JPS60143262A - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の制御装置

Info

Publication number
JPS60143262A
JPS60143262A JP24580883A JP24580883A JPS60143262A JP S60143262 A JPS60143262 A JP S60143262A JP 24580883 A JP24580883 A JP 24580883A JP 24580883 A JP24580883 A JP 24580883A JP S60143262 A JPS60143262 A JP S60143262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
pressure
hydraulic
shift
oil passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24580883A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Miki
修昭 三木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP24580883A priority Critical patent/JPS60143262A/ja
Publication of JPS60143262A publication Critical patent/JPS60143262A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [分野] 本発明は車両に搭載される電子制御式自動変速機の制御
装置に関する。
[従来技術] 自動変速機付車両にd5いて動力性能および燃費性能を
向上させるためには、自動変速機の多段化が望ましいが
、構造が複雑になるため重量および寸法が増大して搭載
性が低下すると共に価格が上昇し、小型車両への採用が
困難となる。この自動変速機の多段化による重量、用法
および価格の増大は主に変速時のショックを軽減づるた
め変速機に印加される一方面クラッチに原因かある。た
とえば第1図に示すトルクコンバータTCの出力軸に連
絡された3段のプラネタリギアPi 、F2、F3を右
する前進4段後進1段の遊星歯車変速機ATIでは、前
記変速段を達成するため摩擦係合要素として、クラッチ
C1t>よびC2とブレーキB4、B5に加えて、1−
2シフト、2−3シフト、3−4シフトの各変速時にお
(プるショック防止のため3つの一方向りラッチF1 
、F2 、l:3が使用されると共にエンジンブレーキ
が効くようにするため3つのブレーキBl 、B2.8
3がiG加されるが、この一方向クラッチを廃止するこ
とににり第2図に示ず前進4段後進1段の遊星歯車変速
機AT2の構成にできる。図にd3いてそれぞれR1、
R2、R3と、Sl、B2、B3と、CR1、CR2、
CR3と、pl、F2.1)3とは各プラネタリギアP
1 、F2 、F3のリングギアと、ザンギアと、キャ
リアと、プラネタリビニオンとを示す。
第1図の構成を有する変速WIA丁1を例にとり変速の
メカニズムを説明する。
第1図の変速機A−「1においては変速の種類は色々の
組み合せが考えられ、表1に作動表を示ず。
表1 表中○は係合、Δはエンジンブレーキ時係合、×は解放
、◎はロック、OWCは一方面クラッチ、またRは後進
(リバース)、Nは中立にュートラル)、Dは前進(ド
ライブ)であり、いずれも運転席に設けたセレク1〜く
選速)レバーの設定位置を示す。
a)発進になされる手動変速。
N(中立〉→D(前進〉 (クラッチC1を係合づる。
) N−〉R(後進)(クラッチC2a’3よぴブレーキB
2を係合する。) b)ist(第1速) 2nd(第2速)3rd(第3
速)4th(第4速)内の自動変速。
プラネタリギアを構成力るギアのIJJ換え。(表1に
示7゜) C)各々の変速段間にa3ける飛び越しの変速。
何れの変速においても摩擦係合要素であるクラッチおよ
びブレーキの係合及び解放(摩擦係合要素間のつかみ変
え)をいかにして行うかということであり、原理的には
同じものである。従って第2速と第3速間の変速(2−
3シフ1へ)を例にとって第3図を用いて説明ザる。
表1をみればわかるように2−3シフ1〜時には2nd
時に一方向りラッヂF2を介してブレーキB5にて受(
プ゛Cいた反力をブレーキB4が係合づることにより一
方向りラッヂF1を介して切換えることにより実現して
いる。第3図は変速時の過渡特性を模式的に示したもの
である。各経過毎に各メンバの回転速度、摩擦係合要素
の油圧サーボ内の油圧、伝達トルクの変化の様子を表し
ている。
時間口よ【゛は2ndギア状態でも11〜14間で変速
し、t4以降では31゛dキアとなる。
[to] :変速の開始を示す。走行状態に応じて制御
された油圧制御装卜′内に設(プられた2−3シフト弁
(図示凹ず)が切換わり、該2−3シフト弁は第2速状
態から第3速状態となりブレーキB4の油圧サーボB−
4への油圧状態(PB−4>が聞り台される。
[tO−tl] :油圧が供給されることにより油圧制
御装置の管路内の空間が満たされ、さらに油圧り゛−ボ
B−4ビス]〜ンが移動してピストンの遊びが零となる
。この区間内においてはピストンによるブレーキB4の
摩擦プレートへの押圧力は零であり、ブレーキB4のト
ルク容量は零である。従ってギアの停台状態は第2速の
ままであり、キャリアCRIは一方的クラッチF2を介
してブレーキB5によりトランスミッションケースに固
定されている。このときに受りる反ノjがTF2であり
、これとリングギアR2を介して入力してくる入力1−
ルクTEを加えたものが出力軸1−ルクToで゛あり下
の式で表わされる。
TO=TF2十王E −ナンギアS1は入力軸の回転速度N[とは反対方向に
回転速度NS+で回転している。
[tl〜t2]:油圧サーボB−4内の油圧[)B−4
が上昇し、ブレーキB4が1〜ルク容量を持ちはじめる
。これに従ってTF2が減少し12において零になり、
出力軸トルク1−0は減少する。しかしながらこの区間
においては各メンバの回転変化は生じない。従ってこの
区間のことを1−ルク変化区間(トルク相)という。な
おこの区間から14までは第3図のように84ブレーキ
の1−ルク容f)a T B4に従って出力軸1−ルク
10が決定される iなわち変速時のショックが決定さ
れるものである。それ故この区間(t1〜t4)におい
て84ブレーキの油圧サーボ3−4への供給油正相の特
性は非常に重要である。よって従来は変速ショックを良
好にするために油圧PB−4の立上り特性を制御する方
法としてアキュムレータを用いたり、ソレノイド弁を用
いて電子制御により調圧り゛ることにより滑らかな変速
を得るようにしている。
