JPS5820760B2 - 打抜屑離脱装置 - Google Patents
打抜屑離脱装置Info
- Publication number
- JPS5820760B2 JPS5820760B2 JP1341277A JP1341277A JPS5820760B2 JP S5820760 B2 JPS5820760 B2 JP S5820760B2 JP 1341277 A JP1341277 A JP 1341277A JP 1341277 A JP1341277 A JP 1341277A JP S5820760 B2 JPS5820760 B2 JP S5820760B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punching
- blade
- waste
- product
- die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は板状部材たとえば段ボールシートから打抜刃に
よって所定の形状に打抜かれた打抜屑を離脱する装置の
改良に関するものである。
よって所定の形状に打抜かれた打抜屑を離脱する装置の
改良に関するものである。
従来、段ボールシートから打抜刃によって所定の形状の
製品を打抜く場合は、通常回転式打抜機によって行なわ
れている。
製品を打抜く場合は、通常回転式打抜機によって行なわ
れている。
第1図は従来の回転式打抜機の概略図で、テーブル3上
に多層に積まれた段ボールシート1は、往復動するキツ
カ2により一枚ずつフィードロール4に送り込まれ、同
フィードロール40回転によって貞らに順次打抜部5、
打抜滑落し部6に移送され、打抜部5で打抜かれたのち
、屑落し部6で打抜屑部分が製品から取除かれるように
なっている。
に多層に積まれた段ボールシート1は、往復動するキツ
カ2により一枚ずつフィードロール4に送り込まれ、同
フィードロール40回転によって貞らに順次打抜部5、
打抜滑落し部6に移送され、打抜部5で打抜かれたのち
、屑落し部6で打抜屑部分が製品から取除かれるように
なっている。
この打抜部5は、外周面上に打抜型を装着され、所定方
向へ所定の速度で駆動回転されるナイフシリンダと、同
ナイフシリンダと対をなすように設置され、同ナイフシ
リンダの回転方向と逆方向に同一速度で駆動回転され、
外周面に上記打抜型の受は部材を有するアンビルシリン
ダとで構成されており、上記打抜き型の打抜刃と受は部
材間で段ポールシートの打抜き(切断)が行なわれるよ
うになっている。
向へ所定の速度で駆動回転されるナイフシリンダと、同
ナイフシリンダと対をなすように設置され、同ナイフシ
リンダの回転方向と逆方向に同一速度で駆動回転され、
外周面に上記打抜型の受は部材を有するアンビルシリン
ダとで構成されており、上記打抜き型の打抜刃と受は部
材間で段ポールシートの打抜き(切断)が行なわれるよ
うになっている。
この打抜部5の打抜方式には第2図Aに示すバートカッ
トと呼ばれる平刃と鋼製骨は部材で切断する方式のもの
と、第2図Bに示すソフトカットと呼ばれる鋸刃とゴム
受部材の組合せで切断する方式のものとがある。
トと呼ばれる平刃と鋼製骨は部材で切断する方式のもの
と、第2図Bに示すソフトカットと呼ばれる鋸刃とゴム
受部材の組合せで切断する方式のものとがある。
前者の方式ではアンビルシリンダ80表面(これが受部
材となる。
材となる。
)に平刃7が当っても該表面に傷がつかないように表面
硬化処理が施されている。
硬化処理が施されている。
一方後者の形式では鋸刃10の刃先がゴム受部材11内
に食い込んで段ボールシートを切断するようになってい
るため、ゴム受部材11の外周に傷がつき、この傷が増
大すると鋸刃10の切れ味が低下し、段ボールシートの
切断が十分に行なわれなくなる。
に食い込んで段ボールシートを切断するようになってい
るため、ゴム受部材11の外周に傷がつき、この傷が増
大すると鋸刃10の切れ味が低下し、段ボールシートの
切断が十分に行なわれなくなる。
