JPS60143108A

JPS60143108A - 超低圧タイヤ

Info

Publication number: JPS60143108A
Application number: JP58251653A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Kameyama; 亀山　宏; Masayuki Tanaka; 正之田中; Yasuhiro Oba; 大庭　靖洋
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1983-12-28
Filing date: 1983-12-28
Publication date: 1985-07-29
Also published as: JPH0433641B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は不整地走行用の車両の車輪に装着される超低圧
タイヤの改良に関する。

砂地、泥地、雪道等の軟弱面を走行するバギータイプの
自動三輪車、四輪車等の車両にあっては、その車輪にバ
ルーンタイヤと称する超低圧タイヤと装着する。即ち第
７図に示す如くトレッド部１２１に接地抵抗用のブロッ
ク１２２・・・を設けた超低圧タイヤ１２０をホイール
リム１１１に装着する。

この超低圧タイヤ１２０で砂地、泥地、雪道等の軟弱面
を走行すると、第８図に示す如くそのブロック１２２・
・・により軟弱面１４０に凹部１４１　・・・・が生じ
、凹部１４１・・・の前後間に突部１４２・・・　゛が
残るが、タイヤ１２００回転（図示では反時計回り）に
より軟弱面１４０の踏面に残った突部１４２・・・はタ
イヤ１２０のブロック１２２・・・によって根元から崩
れ易いため、駆動力の伝達にロスが生ずる場合があった
。

本発明は以上の事情に鑑みて成されたもので、その目的
とする処は、走行により軟弱面に残る突部を崩れに＜（
シ、タイヤに設けたブロックによる接地抵抗の向上を図
り、駆動力の伝達を向上することができる超低圧タイヤ
を提供するにある。

斯かる目的を達成すべく本発明は、超低圧タイヤに設け
た接地抵抗用のブロックの前後間に該ブロックより低い
突部を設けたことを要旨とする。

以下に本発明の好適実施例を添付図面に基づいて詳述す
る。

第１図はバギータイプの車両の外観斜視図で、実施例で
は自動三輪車を示すが、勿論自動四輪車にも本発明は適
用される。

図示の如く自動三輪車１の車体フレーム２内には内燃エ
ンジン３が搭載され、又フレーム２上には前から順に燃
料タンク４、シート５が載置され、フレーム２下部には
左右のステップ６．６が側方に大きく突設されている。

フレーム２前部にてバーハンドル７と一体に操向操作す
べく支承されたフロントフォーク８，８の下端には前輪
９が軸支され、又フレーム２後部にて枢支された不図示
のりャフォークの後端には後二輪１０．１０のアクスル
軸が軸支されており、このアクスル軸とエンジン３の出
力軸間にはチェーンスプロケット機構等の動力伝達機構
が架設され、従って後二輪１０゜１０は駆動輪をなす。

斯かる自動三輪車１の前輪９及び後輪１０．１０に本発
明の超低圧タイヤ２０・・・を装着する。

即ちタイヤパターンを示す第２図のように１超低圧タイ
ヤ２０のトレッド部２１の中央には放射状に等間隔で略
逆■角型のブロック２２・・・が設けられ、このブロッ
ク２２・・・の両側でそのｙ３２拡開拡開体には六角型
のブロック２３・・・、２３・・・が設けられ、これら
ブロック２３・・・の面外側には略■外側には六角型の
ブロック２５・・・、２５・・・が設げられており、更
にこれらブロック２５・・・の面外側で前記中央のブロ
ック２２・・・と略同位相の両ショルダ一部３１．３１
寄り部には略逆■角型のブロック２６・・・、２６・・
・が設けられている。

斯くしてトレンド部２１にはその幅方向て二連のＶ字形
を成す如く角型ブロック２２，２３．２４・・・が周方
向眞亘って等間隔に突設されている。又■角型のブロッ
ク２２，２４．２６には逃げ溝２２　ａ、２４　ａ、２
６　ａが凹設されている。

そして本実施例では、トレッド部２１の前記二連のＶ字
形を成す角型ブロック２２，２３．２４・・・の周方向
間、即ち前後間に同様に二連のＶ字形を成す突部２７・
・・を幅方向に亘って連続して形成する。この突部２７
は前記ブロックより十分に低く、トレッド部２１０両外
側のＶ字型ブロック２６・・・間まで帯状に形成する。