[12〜℃4]:油圧゛サーボB−4内の油圧PB−4
がさらに上昇いブレーキB4のI−ルク容闇TB4が増
加いt2において反力TF2が零になったキャリアCR
1は回転速度NCR1で回転を開始する。また油圧PB
−4が上昇するとともに1〜ルク容ff1TB4が増加
しブレーキB4は摺動しながら徐々にリーンギアS1の
回転を減少さけていき、t4において停止し変速は完了
する。同時にキトリアCRIおよびエンジン回転速度N
Eは第3速の回転に同期される。すなわちこの区間にお
いては各メンバが第2速の状態から第3速の状態に同期
される過程であり、この区間のことを回転変化区間(慣
性相)という。これらの回転変化により回転エネルギー
の変換および入出力が行われ、特にブレーキB4におい
ては変速時の回転変動によるエネルギーを吸収する役割
をもっており、変速口りにはかなりの熱を吸収し、温度
が上昇づる1、これは潤滑油等によって冷却される。
すなわち第1図に示す変速機AT1のギア1へレイン(
歯車列)の様に変速前の反ツク要素が−り向クラッチで
ある場合には変速時に係合要素が一方的に係合していく
ことにより、一方向クラッチの反力は減少し零となると
ともにその後は回転を拘束ツることがないため係合要素
から係合要素への切換がスムーズに行われることができ
て変速制御を比較的容易にでき変速ショックをコンI−
ロールしゃ寸い。これが現在の自動変速機に一方的クラ
ッチを使用している例が多い理由である。これに対し第
2図に示す様な変速(幾AT2のギア1−レイン(歯車
列)の場合は摩擦係合要素から摩擦係合要素への切換が
非常にむずかしいことを第2.4.5.6図および第2
図に示すギアトレインの作動表である表2を用いて説明
する。
表2 例として2−3シフトを取上げると、表2かられかるよ
うに2−3シフ1−はブレーキB2の解放からブレーキ
B1の係合への切換である。このときの切換の過程を第
4図を用いで説明する。
[[0〜t2]:この区間におけるトルクおよび回転変
化の関係は第3図の場合と同じである。ただしこの区間
で重要なことは@3図においては1〜ルク容量TF2は
ブレーキB4の1〜ルクTB4に応じて変動し、これを
一方向クラッチ「2にて受()ており、一方向クラッチ
F2は充分な容量に設定しであるので余裕をもって対応
することができる。
これに対し第4図の場合は、第3図のトルクT「2に相
当するのはブレーキB2が受り−(いる1−ルクTB2
であり、やはり第3図のブレーキB4の1〜ルりTB4
に相当するブレーキB1のトルり丁B1に応じて変動す
る。したがってブレーキB2のi−ルク容量は常に王B
2を確保できるJ:うな充分な容量となるように油圧P
B−2が確保されていなければならない。
2−3シフトバルブは10においてすでに第33速状態
になっており、′その瞬間より油圧サーボB−2内の油
圧の排出は開始されており、油圧PB−2は低下しはじ
めている。この状態にd5いてブレーキB2はトルク容
ff1l−82を上回るトルク容量を確保しなりればキ
ャリアCR1はスリップし自動変速機はニュートラル(
N>状態となりエンジンオーバーラン等の不具合を生じ
る。従ってこの区間においては油圧PB−2を1〜ルク
容量TB2を上回る容量に確保することは非常に重要な
課題である。このようにこの区間において油圧PB−2
の排出力惜1ずぎた場合の状況を第6図の太線で示づ。
−瞬間ニュー1ヘラル状態となるためエンジンがオーバ
ーランするとともに出力軸トルクTOが急激に低下し、
その後ブレーキB1の油圧サーボB−1内の油圧PB−
1の上昇とともに急激に出力軸トルクTOが上昇し大ぎ
な変速ショックが発生する。逆に第5図に示すように油
圧PB−2の降圧が遅れた場合には、t2においてトル
ク容量TB2が1〜ルク零になった後、本来は第5図の
ようにキャリアCRIが13以後回転しな(プればなら
ないが、ブレーキB2がトルク容量を保持しているため
回転が阻害されて逆に抵抗となりトルク容ff1=TB
2はマイナスの状態となり、その結果出力軸トルクTO
が図のように大ぎな変動を示し、やはり大きな変速ショ
ックが発生する。すなわち変速時においては油圧PB−
1を最適に調圧するとともに油圧PB−2を保持しタイ
ミングよく排出することが非常に大切なことであること
が判る。
[発明の目的] 本発明の目的は、一方向クラッチを使用しない歯車変速
機をスムーズに変速制御できる車両用自動変速機の制御
装置の提供にあり、さらには簡単な構成で全ての変速段
へのシフ1〜がスムーズにf’rえる車両用自動変速機
の制御装置のBz供にある。
[発明の構成コ 本発明の車両用自動変速機の制御装;6(は、各々油圧
サーボにより作動される摩擦係合要素の選jjマ的係合
により変速がなされる多段式歯車変速機ど、油圧源、該
油圧源と前記油圧サーボとの間に設りられた手動または
自動により作動される複数のnl+路切検切換弁3よび
前記油路切換弁を制御する複数のソレノイド弁を備え、
前記各油圧サーボへの作動油の給排を行う油圧制御装置
と、車両走行条1′1に応じて前記ソレノイド弁を制御
する電子制御装置とからなる車両用自動変速機の制御装
置において、前記油圧制御装置は、油路切換弁である1
以上のシフミル弁、該1以上のシフ1〜弁を制御リ−る
ICめのずくなくとも1つのソレノイド弁S2を有する
自動変速機構と、1以上のアキュームレータ、直列的に
配された2つのスプールを有し、nカ記各油圧す−ボと
アキュームレータとの間に設けられ、所定の油圧サーボ
を選択的に油圧源またはドレインボートに連絡するアキ
ュームレータリレー弁、および前記自動変速機構のソレ
ノイド弁S2によって制御されるシフ1へ弁と共に車両
走行条件に応じて前記アキュームレータリレー弁を3種
の油路の連絡パータンで制御するソレノイド弁S3から
なるアキュームレータリレー機構と、各変速段を達成す
るために排圧される油圧サーボと、絞り付ドレインボー
1へおよび絞りのないドレインボーi−との連絡を切換
える一つの油路切換弁と、該一つの油′IRVJ換弁を
制御する前記ソレノイド弁S3とからなる摩擦係合要素
の解放時期を調整する油圧サーボの降圧調整機構とを備
えたことを構成と覆る。
[発明の効果] 本発明の車両用自動変速機の制御装置は上記(t1成に
まりつきの効果を秦する。
イ)多段式歯1N変速機に一方面クラッチを段りる必要
がなくなるため、歯車変速機が単純Cコンパクト化、低
コスト化でき、これにJ、り小型重両への搭載が可能に
なると共に故障の発生が減少する。
、口)一つのアキュームレータと一つの油路切換弁とか
らなるアキュームレータリレー)幾構を自動変速機構の
2つのソレノイド弁S2およびS3U制御し、全変速に
J5ける各油圧サーボの排圧が制御されるのでアキュー
ムレータリレー機4M独自のソレノイド弁が不要となり
、油圧制御回路の構成が簡潔にできる。
ハ)これに伴ない電子制御装置も一つのソレノイド弁の
制御が不要となるため簡単で良い。