そこで鋸刃10の刃先がゴム受部材11の同一箇所に当
らずに、その外周面上のできるだけ多くの箇所に均等に
当“るようにナイフシリンダ9とアンビルシリンダ12
の回転比に、たとえば49:50のような僅少の差を与
えると同時に、アンビルシリンダ12を軸方向に変位さ
せるようになっている。
らずに、その外周面上のできるだけ多くの箇所に均等に
当“るようにナイフシリンダ9とアンビルシリンダ12
の回転比に、たとえば49:50のような僅少の差を与
えると同時に、アンビルシリンダ12を軸方向に変位さ
せるようになっている。
上述の如く、製品の打抜方式は2種類に大別されるが、
いずれの方式でも、製品を段ボールシートから打抜いた
残部の打抜屑は、製品から完全に切離されずに製品の中
に残るだめ、これを製品から分離する打抜滑落し工程が
必要であり、第1図に示す符号6は該打抜滑落し工程の
だめの打抜滑落し部である。
いずれの方式でも、製品を段ボールシートから打抜いた
残部の打抜屑は、製品から完全に切離されずに製品の中
に残るだめ、これを製品から分離する打抜滑落し工程が
必要であり、第1図に示す符号6は該打抜滑落し工程の
だめの打抜滑落し部である。
この打抜滑落しの形式には、第1図に示すように打抜部
5と別に設置しだ打抜滑落し部6を有する形式のものと
、打抜部5で製品を打抜くと同時に打抜き屑落しを行う
形式の所謂1ユニット方式のものとがある。
5と別に設置しだ打抜滑落し部6を有する形式のものと
、打抜部5で製品を打抜くと同時に打抜き屑落しを行う
形式の所謂1ユニット方式のものとがある。
この打抜部で製品を打抜くと同時に打抜滑落しを行なう
形式のものとしては、通常第3図に示すようにナイフシ
リンダに装着された打抜型14の表面に、製品押出し用
スポンジゴム12と打抜屑押出し用スポンジゴム13を
取付け、それらスポンジゴム12,13の高さおよび硬
さを適当に設定して押出し量、押出し速度を適宜選択す
ることにより、製品と打抜屑とを打抜型14から押出す
と同時に、製品15と打抜屑16の分離をも合せて行な
うことができるように構成されたものが従来から用いら
れている。
形式のものとしては、通常第3図に示すようにナイフシ
リンダに装着された打抜型14の表面に、製品押出し用
スポンジゴム12と打抜屑押出し用スポンジゴム13を
取付け、それらスポンジゴム12,13の高さおよび硬
さを適当に設定して押出し量、押出し速度を適宜選択す
ることにより、製品と打抜屑とを打抜型14から押出す
と同時に、製品15と打抜屑16の分離をも合せて行な
うことができるように構成されたものが従来から用いら
れている。
この形式のものにおいては、
(1)段ボールシートの送り速度が高速(通常2乃至3
mA部程度)であるため、製品15と打抜屑16との分
離を極めて短時間内に行なわなければならない。
mA部程度)であるため、製品15と打抜屑16との分
離を極めて短時間内に行なわなければならない。
(11)段ボールシートは一般の紙に比して厚い(通常
3乃至8mm程度の厚さを有する。
3乃至8mm程度の厚さを有する。
)だめ、第4図に示すように、製品15と打抜き屑16
を分離するだめの相対的位相ずれ間隔Sが犬き四(11
1)段ボールシートは第5図に示す如く表ライナ17、
裏ライナ18および芯材19で形成されてお9、それら
部材の間に空間を有するため、同図のB部に示すように
それら部材の切断端部が互いに絡まりやすい。
を分離するだめの相対的位相ずれ間隔Sが犬き四(11
1)段ボールシートは第5図に示す如く表ライナ17、
裏ライナ18および芯材19で形成されてお9、それら
部材の間に空間を有するため、同図のB部に示すように
それら部材の切断端部が互いに絡まりやすい。
(IV) 特に鋸刃を使用するソフトカット方式の場
合は、第6図のC部に示すように、製品と打抜屑(図で
斜線部)の切口が鋸歯状を呈するため、同切口部で表ラ
イナ、裏ライナ、芯材等の各部材が互いに絡まりやすい
。
合は、第6図のC部に示すように、製品と打抜屑(図で
