JPS60143261A - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の制御装置

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JPS60143261A
JPS60143261A JP24580783A JP24580783A JPS60143261A JP S60143261 A JPS60143261 A JP S60143261A JP 24580783 A JP24580783 A JP 24580783A JP 24580783 A JP24580783 A JP 24580783A JP S60143261 A JPS60143261 A JP S60143261A
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JP
Japan
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hydraulic
valve
pressure
oil passage
gear
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JP24580783A
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English (en)
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Nobuaki Miki
修昭 三木
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [分野] 本発明・は車両に搭載される電子制御式自動変速機の制
御装置に関する。
[従来技術] 自動変速機付車両において動力性能および燃費性能を向
上させるためには、自動変速機の多段化が望ましいが、
構造が複雑になるため重量および寸法が増大して搭載性
が低下すると共に価格が上昇し、小型車両への採用が困
難となる。この自動変速機の多段化ににる@開、寸法お
よび価格の増大は主に変速時のショックを軽減するため
変速機に印加される一方面クラッチに原因がある。たと
えば第1図に示ずトルクコンバータT Cの出力軸に連
絡された3段のプラネタリギアPi 、R2、R3を有
する前進4段後進1段の遊星歯車変速機AT1では、前
記変速段を達成するため摩擦係合要素として、クラッチ
C1およびC2とブレーキB4 、BSに加えて、1−
2シフト、2−3シフト、3−4シフトの各変速時にお
けるショック防止のため3つの一方向りラッチFl 、
F2 、F3が使用されると共にエンジンブレーキが効
くようにするため3つのブレーキBl 、B2 、B3
が追加されるが、この一方向クラッチを廃止することに
より第2図に示す前進4段後進1段の遊星歯車変速II
AT2の構成にできる。図においてそれぞれR1、R2
、R3と、S’l 、82 、83と、CR1、CR2
、CR3と、pl、R2、R3とは各プラネタリギアP
i 、R2、R3のリングギアと、→ノンギアと、キャ
リアと、プラネタリピニオンとを示す。
第1図の構成を有する変速131 A T 1を例にと
り変速のメカニズムを説明する。
第1図の変速IAT1においては変速の種類は色々の組
み合せが考えられ、表1に作動衣を示す。
表1 表中○は係合、Δはエンジンブレーキ時係合、×は解放
、◎はロック、OWCは一方面クラッチ、またRは後進
(リバース)、Nは中立にュートラル)、Dは前進(ド
ライブ)であり、いずれも運転席に設けたセレクト(選
速)レバーの設定位置を示す。
a)発進になされる手動変速。
N(中立)→D(前進)(クラッチC1を係合する。) N−+R(後進)(クラッチC2およびブレーキB2を
係合する。) b)1st(第1速>2nd(第2速) 3 rd (
第3速)4th(第4速)内の自動変速。
プラネタリギアを構成するギアの切換え。(表1に示す
。) C)各々の変速段間における飛び越しの変速。
何れの変速においても摩擦係合要素であるクラッチおよ
びブレーキの係合及び解放(原振係合要索間のつかみ変
え〉をいかにして行うかということであり、原理的には
同じものである。従って第2速と第3速間の変速(2−
3シフト)を例にとって第3図を用いて説明する。
表1をみればわかるように2−3シフト時には2nd時
に一方面クラッチF2を介してブレーキBjjにで受(
)ていた反力をブレーキB4が係合することにより一方
面クラッチF1を介して切換えることにより実現してい
る。第3図は変速時の過渡特性を模式的に示したもので
ある。各経過毎に各メンバの回転速度、摩擦係合要素の
油圧サーボ内の油圧、伝達トルクの変化の様子を表して
いる。
時間t1までは2ndギア状態でも11〜℃4間で変速
し、t4以降では3rdギアとなる。
[to] :変速の開始を示す。用行状態に応じて制御
された油圧制御装置内に設けられた2−3シフ1〜弁(
図示せず)が切換ねり、該2−3シフト弁は第2速状態
から第3速状態となりブレーキB4の油圧サーボB−4
への油圧状態(PB−4)が開始される。
[tO〜t1]:油圧が供給されることにより油圧制御
装置の管路内の空間が満たされ、さらに油圧サーボB−
4ピストンが移動してピストンの遊びが零となる。この
区間内においてはピストンによるブレーキB4の摩擦プ
レートへの押圧力は零であり、ブレーキB4の1〜ルク
容量は零である。従ってギアの係合状態は第2速のまま
であり、キャリアCRIは一方的クラッチF2を介して
ブレーキB5によりトランスミッションケースに固定さ
れている。このときに受(Jる反力がTF2であり、こ
れとリングギアR2を介して入力してくる入力トルクT
Eを加えたものが出力軸トルクTOであり下の式で表わ
される。
TO=TF2 +TE サンギアS1は入力軸の回転速度N[とは反%1方向に
回転速度NSIで回転している。
[tl〜t2]:油圧サーボB−4内の油圧1〕B−4
