JP2702203B2 - フィン除去装置 - Google Patents

フィン除去装置

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JP2702203B2
JP2702203B2 JP531789A JP531789A JP2702203B2 JP 2702203 B2 JP2702203 B2 JP 2702203B2 JP 531789 A JP531789 A JP 531789A JP 531789 A JP531789 A JP 531789A JP 2702203 B2 JP2702203 B2 JP 2702203B2
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JP
Japan
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fin
finned tube
rotating tool
fins
blade
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JP531789A
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春雄 松島
Original Assignee
興亜石油株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は冷却器等に用いるフィン付チューブの残肉厚
を測定するために用いるフィン除去装置に関する。
(従来の技術) 従来、冷却器等に用いるフィン付チューブの寿命を推
定する場合、フィン付チューブを取外しこのフィン付チ
ューブの残肉厚を測定している。また、フィン付チュー
ブの残肉厚は、ダイヤル厚さ計、マイクロメータ等によ
って測定している。そしてその前処理として、フィン付
チューブからフィンをチューブの円周方向にガス切断機
等を用いて分割し、分割されたフィンを片手ハンマ等に
より打ち砕いて除去している。
(発明が解決しようとする課題) 上述のようにフィン付チューブの残肉厚を測定する前
の前処理として、フィン付チューブからフィンを打ち砕
いて除去している。
しかしながら、このようにハンマーでフィンを打ち砕
いて除去する作業は、手動で行なうため煩雑であり、ま
た正確にフィンを除去することができないという問題が
ある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであ
り、フィン付チューブからフィンを容易かつ確実に除去
することができるフィン除去装置を提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、らせん状のフィンを有するフィン付チュー
ブの外側に配設され、前記フィン付チューブのフィンを
円周方向に分割する分割刃と、この分割刃の下流側に配
設され、前記フィン付チューブの回りを回転しながら前
記フィンを切削除去する回転バイトと、この回転バイト
の下流側に配設され、前記回転バイトが前記フィンに当
接して切削するよう前記回転バイトの回転数に対応する
搬送速度で前記フィン付チューブを搬送する搬送ローラ
とを備えたことを特徴とするフィン除去装置である。
(作 用) 本発明によれば、フィン付チューブのフィンが分割刃
により円周方向に複数分割され、その後回転バイトによ
りフィンが小片状態で切削除去され、フィンが除去され
たチューブは搬送ローラにより所定速度で搬送される。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明によるフィン除去装置の一実施例を示
す側面図であり、第2図はその平面図であり、第3図は
分割刃は軸線方向からみた図であり、第4a図および第4b
図はフィン付チューブに挿着されるガイド棒を示す図で
ある。
第1図および第2図に示すように、ベース40上の左側
に、複数の分割刃12が設けられている。この分割刃12は
らせん状のフィン11aを有するフィン付チューブ11の外
側に円周方向に所定の間隔を置いて配設された複数、例
えば3個の分割刃12a,12b,12cからなっている(第3
図)。この分割刃12はフィン付チューブ11のフィン11a
を軸線方向に切断し、このフィン11aを円周方向に3つ
に分割するものである。またこの分割刃12はフィン付チ
ューブ11の芯出しを行なうとともに、フィン付チューブ
11を第1図および第2図の右側(矢印L方向)に送るも
のである。
また、分割刃12の下流側には、フィン飛散防止カバー
14が設けられ、このフィン飛散防止カバー14内には下流
側に向ってフィン付チューブ11の振れ止めを行なう振れ
止めローラ13、およびフィン付チューブ11のフィン11a
を切削除去する回転バイト15がそれぞれ設けられてい
る。このうち、振れ止めローラ13はフィン付チューブ11
の外側に3個設けられ、これら3個の振れ止めローラ13
は各分割刃12に対応する円周方向位置に配置されてい
る。
すなわち、各分割刃12および各振れ止めローラ13に
は、いずれも市販のパイプカッター刃が用いられ、振れ
止めローラ13は分割刃12によって切削されたフィン11a
の軸線方向の溝に沿って進入するようになっている。
また、回転バイト15は複数、例えば3個設けられ、そ
れぞれンフィン付チューブ11の回りを回転しながら、フ
ィン11aを除去するようになっている。
さらに、回転バイト15の下流側には、フィン付チュー
ブ11を矢印L方向に搬送するための搬送ローラ17が設け
られている。この搬送ローラ17は、回転バイト15がらせ
ん状のフィン11aの当接して切削するよう、回転バイト1
5の回転数に対応する搬送速度でフィン付チューブ11を
搬送するようになっている。
次にこれら各構成部材の駆動機構について説明する。
まず分割刃12については、分割刃駆動モータ28により
減速機31およびチェーン32を介してプーリ42aが駆動さ
れ、このプーリ42aの駆動力がかさ歯車43aを介して分割
刃12aに伝達される。同時に、プーリ42aの駆動力が、チ
ェーン35を介してプーリ42bに伝達され、さらにプーリ4
2bからかさ歯車43bを介して分割刃12bに伝達される。同
様にプーリ42aの駆動力によってチェーン35を介して分
割刃12cが回転する。
また、振れ止めローラ13は、分割刃駆動モータ28によ
り減速機31およびチェーン45を介して駆動される。
さらに回転刃15は、回転刃駆動モータ16により駆動ベ
ルト21を介して駆動される。また回転刃駆動モータ16
は、駆動チェーン20およびコンベア用減速機30を介し
て、フィン排出コンベア19を駆動するようになってい
る。このフィン排出コンベア19は、フィン飛散防止カバ
