試験片
を作製し、JI8に−6301の圧縮永久歪試験方法に
準じて測定した。処理条件は、70℃で22時間とした
。
ープンロールで混練し、シートをプレス成形して試験片
を作製し、JI8に−6301の圧縮永久歪試験方法に
準じて測定した。処理条件は、70℃で22時間とした
。
成形した弾性パツキンを、長さ100mmに切断した試
料を、サンシャインウェデオメーターにて、50℃で2
00時間、老化後、試料の変色性を目視観察により評価
した。はとんど変色しなかったものをく○〉、著しく変
色していたものを<X>とじた。
料を、サンシャインウェデオメーターにて、50℃で2
00時間、老化後、試料の変色性を目視観察により評価
した。はとんど変色しなかったものをく○〉、著しく変
色していたものを<X>とじた。
□より、比較例1は、高分子量体中の平均重合度250
0の塩化ビニル樹脂に対して、部分架橋、アクリロニト
リルーゾタゾエン共重合体か過大のために、引張強さが
小さく、240℃での耐熱変形性が劣る。比較例2は、
塩化ビニル樹脂の方が過大のために、200℃以上の耐
熱変形性と、弾性パツキンの重要な耐クリープ性を表す
圧縮永久歪が大きくなり好ましくない。比較例6は、D
oP量が少なすぎるために、硬さが大きく、柔軟性に欠
ける。比較例4は、DOP量が多すぎるために、引張強
さが著しく小さく、菫た、耐熱変形性も悪い。
0の塩化ビニル樹脂に対して、部分架橋、アクリロニト
リルーゾタゾエン共重合体か過大のために、引張強さが
小さく、240℃での耐熱変形性が劣る。比較例2は、
塩化ビニル樹脂の方が過大のために、200℃以上の耐
熱変形性と、弾性パツキンの重要な耐クリープ性を表す
圧縮永久歪が大きくなり好ましくない。比較例6は、D
oP量が少なすぎるために、硬さが大きく、柔軟性に欠
ける。比較例4は、DOP量が多すぎるために、引張強
さが著しく小さく、菫た、耐熱変形性も悪い。
比較例5は、平均重合度1700の塩化ビニル樹脂を使
用した場合で、220℃以上の耐熱変形性と、圧縮永久
歪が劣る。
用した場合で、220℃以上の耐熱変形性と、圧縮永久
歪が劣る。
比較例6は、引張強さ、耐熱変形性、圧縮永久歪は良好
であるけれども、有機ホスファイト系化合物、ベンゾト
リアゾール系化合物及びフェノール系化合物が配合され
ていないために、耐候変色性が悪い。
であるけれども、有機ホスファイト系化合物、ベンゾト
リアゾール系化合物及びフェノール系化合物が配合され
ていないために、耐候変色性が悪い。
本発明の弾性パツキンである実施例1〜6は、引張特性
も良好で、耐熱変形性、圧縮永久歪、耐候性の諸特性全
てが優れている2 特許出願人電気化学工業株式会社 手続補正書 昭和59年2月211日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第10775号 2、発明の名称 弾性パツキン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号明細書の
発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 1)第9頁第4行の「トリデシルホスファイト」を「ト
リドデシルホスファイト」と訂正する。
も良好で、耐熱変形性、圧縮永久歪、耐候性の諸特性全
てが優れている2 特許出願人電気化学工業株式会社 手続補正書 昭和59年2月211日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第10775号 2、発明の名称 弾性パツキン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号明細書の
発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 1)第9頁第4行の「トリデシルホスファイト」を「ト
リドデシルホスファイト」と訂正する。
2)第13頁第15〜16行の「デンカビニール5S−
IIO3Jを「デンカビニール5H−17’QJと訂正
する。 59.、2.22 ’
IIO3Jを「デンカビニール5H−17’QJと訂正
する。 59.、2.22 ’
Claims (1)
- 平均重合度2000以上の塩化ビニル系樹脂30〜so
Nm%と部分架橋アクリロニトリルーゾタゾエン共重合
体70〜20重量%とからなる高分子量体100重量部
、可塑剤20〜200重量部、有機ホスファイト系化合
物、ベンゾトリアゾール系化合物及びフェノール系化合
物からなる組成物で成形した弾性パツキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1077584A JPS60155246A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 弾性パツキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1077584A JPS60155246A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 弾性パツキン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60155246A true JPS60155246A (ja) | 1985-08-15 |
Family
ID=11759700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1077584A Pending JPS60155246A (ja) | 1984-01-24 | 1984-01-24 | 弾性パツキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60155246A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017146046A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 日本ゼオン株式会社 | ニトリル共重合体ゴム組成物、架橋性ゴム組成物およびゴム架橋物 |
-
1984
- 1984-01-24 JP JP1077584A patent/JPS60155246A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017146046A1 (ja) * | 2016-02-23 | 2017-08-31 | 日本ゼオン株式会社 | ニトリル共重合体ゴム組成物、架橋性ゴム組成物およびゴム架橋物 |
US10793704B2 (en) | 2016-02-23 | 2020-10-06 | Zeon Corporation | Nitrile copolymer rubber composition, cross-link rubber composition, and cross-linked rubber |
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