JPS60152470A - 2−アミノイミダゾリン化合物 - Google Patents

2−アミノイミダゾリン化合物

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JPS60152470A
JPS60152470A JP901884A JP901884A JPS60152470A JP S60152470 A JPS60152470 A JP S60152470A JP 901884 A JP901884 A JP 901884A JP 901884 A JP901884 A JP 901884A JP S60152470 A JPS60152470 A JP S60152470A
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三好 晴雄
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神谷 譲二
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Masahiko Maruyama
正彦 丸山
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北野 高史
Akira Awaya
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、2−アミノイミダシリン化合物に属する新
規化合物に関するものである。この発明の化合物は循環
器官に作用する薬剤として有用でり、特に心不全または
冠動脈の疾患、心臓不整脈の予防・治療剤、降圧剤とし
て有用である。また抗炎症剤、鎮痛剤として使用するこ
とができる。
(従来技術) 従来、イミダシリン核とベンゼン核とで置換されたアミ
ン基に更にオキシムあるいはオキシムエーテルを含むア
ルキル基で置換されたアミノイミダシリン誘導体は知ら
れていなかった。
(発明の目的) この発明は、オキシムあるいはオキシムエーテルを含む
2−アミノイミダシリン化合物に属する有用な新規化合
物の一群を提供するものである。
(発明の構成) この発明の対象とする化合物は、 一般式(■): H2 R1−C=N−OR2 (式中R1は、水素原子又は低級アルキル基を、R2は
水素原子、低級アルキル基又はベンジル基を意味する)
で表わされる2−アミノイミダシリン化合物およびその
酸付加塩である。
この発明で使用する用語゛低級″とは、炭素数1〜6を
含み、より普通には炭素数1〜4である。
この発明の化合物の部分を構成するオキシムあるいはオ
キシムエーテルを含む置換基:H2 ■ R1−C=N=OR2 を例示すると次の通りである。
2−ヒドロキシイミノエチル基、2−ヒドロキシイミノ
プロピル基、2−ヒドロキシイミノブチル基、2−ヒド
ロキシイミノペンチル基又は2−ヒドロキシイミノヘキ
シル基のような2−ヒドロキシイミノ低級アルキル基;
2−メトキシイミノエチル基、2−メトキシイミノプロ
ピル基、2−メトキシイミノブチル基、2−メトキシイ
ミノペンチル基、2−メトキシイミノヘキシル基、2−
エトキシイミノエチル基、2−エトキシイミノプロビル
基、2−エトキシイミノブチル基、2−エトキシイミノ
ペンチル基、2−エトキシイミノヘキシル基、2−プロ
ポキシイミノエチル基、2−プロポキシイミノプロビル
基、2−プロポキシイミノエチル基、2−プロポキシイ
ミノペンチル基、2−プロポキシイミノヘキシル基、2
−ブトキシイミノエチル基、2−ブトキシイミノプロビ
ル基、2−ブトキシイミノブチル基、2−ブトキシイミ
ノペンチル基又は2−ブトキシイミノヘキシル基のよう
な2−低級アルコキシイミノ低級アルキル基;2−ベン
ジルオキシイミノエチル基、2−ベンジルオキシイミノ
プロビル基、2−ベンジルオキシイミノブチル基、2−
ベンジルオキシイミノベンチル基又は2−ベンジルオキ
シイミノヘキシル基のJ:うな2−ベンジルオキシイミ
ノ低級アルキル基。
この発明の化合物は生理的に許容しうる酸との(=1加
塩の形であってもよい。
(製造法) この発明の化合物(I)は、次に示す方法で製造するこ
とができる。以下式中R1及びR2は、先の式(I)に
ついて説明したものと同じである。
a)一般式(■): で表わされるヒドロキシテトラヒドロイミダゾイミダゾ
