JPS60144369A - 水性ストリッパブルペイント - Google Patents
水性ストリッパブルペイントInfo
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- JPS60144369A JPS60144369A JP24822883A JP24822883A JPS60144369A JP S60144369 A JPS60144369 A JP S60144369A JP 24822883 A JP24822883 A JP 24822883A JP 24822883 A JP24822883 A JP 24822883A JP S60144369 A JPS60144369 A JP S60144369A
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- acrylic
- emulsion
- acrylic resin
- water
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水性ストリッパブルペイントとして用いるアク
リルエマルジョンに関する。
リルエマルジョンに関する。
ス)・リッパプルペイントは物品の表面を一時的に保護
するために用いる可剥離性被覆塗料である。
するために用いる可剥離性被覆塗料である。
近年、鋼板、亜鉛めっき鋼板、アルミニウムめっき鋼板
、ステンレス鋼板、アルミニウム板などの金属板、これ
らのプレコートした表面処理金属板、その他の金属製品
、木f品、プラス千ンク製品、ガラス製品、ゴム製品等
の各種物品の一11!l的表面保護のため、たとえは、
輸送時や保債中の損傷、汚染、又は腐食の防1に、プレ
ス加1時の加1面、非加工面の保護、表面塗装時に、1
1塗装面の遮i(マスキング)のため、ストりンパブル
ペイントの需要が増大している。
、ステンレス鋼板、アルミニウム板などの金属板、これ
らのプレコートした表面処理金属板、その他の金属製品
、木f品、プラス千ンク製品、ガラス製品、ゴム製品等
の各種物品の一11!l的表面保護のため、たとえは、
輸送時や保債中の損傷、汚染、又は腐食の防1に、プレ
ス加1時の加1面、非加工面の保護、表面塗装時に、1
1塗装面の遮i(マスキング)のため、ストりンパブル
ペイントの需要が増大している。
従来のストリンバブルペイントとしては塩ヒオルカノツ
ルが一般的であったが、IAヒオルカノンルは。
ルが一般的であったが、IAヒオルカノンルは。
(a)溶剤系であり、公害、中毒、引火の心配かあるこ
と (b) IIAビツルに含まれる多量のり塑剤及び溶剤
により、f地が塗装された鋼板(所謂プレコード鋼板等
)では変色参シミが出ることがあること、(c)未塗装
の鋼板やステンレス鋼板などの基材では、塩ビから分解
発生する塩酸カスにより、錆を発生し、フィル1、か剥
れなくなること、などの欠点があった。
と (b) IIAビツルに含まれる多量のり塑剤及び溶剤
により、f地が塗装された鋼板(所謂プレコード鋼板等
)では変色参シミが出ることがあること、(c)未塗装
の鋼板やステンレス鋼板などの基材では、塩ビから分解
発生する塩酸カスにより、錆を発生し、フィル1、か剥
れなくなること、などの欠点があった。
従って、これら金属板や表面処理金属板のマスキングに
6たっては、これら欠点を力/久−シた水性の剥離1性
塗料(ストリンバブルペイントまれている。しかしなが
ら、一般にコーティング処理のラインスピードが非常に
速く(大よそ50〜200m/min) 、乾燥時間が
極めて短かく(一般には30〜90秒)、従って乾燥温
度を高くせざるを得ない(180℃〜300°C)。
6たっては、これら欠点を力/久−シた水性の剥離1性
塗料(ストリンバブルペイントまれている。しかしなが
ら、一般にコーティング処理のラインスピードが非常に
速く(大よそ50〜200m/min) 、乾燥時間が
極めて短かく(一般には30〜90秒)、従って乾燥温
度を高くせざるを得ない(180℃〜300°C)。