が上昇し、ブレーキB4がトルク容量を持ちはじめる。
これに従ってTF2が減少しt2において零になり、出
力軸トルクToは減少する。しかしながらこの区間にお
いては各メンバの回転変化は生じない。従ってこの区間
のことをトルク変化区間(トルク相)という。なおこの
区間から14までは第3図のように84ブレーキのトル
ク容ff1TB4に従って出力軸トルク10が決定され
る。、1−なわち変速時のショックが決定されるもので
ある。それ故この区間(ti〜t4)において84ブレ
ーキの油圧サーボB−4への供給油圧用の特性は非常に
重要である。よって従来は変速ショックを良好にするた
めに油圧PB−4の立上り特性を制御する方法としてア
キュムレータを用いたり、ソレノイド弁を用いて電子制
御により調圧することにより滑らかな変速を得るように
している。
1’−t2〜t4]:油圧サーボB−4内の油圧PB−
4がさらに上昇し、ブレーキB4のトルク容ITB4が
増加し、t2において反力TF2が零になったキ17リ
アCR1は回転速度NCR1で回転を開始する。また油
圧PB−4が上昇するとともにトルク容1ii1tT8
4が増加しブレーキB4は摺動しながら徐々にサンギア
S1の回転を減少させていき、t4において停止し変速
は完了する。同時にキャリアCRIおよびエンジン回転
速fJ[NEは第3速の回転に同期される。すなわちこ
の区間においては各メンバが第2速の状態から第3速の
状態に同期される過程であり、この区間のことを回転変
化区間(慣性相)という。これらの回転変化により回転
エネルギーの変換および入出力が行われ、特にブレーキ
B4においては変速時の回転変動によるエネルギーを吸
収する役割をもってJ5す、変速時にはかなりの熱を吸
収し、温度が上昇する。これは潤滑油等によって冷却さ
れる。
すなわち第1図に示す変速機ATIのギアトレイン(歯
車列)の様に変速前の反力要素が一方的クラッチである
場合には変速時に係合要素が一方的に係合していくこと
により、一方向クラッチの反力は減少し零となるととも
にその後は回転を拘束することがないため係合要素から
係合要素への切換がスムーズに行われることができて変
速制御を比較的容易にでき変速ショックをコン1〜ロー
ルしやすい。これが現在の自動変速機に一方的クラッチ
を使用している例が多い理由である。これに対し第2図
に示す様な変速機AT2のギア1〜レイン(歯車列)の
場合は摩擦係合要素から摩擦係合要素への切換が非常に
むずかしいことを第2.4.5.6図および@2図に示
すギアトレインの作動表である表2を用いて説明する。
例として2−3シフトを取上げると、表2かられかるよ
うに2−32フ1へはブレーキB2の解放からブレーキ
B1の係合への切換である。このときの切換の過程を第
4図を用いて説明する。
[tO〜t2]:この区間におけるトルクa3よび回転
変化の関係は第3図の場合と同じである。ただしこの区
間で重要なことは第3図においてはトルク容ITF2は
ブレーキB4のi−ルクTB4に応じて変動し、これを
一方向クラッチF2にて受tプており、一方向クラッチ
F2は充分な容量に設定しであるので余裕をもって対応
することかできる。
これに対し第4図の場合は、第3図のトルクTF2に相
当するのはブレーキB2が受けているトルクTB2であ
り、やはり第3図のブレーキB4のトルクTE34に相
当するブレーキB1のトルクTB1に応じて変動する。
したがってブレーキB2のトルク容量ば常にTa2を確
保できるような充分な容量となるにうに油圧PB〜2が
確保されていなければならない。
2−3シフ1〜バルブは10においてすでに第3速状態
になってあり、その瞬間より油圧サーボB−2内の油圧
の排出は開始されており、油圧PB−2は低下しはじめ
ている。この状態においてブレーキB2はトルク容(5
)Ta2を上回るトルク吉川を確保しな(プればキャリ
アCR1はスリップし自動変速機はニュートラル<N)
状態となりエンジンオーバーラン等の不具合を生じる。
従ってこの区間においては油圧PB−2をトルク容1T
B2を上回る容量に確保することは非常に重要な課題で
ある。このようにこの区間にJ5いて油圧PB−2の排
出が早すぎ′た場合の状況を第6図の太線で示す。−瞬
間ニュートラル状態となるためエンジンがオーバーラン
するとともに出力軸1−ルクTOが@激に低下し、その
後ブレーキB1の油圧サーボB−1内の油圧PB−1の
上昇とともに急激に出力軸トルクTOが上昇し大きな変
速ショックが発生する。逆に第5図に示すように油圧P
B−2の陪圧が遅れた場合には、t2にd5いてトルク
容量TB2が1−ルク零になった後、本来は第5図のよ
うにキャリアCR1がt3以後回転しなりればならない
が、ブレーキB2がトルク容量を保持しているため回転
が阻害されて逆に抵抗となり1ヘルク容ff1TB2は
マイナスの状態となり、その結果出力軸トルクTOが図
のように大きな変動を示し、やはり大きな変速ショック
が発生する。すなわち変速時においては油圧PB−1を
最適に調圧すると゛ともに油圧PB−2を保持しタイミ
ングよく↑71出することが非常に大切なことであるこ
とか判る。
[発明の目的] 本発明の目的は、一方向クラッチを使用しない歯車変速
機をスムーズに変速制御できる車両用自動変速機の制御
装置の提供にあり、さらには簡単な構成で全ての変速段
へのシフトがスムーズに行える車両用自動変速機の制御
装置の提供にある。
[発明の構成] 本発明の車両用自動変速機の制御装置は、各々油圧サー
ボにより作動される摩擦係合双糸の選択的係合により変
速がなされる多段式歯車変速機と、油圧源、該油圧源と
前記油圧サーボとの間に設置プられた手動または自動に
より作動される複数の油路切換弁、および前記油路切換
弁を制御する複数のソレノイド弁を備え、前記各油圧サ
ーボへの作動油の給排を行う油圧制御装置と、車両走行
条件に応じて前記ソレノイド弁を制御する電子制御装置
とからなる車両用自動変速機の制御装置にJ3いて、前
記油圧制御装置は、油路切換弁である複数のシフト弁、
