JPS60147579A - 斜板型液圧回転機 - Google Patents
斜板型液圧回転機Info
- Publication number
- JPS60147579A JPS60147579A JP59003217A JP321784A JPS60147579A JP S60147579 A JPS60147579 A JP S60147579A JP 59003217 A JP59003217 A JP 59003217A JP 321784 A JP321784 A JP 321784A JP S60147579 A JPS60147579 A JP S60147579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swash plate
- angle
- cylinder
- type hydraulic
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/12—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B1/26—Control
- F04B1/30—Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks
- F04B1/32—Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
- F04B1/324—Control of machines or pumps with rotary cylinder blocks by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block by changing the inclination of the swash plate
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は答量可変型の胸板ポンプ、モータ等の斜板型液
圧回転機の改良に関するものである。 ml仮型液比回転機としズ、例えば第1図な一′・シ第
3図に示したような液圧ポンプが知られている。 同図において、1は液圧ポンプの本体ケーシング、2は
該本体ケーシング1内Vceけられた回転軸で、該回転
軸2は軸受3,4により本体ケーシング1に支持されて
いる。5は円環状の弁板で、該弁板5はピン(図示せず
)等を介して本体ケーシング1に固定され、該弁板5に
は本体ケーシング1に設けた吸排通路6,7と連通する
周形の液通路8,9が穿設され、該各液通路8,9の端
部には第3図に示すよつKflliげ溝8A、9Aが穿
設されている。 10はシリンダブロックで、該シリンダブロック10の
一端面は弁板5に摺動可能に密着しており、その中央部
を回転軸2が貫通している。シリンダブロック10はそ
の内周面と回転軸2の外周面との間に設けたスプライン
、キー等の連結部材11により同転軸2に連結されてい
る。シリンダブロックIOKはその周方向において等間
隔に複数のシリンダ12,12.・・・が穿設されてお
り、また該各シリンダ12には長円状のボート13が設
けられ、該各ボート13はシリンダブロック110が同
転することにより弁板5に設けた液通路8゜9と間欠的
に連通する。一方、各シリンダ内にはピストン14が往
復動可能に設けられ、該ピストン14の先端球部14A
は球面形状をなし、該先端球部14Aはシー−15に嵌
合しており、これによりピストン14はシ、−15に揺
動可能に支持され
圧回転機の改良に関するものである。 ml仮型液比回転機としズ、例えば第1図な一′・シ第
3図に示したような液圧ポンプが知られている。 同図において、1は液圧ポンプの本体ケーシング、2は
該本体ケーシング1内Vceけられた回転軸で、該回転
軸2は軸受3,4により本体ケーシング1に支持されて
いる。5は円環状の弁板で、該弁板5はピン(図示せず
)等を介して本体ケーシング1に固定され、該弁板5に
は本体ケーシング1に設けた吸排通路6,7と連通する
周形の液通路8,9が穿設され、該各液通路8,9の端
部には第3図に示すよつKflliげ溝8A、9Aが穿
設されている。 10はシリンダブロックで、該シリンダブロック10の
一端面は弁板5に摺動可能に密着しており、その中央部
を回転軸2が貫通している。シリンダブロック10はそ
の内周面と回転軸2の外周面との間に設けたスプライン
、キー等の連結部材11により同転軸2に連結されてい
る。シリンダブロックIOKはその周方向において等間
隔に複数のシリンダ12,12.・・・が穿設されてお
り、また該各シリンダ12には長円状のボート13が設
けられ、該各ボート13はシリンダブロック110が同
転することにより弁板5に設けた液通路8゜9と間欠的
