JPS6014341Y2 - モア−装置 - Google Patents

モア−装置

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JPS6014341Y2
JPS6014341Y2 JP3420379U JP3420379U JPS6014341Y2 JP S6014341 Y2 JPS6014341 Y2 JP S6014341Y2 JP 3420379 U JP3420379 U JP 3420379U JP 3420379 U JP3420379 U JP 3420379U JP S6014341 Y2 JPS6014341 Y2 JP S6014341Y2
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JP
Japan
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cutting blade
blade body
mower
cutting
mower deck
Prior art date
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Expired
Application number
JP3420379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55133734U (ja
Inventor
正三 石森
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP3420379U priority Critical patent/JPS6014341Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、モアーデツキの下方に縦軸廻りに回転する刈
刃体を備えたモアー装置に関する。
(従来の技術) トラクタ車体に装着するミツドマウント式等のモアー装
置は、モアーデツキの縁部に下方に突出する飛散防止用
のスカート部を設けると共に、モアーデツキの下方に、
縦軸廻りに回転する刈刃体を配置して成る。
この種のモアー装置では、従来、刈刃体として真直ぐな
帯板状のものが使用されており、また刈巾の確保の関係
から長尺化して、先端部がスカート部の内側近傍を通る
ようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の刈刃体は真直ぐなものであるため
、芝生等の草を連続して多段刈りをすることはできなか
った。
また、モアー装置の刈刃体の交換等に際しては、スカー
ト部の下端に手を掛けてモアーデツキを上下反転させる
ものであるが、刈刃体の先端部がスカート部の内側近傍
を通るものでは、刈刃体によって指先を切断する惧れが
ある。
従って、従来は、刈刃体をスカート部の下端部と同等又
はそれ以下の高さまで下げて、刈高さを小さくすること
は困難であった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような従来の問題点を解決するための具
体的手段として、モアーデツキ18の縁部に下方に突出
する飛散防止用のスカート部18aを設け、該モアーデ
ツキ18の下方に、縦軸21廻りに回転自在でかつ回転
時に先端部が前記スカート部18aの内側近傍を通るよ
うに刈刃体22を配置したモアー装置において、刈刃体
22の長手方向中途部の回転方向側縁部に水平刃部24
aを設け、刈刃体22の先端部がスカート部18aの下
端よりも上方に位置するように、該刈刃体22を水平刃
部22aの先端側から上方に折曲げ、その折曲部分から
刈刃体22の先端部にわたって該刈刃体22の回転方向
側縁部に前記水平刃部24aと高低差ができるように刃
部24bを設けてものである。
実施例 以下、図示の実施例について本考案の詳述すると、第1
図において、1はトラクタ車体、2はエンジン、3はエ
ンジン2両側から前方に突設された前車軸取付枠で、こ
れにセンターピン、前車軸等を介して左右一対の前輪4
が支架される。
5はエンジン2等を覆うボンネット、6はトラクタ車体
1の中央部両側に付設されたステップである。
7は左右一対の後輪で、後車軸ケース8等を介してトラ
クタ車体1に支持される。
9は作業機昇降用の油圧装置で、トラクタ車体1の後部
に搭載され、かつ左右一対のリフトアーム10を有する
11は三点リンク機構12のロアリンクで、トラクタ車
体1の後端下部に突設された一対の取付ピン13により
上下揺動自在に支持されると共に、中間部でリフトロッ
ド14を介して各リフトアーム10に連結されている。
15はトラクタ車体1の下腹部に取付けられた取付枠で
、この取付枠15には昇降機構16及び前後左右の吊持
