JPS5912583Y2 - 耐熱耐衝撃温度センサ - Google Patents
耐熱耐衝撃温度センサInfo
- Publication number
- JPS5912583Y2 JPS5912583Y2 JP1979060313U JP6031379U JPS5912583Y2 JP S5912583 Y2 JPS5912583 Y2 JP S5912583Y2 JP 1979060313 U JP1979060313 U JP 1979060313U JP 6031379 U JP6031379 U JP 6031379U JP S5912583 Y2 JPS5912583 Y2 JP S5912583Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature sensor
- resistant
- shock
- lead wire
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、耐熱耐衝撃温度センサに関するものである。
従来、耐湿性を考慮したサーミスタ式温度センサとして
は、第1図に示したような構造のものが知られている。
は、第1図に示したような構造のものが知られている。
第1図において、1はサーミスタ素体、2は電極、3は
半田、4はリード線、5は絶縁皮覆をはがした芯線、6
は絶縁及び防湿用外装塗料である。
半田、4はリード線、5は絶縁皮覆をはがした芯線、6
は絶縁及び防湿用外装塗料である。
この構造のセンサを熱衝撃試験として30℃及び+90
℃の液体に一定時間毎に交互に浸漬するサイクルを繰り
返すと、300サイクル程度でサーミスタ素体に亀裂が
発生し、抵抗値が大幅に増加し、さらには外装塗装にも
亀裂が発生して絶縁不良となる欠点があった。
℃の液体に一定時間毎に交互に浸漬するサイクルを繰り
返すと、300サイクル程度でサーミスタ素体に亀裂が
発生し、抵抗値が大幅に増加し、さらには外装塗装にも
亀裂が発生して絶縁不良となる欠点があった。
本考案は、上記従来例の欠点を解消するために、液中ま
たは冷気雰囲気、高温雰囲気の個所で、しかも急激な熱
衝撃が加わる条件で使用されるサーミスタ温度センサに
おいて、抵抗値及び絶縁抵抗の経時的変化が安定な耐熱
耐衝撃温度センサを提供することを目的とするものであ
る。
たは冷気雰囲気、高温雰囲気の個所で、しかも急激な熱
衝撃が加わる条件で使用されるサーミスタ温度センサに
おいて、抵抗値及び絶縁抵抗の経時的変化が安定な耐熱
耐衝撃温度センサを提供することを目的とするものであ
る。
以下、図面により実施例を詳細に説明する。
第2図は、本考案の1実施例を示したもので、1はサー
ミスタ素体、2は焼付等によって設けられる銀電極、3
は半田、4は電極リード線であり、銅線等の裸線、5は
外部引出しリード線であり、電極リード線4と引出しリ
ード線5は適当な手段で接続される。
ミスタ素体、2は焼付等によって設けられる銀電極、3
は半田、4は電極リード線であり、銅線等の裸線、5は
外部引出しリード線であり、電極リード線4と引出しリ
ード線5は適当な手段で接続される。
また7は弾性をもった塗装樹脂、8は防湿、機械的強度
のもつ外装樹脂である。
のもつ外装樹脂である。
本実施例の温度センサについて、各種の熱衝撃試験を行
った結果、サーミスタ素体1の電極と電極リード線4を
接続する半田3の厚みと弾性塗装樹脂7が耐久性能に極
めて著しい変化を与えることが判明した。
った結果、サーミスタ素体1の電極と電極リード線4を
接続する半田3の厚みと弾性塗装樹脂7が耐久性能に極
めて著しい変化を与えることが判明した。
以下、実験例について説明する。まず、サーミスタ素子
1の寸法として、5.0(直径)×1.0(厚み)の円
板形素子の対向表面に、塗布焼付により10μ程度の銀
電極をとりつけた。
1の寸法として、5.0(直径)×1.0(厚み)の円
板形素子の対向表面に、塗布焼付により10μ程度の銀
電極をとりつけた。
この両電極に直径0.4の銅線を、半田の厚みを変えて
半田付けし、さらに弾性樹脂としてシリコンを用い、外
装塗装としてエポキシを用い、この弾性樹脂の有無につ
いて試料を作威した。
半田付けし、さらに弾性樹脂としてシリコンを用い、外
装塗装としてエポキシを用い、この弾性樹脂の有無につ
いて試料を作威した。
表はこの作戊試料の一覧を示したものである。
二の各番号の試料10本を−30℃の不凍液及び+80
℃の湯に交互に浸漬する試験を1000サイクル行った
。
℃の湯に交互に浸漬する試験を1000サイクル行った
。
この時の室温抵抗値と両リード線と外装塗装との絶縁抵
抗をDC 500 Vで測定し、IM,!f2以下のも
のを不良と判定した。
抗をDC 500 Vで測定し、IM,!f2以下のも
のを不良と判定した。
また抵抗変化率は10%以上変化したものは不良と判定
した。
した。
この結果を第3図A,Bに示したが、第3図Aの抵抗変
化率は各条件の試料の本数の中の最大のものを図示した
。