該複数のシフト弁を制御する2つのソレノイド弁S1お
よびB2からなる自動変速機構と、1つのアキュームレ
ータ、前記各油圧サーボとアキュームレータとの間に設
けられ、所定の油圧サーボを選択的に油圧源またはドレ
インポートに連絡するアキュームレータリレー弁、およ
び車両走行条件に応じて前記アキュームレータリレー弁
を制御するソレノイド弁からなるアキュームレータリレ
ー機構と、各変速段を達成づ−るために排圧される油圧
サーボと、絞り(=Iドレインボートおよび絞りのない
ドレインボー1〜との連絡を切換える一つの油路切換弁
と、該一つの油路切換弁を制御するソレノイド弁S3と
からなる摩擦係合要素の解放時期を調整する油圧サーボ
の降圧調整機構またはシフトタイミング機構とを備えた
ことを構成とする。
[発明の効果] 本発明の車両用自動変速機の制御装置は上記構成により
つぎの効果を秦する。
イ)多段式歯車変速機に一方向クラッチを設ける必要が
なくなるため、歯車変速機が単純でコンパクト化、低コ
スト化でき、これにより小型車両への搭載が可能になる
と共に故障の発生が減少する。
口)一つのソレノイド弁S3と、一つの油路切換弁であ
るシフトタイミング弁と該シフ[〜タイミング弁により
選択的に連絡される絞り付ドレインボートにより全ての
解放される摩擦係合要素の解り文のタイミングが一つの
アキコームレータと一つの油路切換弁(アキュームレー
タリレー弁)とからなるアキュームレータリレー機構を
自動゛変速機構の2つのソレノイド弁S1およびB2で
制御し、全変速におりる各油圧サーボの排圧が制御され
るのでアキュームレータリレー機構独自のソレノイド弁
が不要となり、油圧制御回路の構成が簡潔にできる。
ハ)これに伴ない電子制御装置も一つのソレノイド弁の
制御が不要となるため簡単で良い。
二)一つのソレノイド弁S3と、一つの油路切換弁であ
るシフトタイミング弁と、前記シフトタイミング弁によ
り選択的に連絡される絞り(オリフィス)付ドレインボ
ー1〜および絞りなしドレインボー1〜とにより各変速
段達成時に解放される摩擦係合要素の油圧サーボの排圧
のタイミングを取っているので、簡14ffiな構成で
全変速段における摩擦係合要素の解放が適切にコントロ
ールでき、変速ショックが軽減できる。
ホ)これらにより油圧制御装置がコンパクトで低コスト
に製造できる。
[実施例] つぎに本発明の車両用自動変速機の制御装置を第7図に
示す実施例に基づき説明する。
車両用自動変速機の制御装置は油圧制御装置100と電
子制御装置200とからなる。
油圧制御装置100は、車両のエンジンにより駆動され
る油圧源であり油溜め104からオイルス[〜レーナ1
01を介して作動油を吸い上げるオイルポンプ102、
油圧調整装置であり、通常1または2の調圧弁からなり
、前記オイルポンプ102の吐出油圧を車速、エンジン
負荷など車両走行条件に応じて調圧し油路1にライン圧
を発生させるとともに流体継手TOへ作動油を供給し、
8らに歯車変速機へ潤滑油を供給する油圧調整装置10
3、および油圧回路の所定位置に設けられ油圧の保持お
よび排圧を行なうソレノイド弁81〜S4を含み第2図
に示す前記車両用自動変速機の前記摩擦係合装置である
クラッチC1、C2、ブレーキB1、B2 、B3の各
油圧サーボC−1、C−2、B−1、B−2、B−3へ
の作動油の給排を行う油圧変速機構110からなる。
電子制御装置200は、車速センサ、スロツI〜ル聞度
などの車両条件を入力として前記油圧制御装置100内
に設けられたソレノイド弁81〜S4を選択的に0N1
OFFさせる。
油圧変速機構110は、運転席に設けられたセレクトレ
バーにリンク機構を介して連結され、手動により作動さ
れる油路切換弁であり、前記油路1と油圧サーボC−1
、C−2、B−1、B−2、B−3との連絡を選択的に
行い、変速範囲を選択するための油路切換弁である選速
弁(マニュアル弁)10と、該選速弁10と前記各油圧
サーボC−1、C−2、E3−1 、B−2、B−3と
の間に89.(プられた油路切換弁である第1シフ1〜
弁20および第2シフト弁30および電子制御装置20
0の出力で作動され前記第1および第2シフト弁20お
よび、30を制御するソレノイド弁S1およびS2を有
する自動変速機構300と、前記マニュアル弁10と前
記第1シフト弁20との間に設けられ各油圧サーボへの
供給油圧の立上りを調整するための油圧サーボの昇圧調
整機構400と、各油圧サーボからの排圧の速度を調整
し摩擦係合要素の解放時期(タイミング)を調整する油
圧サーボの降圧調整機構くまたはシフトタイミング1t
K)500とからなる。
マニュアル弁10は、運転16ζに設けられたセレクト
レバーに連動されるスプール11を有し、油路1に連絡
したインボート10Aおよび10B1ドレインポート1
0Cおよび10D、前進用油路2に連絡したアウトボー
ト10Eおよび10F、後進用油路3に連絡したアウト
ボートIOGおよび10日1および前後進時に油圧が供
給されている油路4に連絡したアウトボート10Iおよ
びIOJを備え、セレクトレバーに設けられたヒレクト
位置である後進:R(リバース)、中立:Nにュートラ
ル> 、+13よび前進=D(ドライブ〉の各設定位置
に応じてライン圧の発生している油路1と、前進用クラ
ッチC1に連絡した油路2、後進用油路3、d5よび走
行11(rに常時油圧が発生している油路4とを選択的
に連絡する。表3にセレクトレバーの各設定位置におけ
る油路1と油路2〜4連絡状態を示ター。○は油路1と
連絡してライン圧が供給されている状態を示し、×はド
レインボートに連絡して排圧されている状態を示す。
油圧り′−ボの昇圧調整機構400は、油路切換弁であ
ると同時にスプール弁であるショックコントロール弁4
1と、電子制御l@200の出力によりON、OFFさ
れ該ショックコントロール弁41を制御するソレノイド
弁S4とからなる。ショックコントロール弁41は一方
にスプリング42がl!!設されたスプール43、前記
油路4に連絡したインボート40A1ドレインポート4