斜線部)の切口が鋸歯状を呈するため、同切口部で表ラ
イナ、裏ライナ、芯材等の各部材が互いに絡まりやすい
。
などの理由により、特に第6図に示す通紙方向Xの先端
の打抜屑20、中層21等の製品からの分離が困難であ
るという欠点がある。
の打抜屑20、中層21等の製品からの分離が困難であ
るという欠点がある。
第7図は打抜部と打抜滑落し部を別に設けた形式(第1
図参照)の−具体例を示すが、同図において22は打抜
部のナイフシリンダと同一速度で同一方向に駆動回転さ
れる上軸で、同上軸22の外周面の打抜屑16に当る箇
所には打抜屑押出し用ブロック23が適宜な固着手段で
固着されており、まだ同上軸22に相対する下軸24の
外周面には軟質のスポンジゴム25が巻きつけられてい
て、打抜屑16は同スポンジゴム25の中に押出し用ブ
ロック23で押出されて屑落しされるようになっている
。
図参照)の−具体例を示すが、同図において22は打抜
部のナイフシリンダと同一速度で同一方向に駆動回転さ
れる上軸で、同上軸22の外周面の打抜屑16に当る箇
所には打抜屑押出し用ブロック23が適宜な固着手段で
固着されており、まだ同上軸22に相対する下軸24の
外周面には軟質のスポンジゴム25が巻きつけられてい
て、打抜屑16は同スポンジゴム25の中に押出し用ブ
ロック23で押出されて屑落しされるようになっている
。
この形式のものでは、打抜部と打抜滑落し部とが別ユニ
ットになっていて所謂2ユニット方式であるだめ、打抜
部で打抜いた製品と打抜屑とを完全に分離させない状態
で打抜滑落し部に送り込むことが必要となるが、打抜部
で打抜型の打抜刃の中に入った製品と打抜屑とを押出す
際、製品と打抜屑とが分離しやすいだめ、製品と打抜屑
を打抜滑落し部への移送中に製品と打抜屑とが分離しや
すい。
ットになっていて所謂2ユニット方式であるだめ、打抜
部で打抜いた製品と打抜屑とを完全に分離させない状態
で打抜滑落し部に送り込むことが必要となるが、打抜部
で打抜型の打抜刃の中に入った製品と打抜屑とを押出す
際、製品と打抜屑とが分離しやすいだめ、製品と打抜屑
を打抜滑落し部への移送中に製品と打抜屑とが分離しや
すい。
などの問題点があるため、打抜屑が打抜部から打抜滑落
し部に送られる途中で散乱するばかりでなく、打抜滑落
し部の効果が十分に発揮されないという不具合が生じる
。
し部に送られる途中で散乱するばかりでなく、打抜滑落
し部の効果が十分に発揮されないという不具合が生じる
。
これの対策として第6図のD部に示すように、製品と打
抜屑の切口に、ニック26を設けることも考えられるが
、そうすると製品と打抜屑が同ニック26によって部分
的に連結されているため、打抜屑の屑落しが困難になる
という難点が生じ、実用的でない。
抜屑の切口に、ニック26を設けることも考えられるが
、そうすると製品と打抜屑が同ニック26によって部分
的に連結されているため、打抜屑の屑落しが困難になる
という難点が生じ、実用的でない。
またこの形式は、打抜部と打抜滑落し部の2つのユニッ
ト方式であるため、コスト高を招き、広い設置スペース
を必要とするほか、装置の組立作業に、打抜部で製品を
打抜くと同時に、打抜屑を製品から分離する所謂1ユニ
ット方式に比し約2倍の手間を要するという欠点がある
。
ト方式であるため、コスト高を招き、広い設置スペース
を必要とするほか、装置の組立作業に、打抜部で製品を
打抜くと同時に、打抜屑を製品から分離する所謂1ユニ
ット方式に比し約2倍の手間を要するという欠点がある
。
本発明は外周下部に1ケ所又は複数ケ所の切欠部を設け
た打抜刃、前記切欠部に嵌装されその自由端が前記打抜
刃で囲われる空間部に位置し基部が前記打抜刃の取付は
台に取付けられ同基部を中心に揺動可能でその上励時前
記打抜刃から打抜屑を離脱させる打抜屑離脱具、及び同
打抜屑離脱具を揺動する揺動手段とを有することを特徴
とし、その目的とする処は設置スペースが小さくてコス
トが安く、かつ組立てに手間がかからない1ユニット方
式の打抜機を可能とし、更に従来の1ユニット方式の欠