ール誘導体に、 一般式(■): NH2OR2(I[I) で表わされるヒドロキシルアミン又はそのエーテル化合
物の鉱酸塩(例えば、塩酸塩、硫酸塩等)とを反応させ
る方法。
この方法における式(I)の化合物は、一般式(IV)
: Hal−CH2COR3(IV) (式中R3は、水素原子又はメチル基を意味し、Hal
は、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を意味する)で
表わされるハロゲン化アセトアルデヒド又はハロゲン化
アセトンと、 式(V): の2−(2,,6−ジクロロフェニル)アミノイ、ミダ
ゾリン(2)とを、脱ハロゲン化水素剤の存在下あるい
は不存在下で反応させることにより得ることができる。
上記、式(II)の化合物と式(II[)の化合物の鉱
酸塩との反応における反応系内は、酸性に保つのが好ま
しく、そのための溶媒としては、例えば酢酸などの有機
酸が好適である。また反応系内で遊離の式(I)の化合
物を得るためには、反応系を酸性に保つ範囲で、脱鉱酸
剤として酢酸す1ヘリウム、酢酸カリウム、水酸化カリ
ウムなどのアルカリ金属塩を少なくとも式(III)の
鉱酸塩の1.0モル倍以上の量を共存させる必要がある
。また反応温度は、10°C〜80℃が好適であり、反
応時間は、反応温度、脱鉱酸剤の種類あるいは式(II
)と式(III)の化合物の組合ぜにより異なり、1時
間〜50時間の変動がある。
b)一般式(VIAニ −0R2 Hal−CH2CR1(Vl) で表わされる化合物と式(V)の化合物との反応による
方法。
この方法における式(Vl )の化合物は、例えば、ヘ
ミツシエ・ベリヒテ(Chem 、 Ber、) 、第
29巻、 1550頁(1896年)の方法に従って合
成できる。
このb)法は、例えば、ヘルベヂ力、ヒミカ。
アクタ、(He1v 、 Chim 、 Acta )
 、第45巻。
2528頁(1962年)を参考にして行なうことがで
きる。上記反応における反応溶媒としては、ジエチルエ
ーテルなどのエーテル類、メタノールなどのアルコール
類等が好適である。反応温度は、0℃〜30℃、反応時
間は、反応温度や基質により異なるが、3時間〜20時
間の変動がある。
更に式(I)の化合物においてR2が水素原子で表わさ
れる化合物、 一般式(Ia): C)+2 R’ −C=N−OH と、 一般式(VI[): R’ −Hal (Vl) (式中R4は、低級アルキル基又はベンシル基を意味し
、Halは、式(IV )の意味するものと同じである
)で表わされるハロゲン化物とを、脱ハロゲン化水素剤
の存在下反応することにより、一般式(1)(この場合
、式中R2が、低級アルキル基又はベンジル基を意味す
る)の化合物を得ることができる。 1 このO−アルキル化反応は、例えば、l\ルベチ力、ヒ
ミカ、アクタ、(Helv 、 Chim 、 Act
a >、第60巻228頁(1977年)の方法に従っ
て実施できる。上記反応における反応溶媒とし°Cは、
ジメトキシエタンが好適であり、また脱ハロゲン化水素
剤としては、例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウ
ムなどのアルカリ金属水素化物か使用できる。反応温度
は、O℃〜30℃、反応時間は、反応温度、脱ハロゲン
化水素剤の種類あるいは基質の種類により異なり、1時
間〜数時間の変動がある。
以上の方法により、一般式(I)の化合物が合成できる
(酸イq力1」塩) 上記方法により得られる式(I>の化合物は、常法に従
っていずれも生理的に許容し得る粉末状でかつ水溶性の
酸付加塩に変えて粉末化して用いることができる。酸形
成に適した酸としては、例えば塩酸、臭化水素酸、ヨウ
化水素酸、フッ化水素酸、硫酸、リン酸あるいは硝酸な
どの鉱酸、または例えばシコウ酸、マロン酸、コハク酸
、グルタル酸、マレイン酸、フマル酸、乳酸、酒石酸、
クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、安息香酸、フタル酸
、桂皮酸あるいはアスコルビン酸などの右IN 1mで
ある。なお上記の反応による生物として、ハロゲン化水
素酸塩の形で採取された場合は、この塩を脱塩するかせ
ずして、上記の中の適当な酸と反応させて、他の塩に導
くことができる。
この発明化合物はそのままであるいは従来公知の製剤担
体と共に動物および人に投与することができる。投与単