に連通する。一方、各シリンダ内にはピストン14が往
復動可能に設けられ、該ピストン14の先端球部14A
は球面形状をなし、該先端球部14Aはシー−15に嵌
合しており、これによりピストン14はシ、−15に揺
動可能に支持され
【いる。
16は半円筒状の斜板で、該斜板16はシリンダブロッ
ク10に対して傾斜角αをもって傾斜した状態で対面し
ており、その表面側の平面16Aにはシュー15が当接
している。そして、シー−15は斜板16に設けたL字
状シー−押え板17、リング状シュー押え板18に案内
されて斜板16の平面16A上を摺動する。一方、斜板
16には左右一対の凸円筒面状摺接面16Bが形成され
、該凸円筒面状摺接面16Bは本体ケーシング1に形成
した凹円筒面状摺接面19内に嵌合している。 図中、20は斜板16に取付けられた操作部材で、該操
作部材20を適宜動かすことにより斜板16の傾斜角α
を変更することができる。 従来方式の斜板型液圧ポンプは前述の構成を有するもの
で、吸排通路6,7のうち、通路6を吸入側通路とし、
通路7を吐出側通路とし、ポンプとして使用した場合の
作動について説明する。エンジン等の駆動機構(図示せ
ず)を使用して回転軸2を回転させると、連結部材11
を介してシリンダブロック10も同時に回転する。該シ
リンダブロック10の回転により、シリンダ12内に設
けたピストン14の先端球部14Aに嵌合したシュー1
5はシュー押え板17.リング状シュー押え板18に沿
って案内されるので、該シュー15は斜板16の平面1
6A上を摺部する。斜板16は傾斜して設けられている
ので、ピストン14はシリンダプロ、り10の回転中に
シリンダ12内を往復動する。そして、ピストン14が
シリンダ12から伸長する吸込み行程ではボート13は
吸入側通路6と連通し、シリンダ12内に流体を吸入し
、また、ピストン14がシリンダ12内へ進入する吐出
行程では吐出側の通路7と連通し、ピストン14で加圧
された流体が吐出される。そして、このとき、ボート1
3は逃げ溝8A、9Aを経た後に低圧側液通路8または
高圧側液通路9に連通するため、シリンダ12内の圧力
は徐々に変化し、急激なる圧力変化は緩和される。 一方、ポンプの容量を変化させるには斜板16に取付け
られた操作部材20を第2図中矢示A。 Aパ方向に操作し、斜板16をケーシング1の凹円筒面
状摺接面19に沿って傾転させ、該斜板16の傾斜角α
を変更させ、シリンダ12の内容積を変更することによ
って行なわれる。 ところで、このように構成された従来技術による液圧回
転機において、第3図に示すようにボート130両端間
の離間角度が回転軸2の軸線B−Bを中心として角度β
とし、また、第2図中上方のピストン14が最大伸長し
た下死点位置Pから高圧側液通路9端部までの離間角度
なθとしたとき、前記両角度β、θはθ〉β/2なる関
係にある。 こうすることにより、ピストン14が下死点位置Pにあ
るときにはボート13は未だ高圧側液通路9に連通せず
、シリンダブロック10がさらに角度(θ−β/2)だ
け余分に回転した後に、該ボート13が高圧1111液
通路9に連通することにより、シリンダ12内を前記角
度(θ−β/2)間において予圧縮するようになってい
る。 しかしながら、このように構成された従来技術による斜
板型液圧回転機において、斜板】6は回転軸2の軸線B
−Bと各ピストン14の先端球部14Aの中心を含む平
面C−Cの交点0を含み、前記軸線B−Bに垂直な軸f
iD−Dを中心軸とする円筒体の一部で構成され、該斜
板16の凹円筒 □面状摺接面19は該円筒体の外周面
となっている。 このため、ポンプの容量を変化させるべ(操作部材20
を第2図中矢示AまたはA方向に操作すると、斜板16
は軸線D−Dを中心としてこの方向に回転する。この結
果、任意の傾転角度における1死点Pでのシリンダ12
内の容積が変化するにも拘わらず、第3図中の角度θは
変化しない。 従って、斜板16の傾転角度によっては、予圧縮過剰と
なったり、逆に予圧縮不足を招き、脈動や騒音を増大さ
せるという欠点がある。 本発明は前記従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、
ポンプの容量を変化させるべく斜板を傾転させる場合に
は、それに合わせてシリンダ内での作動油の予圧縮の程
度を自在に調節しうろようにすることにより、脈動を低
減し、騒音の発生を防止できるようにした斜板型液圧回
転機を提供することを目的とするものである。 前記目的を達成するため、本発明が採用する構成の特徴
は、ケーシングには凹球面状摺接面を形成し、斜板は一
面側をシューが摺動する平面に形成し、他側面を前記凹
球面状摺接面を摺動する凸球面状摺接面に形成したこと
にある。 以下、本発明の実施例を第4図ないし第8図に基づき説