0B1オリフイス44を介して油路1に連絡するととも
に前記ソレノイド弁S4が取付けられた油路1Aに連絡
され前記ソレノイド弁S4によって制御されるソレノイ
ド圧が入力される入力ボート40C1油路4Aに連絡さ
れたアウトボート40D1該アウトボート40Dの油圧
がスプール43にフィードバックされるフィードバック
ボート40Eを備える。ソレノイド弁S4は前記オリフ
ィス44を介して油路1に連絡した油路1Aに設けられ
、車両走行条件に応じて第8図に示J″如く変速時にデ
ユーティコントロールされる。これにより、油路1Aに
は立上りが早く、且つなめらかに目標油圧に収束覆るソ
レノイド圧が発生し、スプール43は、一方から前記ス
プリング42のはね荷重およびソレノイド圧Psを受け
、他方からは油路4Aに出力した出力油圧のフィードバ
ックを受けて変位され、ボート40A、40Bの間口度
合が調整されて、油路4Aに漸変する油圧を発生させる
自動変速機構300の第1シフ1〜弁20は、一方にス
プリング21が前設されたスプール22を備えたスプー
ル弁であり、Aリフイス23を介して油路1に連絡する
とともに前記ソレノイド弁S1が設けられた油路1Bに
連絡し、ソレノイド弁S1により制御されるソレノイド
圧が入力する入カポ−1へ2OA、前記油路3に連絡し
たライン圧入力ボート20B、前記油路4Aに連絡した
インボート20C1ドレインポート20D1それぞれ絞
りであるオリフィスAおよびBが設けられたドレインポ
ー1−20Eおよび20F、油路4Bに連絡したインア
ウトボート20G、油路4Cに連絡したインアウトボー
ト20H1J5よび油路5Cに連絡したインボート20
1を有する。この第1シフト弁20のスプール22は一
方(図示左方)から油l¥!1Bに発生するソレノイド
圧PSを受り、他方(図示右方)からはスプリング21
のばね荷重および油路3から供給されるライン圧を受け
て変位される。マニュアル弁10がDまたはN位置に設
定され、油路3が排圧されているとぎ、ソレノイド弁S
1がONされたとき油路1Bの油圧がソレノイド弁S1
から排圧されて低いレベルとなるため、スプール22は
スプリング21の作用で図示左方に設定され、それぞれ
ボート201つと201.20Gと20F、20Cと2
01−1とが連絡し、ボート201ヨがスプール22の
図示左端ランドにより閉じられる。
ソレノイド弁S1がOFFされたとぎは、油路1Bの油
圧が高いレベル(ライン圧と同等ンに保持されるためス
プール22はスプリング21を圧縮して図示右方に設定
され、それぞれボート20Cと20G120Eと201
−1とが連絡し、ボート201はスプール22の図示右
端ランドにより閉じられる。またマニュアル弁10がN
位置に設定されたとき油路3に発生するライン圧および
スプリングのばね荷重によりスプール22はソレノイド
弁S7のON、OFFの如何にかかわらず図示左方に固
定される。
ソレノイド弁S1はオリフィス23を介して油路1に連
絡した油路1Bに設けられ、前記電子制御装置200に
より車両走行条件に応じて表4および第8図に示す如<
ON (図示二〇)、0FF(図示:×)される。
第2シフト弁30は、一方にスプリング31が前設され
たスプール32を備えたスプール弁であり、オリフィス
33を介して油路1に連絡すると共に前記ソレノイド弁
S2が設けられた油路1Cに連絡し、ソレノイド弁S2
により制御されるソレノイド圧が入力する入カポ−1〜
3OA、油圧サーボ[3−1に連絡した油路5に連絡し
たインアラ1〜ポート30B1前記油路4Bに連絡した
インアウトボート30C1油圧ザーボB−2への連絡油
路6に連絡したインアラ1−ポート30D、前記油路4
Cに連絡したインアラ1〜ボート30E、油圧サーボ3
−3への連絡油路7に連絡したインアウトポー1〜30
F、後記するアキュームレータリレー弁60の一方の制
御油圧供給油路1Fに連絡したインアウトポーh30G
、アキュームレータリレー弁60の他方の制御油圧供給
油路1Fに連絡したインアウトボルト30H1ドレイ7
ンポート30 i 、 30J 、 301< 、 3
0m、後記するタイミング弁50を介して油路3に連絡
する油路3Aに連絡したインアラ1へボート30M1油
圧サーボC−2への連絡油路8に連絡したインアウトポ
ート3ON1絞り53を介して油路1に連絡した油路1
Dに連絡したボート30Qを有する。
この第2シフト弁30のスプール32は、一方(図示左
方)からオリフィス33を介して油路1に連絡した油路
1Cに発生ずるソレノイド圧Psを受【プ、他方からス
プリング31のばね荷重を受けて変位される。ソレノイ
ド弁S2がONされたとき、油路1Cの油圧はソレノイ
ド弁S2の弁口からの排油により低レベルとなるため、
スプール32はスプリング31の作用で図示左方に設定
され、それぞれポー1〜30Bと30J 、 30Cと
30D、301y’、と3ON、30Eと30F、30
Gと301く、300と301−1とが連通し、ボート
30Lはスプール32の図示右端ランドにより閉じられ
る。ソレノイド弁S2かOFFされたとぎは、油路1C
の油圧は高いレベル〈ライン圧と同等)に保持されるた
め、スプール32は図示左端ランドに加わるソレノイド
圧Psによりスプリング31を圧縮して図示右端に設定
され、ボート30Jはポート32の図示左端ランドで閉
じられ、それぞれボー1へ30Bと30G、30Dと3
0M、30Eと3ON、30Fと30に、30Gと30
01,30Hと3OLとが連絡する。
ソレノイド弁S2は、前記電子制御装置200により後
記する表4および第8図に示す如<ON(図示二〇)、
0FF(図示:×〉される。
これにより第2図に示す前進4段後進1段の自動変速機
△T2は表2に示す如くクラッチおよびブレーキが選択
的に係合されて前進4段後進1段の変速がなされる。
油圧サーボの降圧調整機構500は、一方にスプリング
51が荷設されたスプール52を有するタイミング弁5
0と、前記電子制御装置200によりON。