点を解消して打抜刃から打抜屑を確実に離脱させる打抜
屑離脱装置に関するものであるO 本発明は前記のように構成され、板状部材は前記打抜刃
で所定の形状に打抜かれて製品として次工程に移送され
、一方打抜かれた打抜屑は同打抜刃に保持されており、
同打抜刃が所定位置に来たとき前記揺動手段が作用して
前記打抜屑離脱具が打抜刃で囲われた空間内で上動し、
前記打抜屑を前記打抜刃から離脱させる。
た打抜刃、前記切欠部に嵌装されその自由端が前記打抜
刃で囲われる空間部に位置し基部が前記打抜刃の取付は
台に取付けられ同基部を中心に揺動可能でその上励時前
記打抜刃から打抜屑を離脱させる打抜屑離脱具、及び同
打抜屑離脱具を揺動する揺動手段とを有することを特徴
とし、その目的とする処は設置スペースが小さくてコス
トが安く、かつ組立てに手間がかからない1ユニット方
式の打抜機を可能とし、更に従来の1ユニット方式の欠
点を解消して打抜刃から打抜屑を確実に離脱させる打抜
屑離脱装置に関するものであるO 本発明は前記のように構成され、板状部材は前記打抜刃
で所定の形状に打抜かれて製品として次工程に移送され
、一方打抜かれた打抜屑は同打抜刃に保持されており、
同打抜刃が所定位置に来たとき前記揺動手段が作用して
前記打抜屑離脱具が打抜刃で囲われた空間内で上動し、
前記打抜屑を前記打抜刃から離脱させる。
このように本発明によれば板状部材から切離された打抜
屑は完全に製品から分離された後、打抜刃により囲われ
ている中間部下方に位置する前記離脱具の上動により確
実に打抜刃から離脱され、しかもその離脱位置が所定位
置に決められているので打抜屑が散乱するおそれもなく
、その機外への搬出が容易である。
屑は完全に製品から分離された後、打抜刃により囲われ
ている中間部下方に位置する前記離脱具の上動により確
実に打抜刃から離脱され、しかもその離脱位置が所定位
置に決められているので打抜屑が散乱するおそれもなく
、その機外への搬出が容易である。
また打抜刃で板状部材を所定形状に打抜くとともに同打
抜刃に保持された打抜屑を離脱させるいわゆる1ユニッ
ト方式であるため装置のコストが安く、かつ広い設置ス
ペースを必要としない。
抜刃に保持された打抜屑を離脱させるいわゆる1ユニッ
ト方式であるため装置のコストが安く、かつ広い設置ス
ペースを必要としない。
以下本発明を第8図ないし第13図に示す図示実施例に
ついて詳細に説明する。
ついて詳細に説明する。
板状体例えば段ボールシート31は公知の手段で往復動
する給紙キツカ32により給紙部底部から1枚づつフィ
ードロール33,33に送られ、ついでフィードロール
33,33は段ボールシート31を打抜部に確実に送る
。
する給紙キツカ32により給紙部底部から1枚づつフィ
ードロール33,33に送られ、ついでフィードロール
33,33は段ボールシート31を打抜部に確実に送る
。
前記打抜部はナイフシリンダ35、同ナイフシリンダ3
5上に取付けられた打抜型36及びアンビルシリンダ3
4により構成され、段ボールシート31は打抜型36と
アンビルシリンダ34により所定形状に打抜かれる。
5上に取付けられた打抜型36及びアンビルシリンダ3
4により構成され、段ボールシート31は打抜型36と
アンビルシリンダ34により所定形状に打抜かれる。
前記ナイフシリンダ35は第9図に示すように中空であ
り、図示せざる駆動源で所定方向へ所定の周速度で駆動
回転されるようになっている。
り、図示せざる駆動源で所定方向へ所定の周速度で駆動
回転されるようになっている。
前記アンビルシリンダ34す前記ナイフシリンダ35の
回転に併なって同ナイフシリンダ35と反対方向に同一
周速度で回転するようになってい4打抜型36はナイフ
シリンダ35上に取付けられたダイランバ39、同ダイ
ランバ39に加工された溝39′に圧入された打抜刃3
7、同打抜刃37を囲んだダイランバ39上に取付けら
れた製品押出し用スポンジ38等により構成されており
、打抜刃37とスポンジ38は製品の形状、寸法に合せ
てダイランバ39の外周にその円周方向およヒ軸方向に