明する。なお、従来技術と同一構成要素には同一符号を
付して説明を省略するものとする。 然るに、21はケーシング1に形成された凹球面状摺接
面で、該摺接面21は回転軸2の軸線B−Bと、各ピス
トン14の先端球部14Aの中心を含む平面C−Cの叉
点0を中心とした凹球面として形成されている。 22は本実施例に用いる斜板で、該斜板22は前記点0
を中心とした球面体の一部として形成され、該斜板22
の表面1111にはシュー15が摺接する平面23が形
成され、その裏面1011には前記凹球面状摺接面21
上を摺動する凸球面状摺接面24が形成されている。2
5は回転軸2が貫通する貫通穴である。 本発明に係る斜板型液圧回転機はこのように構成される
が、欠如その作用について説明する。 而して、斜板22を傾転させた後、回転軸2を回転させ
るとシリンダブロック10が回転し、これに伴ないピス
トン14がシリンダ12内を往復動し、吸込行程ではボ
ート13は低圧側液通路8および吸入側yJn路6と連
通して、シリンダ12内に流体を吸入し、また吐出行程
ではポート13は高圧側液通路9および吐出側通路7と
遅通し、ピストン14で加圧された液体を吐出するよう
になっている点については従来技術のものと格別差異は
ない。 然るに、まず、ポンプの容量を変化させるべくシリンダ
12内の容積を変化させようとする。 この場合には、第5図に示すように斜板22を点0を通
り回転軸2の軸線B−Bに対して該軸線B−8と直交す
る軸HD−Dを軸として角度γだけ傾転させることによ
り、下死点Pにおけろシリンダ12の内容積を増加させ
る。このときには、従来技術と同様にシリンダ12内は
角度(θ−β/2)間において予圧縮された後、高圧側
液通路9に連通jる。 次に、斜板22を点0を通り回転軸2の軸線B−Bと直
交する軸線D−Dと角度・δ(第4図参照)だけ異なる
軸線E−Eを中心として傾転させる場合の作動について
述べる。 この場合には、第6図に示す如く斜板22を角度γで傾
転させ、しかも第7図に示すように点0を通り、斜板2
2を軸線D−Dと角度δをもって回動させることになる
。すると、ピストン13の下死点位置Pは第7図に示す
ように回転軸2の軸線B−Bに対し角度ψ〔ψ=f(γ
、δ)〕だけ低低圧側液通路側へずれることになる。こ
のため、第8図に示すように下死点位置Pと高圧側液通
路9との間の離間角度θ′は前記角度9だけ従来技術の
ものよりも拡がる。この納采、シリンダ12の予圧縮区
間が角度(θ’−//2)に拡がることになり、シリン
ダ12内はこの区間で充分に予圧縮された後に高圧側液
通路9に連通することができ、冒圧1μm1液通路9内
での脈動や騒音の発生を防止できる。 かくして、本社間においては、回動角度δを適宜選択す
ることにより、最適な予圧縮角度を設定することができ
、このため、傾転角度γを大きく設定し、ポンプ容量を
増大させても脈動が少なく、低騒音な液圧回転機とする
ことができる。 なお、前述の各−実施例では本発明の斜板型液圧回転機
をポンプとして用いる場合について説明したがモータ等
地の回転機として使用することもできるのは勿論である
。また、前記実施例ではポンプ容量を変化させるのに斜
板22を傾転操作と回動操作の2段階で操作することに
より行なったが、該斜板22は予じめ所望の(ロ)動角
度位置にセットしておき、傾転操作のみによりポンプ容
量を変化させでもよく、さらに、前記傾転操作と回動操
作とを同時に行なうことによりポンプ容量を変化させる
ようにしてもよい。 本発明に係る斜板型液圧回転機は以上詳細に説明した如
くであって、胸板を回転軸の軸線と直交しない適宜の回
転軸を中心として回転させることにより、シリンダ内の
予圧縮角度を変化させることができるから、容量を増大
させても脈動が少なく低騒音な液圧回転機とすることが
できる。
ク10に対して傾斜角αをもって傾斜した状態で対面し
ており、その表面側の平面16Aにはシュー15が当接
している。そして、シー−15は斜板16に設けたL字
状シー−押え板17、リング状シュー押え板18に案内
されて斜板16の平面16A上を摺動する。一方、斜板
16には左右一対の凸円筒面状摺接面16Bが形成され
、該凸円筒面状摺接面16Bは本体ケーシング1に形成
した凹円筒面状摺接面19内に嵌合している。 図中、20は斜板16に取付けられた操作部材で、該操
作部材20を適宜動かすことにより斜板16の傾斜角α
を変更することができる。 従来方式の斜板型液圧ポンプは前述の構成を有するもの
で、吸排通路6,7のうち、通路6を吸入側通路とし、
通路7を吐出側通路とし、ポンプとして使用した場合の
作動について説明する。エンジン等の駆動機構(図示せ
ず)を使用して回転軸2を回転させると、連結部材11
を介してシリンダブロック10も同時に回転する。該シ
リンダブロック10の回転により、シリンダ12内に設