従来のエマルジョン塗料をコーティングした場合、乾燥
炉で水の突廓を生じ、成膜したフィルムの表面が発泡し
たり、穴を生じて、従来実用にならなかった。又、鋼板
の二次加」−性の点から塩ビはアクリルに比ベフィルム
か強靭で適度な伸ひかあって加下しやすく塩ビが多用さ
れてきた。
炉で水の突廓を生じ、成膜したフィルムの表面が発泡し
たり、穴を生じて、従来実用にならなかった。又、鋼板
の二次加」−性の点から塩ビはアクリルに比ベフィルム
か強靭で適度な伸ひかあって加下しやすく塩ビが多用さ
れてきた。
本発明は、塗布後+00°C以」二(・般には150〜
250°C)の乾燥炉に直ちに通した場合においても、
乾燥後のフィルムに発泡や穴がないきれいなフィルムが
得られ、且つ塩ヒフ1ルトにレジ敵するフィルム強度と
伸びを持ち、種々の素材に対し、容易に剥離出来る奮着
性をもつ,ストリンバブルペイントとして優れたアクリ
ルエマルションを提供することを目的とするものである
。
250°C)の乾燥炉に直ちに通した場合においても、
乾燥後のフィルムに発泡や穴がないきれいなフィルムが
得られ、且つ塩ヒフ1ルトにレジ敵するフィルム強度と
伸びを持ち、種々の素材に対し、容易に剥離出来る奮着
性をもつ,ストリンバブルペイントとして優れたアクリ
ルエマルションを提供することを目的とするものである
。
すなわち、本発明は、
(1) a)A N (アクリロニトリル)を共重合全
七ツマー中3 5〜50重都%含むアクリル樹脂のTg
が一250C〜+10℃であるアクリルエマルション(
1)ど、(b)ANを共重合全モノマーに対し15以1
.35未満重枇%含むアクリル樹脂のTgが一15°C
〜+20’C!であるアクリルエマルジョン( n )
とをブレンドしてイiIられたアクリルエマルジョンで
あること、(2)アクリルエマルジョン(I)とアクリ
ルエマルジョン(n)のブレンドかffiJit比1脂
分換9)で90 : 10〜30・70であり、ブレン
ド後のアクリル樹脂( III )のTgか一10°C
〜+lO°Cであるアクリルエマルジョン(III)で
あること、及び(3)該アクリルエマルジョン(I)
及び(II)ヲ乳化屯合で製造するに際し、水溶性高分
子を重合時に全モノマーに対し、0.01〜5取壮部使
用することを特徴とするアクリルエマルジョンである。
七ツマー中3 5〜50重都%含むアクリル樹脂のTg
が一250C〜+10℃であるアクリルエマルション(
1)ど、(b)ANを共重合全モノマーに対し15以1
.35未満重枇%含むアクリル樹脂のTgが一15°C
〜+20’C!であるアクリルエマルジョン( n )
とをブレンドしてイiIられたアクリルエマルジョンで
あること、(2)アクリルエマルジョン(I)とアクリ
ルエマルジョン(n)のブレンドかffiJit比1脂
分換9)で90 : 10〜30・70であり、ブレン
ド後のアクリル樹脂( III )のTgか一10°C
〜+lO°Cであるアクリルエマルジョン(III)で
あること、及び(3)該アクリルエマルジョン(I)
及び(II)ヲ乳化屯合で製造するに際し、水溶性高分
子を重合時に全モノマーに対し、0.01〜5取壮部使
用することを特徴とするアクリルエマルジョンである。
以下、本発明の詳細につき分設する。
本発明ペイントを構成するl吊金成分であるアクリル樹
脂l脂は,アクリロニトリルを必須成分とするアクリル
系共重合樹脂で、アクリロニトリルの含有量は全共屯モ
ノマー中、アクリル樹脂(I)で35−50wt%、ア
クリル樹脂(II) テ15ー35未満iit%である
。アクリロニトリルの含有量が少な過ぎる場合、密着力
が強すぎ、剥1’il[性が悪化すると)(に、フィル
ム強度が充分でなくなる。又、多量きる場合には、)1
ルムが硬くなりすぎて破れやすく,加工性が悪化する。
脂l脂は,アクリロニトリルを必須成分とするアクリル
系共重合樹脂で、アクリロニトリルの含有量は全共屯モ
ノマー中、アクリル樹脂(I)で35−50wt%、ア
クリル樹脂(II) テ15ー35未満iit%である
