JPS60146719A - 自動車用サイドウインドガラス - Google Patents

自動車用サイドウインドガラス

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Publication number
JPS60146719A
JPS60146719A JP322984A JP322984A JPS60146719A JP S60146719 A JPS60146719 A JP S60146719A JP 322984 A JP322984 A JP 322984A JP 322984 A JP322984 A JP 322984A JP S60146719 A JPS60146719 A JP S60146719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
transparent conductive
window glass
side window
conductive thin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP322984A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Hamaguchi
浜口 茂樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP322984A priority Critical patent/JPS60146719A/ja
Publication of JPS60146719A publication Critical patent/JPS60146719A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/84Heating arrangements specially adapted for transparent or reflecting areas, e.g. for demisting or de-icing windows, mirrors or vehicle windshields
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2203/00Aspects relating to Ohmic resistive heating covered by group H05B3/00
    • H05B2203/013Heaters using resistive films or coatings

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は防曇機能を備えた自動車用サイドウィンドガラ
スに関する。
〔従来技術〕
自動車のサイドウィンドガラスに付着した水滴□や氷□
結による曇りを除去するた□めに、従来はファンによっ
て温風をサイドウィンドガラス表面に吹き当てるデフロ
スタ装置が用いられていた。
゛しかじ、デフロスタ装置には以下の如き不具合がある
第1に、大容量のデフロスタ装置が必要になる。
第2に、デフロスタ装置は空調装装置と一体になってい
るため、デフロスタ装置作動時には、デフロスタ装置か
ら吹き出す温風によって必要以上に車室温が高まり、車
□内一度を快適温度に保つことが困−であり、またエネ
ルギ的にもロスが大きい。
第3′に、デフロスタ装置はその作動時の騒音が大きい
、 ゛ そこで、かかる不興□合を解消するために、従来あデフ
ロスタ装置に代わり、ガラス全体に透明導電性薄膜を形
成し、透明ヒータ膜とした防曇サイドウィンドガラスが
考えられている。
ところで、透明導電性薄膜に用いられている■To(酸
化インジウムと二酸化錫の固溶体)は金属に比べて比抵
抗が高く (〜lO″Ω・国、〜1・ 2Ω/口)、す
4ドウ4ンドガラス全葎(面積的0.25nf)を加熱
する場合、第5図に示す如(最小要求電力を300W/
iとすると、ヒータ抵抗が12Ωのとき、30Vの印加
電圧を必要とする。
逆に、通常のバッテリ電圧を運転しようとすると、ヒー
タ抵抗は2Ω以下でなければならない。しかし、抵抗値
を下げるためには膜厚を増す必要があり、この膜厚が厚
くなると透明度が低下し、可視光透過率70%以上とい
う自動車用ガラスの基準を満足しなくなる(第6図参照
)。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来技術の問題を解決するためになされ
たもので、通常の12Vのバッテリ電圧で十分なヒータ
機能を発揮できる透明度の高い自動車用サイドウィンド
ガラスを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
かかる目的は、本発明によれば、自動車の側面に取り付
けられるサイドウィンドガラスであって、このサイドウ
ィンドガラスの車両前方側で、す□イドウイシドガラス
全体の約1/6の面積の部分に透明導電性薄膜が設けら
れ、この透明導電性薄膜はサイドウィンドガラスの下方
に設けられた一対の電極と接続されており、更にこの透
明導電性薄膜は中央部に電流が集中するように一部に透
明導電性薄膜が形成されていない部分が設けられ、かつ
透明導電性薄膜の表面には透明保護膜が形成されている
ことを特徴とする自動車用サイドウィンドガラスによっ
て達成される。
本発明はサイドウィンドガラスのうち最も防曇効果が必
