JPS60144206A

JPS60144206A - 収納庫

Info

Publication number: JPS60144206A
Application number: JP24583683A
Authority: JP
Inventors: Ryoji Tanaka; 良治田中
Original assignee: Kibun KK
Current assignee: Kibun KK
Priority date: 1983-12-29
Filing date: 1983-12-29
Publication date: 1985-07-30
Also published as: JPS6315204B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、冷蔵庫や倉庫等の収納庫処関する。

物品を収納する収納庫においては、その内部空間を有効
に利用することが大きな課題である。

本発明は、この点に鑑み、内部空間を最大限に利用する
ようにした収納庫を提供することを目的としている。

すなわち、本発明に係る収納庫は、その基本的構成とし
て、ハウジングと；該ハウジング内の少なくとも１つの
平面上に配置された、それぞれ大きさの等しい多数の物
品収納ユニットで、同平面内に少くとも１つの物品収納
ユニット分だけの空白部分を残して、縦方向及び横方向
でそれぞれ整列して配置されている多数の物品収納ユニ
ットと；上記空白部分を詰めるように、物品収納ユニッ
トを縦方向及び横方向で移動させて、所望の物品収納ユ
ニットをハウジングの出口まで動かす移動装置と；を有
している。

従って、本発明に係る収納庫においては、その中の一平
面上で利用されない空間を、１つの物品収納ユニット分
だけとすることができ、上述の目的を達成することがで
きる。

以下、本発明に係る一実施例を添付図面に基づき詳細に
説明する。

ここでは収納庫の代表として、第６図及び第７図に示す
如き冷蔵庫を例に取り説明するが、該冷蔵庫内に収納さ
れる物は、すべて物品収納ユニット（Ｕ内に入れられる
。該物品収納ユニット（１）は冷蔵庫のハウジング内の
各フロア−上で第１図如示すように縦横方向整然と配列
されているが、１箇所だけ該物品収納ユニット（１）が
存在しない空白部（２）が設けられている。すなわちラ
ンダムに置かれた数・字のブロックを規則正しく配列し
直す−ぐズルゲームが存在するが、本発明の物品収納ユ
ニット（１）の動きは該パズルゲームの原理を応用した
ものである。例えば、第２図（ａ）〜（１）に示すよう
に１５個のユニッｌ−（１）（ＩＪ・・・がケース（３
）内に納まり１箇所だけユニッ）　（１）が空白となっ
ている。ここで、第２図（α）において（Ｆ）の位置に
存在するユニッ）　（１）を取り出す場合、その１例を
示せば（ｂ）〜（句に示すように空白部（２）を利用し
て各ユニッ）　（１）（１）・・・・を移動させ、出口
（４）から取り出すことができる。

（第２図（α）〜（１）は斜線をした部分が取り出され
るユニット（１）の位置を、一方二重枠の部分が空白部
（２）を表わしている。）第６図には、物品収納ユニッ）　（１）（１・・・を移
動する装置（５）の−例が示しである。この装置は、以
下に述べるような構造を有するものであり、物品収納二
ニットが配置されたフロア−の向い合う側部に沿って２
台（第２図の例では、左右の側部に沿って各１台）設定
され、所望のフロア−上の物品収納ユニットを上述の如
く移動する。

すなわち、該移動装置（５）はフィダー（１１）を有し
、該フィダー（１１）はガイド″’　、（１２Ｘ１２）
を案内として水平方向に摺動し、かつガイ）’　（１３
Ｘ１３）を案内に垂直方向にも移動するもので、水平方
向の摺動は同一フロア−上の物品収納ユニットの水平移
動を行うためのものであるのに対し、垂直方向の移動は
各フロア−の高さに調整するだめのものである。

上記垂直方向の移動は、上板（１４）上に固定されたモ
ーター（１５）を駆動源とし、歯車（１６）を介して上
記上板（１４）の両端部まで延びた軸（１７）端に固定
されたスプロケット（１８）（１８）を回動させ、ベー
ス（１，９）両端部に回動自由に軸支されたスプロケッ
ト（２０）（２０）と上記スプロケット（１８）（１８
）との間に掛けられたチェーン（２１）を駆動すること
により行おれる、すなわち、該チェーン（２工）はその
両端が第３図に示す如く案内ブロック（２２）に接続さ
れており、該チェーン（２１）の走行とともに上記案内
ブロック（２２）と一体化されているフィダー（１１）
が垂直方向に移動する。この場合、上記案内メロツク（
２２）（２２）、フィダー（ｎ）及びガイド５（１２Ｘ
１２）の重量と釣り合うべきバランサーを該チェーン（
２１）に固定することで、垂直方向移動を容易ならしめ
る。上記モーター（１５）はパルスモータ−が用いられ
、該移動を正確かつ迅速ならしめている。

一方、フィダー（１１）の水平方向移動は、上記案内ブ
ロック（２２）（２２）上に軸支されたスプロケット（
２３８２３）に掛けられたチェーン（２４）の両端を該
フィダーに固定し、該チェーン（２４）を駆動すること
により行われる。該チェーンの駆動は、上板（１４）上
に配置されたパルスモータ−（２５）により軸（２６）
を介してスプロケット（２３）を駆動して行われる。