位形態としては特に限定がなく、必要に応じ適宜選択し
て使用される。かかる投与形態としては、錠剤、カプセ
ル剤、顆粒剤、各種経口用液剤などの経口剤、注射剤、
外削なとの非経口剤などをあげることかできる。投与さ
れるべき有効成分の量としては特に限定かなく広い範囲
から適宜選択されるが、所期の効果を発揮するためには
1日当り体重1 kg対り0.01〜10+ngとづ−
るのがよい。また投与単位形態中に有効成分を0.1〜
500mg含有せしめるのがよい。これらの投与量につ
いてはその疾患の種類、患者の状態によっては必要に応
じて他の薬剤を併用することにより、本発明の有効成分
の治療効果を増大させることも可能である。
この発明において錠剤、カプセル剤、経口用液剤などの
経口剤は常法に従って製造される。たとえば、錠剤は、
本発明化合物に賦形剤(乳糖、白糖、ブドウ糖、デンプ
ン、微結晶セルロースなど)、結合剤(でんぷんのり液
、アラビアゴム液、ゼラチン液、ブドウ糖液、トラガン
ト液、CMC液、アルギン酸すトリウム液など)、崩壊
剤(でんぷん、炭酸カルシウムなど〉、滑沢剤(ステア
リン酸マグネシウム、精製タルクなと)を適宜選択し、
混合し、打錠し、次いで]−ディングを行なえばよい。
カプセル剤は、本発明化合物を不活性の製剤充填剤もし
くは希釈剤と混合し、硬質ゼラチンカプセル、軟質カプ
セルなどに充填される。串刺の形態に成型する際しては
、担体として従来公知のものを広く使用でき、例えばポ
リエチレングリコール、カカオ脂、高級アルコール、高
級アルコールのエステル類、ゼラチン、半合成グリセラ
イドなどをあげることができる。注射剤として調整され
る場合には、液剤および懸濁剤は殺菌され、かつ血液と
等張であるのが好ましく、これら液剤、乳剤および懸濁
剤の形態に成型するのに際しては、希釈剤としてこの分
野において慣用されているものをすべて使用でき、例え
ば水、エチルアルコール、プロピレングリコール、エト
キシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシ化イソス
テアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビタン酸
脂肪酸エステル類などをあげることができる。なお、こ
の場合等張性の溶液を調整するに充分な量の食塩、ブド
ウ糖あるいはグリセリンを製剤中に含有せしめてもよく
、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化剤などを添加
してもよい。更【こ必要に応じて着色剤、保存剤、香料
、風味剤、甘味剤などを該製剤中に含有せしめてもよい
以下この発明を実施例で説明する。またこの発明の化合
物の薬理試験結果を試験例にて示す。
実施例1 5gの2−(2,6−ジクロロフェニル)アミノイミダ
シリン(2)を40y1のエチルアルコールに溶解し、
これに45%のクロルアセトアルデヒド水溶液を4.6
g添加した。室温を保ち、−昼夜撹拌した後、溶媒を減
圧留去し、残漬を407Ifの飽和食塩水に溶解した。
この水溶液を100 xiのエーテルで抽出し、更に抽
出残液をpH7付近まで中和した後、更に100 xj
のエーテルで抽出した。抽出液は廃棄し、抽出残水溶液
を更に1規定の水酸化ナトリウム水溶液で徐々にアルカ
リ性にすると無色結晶が析出した。濾別、乾燥後、4.
9gの1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−ヒドロ
キシ−2,3゜5.6−チトラヒドロイミダゾ(1,2
−a )イミダゾール(式(II)のR1が水素原子の
もの)を1qだ。
2.5gの上記無色結晶と 1.81(]の酢酸カリウ
ムを301の酢酸に溶解し、これに 1.28iJのヒ
ドロキシルアミン・塩酸塩を添加し、室温で3時間反応
させた。析出結晶を濾別した後、エチルアルコールにこ
れを加え、不溶部を濾過した後、エチルアルコールを留
去すると2.8gの無色結晶を得た。
これをエチルアルコールから再結晶したところ、1.7
gの題記化合物(式(1,)のR1及びR2が水素原子
のもの)を得た。この結晶は薄層クロマトグラフィによ
り、純粋であることが確認された。
物質の融点およびスペクトルデータを示す。
融点(℃) : 233〜234(分解)NMRスペク
トル(CD30D、ppm>3.88 (1重線、〕) 4.46 、 4.66 (2重線、N CH2)7.