要とされる部分が、車両前方側の先端の1/6程度の部
分であることに着目し、サイドウィンドガラスに局部的
にヒータ膜を形成しようとするものである。従って、透
明導電性薄膜はサイドウィンドガラスの車両前方側の先
端から面積で約1/6の範囲(約0.04n()に設け
られる。
透明導電性薄膜とし“では、酸化インジウム(I rn
 s Os )と二酸化錫(S n O* )の固溶体
、あるいは酸化インジウム、二酸化錫等を用いることが
できる。 。
透明導電性薄膜9面抵抗の値は、防曇効果に最適な発熱
温度、およびバッテリ電源の起電力を考慮すると20Ω
/口以下、で、5Ω/口以上がよいシ従うて、透明導電
性薄膜、の膜厚は1〜2μ程度が適当である。もし、こ
れより膜厚が厚(なると抵抗値が下がり過ぎ、発熱温度
が低下するため防曇防止機能を発揮しえなくなる。また
、これより薄い場合は抵抗値が大きフケ、り過ぎ、電流
がほとんど流れないため、バッテリ電圧では発熱しない
なお、透、明導電性薄膜は真空蒸着法、スパッタリング
、イオンブレーティング等の真空成膜法により、サイド
ウィンドガラス上に形成される。
上記透明導電性薄膜の下部側、望まし、くはサイドウィ
ンドガラスを閉めた1大態で外部から見えない位置のサ
イドウィンドガラス上に、一対の電極が設けられる。
電極は、上記透明導電性薄膜に電流を供給する端子とし
ての機能を有する。電極としては、アルミニウム(AJ
)、ニッケル(Ni)、銀(Ag)、クロム(Cr)等
の低抵抗の材料を用いることができる。これらの電極は
真空蒸着法、スパッタリング、イオンブレーティング等
によって形成する。電極のl1ilEは200人〜30
0人程度がよい。なお、電極にはハンダ付け、ロウ付は
等によってリード線資取着し、このリード線は車載のバ
ッテリ電源にスイッチを介して接続する。
また、サイドウィンドガラス上の透明導電性薄膜を形成
する部分には、一部透明導電性薄膜が形成されない部分
を設ける。これは電極か・らの電流の流れを制御するも
ので、電極の間からできるだけ中央近傍に向かって設け
られることが良好な発熱パターンを得るうえで望ましい
透明導電性**の上には、絶縁と保護のために透明保護
膜が形成される。この透明保護膜としては、酸化ジルコ
ニウム(ZrO*)、アルミナ(A a t o s 
)等を用いることができる。
更に、この透明保護膜の上には反射防止膜を形成するこ
とが望ましい。この反射防止膜としては、二酸化珪素等
を用いることができる。なお、透明保護膜を反射防止膜
として兼用することも可能である。
上記透明保護膜、反射防止膜は真空蒸着法、イオンブレ
ーティング、スパッタリング等の真空成膜法により形成
することができる。
本発明に係る自動車用サイドウィンドガラスの作製方法
としては、まずサイドウィンドガラスにヒータ用電極と
して銀ペースト等を所定形状に印刷し、焼付ける。次い
で、サイドウィンドガラスの車両前方側で、先端部的1
/6の部分に、電極の間から中央部に向けてのスリット
状の一部を除いて透明導電性薄膜を真空成膜法により形
成し、ヒータ膜とする。続いて、透明導電性薄膜の上に
透明保護膜を真空成膜法により形成し、更に必要に応じ
反射防止膜を真空成膜法により形成する。
そして、電極の端部にリード線取り出し用のターミナル
をハンダ付けし、絶縁と防食のために電極と周辺をシー
ルする。
〔発明の作用効果〕
本発明に係る自動車用サイドウィンドガラスによれば、
次の如き作用効果を奏する。
(イ)従来、温風式デフロスタ装置の代わりに透明導電
性薄膜を用いてサイドウィンドガラスに防曇機能をもた
せるためには、透明導電性薄膜の性質上、必要な熱量を
得るために、バッテリ容量を大きくして電圧を上げるか
、透明度を落として抵抗値を下げる必要゛があったが、
本発明のように、ヒータ膜としての透明導電性薄膜を部
分的に形成することにより、透明度を損なうことなく、
通常の12Vのパンテリ電圧で、視界確保したい場所に
のみ、立ち上がりのよい防曇機能を持たせることができ
る。この効果は、特にドアミラー装着車の場合に顕著で
ある。
(ロ)電極による発熱パターンが、透明導電性薄膜の中
央部に集中するように形成されているため、水滴等によ
る曇りは勿論、ガラス外側の氷結も容易、迅速に解氷さ
れる。
(ハ)ガラス表面での電気抵抗体による発熱であ rる
ため、従来のデフロスタ装置による方法に比べ発熱ロス
が少なく、また騒音も生じない。
〔実施例〕
次に、本発明の望ましい実施例゛について、図面を参考
にして誰すする。
ここで、第1図は本発明の実施、例に係る自動車用サイ
ドウィンドガラスの概略構成図、第2図は第1図のn−
n線断面図、第3図は第1図の■−■線断面図、第4図
は通電加熱による曇り除去の様子を示す説明図である。
自動車用サイドウィンドガラス1を有機溶剤と純水で十
分に洗浄した後、電極としてガラスフリフトの入った銀
ペースト2を第1図に示す形状にスクリーン印刷し、1
50℃で20分間乾燥後、500℃で30分間焼付ける
。このとき、電極面とガラス面との段差(通常50μ程
度)を無(すために、アルミナ微粉の入った研磨剤を用
いて研磨し、第2図に示すように段差をなくし、なだら
かな傾斜面に仕上げる。再度、洗浄、乾燥後、ステンレ
ス板およびクマロン−インデン41()II 、アルミ
ナ微粉を含んだマスキング用ペーストで、サイドウィン
ドガラスの車両前方側、約1/6の面積の部分以外の部
分および約1/6の面積の部分で電極の間から中央部に