。アクリロニトリルの含有量が少な過ぎる場合、密着力
が強すぎ、剥1’il[性が悪化すると)(に、フィル
ム強度が充分でなくなる。又、多量きる場合には、)1
ルムが硬くなりすぎて破れやすく,加工性が悪化する。
特に50%を超えると、フィルム形成性が悪くなり、乾
燥するだけでは均一なフィルムが得にくくなる。アクリ
ロニトリルを用いない場合、Tgが同じでも容易に剥離
できる電着性が得られない。
燥するだけでは均一なフィルムが得にくくなる。アクリ
ロニトリルを用いない場合、Tgが同じでも容易に剥離
できる電着性が得られない。
又、アクリル樹脂のTg (カラス転移ifll冒負)
は、アクリル樹脂(I)で−25°C〜+lo’c、ア
クリル樹脂(II)で−15°C〜+20°Cが好まし
い。Tgか低いときは、フィルムか軟らかくなると共に
、剥離性が悪化する。又、Tgが高くなると、フィルム
が硬くなって破れやすく、211 魔1性か悪くなり、
又ブレス却下1庁なとに一部が剥れたり、破れたりして
、プレス;jll,lなとによりキスがついたりしてス
トリンバブルペイント は、共重合モノマーの組6わせによってイ1うことかで
きる。アクリロニI・リル以外のこれらの共重合モノマ
ーとしては、アクリル樹脂(I)の場合、アクリロニト
リル35〜50 m llj.’ +?Hに対して、ア
クリル酸エステル又はメタアクリル西多エステル“)の
共重合1丁能な非官能性モノマー(A)の1種u1。
は、アクリル樹脂(I)で−25°C〜+lo’c、ア
クリル樹脂(II)で−15°C〜+20°Cが好まし
い。Tgか低いときは、フィルムか軟らかくなると共に
、剥離性が悪化する。又、Tgが高くなると、フィルム
が硬くなって破れやすく、211 魔1性か悪くなり、
又ブレス却下1庁なとに一部が剥れたり、破れたりして
、プレス;jll,lなとによりキスがついたりしてス
トリンバブルペイント は、共重合モノマーの組6わせによってイ1うことかで
きる。アクリロニI・リル以外のこれらの共重合モノマ
ーとしては、アクリル樹脂(I)の場合、アクリロニト
リル35〜50 m llj.’ +?Hに対して、ア
クリル酸エステル又はメタアクリル西多エステル“)の
共重合1丁能な非官能性モノマー(A)の1種u1。
64〜40重11シ部、アクリル酸,メタアクリル酸、
イタコン6娑、フマールfX* 、 g水マレイ/醇、
、アクリルアミド、ツタアクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド、N−メチロールメタアクリルアミド
、ヒドロキシアクリレート、ヒドロキシメタアクリレー
ト等の共重合可能な官能基モノマー(B)1〜10重埜
部を用いることができる。又、アクリル樹脂(II)の
場合、アクリロニトリル15〜35未満重量部に対して
、上記共重合可能な非官能性モノマー(A) 84〜5
5重量部、上記共重合可能な官能基モノマー(B) 1
−10千4i部を用いることができる。なお、上記非官
能性モノマー(A)の一部としてスチレンを含んでもよ
い。官能ハモノマー(B)は必ずしも使用する必要はな
いが、使用することによって、エマルジョンの保存又は
機械的安定性が向丘する。
イタコン6娑、フマールfX* 、 g水マレイ/醇、
、アクリルアミド、ツタアクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド、N−メチロールメタアクリルアミド
、ヒドロキシアクリレート、ヒドロキシメタアクリレー
ト等の共重合可能な官能基モノマー(B)1〜10重埜
部を用いることができる。又、アクリル樹脂(II)の
場合、アクリロニトリル15〜35未満重量部に対して
、上記共重合可能な非官能性モノマー(A) 84〜5
5重量部、上記共重合可能な官能基モノマー(B) 1
−10千4i部を用いることができる。なお、上記非官
能性モノマー(A)の一部としてスチレンを含んでもよ
い。官能ハモノマー(B)は必ずしも使用する必要はな
いが、使用することによって、エマルジョンの保存又は