OFFされ、前記タイミング弁50を制御するソレノイ
ド弁S3と、アキュムレータリレー機構600とからな
る。
タイミング弁50は、一方にスプリング51が荷設され
たスプールを有するスプール弁であり、前記油路1Dに
連絡した入力ポート50A、前記油路3に連絡したイン
アラ1〜ポート503、前記油路7に連絡したインアラ
1ヘポート50C1油路3Aに連絡したインアラ1〜ポ
ー1−50D、油路5Cに連絡したインアウトポート5
0[、前記油路5に連絡しlこインアウトボー1〜50
F、ドレインボー1”50G、絞りであるオリフィスC
(=Jのドレインポート50Hを右する。タイミング弁
50のスプール52は、一方から油路1Dに発生ずるソ
レノイド圧を受け、他方から前記スプリング51のばね
荷重を受(プで変位される。ソレノイド弁S3がONさ
れているとき、油路1Dの油圧はソレノイド弁S3の弁
口からの1]1油により低レベルとなるため、スプリン
グ51の作用で図示左方に設定され、それぞれボーl〜
50[3と5001ポート50Dと5011、ポート5
0Eと50Fが連絡する。ソレノイド弁S3がOFFの
とき油路1Dの油圧は高レベルに保たれるためスプール
52は図示左端ランドに加わる前記ソレノイド圧により
スプリング51を圧縮して図示右端に設定され、ポート
50Bと500,50Eと501−(とが連絡しポート
50Fはいずれのポートとも連絡されない状態となる。
アキュムレータリレー機構600は、アキュムレータ5
4、アキュムレータリレー弁60、および該アキュムレ
ータリレー弁60を制御するためのソレノイド弁であり
、本実施例では前記自動変速機構300の制御弁を兼ね
たソレノイド弁S2および制御圧を発生させるソレノイ
ド弁S3からなる。
アキュムレータリレー弁60は、第1スプール61およ
び該第1スプール61に直列された第2スプール62と
これら第1スプール61および第2スプール62間に配
されたスプリング63を備えたスプール弁であり、前記
油路1Eに連絡し第1スプール61に図示左方から制御
油圧を印加するための入力ポートロ0A、前記油路1F
に連絡し第2スプール62に図示右方から制御油圧を印
加するための入力ポートロ0B、第1スプール61と第
2スプール62との中間のスプリング63装着部に設け
られたドレインポート60C1前記油路5に連絡したイ
ンアウトポート60D、油路6に連絡したインアウトボ
ート60E、油路7に連絡したインアウトポート60F
、油路5Aにより相互に連絡したインアラ1−ボー1−
60Gおよび60H1油路5Bに連絡したインアラ1〜
ボー1〜60Iを有する。
アキュームレータリレー弁60は、ソレノイド弁S3が
0FI−され油路1Dに高レベルのソレノイド圧が発生
しているときにおいて、第2シフト弁30を介して油路
1Dと油路1[=とが連絡し油路1Eはドレインポート
3OKに連絡しているとき第1および第2スプール61
 d5 、J:び62は図示左方に設定され、それぞれ
ポート60Fと60G1ボー1−601と60Fとが連
絡し、それぞれボー1へ60Dと601−1と(J第1
スプール61の右端ランドと第2スプール62の右端ラ
ンドにより閉じられる。また第2シフト弁30を介して
油路1Dと油路1Eとが連絡し、油路1Fはドレインポ
ート30シに連絡して排圧されているとき、第1および
第2スプール61および62は図示右方に設定され、そ
れぞれポート60Gと60[)。
601ど608とが連絡し、それぞれポート60Eと6
0Fは第1スプールの左端ランドと、第2スプール62
の左端ランドとにより閉じられる。またソレノイドか8
3がONされ油路1Dが低レベルにあるとぎは油路1E
および1Fはいずれも排圧されているためスプリング6
2の作用で、それぞれ第1スプール61は図示左方、第
2スプール62は図示右方に設定され、ポート60Eと
60G、60Iと60Hとが連絡し60[)と60Fと
はそれぞれ第1スプール61の右端ランドと第2スプー
ル62の左端ランドとにより閉じられる。
本発明において油圧制御装置の各構成要素はつぎの役割
を有する。
イ)ソレノイド弁S1、B2 第1および第2のシフト弁20および30を制御して、
各クラッチおよびブレーキの油圧サーボC−1、C−2
、B−1、B−2、B−3への油圧の切換を行い、前進
4段変速を制御する。
口)ソレノイド弁S3 シフトタイミング弁50の作動オにびドレインポート5
0Hに設けられたオリフィスC,第1シフ1へ弁20の
ドレインポート20E#よび20Fに設()られたAリ
フイス△J5よびB1さらには副リフイス(絞り)なし
ドレインボー1〜との組合せで、シフト時排圧される油
圧サーボの排出圧油の排出タイミングを制御する。この
場合、オリフィスA、B。
Cはそれぞれの変速段の最適変速時間に対応してそれぞ
れ寸法が独自に設定される。
ハ)ソレノイド弁S4 ショックコントロール弁41との組合せでシフト時に圧
油が供給される各クラッチおよびブレーキの油圧゛リー
ーボへの供給圧をコントロールする。
二〉アキュムレータリレー機構600 シフト時に排圧される油圧サーボの排出圧の圧力レベル
を一定時間保持する。
つぎに上記油圧制御装@100の作動を表4に示す作動
衣および第8図とともに説明する。
表4 表4においてXはソレノイド弁がOFF、○はソレノイ
ド弁がON、△はソレノイド弁がデユーティ−作動して
いる状態を示J′。
R) マニュアル弁10がR位置に設定されたとき表2に示す
如くブレーキ132、クラッチC2を係合することによ
りR状態となる。
N−+R) 手動によりセレクトレバーをN→Rシフトしたときに油
圧サーボB−2の油圧PB−2は、マニュアル弁10、
油路3、タイミング弁50、油路3A。
第1シフト弁20および油路6を経由してただちに供給
される。このときに油路3の圧力は第1シフト弁20の
右端ポート30Bにも供給されるため、ライン圧とスプ
リング21のバネ荷重によりスプール22はソレノイド
弁S1が0FFL、ているにもかかわらず図示左方に固
定される。油圧サーボ(、−2へはマニュアル弁10、