けたピストン14の先端球部14Aに嵌合したシュー1
5はシュー押え板17.リング状シュー押え板18に沿
って案内されるので、該シュー15は斜板16の平面1
6A上を摺部する。斜板16は傾斜して設けられている
ので、ピストン14はシリンダプロ、り10の回転中に
シリンダ12内を往復動する。そして、ピストン14が
シリンダ12から伸長する吸込み行程ではボート13は
吸入側通路6と連通し、シリンダ12内に流体を吸入し
、また、ピストン14がシリンダ12内へ進入する吐出
行程では吐出側の通路7と連通し、ピストン14で加圧
された流体が吐出される。そして、このとき、ボート1
3は逃げ溝8A、9Aを経た後に低圧側液通路8または
高圧側液通路9に連通するため、シリンダ12内の圧力
は徐々に変化し、急激なる圧力変化は緩和される。 一方、ポンプの容量を変化させるには斜板16に取付け
られた操作部材20を第2図中矢示A。 Aパ方向に操作し、斜板16をケーシング1の凹円筒面
状摺接面19に沿って傾転させ、該斜板16の傾斜角α
を変更させ、シリンダ12の内容積を変更することによ
って行なわれる。 ところで、このように構成された従来技術による液圧回
転機において、第3図に示すようにボート130両端間
の離間角度が回転軸2の軸線B−Bを中心として角度β
とし、また、第2図中上方のピストン14が最大伸長し
た下死点位置Pから高圧側液通路9端部までの離間角度
なθとしたとき、前記両角度β、θはθ〉β/2なる関
係にある。 こうすることにより、ピストン14が下死点位置Pにあ
るときにはボート13は未だ高圧側液通路9に連通せず
、シリンダブロック10がさらに角度(θ−β/2)だ
け余分に回転した後に、該ボート13が高圧1111液
通路9に連通することにより、シリンダ12内を前記角
度(θ−β/2)間において予圧縮するようになってい
る。 しかしながら、このように構成された従来技術による斜
板型液圧回転機において、斜板】6は回転軸2の軸線B
−Bと各ピストン14の先端球部14Aの中心を含む平
面C−Cの交点0を含み、前記軸線B−Bに垂直な軸f
iD−Dを中心軸とする円筒体の一部で構成され、該斜
板16の凹円筒 □面状摺接面19は該円筒体の外周面
となっている。 このため、ポンプの容量を変化させるべ(操作部材20
を第2図中矢示AまたはA方向に操作すると、斜板16
は軸線D−Dを中心としてこの方向に回転する。この結
果、任意の傾転角度における1死点Pでのシリンダ12
内の容積が変化するにも拘わらず、第3図中の角度θは
変化しない。 従って、斜板16の傾転角度によっては、予圧縮過剰と
なったり、逆に予圧縮不足を招き、脈動や騒音を増大さ
せるという欠点がある。 本発明は前記従来技術の欠点に鑑みてなされたもので、
ポンプの容量を変化させるべく斜板を傾転させる場合に
は、それに合わせてシリンダ内での作動油の予圧縮の程
度を自在に調節しうろようにすることにより、脈動を低
減し、騒音の発生を防止できるようにした斜板型液圧回
転機を提供することを目的とするものである。 前記目的を達成するため、本発明が採用する構成の特徴
は、ケーシングには凹球面状摺接面を形成し、斜板は一
面側をシューが摺動する平面に形成し、他側面を前記凹
球面状摺接面を摺動する凸球面状摺接面に形成したこと
にある。 以下、本発明の実施例を第4図ないし第8図に基づき説
明する。なお、従来技術と同一構成要素には同一符号を
付して説明を省略するものとする。 然るに、21はケーシング1に形成された凹球面状摺接
面で、該摺接面21は回転軸2の軸線B−Bと、各ピス
トン14の先端球部14Aの中心を含む平面C−Cの叉
点0を中心とした凹球面として形成されている。 22は本実施例に用いる斜板で、該斜板22は前記点0
を中心とした球面体の一部として形成され、該斜板22
の表面1111にはシュー15が摺接する平面23が形
成され、その裏面1011には前記凹球面状摺接面21
上を摺動する凸球面状摺接面24が形成されている。2
5は回転軸2が貫通する貫通穴である。 本発明に係る斜板型液圧回転機はこのように構成される
が、欠如その作用について説明する。 而して、斜板22を傾転させた後、回転軸2を回転させ
るとシリンダブロック10が回転し、これに伴ないピス
トン14がシリンダ12内を往復動し、吸込行程ではボ
ート13は低圧側液通路8および吸入側yJn路6と連
通して、シリンダ12内に流体を吸入し、また吐出行程
ではポート13は高圧側液通路9および吐出側通路7と
遅通し、ピストン14で加圧された液体を吐出するよう
になっている点については従来技術のものと格別差異は
ない。 然るに、まず、ポンプの容量を変化させるべくシリンダ
12内の容積を変化させようとする。 この場合には、第5図に示すように斜板22を点0を通