機械的安定性が向丘する。
アクリル樹脂(I)及びアクリル樹脂(II)はそれぞ
れ乳化重合法によって製造するが、重合に際し、保護コ
ロイドとして水溶性高分子を全共重合上ツマー100重
遍部に対して0.01〜5重量部使用して、を合を行う
ことが必要である。この場合、水溶性高分子を用いず通
常の乳化剤のみで乳化重合を行うと、乾燥時のフィルム
に発泡や穴のないきれいなフィルムが得られなl、)。
れ乳化重合法によって製造するが、重合に際し、保護コ
ロイドとして水溶性高分子を全共重合上ツマー100重
遍部に対して0.01〜5重量部使用して、を合を行う
ことが必要である。この場合、水溶性高分子を用いず通
常の乳化剤のみで乳化重合を行うと、乾燥時のフィルム
に発泡や穴のないきれいなフィルムが得られなl、)。
水溶性菌/))子は重合初期に用いるのが好ましく、重
合J& Ill LZおいては、通帛の乳化剤(界面活
性剤)を使用してもよい。水溶性高分子としては、高分
子多糖類及びポリビニルアルコールが好ましい。高分子
多糖類としては、たとえばヒドロキシエチルセルロ−ス チルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどが挙
げられる。
合J& Ill LZおいては、通帛の乳化剤(界面活
性剤)を使用してもよい。水溶性高分子としては、高分
子多糖類及びポリビニルアルコールが好ましい。高分子
多糖類としては、たとえばヒドロキシエチルセルロ−ス チルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどが挙
げられる。
水溶性高分子の酸が0.01重量部未満では、保護コロ
・イド性がわるく,5取崩部超では重合中1=ゲル化し
やすく、又フィルムの一水性か悪化する。
・イド性がわるく,5取崩部超では重合中1=ゲル化し
やすく、又フィルムの一水性か悪化する。
重合するアクリルエマルジョンの不揮発分(樹脂分)は
特に定めるものではなく、 般的な濃度でよい。一般的
にアクリルエマルジョンヲ手合スる際の樹脂分は最終的
な製品として30〜55千千%のものが多く、本発明に
於いてもこれらの範囲で重合すればよいが特に限定する
ものではない。
特に定めるものではなく、 般的な濃度でよい。一般的
にアクリルエマルジョンヲ手合スる際の樹脂分は最終的
な製品として30〜55千千%のものが多く、本発明に
於いてもこれらの範囲で重合すればよいが特に限定する
ものではない。
重合時の濃度は、薄い方が重合安定性は良く、20%濃
度でも重合は行なえるが水分が多くなる為に乾燥性が悪
くなる。これに対し11合金製縮して樹脂分を上げる方
法もあるが製造コストか上がる為、一般的ではない。た
だ本発明のアクリルエマルジョンをこれらの方法で重合
することは差支えなく重合安定性の良いものが出来る。
度でも重合は行なえるが水分が多くなる為に乾燥性が悪
くなる。これに対し11合金製縮して樹脂分を上げる方
法もあるが製造コストか上がる為、一般的ではない。た
だ本発明のアクリルエマルジョンをこれらの方法で重合
することは差支えなく重合安定性の良いものが出来る。
ただ本発明の効果を期待する場合は樹脂分換算してブレ
ンドするならばアクリルエマルジョン(I)どアクリル
エマルジョン( II )の樹脂分が異なってもかまわ
ない。
ンドするならばアクリルエマルジョン(I)どアクリル
エマルジョン( II )の樹脂分が異なってもかまわ
ない。
かくして得られたアクリル樹脂(、I)及び (11)
を重量比(樹脂分換算)で(I) / (II) =9
0/lO〜30/ 70の割合で混合して、混合して得
たアクリルエマルジョン(III)を本発明のストリン
バブルペイントとして使用に供すればよい。アクリルエ
マルジョン(I)のみを用いたときはフィルムが硬く加
工性が悪く、アクリルエマルジョン(II)のみを用い
ると、電着性がよすぎて後で剥離しなくなるおそれがあ
る。混合に供するアクリル樹脂(、1)とC 11 )
の夫々のアクリロニトリル含量は5重量%以上はなれて