二)これにより制御装置がコンバク1〜で低コストに製
造できる。
[実施例コ つぎに本発明の車両用自動変速機の制御装置を第7図に
示す実施例に基づき説明ツる。
車両用自動変速機の制御装置は油圧制御装@100と電
子制御装置200とからなる。
油圧制御装置100は、車両のエンジンにより駆動され
る油圧源であり油溜め104からオイルストレーナ10
1を介して作動油を吸い上げるAイルポンプ102、油
圧調整装置であり、通常1または2の調圧弁からなり、
前記オイルポンプ102の吐出油圧を車速、エンジン負
荷など車両走行条件に応じてJ周圧し油路1にライン圧
を発生させるとともに流体継手TCへ作動油を供給し、
さらに歯車変速(幾へ潤滑油を供給する油圧調整装置1
03、および油圧回路の所定位置に設けられ油圧の保持
あにび排圧を行なうソレノイド弁81〜S4を含み第2
図に示す前記車両用自動変速機の前記摩擦係合装置であ
るクラッチC1、C2、ブレーキB1.82 、B3の
各油圧サーボC−1、C−2、B−1、B−2、B−3
への作動油の給排を行う油圧変速機構110からなる。
電子制御装置200は、車速センV、スロツj〜ル開度
などの車両条件を入力として前記油圧制御装置100内
に段りられたソレノイド弁81〜S4を選択的にON、
OFFさせる。
油圧変速機構110は、運転席に設りられたセレク1へ
レバーにリンク機4Mを介して連結され、手動により作
動される油路切換弁であり、前記油路1と油圧サーポ(
、−1、C−2、B−1、B−2、[3−3との連絡を
選択的に行い、変速範囲を選択するための油路切換弁で
ある選速弁(マニュアル弁)10と、該選速弁10と前
記各油圧サーボC−1、C−2、B−1、B−2、B−
3どの間に設りられた油路1ノJ操弁である第1シフト
j920tJ3よび第2シフト弁30および電子制御装
置200の出力で作動され前記第1および第2シフト弁
20および30を制御り゛るソレノイド弁S1およびS
2を有する自動変速機構300と、前記マニュアル弁1
0と前記第1シフ1〜弁20との間に設けられ各油圧サ
ーボへの供給油圧の立上りを調整するための油圧サーボ
の昇圧調整H400と、各油圧サーボからの排圧の速度
を調整し摩擦係合要素の解放時期(タイミング)を調整
する油圧サーボの降圧調整機構(また&J、シフトタイ
ミング機構)500とからなる。
マニュアル弁10は、運転席に設けられたレレク1〜レ
バーに連動されるスプール11を有し、油路1に連絡し
たインボートIOAおよび10B、ドレインボートl0
C(15よぴIOD、前進用油路2に連絡したアウトボ
ートIOEおよび10F、後進用油路3に連絡したアウ
トポートIOGおよび10H1および前後進時に油圧が
供給されている油路4に連絡したアウトボートIOIお
よび10Jを備え、セレクトレバーに設りられたセレク
ト位置である後進:R(リバース)、中立二Nにュート
ラル)、a3よび前進=D(ドライブ)の各設定位置に
応じてライン圧の発生している油路1と、前進用クラッ
チC1に連絡した油路2、後進用油路3、および走行時
に常時油圧が発生している油路4とを選択的に連絡する
。表3にセレクトレバーの各設定位置にJ3(プる油路
1と油路2〜4連絡状態を示す。○は油路1と連絡して
ライン圧が供給されている状態を示し、×はドレインボ
ートに連絡して排圧されている状態を示す。
油圧サーボの昇圧調整機構400は、油路切換弁である
と同時にスプール弁であるショック−1ントロール弁4
1と、電子制御装嵌200の出力により○N、OFFさ
れ該ショックコントロール弁41を制御するソレノイド
弁S4とからなる。ショックコントロール弁41は一方
にスプリング42が前設されたスプール43、前記油路
4に連絡したインボート40A1 ドレインボート40
B1オリフイス44を介して油路1に連絡するとともに
前記ソレノイド弁S4が取付りられた油路1Aに連絡さ
れ前記ソレノイド弁$4によって制御されるソレノイド
圧が入力される入ツノボート40C1油路4Aに連絡さ
れたアウトボート40D、該アウトボート40Dの油圧
がスプール43にフィードバックされるフィードバック
ボート40Eを備える。ソレノイド弁S4は前記オリフ
ィス44を介して油路1に連絡した油路1Aに設りられ
、車両走行条件に応じて第8図に示す如く変速時にチュ
ーティコント[1−ルされる。これにより、油路1Aに
は立上りが早く、且つなめらかに目標油圧に収束するソ
レノイド圧が発生し、スプール43は、一方から前記ス
プリング42のばね荷重およびソレノイド圧psを受け
、他方からは油路4Aに出力した出力油圧のフィードバ
ックを受りて変位され、ボー1〜40A、 40Bの開
口度合が調整されて、油路4Aに漸変ザる油圧を発生ざ
ぼる。
自動変速機WJ300の第1シフト弁20は、一方にス
プリング21が前設されたスプール22を備えたスプー
ル弁であり、オリフィス23を介して油路1に連絡する
どともに前記ソレノイド弁$1が設(プられた油路1B
に連絡し、ソレノイド弁S1により制御されるソレノイ
ド圧が入力する入力ポー1−20A1前記油路3に連絡
しlcライン圧入力ボート20B1前記油路4Aに連絡
したインボー1〜20C、ドレインポート20D1それ
ぞれ絞りであるAリフイスAおよびBが設けられたドレ
インボート20Eおよび20F、油路4Bに連絡したイ
ンア「り1〜ボート20(3,油路4Cに連絡したイン
アウトポー1へ20H1および油路5Cに連絡しtcゼ
インー1−201を有J′る。この第1シフト弁20の
スプール22は一方(図示左方)から油路1Bに発生す
るソレノイド圧1〕Sを受(プ、他方(図示右方)から
はスプリング21の(まね荷重および油路3から供給さ
れるライン圧を受Eプで変位される。マニュアル弁10
がDまたはN位置に設定され、油路3が排圧されている
とき、ソレノイド弁S1がONされたとき油路1Bの油
圧がソレノイド圧S1から排圧され°て低いレベルとな
るため、スプール22はス゛プリング21の作用で図示
左方に設定され、それぞれポート20Dと201.20
Gと20F、20Cと2014とが連絡し、ポート20
[がスプール22の図示左端ランドににり閉じられる。
ソレノイド弁S1がOFFされたときは、油路1Bの油
圧が高いレベル(ライン圧と同等)に保持されるためス
プール22はスプリング21を圧縮して図示右方に設定
され、それぞれボーh20cと20G、20Eと20H
とが連絡し、ポート20Jはスプール22の図示右端ラ
ンドにより閉じられる。またマニュアル弁10がR位置
に設定されたとき油路3に発生するライン圧およびスプ
リング21のばね荷重によりスプール22はソレノイド
弁$1のON、OFFの如何にかかわらず図示左方に固
定される。
ソレノイド弁S1はオリフィス23を介してhlt路1
に連絡しlc油路1Bに設りられ、前記電子制御装置2
00により車両走行条件に応じて表4および第8図に示