50〜7.80 (多重線、 、−’El> + −C
I−(= )IRスペクトル(KBr 、 cm−1)
790.1610 1VIass スペクトル(m /e 、 FD ” 
)286 M” (m/e、El 次2 ) 268 (IVI−18)” ※1:イオン化法としてフィールドディソープション法
を用いた場合。
※2:イオン化法として電子衝撃型イオン化法を用いた
場合。
実施例2 実施例1で得られた2、0gの1−(2,6−ジクロロ
フェニル)−3−ヒドロキシ−2,3,5゜6−チトラ
ヒドロイミダゾ(1,2−a)イミダゾールと 1.4
4(]の酢酸カリウムを25厭の酢酸に溶解した後、1
.23gのヒドロキシルアミン−〇−メチルエーテル塩
酸塩を添加し、室温で2時間撹拌した。析出した結晶を
濾別後、濾液から溶媒を蒸発留去させ、残渣を20π!
の飽和食塩水に溶解した。
1規定の水酸化す[〜クラム溶液でアルカリ性にすると
無色結晶か析出し、これを濾過後、ヘキサン−酢酸エチ
ルから再結晶したところ、1,90(lの題記化合物(
式(I>のR1が水素原子、R2がメヂル基のもの)を
得た。この結晶は、薄層クロマトグラフィーにより、純
粋であることか確認され1こ 。
物性は次に示す通りであった。
111(点 (℃ ン : 120〜123NMRスペ
クトル<CDCl 3 、 りDll+ >3.38 
(幅の広い、NH) 3.61 <、1重線、”)) 3.74 、 3.81 (1重線、0CH3)4.4
0 、 4.50 (2重線、N C’H2)7.12
〜7.60 (多重線、3■+CH=)1 7.70 (3重線、−CH−) JRスペクトル(KBr 、 cn+−’ )780、
 1600 実施例3 実施例1で得られた2、5gの1−(2,6−ジクロロ
フェニル)−3−ヒドロキシ−2,3,5゜6−チトラ
ヒドロイミダゾ(1,2−a )イミダゾールと 1.
67(]の酢酸カリウムを30鱈の酢酸に溶解した後、
2. ogのヒドロキシルアミン−〇−ベンジルエーテ
ル塩酸塩を添加し、室温で一昼夜撹拌した。反応液から
溶媒を蒸発留去させ、残渣に30 yilの飽和食塩水
を加えたところ、下方に油層が分離した。油層を取り出
し真空上乾燥後、酢酸エチルを加えて撹拌すると結晶化
し、これを濾過したところ、2.5gの粗結晶が得られ
た。酢酸エチル−メチルアルコール混合液から再結晶し
たところ、1.95Qの題記化合物(式(I)のRiが
水素原子、R2がベンジル基のもの)を得た。この結晶
は771mクロマトグラフィーにより、純粋であること
が確認された。
物性は次に示す通りであった。
融点(℃) : 155〜157 NMRスペクトル(CD30D、 I)l)m )3.
82 (1重線、〕) 4.42 、 4.64 (2重線、N−CH2)4.