り回転軸2の軸線B−Bに対して該軸線B−8と直交す
る軸HD−Dを軸として角度γだけ傾転させることによ
り、下死点Pにおけろシリンダ12の内容積を増加させ
る。このときには、従来技術と同様にシリンダ12内は
角度(θ−β/2)間において予圧縮された後、高圧側
液通路9に連通jる。 次に、斜板22を点0を通り回転軸2の軸線B−Bと直
交する軸線D−Dと角度・δ(第4図参照)だけ異なる
軸線E−Eを中心として傾転させる場合の作動について
述べる。 この場合には、第6図に示す如く斜板22を角度γで傾
転させ、しかも第7図に示すように点0を通り、斜板2
2を軸線D−Dと角度δをもって回動させることになる
。すると、ピストン13の下死点位置Pは第7図に示す
ように回転軸2の軸線B−Bに対し角度ψ〔ψ=f(γ
、δ)〕だけ低低圧側液通路側へずれることになる。こ
のため、第8図に示すように下死点位置Pと高圧側液通
路9との間の離間角度θ′は前記角度9だけ従来技術の
ものよりも拡がる。この納采、シリンダ12の予圧縮区
間が角度(θ’−//2)に拡がることになり、シリン
ダ12内はこの区間で充分に予圧縮された後に高圧側液
通路9に連通することができ、冒圧1μm1液通路9内
での脈動や騒音の発生を防止できる。 かくして、本社間においては、回動角度δを適宜選択す
ることにより、最適な予圧縮角度を設定することができ
、このため、傾転角度γを大きく設定し、ポンプ容量を
増大させても脈動が少なく、低騒音な液圧回転機とする
ことができる。 なお、前述の各−実施例では本発明の斜板型液圧回転機
をポンプとして用いる場合について説明したがモータ等
地の回転機として使用することもできるのは勿論である
。また、前記実施例ではポンプ容量を変化させるのに斜
板22を傾転操作と回動操作の2段階で操作することに
より行なったが、該斜板22は予じめ所望の(ロ)動角
度位置にセットしておき、傾転操作のみによりポンプ容
量を変化させでもよく、さらに、前記傾転操作と回動操
作とを同時に行なうことによりポンプ容量を変化させる
ようにしてもよい。 本発明に係る斜板型液圧回転機は以上詳細に説明した如
くであって、胸板を回転軸の軸線と直交しない適宜の回
転軸を中心として回転させることにより、シリンダ内の
予圧縮角度を変化させることができるから、容量を増大
させても脈動が少なく低騒音な液圧回転機とすることが
できる。
第1図ないし第3図は従来技術による斜板型液圧回転機
に係り、第1図はその縦断面図、第2図は第1図の■−
■矢示方向断面図、第3図は動作を説明するための第1
図のlll−11T矢示方向断面図、第4図ないし第8
図は本発明による斜板型液圧回転機に係り、第4図はそ
の縦断面図、第5図は斜板を傾転させた場合の動作説明
図、第6図は斜板を傾転させ、かつ回動させた場合の動
作説明図、第7図は第6図の平面図、第8図は動作を説
明するための第3図と同様の断面図である。 1・・・ケーシング、2・・・回転軸、1o・・・シリ
ンダブロック、12“・シリンダ、14・・・ピストン
、21・・・凹球面状摺接面、22・・・斜板、23川
平面、24・・・凸球面状摺接面。 特;許出願人 日立建機株式会社 代理人弁理士 広 瀬 和 彦 同 中 村 直 樹 第1図 第6図 第7図 第8図
に係り、第1図はその縦断面図、第2図は第1図の■−
■矢示方向断面図、第3図は動作を説明するための第1
図のlll−11T矢示方向断面図、第4図ないし第8
図は本発明による斜板型液圧回転機に係り、第4図はそ
の縦断面図、第5図は斜板を傾転させた場合の動作説明
図、第6図は斜板を傾転させ、かつ回動させた場合の動
作説明図、第7図は第6図の平面図、第8図は動作を説
明するための第3図と同様の断面図である。 1・・・ケーシング、2・・・回転軸、1o・・・シリ
ンダブロック、12“・シリンダ、14・・・ピストン
、21・・・凹球面状摺接面、22・・・斜板、23川
平面、24・・・凸球面状摺接面。 特;許出願人 日立建機株式会社 代理人弁理士 広 瀬 和 彦 同 中 村 直 樹 第1図 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- ケーシングと、該ケーシングに設けられた斜板と、回転
軸に一体的に取付けられ複数のシリンダが穿設されたシ
リンダブロックと、−側が前記シリンダ内に往復動可能
に挿入されたピストンと、該ピストンの他側に摺動自在
に設けられ前記斜板上を摺動するシューとからなる斜板
型液圧回転機においズ、前記ケーシングには凹球面状摺