索17を介しミツドマウントモアー装置Mが昇降自在に
吊持され、また昇降機構16は連結索19及び作動部材
20を介して一方のロアリンク11に連動連結されてい
る。
なお作動部材20は取付ピン13に着脱自在に枢支され
、上昇方向に対してのみロアリンク11と連動可能であ
る。
モアー装置Mは、第2図及び第3図に示すように、モア
ーデツキ18と、このモアーデツキ18の下方に縦軸2
1廻りに回転自在に配置し支持された3組の刈刃体22
を備えると共に、中央前端部と、後部両端とに夫々キャ
スター構造のゲージ輪23を有し、トラクタ車体1下方
で地面の起伏に沿って走行可能である。
モアーデツキ18は下方に突出する飛散防止用のスカー
ト部18aを周縁部に有し、3組の刈刃体22の内、左
右両側の刈刃体22は回転時に先端部がスカート部18
aの内側近傍を通過するような位置関係にある。
各刈刃体22は第4図及び第5図に示す如く帯板材を折
曲げ形成したものであって、回転方向側縁部に刃部24
が形成されるのであるが、その刃部24の内、略半分か
ら外端側は上方に折曲げて傾斜状に形成されている。
従って刃部24は水平刃部24aと傾斜刃部24bとに
より形成されており、その両者間には高低差がある。
刈刃体22の水平刃部24aはスカート部18aの下端
と略同高さとされ、また傾斜刃部24bの先端部はスカ
ート部18aの下端よりも上方に位置せしめられている
なお各刈刃体22は、正面から見た場合、第6図に示す
如く水平刃部24aの外端が前後にラップするような位
置関係とする。
また各刈刃体22には刈取った草を図外の排出部から外
部に排出するための傾斜翼25が折曲げ形成されている
26は背面U字状の後押枠で、トラクタ車2体1の後端
部両側に着脱自在に取付けられ、またこの後押枠26の
下端部には後押アーム27が上下揺動自在に取付ピン2
Bにより枢着されている。
後押アーム27は板材を逆U字状に折曲形成したもので
あって、トラクタ車体1の下方に前後r方向に配置され
ており、この後押アーム27の前端部は自在継手29を
介してモアーデツキ18に後押し状に連結されている。
自在継手29はコ字状の中継ブラケット30と、これを
後押アーム27の前端に上下揺動自在に連結する連結軸
31と、中継ブラケット30をモア一本体18後端中央
部のモアーブラケット32とを前後方向の軸心廻りに相
対回動自在に連結する支軸33等から戒り、その連結軸
31は挿抜自在とされている。
次に作用を説明する。
モアー装置Mをトラクタ′車体1の下腹部に装着する際
には、自在継手29の連結軸31を抜いて、モアーデツ
キ18と後押アーム27とを分離させておき、先ずモア
ーデツキ18をトラクタ車体1の下方に横から押込んで
、取付枠15及び吊持索17を介してトラクタ車体1に
取付ける。
一方、後押枠26をトラクタ車体1の後端部に取付ける
そして次に自在継手29の中継ブラケット30と後押ア
ーム27とを連結軸31で連結する。
この場合、モアーデツキ18はキャスター構造めゲージ
輪23を有し、また吊持索17が若干弛んだ状態にある
ので、任意に前後左右に動かすことができ、自在継手2
9部での連結を極く容易に行える。
芝生、雑草等の刈取作業時には、刈刃体22が適当な刈
高さとなるようにゲージ輪23を調整し、例えばトラク
タ車体1の前後PTO軸からの動力によって各刈刃体2
2を縦軸21廻りに回転させながら、モアー装置M全体
をトラクタ車体1の下方で後押アーム27により後押し
走行させるのである。
この時、勿論、吊持索17は若干弛み状態にあり、また
モアー装置Mは後押アーム27によって下方に押付は勝
手に後押しされているので、地面の起伏に沿って確実に
追従する。
また地面に左右の傾斜がある場合は、モアー装置Mは支
軸33廻りに自在に傾動することになる。
各刈刃体22を回転させながらモアー装置Mが前進走行
すると、第4図に示すように走行方向前方にある芝生、
草Aに対して最初に傾斜刃部24bが対応し、この傾斜
刃部24bがその草Aを刈高さH位置で刈取る。
そして更に走行すると、今度は水平刃部24aが草Aに
対応し、既に上部が刈取られた草Aを刈高さh位置で刈
取るようになり、従って車速(走行速度)とも関係する
が、刈刃体22の回転速度に対して車速を十分遅くして
おけば、草Aを上方から順次複数回にわたって刈取るこ
とができ、刈取った草を細かく寸断することができる。
モアーデツキ18を昇降させる時は、油圧装置9を作動
させ、リフトアーム10を上方に回動させる。
するとリフトロッド14を介してロアリンク11が取付
ピン13廻りに上方に回動し、作動部材20を反時計方
向に一体回動させる。
このため連結索19、昇降機構16等を介してモアーデ
ツキ18は第1図の仮想線の如く上昇する。
刈刃体22を交換する際等には、モアー装置Mをトラク