す如<ON (図示二〇)、OF[=(図示:×)され
る。
第2シフ1〜弁30は、一方にスプリング31が前段さ
れたスプール32を備えたスプール弁Cあり、オリフィ
ス33を介して油路1に連絡りるとバに前記ソレノイド
弁S2が設【プられた油路1cに連絡し、ソレノイド弁
S2により制御されるソレノイド圧が入力づる入ツノボ
ート30A、油圧υ−ボB−1に連絡した油路5に連絡
したインアラ1−ボート3013、前記油路4Bに連絡
したインアウトポート30G、油圧サーボB、2への連
絡油路6に連絡したインアラ1〜ボート30D、前記油
路4cに連絡したインアウトポート30E1油圧サーボ
B、−3への連絡油路7に連絡したインアウトボーh3
0F、、後記するアキュームレータリレー弁6oの一方
の制御油圧供給油路1Eに連絡したインアウトポート3
0G 、アキュームレータリレー弁60の他方の制御油
圧供給油路1Fに連絡したインアウトポート30H1ド
レインボート30I 、30J 、 30に、 3OL
、後記するタイミング弁50を介して油路3に連絡する
油路3Aに連絡したインアラ1ヘポー1〜30M、油圧
サーボC−2への連絡油路8に連絡したインアラ1〜ボ
ート3ON、絞り53を介して油路1に連絡した油路1
Dに連絡したポート300を有する。
この第2シフト弁30のスプール32は、一方(図示左
方)からオリフィス33を介して油路1に連絡した油路
1Cに発生するソレノイド圧psを受け、他方からスプ
リング31のはね荷重を受けて変位される。ソレノイド
弁S2がONされたとき、油路1Cの油圧はソレノイド
弁$2の弁口からの排油により低レベルとなるため、ス
プール32はスプリング31の作用で図示左方に設定さ
れ、それぞれボー1〜30Bと30J 、 30Cと3
0D、30Mと3ON、 30Eと30F、30Gと3
0に、300と30Hとが連通し、ボーl−301−は
スプール32の図示右端ランドにより閉じられる。ソレ
ノイド弁S2が○F1:されたときは、油路1Cの油圧
は高いレベルくライン圧と同等゛)に保持されるため、
スプール32は図示左端ランドに加わるソレノイド圧に
よりスプリング31を圧縮して図示右端に設定され、ボ
ー1−30Jはスプール32の図示左端ランドで閉じら
れ、それぞれボー 1−308 と300.30D ト
30M、 30E と3ON 、 30Fと30に、3
0Gと300.301−1と3OL、!:が連絡覆る。
ソレノイド弁S2は、前記電子制御装置 200ににり
後記する表4および第8図に示づ′如<ON(図示二〇
)、0FF(図示:×)される。
これにより第2図に示す前進4段後進1段の自動変速機
AT2は表2に示す如くクラッチおよびブレーキが選択
的に係合されて前進4段後進1段の変速がなされる。
油圧サーボの降圧調整機1500は、一方にスプリング
51が荷設されたスプール52を有するタイミング弁5
0と、前記電子制御装置200によりON。
OFFされ、前記タイミング弁50を制御するソレノイ
ド弁S3と、アキュムレータリレー機構600とからな
る。
タイミング弁50は、一方にスプリング51が荷設され
たスプールを有するスプール弁であり、前記油路1Dに
連絡した入力ポート50A、前記油路3に連絡したイン
アウトボート50B、前記油路7に連絡したインアラ1
〜ボート50C1油路3Δに連絡したインアウトボー1
〜50D1油路5Cに連絡したインアウトボート50E
、前記油路5に連絡したインアラ1〜ボー1〜50F1
ドレインボーh50G、絞りであるオリフィスCイ」の
ドレインボート50Hを有する。タイミング弁50のス
プール52は、一方から油路1Dに発生するソレノイド
圧を受け、他方から前記スプリング51のばね荷重を受
けて変位される。ソレノイド弁S3がONされていると
き、油路1Dの油圧はソレノイド弁S3の弁口からのJ
JI油により低レベルとなるため、スプリング51の作
用で図示左方に設定され、それぞれボーh50Bど50
C1ポー1〜509と50 t−1、ボー1へ502と
50Fが連絡する。ソレノイド弁S3がOFFのとき油
路1Dの油圧は高レベルに保たれるためスプール52は
図示左端ランドに加わる前記ソレノイド圧によりスプリ
ング51を圧縮して図示右端に設定され、ボート503
と50D、50Eと50Hとが連絡しボー1〜j〕OF
はいずれの″)J<−+へとも連絡されない状態となる
アキコムレータリレーm]i/1600は、アギ−1ム
レータ54、アキコムレータリレー弁60.d5よび該
アキュムレータリレー弁60を制御するノCめのソレノ
イド弁であり、木実施例では前記自動変速機構300の
制御弁を兼ねたソレノイド弁S2および制御圧を発生さ
せるソレノイド弁S3からなる。
アキュムレータリレー弁60は、第1スプール61およ
び該第1スプール61に直列された第2スプール62と
これら第1スプール61および第2スプール62間に配
されたスプリング63を備えたスプール弁であり、前記
油路1Eに連絡し第1スプール61に図示左方から制(
λ11油圧を印加するための入カポ−1〜BOA、前記
油路1Fに連絡し第2スプールG2に図示右方から制御
油圧を印加するための入力ポートeoB、第1スプール
61ど第2スプール62との中間のスプリング63装着
部に設りられだドレインボー1〜60C1前記油路5に
連絡したインアウトボー1〜60D1油路6に連絡した
インアラ1ヘボート60E1油路7に連絡したインアウ
トボー1〜60F1油路5Aにより相互に連絡したイン
アラ1−ボート60GJ5よび601−1、油路5Bに
連絡したインアウトボー1−601を有する。
アキュームレータリレー弁60は、ソレノイド弁S3が
OFFされ油路1Dに高レベルのソレノイド圧が発生し
ているとぎに83いて、第2シフト弁30を介して油路
1Dと油路1Fとが連絡し油路1Eはトレインボー1−
30Kに連絡しているとぎ第1および第2スプール61
および62は図示左方に設定され、それぞれボート60
Fと60G1ボー1〜601と60Fとが連絡し、それ
ぞれボート60Dど60)−lとは第1スプール61の
右端ランドと第2スプール62の右端ランドにより閉じ
られる。また第2シフI〜弁30を介して油路1Dと油
路圧とが連絡し、油路1Fはドレインボート30Lに連
絡して排圧されているとぎ、第1 d5よび第2スプー
ル61J5よび62は図示右方に設定され、それぞれボ
ートC1OGど601〕、60Iと601−1とが連絡
し、それぞれボー1−60Eと60Fは第1スプールの
左端ランドと、第2スプール62の左端ランドとにより
閉じられる。またソレノイド弁S3かONされ油路1D
が低レベルにあるどぎは油路1Eおよび1Fはいずれも
排圧されているためスプリング62の作用て、それそ゛
れ第1スプール61ば図示左方、第2スプール62は図
示右方に設定され、ボート60Eと60G、60Iと6
011とが3![i絡し60Dと60Fとはそれぞれ第
1スプール61の右端ランドど第2スプール62の左端
