JPS60146614A

JPS60146614A - 切断機

Info

Publication number: JPS60146614A
Application number: JP207584A
Authority: JP
Inventors: Hide Suzuki; 鈴木　秀; Shoji Yonehara; 米原　祥二
Original assignee: Ube Industries Ltd
Current assignee: Ube Corp
Priority date: 1984-01-11
Filing date: 1984-01-11
Publication date: 1985-08-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】木兄＃Ｊは材料の切断機に関し、更に詳しくは、丸棒状
、成るいは角棒状材料の切断面形状を先細形に成形し、
且つ、切断する切断機に関するものである。

従来、条鋼圧延素材のビレット等の切断に於いては、ガ
スカッタ、鋸断機、剪断機等が用いられている二しかし
ながら、ガスカッタは、溶断時間が長くかかり、又、溶
断の為、のると称する材料の融は落ちが発生して歩留り
が低下すると言う欠点がある。鋸断機も又、鋸−１時間
が長く、切り粉発生の為の歩留り低下が生ずる。一方、
剪断機は、剪断時間が短く、直接の歩留り低下は生ぜず
、こ・れらの点では前２者に比し有利であるが、それで
も前２者も含めて、下記の様な舊しい欠点を有している
。即ち、切断面が材料軸線に対し垂直である事、及・び
、切断端面の材料表面部に溶断ばり、Ｉｉ！断ばり成る
いは剪断かえりと言った形状不良部の発生が避番ノ得な
い事である。ビレット等では、切断後、更に圧延等の加
工を受けるが、１２欠点はそれら工程で重大な悪影響を
及ぼずのみならず、形状不良部は搬送他の取り扱いにも
不便且つ危険である。従って、形状不良部を取り除く装
置が別に設けられる場合も多々ある。

ビレット材の切断に多用される９９１１　ａを例にとっ
て、図を以って説明する。第１図（ａ　）〜（Ｃ）およ
び第２図（ａ　）〜（Ｃ）は、従来型式の剪断方法、剪
断後の圧延につ、いての説明図である。図中、１は被切
断材、２は上刃物、３は下刃物を示す。第１図（ａ）は
切断前、第１図（１））は切断後の状態を示す。第１図
（Ｃ）は剪断後の形状を示す。これで判る様に、剪断後
の被切断材１の剪断端部には剪断かえり４が発生する。

第２図（ａ　）はこの剪断後の被切断材１である材料５
を２個の圧延ロール６で圧延する状態を示している。図
から判る様にかえり部４が圧延ロール６に衝突し、圧延
ロール６に疵をつけたり、又、かえり部４が折り返され
たりする。第２図（ｂ）はかえり部４が折り返されて、
圧延後、材料５の表面に＋ｉ生しだヘゲ疵７を示す。こ
のヘゲ疵７の部分は不良材部分として切棄てねばならな
いので、歩留り低下の原因となる。又、切断面が材料軸
線に対し垂直どなっているので、圧延ロール６への噛み
込性が悪く、更に、圧延の不均一変形の為、圧延後の材
料５の先端部にパイプ状の不良部８が形成されてしまう
。Ｍ２図（Ｃ）にこの様子を示ず。この部分８も又切り
棄てねばならず、矢張り歩留り低下をきた（。

更に、剪１１ｉ機では、上刃物と下刃物の一方又は両方
を垂直方向に移動させて材料を剪断するが、その方法の
如何に依らず、材料が持ち上げられたり、押し下げられ
たりと言った材料移動が避は得ない。従って、下部テー
ブルを司動型とするとか、材料押えをつける等の方策を
講するが、材料が曲げられたり、持ち上げた材料が落下
したりし、材料及び設置の双方に疵発生の危険がある。

。本発明は、上記の如き諸欠点を克服すべく成されたもの
であり、切ｖＩｒ面端部を先細形に成形し、切断時の材
料移動をなくし、且つ、材料表面に形状不良部を発生さ
せない切断を実現する切ｒｌｆｔ　ｆａｔを提供するも
のである。即ち、角状ビレット９の場合、第３図に示す
如き四角踵状の切断部１０を得る切ｌ！７ｉ機である。

本発明における切断機においては、それぞれ先細り形状
の刃物を有する複数個の刃物台を、被切断材の進行方向
と直交した平面上で、かつ、被切断材の通過位置の外周
位置を回転中心軸として回転自在に設け、各刃物台に取
付【）た刃物が同期して被切断材の通過位置で対面しつ
るように刃物を刃物台に取付けた構造とした。