沿って適宜数配置される。
回転に併なって同ナイフシリンダ35と反対方向に同一
周速度で回転するようになってい4打抜型36はナイフ
シリンダ35上に取付けられたダイランバ39、同ダイ
ランバ39に加工された溝39′に圧入された打抜刃3
7、同打抜刃37を囲んだダイランバ39上に取付けら
れた製品押出し用スポンジ38等により構成されており
、打抜刃37とスポンジ38は製品の形状、寸法に合せ
てダイランバ39の外周にその円周方向およヒ軸方向に
沿って適宜数配置される。
またナイフシリンダ35の周壁とダイランバ39にはそ
れらの軸心に対し直角に、周面に適宜間隔(例えば50
mm間隔)存して貫通孔35aが穿設されている0 打抜刃37には第13図に示すようにその外周下部に切
欠部37′が設けられている。
れらの軸心に対し直角に、周面に適宜間隔(例えば50
mm間隔)存して貫通孔35aが穿設されている0 打抜刃37には第13図に示すようにその外周下部に切
欠部37′が設けられている。
42は打抜屑離脱具であり、前記切欠部37′に嵌装さ
れ、その一端は打抜刃37で囲われる空間部に位置ム他
端は固定具44でダイランバ39に固定された支点部材
43により形成される凹部に弾性を利用して嵌着係合し
ている。
れ、その一端は打抜刃37で囲われる空間部に位置ム他
端は固定具44でダイランバ39に固定された支点部材
43により形成される凹部に弾性を利用して嵌着係合し
ている。
そして打抜屑離脱具42は前記保合部を中心に揺動可能
となっている。
となっている。
41は中空の押出1〜用シリンダであり、その軸心はナ
イフシリンダ35の軸心に対し偏心して位置しナイフシ
リンダ35内に取付けられナイフシリンダ35ど同一方
向へかつ同一回転角速度で回転している。
イフシリンダ35の軸心に対し偏心して位置しナイフシ
リンダ35内に取付けられナイフシリンダ35ど同一方
向へかつ同一回転角速度で回転している。
40は前記貫通孔39aに、半径方向に摺動可能に緩く
嵌挿され、前記打抜屑離脱具42の数および位置に応じ
てナイフシリンダ35の軸方向および円周方向に沿って
複数本所要個所に配設された押出し棒である。
嵌挿され、前記打抜屑離脱具42の数および位置に応じ
てナイフシリンダ35の軸方向および円周方向に沿って
複数本所要個所に配設された押出し棒である。
なお押出し棒40はナイフシリンダ35の回転に併なっ
て回転し、押出し用シリンダ41のいわゆる偏心カム作
用で、第9図のE部に位置するとき、その内側端が押出
し用シリンダ41の外周面に当接し、まだその外側端が
ダイランバ39の外周面から内側に没入しており、ナイ
フシリンダ350回転につれてF部に至るに従って、そ
の外側端がダイランバ39の外周面から外側に突出し、
その突出度が順次増大するように、押出し棒40の長さ
と偏心距離の大きさは適当に設定される。
て回転し、押出し用シリンダ41のいわゆる偏心カム作
用で、第9図のE部に位置するとき、その内側端が押出
し用シリンダ41の外周面に当接し、まだその外側端が
ダイランバ39の外周面から内側に没入しており、ナイ
フシリンダ350回転につれてF部に至るに従って、そ
の外側端がダイランバ39の外周面から外側に突出し、
その突出度が順次増大するように、押出し棒40の長さ
と偏心距離の大きさは適当に設定される。
また押出し棒40は軽量な材料たとえば合成樹脂で形成
され、かつその外周面は滑りやすく仕上げられ、前記貫
通孔39a内を容易に摺動できるように構成される。
され、かつその外周面は滑りやすく仕上げられ、前記貫
通孔39a内を容易に摺動できるように構成される。
そして押出し棒40がダイランバ39の外周面から外側
に突出した時前記打抜屑離鋭具42に当接し、これを上
動させるようになっている。
に突出した時前記打抜屑離鋭具42に当接し、これを上
動させるようになっている。
前記打抜型36は次のようにして作る。
まず打抜刃37に所定寸法(巾l、高さh)の切欠部3
7′を設ける。
7′を設ける。
次にダイランバ39にその中心距離が所定寸法lとなる