ランドとにより閉じられる。
本発明において油圧制御装置の各構成要素はっぎの役割
を有する。
イ)ソレノイド弁S1、B2 第1および第2のシフト弁20d3よび30を制御して
、各クラッチおよびブレーキの油圧サーボC−1、C−
2、B−1、B−2、B−3への油圧の切換を行い、前
進4段変速を制御する。
口)ソレノイド弁S3 シフトタイミング弁50の作動およびドレインポート5
01−1に段(プられたオリフィスC1第1シフト弁2
0のドレインポート20Eおよび20’Fに設けられた
オリフィスAおよびB1さらにはオリフィス(絞り)な
しドレインポートとの組合せで、シフト峙排圧される油
圧サーボの排出圧油の排出タイミングを制御する。この
場合、オリフィスA、B。
Cはそれぞれの変速段の最適変速時間に対応してそれぞ
れ寸法が独自に設定される。
ハ)ソレノイド弁S4 ショックコントロール弁41との組合せでシフト時に圧
油が供給される各クラッチおよびブレーキの油圧サーボ
への供給圧をコントロールする。
二〉アキュムレータリレー機々7i;eo。
971〜時に排圧される油圧1ナーボのjノ1出圧の圧
力レベルを一定時間保持づる。
つぎに上記油圧制御装置1ooの作動を表4に示す作動
族J5よび第8図とともに説明する。
表4 表4において×はソレノイド弁がOFF、○はソレノイ
ド弁がON、△はソレノイド弁がデユーティ−作動して
いる状態を示す。
R) マニュアル弁10がR位置に設定されたとき 表2に示
づ如くブレーキB2、クラッチC2を係合することによ
りR状態どなる。
N−+R> 手動ににリレレフトレバーをN−〉Rシフトしたときに
油圧サーボB−2の油圧PB−2は、マニュアル弁10
、油路3、タイミング弁50、油路3A、第1シフ1〜
弁20および油路6を経由してたたらに供給される。こ
のときに油路3の圧力は第1シフ1〜弁20の右端ボー
1へ30[3にも供給されるため、ライン圧とスプリン
グ21のバネ荷重によりスプール22はソレノイド弁S
1がO「Fしているにもかかわらず図示左方に固定され
る。油圧サーボC−2へはマニュアル弁10.油路4、
ショックコン1〜ロール弁41、油路4△、第1シフ1
〜弁20、油路4C1第2シフ1〜弁30、油路8を経
由して供給されるが、このとぎソレノイドS4をデユー
ディー制御することによりショックコント]コール弁4
1により油路4△から出力される供給圧を制御してクラ
ッチC2の係合を滑らかに行いN→[ざショックを軽減
づ−ることができる。クラッチC2の係合の完了後はソ
レノイド弁S4はOFFとなり、油圧リールC−2へは
ライン圧が保持できる。
N) マニュアル弁10がN位置に設定されたとぎステップ1
: ソレノイド弁81〜S4はすべてOFFされ、油圧サー
ボC−1、C,−2、B−1、B−2、B〜3はづ−べ
て排L7Eされておりクラップ(,1,02およびブレ
ーキB1 、B2 、B3は全て解放状態にある。
N−)Dシフ1〜) 手動によりレレクトレバーがN−)Dシフトされたとき ステップ2:この時点でt、J第2図に示すm”4T変
速機内での要素の係合状態(以下ギアという)(JNに
コートラル)のままである。(ギアはN)(1)油圧サ
ーボC−1に(Jライン圧が心接供給きれるため、該油
圧リールのビス1ヘンがストロークした後、直ちに油圧
り一−ボc−1内の油圧が高まる。
(2)油圧り一−ホB−3には冒圧を調整覆−るショッ
クコン1−ロール弁40、第1シフト弁2oおよび第2
シフ1〜弁30を経由して油圧が供給されるが、この時
はソレノイド弁S4をOFFのままとしているためライ
ン圧が直接供給され、油圧→ノー小[3−3ビス1ヘン
が短時間でストロータできる。
(3)ソレノイド弁S2がONして第2シフ1〜弁30
のスプール32が図示左方に行くため、ソレノイド弁S
3により油路1Dに発生しているソレノイド圧(ソレノ
イド弁83はOFFしているためライン圧と同@)が油
路1Eから油路1Fに切換ねりアキュムレータリレー弁
60の第1 J5よび第2スプール61および62が図
示左方に移動し、油圧サーボB−3への供給と同時にア
キュムレータ54への供給(蓄圧)も開始される。
D) マニュアル弁10がD位置に設定されたときステップ3
:ギアはNからDの第1速へ電子制御装置200はソレ
ノイド弁S4のデユーティ−制御を開始し、これにより
ソレノイド弁S4は第8図に示ず如く所定のデユーディ
ー比でデユーティ−作動され、油圧サーボB−3内の油
圧PB−3は第8図に示す如く昇圧速度が調整されてブ
レーキB3を滑らかに係合させてショックの少ないN−
+Dシフ1〜を完了する。
[1st時] (自動変速による第1速時)ステップ4
:クラッチC1とブレーキ83が係合して1stギア状
態となる。、1sllノ(k5、アー1−J−ムレーク
54の蓄圧も完了l)でいる。
N→Dシフ1〜後は、油F[リールC−1へはマニュア
ル弁10a3よび油路2を経由して直ちにライン圧が供
給される。油圧リールB−3への油)]:の供給は、油
路4、ショックコンhロール弁40.油路4A、第2シ
フ1へ弁30JLI、び油路7を経由り−るため、N−
+Dジット1庁には、ソレノイド弁s4のデユーティ−
制御によりブレーキ133の係合を滑らかに行い変速シ
ョックを軽減Jることかできる。
またこのときに油圧丈−ボB−3へ供給されるT「力は
油路7、アキコムレータリレー弁60.油路5Bを経由
してアキュムレータ54にも供給されて蓄圧状態どなる
U1→2シフト時] ステップ5:この時ではギアは第1速状態に保持された
ままである。
(1)ソレノイド弁S1が0FFL、第1シフト弁20
はスプール62が図示右方に設定され°C第2速状態と
なる。
(2)油圧サーボB−2への圧油の供給はソレノイド弁
84OFFのままのためライン圧が供給されてピストン
が短時間て゛スト[1−りする。ストローク完了にて次
のステップ6へ移行する。
(3)油圧サーボB−3へのライン圧供給が断たれるが
、アキュムレータ54と副リフイスAにより一定圧以上
に保持され、ブレーキB3の反力1〜ルク以上のトルク
は確保されている。
すなわちソレノイド弁S1がON→OFFとなり第1シ
フ1−弁20が切換わり、ショックコン1−ロール弁4
1J:り油路4A、第1および第2シフ(〜弁20およ
び30を経由して油圧サーボB−3に供給されていた油
圧は、油路4A、第1シフ1〜弁20、油路4[3,第
2シフ1へ弁30、油路6を介して油圧サーボB−2に
供給されるようになる。同時に油圧サーボB−3内の油
圧は油路7、第2シフト弁30、油路4Cおよび第1シ
フI−弁20を経由してΔリフイスAより排出される。
この時にアキュムレータ54に蓄圧されていた圧力が放
出されるためオリフィスAとの組合せにより圧力が保持
されでいる。
油圧サーボB〜2への油圧が高まるにつれてブレーキB
3の反力が徐々に減少し霊に近づいていく。
ステップ6:ギアが1−2シフ1〜1〜ルク相のどき (1)ソレノイド弁S4はデユーティ−作動を開始し、