ー14の下方に設けられており、回転刃15によってフィン
付チューブ11から切削除去されフィン排出口18を経て排
出されたフィン11aを外部へ排出するようになってい
る。
なお上述した分割刃12、振れ止めローラ13、回転バイ
ト15、および搬送ローラ17は、いずれも制御箱25により
制御されるようになっている。そして、この制御箱25に
は、正逆スイッチ26および回転バイトスイッチ27が設け
られている。さらに、制御箱25は正転フットスイッチ22
aおよび逆転フットスイッチ22bによって入切されるよう
になっている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用について
説明する。
まず第4a図および第4b図に示すように、残肉厚の測定
を行なうフィン付チューブ11の両端にガイド棒37を装着
する。このガイド棒37の外径は、フィン11aが除去され
たチューブ11の外径と同一となっている。
続いて先端側のガイド棒37を3つの分割刃12a,12b,12
cの中心を押付ける。
続いて、正転フットスイッチ22を断続的に投入し、フ
ィン付チューブ11のフィン11aが回転バイト15の直前に
くるまで分割刃12および振れ止めローラ13を駆動する。
この場合、フィン付チューブ11のフィン11aが分割刃12
により切断され、フィン11aが円周方向に3つに分割さ
れるとともに、フィン付チューブ11が矢印L方向に搬送
される。
フィン付チューブ11のフィン11aが回転バイト15の直
前まできたら、分割刃12および振れ止めローラ13の駆動
を停止する。その後制御箱25の回転バイトスイッチ27を
投入し、回転バイト15の回転が安定した後、再び分割刃
12および振れ止めローラ13を駆動させるとともに搬送ロ
ーラ17を駆動させ、フィン付チューブ11を矢印L方向へ
搬送する。
フィン付チューブ11のフィン11aが回転バイト15に当
接すると、フィン11aはフィン付チューブ11の回りを回
転する3個の回転バイト15によって切削され除去され
る。
回転バイト15による切削作業は次のとおりである。ま
ず第1番目の回転バイトがフィン11aを所定箇所(フィ
ン11aの根元)に沿って切削し、その後第2の回転バイ
トが第1の回転バイトによって切削された箇所を更に深
く切削し、最後に第3の回転バイトが第2の回転バイト
によって切削された箇所を更に切削してフィン11aを除
去する。
この間、フィン付チューブ11の搬送速度は、回転バイ
ト15がらせん状のフィン11aに当接して切削するよう搬
送ローラ17によって制御される。また、回転バイト15に
よる切削作業中のフィン付チューブ11の回転および振れ
については、振れ止めローラ13によって防止されるの
で、精度良く確実にフィン11aの切削除去作業を行なう
ことができる。
回転バイト15はフィン飛散防止カバー14によって覆わ
れているので、回転バイト15によって切削除去されたフ
ィン11aは外部に飛散しないようになっている。また、
回転バイト15に到達する前に、フィン11aは分割刃12に
より円周方向に3分割されているので、回転バイト15に
よって切削除去されるフィン11aの屑は、小片となって
フィン排出口18から排出コンベア19上に落下し、この排
出コンベア19によって外部へ排出される。
フィン付チューブ11のフィン11aがすべて切削除去さ
れた後、回転バイト15の回転が停止し、フィンが除去さ
れたチューブ11は搬送ローラ17によってそのまま矢印L
方向へ搬送される。
このように本実施例によれば、フィン付チューブ11の
フィン11aを回転バイト15によって容易かつ確実に小片
状態で除去することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればフィン付チュー
ブのフィンを回転バイトによって容易かつ確実に小片状
態で除去することができる。このためフィン付チューブ
の残肉厚を迅速に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフィン除去装置の一実施例を示す
側面図であり、第2図はその平面図であり、第3図は分
割刃を軸線方向からみた図であり、第4a図および第4b図
はフィン付チューブにガイド棒を挿着する状態を示す図
である。 10……フィン除去装置、11……フィン付チューブ、11a
……フィン、12……分割刃、15……回転バイト、17……
搬送ローラ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】らせん状のフィンを有するフィン付チュー
    ブの外側に配設され、前記フィン付チューブのフィンを
    円周方向に分割する分割刃と、この分割刃の下流側に配
    設され、前記フィン付チューブの回りを回転しながら前
    記フィンを切削除去する回転バイトと、この回転バイト
    の下流側に配設され、前記回転バイトが前記フィンに当
    接して切削するよう前記回転バイトの回転数に対応する
    搬送速度で前記フィン付チューブを搬送する搬送ローラ
    とを備えたことを特徴するフィン除去装置。
JP531789A 1989-01-12 1989-01-12 フィン除去装置 Expired - Lifetime JP2702203B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP531789A JP2702203B2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12 フィン除去装置

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JP531789A JP2702203B2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12 フィン除去装置

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JPH02186241A JPH02186241A (ja) 1990-07-20
JP2702203B2 true JP2702203B2 (ja) 1998-01-21

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ID=11607882

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JP531789A Expired - Lifetime JP2702203B2 (ja) 1989-01-12 1989-01-12 フィン除去装置

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