JPS60148106A - アルミ電解コンデンサ - Google Patents
アルミ電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS60148106A JPS60148106A JP392084A JP392084A JPS60148106A JP S60148106 A JPS60148106 A JP S60148106A JP 392084 A JP392084 A JP 392084A JP 392084 A JP392084 A JP 392084A JP S60148106 A JPS60148106 A JP S60148106A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum electrolytic
- electrolytic capacitor
- resin
- coating layer
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はアルミ電解コンデンサに関するものであり、さ
らに詳しく言えば、アルミ電解コンデンサの外装に関す
るものである。以下説明においてはラジアル形アルミ電
解コンデンサについて詳細に説明するが、本発明はラジ
アル形アルミ電解コンデンサに限定されるものではなく
、他のタイプのアルミ電解コンデンサについても全く同
様である。
らに詳しく言えば、アルミ電解コンデンサの外装に関す
るものである。以下説明においてはラジアル形アルミ電
解コンデンサについて詳細に説明するが、本発明はラジ
アル形アルミ電解コンデンサに限定されるものではなく
、他のタイプのアルミ電解コンデンサについても全く同
様である。
従来例の構成とその問題点
従来のこの種のラジアル形アルミ電解コンデンサは、第
１図に示すように構成されていた。すなわち、ラジアル
形アルミ電解コンデンサ本体１を熱収縮チューブ２で被
覆し完成品としていた。
１図に示すように構成されていた。すなわち、ラジアル
形アルミ電解コンデンサ本体１を熱収縮チューブ２で被
覆し完成品としていた。
このようなラジアル形アルミ電解コンデンサでは、熱収
縮チューブ２を熱による収縮で電解コンデンサ本体１に
固定していた。このため、高温度環境下に長時間放置し
た場合、二次収縮が発生したり、又、基板洗浄剤による
熱収縮チューブ２の再収縮が発生していた。さらに、半
田付は時、スルホールによるチューブ穴明き不良が発生
したり、生産工程においては、チューブ収縮不足による
全長寸法のバラツキが発生し、特に小形寸法商品におい
ては、寸法上の問題点を有していた。
縮チューブ２を熱による収縮で電解コンデンサ本体１に
固定していた。このため、高温度環境下に長時間放置し
た場合、二次収縮が発生したり、又、基板洗浄剤による
熱収縮チューブ２の再収縮が発生していた。さらに、半
田付は時、スルホールによるチューブ穴明き不良が発生
したり、生産工程においては、チューブ収縮不足による
全長寸法のバラツキが発生し、特に小形寸法商品におい
ては、寸法上の問題点を有していた。
発明の目的
本発明はこのような従来の欠点を除去するもので、熱、
溶剤による被覆欠陥を防止すること、および全長寸法の
安定化を目的とするものである。
溶剤による被覆欠陥を防止すること、および全長寸法の
安定化を目的とするものである。
発明の構成
この目的を達成するために本発明は、ラジアル形アルミ
電解コンデンサ本体に粉体樹脂により、樹脂コーティン
グ脣ヲ施し、かつ樹脂を硬化せしめたものである。
電解コンデンサ本体に粉体樹脂により、樹脂コーティン
グ脣ヲ施し、かつ樹脂を硬化せしめたものである。
この構成によって、薄膜で耐熱性に優れた樹脂皮膜によ
り被覆されるため、熱、溶剤による欠陥を生じない。ま
た最外層に樹脂皮膜が形成されてるため、外部からの熱
が内部素子へ伝わりにくい。
り被覆されるため、熱、溶剤による欠陥を生じない。ま
た最外層に樹脂皮膜が形成されてるため、外部からの熱
が内部素子へ伝わりにくい。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例をラジアル形アルミ電解コンデ
ンサの流動浸漬コーティングについて、第２図、第３図
を用いて説明する。なお、図中、第１［と同一部品につ
いては同一番号を付している。図において１は従来品と
同様なラジアル形アルミ電解コンデンサ本体であり、７
は樹脂コーティング層である。流動浸漬は第２図に示す
ような構造で、粉体樹脂４を流動槽３に入れ、下部より
透過膜６を通った空気６により流動状態にし、かつ、振
動を槽３に加えろことにより、空気流を全伏に分散させ
、樹脂表面をなめらかにしたものである。コーティング
は、コーティングされるアルミ電解コンデンサ本体１を
約１００”Ｃに加熱し、加熱されたアルミ電解コンデン
サ本体１を流動中の粉体樹脂４内に浸漬し、粉体樹脂４
と接触させ、粉体樹脂４を溶かして粘着させる。そして
再度アルミ電解コンデンサ本体１を約１００″Ｃに加熱
して粘着した樹脂を溶融、硬化させ、後硬化として９６
°Ｃで６０分間放置した。これによりコーティング厚が
０．１〜０．１５ｆｆｌｌ＋の均一なコーティング層７
を得た。コーティングの方法としては、流動浸漬に限定
されるものではなく、クラウドコーティング方式、静電
ガン方式等の方法についても可能である。これらの静電
方式では、金属表面に樹脂粒が均一に付着するため、リ
ード線部をマスキングする必要がある。またコーティン
グ厚についても必要に応じて重ね塗りにより厚くするこ
とが可能である。
ンサの流動浸漬コーティングについて、第２図、第３図
を用いて説明する。なお、図中、第１［と同一部品につ
いては同一番号を付している。図において１は従来品と
同様なラジアル形アルミ電解コンデンサ本体であり、７
は樹脂コーティング層である。流動浸漬は第２図に示す
ような構造で、粉体樹脂４を流動槽３に入れ、下部より
透過膜６を通った空気６により流動状態にし、かつ、振
動を槽３に加えろことにより、空気流を全伏に分散させ
、樹脂表面をなめらかにしたものである。コーティング
は、コーティングされるアルミ電解コンデンサ本体１を