油路4、ショックコントロール弁41、油路4A1第1
シフ1〜弁20、油路4C1第2シフト弁30、油路8
を経由して供給されるが、このときソレノイドS4をデ
ユーティ−制御することによりショックコントロール弁
41により油路4Aから出)jされる供給圧を制御して
クラッチC2の係合を滑らかに行いN−+Rショックを
軽減することができる。クラッチC2の係合の完了後は
ソレノイド弁S4はOFFとなり、油圧サーボC−2へ
はライン圧が保持できる。
N) マニュアル弁10がN位置に設定されたときステップ1
: ソレノイド弁81〜S4はすべてOFFされ、油圧サー
ボC−1、C−2、B−1、B−2、B−3はすべて排
圧されておりクラッチC1、C2およびブレーキB1、
B2、B3は全て解放状態にある。
N −> Dシフ]〜) 手動によりセレクトレバーがN→Dシフ1〜されたとき ステップ2:この時点では第2図に示す歯車変速機内で
の要素の係合状態(以下ギアという)はNにュートラル
)のままである。(ギアはN)<1)油圧サーボC−1
にはライン圧が直接供給されるため、該油圧サーボのピ
ストンがス1へ口−りした後、直ちに油圧サーボC−1
内の油圧が高まる。
(2)油圧サーボB−3には昇圧を調整するショックコ
ントロール弁40、第1シフ1〜弁20a3よび第2シ
フト弁30を経由して油圧が供給されるが、この時はソ
レノイド弁S4をOFFのままとしているためライン圧
が直接供給され、油圧す゛−ボB−3ピストンが短時間
でストロークできる。
(3〉ソレノイド弁S2がONして第2シフト弁30の
スプール32が図示左方に行<ICめ、ソレノイド弁S
3により油路1Dに発生しているソレノイド圧(ソレノ
イド弁S3は0FFL、ているためライン圧と同等)が
油路1Eから油路1Fに切換ねりアキュムレータリレー
弁60の第1および第2スプール61および62が図示
左方に移動し、油圧サーボ[3−3への供給と同時にア
キュムレータ54への供給(蓄圧〉も開始される。
D) マニュアル弁10がD位置に設定されたときステップ3
:ギアはNからDの第1速へ重子制御装置200はソレ
ノイド弁S4のデユーティ−制御を開始し、これにより
ソレノイド弁S4は第8図に示す如く所定のデユーティ
−比でデユーティ−作動され、油圧サーボ3−3内の油
圧PB−3は第8図に示す如く昇圧速度が調整されてブ
レーキB3を滑らかに係合させてショックの少ないN→
Dシフ1へを完了する。
[1st時] (自動変速による第1速時)ステップ4
:クラッチC1とブレーキB3が係合して1stギア状
態となる。1st状態、アキュムレータ54の蓄圧も完
了している。
N→Dシフト後は、油圧サーボC−1へはマニュアル弁
10および油路2を経由して直しにライン圧が供給され
る。油圧4ノー−ボ3−3への油圧の供給は、油路4、
ショックコントロール弁40、油路4A、第2シフト弁
30および油路7を経由するため、N→Dシフト時には
、ソレノイド弁S4のデユーティ−制御によりブレーキ
B3の係合を滑らかに行い変速ショックを軽減すること
ができる。
またこのとぎに油圧サーボ3−3へ供給される圧力は油
路7、アキュムレータリレー弁60、油路5Bを経由し
゛Cアキュムレータ54にも供給されて蓄圧状態となる
[1−2シフト時コ ステップ5:この時ではギアは第1速状態に保持された
ままである。
(1)ソレノイド弁S1が0FFL、、第1シフト弁2
0はスプール62が図示右方に設定されて第2速状態と
なる。
<2〉油圧サーボB−2への圧油の供給はソレノイド弁
84OFFのままのためライン圧が供給されてピストン
が短時間でストロークする。ストローク完了にて次のス
テップ6へ移行する。
(3)油圧サーボB−3へのライン圧供給が断たれるが
、アキュムレータ54とオリフィスAにより一定圧以上
に保持され、ブレーキB3の反力トルク以上のトルクは
確保されている。
すなわちソレノイド弁S1がON→OFFとなり第1シ
フト弁20が切換わり、ショックコントロール弁41よ
り油路4A、第1および第2シフト弁20および30を
経由して油圧サーボB−3に供給されていた油圧は、油
路4A、第1シフト弁20、油路4B、第2シフト弁3
0、油路6を介して油圧サーボB−2に供給されるよう
になる。同時に油圧サーボB−3内の油圧は油路7、第
2シフ1〜弁30、油路4Cおよび第1シフト弁20を
経由してオリフィスAより排出される。この時にアキュ
ムレータ54に蓄圧されていた圧力が放出されるためオ
リフィスAとの組合せにより圧力が保持されている。
油圧サーボB−2への油圧が高まるにつれてブレーキB
3の反力が徐々に減少し零に近づいていく。
ステップ6:ギアが1−2シフト1〜ルク相のとき (1)ソレノイド弁S4はデユーティ−作動を開始し、
油圧サーボB−2内での圧油が調圧されてブレーキB2
の係合が開始する。ブレーキB2のトルクが増すにつれ
てブレーキB3の反力が減少する。ブレーキB3のトル
クが零になった時点で次のステップ7へ移行する。
(2)依然として油圧サーボ[3−3内の油圧は保持さ
れてブレーキB3の反力トルク以上のトルクは確保され
ている。
ステップ7:ギアが1〜2シフト慣性相のとぎ(1)ブ
レーキB3の反力トルクが零になるのを見はからい、ソ
レノイド弁S3をONすることにより油圧サーボ3−3
内の圧油はタイミング弁40、マニュアル弁10を経由
して一気に排出される。
(2)同時にアキュムレータリレー弁60の第1スプー
ル弁61および第2スプール弁62が左右に分かれアキ
ュムレータ54と油圧サーボB−3の連絡を断つため油
圧サーボ3−3内の圧油は瞬時に排出されることにより
、トルク容量は瞬間的に零とすることができる。
(3) (1)、(2)によって第2図に示す歯車変速
機のリングギアR3は回転自由となり慣性相の開始とな
る。
(4)油圧サーボB−2内の油圧は調圧による立上り途
中であり、キャリアCR1の回転を滑りながら係合しつ
づけ、徐々にキャリアCRIの回転を減少させていき、
ついには停止させる。