油圧1ノーボB−2内での圧油が調圧されてブレーキB
2の係合が開!’#i ’る。ブレーキB2の1〜ルク
が増すにつれてブレーキB3の反ツノが減少する。ブレ
ーキ(133の1〜ルクが零になった11;’7点で次
のステップ7へ移行づる。
(2)依然として油圧サーボ1B−3内の油fFは保持
され−CブレーキB3の反カーールク以上の1〜ルクは
確保されている。
ステップ1:ギアが1−2シフ1へ慣性相のとさ・(1
)ブレーキB3の反力1〜ルクが零になるのを見はから
い、ソレノイド弁S3をONすることにより油圧IJ−
ボB−3内の圧油はタイミング弁40、マニュアル弁1
0を経由して一気に排出される。
〈2)同時にアキュムレータリレー弁60の第1スプー
ル弁61および第2スプール弁62が左右に分かれアキ
ュムレータ54と油圧サーボB−3の連絡を四つため油
圧サーボ[−3内の圧油ば瞬時に排出されることにより
、トルク啓示は瞬間的に零とり−ることができる。
(3) (1)、(2)によって第2図に示す歯車変速
機のリングギアR3は回転自由となり慣性相の開始とな
る。
(4)油圧サーボ[3−2内の油圧は調圧による立上り
途中であり、ギヤリアCR10回転を滑りながら係合し
つづ(プ、徐々にキャリアCR1の回転を減少させてい
き、ついには停止させる。
(5)これに伴ないリングギアR3は回転を増加さUキ
トリアCR1の停止と同uJに第2速■、lの回転に同
期される、。
<6)シたがっ−にのステップ7と前記ステップ6にお
ける1−ルクJ>よび回転変動は全てブレーキB2に依
存しUJjす、油圧サーボ13−2内の油圧の調圧特性
が非常に重要であることがわかる。
油圧サーボB−2内の油圧P B −2を滑らかに供給
することにより変速ショックがコンl−ロールされる。
(7)前記(2)項にてアキュムレータリレー弁60の
スプール61J3よび62が左右に分かれ、アキュムレ
ータ54ど油圧サーボB−3が断たれると同時に、アキ
ュムレータリレー弁6Qは油圧サーボB−2とアキュム
レータ54とを連絡しアキコムレータ54に再び蓄圧が
開始される。
ステップ8:ギアが第2速になったとき変速は完了して
第2速ギアになっているが、ソレノイド弁S4はデユー
ティ−作動をしており、時間的に余裕をもたせている。
すなわち自動変速による1−2シフトは、油圧1ナーボ
3−2への供給圧が充分に高まり、ブレーキB3への反
力が零になった瞬間にソレノイド弁S3をONにすると
、タイミング弁50のスプール52が移動して油圧勺−
ボB−3内の油圧は油路7、タイミング弁50、油路3
を経由してマニュアル弁のドレインボート10Dから一
気に放出されるため油圧サーボB−3内の油圧が瞬時に
排圧されリングギアR2の回転拘束がなくなりすみやか
に第2速回転状態に移っていく。ソレノイド弁S3をO
Nにするタイミングを設定する方法としては色々と考え
られるが、あらかじめ実験的にめたタイミングを電子制
御装置に記憶させておく方法や出力軸やブレーキ、クラ
ッチなどのトルクの変化する部位の1〜ルクを検出して
フィードバックする方法、コニンジンなどの回転変化す
る部位の回転変化を検出してフィードバックする方法な
どが考えられる。その後は前記昇圧調整機構400によ
り油圧サーボ[3−2内の圧力を滑らかに調圧して変速
を達成する。変速完了後はソレノイドS4はOFFどし
、ライン圧が油圧1ノーボB−2に供給されるようにな
る。この過程は第4図に示す2−3シフトの場合と同様
である。
[2nd時コ ステップ9: 第2速状態、アキュムレータ54は蓄圧を完了しでいる
[2−3シフト時] ステップ10:この時点では歯車変′a機内のギアは第
2速状態のままである。
(1)ソレノイド弁$2が○FFL、第2シフト弁30
は第3速の停台状態となる。
(2〉ブレーキB1の油圧サーボB−1への油圧の供給
がソレノイド弁S4がOFFの状態にてなされるためラ
イン圧の供給となり、ピストンのストローク時間を短く
できる。ピストンのス1へローフ完了にてステップ11
へ移行する。
(3)油圧サーボ3−2への油圧の供給は第2シフ1〜
弁30により断たれるが、アキュムレータ54どオリフ
ィスCにより油圧サーボB−2内の油圧は所定値に保持
される。
ステップ11:ギアが2−3シフトトルク相のとき (1)ソレノイド弁84がデユーディー作動を開始され
てブレーキB1が係合を開始リ−る。ブレーキB1のト
ルりが1曽すにつれてブレーキB2の反カーールクが減
少する。ブレーキB21−ルク零にてステップ12へ移
行する。
(2)依然として油圧サーボB−2内の油圧は保持され
てブレーキB2への反カトルク以−ヒのトルクは確保さ
れている。
ステップ12:ギアが2−3シフト慣性相のとき(1)
ブレーキ[3−2の反ツク1ヘルクが零になるのを児は
からい、ソレノイド弁$3をOFF’することにより油
圧サーボB−2内の油圧はマニュアル弁10を介して一
気に排出される。
(2)同時にアキュムレークリレー弁60の図示左端油
室の第2シフト弁30を経由してソレノイド弁S3のソ
レノイド圧が供給され、第1および第2スプール弁61
および62は共に右側に変位りる。
このために、油圧サーボB−2とアキュムレータ54は
連絡が断たれ、(1)項ど合ぜて油圧1y−ボ[3−2
内の油圧PB−2の排出は瞬時に行われることになる。
し1こがってプレー二I−82の1〜ルり容量は瞬間的
に零とすることができる。
(3) (1)、(2)によりキャリアCR11J回転
自由どなり慣性相の開始となる。
(4)油圧サーボB−1は調圧を続(プてd−3つ、ザ
ンギアS1は回転を滑りなから係合しつづ番)徐々に$
1の回転を減少ざUていさ、ついには(挙止させる。
(5)これに伴ないキャリアCR1は回転を増加さVサ
ンギアS1の停止ど同時に第2速時の回転に同期される
(6)シたがってこのステップと次のステップ13にお
りるトルクJ3よび回転変動は仝(プレー−1B1に依
存しており、油圧サーボB−1内の油圧の調圧特性が非
常に重要であることがわかる。油圧サーボB−1内の油
圧PB−2を清らかに供給することにより変速ショック
がコン1〜ロールされる。
(7) (2)項にてアキュムレータリレー弁60のス
プール61および62が共に右に寄ると同時にアキュム
レータリレー弁60は油圧サーボB−1とアキュムレー
タ54を結び、アキュムレータ54は再び蓄圧を開始す
る。
ステップ13:ギアが第3速になったとび変速は完了す
る。ソレノイド弁84は余裕を持たけるためデユーディ
ー作動1fi fil[持される。
[第3速完了] ステップ14:第3速か完了し、アキュムレータ54は
蓄圧を完了づる。
[3−4シフト] ステップ15:この時点ではギアは第3速状態のままで
ある。
(1)ソレノイド弁S1がONL、牙〕1シフト弁20
は第4速状態どなる。
(2)クラッチC1への油圧の供給がソレノイド弁S4