98 、 5.05 (1重線、OCH2)7.54 
(多重線、つ) IRスペクトル(KBr 、 cm−” )780、1
610 実施例4 8gの2− (2,6−ジクロロフェニル)アミノイミ
ダシリン(2)を45 ilのエチルアルコールに溶解
し、これに6.5gのブロモアセトンを添加した。
温度を15℃〜20℃に保ち、−昼夜撹拌した後、溶媒
を減圧下、30℃以下で留去した。残渣を60ytrl
の飽和食塩水に溶解し、エーテルで抽出した後、抽出残
液を10%の水酸化ナトリウム溶液でpH12まで調整
し、100iiのエーテルで3回抽出した。抽出液を無
水硫酸ナトリウムで脱水して溶媒を留去して、10.9
(lの1−(2,6−ジクロロフェニル)−3−ヒドロ
キシ−2,3,5,6−テトラヒドロ−3−メチルイミ
ダゾ(1,2−a )イミダゾール(式(II)のR1
がメチル基のもの)を得た。
2.2gの上記化合物と1.23gの酢酸カリウムを3
0211の酢酸に溶解し、これに0.87gのヒドロキ
シルアミン塩酸塩を添加し、室温で48時間反応させた
。反応液を留去し、残漬に30 xiの食塩水を加えた
ところ、無色結晶が析出した。これを濾過し、エーテル
−メチルアルコールから再結晶したところ、1.8gの
題記化合物(式(I)のR1がメチル基、R2が水素原
子のもの)を得た。この結晶はa層りロマトグラフィー
により、純粋であることが確認された。
物性は次に示す通りであった。
融点(℃) : 234〜235 NMRスペクトル(CD30D、 put >1.97
(1重線、CH:i ) 3.90(1重線、〕) 4.42(1重線、−GHz) IRスペクトル(KB r 、 cm−’ )785.
1610 実施例5 1 実施例4で得られた2、5gの1−(2,6−ジクロロ
フェニル)−3−ヒドロキシ−2,3,5゜6−テトラ
ヒドロ−3−メチルイミダゾ〔1,2−a )イミダゾ
ールと1.71tJの酢酸カリウムを30ν!の酢酸に
溶解し、1.46(Jのヒドロキシルアミン−0−メチ
ルエーテル塩酸塩を添加し、室温で一昼夜撹拌した。反
応液から溶媒を留去し、残渣を3011iの飽和食塩水
に溶解した後に、10%の水酸化ナトリウムでアルカリ
性にしたところ、油層が分離した。これを酢酸エチルで
抽出した後、カラムクロマトグラフィーで不純物を分離
し、1.5gの結晶を得た。これを酢酸エチルに溶解し
、フマル酸のエーテル−エチルアルコール混合溶液を添
加したところ、無色結晶が析出した。濾過後、エーテル
−メチルアルコール混合液から再結晶し、1.2gの題
記化合物(式(I)のR1及びR2がメチル基のもの)
を得た。
物性は次に示す通りであった。
融点(℃) : 212〜213 NMRスペクトル(CD:l OD、 1)DI )1
.91(1重線、CH3) 3.70(1重線、−0CHa ) 3.83(1重線、N1)) 4.33(1重線、CH2) IRスペクトル(KBr 、 cm−’ )790.1
620.1680 試験例−1徐脈活性 〔実験方法〕 雌MI雑種成犬(体重9〜15kg)をベントパルビタ
ールナトリウム30no+/に9(i 、 v 、 )
で麻酔し、常法に従って右股動脈にカニユーレを挿入し
血圧を測定した。心拍数は血圧の脈波からタコメーター
を駆動させて記録した。被験物質はDMFあるいは生理
食塩液に溶解させ、右股動脈より投与した。
〔結果〕
心拍数を持続的に25%減少させる用ω(E D2゜値
)を表1に示す。
手続補正化 昭和59年3月 /B 1、事件の表示 ++H和59年特許願第9018号 2、発明の名称 2−アミノイミダシリン化合物 3、補正をする者 代表者 久保1)美 文 (はが1名)別紙のとおり 8、前記以外の補正をする者 事件との関係 特許出願人 代表者 二 木 刊 介 補正の内容 1、明4111書菓12頁第9行目の「体重1kg対り
」を「体重1kg当り」に訂正する。
2、同書第23頁第6行目の「右股動脈」を「布設静脈
Jに訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(I): Cト」2 R’ −C=N−OR2 (式中R1は、水素原子又は低級アルキル基を、R2は
    水素原子、低級アルキル基又はベンジル基を意味する)
    で表わされる2−アミノイミダシリン化合物およびその
    酸付加塩。 2、R1又はR2の低級アルギル基が、炭素数1〜4を
    有するアルキル基である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物。 3、M付加塩が医薬的に受容な塩である特許請求の範囲
    第1項記載の化合物。
JP901884A 1984-01-20 1984-01-20 2−アミノイミダゾリン化合物 Granted JPS60152470A (ja)

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