キリ穴39“を貫通させ、通常用いられているジグソー
を挿入の上町抜刃37を挿入する溝39′を加工する。
キリ穴39“を貫通させ、通常用いられているジグソー
を挿入の上町抜刃37を挿入する溝39′を加工する。
ダイランバ39の加工終了後打抜刃37を前記溝39′
に圧入し、打抜刃37をセットする。
に圧入し、打抜刃37をセットする。
次に打抜屑中心と押出し棒40の位置関係(ア寸法)よ
り打抜屑離脱具42の長さくイ寸法)を適当に選定し、
イ寸法の位置に支点部材43を固定具44により取付け
る。
り打抜屑離脱具42の長さくイ寸法)を適当に選定し、
イ寸法の位置に支点部材43を固定具44により取付け
る。
この時前記切欠部37′の寸法については、それぞれ巾
lは打抜屑離脱具42の巾l′より広く、高さhは打抜
屑離脱具42が押出し棒40により上下に揺動しても余
裕あるように決められている。
lは打抜屑離脱具42の巾l′より広く、高さhは打抜
屑離脱具42が押出し棒40により上下に揺動しても余
裕あるように決められている。
本実施例は前記のように構成されており、フィードロー
ル33.33によりナイフシリンダ35とアンビルシリ
ンダ34との間に送り込まれた段ボールシート31は回
転する両シリンダ34゜35によって矢印方向へ送り出
される間に、ナイフシリンダ35に取付けられた打抜型
36の打抜刃37とアンビルシリンダ34によって打抜
かれ製品部は製品押出し用スポンジ38の弾発力で押さ
れ次工程に進む。
ル33.33によりナイフシリンダ35とアンビルシリ
ンダ34との間に送り込まれた段ボールシート31は回
転する両シリンダ34゜35によって矢印方向へ送り出
される間に、ナイフシリンダ35に取付けられた打抜型
36の打抜刃37とアンビルシリンダ34によって打抜
かれ製品部は製品押出し用スポンジ38の弾発力で押さ
れ次工程に進む。
一方打抜屑は打抜刃37によって保持されながらナイフ
シリンダ35とともに回転を続け、F部に近づくにつれ
、押出し棒40の外側端が押出し用シリンダ41の偏心
カム作用でナイフシリンダ35のダイランバ39の外周
面から外側に突出して、打抜屑離脱具42に当接し同打
抜屑離税具42を上動させ、それにより打抜屑を押出す
。
シリンダ35とともに回転を続け、F部に近づくにつれ
、押出し棒40の外側端が押出し用シリンダ41の偏心
カム作用でナイフシリンダ35のダイランバ39の外周
面から外側に突出して、打抜屑離脱具42に当接し同打
抜屑離税具42を上動させ、それにより打抜屑を押出す
。
そして回転するナイフシリンダ35がさらにF部に至る
と打抜屑は完全に打抜刃37から離脱され図示しない打
抜屑送り出しコンベヤで機外の所定個所へ運び出される
。
と打抜屑は完全に打抜刃37から離脱され図示しない打
抜屑送り出しコンベヤで機外の所定個所へ運び出される
。
一方ナイフシリンダ350回転によりE部に戻るまでに
押出し棒40は元の軸心方向に復帰し打抜屑離脱具42
をダイランバ39の表面に戻れる状態とする。
押出し棒40は元の軸心方向に復帰し打抜屑離脱具42
をダイランバ39の表面に戻れる状態とする。
そして打抜屑離脱具42はそれ自体復帰の作用は持たな
いが、E部で打抜かれた打抜屑によりダイランバ39上
に復帰する。
いが、E部で打抜かれた打抜屑によりダイランバ39上
に復帰する。
以上の動作を繰返し段ボールシートを所定形状に打抜き
加工するとともに打抜屑を除去する。
加工するとともに打抜屑を除去する。
なお本実施例では切欠部37′は打抜刃37の下端ま丁
形状に切欠かれているがこれに限定されるものではなく
、たとえば第15図、第16図に示すように打抜刃37
の高さ方向の中白において適宜位置に長方形の打抜孔を
穿設したものでもよい。
形状に切欠かれているがこれに限定されるものではなく
、たとえば第15図、第16図に示すように打抜刃37
の高さ方向の中白において適宜位置に長方形の打抜孔を
穿設したものでもよい。
この場合打抜屑離脱具は第16図に示すように、組立上