約１００”Ｃに加熱し、加熱されたアルミ電解コンデン
サ本体１を流動中の粉体樹脂４内に浸漬し、粉体樹脂４
と接触させ、粉体樹脂４を溶かして粘着させる。そして
再度アルミ電解コンデンサ本体１を約１００″Ｃに加熱
して粘着した樹脂を溶融、硬化させ、後硬化として９６
°Ｃで６０分間放置した。これによりコーティング厚が
０．１〜０．１５ｆｆｌｌ＋の均一なコーティング層７
を得た。コーティングの方法としては、流動浸漬に限定
されるものではなく、クラウドコーティング方式、静電
ガン方式等の方法についても可能である。これらの静電
方式では、金属表面に樹脂粒が均一に付着するため、リ
ード線部をマスキングする必要がある。またコーティン
グ厚についても必要に応じて重ね塗りにより厚くするこ
とが可能である。
発明の効果
以上のように本発明のラジアル形アルミ電解コンデンサ
によれば、最外層に樹脂コーティング層を有するため、
２６０°Ｃの半田槽に３秒間デツプしても欠陥を生じな
い。しかも樹脂コーティング層が一定厚であるため、本
体全長寸法のバラツキを生じない。さらにまた、樹脂コ
ーティング層による断熱効果は、第４図ａに示すように
、ヒータ８を有する熱板９上にアルミ電解コンデンサ１
゜を置き製品内部の温度を熱電対１１により測定した。
によれば、最外層に樹脂コーティング層を有するため、
２６０°Ｃの半田槽に３秒間デツプしても欠陥を生じな
い。しかも樹脂コーティング層が一定厚であるため、本
体全長寸法のバラツキを生じない。さらにまた、樹脂コ
ーティング層による断熱効果は、第４図ａに示すように
、ヒータ８を有する熱板９上にアルミ電解コンデンサ１
゜を置き製品内部の温度を熱電対１１により測定した。
その結果第４図すのような温度変化を示した。
製品定格は４Ｖ２２０μＦでφｅ、３ｘｔｓｌの寸法で
樹脂コーティング層厚どして０．１〜０．１５朋である
が、図から明らかなように、温度上昇の勾配に大差が生
じ最終温度においても約４０°Ｃもの温度低減効果があ
る。樹脂厚を厚くすることにより、さらに温度低減効果
が期待できる。これらの効果により、熱、溶剤による二
次収縮、熱による穴明き、および全長寸法のバラツキ等
の問題点の解決で冬た。
樹脂コーティング層厚どして０．１〜０．１５朋である
が、図から明らかなように、温度上昇の勾配に大差が生
じ最終温度においても約４０°Ｃもの温度低減効果があ
る。樹脂厚を厚くすることにより、さらに温度低減効果
が期待できる。これらの効果により、熱、溶剤による二
次収縮、熱による穴明き、および全長寸法のバラツキ等
の問題点の解決で冬た。
第１図は従来のラジアル形アルミ電解コンデンサを示す
外装断面正面図、第２図は流動浸漬を示す説明図、第３
図は本発明のアルミ電解コンデンサの一実施例を示す外
装断面正面図、第４図ａは試験方法を示す説明図、第４
図すは試験結果を表す特性図です。 １・・・・・・ラジアル形アルミ電解コンデンサ水体、
２・・・・・・熱収縮チューブ、３・・・・・・流動槽
、４・・・・・・粉体樹脂、５・・・・・・エアー、６
・・・・・・エアー透過膜、７・・・・・・樹脂コーテ
ィング層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第
１ 面 第 第 ２１！ｌ 第３図 ４１！ｌ （リ （ｂ）
外装断面正面図、第２図は流動浸漬を示す説明図、第３
図は本発明のアルミ電解コンデンサの一実施例を示す外
装断面正面図、第４図ａは試験方法を示す説明図、第４
図すは試験結果を表す特性図です。 １・・・・・・ラジアル形アルミ電解コンデンサ水体、
２・・・・・・熱収縮チューブ、３・・・・・・流動槽
、４・・・・・・粉体樹脂、５・・・・・・エアー、６
・・・・・・エアー透過膜、７・・・・・・樹脂コーテ
ィング層。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名第
１ 面 第 第 ２１！ｌ 第３図 ４１！ｌ （リ （ｂ）
Claims (1)
- コンデンサ素子をケース内に収納することにより構成さ
れ、かつ前記コンデンサ素子に接続したリード線を端面
より引出してなるアルミ電解コンデンサ本体表面に、直
接粉体樹脂により樹脂コーティング層を形成したことを
特徴とするアルミ電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP392084A JPS60148106A (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | アルミ電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP392084A JPS60148106A (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | アルミ電解コンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60148106A true JPS60148106A (ja) | 1985-08-05 |
Family
ID=11570586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP392084A Pending JPS60148106A (ja) | 1984-01-12 | 1984-01-12 | アルミ電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60148106A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49124549A (ja) * | 1972-08-28 | 1974-11-28 |
-
1984
- 1984-01-12 JP JP392084A patent/JPS60148106A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49124549A (ja) * | 1972-08-28 | 1974-11-28 |
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