又この帯状突部２Ｔの角部２７　ｂ、２７　ｃ。

２７ｄ及び両端部２７ｅ、２７４は周方向に幅広く形成
する。

尚タイヤ２００両ショルダ一部３１．３１にはリング状
に突条３２，３２が設けられ、両突条３２．３２からト
レッド部２１に向がって突部３３・・・、３３・・・が
設けられ、両側の突部３３，３３は前記帯状突部２７の
外側に臨んでいる。

次に以上の超低圧タイヤ２０による作用を説明する。

第２図ｍ−ｍ線断面眞基づく第３図に示すように、本超
低圧タイヤ２０で砂地、泥地、雪道等の軟弱面を走行す
ると、その角型ブロック２２・・・により軟弱面４０に
凹部４１・・・が生じ、凹部４１・・・の前後間には突
部４２・・・が残り、高圧タイヤに較べて突部４２・・
・は軟らかくなり易いが、この突部４２・・・はタイヤ
２０に設けた帯状突部２７・・・により圧縮されるため
、軟弱面４ｏに残る突部４２・・・は第４図に示すよう
に、タイヤ２ｏの帯状突部２７・・・の圧縮作用により
踏み固められる如くしてその密度が略円形部４３のよう
に増す。

このように軟弱面４０のタイヤ踏面に残った突部４２が
タイヤ２０のブロック２２・・・の前後間に設けた帯状
突部２７・・・によって踏み固められるため、軟弱面４
０の突部４２・・・はタイヤ２０の回転（図示では反時
計回り）により根元から崩れにくくなり、前部肩部４４
・・・の崩れのみに止めることができる。従ってタイヤ
２０に設けたブロック２２・・・による接地抵抗が向上
し、駆動力の伝達が向上することとなる。

以上において、軟弱面４０に残る突部４２の上面４５の
前後幅り、即ちタイヤ２０のブロック２２・・・の前後
間隔と、タイヤ２０の帯状突部２７の上面２７ａの前後
幅ｔとの関係枢り中２７）、つまり帯状突部２７の前後
幅ｔをブロック２２・・・の前後間隔りの略半分とする
と、良好なる接地抵抗が得られた。

尚第３図及び第４図中４６・・・はタイヤ２０のブロッ
ク２２・・・に凹設した逃げ溝２２ａ・・・により軟弱
面４０の踏面に生じた突起である。

ところで、前記実施例では、タイヤのブロックの前後間
にタイヤ幅方向へ連続する帯状突部を設けたが、第５図
及び第６図に示した変更実施例のように不連続の突部と
しても良い。

本変更実施例のタイヤパターンは図示の如く長方形を成
す角型ブロック２８・・・を千鳥格子状に配し、そのブ
ロック２８・・・の前後間に該ブロックよりも低く、同
様に長方形を成す角型突部２９・・・を設ける。この場
合、角型突部２９の左右幅はブロック２８のそれと略同
等以上とする。

斯かる不連続の角型突部２９・・・によっても前記と同
様の作用効果を奏し得る。

以上の説明で明らかな如く本発明の超低圧タイヤによれ
ば、その接地抵抗用のブロックの前後間に該ブロックよ
り低い突部を設けたため、該突部により砂地、泥地、雪
道等の軟弱面に残る前記ブロック間のタイヤ踏面を圧縮
して踏み固め、踏面の崩れをタイヤの接地抵抗に影響の
ない程度に止めることができ、従って不整地走行用車両
の駆動力伝達の向上を達成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した不整地走行用車両の外観斜視
図、第２図はタイヤノくターンの一部平面図・第°図″
′第′図″−”線７基″″′“て本発明０　□、・作用
を示す断面図、第４図は軟弱面のタイヤ踏面　□を拡大
して示す断面図、第５図はタイヤパターンの変更例を示
す部分平面図、第６図は第５図Ｗ−■線断面図、第７図
は従来の超低圧タイヤの斜視図、第８図はその作用を示
す断面図である。尚図面中１は不整地走行用車両、２０は超低圧タイヤ、
２２，２３．２４・・・はブロック、２１゜２９・・・
は突部、４０は軟弱面、４２・・・はそのタイヤ踏面に
残る突部である。特許　出　願人　本田技研工業株式会社代理人　弁理士
　下　１）容一部間　弁理士　大　橋　邦　音間　弁理士　小　山　有第６図第８図

Claims

【特許請求の範囲】

不整地走行用の車両の車輪に装着する超低圧タイヤにお
いて、その接地抵抗用のブロックの前後間に該ブロック
より低い突部を設けたことを特徴とする超低圧タイヤ。