いる場合、より好ましい結果が得られる。ブレンド後の
アクリルエマルジョンを構成するアクリル樹脂(III
)はTgが一10°C〜+lO℃でなければならない。
を重量比(樹脂分換算)で(I) / (II) =9
0/lO〜30/ 70の割合で混合して、混合して得
たアクリルエマルジョン(III)を本発明のストリン
バブルペイントとして使用に供すればよい。アクリルエ
マルジョン(I)のみを用いたときはフィルムが硬く加
工性が悪く、アクリルエマルジョン(II)のみを用い
ると、電着性がよすぎて後で剥離しなくなるおそれがあ
る。混合に供するアクリル樹脂(、1)とC 11 )
の夫々のアクリロニトリル含量は5重量%以上はなれて
いる場合、より好ましい結果が得られる。ブレンド後の
アクリルエマルジョンを構成するアクリル樹脂(III
)はTgが一10°C〜+lO℃でなければならない。
Tgが一10°C未満では剥離性が悪く、+10℃超で
は加工性か劣化する。
は加工性か劣化する。
このように、本発明はアクリロニトリル含す11か高く
、Tgの比較的低いアクリルエマルジョン(I)と、ア
クリロニトリル含厳が低く.Tgの比較的高いアクリル
エマルジョン(1■)とを41配合することによって、
適当限定範囲において、フィルム強度と伸ひ、剥離性と
電着性のバランス良好なアクリルエマルジョンが(!l
られ、且つ、重合初期に水溶性高分子を保護コロイドと
して用いたことにより、高温1(f時間の乾燥ラインに
おいても水の突沸を生ぜす、表面か発泡せず、又ピンホ
ールを生しない実用性ある優れた水性ストリッパブルペ
イントが得られたのである。
、Tgの比較的低いアクリルエマルジョン(I)と、ア
クリロニトリル含厳が低く.Tgの比較的高いアクリル
エマルジョン(1■)とを41配合することによって、
適当限定範囲において、フィルム強度と伸ひ、剥離性と
電着性のバランス良好なアクリルエマルジョンが(!l
られ、且つ、重合初期に水溶性高分子を保護コロイドと
して用いたことにより、高温1(f時間の乾燥ラインに
おいても水の突沸を生ぜす、表面か発泡せず、又ピンホ
ールを生しない実用性ある優れた水性ストリッパブルペ
イントが得られたのである。
アクリル樹脂(I)、(II)及び( III )の7
クリロニトリル含量とTgとの適当限定範囲を第1 j
;/Iに力\した。斜線部はブレンド後11)られる7
クリル樹脂(UI )の組成構成部を示す。
クリロニトリル含量とTgとの適当限定範囲を第1 j
;/Iに力\した。斜線部はブレンド後11)られる7
クリル樹脂(UI )の組成構成部を示す。
なお、該ペイント中には通常使用される添加剤、たとえ
ば増粘剤、造膜助剤、消泡剤等を添加することは差支え
ない。
ば増粘剤、造膜助剤、消泡剤等を添加することは差支え
ない。
又、本発明は従来不tif能であったエマルジョンペイ
ントでの100°C以上での短時間乾燥を目的として達
成されたものであるが、 100°C以下の乾燥温度で
あってもエマルジョンからフィルムが形成されるならば
(例えば70°Cで5分乾燥する等)ストリッパブルペ
インI・とじてその役目を充分発揮できる。従ってこの
様な条件下も差支えなく使用する事が出来る。
ントでの100°C以上での短時間乾燥を目的として達
成されたものであるが、 100°C以下の乾燥温度で
あってもエマルジョンからフィルムが形成されるならば
(例えば70°Cで5分乾燥する等)ストリッパブルペ
インI・とじてその役目を充分発揮できる。従ってこの
様な条件下も差支えなく使用する事が出来る。
以下実施例によりさらに具体的に説明する。
実施例中の部は重量部である。
実施例1
温度計、還流冷却器、攪拌器、モノマーチャージ器をつ
けた2文のフラスコに水を600部、ヒドロキシエチル
セルロースを1部入れ80°Cに昇温した。過硫酸カリ
ウム5部を入れた後、アクリロニトリル400部、アク
リル酸ブチル580部、メタクリル酸20部の混合物の
約1710量をフラスコ内に供給し30分重合する。残
りのモノマーにDBS(+・デシルベンセンスルホン酸