接面を形成したことを特徴とする斜板型液圧回転機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59003217A JPS60147579A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 斜板型液圧回転機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59003217A JPS60147579A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 斜板型液圧回転機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60147579A true JPS60147579A (ja) | 1985-08-03 |
JPH0347437B2 JPH0347437B2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=11551267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59003217A Granted JPS60147579A (ja) | 1984-01-10 | 1984-01-10 | 斜板型液圧回転機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60147579A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0249972A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-20 | Nippon Denso Co Ltd | アキシャルピストン装置 |
US6644170B2 (en) | 2002-02-15 | 2003-11-11 | Caterpillar Inc | Double spline hydraulic pump |
-
1984
- 1984-01-10 JP JP59003217A patent/JPS60147579A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0249972A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-20 | Nippon Denso Co Ltd | アキシャルピストン装置 |
US6644170B2 (en) | 2002-02-15 | 2003-11-11 | Caterpillar Inc | Double spline hydraulic pump |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0347437B2 (ja) | 1991-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS60147579A (ja) | 斜板型液圧回転機 | |
JP2977043B2 (ja) | 斜板式液圧回転機 | |
JPH07317652A (ja) | プランジャ式ポンプ | |
US4198899A (en) | Axial-piston machine of variable output having a slide for displaying the cylinder drum | |
JPH08247063A (ja) | スイングピストン形圧縮機 | |
JPH08247064A (ja) | スイングピストン形圧縮機 | |
JPH07189887A (ja) | アキシャルピストン型ポンプ | |
JPS6411830B2 (ja) | ||
JP2874258B2 (ja) | 多連ピストンポンプ | |
JPH10331759A (ja) | 斜板式液圧機械 | |
JPH0367067A (ja) | 斜板型液圧回転機 | |
JPH0378573A (ja) | ピストン式液圧ポンプ・モータの容量可変装置 | |
JPH0421019Y2 (ja) | ||
JPH0437266Y2 (ja) | ||
JPH075255Y2 (ja) | アキシャルピストンポンプ | |
JPH05164038A (ja) | 斜板型液圧回転機 | |
JPS5999074A (ja) | ラジアルピストン式液圧回転機 | |
JPS6125974A (ja) | 斜板型可変容量液圧回転機 | |
JP2503603Y2 (ja) | アキシヤルピストンポンプ | |
JPS6223578A (ja) | アキシヤルピストン型流体機械 | |
JPS62251476A (ja) | アキシヤルピストン型流体機械 | |
JPS6126630Y2 (ja) | ||
JP2557708Y2 (ja) | 斜板式ピストンポンプ | |
JPH0231796B2 (ja) | ||
JPH0219307B2 (ja) |