がOFFのままにてなされるためライン圧の供給のため
ストローク時間を知くでさる。ストローク完了にてステ
ップ1Gへ移i)する。
(3)油圧サーボB−1への油圧の供給は第2シフト弁
30により断たれるか、アキコムレータ54とオリフィ
スBとにより油圧サーボB−1内の油圧は所定値に保持
される。
ステップ1t3:3−4シフトトルク相のどさ″(1〉
ソレノイド弁S4がテコーデr−作動を開始されてクラ
ッチC2が係合を開始覆る。クラッチC2のト・ルクが
増づにつれてブレーキB1の反力1〜ルクが減少する。
ブレーキ1311〜ルク零にてステップ17へ移行する
(2)依然として油L[サーボB−1内の油圧は保持さ
れてブレーキB1の反力1ヘルク以上の1−ルクは確保
されている。
ステップ17:ギアが3−4シフト慣性相のとぎ(1)
ブレーキB1の反力1〜ルクが零になるのを見はからい
、ソレノイド弁S3をON′7することにより油圧サー
ボB−1内の油圧PB−1は第1シフ1〜弁20を介し
て排出される。
(2)同時にアキュムレータリレー弁60へのソレノイ
ド弁S3ににるソレノイド圧が1lliたれるため、第
1スプール61および第2スプール62は左右に分かれ
る。このため油圧サーボB−1内の油圧とアキュムレー
タ54との連絡は断たれ(1)項と合U油圧り一−ボB
−1の排出はF? lRiに行なわれる。
したがってブレーキB1のトルク容置も瞬時に零となる
(3> (1)、(2)にJ:リリンギアS1は回転自
由となり慣性相の開始どなる。
(4)C2圧は調圧を続けており、サンギアS1を回転
しながら係合しつづ(プて徐々にSlの回転を増加さぼ
て、ついには一体となり第4迭状態となる。
(5)シたがってこのステップとステップ16のクラッ
チC2内に油圧はショックコン1−ロールのために非常
に重要である。
ステップ18:ギアが第4速になったとき変速は完了し
、ソレノイド弁S4は余裕を−bたぜるためデユーティ
−作動が維持される。
[第4速] ステップ19:第4速状態が完了りる。
すなわちいずれの場合も所定の油圧サーボへの作動油の
供給d3よびJJI圧の過程は同一であり以下の様に役
割が設定されている。
ソレノイドS4+ショックコン1〜ロール弁すべ−Cの
変速時の係合クラッチまたはブレーキの供給圧を滑らか
に制御する。
アキュムレータ54+21−リフイスA、B、C変速]
1.1、解放されるクラッチ、ブレーキの圧力を一定レ
ベルに保持する。
ソレノイドS3千タイミング弁50 変速におりる1ヘルク相の完了後、アキュムレ−夕の排
出を急速に行いクラッチブレーキの解放を急速に行わせ
る。
なお上記実施例では油路切換弁としてスプール弁を用い
ているが、スプール弁の構成は上記実施例に限定されず
、またスプール弁以外の油路切換弁が用いられても良く
、さらに歯車変速機も遊星歯車変速機1メ外の歯車変速
機であっても良いことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の前進4速俊進1速の車両用自動変速機の
ギア1〜レーンの骨格図、第2図は本発明の車両用自動
変速機の制御′JA置にJ:つて制御される前進4速後
進1速の自動変速機のギア1へレーンの骨格図、第3図
は従来の車両用自動変速機の制御装置におりるシフ1〜
時の回転速度、伝達トルク、・油圧サーボ内の油圧の変
化を示すグラフ、第4図、第5図、第6図は本発明の車
両用自動変速機の制。 御装置にお(プるシフト時の回転速度、伝達1〜ルク、
油圧サーボ内の油圧の変化を示すグラフ、第7図は本発
明の車両用自動変速機の制御装置の油几回路図、第8図
はその作動説明のための車両用自動変速(幾の制御装置
にお(プるシフ1〜簡の回転速瓜、伝達1〜ルク、油圧
り−−ポ内の油圧の変化を示づグラフである。 図中 10・・・マニュアル弁 20・・・第1シフl
” jf’30・・・第2シフ1〜弁 41・・・ショ
ックコン1−ロール弁50・・・ターイミング弁 60
・・・アキュームレータリレー弁 100・・・自動変
速(幾の油11制御装置 200・・・自動変速機の電
子制御装置 110・・・自動変速機構400・・・背
圧調整(幾構 500・・・降圧調整機414600・
・・アキ」−ムレータリレー機(苫 Sl、B2.83
 、B4・・・ソレノイド弁 B1 、B2 、B3・
・・ブレーキ CI、C2,、・・クラッチ B1、B
−2、B〜3、C−1、C−2・・・油圧1ノーボ代理
人 石黒健二 第3図 to t−tzb t4 第4図 to−t+”h b t4 第5図 第6図 手続補正書 1.事件の表示 昭和58年特許願第245808号 2、発明の名称 車両用自動変速機の制御装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 愛知県安城市藤井町高根10番地氏 名 アイ
シン・ワーナー株式会社 代表者 西−村 昌 史

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)各々油圧サーボにより作動される摩擦係合要素の選
    択的係合により変速がなされる多段式歯車変速機と、 油圧源、該油圧源と前記油圧サーボとの間に設けられた
    手動または自動により作動される複数の油路切換弁、c
    l′3よび前記油路切換弁を制御する複数のソレノイド
    弁を備え、前記各油圧サーボへの作動油の給排を行う油
    圧制御装置と、 車両走行条件に応じて前記ソレノイド弁を制御する電子
    制御装置とからなる車両用自動変速機の制御装置におい
    て、 前記油圧制御装置は、油路切換弁である1以上のシフト
    弁、該1以上のシフト弁を制御するための少なくとも1
    つのソレノイド弁S2を有する自動変速機構と、1以上
    のアキュームレータ、直列的に配された2つのスプール
    を有し、前記各油圧サーボとアキュームレータどの間に
    設けられ、所定の油圧サーボを選択的に油圧源またはド
    レインポートに連絡するアキュームレータリレー弁、お
    よび前記自動変速機構のソレノイド弁S2によって制御
    されるシフト弁と共に車両走行条件に応じて前記アキュ
    ームレータリレー弁を3種の油路の連絡パターンで制御
    するソレノイド弁S3からなるアキュームレータリレー
    機構と、 各変速段を達成するために排圧される油圧サーボと、絞
    り付ドレインボー1〜および絞りのない1〜レインポー
    トとの連絡を切換える一つの油路切換弁と、該一つの油
    路切換弁を制御する前記ソレノイド弁S3とからなる摩
    擦係合要素の解放時期を調整する油圧サーボの降圧調整
    機構と を備えたことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置