ソータ)を2 t’fR’JA /IIIし更に水を4
00部追加して乳化する。乳化したモノマーを3時間に
わたって連続的にフラスコ中に滴下し、その後更に同温
度で3時間反応せしめ東金を完結し、アクリルエマルジ
ョン(I)をイ!fた。
けた2文のフラスコに水を600部、ヒドロキシエチル
セルロースを1部入れ80°Cに昇温した。過硫酸カリ
ウム5部を入れた後、アクリロニトリル400部、アク
リル酸ブチル580部、メタクリル酸20部の混合物の
約1710量をフラスコ内に供給し30分重合する。残
りのモノマーにDBS(+・デシルベンセンスルホン酸
ソータ)を2 t’fR’JA /IIIし更に水を4
00部追加して乳化する。乳化したモノマーを3時間に
わたって連続的にフラスコ中に滴下し、その後更に同温
度で3時間反応せしめ東金を完結し、アクリルエマルジ
ョン(I)をイ!fた。
これとは別に同様な方法でモノマー組成がアクリロニ]
・リル240部、メタクリル酸メチル240部、アクリ
ル酸ブチル500部、メタクリル酸20部であるアクリ
ルエマルジョン(II)を11すだ。アクリルエマルジ
ョン(■)を500部にアクリルエマルジョン(II)
500部を、6t−g合し、少量の消泡剤を添加して
l混合物を111だ。
・リル240部、メタクリル酸メチル240部、アクリ
ル酸ブチル500部、メタクリル酸20部であるアクリ
ルエマルジョン(II)を11すだ。アクリルエマルジ
ョン(■)を500部にアクリルエマルジョン(II)
500部を、6t−g合し、少量の消泡剤を添加して
l混合物を111だ。
本樹脂を#60のパーコーターを用いポリエステル塗装
鋼板に9布し、 180°cxi分、200℃X40秒
、及び250°C×20秒の3条件で乾燥性のテストを
行なった。ヌ、フィルム強度及び伸びについては上記と
同様に塗布した後180°Cx1分で乾燥し、これを剥
離してテスト用のフィルムを4Ljた。
鋼板に9布し、 180°cxi分、200℃X40秒
、及び250°C×20秒の3条件で乾燥性のテストを
行なった。ヌ、フィルム強度及び伸びについては上記と
同様に塗布した後180°Cx1分で乾燥し、これを剥
離してテスト用のフィルムを4Ljた。
別途、ステンレス板(S11S304) 、アクリル塗
装鋼板、ポリエステル塗装鋼板に塗4jシ、 180°
Cで1分乾燥して本発明のアクリルフ、Cルムを表面コ
ー1− した試験片を得た。この試験片について各種試
験を行った。これらの結果を第1表に示した。
装鋼板、ポリエステル塗装鋼板に塗4jシ、 180°
Cで1分乾燥して本発明のアクリルフ、Cルムを表面コ
ー1− した試験片を得た。この試験片について各種試
験を行った。これらの結果を第1表に示した。
フィルト強度、伸びイリ(に塩ビオルカノンル(比較例
5)以」−であり、乾燥性も発泡、ピンポールの発生な
く、いずれも良好である。従来の塩ビオルカノゾルに比
べ、極めて耐候性が良く、密着力の変化が少なく、又、
ステンレスには錆の発生も認められない。
5)以」−であり、乾燥性も発泡、ピンポールの発生な
く、いずれも良好である。従来の塩ビオルカノゾルに比
べ、極めて耐候性が良く、密着力の変化が少なく、又、
ステンレスには錆の発生も認められない。
なお試験方法ノ走次の通りである。
乾!姓:列記の3条件についてそれぞれ発泡、ピンオー
ルのイ: jQfを1」視判定した。
ルのイ: jQfを1」視判定した。
フィルム強度、フィルム伸度: 180’c X l
分で乾燥してイ1)だフィルムについてテンシロン引張
X験機を用いて測ス1!シた。
分で乾燥してイ1)だフィルムについてテンシロン引張
X験機を用いて測ス1!シた。
密着性・引剥速度100 mm/minで180°のピ
ーリング試験によって測定した。
ーリング試験によって測定した。
、絞り加]−後の剥離性:実際のステンレス流し台の加
にを行ない、剥離性を観察した。
にを行ない、剥離性を観察した。
ウェザ−メーター: 100 hr放置後の′fF、着
力を測定した。
力を測定した。