の問題すなわち切欠部37′より打抜屑離脱具の挿入が
出来ない場合が生じる為打抜屑離脱具45とレバー46
に分離して、打抜型製作終了の時点で両者を接着等の手
段で接合する必要がある。
の問題すなわち切欠部37′より打抜屑離脱具の挿入が
出来ない場合が生じる為打抜屑離脱具45とレバー46
に分離して、打抜型製作終了の時点で両者を接着等の手
段で接合する必要がある。
また打抜刃37が大きいあるいは形状が細長い場合には
第14図に示すように切欠部を2ケ所あるいはそれ以上
設けてそれぞれに打抜屑離脱具を取付ければよい。
第14図に示すように切欠部を2ケ所あるいはそれ以上
設けてそれぞれに打抜屑離脱具を取付ければよい。
まだ本実施例では打抜屑離脱具を押出し用シリンダ及び
押出し棒によって操作させるようにしだがこれに限定さ
れるものではなく、例えば打抜屑離脱具自身に弾性を持
たせるとか流体圧を利用して段ボールシート打抜き後ア
ンビルシリンダとナイフシリンダとのニップ圧が解除さ
れる位置で打抜刃から打抜層を押出すように作動させる
等適宜手段が考えられる。
押出し棒によって操作させるようにしだがこれに限定さ
れるものではなく、例えば打抜屑離脱具自身に弾性を持
たせるとか流体圧を利用して段ボールシート打抜き後ア
ンビルシリンダとナイフシリンダとのニップ圧が解除さ
れる位置で打抜刃から打抜層を押出すように作動させる
等適宜手段が考えられる。
このように本実施例では前記のような構成、作用を持ち
、段ボールシートを打抜刃で打抜いた時に発生する打抜
屑は打抜刃の切欠部に嵌装された打抜屑離脱具と押出し
棒により打抜刃から確実に離脱される。
、段ボールシートを打抜刃で打抜いた時に発生する打抜
屑は打抜刃の切欠部に嵌装された打抜屑離脱具と押出し
棒により打抜刃から確実に離脱される。
しかもその離脱位置が所定位置に決められているので打
抜屑が散乱するおそれもなく、その機外への搬出が容易
である。
抜屑が散乱するおそれもなく、その機外への搬出が容易
である。
また1ユニット方式であるため従来の2ユニット方式に
比べて装置のコストが安く、かつ設置スペースも少なく
てすむ。
比べて装置のコストが安く、かつ設置スペースも少なく
てすむ。
第1図は従来の回転式打抜機の概略説明図、第2図A、
Bはそれぞれ回転式打抜機の打抜き方式の説明図、第3
図、第4図、第5図および第6図は、従来の打抜き型に
よる打抜き屑の分離方式のうちの1つの方式の概略説明
図で、第4図は第3図のA−A線に沿う断面図、第5図
は製品と打抜き屑の切断部の状態説明図、第6図は製品
と打抜き屑の関係の一例を示す平面図、第7図は従来の
打抜き型による打抜き屑の分離方式の他の方式の概略説
明図、第8図ないし第13図は本発明の1実施例を示し
、第8図はその全体を示す概略説明図、第9図は第8図
の打抜部を拡大して示す断面概略説明図、第10図は第
9図の打抜刃設置部を拡大して示す断面平面図、第11
図は第10図のG−G線に沿う断面図、第12図はダイ
ランバの加工状態を示す説明図、第13図は打抜刃を示
す説明図、第14図は前記実施例における打抜屑離脱装
置を打抜刃で囲われる空間部に2個設けたときの実施例
を示す概略説明図、第15図および第16図は本発明の
他の実施例を示し、第15図は前記第13図に相当する
説明図、第16図は前記第11図に相当する断面図であ
る。 37・・・・・・打抜刃、37′・・・・・・切欠部、
42(45及び46)・・・・・・打抜屑離脱具。
Bはそれぞれ回転式打抜機の打抜き方式の説明図、第3
図、第4図、第5図および第6図は、従来の打抜き型に
よる打抜き屑の分離方式のうちの1つの方式の概略説明
図で、第4図は第3図のA−A線に沿う断面図、第5図
は製品と打抜き屑の切断部の状態説明図、第6図は製品
と打抜き屑の関係の一例を示す平面図、第7図は従来の
打抜き型による打抜き屑の分離方式の他の方式の概略説
明図、第8図ないし第13図は本発明の1実施例を示し
、第8図はその全体を示す概略説明図、第9図は第8図
の打抜部を拡大して示す断面概略説明図、第10図は第