タ車体1から取外した後、スカート部18の下端に手の
指を掛けてモアーデツキ18を上下反転させる。
この場合、刈刃体22の先端部側を上方に折曲げている
ので、刈刃体22を低くして刈高さを小さくした場合で
も、指を切るようなことがなく、安全である。
なお、実施例では、縦軸21下端の取付板に刈刃体22
を一対取付けるようにしているが、これら一対の刈刃体
22は一体物であっても良い。
(考案の効果) 本考案では、刈刃体22の長手方向中途部の回転方向側
縁部に水平刃部24aを設けると共に、この刈刃体22
を水平刃部24aの先端側から上方側に折曲げ、その折
曲部分から刈刃体22の先端にわたって該刈刃体22の
回転方向側縁部に前記水平刃部24aと高低差ができる
ように刃部24bを設けているので、1回の刈取作業で
草を複数段にわたって刈取ることができ、刈取った草を
細かく寸断することが可能である。
しかも刈刃体22には中途部に水平刃部24aを設けて
いるので、刃部24a、24b間に高低差を設けている
にも拘らず、この水平刃部24aで所定の刈高さに揃え
て刈取ることができ、仕上がりが非常に良好である。
また刈刃体22の先端部が回転時にスカート部18 a
の内側近傍を通るようにしているにも拘らず、刈刃体2
2の先端部側を上方に折曲げ、その先端部がスカート部
18aの下端よりも上方に位置するようにしているので
、スカート部18aの下端に手の指を引掛けてモアーデ
ツキ18を反転させる場合等にも、刈刃体22で指を切
るような惧れは少なくなる。
従って、水平刃部24aの高さを低くして刈高さを低く
しつつ、取扱い時の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は側面図、第2
図は平面図、第3図は第2図のx−X線矢視図、第4図
は刈刃体の側面図、第5図は同平面図、第6図は刈刃体
の相対位置説明である。 1・・・・・・トラクタ車体、12・・・・・・三点リ
ンク機構、15・・・・・・取付枠、16・・・・・・
昇降機構、M・・・・・・ミツドマウントモア装置、1
8・・・・・・モアーデツキ、18a・・・・・・スカ
ート部、22・・・・・・刈刃体、24・・・・・・刃
部、24a・・・・・・水平刃部、24b・・・・・・
傾斜刃部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モアーデツキ18の縁部に下方に突出する飛散防止用の
    スカート部18aを設け、該モアーデツキ18の下方に
    、縦軸21廻りに回転自在でかつ回転時に先端部が前記
    スカート部18aの内側近傍を通るように刈刃体22を
    配置したモアー装置において、刈刃体22の長手方向中
    途部の回転方向側縁部に水平刃部24aを設け、刈刃体
    22の先端部がスカート部18aの下端よりも上方に位
    置するように、該刈刃体22を水平刃部22aの先端側
    から上方に折曲げ、その折曲部分から刈刃体22の先端
    部にわたって該刈刃体22の回転方向側縁部に前記水平
    刃部24aと高低差ができるように刃部24bを設けた
    ことを特徴とするモアー装置。
JP3420379U 1979-03-15 1979-03-15 モア−装置 Expired JPS6014341Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3420379U JPS6014341Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15 モア−装置

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JP3420379U JPS6014341Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15 モア−装置

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Publication Number Publication Date
JPS55133734U JPS55133734U (ja) 1980-09-22
JPS6014341Y2 true JPS6014341Y2 (ja) 1985-05-08

Family

ID=28891137

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JP3420379U Expired JPS6014341Y2 (ja) 1979-03-15 1979-03-15 モア−装置

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