紫外線照+11:殺菌灼を30c+ni撃して3[1間
照射し、富箔力を1111定した。
照射し、富箔力を1111定した。
又、共重合組成における記号は次の通りである。
AN:アクリロニトリル
MMA :メチルメタクリレート
BAニブチルアクリレート
MAC:メタアクリル酸
HEC:ヒトロキシェチルセルロース
DBS:l・デシルベンセンスルホン酩ソーダEA:エ
チルアクリレート PVA :ポリビニルアルコール DOP・ジオクチルフタレート MEK:メチルエチルケトン 実施例2 水溶性高分子としてポリビニルアルコールを用いたもの
である。共重合組成とブレンド比率を変化した以外は、
実施例1と同様に行った。
チルアクリレート PVA :ポリビニルアルコール DOP・ジオクチルフタレート MEK:メチルエチルケトン 実施例2 水溶性高分子としてポリビニルアルコールを用いたもの
である。共重合組成とブレンド比率を変化した以外は、
実施例1と同様に行った。
比較例1
実施例1のアクリルエマルジョン(I)のみを水性スト
リッパブルペイントとして用いたものである。フィルム
が必要以上に剥れやすく、又フィルムが硬く、加工性が
悪く、単独ではストリッパブルペイントとして使用でき
ない。
リッパブルペイントとして用いたものである。フィルム
が必要以上に剥れやすく、又フィルムが硬く、加工性が
悪く、単独ではストリッパブルペイントとして使用でき
ない。
比較例2
実施例1のアクリルエマルジョン(II)のミラ水性ス
トリッパブルペイントとして用いたものである。密着性
強く剥離できず、単独ではストリッパブルペイントとじ
て使用できない。
トリッパブルペイントとして用いたものである。密着性
強く剥離できず、単独ではストリッパブルペイントとじ
て使用できない。
比較例3
アクリルエマルジョン(I)及び(II)を混合する代
わりに、 (I)と(II)を構成するモノマーを一緒
にし、乳化重合した単品型である。絞り加J−前と後で
冨着力が大きく変化しており111#困難な」二、フィ
ルム強度が弱く、ストリンバブルペイントとして使用で
きない。
わりに、 (I)と(II)を構成するモノマーを一緒
にし、乳化重合した単品型である。絞り加J−前と後で
冨着力が大きく変化しており111#困難な」二、フィ
ルム強度が弱く、ストリンバブルペイントとして使用で
きない。
比較例4
水溶性高分子を用いず乳化重合したもので、共重合組成
は実施例1と同様であるが、乾燥時全面的に発泡し、高
温短時間乾燥に適さない。
は実施例1と同様であるが、乾燥時全面的に発泡し、高
温短時間乾燥に適さない。
比較例5
従来の塩ビオルガノゾル型のストリッパブルペイントで
ある。耐候性に欠点が見られる。
ある。耐候性に欠点が見られる。
以上詳述したごとく、本発明ストリンバブルペイントは
、水性であり、溶剤や可塑剤を含むことによる公害、中
毒、引火、変色、シミ、錆の発生等がなく、特に高速度
のラインスピードによるコーティング処理においても発
泡やピンホールのない塗装性の極めて良いストリッパブ
ルペイントである。
、水性であり、溶剤や可塑剤を含むことによる公害、中
毒、引火、変色、シミ、錆の発生等がなく、特に高速度
のラインスピードによるコーティング処理においても発
泡やピンホールのない塗装性の極めて良いストリッパブ
ルペイントである。
第1図はアクリル樹脂(I)、(11)及びブレンド後
のアクリル樹脂([)の組成構成を示すグラフである。 特許出願人 三井東圧化学株式会社 代理人 弁理士 井 」−雅 生
のアクリル樹脂([)の組成構成を示すグラフである。 特許出願人 三井東圧化学株式会社 代理人 弁理士 井 」−雅 生
Claims (1)
- アクリロニトリルを共重合全モノマー中35〜50重量
%含み、共重合によって得られたアクリル樹脂(I)の
Tgが一25°C〜+10℃であり、共重合を乳化重合
によって行う際保護コロイドとして水溶性高分子を全モ
ノマーに対して0.01〜5重量%使用したものである
アクリルエマルジョン(I)90〜30重犠部(MA脂