向かうスリット状の一部をマスキングする。
続いて、サイドウィンドガラス全体をスパッタリング真
空槽に入れ、真空槽内部を2 X 10−’ Torr
程度まで排気した後、2X10−”Torrまでアルゴ
ンガスを導入する。このとき、ITOを焼結したターゲ
ット(10wt%SnO、を含む)を用い、透明導電性
WI#膜としてのITO3を約12000人形成する。
マスキング除去後、同様な方法で酸化ジルコニウムを1
500人、二酸化珪素を900人スパッタリングし、透
明像Iii膜4と反射防止111!5を形成する。次に
、第3図に示すように“、電極2の端部にリード線7を
取り出すターミナル6をハンダ付け8で接合する。最後
に、防錆、絶縁のために電極部およびリード線取り出し
部分まアを、シリコーン系のシーリング剤9でシールす
る。
この結果得られた自動車用サイドウィンドガラスに蒸気
を吹き付けて曇らせた後、透明導電性薄膜に通電したと
ころ、第4図a −dに示す如く、透明導電性Wt膜が
形成されていないスリット状の尖塔部分を中心として、
短時間のうちに曇りが除去された。
また、透明導電性薄膜により透明度が損なわれず、良好
な視界が確保できた。
加えて、最上層に設けた反射防止膜は、夜間における車
室内の映りを抑え、このため視認性が向上した。
以上、本発明の特定の実施例について説明したが、本発
明は、この実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載の範囲内で種々の実施態様が包含されるも
のである。
例えば、透明導電性薄膜を形成しない部分の形状はM型
等の他の形状でもよい。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例に係る自動車用サイドウィンド
ガラスあ概略構成図、 第2図は第1図のト」線断面図、 第3図は第1図のm−m線断面図、 第4図は通電加熱による曇り除去の様子を示す説明図、 第5図はITOに必要な所要電力における抵抗と電圧の
関係を示すグラフ、 第6図はITOの1111軍と可視光透過率の関係を示
すグラフである。 1−・−サイドウィンドガラス 2・・−・−飯ペースト(電極) 3・−・−夏To(透明導電性薄膜) 4・・−・・透明保護膜 5−・−反射防止膜 6・−−−−一ターミナル 7−・−・・リード線 8−・・・・ハンダ付け 9−・−−−−シーリング剤 噌 出願人 トヨタ自動車神式会社 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車の側面に取り付けられるサイドウィンドガ
    ラスであって、 このサイドウィンドガラスの車両前方側で、サイドウィ
    ンドガラス全体の約1/6の面積の部分に透明導電性薄
    膜が設けられ、この透明導電性薄膜はサイドウィンドガ
    ラスの下方に設けられた一対の電極と接続されており、
    更にこの透明導電性薄膜は中央部に電流が集中するよう
    に一部に透明導電性薄膜が形成されていない部分が設け
    られ、かつ透明導電性薄膜の表面には透明保護膜が形成
    されていることを特徴とする自動車用サイドウィンドガ
    ラス。
JP322984A 1984-01-10 1984-01-10 自動車用サイドウインドガラス Pending JPS60146719A (ja)

Priority Applications (1)

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JP322984A JPS60146719A (ja) 1984-01-10 1984-01-10 自動車用サイドウインドガラス

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JP322984A JPS60146719A (ja) 1984-01-10 1984-01-10 自動車用サイドウインドガラス

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Publication Number Publication Date
JPS60146719A true JPS60146719A (ja) 1985-08-02

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ID=11551617

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP322984A Pending JPS60146719A (ja) 1984-01-10 1984-01-10 自動車用サイドウインドガラス

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JP (1) JPS60146719A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60242286A (ja) * 1984-05-14 1985-12-02 帝人株式会社

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60242286A (ja) * 1984-05-14 1985-12-02 帝人株式会社

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