(5)これに伴ないリングギアR3は回転を増加させキ
ャリアCRIの停止と同時に第2速時の回転に同期され
る。
(6)シたがってこのステップ7と前記ステップ6にお
けるトルクおよび回転変動は全てブレーキB2に依存し
ており、油圧サーボB−2内の油圧の調圧特性が非常に
重要であることがわかる。
油圧サーボ3−2内の油圧PB−2を滑らかに供給する
ことにより変速ショックがコントロールされる。
(7)前記(2)項にてアキュムレータリレー弁60の
スプール61および62が左右に分かれ、アキュムレー
タ54と油圧サーボB−3が断たれると同時に、アキュ
ムレータリレー弁60は油圧サーボB−2とアキュムレ
ータ54とを連絡しアキュムレータ54に再び蓄圧が開
始される。
ステップ8:ギアが第2速になったとき変速は完了して
第2速ギアになっているが、ソレノイド弁S4はデユー
ティ−作動をしており、時間的に余裕をもたせている。
すなわち自動変速による1−2シフトは、油圧サーボB
−2への供給圧が充分に高まり、ブレーキB3への反力
が零になった瞬間にソレノイド弁S3をONにすると、
タイミング弁50のスプール52が移動して油圧サーボ
B−3内の油圧は油路7、タイミング弁50、油路3を
経由してマニュアル弁のドレインボーhlODから一気
に放出されるため油圧サーボB−3内の油圧が瞬時に排
圧されリングギアR2の回転拘束がなくなりすみやかに
第2速回転状態に移っていく。ソレノイド弁S3をON
にするタイミングを設定する方法としては色々と考えら
れるが、あらかじめ実験的にめたタイミングを電子制御
装置に記憶させておく方法や出力軸やブレーキ、クラッ
チなどのトルクの変化する部位のトルクを検出してフィ
ードバックする方法、エンジンなどの回転変化する部位
の回転変化を検出してフィードバックする方法などが考
えられる。その後は前記昇圧調整機構400により油圧
サーボB−2内の圧力を滑らかに調圧して変速を達成す
る。変速完了後はソレノイド$4はOFFとし、ライン
圧が油圧サーボB−2に供給されるようになる。この過
程は第4図に示ず2−3シフトの場合と同様である。
[2nd時] ステップ9: 第2速状態、アキュムレータ54は蓄圧を完了している
[2−3シフト時] ステップ10:この時点では歯車俊速機内のギアは第2
速状態のままである。
(1)ソレノイド弁S2がOF +−い第2シフト弁3
0は第3速の停台状態となる。
(2)ブレーキB1の油圧サーボB−1への油圧の供給
がソレノイド弁S4がOFFの状態にてなされるためラ
イン圧の供給となり、ピストンのストローク時間を短く
できる。ピストンのストローク時間にてステップ11へ
移行する。
(3)油圧り一−ボB−2への油圧の供給は第2シフ1
へ弁30により断たれるが、アキュムレータ54とオリ
フィスCにより油圧サーボB−2内の油圧は所定値に保
持される。
ステップ11:ギアが2−3シフトトルク相のとき (1)ソレノイド弁S4がデユーティ−作動を開始され
てブレーキB1が係合を開始する。ブレーキB1のi〜
ルクが増すにつれてブレーキB2の反力トルクが減少J
−る。ブレーキB21−ルク零にてステップ12へ移行
する。
(2)依然として油圧サーボB−2内の油圧は保持され
てブレーキB2への反力トルク以上のトルクは確保され
ている。
ステップ12:ギアが2−3シフト慣性相のとき(1)
ブレーキB−2の反力トルクが零になるのを見はからい
、ソレノイド弁S3をOFFすることにより油圧サーボ
B−2内の油圧はマニュアル弁10を介して一気に排出
される。
(2)同時にアキュムレータリレー弁Goの図示左端油
室の第2シフ1へ弁30を経由してソレノイド弁$3の
ソレノイド圧が供給され、第1および第2スプール弁6
1および62は共に右側に変位する。
このために、油圧サーボB−2とアキュムレータ54は
連絡が断たれ、(1)項と合せて油圧サーボB−2内の
油圧PB−2の排出は瞬時に行われることになる。した
がってブレーキB2の1〜ルク容量は瞬間的に零とする
ことができる。
(3) (1)、(2)1.:J:リキiy ’J 7
 CR1は回転自由となり慣性相の開始となる。
(4)油圧サーボB−1は調圧を続りてJ5す、サンギ
アS1は回転を滑りながら係合しっづ(プ徐々にSlの
回転を減少させていき、ついには停止さけ゛る。
(5)これに伴ないキャリアCR1は回転を増加させサ
ンギア$1の停止と同時に第2速時の回転に同期される
(6)シたがってこのステップと次のステップ13にお
けるトルクおよび回転変動は全てブレーキB1に依存し
ており、油圧サーボB−1内の油圧の調圧特性が非常に
重要であることがわかる。油圧サーボB−1内の油圧P
B−2を滑らかに供給づることにより変速ショックがコ
ントロールされる。
(7) (2)項にてアキュムレータリレー弁60のス
プール61および62が共に右に寄ると同時にアキュム
レータリレー弁60は油圧サーボB−1とアキュムレー
タ54を結び、アキュムレータ54は再び蓄圧を開始す
る。
ステップ13:ギアか第3速になったとぎ変速は完了す
る。ソレノイド弁S4は余裕を持たせるためデコーティ
ー作動が維持される。
[第3速完了1 ステップ14:第3速が完了し、アキュムレータ54は
蓄圧を完了覆る。
[3−4シフト] ステップ15:この時点ではギアは第3速状態のままで
ある。
(1)ソレノイド弁S1がONし、第1シフト弁20は
第4速状態となる。
(2)クラッチC1への油圧の供給がソレノイド弁S4
がOFFのままにてなされるためライン圧の供給のため
ストローク時間を短くできる。ストローク完了にてステ
ップ16へ移行する。
(3)油圧サーボB−1への油圧の供給は第2シフト弁
30により断たれるが、アキュムレータ54とオリフィ
スBとにより油圧サーボB−1内の油圧は所定値に保持
される。
ステップ16:3−4シフトトルク相のときく1)ソレ
ノイド弁S4がデユーティ−作動を開始されてクラッチ
C2が係合を開始する。クラッチC2のトルクが増すに
つれてブレーキB1の反力トルクが減少する。ブレーキ