つぎに、図面に示した実施例によって本発明をさらに詳
細に説明する。

第４図および第５図に、本発明に係る一実施例を示す。

本例は、４つの回転刃物台１５に各２枚、計８枚の刃物
１２を有する場合である。図中、１１は被切断材、１２
は刃物、１３は刃物回転軸、１４はベベルギア、１５は
刃物台、１６は軸受、１７は起動軸、１８はハウジング
、１９はベースを各々示す。４個の刃物回転軸１３と刃
物台１５の回転中心軸は、各々同一垂直面内において上
下左右に対象に配されており、各刃物台１５に取付けら
れている四角錐状の４個の刃物１２が、図示したように
、被切断材１１の通過位置部で互いに同期して対面しう
るようにした。被切断材１１の通過位置に、お１ノる刃
物１２の回転進行方向は、被切断材１１の進行方向と同
じにした。

被切断材１１が、所定位置に来た時、図示していない駆
動源により起動軸１７を回転起動させると、噛み合って
いるベベルギア１４の働きにより、各刃物台１５は各々
の回転軸１３を中心として、”同一方向から被り１ｉ材
１１に向って回転し、各刃物１２は被切断材１１に向っ
て接近する。更に回転を続けると、４個の刃物１２は波
切…ｉ材１１に噛い込み、その四角錐部を有する先細形
状刃が被切断材１１を押し除１ノながら噛込みを続け、
遂には切断を完了する。この刃物１２の先細形状刃の為
、被切断材１１の切断部形状は、第３図に示す様な四角
錐状の切断部１０を有する先細形状を形成して切断され
る。

この時、４個の刃物１２は同期して駆動されるので、７
被切断材１１は、そのバスレベルを全く変える事なく切
断されると言う特徴を有りる。

なお、Ｊ５図において、刃物１２は、実線で示している
状態にある時が、切断時、２点鎖線で示している状態に
ある時が非切断時の位置の一例を示している。

この切断機は、被切断材１１が圧延機他の駆動源で同時
に駆動されている場合に用いると更に有効である。即ち
、この場合は、最初の微少喰い込み分のみを駆動源から
与えるだｔｊで良く、以後は被切断材１１の進行につれ
て刃物１２の喚込みがすすみ、被切断材１１の速度に全
く同期しての切断が行われるからである。

前記実施例では４枚刃切断の場合を示しであるが、２枚
以上の先細り刃を有していれば、同様の効果を上げうる
ことは勿論である。同様に、刃物回転軸に幾枚の刃物を
つ番プるかということについても全く自由である。

このように、本発明においては、特許請求の範囲に記載
したような構成にしたので、被切断材をその切断部が角
錐状の先細りになるように容易に切断することができる
。したがって、角錐状に切断した波切ｌ１ｌＮを圧延し
た場合に、圧延された材料の端部にヘゲ疵が発生するこ
とがな（、また、パイプ状の不良部が生じることもなく
、切梁てる部分が極めて少なく、歩留りが極めて良くな
る。

また、圧延ロール等に疵をつけたりすることもない。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ　）〜（Ｃ）は従来形式の剪断機における切
断状態を説明するもので、第１図（ａ）番よ剪断前の状
態、第１図（ｂ）は剪断後の状態、第１図（Ｃ）は剪断
された被切断機の状態をそれぞれ示す正面図、第２図（
ａ）〜（Ｃ）は従来の剪断方法によって剪断した材料の
圧延状態を承りもので、第２図（ａ）は圧延開始時の状
態を示す正面図、第２図（ｂ）は圧延された材料の一例
を示す平面図、第２図（Ｃ）は圧延された材料の他の例
を示す斜視−、第３図は、本発明に依る切断機で切断し
た材料の端面形状の一例を示す模式的な斜視図、第４図
は、木兄晶の一実施例を示す横断面図、第５図は第４図
のｖ−ｖ線断面図である。１．１１・・・波切１ｉ材、２・・・上刃物、３・・・
１・刃物、４・・・剪断かえり、５・・・材料、６・・
・ロール、７・・・へげ疵、８・・・不良部、９・・・
ビレッ１〜．１０・・・四角錐状の切断部、１２・・・
刃物、１３・・・刃物回転軸、　７１５・・・刃物台、
１８・・・ハウジング。特許出願人　宇部興産株式会社第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

それぞれ先細り形状の刃物を有する複数個の刃物台を、
被切断材の進行方向と直交した平晶上で、かつ、被切断
材の通過位置の外周位置を回転中心軸として回転自在に
設け、各刃物台に取付けた刃物が同期して被切断材の通
過位置部で対′面しうるように刃物を刃物台に取付けた
切断機。