該軸（２６）は上記モーター（２５）からのトルクを伝
達するのみで、上記案内ブロック（２２）上に設けたス
プロケツ）　（２３）は垂直方向移動に伴い上下に移動
することができるよう、軸（２６）ｇスジロケット（２
３）とはスプライン連結されている。フィダー（１１）
は該物品収納ユニット（１）を押し送る機能と、該ユニ
ット（１）を挾持して横送りする機能とを具備している
。上記押し送りは第４図のようにシリンダー若しくはパ
ルスモータ−により、所定の長さ分舌片（２７）を突出
させ、その前面（２８）を物品収納ユニットに当接させ
てなされる。一方、横方向への移動は第５図のように該
フィダー（１１）から挾持板（２９）（２９）を僅かに
突出させ、該挟持板（２９）（２９）でパレット（１）
両側面を挾み、フィダー（１１）を水平移動して行われ
る。

移動装置（５）は、叙上の如き構成を有するものであり
、この装置を上述の如くフロア−の向い合う側部に沿っ
て２台設けることにより、第２図に基づき上述した如き
物品の移動を行えることは、ここで詳述するまでもなく
明らかであろう。本発明の収納庫に用いられる移動装置
は上述したものに限定されるものではなく、例えば、各
フロア−に移動装置を内蔵して、収納ユニツ）　（１）
（１）・・・を下面から操作することもできる。尚、移
動装置をフロア−の各側部に沿って１台（計４台）設け
ることにより、物品収納ユニットをより多様に移動する
ことができる。

図示の実施例に係る冷蔵庫は、ハウジング内部に５段の
フロア−が設けられており、該ハウジングには各段のフ
ロア−に対応した出口４が設けられており、該出口には
ドア３０が枢着されている。

叙上の如き冷蔵庫において、各フロア−の物品収納二二
ッ）　（１）（１）・・・の配置を次の如くすれば、当
該物品収納ユニッ）　（１）（１）・・・の移動取出し
を容易に自動化できる。

すなわち、物品収納ユニットの取出し作業を行う前の空
白部２の位置を常に出口４に隣接した位置Ｍとするので
ある。このような状態にするのは簡単なことであり、第
２図（Ｚ）で取り出した物品収納ユニットを再びハウジ
ング内に戻すときに、第２図（ｋ）、第２図０）の順に
物品収納ユニットを、取出す際の順序と逆に２ステツプ
だけ移動すればよい。この場合−丁の位置は空所になっ
ているので、この戻し作業は簡単に行える。

斯様に設定しておけば、各位置のユニットを取り出す際
の物品収納ユニットの移動順序を一定のものに決めてお
くことができる。従って、各位置の物品収納ユニットを
取出すための移動順序を記憶する第１の記憶装置と、最
初に配置された物品収納ユニットがその後のユニット取
出し作業によってその位置が変った場合、その位置を、
各取出し作業の後で記憶する第少の記憶装置と、取り出
したい物品収納ユニットを選定するユニット選定装置と
を設ければ、次のようにして物品収納ユニットの自動取
り出しを行うことができる。すなわち、使用者がユニッ
ト選定装置により取り出すべきユニットを表わす信号を
発生させる。第２の記憶装置がこの信号を受けて、取り
出すべきユニットがどの位置にあるかを表わす位置信号
を発生する。第１の記憶装置がこの位置信号を受けて、
その位置にあるユニットを取り出すためのユニット移動
順序信号を発生する。そして、この移動順序信号によっ
て移動装置を駆動し、所望の物品収納ユニットを取り出
すのである。

以上、本発明を冷蔵庫に適用した場合につき説明したが
、本発明はこれに限らず、倉庫や立体駐車場等にも適用
することができる。

本発明は叙上の如く構成されるので、収納庫内のスペー
スを非常に有効に使用することができ、しかも上述の如
く自動化すれば物品の出入れを極めて容易且つ迅速に行
うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、１フロア−上に配列された物品収納ユニット
の状態を示す斜視図：第２図（ａ）〜（Ｚ）は、所定の
物品収納ユニットを取り出すまでの各物品収納ユニット
の動きを示す図；第６図は、該ユニットを動かす移動装
置の斜視図；第４図、第５図は移動装置のフィダーの機
能を示す斜視図；第６図、第７図は本発明を適用した冷
蔵庫の斜視図；である。（１）・・・物品収納ユニット、（２）・・・空白部、
（４）・・パ出口、　（５）・・・移動装置。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ハウジングと；該ハウジング内の少なくとも１つの平面上に配置された
、それぞれ大きさの等しい多数の物品収納ユニットで、
同平面内に少くとも１つの物品収納ユニット分だけの空
白部分を残して、縦方向及び横方向でそれぞれ整列して
配置されている多数の物品収納ユニットと；上記空白部分を詰めるように、物品収納ユニットを縦方
向及び横方向で移動させて、所望の物品収納ユニットを
ハウジングの出口まで動かす移動装置と；を備える収納庫。
（２）上記物品収納ユニットを、ハウジング内で相互に
所定間隔のあけられた複数の水平平面上にそれぞれ配置
し、ハウジングには上記各平面に対応した出口を少くと
も１つ設けるとともに、上記移動装置を上下動可能とし
て、所望の平面上の物品収納ユニットを移動可能とした
特許請求の範囲第１項に記載の収納庫。
（３）上記移動装置が、上記平面の縦方向での両側面及
び横方向での両側面にそれぞれ設けられ、それぞれ上下
方向で移動可能で且つ対応する側面に沿って移動可能と
された移動本体と、該本体に設けられて上記物品収納ユ
ニットを、対応する側面からそれに対向した側面に向け
て押し出すための部材と、対応する側面に沿って並べら
れている物品収納ユニットを該側面に沿って移動するた
め、同物品収納ユニットと係合可能とされた部材とから
構成されている特許請求の範囲第２項に記載の収納庫。