B1トルク零にてステップ17へ移行する。
(2)依然として油圧サーボB−1内の油圧は保持され
てブレーキB1の反力トルク以上のトルクは確保されて
いる。
ステップ17:ギアが3−4シフト慣性相のときく1)
ブレーキB1の反力トルクが零になるのを見はからい、
ソレノイド弁S’3をONすることにより油圧サーボB
−1内の油圧PB−1は第1シフ1〜弁20を介して排
出される。
(2)同時にアキュムレータリレー弁60へのソレノイ
ド弁S3ににるソレノイド圧が断たれるため、第1スプ
ール61オよび第2スプール62は左右に分かれる。こ
のため油圧サーボB−1内の油圧とアキュムレータ54
との連絡は断たれ(1)項と合せ油圧サーボ[3−1の
排出は瞬時に行なわれる。
l)たがってブレーキB1の1ヘルク容量も瞬時に零と
なる。
(3) (1)、(2)によりサンギアS1は回転自由
となり慣性相の開始となる。
(4)02圧は調圧を続けており、サンギアS1を回転
しながら係合しつづ(プて徐々に$1の回転を増加させ
て、ついには一体となり第4速状態となる。
(5)シたがってこのステップとステップ1Gのクラッ
チC2内に油圧はショックコントロールのために非常に
重要である。
ステップ18:ギアか第4速になったとき変速は完了し
、ソレノイド弁S4は余裕をもたせるためデユーティ−
作動が維持される。
[第4速] ステップ19:第4速状態が完了する。
すなわちいずれの場合も所定の油圧サーボへの作動油の
供給および排圧の過程は同一であり以下の様に役割が設
定されている。
ソレノイドS4+シヨツクコントロール弁すべての変速
時の係合クラッチまたはブレーキの供給圧を滑らかに制
御する。
アキュムレータ54+オリフイスA、B、C変速時、解
放されるクラッチ、ブレーキの圧力を一定レベルに保持
する。
ソレノイドS3+タイミング弁50 変速におけるトルク相の完了後、アキュムレータの排出
を急速に行いクラッチブレーキの解放を急速に行わせる
なお上記実施例では油路切換弁としてスプール弁を用い
ているが、スプール弁の構成は上記実施例に限定されず
、またスプール弁以外の油路切換弁が用いられても良く
、さらに歯車変速機も遊星歯車変速機以外の歯車変速機
であっても良いことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の前進4速後進1速の車両用自動変速機の
ギアトレーンの骨格図、第2図は本発明の車両用自動、
変速機の制御装置によって制御される前進4速後進1速
の自動変速機のギアトレーンの骨格図、第3図は従来の
車両用自動変速機の制御装置におけるシフト時の回転速
度、伝達トルク、油圧サーボ内の油圧の変化を示すグラ
フ、第4図、第5図、第6図は本発明の車両用自動変速
機の制御装置におけるシフト時の回転速度、伝達トルク
、油圧サーボ内の油圧の変化を示づグラフ、第7図は本
発明の車両用自動変速機の制御装置の油圧回路図、第8
図はその作動説明のための車両用自動変速機の制御装置
におけるシ′ノ1へ時の回転速度、伝達トルク、油圧°
す゛−ボ内のi?!+圧の変化を示すグラフである。 図中 10・・・マニュアル弁 20・・・第1シフト
弁 ′30・・・第2シフト弁 41・・・ショックコ
ン1−ロール弁50・・・タイミング弁 60・・・ア
キュームレータリレー弁 100・・・自動変速機の油
圧制御装置200・・・自動変速機の電子制御装置 1
10・・・自動変速機構400・・・昇圧調整機構 5
00・・・降圧調整機構 600・・・アキュームレー
タリレー機4M51、B2、B3、B4・・・ソレノイ
ド弁 81 、B2 、B3・・・ブレーキ C1、C
2・・・クラッチ B−1、B−2、B−3、C−1、
C−2・・・油圧サーボ代理人 石黒健二 第3図 第4図 第5図 第6図 to ’btztj t4 手続補正書 1.事件の表示 昭和58年特許願第245807号 2、発明の名称 車両用自動変速機の制御装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 愛知県安城市藤井町高根10番地氏 名 アイ
シン・ワーナー株式会礼 代表者 西利昌史

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)各々油圧サーボにより作動される摩擦係合要素の選
    択的係合にJ:り変速がなされる多段式歯車変速機と、 油圧源、該油圧源と前記油圧サーボとの間に設けられた
    手動または自動により作動される複数の油路切換弁、お
    よび前記油路切換弁を制御する複数のソレノイド弁を備
    え、前記各油圧サーボへの作動油の給排を行う油圧制御
    装置と、 車両走行条件に応じて前記ソレノイド弁を制御する電子
    制御装置とからなる車両用自動変速機の制御装置におい
    て、 前記油圧制御装置は、油路切換弁である複数のシフト弁
    、該複数のシフト弁を制御する2つのソレノイド弁S1
    およびS2からなる自動変速機構と、1つのアキューム
    レータ、前記各油圧サーボとアキュームレータとの間に
    設りられ、所定の油圧サーボを選択的に油圧源またはド
    レインボー1・に連絡するアキュームレータリレー弁、
    および車両走行条件に応じて前記アキュームレータリレ
    ー弁を制御するソレノイド弁からなるアキュームレータ
    リレー機構と、 各変速段を達成するために排圧される油圧サーボと、絞
    り付ドレインポートおよび絞りのないドレインポートと
    の連絡を切換える一つの油路切換弁と、該一つの油路切
    換弁を制御するソレノイド弁S3とからなる摩擦係合要
    素の解放時期を調整する油圧サーボの降圧調整機構とを
    備えたことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
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