9図の打抜刃設置部を拡大して示す断面平面図、第11
図は第10図のG−G線に沿う断面図、第12図はダイ
ランバの加工状態を示す説明図、第13図は打抜刃を示
す説明図、第14図は前記実施例における打抜屑離脱装
置を打抜刃で囲われる空間部に2個設けたときの実施例
を示す概略説明図、第15図および第16図は本発明の
他の実施例を示し、第15図は前記第13図に相当する
説明図、第16図は前記第11図に相当する断面図であ
る。 37・・・・・・打抜刃、37′・・・・・・切欠部、
42(45及び46)・・・・・・打抜屑離脱具。
Claims (1)
- 1 外周下部に1ケ所又は複数ケ所の切欠部を設けだ打
抜刃、前記切欠部に嵌装されその自由端が前記打抜刃で
囲われる空間部に位置し基部が前記打抜刃の取付は台に
取付けられ同基部を中心に揺動可能でその上励時前記打
抜刃から打抜屑を離脱させる打抜屑離脱具、及び同打抜
屑離脱具を揺動する揺動手段とを有することを特徴とす
る打抜屑離脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341277A JPS5820760B2 (ja) | 1977-02-09 | 1977-02-09 | 打抜屑離脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1341277A JPS5820760B2 (ja) | 1977-02-09 | 1977-02-09 | 打抜屑離脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5398590A JPS5398590A (en) | 1978-08-29 |
JPS5820760B2 true JPS5820760B2 (ja) | 1983-04-25 |
Family
ID=11832410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1341277A Expired JPS5820760B2 (ja) | 1977-02-09 | 1977-02-09 | 打抜屑離脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820760B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020116634A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | トヨタ自動車株式会社 | ロール金型 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0536638Y2 (ja) * | 1987-06-10 | 1993-09-16 | ||
JPH0644636Y2 (ja) * | 1988-07-14 | 1994-11-16 | 三菱重工業株式会社 | ロータリダイカッタ用打抜屑離脱具 |
JP5675945B2 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-02-25 | 三菱重工印刷紙工機械株式会社 | ロータリダイカッタの打抜き屑除去装置及び刃物取付台 |
-
1977
- 1977-02-09 JP JP1341277A patent/JPS5820760B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020116634A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | トヨタ自動車株式会社 | ロール金型 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5398590A (en) | 1978-08-29 |
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