化率は各条件の試料の本数の中の最大のものを図示した
。
この結果より抵抗変化率は半田の厚みが薄くなる程、良
い結果を示し、0.3mm以下で10%以内、0.2m
mで5%以内の変化率になっている。
い結果を示し、0.3mm以下で10%以内、0.2m
mで5%以内の変化率になっている。
またQ.5mm以上の厚みのものは試験品を分解して観
察すると、素子に亀裂が認められた。
察すると、素子に亀裂が認められた。
また絶縁抵抗は半田の厚みに無関係で、弾性塗装を行っ
たものは全く異常が認められなかった。
たものは全く異常が認められなかった。
この結果、第2図の様な構造で半田厚みをQ.3mm以
下にし、素子表面に弾性塗装をし、さらにその表面をエ
ポキシ等の硬い外装塗装を行うことにより極めて熱衝撃
性耐久性のすぐれたセンサを得ることができる。
下にし、素子表面に弾性塗装をし、さらにその表面をエ
ポキシ等の硬い外装塗装を行うことにより極めて熱衝撃
性耐久性のすぐれたセンサを得ることができる。
なお、ここで第2図の電極リード線4を用いずに外部引
出しリード線5の芯線を直接サーミスタ電極に半田付し
たものについても実施してみたがほぼ同様の結果を得る
ことができた。
出しリード線5の芯線を直接サーミスタ電極に半田付し
たものについても実施してみたがほぼ同様の結果を得る
ことができた。
第1図は、従来のサーミスタ式温度センサの構或図、第
2図は、本考案の1実施例の構或図、第3図は、本考案
による温度センサの熱衝撃試験結果を示した図である。 1・・・・・・サーミスタ素体、2・・・・・・銀電極
、3・・・・・・半田、4・・・・・・電極リード線、
5・・・・・・引出しリード線、7・・・・・・塗装樹
脂、8・・・・・・外装樹脂。
2図は、本考案の1実施例の構或図、第3図は、本考案
による温度センサの熱衝撃試験結果を示した図である。 1・・・・・・サーミスタ素体、2・・・・・・銀電極
、3・・・・・・半田、4・・・・・・電極リード線、
5・・・・・・引出しリード線、7・・・・・・塗装樹
脂、8・・・・・・外装樹脂。
Claims (1)
- サーミスタ素子電極にQ,3mm以下の厚みでリード線
を半田付し、全体を弾性樹脂で皮膜し、さらにその表面
をエポキシ等の除湿及び機械的保護樹脂で皮覆した耐熱
耐衝撃温度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979060313U JPS5912583Y2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | 耐熱耐衝撃温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979060313U JPS5912583Y2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | 耐熱耐衝撃温度センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55161232U JPS55161232U (ja) | 1980-11-19 |
JPS5912583Y2 true JPS5912583Y2 (ja) | 1984-04-16 |
Family
ID=29294292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979060313U Expired JPS5912583Y2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | 耐熱耐衝撃温度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912583Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6145465Y2 (ja) * | 1981-02-11 | 1986-12-20 | ||
JPH07111382B2 (ja) * | 1986-08-08 | 1995-11-29 | 株式会社大泉製作所 | 温度センサの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528993U (ja) * | 1975-07-07 | 1977-01-21 |
-
1979
- 1979-05-07 JP JP1979060313U patent/JPS5912583Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS528993U (ja) * | 1975-07-07 | 1977-01-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55161232U (ja) | 1980-11-19 |
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