JP24580883A 1983-12-30 1983-12-30 車両用自動変速機の制御装置 Pending JPS60143262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24580883A JPS60143262A (ja) 1983-12-30 1983-12-30 車両用自動変速機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24580883A JPS60143262A (ja) 1983-12-30 1983-12-30 車両用自動変速機の制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60143262A true JPS60143262A (ja) 1985-07-29

Family

ID=17139146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24580883A Pending JPS60143262A (ja) 1983-12-30 1983-12-30 車両用自動変速機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60143262A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107470A (en) * 1976-03-05 1977-09-09 Aisin Seiki Co Ltd Pressure controller of mission
JPS547062A (en) * 1977-06-16 1979-01-19 Toyota Motor Corp Hydraulic control equipment of automatic transmission
JPS5524222A (en) * 1978-08-07 1980-02-21 Nissan Motor Co Ltd Shock reducing apparatus for automatic transmission
JPS5540326A (en) * 1978-09-14 1980-03-21 Honda Motor Co Ltd Control device for oil hydraulic operation type transmission for vehicle
JPS55119250A (en) * 1979-03-09 1980-09-12 Toyota Motor Corp Hydraulic controller for automatic vehicle transmission

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52107470A (en) * 1976-03-05 1977-09-09 Aisin Seiki Co Ltd Pressure controller of mission
JPS547062A (en) * 1977-06-16 1979-01-19 Toyota Motor Corp Hydraulic control equipment of automatic transmission
JPS5524222A (en) * 1978-08-07 1980-02-21 Nissan Motor Co Ltd Shock reducing apparatus for automatic transmission
JPS5540326A (en) * 1978-09-14 1980-03-21 Honda Motor Co Ltd Control device for oil hydraulic operation type transmission for vehicle
JPS55119250A (en) * 1979-03-09 1980-09-12 Toyota Motor Corp Hydraulic controller for automatic vehicle transmission

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4982622A (en) Hydraulic pressure control device for automatic transmission
JPH0121379B2 (ja)
JPH01216151A (ja) 自動変速機における油圧制御装置
KR0162786B1 (ko) 자동차용 4속 자동 변속기 유압제어장치
US5626533A (en) Hydraulic control system of an automatic transmission used in a vehicle
JPS60143262A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPH02304253A (ja) 副変速機の変速制御装置
JPH02304248A (ja) 自動変速機のセレクトダウンシフト変速制御装置
JPS60143261A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
US5667453A (en) Hydraulic control system of an automatic transmission used in a vehicle
JPS60143257A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPS60143258A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPS60143253A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPS60143260A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPS60143254A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPH0531711B2 (ja)
JPH02304247A (ja) 自動変速機のエンジンブレーキ制御装置
JPH0526985B2 (ja)
JPH06341529A (ja) 自動変速機の制御装置
JPS5837369A (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JP2004225861A (ja) 自動変速機の制御装置
JPH0526986B2 (ja)
JPH03249471A (ja) 自動変速機の変速制御装置
JPH0670472B2 (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPH04296248A (ja) 自動変速機