分換儂)と、アクリロニトリルを共重合全モノマー1f
、+ l 5以上35未満重が−%含み、共重合によっ
て得られたアクリル樹脂(II)のTgが一15°C〜
+20°Cであり、共重合を乳化重合によって行う際保
護コロイドとして水溶性高分子を全モノマーに対して0
.01〜5重量%使用したものであるアクリルエマルジ
ョン(II)10〜70重昂部(樹脂分換¥1:)とを
合計100重量部(アクリル樹脂固形分)となるようj
重合して得たアクリルエマルジョン(10)からなり、
該アクリルエマルジョン(m)を構成するアクリル樹脂
(m)のTgが一10℃〜+10℃である水性ストリッ
パブルペイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24822883A JPS60144369A (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 水性ストリッパブルペイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24822883A JPS60144369A (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 水性ストリッパブルペイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60144369A true JPS60144369A (ja) | 1985-07-30 |
JPH0365834B2 JPH0365834B2 (ja) | 1991-10-15 |
Family
ID=17175072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24822883A Granted JPS60144369A (ja) | 1983-12-30 | 1983-12-30 | 水性ストリッパブルペイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60144369A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07126572A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-16 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 可剥離性水系被覆組成物 |
EP4092086A1 (en) * | 2021-05-17 | 2022-11-23 | Nitto Denko Corporation | Paint-protective coating material and acrylic coating composition |
-
1983
- 1983-12-30 JP JP24822883A patent/JPS60144369A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07126572A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-16 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 可剥離性水系被覆組成物 |
EP4092086A1 (en) * | 2021-05-17 | 2022-11-23 | Nitto Denko Corporation | Paint-protective coating material and acrylic coating composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0365834B2 (ja) | 1991-10-15 |
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